JPH0550743U - 電力用半導体モジュール - Google Patents

電力用半導体モジュール

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JPH0550743U
JPH0550743U JP11006791U JP11006791U JPH0550743U JP H0550743 U JPH0550743 U JP H0550743U JP 11006791 U JP11006791 U JP 11006791U JP 11006791 U JP11006791 U JP 11006791U JP H0550743 U JPH0550743 U JP H0550743U
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行良 中村
晃一 斉藤
頼秀 土岐
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属ベース基板上の複数の電力用半導体素子
上に夫々端子部材を半田接続させるに当り、ケース外部
に引出された端子部材の上方に設けた夫々の外部配線用
取付穴がずれないようにしてこられの端子部材を半導体
素子上に半田接合できるようにする。 【構成】 金属ベース基板1上に取り付けた複数個の電
力用半導体素子の夫々に端子部材を接続するに当り、隣
り合う電力用半導体素子2、3に接続される2つの端子
部材10、11を左右対称の形状とし、それらが対向し
接触する部分に夫々突起10g、11gと係合孔10
h、11hを有し、一方の端子部材10の突起10gを
他方の端子部材11の係合孔11hに係止して2つの端
子部材10、11を一体化せしめたうえ夫々の半導体素
子2、3に半田接続するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は電力用半導体モジュールに係り、金属ベース基板上の複数個の電力 用半導体素子に電気的に接続される端子部材の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電力用半導体モジュールにおいて、金属ベース基板上に取り付けた複数 個の電力用半導体素子に端子部材を半田取り付けするには、隣り合う電力用半導 体素子に取付ける2つの端子部材の上方に設けた夫々の外部配線用の取付穴がず れないように2つの端子部材をクリップなどによって挟んでおいて半田付けする か、あるいは図4のように夫々に外部配線用取付穴53、54を設けた2つの端 子部材51、52を1つの材料で左右対称に作成し、その中央部に切り込み55 を入れておき、この切り込み55から折り曲げて2つの端子部材を対向させる形 状にして夫々の下端部で隣り合う2つの電力用半導体素子上に夫々半田付けを行 なっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの方法では、前者においては特別なクリップを必要とす ることや、たとえクリップで固定したとしても、それらの端子部材を半導体素子 上に半田付けする時に取付穴がずれて外部配線がしずらいという問題があり、ま た後者においては2つの端子部材を一連に作成するために大きな金型が必要とな り、コストアップになるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は端子部材を電力用半導体素子上に半田取り付けする際の上記した従 来の方法における問題点を解消するべく検討の結果、得られたものである。
【0005】 即ち、この考案は金属ベース基板上に複数個の電力用半導体素子が取り付けら れ、該電力用半導体素子と電気的に接続された端子部材の一方端をケース外部に 引出し、ケース内の電力用半導体素子をシリコーンゴム層およびエポキシ樹脂層 で封止した電力用半導体モジュールにおいて、隣り合う電力用半導体素子に接続 される2つの端子部材が左右対称の形状からなり、それらが対向し接触する部分 に夫々突起と係合孔を有し、一方の端子部材の突起を他方の端子部材の係合孔に 係止して2つの端子部材を一体化したことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
この考案は、上記のように隣り合う電力用半導体素子上に半田取り付けする2 つの端子部材が左右対称の形状からなり、それらの対向接触する上方部分に夫々 突起と係合孔を設け、一方の端子部材の突起を他方の端子部材の係合孔に係止す ることにより、外部配線用の取付穴がずれることなく両端子部材を一体化させて 、夫々の半導体素子上に端子部材をその下端部の半田付けによって取り付けるこ とができるのである。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図により詳細に説明する。
【0008】 図1において、1は銅、鉄などよりなる金属ベース基板であり、該金属ベース 基板1上に電力用半導体素子2、3がモリブデン、タングステンなどの熱緩衝材 4、5を介して夫々半田6、7、8、9によって取り付けられている。そして、 電力用半導体素子2、3には端子部材10、11が半田12、13により取り付 けられている。この2つの端子部材10、11は左右対称の形状で対向しており 、その上方は後述するように両端子部材10、11が一体化されてケース14の 外部に引き出され、引き出された上方部分には外部配線用の取付穴15、16が 設けられている。17はケース14内部に注入口14aから注入したシリコーン ゴムを加熱硬化して形成したシリコーンゴム層、18はシリコーンゴム層17上 に注入して加熱硬化によって形成したエポキシ樹脂層である。
【0009】 図2は図1における端子部材10の側面図であって、10aは半導体素子2と 半田12により接合される接合面であり、10b乃至10fは図1に示す形状と するための折り曲げ部である。15は10f で折り曲げられてケース14の外部に 引出される立上り部分の縁端部中央に設けられた外部配線取付けビスを挿入する ための取付穴であり、その下方には突起10gと係合孔10hが同じ高さで縁端 部から同じ距離に設けられている。
【0010】 なお、端子部材11は既にのべたように端子部材10と左右対称の形状である ので、図2の端子部材を用いて図1に示す形状とすればよい。
【0011】 かくして端子部材10、11のケース14外部に引き出される立上り部分は図 3のように両者が接触し、取付穴15、16は一致し、端子部材10の突起10 gが端子部材11の対応する位置に設けた係合孔11hに係合し、また図示して いないが端子部11の突起は端子部材10の係合孔に係合し、それぞれの係合し た突起をかしめることにより、両端子部材10、11を一体化することができ、 これによって両端子部材の下端部接合面10a、11aと半導体素子2、3との 半田接合を他の装置を用いることなく容易に行なうことができる。
【0012】 図4はこの考案の他の実施例を示すものであり、図1と異なるのは金属ベース 基板1上に熱緩衝材25、26、27、28を介して半田取り付けする電力用半 導体素子を21、22、23、24の4個とし、21、22の半導体素子および 23、24の半導体素子を夫々1組として、21、22の半導体素子には端子部 材29、30が、半導体素子23、24には端子部材31、32が半田接続され ていて、それら端子部材29と30および31と32は図1に示すと同じように 上方の接触部分にて突起と係合孔にて両者が一体化され、またその上方に外部配 線用取付穴を有している。なお図4はケース14の上部を除き、エポキシ樹脂層 33で覆ったものである。
【0013】 また、上記実施例では金属ベース基板1と半導体素子2、3と間に熱緩衝材4 、5を設けたが、熱緩衝材に代えて表面に電気回路を設けた絶縁板を設けて電気 回路側から他の端子部材をケース外部に引き出すようにしてもよい。
【0014】 この考案によれば複数個の電力用半導体素子上に電気的に接続される端子部材 が図1、図4にみられるように左右対称の形状であり、2つの端子部材が接触す る部位に夫々に設けた突起と係合孔により両者が固定一体化されるため、クリッ プや他の装置を用いることなく両端子部材を夫々の半導体素子上に容易に半田接 合することができ、またこれら端子部材の製造に当っては、小さい金型を1つ用 意するだけでよいのでコスト的にも安価に端子部材を得ることができる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案の電力用半導体モジュールにおいては、複数個 の電力用半導体素子の夫々に電気的に接続される端子部材のうち、隣り合う半導 体素子上に接続される2つの端子部材が左右対称の形状であり、それらが対向し 、接触する部分に夫々に突起と係合孔を設けて、一方の端子部材の突起を他方の 端子部材の係合孔に係合せしめてかしめることによって両者を一体化させるため 、両者の外部配線用取付穴がずれることなく、これらの端子部材を半導体素子上 に半田接合することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の電力用半導体モジュールの一実施例
を示す断面図である。
【図2】この考案の端子部材の説明図である。
【図3】この考案における2つの端子部材の接触部の状
態を示す拡大断面図である。
【図4】この考案の電力用半導体モジュールの他の実施
例を示す断面図である。
【図5】従来の端子部材の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 金属ベース基板 2 半導体素子 3 半導体素子 10 端子部材 10g 突起 10h 係合孔 11 端子部材 14 ケース 15 外部配線用取付穴 17 シリコーンゴム層 18 エポキシ樹脂層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 岩本 峰吉 大阪府大阪市東淀川区淡路2丁目14番3号 株式会社三社電機製作所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属ベース基板上に複数個の電力用半導
    体素子が取り付けられ、該電力用半導体素子と電気的に
    接続された端子部材の一方端をケース外部に引出し、ケ
    ース内の電力用半導体素子をシリコーンゴム層およびエ
    ポキシ樹脂層で封止した電力用半導体モジュールにおい
    て、隣り合う電力用半導体素子に接続される2つの端子
    部材が左右対称の形状からなり、それらが対向し接触す
    る部分に夫々突起と係合孔を有し、一方の端子部材の突
    起を他方の端子部材の係合孔に係止して2つの端子部材
    を一体化してなる電力用半導体モジュール。
JP11006791U 1991-12-12 1991-12-12 電力用半導体モジュ―ル Expired - Fee Related JP2502578Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015142018A (ja) * 2014-01-29 2015-08-03 三菱電機株式会社 電力用半導体装置
WO2018020729A1 (ja) * 2016-07-27 2018-02-01 株式会社日立製作所 半導体モジュールおよび半導体モジュールの製造方法

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