JPH0594055A - 平版作成装置 - Google Patents

平版作成装置

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Publication number
JPH0594055A
JPH0594055A JP4391792A JP4391792A JPH0594055A JP H0594055 A JPH0594055 A JP H0594055A JP 4391792 A JP4391792 A JP 4391792A JP 4391792 A JP4391792 A JP 4391792A JP H0594055 A JPH0594055 A JP H0594055A
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JP
Japan
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processing section
printing plate
direct printing
rotary cutting
section
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Pending
Application number
JP4391792A
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English (en)
Inventor
Chikashi Oishi
近司 大石
Yoshimitsu Sato
吉光 佐藤
Hisatsugu Torii
久嗣 鳥居
Akihiro Kanazawa
昭広 金沢
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷物の品質低下を起こすことのない平版印
刷版を製版する。 【構成】 電子写真製版装置10の冷却部46よりもダ
イレクト刷版14の搬送方向下流側には、回転切削処理
部120が配置されている。この回転切削処理部120
のベルトコンベア126の搬送方向中間部近傍の両側方
には、回転切削装置130、132が配置されている。
回転切削装置130、132には、モータ136が設け
られており、このモータ136の回転軸134の先端に
は超硬カッタ140が取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】平版印刷版を液体現像剤で現像す
る平版作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、平版を液体現像剤で現像し、現像
処理後の平版を定着、溶出処理する平版作成装置があ
る。この種の平版作成装置では、平版を現像処理部でト
ナー粒子とキャリア液とからなる液体現像剤で現像す
る。この現像工程では、平版の画像部分にトナー粒子が
付着して、静電潜像が顕像化される。現像された平版
は、定着処理部で加熱されトナー粒子が平版に溶融固着
される。定着処理された平版は次の溶出処理部で非画像
部の溶出が行われる。
【0003】ところで、この種の平板作成装置では、平
版の非画像部分に付着した余剰な液体現像剤が現像処理
後に送風機からの噴出エアーによって吹き飛ばされるよ
うになっているが、平版の側端部に付着した液体現像剤
は送風機からのエアーでは完全には吹き飛ばされない場
合がある。平板作成装置で使用されるトナーは印刷時に
インキが付着し易いように親油性になっているため、側
端部にトナーが付着した状態の平版で印刷を行うと、イ
ンキがトナー画像ばかりでなく側端部に付着したトナー
にも付着する。また、反転現像方式では側端部に付着す
るトナー量が特に多くなる。このため、新聞印刷のよう
に刷版よりも大きいものに印刷をする場合には、側端部
のトナーに付着したインキが転写され、線状の汚れとな
って印刷品質を低下させる問題が生じる。また、通常の
PS版でもこの不具合は皆無でなく、対策が望まれてい
た。
【0004】上記欠点を解消するため、平版の側端部に
水溶性の高分子層を形成させ、溶出処理部において水溶
性の高分子層をトナーと共に除去する方法(特開平2−
62654号公報)や、現像処理部と定着処理部との間
に刷版の側端部に付着したトナーを除去する除去手段を
設けた製版装置(特開平1−261660号公報)等が
提案されている。
【0005】ところが、刷版の側面に水溶性高分子層を
形成する方法では、水溶性高分子材を塗布するため作業
が煩雑になる。また、水溶性高分子材を塗布する際に刷
版の感光体層面に水溶性高分子材が浸み出す場合があ
り、後の現像処理工程において感光体層面の水溶性高分
子材付着部分で現像不良となる恐れがある。
【0006】また、現像処理部と定着処理部の間にトナ
ーの除去手段を設けた製版装置では、刷版側面のトナー
を除去する際に粉体状のトナー(定着処理前であるため
粉体状となっている)の一部が飛散して刷版の画像面に
付着する恐れがある。この状態の刷版が定着処理部へ搬
送されると、定着処理工程で飛散したトナーが画像面に
溶融固着される。このため、印刷時において、飛散した
トナーにインキが付着して汚れの原因となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、印刷物の品質低下を起こすことのない刷版を製版
することのできる平板作成装置を得ることが目的であ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、搬送手段によって所定方向に搬送される平版印刷版
の側端部を面取りするための回転切削処理部を備えたこ
とを特徴としている。
【0009】また、請求項2記載の本発明は、前記回転
切削処理部の直後に液体現像処理部、非画像部樹脂層を
溶出する溶出処理部、水洗処理部、中和処理部、不感脂
化処理部の内の何れか一つの処理部を備えたことを特徴
としている。
【0010】また、請求項3記載の本発明は、前記回転
切削処理部又は前記回転切削処理部の直後に空気流で切
削かすを除去する除去手段を設けたことを特徴としてい
る。
【0011】また、請求項4記載の本発明は、前記回転
切削処理部の直後に液体現像処理部、非画像部樹脂層を
溶出する溶出処理部、水洗処理部、中和処理部、不感脂
化処理部の内の何れか一つの処理部を備えると共に、前
記回転切削処理部、又は前記回転切削処理部と前記何れ
か一つの処理部との間に空気流で切削かすを除去する除
去手段を設けたことを特徴としている。
【0012】また、請求項5記載の本発明は、請求項2
または請求項4記載の平版作成装置において、前記溶出
処理部、前記水洗処理部、前記中和処理部、前記不感脂
化処理部の内の何れか一つの処理部に液体と固体とを分
離する分離手段を設けたことを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1記載の本発明の平板作成装置では、回
転切削処理部によって平版印刷版の画像形成面側の角部
が面取りされると同時に側端部の角部近傍のトナーが除
去される。このように面取り処理された刷版を使用して
印刷を行うと、仮に側端部に付着したトナーにインキが
付着しても、側端部のトナーに付着したインキとが面取
り部分で離間して接触しないので、刷版の側端部のトナ
ーに付着したインキが転写されず印刷品質を低下させる
ことがない。また、本発明では、刷版の寸法(幅及び長
さ)が変わらないので、刷版の側端部を基準にして位置
決めを行うことができる。
【0014】また、請求項2記載の本発明の平板作成装
置では、回転切削処理部での切削かすが、回転切削処理
部の直後に備えられた、液体現像処理部、溶出処理部、
水洗処理部、中和処理部、不感脂化処理部の内の何れか
一つの処理部で水洗されるため、切削かすによって印刷
品質を低下させることがない。
【0015】また、請求項3記載の本発明の平板作成装
置では、回転切削処理部での切削かすが、回転切削処理
部又は回転切削処理部の直後に設けられた除去手段の空
気流によって除去されるため、切削かすによって印刷品
質を低下させることがない。
【0016】また、請求項4記載の本発明の平板作成装
置では、回転切削処理部での切削かすが、回転切削処理
部又は回転切削処理部の直後に設けられた除去手段の空
気流によって除去されると共に、切削かすが、回転切削
処理部の直後に備えられた、液体現像処理部、溶出処理
部、水洗処理部、中和処理部、不感脂化処理部の内の何
れか一つの処理部で水洗されるため、切削かすによって
印刷品質を低下させることがない。
【0017】また、請求項5記載の平版作成装置では、
溶出処理部、水洗処理部、中和処理部、不感脂化処理部
の内の何れか一つの処理部に液体と固体とを分離する分
離手段が設けられている。したがって、平版印刷版の面
取りを行った際の切屑が仮に処理部の処理液に混入して
も、この分離手段によって、固体である平版印刷版の切
屑が処理液と分離されるため、処理液は常に最良の状態
に保たれる。
【0018】
【実施例】
〔第1実施例〕以下本発明の第1実施例を図1〜図7に
したがって説明する。
【0019】図2に示すように、本実施例で用いられる
平版としてのダイレクト刷版14は薄肉板状の電子写真
刷版であり、導電性支持体28の片面に光導電性感光層
30が形成されて画像形成面とされている。導電性支持
体28は、アルミニウム材で形成されており、厚さは約
0.3mmとされている。また、導電性支持体28は光導
電性感光層30との境界面に親水化処理がなされてい
る。なお、光導電性感光層30としては、例えば、有機
導電性感光体が使用される。
【0020】図3に示すように、本発明の適用された平
版作成装置としての電子写真製版装置10には、給版部
12、描画部16、現像定着処理部18、回転切削処理
部120、溶出処理部22、待機部118、パンチヤー
部24及び版曲げ部26が備えられている。
【0021】給版部12は電子写真製版装置10の上流
側(図3の矢印A方向側とは反対方向側)に配置されて
いる。この給版部12はコンベア装置(図示せず)を備
えており、未露光の版材14を図3の矢印A方向へ搬送
する。なお、この電子写真製版装置10では、ダイレク
ト刷版14は長手方向が図3の矢印A方向及び矢印A方
向とは反対方向に沿った方向に配置され各処理が行われ
る。
【0022】図4に示すように、描画部16にはダイレ
クト刷版14を載置する搬送台32が備えられており、
この搬送台32は図示しない搬送手段によって図4の矢
印A方向及び矢印A方向とは反対方向へ移動できる。描
画部16の上側の図4の矢印A方向及び矢印A方向とは
反対方向中間部には、ダイレクト刷版14の光導電性感
光層30をプラスに帯電させる帯電器34が備えられて
おり、この帯電器34の図4矢印A方向側には露光部3
6が配置されている。露光部36には半導体レーザ(図
示せず)が備えられており、帯電後の光導電性感光層3
0のうち画像部へレーザビームを照射し、画像を走査露
光する。なお、描画部16には、露光後のダイレクト刷
版14を図4の矢印A方向へ排版する図示しない挟持爪
が備えられている。
【0023】図3に示すように、描画部16の図3の矢
印A方向側には、現像定着処理部18が配置されてい
る。現像定着処理部18は、現像部38、スクイズ部4
0、乾燥部42、定着処理部としての定着部44及びダ
イレクト刷版14を搬送する搬送装置(図示せず)を備
えている。
【0024】現像部38は現像定着処理部18の上流側
に配置されており、露光後のダイレクト刷版14へ液体
現像剤を付与してダイレクト刷版14の静電潜像を顕在
化する。ここで使用される液体現像剤は一般に、カーボ
ンブラツク等の顔料に分散性、極性制御性、定着性等の
特性を付与する樹脂を吸着させたトナー19の粒子をキ
ヤリア液に分散させたものである。
【0025】なお、現像部38での現像は反転現像で行
われ、プラスに帯電されたダイレクト刷版14をプラス
の電荷を有するトナーで現像する。また、ダイレクト刷
版14のトナーの付着した部位は親油性となる。
【0026】現像部38よりもダイレクト刷版14の搬
送方向下流側(図3の矢印A方向側)にはスクイズ部4
0が配置されている。このスクイズ部40には図示しな
いブロワーが備えられており、ダイレクト刷版14の両
面へエアーを噴出させる。
【0027】スクイズ部40よりもダイレクト刷版14
の搬送方向下流側(図3の矢印A方向側)には、乾燥部
42が配置されている。乾燥部42にはドライヤ(図示
せず)が備えられており、ドライヤの温風でダイレクト
刷版14を乾燥させる。
【0028】乾燥部42よりもダイレクト刷版14の搬
送方向下流側(図3の矢印A方向側)には、定着部44
が配置されている。定着部44は、複数の加熱用ランプ
(図示せず)を備えており、この加熱用ランプの熱によ
ってダイレクト刷版14に付着したトナーの粒子を溶融
して定着させる。
【0029】定着部44よりもダイレクト刷版14の搬
送方向下流側(図3の矢印A方向側)には、冷却部46
が配置されている。冷却部46は送風機(図示せず)を
備えており、この送風機の風によってダイレクト刷版1
4を冷却する。
【0030】冷却部46よりもダイレクト刷版14の搬
送方向下流側(図3矢印A方向側)には、回転切削処理
部120が配置されている。
【0031】図1に示すように、回転切削処理部120
には、本体ベース122の上に冷却部46から搬送され
るダイレクト刷版14を図1の矢印A方向へ搬送するベ
ルトコンベア126が備えられている。ベルトコンベア
126の幅寸法はダイレクト刷版14の幅寸法よりも所
定寸法小さくされている。このため、ベルトコンベア1
26にダイレクト刷版14を載置すると、ダイレクト刷
版14の幅方向側の側端部15がベルトコンベア126
の側端部よりも外方へ所定寸法突出される。
【0032】ベルトコンベア126の上流側の上方に
は、光センサ127が設けられており、ダイレクト刷版
14が冷却部46から回転切削処理部120に搬入され
たか否かを検出して、検出信号を図示されない制御装置
に伝達する。
【0033】さらに、本体ベース122には、ベルトコ
ンベア126の側部近傍に4個のガイドローラ128が
軸支されている。これらのガイドローラ128は、それ
ぞれダイレクト刷版14の側端部15に当接し、ダイレ
クト刷版14の幅方向(図1の矢印B方向及び矢印B方
向とは反対方向)への移動防止用とされる。
【0034】このベルトコンベア126の搬送方向中間
部近傍の両側方には、回転切削装置130、132が配
置されている。
【0035】図5に示すように、研削装置130は、ボ
ツクス138のベルトコンベア126側にスリツト15
0が形成されており、このスリツト150からダイレク
ト刷版14の側端部15がボツクス138の内部へ入り
込める。
【0036】ボツクス138のベルトコンベア126側
には、上面144が水平とされた厚肉部材で形成された
刷版ガイド142が密着して配置されている。刷版ガイ
ド142は、上面144の高さがベルトコンベア126
上面の高さと同一となっており、ベルトコンベア126
の側端から突出されたダイレクト刷版14が下方に下が
らないようにダイレクト刷版14の下面を支持する。
【0037】一方、ボツクス138の上部内壁面には、
回転軸134を水平方向から所定角度θ傾けたモータ1
36が取り付けられている。回転軸134の先端には超
硬カッタ140(例えば、ミニター株式会社製、ロータ
リー・アングロン用超硬カッターZ171)が取り付け
られている。また、超硬カッタ140は回転軸134
に、回転軸134が正転した場合に、刃140Aが、ダ
イレクト刷版14の画像形成面側から、側端部15へ移
動する(図5の矢印C方向へ移動する)向きに固定され
ている。従って、切削面とダイレクト刷版14の画像形
成面との交線部分にばりや逆目が発生し難くなってい
る。
【0038】ボツクス138の反ベルトコンベア126
側の側面には、下部に孔146が形成されている。孔1
46にはダクト148の一端が接続されており、このダ
クト148の他端には図示されない吸引装置が接続され
ている。このため、図示されない吸引装置を作動する
と、吸引スリツト150から外気が吸引されると共にボ
ツクス138内の異物及び切削かすが図示されない吸引
装置に吸引される。
【0039】一方、回転切削装置132も回転切削装置
130と同一構成となっており、ベルトコンベア126
の軸線に対して対称配置されている。また、回転切削装
置132の構成については、回転切削装置130と同一
構成には同一番号を付し、その説明を省略する。
【0040】図3に示すように、回転切削処理部120
よりもダイレクト刷版14の搬送方向下流側(図3の矢
印A方向側)には、溶出処理部22が配置されている。
【0041】図7に示すように、溶出処理部22にはダ
イレクト刷版14にアルカリ溶液を付与してダイレクト
刷版14の非画像部(即ちトナー像が形成された部分以
外の非画像部分)の光導電性感光体層を溶出する溶出部
48、ダイレクト刷版14に付着した余剰なアルカリ溶
液を除去するスクイズ部50、スクイズされたダイレク
ト刷版14を水洗してアルカリ溶液を除去する水洗部5
2、水洗されたダイレクト刷版14にガム液を塗布する
ガム液塗布部54、ガム液が塗布されたダイレクト刷版
14を乾燥させる乾燥部114とダイレクト刷版14を
挟持して搬送する複数の搬送ローラ56、58、60、
62、64、66が備えられている。
【0042】搬送ローラ56は溶出処理部22の上流側
(図7の矢印A方向側とは反対方向側)に配置されてお
り、この搬送ローラ56よりもダイレクト刷版14の搬
送方向下流側(図7の矢印A方向側)に溶出部48が配
置されている。溶出部48には、溶出槽68が備えられ
ており、この溶出槽68に搬送ローラ58、60及び複
数個のガイドローラ88が設けられている。ダイレクト
刷版14はこれらの搬送ローラ58、60及びガイドロ
ーラ88に搬送されて溶出槽68内のアルカリ溶液に浸
漬される。溶出槽68には循環ポンプ84が接続されて
おり、槽内のアルカリ溶液を吸入してノズル86からア
ルカリ溶液をダイレクト刷版14へ噴き付ける。
【0043】また、溶出槽68内のダイレクト刷版14
の光導電性感光層30に対応した位置にはローラ状のブ
ラシ90が配置されている。ブラシ90は図示しないモ
ータ等の回転駆動手段に接続されており、この回転駆動
手段がブラシ90を回転させる。溶出槽68の下端部に
は排水パイプ82が接続されており、槽内の劣化したア
ルカリ溶液をこの排水パイプ82を介して槽外へ排出で
きる。
【0044】溶出槽68よりもダイレクト刷版14の搬
送方向下流側(図7の矢印A方向側)には、スクイズ部
50が配置されており、このスクイズ部50に搬送ロー
ラ62が配置されている。スクイズ部50には受け部9
4が備えられており、ダイレクト刷版14は搬送ローラ
62によって挟持されて表面に付着したアルカリ溶液が
除去される。搬送ローラ62の受け部94側にはローラ
96が搬送ローラ62に密着して配置されており、搬送
ローラ62によって除去されたアルカリ溶液がローラ9
6を介して受け部94に落下する。また、受け部94に
は、除去されたアルカリ溶液を溶出槽68へ戻すための
ポンプ98が連結されている。
【0045】溶出部48よりもダイレクト刷版14の搬
送方向下流側(図7の矢印A方向側)には、水洗部52
が配置されており、この水洗部52に搬送ローラ64が
配置されている。水洗部52には、ローラ状のブラシ1
00及び受水槽102が設けられている。受水槽102
には洗浄水が溜められており、この洗浄水はポンプ10
4によって吸い上げられノズル106からダイレクト刷
版14へ噴き付けられる。ブラシ100はダイレクト刷
版14の光導電性感光層30に対応した位置に配置され
ており、ダイレクト刷版14の光導電性感光層30を洗
浄できる。
【0046】水洗部52よりもダイレクト刷版14の搬
送方向下流側(図7の矢印A方向側)には、ガム液塗布
部54が配置されている。このガム液塗布部54には、
ガム液槽110が備えられており、ガム液槽110にガ
ム液が溜められている。ガム液槽110内のガム液はポ
ンプ112によって吸い上げられノズル114からダイ
レクト刷版14へ噴き付けられる。
【0047】ガム液塗布部54よりもダイレクト刷版1
4の搬送方向下流側(図7の矢印A方向側)には、乾燥
部114が配置されている。乾燥部114には、ドライ
ヤ116が備えられており、このドライヤ116によっ
て、ガム処理後のダイレクト刷版14を乾燥する。
【0048】図3に示すように、溶出処理部22よりも
ダイレクト刷版14の搬送方向下流側(図3の矢印A方
向側)には、待機部118が配置されており、溶出処理
後のダイレクト刷版14がこの待機部118に搬送され
る。待機部118には図示されないコンベア装置が備え
られており、このコンベア装置はダイレクト刷版14を
図3の矢印A方向へ搬送する。
【0049】待機部118よりもダイレクト刷版14の
搬送方向下流側(図3の矢印A方向側)には、パンチヤ
ー部24が配置されている。このパンチヤー部24に
は、ダイレクト刷版14に版掛け時の位置決め用の切欠
を形成するポンチ(図示せず)が備えられている。
【0050】パンチヤー部24よりもダイレクト刷版1
4の搬送方向下流側(図3の矢印A方向側)には、版曲
部26が配置されている。この版曲部26にはダイレク
ト刷版14の長手方向両端部を所定寸法折り曲げる図示
しない折り曲げ装置が備えられている。
【0051】以下に本実施例の作用を説明する。図3に
示すように、未露光のダイレクト刷版14は光導電性感
光層30を上に向けて長手を搬送方向に沿って配置さ
れ、給版部12の図示しないコンベア装置によって描画
部16へ搬送される。図4に示すように、描画部16で
は、ダイレクト刷版14が載置された搬送台32が図示
しない駆動装置によって図4の矢印A方向へ移動され
る。この移動時に、搬送台32上のダイレクト刷版14
は帯電器34によって光導電性感光層30がプラスに帯
電される。ダイレクト刷版14が露光部36の直下へ搬
送されると、図示しない半導体レーザより発せられる原
稿画像に対応したレーザビームが光導電性感光層30の
表面へ照射される。これによって、レーザビームが入射
された入射部分は導電性になり、光導電性感光層30の
入射部位の表面から正の電荷が移動して、画像情報に相
当する静電潜像が形成される。
【0052】静電潜像が形成されたダイレクト刷版14
は、図示しない挟持爪で端部が挟持され、描画部16か
ら現像定着処理部18へ搬出される。
【0053】現像定着処理部18では、ダイレクト刷版
14は現像部38で液体現像剤中の正に帯電されたトナ
ーの粒子が光導電性感光層30の露光された部位に付着
される。
【0054】ダイレクト刷版14がスクイズ部40に至
ると、ダイレクト刷版14の両面に図示されないブロワ
ーからのエアーが吹き付けられ、両面に付着した余剰な
液体現像剤が除去される。その後、ダイレクト刷版14
は乾燥部42に搬送され、図示されないドライヤからの
温風で湿潤したトナーが乾燥される。
【0055】このように現像処理されたダイレクト刷版
14は定着部44へ搬送される。この定着部44におい
て、ダイレクト刷版14に付着したトナーが図示しない
加熱ランプの熱によって溶融固着され定着される。定着
部44で加熱されたダイレクト刷版14は、冷却部46
で送風されて冷却されたのち、回転切削処理部120へ
搬送される。
【0056】図1に示すように、回転切削処理部120
へ搬送されたダイレクト刷版14は、ガイドローラ12
8によって図1の矢印B方向及び矢印B方向側とは反対
方向側の側端部15がガイドされ、ベルトコンベア12
6によって図1の矢印A方向へ搬送される。
【0057】搬送されたダイレクト刷版14の側端部1
5が回転切削装置130、132のスリツト150を挿
通すると、図6に示される如く、モータ136で回転さ
れる超硬カッタ140の刃に、トナー19が着いたダイ
レクト刷版14の側端部15の光導電性感光層30側の
角部が当接して、切削され面取りがなされる。この切削
時に図示しない吸引装置を作動させることによって切削
屑がダクト148を介して吸引装置に吸引される。ま
た、前記吸引時にはスリツト150を介して外気が吸引
されるのでボツクス138の外方に切削屑が飛び散らな
い。なお、ダイレクト刷版14の面取り寸法は肉厚の半
分程度とされる。
【0058】面取り処理後のダイレクト刷版14は、ベ
ルトコンベア126によって溶出処理部22へ搬送され
る。図7に示すように、ダイレクト刷版14は搬送ロー
ラ56によって挟持され、溶出槽68内に搬送されてア
ルカリ溶液に浸漬される。アルカリ溶液に浸漬されたダ
イレクト刷版14は、トナーが付着していない光導電性
感光体層30が、すなわち非画像領域が溶出される。こ
のとき、ダイレクト刷版14の光導電性感光体層30は
ブラシ90によって擦られ、溶出反応が促進される。こ
の溶出処理によって、ダイレクト刷版14のトナーが付
着していない領域は導電性支持体14の親水化処理がな
された面が露出される。また、仮に、ダイレクト刷版1
4に切削屑等が付着されていても、アルカリ溶液で全て
除去される。
【0059】溶出処理後のダイレクト刷版14は、スク
イズ部50で搬送ローラ62に挟持されて表面に付着し
たアルカリ溶液がスクイズされる。スクイズされたアル
カリ溶液はローラ96を介して受け部94へ落下して溜
まる。また、受け部94へ溜まったアルカリ溶液はポン
プ90によって溶出槽68に戻される。
【0060】スクイズされたダイレクト刷版14は水洗
部52に搬送され、ノズル106から洗浄水が噴き付け
られる。さらに、ダイレクト刷版14はブラシ100に
よって擦られ、付着したアルカリ溶液が完全に除去され
る。
【0061】ダイレクト刷版14が搬送されてガム液塗
布部54に至ると、ノズル114からガム液が噴出され
ダイレクト刷版14にガム液が塗布される。ガム処理後
のダイレクト刷版14が搬送されて、ダイレクト刷版1
4が乾燥部114に至るとドライヤ116の熱風によっ
て、ダイレクト刷版14に付着したガム液が乾燥され
る。これによって、ダイレクト刷版14の非画像部分
(トナーの付着していない部分)が親水化される。
【0062】溶出処理部22で処理されたダイレクト刷
版14は、その後待機部118で一旦待機され、検版作
業等を経て、パンチヤー部24へ送られ図示しないポン
チによって版掛け時の位置決め用の切欠が形成される。
【0063】パンチヤー部24で位置決め用の切欠が形
成されたダイレクト刷版14は、版曲部26の図示しな
い折り曲げ装置によってダイレクト刷版14の長手方向
両端部が所定寸法折り曲げられる。以上でダイレクト刷
版14の製版工程が終了する。
【0064】このように、本発明に係る電子写真製版装
置10で製版されたダイレクト刷版14で印刷を行う場
合には、ダイレクト刷版14の側端部15に付着したト
ナー19(図6参照)が回転切削処理部を介して離間さ
れて接触しないので、仮に、側端部15のトナーにイン
キが付着してもこのインキが転写されることがない。ま
た、本実施例では、超硬カッタ140は回転軸134
に、回転軸134が正転した場合に、刃140Aが、ダ
イレクト刷版14の画像形成面側から、側端部15へ移
動する(図5の矢印C方向へ移動する)向きに固定され
ている。従って、切削面とダイレクト刷版14の画像形
成面との交線部分にばりや逆目が発生し難く、これらの
ばりや逆目にインキが付着することが無いため、インキ
が転写されることがない。さらに、本実施例では、切削
時にトナーがダイレクト刷版14の側端部15に定着し
ているため、トナーが飛散することを防止できると共
に、ダイレクト刷版14の寸法(幅及び長さ)が変わら
ないので、刷版の側端部15を基準にして位置決めを行
うことができる。
【0065】なお、本実施例では定着部44の下流側に
ダイレクト刷版14を冷却する冷却部46を設ける構成
としたが本発明はこれに限らず、冷却部46を省いた構
成としてもよい。この場合には、回転切削処理部120
でのダイレクト刷版14の搬送速度を遅くすることによ
って回転切削処理部120でダイレクト刷版14を自然
冷却することができる。
【0066】なお、回転切削処理部120の位置は、水
洗処理前、親水化処理前であっても良く、また、回転切
削処理部120又は回転切削処理部120の直後に空気
流で切削かすを除去する除去手段を設けても良い。
【0067】〔第2実施例〕次に本発明の第2実施例を
図8乃至図10にしたがって説明する。なお、前記実施
例と同一構成に関しては同一符号を付し、その説明は省
略する。
【0068】図8に示すように、本実施例の電子写真製
版装置10では、回転切削処理部120にエアー噴出装
置200が設けられている。このエアー噴出装置200
は図示しないブロアーと、このブロアーから送風された
エアーを導く送風パイプ202と、送風パイプ202の
先端に取付けられたノズル204とから構成されてい
る。
【0069】ノズル204は、回転切削装置132と回
転切削装置130との間のベルトコンベア126上方に
配設されている。ノズル204には、一対の吹出口20
6が設けられており、それぞれがボツクス138のスリ
ツト150へ向けて開口されている。
【0070】したがって、図示しないブロアーを作動さ
せると、吹出口206から吹き出されたエアー(矢印
C)はスリツト150を介してボツクス138内へ流れ
るため、切削屑の除去がさらに確実なものとなる。
【0071】また、本実施例の電子写真製版装置10に
は、回転切削処理部120と溶出処理部22との間に水
冷式の冷却部300が設けられている。
【0072】図9に示すように、冷却部300には、受
け皿312が配置されており、この受け皿312の上方
には、定着部44から搬送されるダイレクト刷版14を
図9の矢印A方向へ導くスプレーベッド314が備えら
れている。
【0073】スプレーベッド314は、夫々、ダイレク
ト刷版14の搬送方向上流側に縦壁部314Aを備えた
断面L字状とされており、ダイレクト刷版14の搬送方
向へ所定の間隙を隔てて互いに平行に配置されている。
【0074】さらに、受け皿312の底部からは、2本
の吸水パイプ318が立設されている。これらの吸水パ
イプ318は、一方が3本に分岐され、各枝部の先端部
318Aが夫々3枚のスプレーベッド314の下部に沿
って配置されている。また、吸水パイプ318の他方
は、3枚のスプレーベッド314の上部において2本に
分岐され、各枝部の先端部318Bが、夫々3枚のスプ
レーベッド314の間隙に沿って配置されている。
【0075】吸水パイプ318の先端部318Aの上面
には、軸方向(図6の紙面垂直方向)に沿って、所定間
隔で円形の貫通孔320が穿設されおり、スプレーベッ
ド314の上壁部314Bには、貫通孔320と同軸的
に円形の貫通孔322が穿設されている。一方、吸水パ
イプ318の先端部318Bの下部には、軸方向(図6
の紙面垂直方向)に沿って、所定間隔で円形の貫通孔3
24が穿設されており、スプレーノズルとされている。
【0076】各吸水パイプ318は受け皿312の底部
を貫通して下方へ延設され、それぞれがコック336を
介したのちに1本にまとめられ、フィルター338、ポ
ンプ340を介して冷却水タンク328に達している。
冷却水タンク328内には、冷却水が満たされている。
【0077】冷却水タンク328の内部には、冷却水の
温度を検出するための温度センサー342が設けられて
おり、この温度センサー342は制御装置344に接続
されている。また、冷却水タンク328は冷却器346
に連結されており、この冷却器346は制御装置344
に連結されている。制御装置344は、冷却水の温度を
一定に保つように冷却器346を作動させる。
【0078】受け皿312の底部には、回収パイプ33
2の一方の端部が連結されており、回収パイプ332の
他方の端部は、冷却水タンク328の上方に配設された
沈澱槽348に達している。
【0079】図10に示すように、沈澱槽348は上部
の開放された矢印A方向及び矢印A方向とは反対方向が
長手とされた箱状とされており、長手方向中間部に設け
られた隔壁350によって内部が長手方向に2分割さ
れ、一方が第1沈澱槽352、他方が第2沈澱槽354
とされている。
【0080】隔壁350の高さ(H2)は、隔壁350
の横幅方向(矢印B方向及び矢印B方向とは反対方向)
の両端部が接続される側壁356、358よりも低くさ
れており、また、第2沈澱槽354の矢印A方向とは反
対方向の側壁360の高さ(H3)は、隔壁350の高
さ(H2)よりも低くされている。なお、回収パイプ3
32の他方の端部は、第1沈澱槽352の内部の底面3
52Aから離れた位置に設定されている。
【0081】冷却部300の下流側端部には、一対のス
クイズローラ326が設けられている。ダイレクト刷版
14は、このスクイズローラ326に挟持されて矢印A
方向側の溶出処理部22へ搬送される。
【0082】本実施例では、回転切削処理部120にエ
アー噴出装置200が設けられているため、図示しない
ブロアーを作動させると、吹出口206から吹き出され
たエアー(矢印C)がスリツト150を介してボツクス
138内へ流れ、切削屑の除去がさらに確実なものとな
る。
【0083】その後、ダイレクト刷版14は冷却部30
0へ搬送され、スプレーベッド314に沿って図9の矢
印A方向へ搬送される。また、光センサ316によっ
て、ダイレクト刷版14が検出されると制御装置344
によって、ポンプ340が作動される。これによって、
冷却水タンク328内の冷却水が汲み上げられ、冷却水
が先端部318Aの貫通孔320から、ダイレクト刷版
14に吹き付けられると共に、先端部318Bの貫通孔
324からも、ダイレクト刷版14に吹き付けられる。
従って、ダイレクト刷版14が速やかに冷却される。ま
た、回転切削処理部120で除去されなかったダイレク
ト刷版14に付着した切削屑は、冷却水が吹きつけられ
た際に完全に除去される。
【0084】ダイレクト刷版14に吹き付けられた冷却
水は、受け皿312、回収パイプ332を介して第1沈
澱槽352へ至る。第1沈澱槽352に冷却水が満たさ
れると、その後冷却水は隔壁350を越えてオーバーフ
ローして第2沈澱槽354へ流れこむ。このとき、ダイ
レクト刷版14の切削屑、即ち本実施例ではアルミ粉
は、第1沈澱槽352の底へ沈澱する。
【0085】さらに、第2沈澱槽354が冷却水で満た
されると、その後冷却水は側壁360を越えてオーバー
フローして冷却水タンク328へ流れこむ。このとき、
第1沈澱槽352で沈澱されなかったダイレクト刷版1
4の切削屑は第2沈澱槽354の底へ沈澱する。
【0086】冷却水で冷却されたダイレクト刷版14
は、スクイズローラ326によって冷却水が搾り取られ
溶出処理部22へ水平に搬送される。 (実験例)本発明の実施例の電子写真製版装置と、比較
例1(超硬カッタ140に代えて砥石、例えばミニター
株式会社製、ロータリー・アングロン用ビニール砥石J
241をモータの回転軸に固定したもの)の電子写真製
版装置と、比較例2(超硬カッタ140に代えてダイヤ
モンドバー、例えばミニター株式会社製、ロータリー・
アングロン用ワイヤラップJ521、J522、J52
3をモータの回転軸に固定したもの)の電子写真製版装
置とによって、夫々傾斜角θを変化させて、ダイレクト
刷版14の側端部15の面取りを行い、製版されたダイ
レクト刷版14で印刷を行い、ダイレクト刷版14の側
端部15に対応する線状の汚れの有無及び大きさを調べ
て、その結果を表1に示した。
【0087】
【表1】
【0088】これらの結果から、比較例1及び比較例2
においては、モータの回転軸の傾斜角θの許容範囲が1
0°〜45°と小さく、傾斜角θがこの範囲を超えた場
合には、切削面とダイレクト刷版14の画像形成面との
交線部分にばりや逆目が発生し易く、これらのばりや逆
目に付着するインキが転写され、線状の汚れが発生す
る。また、比較例1においては、砥石が目づまりし易
く、比較例2においては、切削面の荒れが大きい。よっ
て、実施例の電子写真製版装置が最も優れていることが
明らかになった。
【0089】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明の平板作成装
置では、上記構成としたので印刷物の品質低下を起こす
ことのない平版を製版することのできる優れた効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る平板作成装置の回転
切削処理部を示す斜視図である。
【図2】平版の構造を示す断面図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る平板作成装置の各処
理部の配置を示す平面図である。
【図4】図3の描画部を示す断面図である。
【図5】本発明の第1実施例に係る平板作成装置の回転
切削装置を示す断面図である。
【図6】面取り処理のなされた平版を示す断面図であ
る。
【図7】図3の溶出処理部を示す断面図である。
【図8】本発明の第2実施例に係る平板作成装置の回転
切削処理部を示す斜視図である。
【図9】本発明の第2実施例に係る平板作成装置の冷却
部を示す断面図である。
【図10】本発明の第2実施例に係る平板作成装置の沈
澱槽を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 電子写真製版装置 14 ダイレクト刷版 15 側端部 120 回転切削処理部 130 回転切削装置 132 回転切削装置 348 沈澱槽(分離手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金沢 昭広 神奈川県綾瀬市小園1005番地 富士マイク ログラフイツクス株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送手段によって所定方向に搬送される
    平版印刷版の側端部を面取りするための回転切削処理部
    を備えたことを特徴とする平版作成装置。
  2. 【請求項2】 前記回転切削処理部の直後に液体現像処
    理部、非画像部樹脂層を溶出する溶出処理部、水洗処理
    部、中和処理部、不感脂化処理部の内の何れか一つの処
    理部を備えたことを特徴とする請求項1記載の平版作成
    装置。
  3. 【請求項3】 前記回転切削処理部又は前記回転切削処
    理部の直後に空気流で切削かすを除去する除去手段を設
    けたことを特徴とする請求項1記載の平版作成装置。
  4. 【請求項4】 前記回転切削処理部の直後に液体現像処
    理部、非画像部樹脂層を溶出する溶出処理部、水洗処理
    部、中和処理部、不感脂化処理部の内の何れか一つの処
    理部を備えると共に、前記回転切削処理部、又は前記回
    転切削処理部と前記何れか一つの処理部との間に空気流
    で切削かすを除去する除去手段を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の平版作成装置。
  5. 【請求項5】 前記溶出処理部、前記水洗処理部、前記
    中和処理部、前記不感脂化処理部の内の何れか一つの処
    理部に液体と固体とを分離する分離手段を設けたことを
    特徴とする請求項2または請求項4記載の平版作成装
    置。
JP4391792A 1991-05-27 1992-02-28 平版作成装置 Pending JPH0594055A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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JP3-121051 1991-05-27
JP12105191 1991-05-27

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5826512A (en) * 1995-06-07 1998-10-27 Mitsubishi Chemical Corporation Aluminum planographic printing plate with convexly curved corner
US6431067B1 (en) * 1999-06-17 2002-08-13 Fuji Photo Film Co., Ltd. Planographic printing plate machining device planographic printing plate machining method planographic printing plate

Cited By (3)

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