JPH0622854Y2 - 湿式現像装置の液供給ノズル - Google Patents

湿式現像装置の液供給ノズル

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JPH0622854Y2
JPH0622854Y2 JP6083887U JP6083887U JPH0622854Y2 JP H0622854 Y2 JPH0622854 Y2 JP H0622854Y2 JP 6083887 U JP6083887 U JP 6083887U JP 6083887 U JP6083887 U JP 6083887U JP H0622854 Y2 JPH0622854 Y2 JP H0622854Y2
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誠 荒井
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は湿式現像装置の液供給ノズルに関し、より詳細
には、電子写真複写機、ファクシミリなど湿式現像方式
を採用する画像形成装置に広く適用いうる湿式現像装置
の液供給ノズルに関するものである。
(従来技術) 湿式現像装置として、第4図に示す如き構成のものが知
られている。
これは回転体として構成された感光体10に微小間隔を
保持して回転駆動される現像ローラ131と、この現像ロ
ーラ131の周面上であって感光体10との対向部の反対側
の部位にて現像ローラ131の周面との組合せにより略楔
状の空間200を形成して現像ローラ131の周面に接触して
いるスクレーパ131Aと、上記略楔状の空間200の上方に
て現像ローラ131の軸方向にそう複数の吹出口202A,202
B,202C(第2図,第3図参照)を位置させて設けられた
液供給ノズル204を有している。
液供給ノズル204の一端は第2図に示すように現像タン
クからのホース23に接続されていて、現像液が供給され
るようになっている。
従って、液供給ノズル204に運ばれた現像液は吹出口202
A,202B,202Cのそれぞれから略楔状の空間200に排出され
る。
その際、ノズル内部の管圧に差があり、202A<202B<202C
の関係で吹出量の差が生じ、現像ローラ131の軸方向に
不均一供給となり、異常現像が生じる他、現像後の感光
体10をクリーニングするクリーニングユニツトにおいて
も均一なクリーニング効果を得られないとの問題があ
る。
ちなみに、現像液の不均一供給による異常現像とは、例
えば液の少ない部分に生ずるウロコ画像と称される現像
であり、又、クリーニングユニツトにおける異常とは、
該装置部におけるクリーニングブレードやクリーニング
フォームローラでの希釈効果不均一に伴なう不均一クリ
ーニングである。
(目的) 従って、本考案の目的は、複数の吹出口からの流出量を
均一にすることのできる湿式現像装置の液供給ノズルを
提供することにある。
(構成) 本考案は上記の目的を達成させるため、液供給ノズルの
内部であって、各吹出口間について液供給ノズルの対向
する内壁面より交互に突出するように緩衝壁を設けたこ
とを特徴としたものである。
以下、本考案の一実施例に基づいて具体的に説明する。
第1図に本考案に係る液供給ノズルを示す。なお、繁雑
さを避けるため混同を生じるおそれのない部材は第2
図、第3図と共通の符号を用いている。
図において、吹出口202Aと吹出口202Bとの間の液供給ノ
ズル204の内壁面204Uより直立させて、緩衝壁2が設け
てある。
又、吹出口202Bと吹出口202Cとの間の液供給ノズル204
の内壁面204Dより直立させて、緩衝壁4が設けてある。
上記において、内壁面204Uと内壁面204Dとは互いに対向
する面である。
従って、緩衝壁2と緩衝壁4とは液供給ノズル204の対
向する内壁面より交互にノズル中心より対称形に突出し
ていることになる。
緩衝壁2,4の流路を覆う幅yはノズル幅xの1/2以上
の値で設定される。
上記の如き緩衝壁2,4を設けることにより各吹出口20
2A,202B,202Cでの各圧力は一定となり、各流量も一定と
なる。
次に、本考案の実施に好適な、湿式現像装置を有する転
写電子複写機を説明する。
第5図において、感光体ドラム10は複写時には駆動装置
により一定の速度で矢印方向(時計回り)へ回転駆動さ
れ、メインチャージヤ11により一様に帯電された後、露
光装置により原稿像IMが投影されて感光体上に静電潜像
が形成され、イレーサ12により作像領域外が除電され
る。
感光体ドラム10上の静電潜像は本考案が適用され得る湿
式現像装置13により顕像化され、図示を省略して給紙装
置から破線矢印の如く搬送ローラ14を介して給送されて
きた転写紙Sへ転写チャージャー15により転写される。
この転写紙Sは、分離ローラ16により感光体ドラム10か
ら分離され搬送ベルト17により搬送され、以下、定着器
によりトナーが定着されて外部や排出される。
感光体ドラム10は、転写紙Sの分離後、クリーニングユ
ニット18により残留トナーが除去され、除電器ランプ19
(除電器又は除電チャージャ)により残留電位が除去さ
れて次の複写に備えられる。
以上が複写プロセスの概要である。
湿式現像装置13においては現像容器130内に上から順に
現像ローラ131、現像ローラ132及びスクイズローラ133
がそれぞれ軸支されている。上記各現像ローラ131,132
は各々感光体ドラム10の表面と微小間隔をおいて保持さ
れている。この間隔は例えば0.1mに調整され、図示を省
略した駆動装置により矢印の如く感光体ドラム10と逆方
向(反時計回り)に回転駆動されるようにしてある。
又、現像容器130にその基端部を固定されているスクレ
ーパ131A,132Aの各先端部は、現像ローラ131,132に各々
液溜可能に圧接するとともに、常に現像ローラ上のトナ
ーを清掃するようにしてある。
ここで、液溜可能に圧接する、というのは、現像ローラ
の軸長手方向に長さを有するスクレーパが、その先端自
由端部を現像ローラの周面との関係で略V字状の対向領
域を形成するように、且つ、現像液がこの対向領域に貯
溜され得るように設定することを意味する。従って、該
対向領域には現像液が貯溜される。そこで、以下、対向
領域に貯溜された現像液のことを液溜と称する。
次に液供給ノズル20の吹出口20aの位置は、液溜に気泡
を生じさせないで現像液を供給するべく、第5図に示す
ようにスクレーパ131Aの基端部側に近接対向させた配置
としている。
このように吹出口20aを設定することにより、液溜に流
入する際の飛沫などによる気泡の発生が可及的に軽減さ
れる。
こうして、現像ローラ131を介して感光体ドラム10に向
けて供給された現像液は現像ローラ131と感光体ドラム1
0との対向領域に貯溜され、感光体ドラム10の回転とと
もに漸次感光体上に移り、補助的な現像液供給機能を有
する現像ローラ132を経てスクイズローラ133及びスクレ
ーパ133Aで感光体上から除去されて現像容器130の底部
に開口している回収管21を経てタンク22に回収される。
ちなみに、液供給ノズル20への現像液の供給はタンク22
に配置されたポンプPの働きによりホース23を介して行
なわれる。
なお、ポンプPからの吐出管は上記の他、現像液の濃度
センサ24や攪拌用のノズル25にも接続されている。
スクレーパ131A,132Aの長手方向両端は開放状態となっ
ており、液溜より流れ落ちる。つまり、スクレーパ131A
より流下した現像液はスクレーパ132Aで受けられる。ス
クレーパ132Aより流下した現像液は現像容器130で受け
られる。
各スクレーパ131A,132Aは清掃部材としての機能も果す
べく、各現像ローラの軸方向長さよりも僅かに長くして
ある。例えば、両端各々1〜2mm程現像ローラよりも外
側に突出させてある。
なお、現像ローラは、少なくとも現像プロセス中は地肌
汚れを防止するべく、所謂現像バイアスが印加されてい
るものとする。クリーニングユニット18において符号50
はクリーニングフォームローラ、符号52は絞りローラ、
符号54は拡散板、符号56は液供給ノズル、符号58はクリ
ーニング排液回収口をそれぞれ示す。
(効果) 本考案によれば、各吹出口からの液供給が均一になるの
で現像性能、クリーニング性能が向上し、好都合であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す液供給ノズルの断面
図、第2図は従来技術に係る液供給ノズルの断面図、第
3図は同上図の側面図、第4図は湿式現像装置の断面
図、第5図は本考案の実施に適する転写型電子複写機の
概略構成図である。 2……緩衝壁、202A,202B,202C……吹出口、 204……液供給ノズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転体として構成された感光体に微小間隔
    を保持して回転駆動される現像ローラと、上記現像ロー
    ラ周面上であって上記感光体との対向部の反対側の部位
    にて上記現像ローラ周面との組合せにより略楔状の空間
    を形成して上記現像ローラ周面に接触しているスクレー
    パと、上記略楔状の空間上方にて上記現像ローラの軸方
    向にそう複数の吹出口を位置させて設けられた液供給ノ
    ズルを有する湿式現像装置において、 上記液供給ノズルの内部であって、各吹出口間につい
    て、上記液供給ノズルの対向する内壁面より交互に突出
    するように緩衝壁を設けたことを特徴とする湿式現像装
    置の液供給ノズル。
JP6083887U 1987-04-22 1987-04-22 湿式現像装置の液供給ノズル Expired - Lifetime JPH0622854Y2 (ja)

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JPS63168460U JPS63168460U (ja) 1988-11-02
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