JP2883496B2 - 平版作成装置 - Google Patents

平版作成装置

Info

Publication number
JP2883496B2
JP2883496B2 JP17711692A JP17711692A JP2883496B2 JP 2883496 B2 JP2883496 B2 JP 2883496B2 JP 17711692 A JP17711692 A JP 17711692A JP 17711692 A JP17711692 A JP 17711692A JP 2883496 B2 JP2883496 B2 JP 2883496B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing plate
direct printing
side end
chamfering
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP17711692A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0619224A (ja
Inventor
吉光 佐藤
哲雄 竹市
昭広 金沢
浩一 奥津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP17711692A priority Critical patent/JP2883496B2/ja
Publication of JPH0619224A publication Critical patent/JPH0619224A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2883496B2 publication Critical patent/JP2883496B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wet Developing In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】平版印刷版を液体現像剤で現像し
たのち定着、溶出処理を行う平版作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、平版印刷版を液体現像剤で現像
し、現像処理後の平版を定着、溶出処理する平版作成装
置がある。この種の平版作成装置では、平版印刷版を現
像処理部でトナー粒子とキャリア液とからなる液体現像
剤で現像する。この現像工程では、平版印刷版の画像部
分にトナー粒子が付着して、静電潜像が顕像化される。
現像された平版印刷版は、定着処理部で加熱されトナー
粒子が平版印刷版に溶融固着される。定着処理された平
版印刷版は次の溶出処理部で非画像部の溶出が行われ
る。
【0003】ところで、この種の平版作成装置では、平
版印刷版の非画像部分に付着した余剰な液体現像剤が現
像処理後に送風機からの噴出エアーによって吹き飛ばさ
れるようになっているが、平版印刷版の側端部に付着し
た液体現像剤は送風機からのエアーでは完全には吹き飛
ばされない場合がある。平版作成装置で使用されるトナ
ーは印刷時にインキが付着し易いように親油性になって
いるため、側端部にトナーが付着した状態の平版印刷版
で印刷を行うと、インキがトナー画像ばかりでなく側端
部に付着したトナーにも付着する。また、反転現像方式
では側端部に付着するトナー量が特に多くなる。このた
め、新聞印刷のように刷版よりも大きいものに印刷をす
る場合には、側端部のトナーに付着したインキが印刷物
に転写され、線状の汚れとなって印刷品質を低下させる
問題が生じる。
【0004】上記欠点を解消するため、平版印刷版の側
端部に水溶性の高分子層を形成させ、溶出処理部におい
て水溶性の高分子層をトナーと共に除去する方法(特開
平2−62654号公報)が提案されている。
【0005】ところが、刷版の側面に水溶性高分子層を
形成する方法では、水溶性高分子材を塗布するため作業
が煩雑になる。また、水溶性高分子材を塗布する際に刷
版の感光体層面に水溶性高分子材が浸み出す場合があ
り、後の現像処理工程において感光体層面の水溶性高分
子材付着部分で現像不良となる恐れがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、印刷物の品質低下を起こすことがない平版印刷版
を作業を煩雑にすることなく製版することのできる平版
作成装置を提供することが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
平版印刷版を液体現像剤で現像したのち定着、溶出処理
を行う平版作成装置であって、定着処理部よりも平版印
刷版の搬送方向下流側に設けられ平版印刷版の搬送方向
とは交差する方向側で、かつ画像形成面側の角部を面取
りする面取り手段と、前記面取り手段に連結され前記平
版印刷版の側端部の少なくとも2点あるいは所定長さ当
接して前記側端部と前記面取り手段との相対位置を一定
に保つ第1ガイドと、前記第1ガイドに連結され前記第
1ガイドを所定の回転軸を中心として回転自在に支持
し、かつ、前記側端部から接離する方向へ移動自在に支
持するガイド支持手段と、前記第1ガイドを前記側端部
へ付勢する付勢手段と、を備えたことを特徴としてい
る。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の平
版作成装置において、前記平版印刷版の画像形成面側で
かつ前記面取り手段の近傍に、前記平版印刷版を面取り
する際に発生する面取り屑を吸引する吸引手段の吸引口
を設けたことを特徴としている。
【0009】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは請求項2記載の平版作成装置において、前記ガイド
手段を前記側端部に対して接離する方向へ移動させて前
記面取り手段を前記側端部に接離させる移動手段と、前
記平版印刷版の搬送方向両端部から所定寸法は前記面取
り手段を前記側端部から離間させ、前記平版印刷版の搬
送方向中間部の所定範囲は前記面取り手段を前記側端部
に当接させて前記側端部を面取りするように前記移動手
段の作動を制御する制御手段と、を備えたことを特徴と
している。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明の平版作成装置によれば、
定着終了後の平版印刷版が搬送されると、面取り手段に
よって平版印刷版の搬送方向とは交差する方向側で画像
形成面側の角部が面取りされると共に側端部の角部近傍
に付着したトナーが除去される。
【0011】この平版作成装置では、面取り手段が平版
印刷版の側端部の少なくとも2点あるいは所定長さ当接
して側端部と面取り手段との相対位置を一定に保つ第1
ガイドに連結されており、第1ガイドは、所定の回転軸
を中心として回転自在に支持し、かつ、側端部から接離
する方向へ移動自在に支持するガイド支持手段に連結さ
れ、さらにこの第1ガイドは付勢手段によって側端部へ
付勢されている。
【0012】したがって、平版印刷版に寸法誤差があっ
たり、平版印刷版が搬送方向に対して交差する方向にず
れたり、また側端部が搬送方向と傾斜していても、付勢
手段によって付勢された第1ガイドは、所定の回転軸を
中心として回転し、側端部から接離する方向へ移動して
側端部の少なくとも2点あるいは所定長さ当接して側端
部と面取り手段との相対位置を一定に保つ。このため、
面取り手段は画像形成面側の角部を一定の寸法で面取り
することができる。
【0013】このように面取り処理された平版印刷版を
使用して印刷を行うと、仮に側端部に付着したトナーに
インキが付着しても、側端部のトナーに付着したインキ
は面取り部分を介するので印刷物に接触しない。したが
って、本発明の平版作成装置によって製版された平版印
刷版を用いることによって、高品質の印刷物を得ること
ができる。
【0014】また、側端部の全面を切削することがない
ため、平版印刷版の寸法(幅及び長さ)が変わらず、平
版印刷版の側端部を基準にして位置決めを行うことがで
きる。
【0015】また、請求項2記載の発明の平版作成装置
によれば、平版印刷版の画像形成面側でかつ面取り手段
の近傍に、平版印刷版を面取りする際に発生する面取り
屑を吸引する吸引ダクトを設けたので、確実に面取り屑
を吸引除去することができ、面取り屑を画像形成面に付
着させることがない。したがって、面取りされた平版印
刷版は、後の処理工程へ品質上問題となる面取り屑を持
ち込むことがなく、高品質な画像形成面を保つことがで
きる。
【0016】また、請求項3記載の発明によれば、請求
項1または請求項2記載の平版作成装置には、ガイド手
段を側端部に対して接離する方向へ移動させて面取り手
段を側端部に接離させる移動手段と、平版印刷版の搬送
方向両端部から所定寸法は面取り手段を側端部から離間
させ、平版印刷版の搬送方向中間部の所定範囲は面取り
手段を前記側端部に当接させて側端部を面取りするよう
に移動手段の作動を制御する制御手段と、が備えられて
いるので、平版印刷版の搬送方向両端部から所定寸法は
面取りがされない。したがって、平版印刷版の四隅角部
を鋭角にすることがなく、その後の作業において怪我等
の危険を防止することができる。
【0017】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1〜図16にした
がって説明する。
【0018】図2に示すように、本実施例で用いられる
平版印刷版としてのダイレクト刷版14は薄肉板状の電
子写真刷版であり、導電性支持体28の片面に光導電性
感光層30が形成されて画像形成面とされている。導電
性支持体28は、アルミニウム材で形成されており、厚
さは約0.3mmとされている。また、導電性支持体28
は光導電性感光層30との境界面に親水化処理がなされ
ている。なお、光導電性感光層30としては、例えば、
有機光導電性感光体が使用される。
【0019】図3に示すように、本発明の適用された平
版作成装置としての電子写真製版装置10には、ダイレ
クト刷版14の搬送方向上流側に描画部16が配設され
ており、描画部16の図3の矢印B方向には、排版部1
2が配設されている。排版部12の図3矢印A方向に
は、現像定着処理部18、溶出処理部22、待機部11
8が順に配設されており、待機部118の図3矢印B方
向とは反対方向には、パンチヤー部24及び版曲げ部2
6が配設されている。
【0020】(描画部16)図4に示すように、描画部
16にはダイレクト刷版14を載置する搬送台32が備
えられており、この搬送台32は図示しない搬送手段に
よって図4の矢印A方向及び矢印A方向とは反対方向へ
移動できる。なお、ダイレクト刷版14は、長手方向が
矢印A方向及び矢印A方向とは反対方向に沿って搬送台
32へ載置される(図3参照)。
【0021】描画部16の上側の図4の矢印A方向及び
矢印A方向とは反対方向中間部には、ダイレクト刷版1
4の光導電性感光層30をプラスに帯電させる帯電器3
4が備えられており、この帯電器34の図4矢印A方向
側には露光部36が配置されている。露光部36には半
導体レーザ(図示せず)が備えられており、帯電後の光
導電性感光層30のうち画像部へレーザビームを照射
し、画像を走査露光する。なお、描画部16には、露光
後のダイレクト刷版14を排版部12へ排版する図示し
ない挟持爪が備えられている。
【0022】(排版部12)図3に示すように、排版部
12にはコンベア装置(図示せず)が備えられており、
露光後のダイレクト刷版14を図3の矢印A方向の現像
定着処理部18へ搬送する。
【0023】(現像定着処理部18)現像定着処理部1
8には、ダイレクト刷版14を図3矢印A方向に搬送す
るベルトコンベア126(図3には図示せず)が設けら
れており、また、図3矢印A方向に沿ってダイレクト刷
版14の搬送方向上流側(図3矢印A方向とは反対方向
側)から現像部38、スクイズ部40、乾燥部42、定
着部44、回転切削処理部120及び水洗部としての水
冷部300が順に配設されている。なお、ベルトコンベ
ア126のベルトは絶縁性の材料が使用されており、帯
電されたダイレクト刷版14の電荷が逃げないようにさ
れている。
【0024】現像部38は、露光後のダイレクト刷版1
4へ液体現像剤を付与してダイレクト刷版14の静電潜
像を顕在化する。ここで使用される液体現像剤は一般
に、カーボンブラック等の顔料に分散性、極性制御性、
定着性等の特性を付与する樹脂を吸着させたトナー19
の粒子をキヤリア液に分散させたものである。なお、現
像部38での現像は反転現像で行われ、プラスに帯電さ
れたダイレクト刷版14をプラスの電荷を有するトナー
で現像する。また、ダイレクト刷版14のトナー19の
付着した部位は親油性となる。
【0025】スクイズ部40には、図示しないブロワー
が備えられており、ダイレクト刷版14へエアーを噴出
させる。
【0026】乾燥部42には、ドライヤ(図示せず)が
備えられており、ドライヤはダイレクト刷版14へ温風
を送風する。
【0027】定着部44には、複数の加熱用ランプ(図
示せず)が備えられており、加熱用ランプの熱によって
ダイレクト刷版14に付着したトナーの粒子を溶融して
定着させる。
【0028】図1に示すように、ベルトコンベア126
の幅寸法BWはダイレクト刷版14の幅寸法DWよりも
所定寸法小さくされている。このため、ベルトコンベア
126にダイレクト刷版14を載置した場合、ダイレク
ト刷版14の側端部15がベルトコンベア126の側端
部126Aよりも外方へ所定寸法突出される。
【0029】ベルトコンベア126の上方には定着部4
4の下流側直後に、センサ128が設けられており、ダ
イレクト刷版14が定着部44から回転切削処理部12
0に搬入されたか否かを検出して、検出信号を図示され
ない制御装置に伝達する。
【0030】(回転切削処理部120)図1に示すよう
に、ベルトコンベア126の搬送終端部側には、搬送方
向(矢印A方向)に対して交差する両側の側壁18Aの
上端に、側壁18A間を横断するフレーム400が取り
付けられている。フレーム400は上下方向に延び、互
いに平行とされた脚板400Aを有しており、脚板40
0Aの下端部には外方に延びる横板400Bが設けられ
ている。横板400Bは側壁18Aの上端に、図示しな
い螺子により固定されている。なお、側壁18Aの上端
には位置決めピン408が固着されており、位置決めピ
ン408が横板400Bに穿孔された孔410に係合す
ることによって、フレーム400の取り付け位置が決ま
るようになっている。
【0031】フレーム400の水平部分400Cは断面
がコ字状を呈しており、現像定着処理部側(矢印A方向
とは反対方向側)には下方へ延びる一対の軸受け部41
2が設けられている。
【0032】図1及び図5に示すように、軸受け部41
2には、下端部同士を連結するように軸414が取り付
けられており、この軸414の中間部には、所定の間隔
で4個のベアリング416が回転自在に取り付けられて
いる。これらのベアリング416の下端部は、ベルトコ
ンベア126の搬送面よりも所定寸法上方に位置し、ダ
イレクト刷版14の変形を抑える役目を有している。
【0033】フレーム400の下方には、ダイレクト刷
版14の搬送面よりもさらに下方に、側壁18A間を横
断し、搬送方向と直交するように直線運動ベアリング用
のガイド支持手段を構成するスプライン軸418が配設
されている。このスプライン軸418の両端部は、脚板
400Aの内面に螺子止めされたブロック420に固定
されている。
【0034】スプライン軸418には、軸方向両側に回
転切削装置422、424が設けられている。回転切削
装置422、424は、ガイド支持手段を構成するベア
リング支持ブロック426を備えており、このベアリン
グ支持ブロック426にスプライン軸418が挿入され
た直線運動ベアリング(図示せず)が内蔵されている。
なお、この直線運動ベアリングはスプライン軸418の
軸方向にのみ動くことができ、スプライン軸418に対
して回転はできないようにされている。
【0035】ベアリング支持ブロック426の上面に
は、ガイド支持手段を構成する第1支持ベース430が
水平に取り付けられている。図6に示すように、第1支
持ベース430の現像定着処理部側(矢印A方向側とは
反対方向側)端部には、軸方向が上下方向とされたベア
リング434が取り付けられており、このベアリング4
34は、回転軸436を回転自在に支持している。
【0036】第1支持ベース438の上方には、厚肉の
樹脂板(本実施例では、ジュラコンの板)で形成された
ガイド支持手段を構成する第2支持ベース440が水平
に配設されている。
【0037】第2支持ベース440のほぼ中央部には前
記回転軸436の上部が固定されている。これによっ
て、第2支持ベース440は回転軸436を回転中心と
して回転自在とされている。
【0038】図1に示すように、第2支持ベース440
は、現像定着処理部側(矢印A方向とは反対方向側)
で、かつ、他方の第2支持ベース440と向かい合う側
の角部分に略矩形の切欠部442が形成されている。こ
の切欠部442は、側壁18Aに沿った側面の角部分が
傾斜しており、現像定着処理部側(矢印A方向とは反対
方向側)に向かい合う側面の上側角部分が大きく面取り
されている。
【0039】また、第2支持ベース440は、側壁18
Aに沿った切欠部442の側面の延長線を境にして側壁
18A側が一段下がった下段面440Aとされ、反対側
は上段面440Bとされている。
【0040】なお、上段面440Bの上面、前述したベ
ルトコンベア126の上面及び側壁18Aの上面は、全
て同一高さに設定されている。
【0041】図7(A)に示すように、下段面440A
には、側端部ガイドローラ444、446、448、4
50、452、454がダイレクト刷版14の搬送方向
上流側から順番に配列されている。側端部ガイドローラ
444、446、448、450、452、454は下
段面440Aに立設された図示しない支持軸へ回転自在
に支持されている。
【0042】図8に示すように、側端部ガイドローラ4
44は、両端シール付きのボールべアリング456にス
テンレス製の防塵キャップ458が被せられた構造とな
っており、切削屑等の塵がベアリング内に入り込んで回
転に影響しないようにされている(他の側端部ガイドロ
ーラ446、448、450、452、454も同一の
構成とされている)。
【0043】図7(A)に示すように、詳しくは、端部
ガイドローラ450、452、454は、下段面440
Aと上段面440Bとの段差面440Cの延長線に沿っ
て直線上に配列され、端部ガイドローラ444、44
6、468は、現像定着処理部側(矢印A方向とは反対
方向側)へ向かうにしたがって側壁18A側に接近する
ように配設されている。なお、端部ガイドローラ45
0、452、454は、端部ガイドローラ444、44
6、468よりも径が小さく設定されている。また、端
部ガイドローラ448、450、452、454は、搬
送経路側の端部が同一直線上にあり、上段面440Bと
下段面440Aとの段差部分440Cよりも所定寸法側
壁18A側に位置している。
【0044】図1に示すように、下段面440Aには、
端部ガイドローラ450、452、454の側壁18A
側に断面L字型の取付プレート460が取付られてい
る。図7(A)に示すように、取付プレート460は、
長手方向が段差部分440Cに沿って配設され、垂直面
には、搬送経路側へ伸びる軸462の一端が固定されて
いる。図1、7、8に示すように、軸462は、垂直面
に2本固定されており、これらは互いに平行とされ、か
つ上段面440Bとも平行とされている。
【0045】図8に示すように、軸462の先端には、
上面押さえローラ468が回転自在に取付られている。
図8に示すように、この上面押さえローラ468は、ボ
ールべアリング470の外輪をステンレスリング472
で被せた構成とされ、さらに両端には、ドーナツ状のシ
ールワッシャ474が配設され、切削屑等の塵がベアリ
ング内に入り込んで回転に影響しないようにされてい
る。なお、上面押さえローラ468は、上段面440B
の上方に位置しており、上段面440Bにダイレクト刷
版14が載置された際に、下端部がダイレクト刷版14
の上面から所定寸法(0.5〜0.7mm)上側へ位置す
るように取り付けられている。
【0046】図9に示すように、第2支持ベース440
の下面には、モーター取付金具476が位置調整可能に
取り付けられている。このモーター取付金具476と、
下段面440Aの上に載置された移動ブロック478と
で第2支持ベース440を挟んでおり、移動ブロック4
78の貫通孔(図示せず)と第2支持ベース440の貫
通孔(図示せず)とを貫通した螺子480がモーター取
付金具476に形成された雌ねじに螺合している。な
お、第2支持ベース440の貫通孔(図示せず)は螺子
480の外径よりも大きく形成されているため、螺子4
80を緩めればモーター取付金具476は水平方向にそ
の位置を調整することができる。
【0047】モーター取付金具476には、モーター4
82が取り付けられている。このモーター482は、第
2支持ベース440に対して傾斜して取り付けられてい
る。回転軸482Aの軸芯483は、図9に示すよう
に、第2支持ベース440とのなす角度θ1が本実施例
では50°とされ、さらに、図7(A)に示すように、
段差面440Cの垂線441に対し軸先端側が搬送経路
側へ傾斜され、軸芯483と垂線441とのなす確度θ
2が10°とされている。なお、回転軸482Aの傾斜
角度はこれら以外の角度であっても良い。
【0048】図9に示すように、回転軸482Aの先端
にはチャック484が固定されており、このチャック4
84には、面取り手段としての円柱状の超硬カッタ48
6(例えば、ミニター株式会社製、ロータリー・アング
ロン用超硬カッターZ171)が取り付けられている。
なお、回転切削装置422の超硬カッタ486の回転方
向は、先端から見て時計周り方向とは反対方向であり、
回転切削装置424の超硬カッタ486の回転方向は、
先端から見て時計周り方向である。
【0049】図7(A)及び図9に示すように、第2支
持ベース440には、側端部ガイドローラ450と側端
部ガイドローラ452との間に矩形貫通孔488が形成
されている。超硬カッタ486はこの矩形貫通孔488
を斜め上方へ突き抜け、先端がダイレクト刷版14の搬
送面よりも上方に位置している。超硬カッタ486は、
ダイレクト刷版14の側端部15が少なくとも側端部ガ
イドローラー450と側端部ガイドローラー452との
両方に当接した際に、側端部15の画像形成面側角部に
当接して、所定寸法を面取りできるようになっている。
【0050】図9に示すように、上段面440Bには、
移動ブロック478よりも側壁18A側に固定ブロック
490が固定されている。この固定ブロック490に
は、雌ねじが形成されており、この雌ねじには、移動ブ
ロック478へ向けて突出する螺子492が螺合されて
いる。この螺子492の軸方向は、第2支持ベース44
0を上から見た際にモーター482の回転軸482Aの
軸芯と一致している(図7(A)参照)。このため、螺
子492を締めることにより、移動ブロック478を押
圧して移動して、超硬カッタ486の位置を調整し、面
取り寸法を変更することができる。なお、このモーター
482は前述した図示されない制御装置に連結され作動
が制御される。
【0051】図7(A)に示すように、スプライン軸4
18には、ベアリング支持ブロック426の搬送経路側
に第1ストッパーリング494が固定されており、ベア
リング支持ブロック426よりも側壁18A側に第2ス
トッパーリング496が固定されている。
【0052】第1ストッパーリング494の位置は、ベ
アリング支持ブロック426が第1ストッパーリング4
94に当接した際に、搬送されてくるダイレクト刷版1
4の搬送方向先端角部が、側端部ガイドローラ444の
回転中心よりも搬送経路側に当たるような位置とされ、
また、第2ストッパーリング496の位置は、ベアリン
グ支持ブロック426が第2ストッパーリング496に
当接した際に、超硬カッタ486がダイレクト刷版14
の側端部15から所定寸法以上離れる位置とされてい
る。
【0053】さらに、スプライン軸418には、第1ス
トッパーリング494よりも搬送経路側にリング498
が固定されている。このリング498には付勢手段とし
ての引張コイルスプリング502の一方が係止されてい
る。引張コイルスプリング502の他方は第1支持ベー
ス438の搬送経路側の角部に係止されている。この引
張コイルスプリング502によって第1支持ベース43
8は搬送経路側へ常に引っ張られている。
【0054】また、スプライン軸418には、第1スト
ッパーリング494とリング498との間にエアシリン
ダ固定ブロック506が固定されている。エアシリンダ
固定ブロック506には、アングル508が固定されて
おり、このアングル508には移動手段の一部を構成す
るエアシリンダ510が固定されている。
【0055】このエアシリンダ510は、移動手段の一
部を構成する図示しないコンプレッサーへ同じく移動手
段の一部を構成するチューブ512及び図示しない電磁
弁を介して連結されており、シリンダロッド510Aが
スプライン軸418の軸線方向に沿って出入りするよう
になっている。シリンダロッド510Aは、エアが供給
されない時には、図示しない内蔵されたスプリング(図
示せず)によって引っ込んでおり、所定のエアが供給さ
れると突出すようになっている。なお、前記電磁弁は制
御手段としての図示しない制御装置によって作動が制御
される。
【0056】このシリンダロッド510Aの先方には、
第1支持ベース438の側面に固定された当接板514
が位置している。シリンダロッド510Aが突出した場
合には、回転切削装置422、424が押されて側端部
15側へ移動し、ベアリング支持ブロック426が第2
ストッパーリング496に当接して停止する。一方、シ
リンダロッド510Aが引っ込んだ場合には、回転切削
装置422、424は引張コイルスプリング502によ
って引っ張られ、ベアリング支持ブロック426が第1
ストッパーリング494に当接する(図7(A)参
照)。
【0057】また、第1支持ベース438の上面には、
第2支持ベース440のダイレクト刷版搬送方向下流側
端面よりも、搬送方向下流側(矢印A方向)に回転スト
ッパ516が固定されている。第2支持ベース440の
ダイレクト刷版搬送方向上流側(矢印A方向方向とは反
対方向側)の搬送経路側の角部下面には、付勢手段とし
ての引張コイルスプリング518の一方が係止されてお
り、この引張コイルスプリング518の他方は、第1支
持ベース430の角部下面に係止されている。この引張
コイルスプリング518によって、回転切削装置424
の第2支持ベース440は回転軸436を回転中心とし
て時計周り方向に、回転切削装置422の第2支持ベー
ス440は回転軸436を回転中心として時計周り方向
とは反対方向に付勢されており、通常は第2支持ベース
440が回転ストッパ516に当接した図7(A)の状
態である。なお、前記回転軸436は側端部ガイドロー
ラ444、446、448、450、452、454よ
りも搬送経路側に位置している。
【0058】なお、引張コイルスプリング502及び引
張コイルスプリング518は、端部ガイドローラ44
4、446、448、450、452、454がダイレ
クト刷版14に当接した際にダイレクト刷版14を変形
させず、かつ、超硬カッタ168がダイレクト刷版14
を確実に面取りできるように、ばね定数が設定されてい
る。
【0059】図5、6、7(A)に示すように、超硬カ
ッタ486の上方には、超硬カッタ486の先端をほぼ
中心として、側端部ガイドローラ448、450、45
2、454及び上面押さえローラ468を覆い隠すよう
に、下面が開口された吸引口としての吸引ノズル520
が配設されている(図7(B)では、吸引ノズル520
の囲まれる範囲を2点鎖線で指示)。吸引ノズル520
の下端は第2支持ベース440の上段面440Bに載置
されるダイレクト刷版14の上面よりも若干の隙間を設
けて位置している。図1及び図10に示すように、吸引
ノズル520には、矢印A方向側の側面にダクト522
が、矢印A方向側とは反対方向側の側面にダクト524
が、搬送経路側の側面にダクト526が、側壁18A側
の側面にダクト528が、上側面にダクト530が、そ
れぞれ吸引ノズル520の内部と連通するように連結さ
れている(図1ではダクトは図示を省略している。)。
【0060】ダクト522、528、530の他端には
図示されないフィルターを介して吸入手段を構成する切
削屑回収ブロアが連結されており、ダクト524、52
6の他端には、図示されない送風ブロアが連結されてい
る。したがって、送風ブロア及び切削屑回収ブロアを作
動すると、超硬カッタ168によって切削されたダイレ
クト刷版14の切削屑はダクト524、526からの送
風を受け、ダクト522、528及びダクト530を介
して図示されないフィルターに回収される。なお、この
フィルターとしては、一般家庭用真空掃除機の紙フィル
ター等を用いることができる。
【0061】図1に示すように、吸引ノズル520より
もダイレクト刷版14の搬送方向下流側(矢印A方向)
には、一対の送風ノズル540が配設されている。図6
に示すように、これらの送風ノズル540は、上下方向
に薄い箱状とされ、回転切削装置422、424側にダ
イレクト刷版14と平行とされたスリット状の開口部5
42を有している。
【0062】図1に示すように、このこれらの送風ノズ
ル540は向かい合う側の端部が、フレーム400の水
平部分400Cから垂下された一対のシャフト544に
支持されている。なお、送風ノズル540はダクト54
6を介して図示されない送風ブロアに連結されており、
図11に示すように、ダイレクト刷版14の搬送路中央
側から斜め外側で、かつ吸引ノズル520へ向かってエ
アーを噴出している。すなわち、本実施例では、超硬カ
ッタ168の回転方向により、切削屑が主として搬送方
向下流側へ飛散するため、送風ノズル520からエアー
を噴出することにより、吸引ノズル520の下端部とダ
イレクト刷版14との間の隙間からの切削屑の飛び出し
が防止される。
【0063】なお、次ぎに説明する水冷部300の受け
皿312からは、ダイレクト刷版14の下面を支持する
下面支持板450がベルトコンベア126の搬送方向後
端部近傍まで延びている。
【0064】図12に示すように、冷却部300の下部
には、受け皿312が配置されており、この受け皿31
2の上方には、定着部44から搬送されるダイレクト刷
版14を図12の矢印A方向へ導く3枚のスプレーベッ
ド314が備えられている。これらのスプレーベッド3
14は、夫々、ダイレクト刷版14の搬送方向上流側に
縦壁部314Aを備えた断面L字状とされており、ダイ
レクト刷版14の搬送方向へ所定の間隙を隔てて互いに
平行に配置されている。
【0065】冷却部300の上流側の上方には、センサ
316が設けられており、ダイレクト刷版14が定着部
44から冷却部300に搬入されたか否かを検出して、
検出信号を制御装置317に伝達する。
【0066】さらに、受け皿312の底部からは、吸水
パイプ318が立設されている。この吸水パイプ318
は、受け皿312の底部近傍で二股に分岐されており、
一方がさらに3本に分岐され、各枝部の先端部318A
が夫々3枚のスプレーベッド314の下部に沿って配置
されている。また、吸水パイプ318の他方は、3枚の
スプレーベッド314の上部において2本に分岐され、
各枝部の先端部318Bが、夫々3枚のスプレーベッド
314の間隙に沿って配置されている。
【0067】吸水パイプ318の先端部318Aの上面
には、軸方向(図12の紙面垂直方向)に沿って、所定
間隔で円形の貫通孔320が穿設されおり、スプレーベ
ッド314の上壁部314Bには、貫通孔320と同軸
的に円形の貫通孔322が穿設されている。一方、吸水
パイプ318の先端部318Bの下部には、軸方向(図
12の紙面垂直方向)に沿って、所定間隔で円形の貫通
孔324が穿設されており、スプレーノズルとされてい
る。冷却部300の下流側には、スクイズローラ326
が設けられており、このスクイズローラ326の間をダ
イレクト刷版14が通過するようになっている。
【0068】吸水パイプ318は受け皿312の底部を
貫通して、下方を延設されており、冷却水タンク328
に達している。冷却水タンク328内には、冷却水が充
填されており、この冷却水はポンプ330によって、吸
水パイプ318内に汲み上げられる。なお、このポンプ
330は制御装置317によって作動が制御される。
【0069】一方、受け皿312の底部には、回収パイ
プ332の一方の端部が連結されており、回収パイプ3
32の他方の端部は、冷却水タンク328に達してお
り、受け皿312の冷却水を冷却水タンク328内に回
収できるようになっている。また、回収パイプ332の
中間部には、フィルタ334が介在されており、冷却水
中の異物を取り除く。
【0070】(溶出処理部22)図13に示すように、
溶出処理部22にはダイレクト刷版14にアルカリ溶液
を付与してダイレクト刷版14の非画像部(即ちトナー
像が形成された部分以外の非画像部分)の光導電性感光
体層を溶出する溶出部48、ダイレクト刷版14に付着
した余剰なアルカリ溶液を除去するスクイズ部50、ス
クイズされたダイレクト刷版14を水洗してアルカリ溶
液を除去する水洗部52、水洗されたダイレクト刷版1
4にガム液を塗布するガム液塗布部54、ガム液が塗布
されたダイレクト刷版14を乾燥させる乾燥部117と
ダイレクト刷版14を挟持して搬送する複数の搬送ロー
ラ56、58、60、62、64、66が備えられてい
る。
【0071】搬送ローラ56は溶出処理部22の上流側
(図13の矢印A方向側とは反対方向側)に配置されて
おり、この搬送ローラ56よりもダイレクト刷版14の
搬送方向下流側(図13の矢印A方向側)に溶出部48
が配置されている。溶出部48には、溶出槽68が備え
られており、この溶出槽68に搬送ローラ58、60及
び複数個のガイドローラ88が設けられている。ダイレ
クト刷版14はこれらの搬送ローラ58、60及びガイ
ドローラ88に搬送されて溶出槽68内のアルカリ溶液
に浸漬される。溶出槽68には循環ポンプ84が接続さ
れており、槽内のアルカリ溶液を吸入してノズル86か
らアルカリ溶液をダイレクト刷版14へ噴き付ける。
【0072】また、溶出槽68内のダイレクト刷版14
の光導電性感光層30に対応した位置にはローラ状のブ
ラシ90が配置されている。ブラシ90は図示しないモ
ータ等の回転駆動手段に接続されており、この回転駆動
手段がブラシ90を回転させる。溶出槽68の下端部に
は排水パイプ82が接続されており、槽内の劣化したア
ルカリ溶液をこの排水パイプ82を介して槽外へ排出で
きる。
【0073】溶出槽68よりもダイレクト刷版14の搬
送方向下流側(図13の矢印A方向側)には、スクイズ
部50が配置されており、このスクイズ部50に搬送ロ
ーラ62が配置されている。スクイズ部50には受け部
94が備えられており、ダイレクト刷版14は搬送ロー
ラ62によって挟持されて表面に付着したアルカリ溶液
が除去される。搬送ローラ62の受け部94側にはロー
ラ96が搬送ローラ62に密着して配置されており、搬
送ローラ62によって除去されたアルカリ溶液がローラ
96を介して受け部94に落下する。また、受け部94
には、除去されたアルカリ溶液を溶出槽68へ戻すため
のポンプ98が連結されている。
【0074】溶出部48よりもダイレクト刷版14の搬
送方向下流側(図13の矢印A方向側)には、水洗部5
2が配置されており、この水洗部52に搬送ローラ64
が配置されている。水洗部52には、ローラ状のブラシ
100及び受水槽102が設けられている。受水槽10
2には洗浄水が溜められており、この洗浄水はポンプ1
04によって吸い上げられノズル106からダイレクト
刷版14へ噴き付けられる。ブラシ100はダイレクト
刷版14の光導電性感光層30に対応した位置に配置さ
れており、ダイレクト刷版14の光導電性感光層30を
洗浄できる。
【0075】水洗部52よりもダイレクト刷版14の搬
送方向下流側(図13の矢印A方向側)には、ガム液塗
布部54が配置されている。このガム液塗布部54に
は、ガム液槽110が備えられており、ガム液槽110
にガム液が溜められている。ガム液槽110内のガム液
はポンプ112によって吸い上げられノズル114から
ダイレクト刷版14へ噴き付けられる。
【0076】(乾燥部117)乾燥部117には、ダイ
レクト刷版14を待機部118へ搬送するローラー対1
15及び温風を送風するドライヤ116が備えられてお
り、このドライヤ116によって、ガム処理後のダイレ
クト刷版14を乾燥する。
【0077】(待機部118)図3に示すように、待機
部118にはコンベア装置(図示せず)が備えられてお
り、このコンベア装置はダイレクト刷版14を図3の矢
印B方向とは反対方向へ搬送する。
【0078】(パンチヤー部24)パンチヤー部24に
は、ダイレクト刷版14に版掛け時の位置決め用の切欠
を形成するポンチ(図示せず)及びダイレクト刷版14
を版曲部26へ搬送する図示されないコンベア装置が備
えられている。
【0079】(版曲部26)版曲部26にはダイレクト
刷版14の長手方向両端部を所定寸法折り曲げる図示し
ない折り曲げ装置が備えられている。
【0080】以下に本実施例の作用を説明する。先ず、
電子写真製版装置10のメイン電源がオンにされると、
図示しない電磁弁が開きエアが供給されエアシリンダ5
10のシリンダロッド510Aが突出し、回転切削装置
422、424が側壁18A側に移動されて、超硬カッ
タ168がダイレクト刷版14に接触しない位置にされ
る。
【0081】図4に示すように、描画部16では、未露
光のダイレクト刷版14は光導電性感光層30(図4で
は図示されない)を上に向けて長手を搬送方向に沿って
搬送台32に載置され、ダイレクト刷版14が載置され
た搬送台32が図示しない駆動装置によって図4の矢印
A方向へ移動される。この移動時に、搬送台32上のダ
イレクト刷版14は帯電器34によって光導電性感光層
30がプラスに帯電される。ダイレクト刷版14が露光
部36の直下へ搬送されると、図示しない半導体レーザ
より発せられる原稿画像に対応したレーザビームが光導
電性感光層30の表面へ照射される。これによって、レ
ーザビームが入射された入射部分は導電性になり、光導
電性感光層30の入射部位の表面からプラスの電荷が移
動して、画像情報に相当する静電潜像が形成される。
【0082】静電潜像が形成されたダイレクト刷版14
は、図示しない挟持爪で端部が挟持され、排版部12へ
搬送され、排版部12から現像定着処理部18へと搬出
される。
【0083】現像定着処理部18では、ダイレクト刷版
14は現像部38で液体現像剤中のプラスに帯電された
トナーの粒子が光導電性感光層30の露光された部位に
付着される。
【0084】ダイレクト刷版14がスクイズ部40に至
ると、ダイレクト刷版14の両面に図示されないブロワ
ーからのエアーが吹き付けられ、両面に付着した余剰な
液体現像剤が除去される。その後、ダイレクト刷版14
は乾燥部42に搬送され、図示されないドライヤからの
温風で湿潤したトナーが乾燥される。
【0085】このように現像処理されたダイレクト刷版
14は定着部44へ搬送される。この定着部44におい
て、ダイレクト刷版14に付着したトナーが図示しない
加熱ランプの熱によって溶融固着され定着される。
【0086】その後、ダイレクト刷版14は、回転切削
処理部120へ搬送される。ダイレクト刷版14が回転
切削処理部120へ搬送されると、センサー128によ
ってダイレクト刷版14が検出され、モーター482、
切削屑回収ブロア(図示せず)及びエアシリンダ510
が作動される。
【0087】ここで、モーター482、切削屑回収ブロ
ア及びエアシリンダ510の制御のルーチンを図14に
示すフローチャートにしたがって説明する。ステップ6
00では、前述したように、電子写真製版装置10のメ
イン電源がオンにされる。
【0088】ステップ602では、電磁弁が開きエアが
供給されエアシリンダ510のシリンダロッド510A
が突出し、回転切削装置422、424が側壁18A側
に移動されて、超硬カッタ168がダイレクト刷版14
に接触しない位置にされる(ベアリング支持ブロック4
26が第2ストッパーリング496に当接する)。
【0089】ステップ604では、センサー128によ
ってダイレクト刷版14の搬送方向先端がセンサー12
8の前を通過したか否かが判断され、通過したと判断さ
れるとステップ606へ進む。
【0090】ステップ606では、センサー128がダ
イレクト刷版14の搬送方向先端を検出してから所定時
間(T1)が経過したか否かが判断され、所定時間(T
1)が経過したと判断されるとステップ608へ進む。
なお、ここでいう所定時間(T1)とは、センサー12
8の前を通過したダイレクト刷版14の先端が超硬カッ
タ168へ至る時間よりも所定時間短い時間である。
【0091】ステップ608では、モーター482及び
切削屑回収ブロアが作動する。ステップ610では、セ
ンサー128がダイレクト刷版14の搬送方向先端を検
出してから所定時間(T2)が経過したか否かが判断さ
れ、所定時間(T2)が経過したと判断されるとステッ
プ612へ進む。なお、ここでいう所定時間(T2)と
は、ダイレクト刷版14の先端が側端部ガイドローラー
452を所定寸法通過することのできる時間である。
【0092】ステップ612では、図16に示すよう
に、エアシリンダ510のシリンダロッド510Aが引
っ込み、付勢された回転切削装置422、424がダイ
レクト刷版14の搬送経路側へ移動し、側端部ガイドロ
ーラー448、450、452、454がダイレクト刷
版14の側端部15に当接し、超硬カッタ168とダイ
レクト刷版14との距離が一定に保たれた状態で面取り
が行われる。また、面取りはダイレクト刷版14の先端
が側端部ガイドローラー452を所定寸法通過してから
行われるため、ダイレクト刷版14は、先端から所定寸
法は面取りされない。なお、面取りの行われない寸法
は、ダイレクト刷版14の搬送速度とセンサー128か
ら側端部ガイドローラー452までの距離とから算出さ
れ、予め決められている。
【0093】ダイレクト刷版14は、印刷機に装着する
際に必要とされる所定寸法の折り曲げ部分が後述する版
曲部26の図示しない折り曲げ装置によって形成される
が、面取りの行われない寸法は、数mmから数十mm程度で
あり、この折り曲げ部分の長さ以下とされる。面取りよ
って生じた切削屑は、ダイレクト刷版14の主として搬
送方向下流側へ飛散するが、吸引ノズル520によって
残らず吸引される。しかも、送風ノズル540からエア
ーが噴出し、噴出したエアーが吸引ノズル520とダイ
レクト刷版14との間に向けて流れるため、切削屑が吸
引ノズル520の外方へ飛散することはない。
【0094】ステップ614では、センサー128によ
ってダイレクト刷版14の搬送方向後端がセンサー12
8の前を通過したか否かが判断され、通過したと判断さ
れるとステップ616へ進む。
【0095】ステップ616では、センサー128がダ
イレクト刷版14の搬送方向後端を検出してから所定時
間(T3)が経過したか否かが判断され、所定時間(T
3)が経過したと判断されるとステップ618へ進む。
なお、ここでいう所定時間(T3)とは、センサー12
8の前を通過したダイレクト刷版14の後端が側端部ガ
イドローラー448を通過するまでの時間よりも所定時
間短い時間である。
【0096】ステップ618では、電磁弁(図示せず)
が開かれてエアが供給され、シリンダロッド510Aが
突出し、回転切削装置422、424が側壁18A側に
移動して、超硬カッタ168がダイレクト刷版14に接
触しない位置にされる。なお、超硬カッタ168がダイ
レクト刷版14を離れる時には、少なくとも側端部ガイ
ドローラー450及び側端部ガイドローラー452との
2点当たりとなっている状態からであり、ダイレクト刷
版14は後端部側の所定寸法は面取りがなされないこと
となる。
【0097】ステップ620では、センサー128がダ
イレクト刷版14の搬送方向後端を検出してから所定時
間(T4)が経過したか否かが判断され、所定時間(T
4)が経過したと判断されるとステップ622へ進む。
ここでいう、所定時間(T4)とは、前記ステップ61
6でいう所定時間(T3)よりも長い時間である。
【0098】ステップ622では、モーター482及び
切削屑回収ブロアが停止する。ステップ624では、メ
イン電源がオフにされたか否かが判断され、メイン電源
がオフにされたと判断された場合には処理が終了され、
メイン電源がオフにされてないと判断された場合にはス
テップ604に戻り同様の処理がくりかえされる。
【0099】超硬カッタ486で面取りされたダイレク
ト刷版14は、図15で示すようになる。なお、ダイレ
クト刷版14の面取り寸法Mは肉厚Tの半分程度とされ
る。
【0100】また、超硬カッタ486による面取り処理
中は、側端部ガイドローラー450、側端部ガイドロー
ラー452が付勢されて側端部15に追従して常に当接
し、上下方向(厚さ方向)の変動が上面押さえローラ4
68によって抑えられるため、ダイレクト刷版14の寸
法誤差があった場合(側端部15が一直線でない場
合)、ダイレクト刷版14が幅方向(矢印B方向及び矢
印B方向とは反対方向)へ変位した場合、搬送方向に対
して傾斜して搬送された場合、また、定着時の熱による
変形が生じている場合であっても、超硬カッタ486は
ダイレクト刷版14の所定位置を常に一定の寸法で面取
りすることができる。
【0101】面取り処理されたダイレクト刷版14は、
冷却部300へと搬送される。図12に示すように、冷
却部300へ搬送されたダイレクト刷版14は、スプレ
ーベッド314に沿って図12の矢印A方向へ搬送され
る。また、センサ316によって、ダイレクト刷版14
が検出されると制御装置によって、ポンプ330が作動
される。これによって、冷却水タンク328内の冷却水
が汲み上げられ、冷却水が先端部318Aの貫通孔32
0から、ダイレクト刷版14に吹き付けられると共に、
先端部318Bの貫通孔324からも、ダイレクト刷版
14に吹き付けられる。従って、ダイレクト刷版14が
速やかに冷却される。
【0102】ダイレクト刷版14に吹き付けられた冷却
水は、受け皿312に集められ、回収パイプ332に設
けられたフィルタ334を介して冷却水タンク328内
に戻される。その後、ダイレクト刷版14はスクイズロ
ーラ326によって、冷却水が搾り取られ溶出処理部2
2へ搬送される。なお、ダイレクト刷版14は冷却水が
吹きつけられるため、迅速に冷却される。
【0103】図13に示すように、溶出処理部22へ搬
送されたダイレクト刷版14は、搬送ローラ56によっ
て挟持され、溶出槽68内に搬送されてアルカリ溶液に
浸漬される。アルカリ溶液に浸漬されたダイレクト刷版
14は、トナーが付着していない光導電性感光体層30
が、すなわち非画像領域が溶出される。このとき、ダイ
レクト刷版14の光導電性感光体層30はブラシ90に
よって擦られ、溶出反応が促進される。この溶出処理に
よって、ダイレクト刷版14のトナーが付着していない
領域は導電性支持体14の親水化処理がなされた面が露
出される。
【0104】溶出処理後のダイレクト刷版14は、スク
イズ部50で搬送ローラ62に挟持されて表面に付着し
たアルカリ溶液がスクイズされる。スクイズされたアル
カリ溶液はローラ96を介して受け部94へ落下して溜
まる。また、受け部94へ溜まったアルカリ溶液はポン
プ90によって溶出槽68に戻される。
【0105】スクイズされたダイレクト刷版14は水洗
部52に搬送され、ノズル106から洗浄水が噴き付け
られる。さらに、ダイレクト刷版14はブラシ100に
よって擦られ、付着したアルカリ溶液が完全に除去され
る。
【0106】ダイレクト刷版14が搬送されてガム液塗
布部54に至ると、ノズル114からガム液が噴出され
ダイレクト刷版14にガム液が塗布される。ガム処理後
のダイレクト刷版14が搬送されて、ダイレクト刷版1
4が乾燥部117に至るとドライヤ116の熱風によっ
て、ダイレクト刷版14に付着したガム液が乾燥され
る。これによって、ダイレクト刷版14の非画像部分
(トナーの付着していない部分)が親水化される。
【0107】溶出処理部22で処理されたダイレクト刷
版14は、その後待機部118で一旦待機され、検版作
業等を経て、パンチヤー部24へ送られ図示しないポン
チによって版掛け時の位置決め用の切欠が形成される。
【0108】パンチヤー部24で位置決め用の切欠が形
成されたダイレクト刷版14は、版曲部26の図示しな
い折り曲げ装置によってダイレクト刷版14の長手方向
両端部が所定寸法折り曲げられる。以上でダイレクト刷
版14の製版工程が終了する。
【0109】このように、電子写真製版装置10で製版
されたダイレクト刷版14を用いて印刷を行う場合に
は、ダイレクト刷版14の側端部15に付着したトナー
19(図15参照)が面取り部分を介するため、印刷物
と接触しない。したがって、仮に、側端部15のトナー
にインキが付着してもこのインキが印刷物に転写される
ことがなく、高品位な印刷を行うことができる。
【0110】さらに、本実施例では、側端部15の一部
を面取りするためダイレクト刷版14の幅寸法が変化せ
ず、側端部15を基準にして印刷の位置決めを正確に行
うことができる。この場合、側端部15に付着したトナ
ーは、実際には無視出来る厚さとなっている。
【0111】以下の図17乃至図19には、切削屑を吸
引する吸引ノズルの変形例を示す。図17(A)に示す
吸引口としての吸引ノズル550は、前述した吸引ノズ
ル520を小型化して、側面のダクトを省略したもので
ある。図17(B)に示すように、この吸引ノズル55
0の囲む範囲は、超硬カッタ486の先端をほぼ中心と
して、2点鎖線550Aで示す矩形の範囲である。
【0112】図18(A)に示す吸引口としての吸引ノ
ズル552は、円柱形状であり、内部の孔は下方に向か
って拡径している。図18(B)に示すように、この吸
引ノズル550の囲む範囲は、超硬カッタ486の先端
をほぼ中心として、2点鎖線552Aで示す円形の範囲
である。
【0113】図19に示す吸引口としての吸引ノズル5
54は、超硬カッタ486の先端を覆う細径のパイプ状
であり、超硬カッタ486と同軸的に配置されている。
この場合、切削屑発生箇所の極近傍で切削屑を吸引する
ため、より確実に切削屑を回収することができる。
【0114】
【発明の効果】以上説明した如く、請求項1記載の平版
作成装置は上記構成としたので印刷物の品質低下を起こ
すことのない平版印刷版を製版することができるという
優れた効果を有する。また、請求項2記載の平版作成装
置は上記構成としたので、面取り屑を確実に吸引するこ
とができるという優れた効果を有する。さらに、請求項
3記載の平版作成装置発明は上記構成としたので、平版
印刷版の搬送方向両端部側の所定寸法を面取りせず、平
版印刷版の四隅角部分を鋭角にすることがないという優
れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電子写真製版装置の回
転切削処理部を示す搬送下流側から見た斜視図である。
【図2】本発明の一実施例に係る電子写真製版装置に用
いられるダイレクト刷版の構造を示す断面図である。
【図3】本発明の一実施例に係る電子写真製版装置の各
処理部の配置を示す平面図である。
【図4】図3の描画部を示す断面図である。
【図5】図1に示す回転切削処理部を搬送下流側から見
た正面図である。
【図6】図1に示す回転切削処理部の第1支持ベースと
第2支持ベースとの連結部分を示す回転切削装置の一部
断面図である。
【図7】(A)は、図1に示す回転切削処理部の一方を
示す平面図であり、(B)は、吸引ノズルが囲む範囲を
示す回転切削処理部の平面図である。
【図8】側端部ガイドローラ及び上面押さえローラの構
造を示す断面図である。
【図9】モーター近傍を示す搬送下流側から見た正面図
である。
【図10】吸引ノズルを示す斜視図である。
【図11】送風ノズルの向きを示す平面図である。
【図12】図3の冷却部を示す断面図である。
【図13】図3の溶出処理部及び乾燥部を示す断面図で
ある。
【図14】モーター、切削屑回収ブロア及びエアシリン
ダの制御のルーチンを示すフローチャートである。
【図15】面取り処理のなされたダイレクト刷版を示す
断面図である。
【図16】面取り中のダイレクト刷版を示す回転切削処
理部の平面図である。
【図17】(A)は、他の実施例の吸引ノズルを示す斜
視図であり、(B)は、(A)に示す吸引ノズルが囲む
範囲を示す回転切削処理部の平面図である。
【図18】(A)は、さらに他の実施例の吸引ノズルを
示す斜視図であり、(B)は、(A)に示す吸引ノズル
が囲む範囲を示す回転切削処理部の平面図である。
【図19】さらに他の実施例の吸引ノズルを示す一部を
断面にした正面図である。
【符号の説明】
10 電子写真製版装置(平版作成装置) 14 ダイレクト刷版(平版印刷版) 15 側端部 38 現像部 44 定着部 48 溶出部 418 スプライン軸(ガイド支持手段) 426 ベアリング支持ブロック(ガイド支持手段) 430 第1支持ベース(ガイド支持手段) 436 回転軸 440 第2支持ベース(ガイド支持手段) 448 側端ガイドローラ(第1ガイド) 450 側端ガイドローラ(第1ガイド) 452 側端ガイドローラ(第1ガイド) 454 側端ガイドローラ(第1ガイド) 486 超硬カッタ(面取り手段) 502 引張コイルスプリング(付勢手段) 510 エアシリンダ(移動手段) 518 引張コイルスプリング(付勢手段) 520 吸引ノズル(吸引口) 550 吸引ノズル(吸引口) 552 吸引ノズル(吸引口) 554 吸引ノズル(吸引口)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥津 浩一 神奈川県南足柄市竹松1250番地 富士機 器工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−274448(JP,A) 特開 平5−94055(JP,A) 特開 平5−224471(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 13/26 - 13/32

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平版印刷版を液体現像剤で現像したのち
    定着、溶出処理を行う平版作成装置であって、 定着処理部よりも平版印刷版の搬送方向下流側に設けら
    れ平版印刷版の搬送方向とは交差する方向側で、かつ画
    像形成面側の角部を面取りする面取り手段と、 前記面取り手段に連結され前記平版印刷版の側端部の少
    なくとも2点あるいは所定長さ当接して前記側端部と前
    記面取り手段との相対位置を一定に保つ第1ガイドと、 前記第1ガイドに連結され前記第1ガイドを所定の回転
    軸を中心として回転自在に支持し、かつ、前記側端部か
    ら接離する方向へ移動自在に支持するガイド支持手段
    と、 前記第1ガイドを前記側端部へ付勢する付勢手段と、 を備えたことを特徴とする平版作成装置。
  2. 【請求項2】 前記平版印刷版の画像形成面側でかつ前
    記面取り手段の近傍に、前記平版印刷版を面取りする際
    に発生する面取り屑を吸引する吸引手段の吸引口を設け
    たことを特徴とする請求項1記載の平版作成装置。
  3. 【請求項3】 前記ガイド手段を前記側端部に対して接
    離する方向へ移動させて前記面取り手段を前記側端部に
    接離させる移動手段と、 前記平版印刷版の搬送方向両端部から所定寸法は前記面
    取り手段を前記側端部から離間させ、前記平版印刷版の
    搬送方向中間部の所定範囲は前記面取り手段を前記側端
    部に当接させて面取りするように前記移動手段の作動を
    制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の平版作成装置。
JP17711692A 1992-07-03 1992-07-03 平版作成装置 Expired - Fee Related JP2883496B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17711692A JP2883496B2 (ja) 1992-07-03 1992-07-03 平版作成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17711692A JP2883496B2 (ja) 1992-07-03 1992-07-03 平版作成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0619224A JPH0619224A (ja) 1994-01-28
JP2883496B2 true JP2883496B2 (ja) 1999-04-19

Family

ID=16025447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17711692A Expired - Fee Related JP2883496B2 (ja) 1992-07-03 1992-07-03 平版作成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2883496B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0619224A (ja) 1994-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3861306A (en) Combined electrostatic-lithographic duplicating process and apparatus
US5023665A (en) Excess liquid carrier removal apparatus
US5372670A (en) System for wet application of a dry film to a panel
JP2883496B2 (ja) 平版作成装置
JP2620415B2 (ja) 電子写真製版装置
JP2667066B2 (ja) 電子写真製版装置
JPH0594055A (ja) 平版作成装置
JPH05224471A (ja) 平版作成装置
JP3527277B2 (ja) 平版作製装置
JP2742337B2 (ja) 電子写真製版装置
JPH0619223A (ja) 平版作成装置
JP2659282B2 (ja) 製版装置
JP2826406B2 (ja) 平版作製装置
JP2702003B2 (ja) 電子写真製版装置
JPH09134041A (ja) 印刷版の面取り装置
JP3527282B2 (ja) 平版作製装置
JPH04344657A (ja) 電子写真製版装置及び電子写真製版方法
JP2510111Y2 (ja) 定着装置
JPH05107834A (ja) 画像形成装置
JPH05241351A (ja) 平版作成装置
JP4322584B2 (ja) 版曲げ装置
JPH06167899A (ja) 画像形成装置
JPH09134038A (ja) 印刷版の端面処理装置
JPH06148983A (ja) 画像形成装置、及び画像形成装置の排紙ガイド
JPS63261293A (ja) 清掃装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080205

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080205

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090205

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees