JPH05241351A - 平版作成装置 - Google Patents

平版作成装置

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Publication number
JPH05241351A
JPH05241351A JP4391992A JP4391992A JPH05241351A JP H05241351 A JPH05241351 A JP H05241351A JP 4391992 A JP4391992 A JP 4391992A JP 4391992 A JP4391992 A JP 4391992A JP H05241351 A JPH05241351 A JP H05241351A
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JP
Japan
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printing plate
direct printing
roller
roller pair
section
Prior art date
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Pending
Application number
JP4391992A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimitsu Sato
吉光 佐藤
Hisatsugu Torii
久嗣 鳥居
Akihiro Kanazawa
昭広 金沢
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP4391992A priority Critical patent/JPH05241351A/ja
Publication of JPH05241351A publication Critical patent/JPH05241351A/ja
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 定着部から溶出部へダイレクト刷版を搬送す
る際に画像形成面を傷つけない。 【構成】 溶出処理部22には、軸間を結ぶ線が傾斜し
た搬送ローラ対56を配設する。現像定着処理部18の
外装ケース21の内部に、搬出口33に隣接して刷版ガ
イドローラ35を設ける。刷版ガイドローラ35の外周
下端は、搬出口33の上縁部33Aよりも下側に位置さ
せる。刷版ガイドローラ35は回転自在に支持し、外周
に柔軟なゴム等で形成された弾性体層を設ける。ダイレ
クト刷版14が搬送ローラ対56に挟持され、後端部が
スクイズローラ326を通過すると、湾曲されたダイレ
クト刷版14が自身の弾性によって跳ね上がるが、ダイ
レクト刷版14は、上面が刷版ガイドローラ35を回転
させながら移動するため、搬出口33の上縁部33Aに
上面の画像形成面が摺動して傷付くことはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平版印刷版を液体現像
剤で現像し、現像された平版印刷版を定着する平版作成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、描画部、現像処理部、定着処理
部、溶出処理部を備えた平版作成装置として電子写真製
版装置がある。この電子写真製版装置で製版する平版印
刷版は薄肉板状の電子写真刷版であり、アルミニウム等
の導電性支持体の板の片面に光導電性感光層が形成され
ており、光導電性感光層側が画像形成面とされている。
【0003】電子写真刷版は、描画部の帯電器で帯電さ
れ、レーザービームによって静電潜像が形成される。静
電潜像が形成されたダイレクト刷版は現像処理部でトナ
ー粒子とキャリア液とからなる液体現像剤で現像され
る。この現像工程では、ダイレクト刷版の画像部分にト
ナー粒子が付着して、静電潜像が顕像化される。現像の
終了した電子写真刷版は、定着処理部へ搬送され、ハロ
ゲンランプの輻射熱によって加熱され、トナー粒子が電
子写真刷版に溶融固着される。定着が終了した電子写真
刷版は、溶出処理部へ搬送される。溶出処理部では、電
子写真刷版にアルカリ溶液を付与して電子写真刷版の非
画像部(即ちトナー像が形成された部分以外の非画像部
分)の光導電性感光体層を溶出する。
【0004】ところで、多色刷りを行う輪転機では色に
応じた複数枚の電子写真刷版が必要となり、各色に応じ
た電子写真刷版を必要とされる。ところが、印刷画像に
よっては、使用しない色がある場合がある。この場合に
は、所謂ステ版と呼ばれる画像のない刷版を製版し、こ
れを使用しない色に対応した版胴へ装着する必要があ
る。ところが、従来の電子写真製版装置は、描画部、現
像処理部、定着処理部、溶出処理部が一体的に連結され
ていたため、ステ版を製版する際に、未露光のダイレク
ト刷版を描画部から搬入して定着までの一連の処理工程
を経なければならず、画像の無い版にもかかわらず、現
像処理部、定着処理部を通過しなければならないという
無駄が生じていた。
【0005】上記欠点を解消するため、本発明者によっ
て、ダイレクト刷版を溶出処理部へ途中挿入することの
できる平版作成装置の提案がなされた(特願平3−51
92)。
【0006】この平版作成装置には途中挿入口が設けら
れており、これによって、ダイレクト刷版を現像定着処
理部を経ることなく溶出処理することが可能となった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】溶出処理部の外装ケー
スの内部には、この挿入口の近傍にダイレクト刷版を搬
送する挟持ローラ対が設けられており、挟持ローラのダ
イレクト刷版搬送方向下流側の下側には溶出処理槽が設
けられている。この挟持ローラ対は、ダイレクト刷版を
下方の溶出処理槽内へ向けて搬送しなければならないた
め、実際には、上ローラの回転中心と下ローラの回転中
心とを結ぶ線が垂直線に対して溶出処理槽側へ傾斜する
ように上ローラ及び下ローラが配設されている。
【0008】したがって、現像定着処理部または挿入口
の何方から搬送されたダイレクト刷版であっても、この
挟持ローラ対を通過した際には、上ローラの回転中心と
下ローラの回転中心とを結ぶ線とは直角の方向へ、すな
わち、斜め下方へ向かって搬送され、溶出処理槽へ至
る。すなわち、現像定着処理部から水平に搬送されたダ
イレクト刷版は、挟持ローラ対によって下方へ曲げられ
搬送されることとなる。
【0009】ところで、現像定着処理を終了したダイレ
クト刷版の搬送方向下流側後端が現像定着処理部の最終
の挟持ローラ対を通過すると、ダイレクト刷版の後端が
自身の弾性で上方にはね上がり、ダイレクト刷版の上面
の画像形成面が定着処理部の搬出口の上縁部に接触しな
がら移動して画像形成面を傷つける恐れがあった。
【0010】本発明は上記事実を考慮し、現像定着処理
から溶出処理部へダイレクト刷版を搬送する際に画像形
成面を傷つける恐れのない平版作成装置を提供すること
が目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
平版印刷版を液体現像剤で現像する現像部と、現像され
た前記平版印刷版の定着を行う定着部と、定着後の前記
平版印刷版を上下方向から挟持して略水平方向に搬出す
る第1の挟持ローラ対と、前記定着部を覆う外装ケース
と、前記外装ケースの前記平版印刷版の搬送方向下流側
の側壁に設けられ前記平版印刷版が挿通する搬出口と、
前記搬出口の搬送方向下流側に前記第1の挟持ローラ対
と略同一水平面上に設けられ、上ローラの回転中心と下
ローラの回転中心とを結ぶ線が垂直線に対して前記平版
印刷版の搬送方向下流側へ傾斜され前記上ローラと前記
下ローラとで前記平版印刷版を挟持して前記平版印刷版
を下方へ湾曲させて搬送する第2の挟持ローラ対と、を
備えた平版作成装置において、外周下端が前記搬出口の
上縁よりも下方に突出され回転自在とされたローラを前
記搬出口の近傍に設けたことを特徴としている。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の平
版作成装置において、前記第2の挟持ローラ対の搬送方
向下流側に平版印刷版を溶出処理する溶出処理槽を設
け、前記第2の挟持ローラ対の搬送方向上流側で、か
つ、前記第1の挟持ローラ対よりも上方に、前記第2の
挟持ローラ対に向けて平版印刷版を途中挿入する途中挿
入ガイドを設けたことを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1記載の平版作成装置によれば、平版印
刷版は、現像部で液体現像剤で現像され、その後、定着
部において定着が行われる。定着後の平版印刷版は第1
の挟持ローラ対によって挟持され水平方向へ搬送され
る。搬送された平版印刷版は外装ケースの搬出口を通過
した後、第2の挟持ローラ対へ至り、第2の挟持ローラ
対で挟持され下方へ湾曲されて搬送される。ここで、第
1の挟持ローラ対によって搬送された平版印刷版が第2
の挟持ローラ対に挟持され、その後、平版印刷版の搬送
方向下流側の後端部が第1の挟持ローラ対を通過する
と、平版印刷版の第2の挟持ローラ対よりも搬送方向上
流側に位置する部分が跳ね上がるが、平版印刷版は、上
面がローラを回転させながら移動する。したがって、平
版印刷版の上面に画像を形成した際に、平版印刷版の上
面が定着部の搬出口に摺動することが防止され、形成さ
れた画像の損傷が阻止される。
【0014】また、請求項2記載の平版作成装置によれ
ば、所謂ステ版等に使用される現像定着処理を必要とし
ない平版印刷版は、途中挿入ガイドに沿って第2の挟持
ローラ対へ向かって送り込むことにより、現像定着処理
工程を経由することなく溶出処理が行われる。すなわ
ち、途中挿入ガイドに沿って送り込まれた平版印刷版は
第2の挟持ローラ対に挟持され溶出処理槽内へ搬入さ
れ、溶出処理がなされる。
【0015】一方、通常の潜像の形成された平版印刷版
は、現像部で液体現像剤によって現像がなされ、定着部
で定着が行われる。定着後の平版印刷版は第1の挟持ロ
ーラ対によって挟持され水平方向へ搬送され、外装ケー
スの搬出口を通過した後、第2の挟持ローラ対で挟持さ
れる。第2の挟持ローラ対で挟持された平版印刷版は下
方へ湾曲されて溶出処理槽内へ搬送され、溶出処理がな
される。
【0016】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1〜図8にしたが
って説明する。
【0017】図2に示すように、本実施例で用いられる
平版印刷版としてのダイレクト刷版14は薄肉板状の電
子写真刷版であり、導電性支持体28の片面に光導電性
感光層30が形成されて画像形成面とされている。導電
性支持体28は、アルミニウム材で形成されており、厚
さは約0.3mmとされている。また、導電性支持体28
は光導電性感光層30との境界面に親水化処理がなされ
ている。なお、本実施例では、光導電性感光層30とし
て有機導電性感光体が使用されている。
【0018】図3に示すように、本発明の適用された平
版作成装置としての電子写真製版装置10には、ダイレ
クト刷版14の搬送方向上流側に描画部16が配設され
ており、描画部16の図3の矢印B方向には、排版部1
2が配設されている。排版部12の図3矢印A方向に
は、現像定着処理部18、溶出処理部22、乾燥部11
7、待機部118が順に配設されており、待機部118
の図3矢印B方向とは反対方向には、パンチヤー部24
及び版曲げ部26が配設されている。
【0019】(描画部16)図4に示すように、描画部
16にはダイレクト刷版14を載置する搬送台32が備
えられており、この搬送台32は図示しない搬送手段に
よって図4の矢印A方向及び矢印A方向とは反対方向へ
移動できる。なお、ダイレクト刷版14は、光導電性感
光層30を上側にして、長手方向が矢印A方向及び矢印
A方向とは反対方向に沿って搬送台32へ載置される
(図3参照)。
【0020】描画部16の上側の図4の矢印A方向及び
矢印A方向とは反対方向中間部には、ダイレクト刷版1
4の光導電性感光層30をプラスに帯電させる帯電器3
4が備えられており、この帯電器34の図4矢印A方向
側には露光部36が配置されている。露光部36には半
導体レーザ(図示せず)が備えられており、帯電後の光
導電性感光層30のうち画像部へレーザビームを照射
し、画像を走査露光する。なお、描画部16には、露光
後のダイレクト刷版14を排版部12へ排版する図示し
ない挟持爪が備えられている。また、描画部16は図示
しないカバーによって覆われており、内部へ外光が入ら
ないようにされている。
【0021】(排版部12)排版部12にはコンベア装
置(図示せず)が備えられており、露光後の版材14を
図3の矢印A方向の現像定着処理部18へ搬送する。な
お、この排版部12も、描画部16と同様に図示しない
カバーによって覆われており、内部へ外光が入らないよ
うにされている。
【0022】(現像定着処理部18)図5に示すよう
に、現像定着処理部18には、外装ケース21が設けら
れている。外装ケース21は、ダイレクト刷版14の搬
送方向(図5矢印A方向)が長手とされた、長尺の箱形
状を呈しており、排版部12の図示しないカバーに密着
して、排版部12と現像定着処理部18との間からは内
部へ外光が入らないようにされている。なお、現像定着
処理部18の外装ケース21には、排版部12側にダイ
レクト刷版14が挿通する孔17が設けられている。
【0023】外装ケース21の内部には、ダイレクト刷
版14の搬送方向上流側に現像部38が設けられてお
り、この現像部38の下流側にはスクイズ部40が設け
られている。スクイズ部40の下流側にはダイレクト刷
版14を図3矢印A方向に搬送する搬送手段としてのベ
ルトコンベア126が設けられている。また、図5矢印
A方向に沿ってベルトコンベア126の上側には、ダイ
レクト刷版14の搬送方向上流側(図5矢印A方向とは
反対方向側)から乾燥部42、定着部44が設けられて
おり、定着部44の下流側には水冷部300が配設され
ている。 (現像部38)現像部38には、ダイレクト刷版14の
搬送方向上流側及び下流側両端部が開口した中空の枠体
446が備えられている。
【0024】この枠体446は、ダイレクト刷版14の
搬送方向下流側が上流側よりも下方に位置し、水平に対
して約7°傾斜している。枠体446は樹脂などの絶縁
材料によって形成されており、内壁上面には現像電極4
42が取付けられている。現像電極442と底部446
Cとの間は現像室447となっている。
【0025】現像電極442には、電源445のプラス
側が接続されている。また、枠体446の上流側及び下
流側の下方には、電源445のマイナス側に接続された
一対の接地端子448が配設されている。これらの接地
端子448は現像室447をダイレクト刷版14が通過
する際に、ダイレクト刷版14の導電性支持体28に接
触するようになっている。
【0026】現像電極442の上流側上方には、送液ノ
ズル449が配置されており、現像処理時には、図示さ
れない現像液タンクに貯えられた現像液が、この送液ノ
ズル449を介して現像室447内に供給される。
【0027】現像液は、キャリア液、トナー粒子を形成
する着色剤、着色剤の定着性を付与する高分子樹脂から
なる被覆剤、トナー粒子の分散を促進したり、分散の安
定化の働きをする分散剤及びトナー粒子の極性と荷電量
をコントロールする荷電調整剤からなる。
【0028】送液ノズル449の上流側には、搬送ロー
ラ対420が配置されており、この搬送ローラ対420
は、図示を省略した駆動手段によって回転され、ダイレ
クト刷版14を現像室447内へ搬送する。また、現像
電極442の下流側には、ダイレクト刷版14に付着し
た余分な現像液を絞り取るための絞りローラ対422が
配置されている。この絞りローラ対422は、上ローラ
424とダイレクト下ローラ426とで構成されてお
り、夫々図示を省略した駆動手段によって回転され、ダ
イレクト刷版14を表裏面から挟持して矢印A方向へ水
平に搬送する。
【0029】絞りローラ対422の下部には、現像液受
け450が配設されており、絞り出された現像液が現像
液受け450を介して図示されない現像液タンク内に回
収される。また、現像液受け450上方には、現像液の
蒸気が周囲に飛散しないように蒸発防止カバー454が
配設されている。
【0030】露光後のダイレクト刷版14へ液体現像剤
が付与されるとダイレクト刷版14の静電潜像が顕在化
される。なお、現像部38での現像は反転現像で行わ
れ、プラスに帯電されたダイレクト刷版14をプラスの
電荷を有するトナーで現像する。また、ダイレクト刷版
14のトナー19の付着した部位は親油性となる。 (スクイズ部40)スクイズ部40には、エアーナイフ
455及びブロワー456が備えられている。エアーナ
イフ455及びブロワー456は、絞りローラ対422
から搬出されるダイレクト刷版14の表面へエアーを噴
出させる。また、ブロワー456はダイレクト刷版14
の搬送方向下流側から上流側へ向かってエアーを送風す
る。 (ベルトコンベア126)スクイズ部40の下流側に
は、ベルトコンベア126が配設されている。ベルトコ
ンベア126には、図5矢印A方向及び矢印A方向とは
反対方向へ所定寸法離されて配設される一対の回転軸5
10、512が設けられている。なお、回転軸510、
512の一方は、図示されないモーターによって図5矢
印C方向へ回転される。
【0031】回転軸510、512の軸芯は、水平方向
でかつ矢印A方向及び矢印A方向とは直交方向(図5紙
面垂直方向)とされており、回転軸510の長手方向
(図5紙面垂直方向)中間部には互いに所定寸法はなさ
れた一対のスプロケット514(図5では一方のみ図示
されている)が取付けられており、回転軸512の長手
方向(図1紙面垂直方向)中間部には互いに所定寸法は
なされた一対のスプロケット516(図5では一方のみ
図示されている)が取付けられている。
【0032】ベルトコンベア126のスクイズ部40側
は乾燥部42とされており、ベルトコンベア126の上
側にダイレクト刷版14へ温風を送風する端部ドライヤ
459及びドライヤ458が備えられている。端部ドラ
イヤ459はダイレクト刷版14の端部近傍へ温風を送
風し、ドライヤ458はダイレクト刷版14の幅方向全
域に渡って温風を送風する。
【0033】乾燥部42よりもダイレクト刷版14の搬
送方向下流側に定着部44が配設されている。定着部4
4には、ベルトコンベア126の上方及び側方を覆う、
ボックス状のカバー530が備えられている。カバー5
30の矢印A方向側の縦壁532には、ベルトコンベア
126の逃げ用に切欠536が形成されており、矢印A
方向とは反対方向の縦壁534にも、同様に切欠538
が形成されている。
【0034】カバー530の内部には、ベルトコンベア
126の上方にダイレクト刷版14加熱用のハロゲンラ
ンプ540が複数個設けられている。ハロゲンランプ5
40は長い棒状とされ、長手方向がベルトコンベア12
6の幅方向(図5紙面垂直方向)に配置されている。ま
た、ハロゲンランプ540の上方には、ハロゲンランプ
540の光を下方へ反射させる反射板542が配設され
ている。なお、ハロゲンランプ540の直下には、ハロ
ゲンランプ540を保護するための図示されないワイヤ
ーが水平に張られている。カバー530の内部中央に
は、反射板542の上方に外気導入用の送風ファン54
4が設けられており、この送風ファン544によって内
部の空気が下方へ流れる。 (水冷部300)図6に示すように、冷却部300の下
部には、受け皿312が配置されており、この受け皿3
12の上方には、定着部44から搬送されるダイレクト
刷版14を図6の矢印A方向へ導くスプレーベッド31
4が備えられている。
【0035】スプレーベッド314は、夫々、ダイレク
ト刷版14の搬送方向上流側に縦壁部314Aを備えた
断面L字状とされており、ダイレクト刷版14の搬送方
向へ所定の間隙を隔てて互いに平行に配置されている。
【0036】さらに、受け皿312の底部からは、吸水
パイプ318が立設されている。この吸水パイプ318
は、受け皿312の底部近傍で二股に分岐されており、
一方がさらに3本に分岐され、各枝部の先端部318A
が夫々3枚のスプレーベッド314の下部に沿って配置
されている。また、吸水パイプ318の他方は、3枚の
スプレーベッド314の上部において2本に分岐され、
各枝部の先端部318Bが、夫々3枚のスプレーベッド
314の間隙に沿って配置されている。
【0037】吸水パイプ318の先端部318Aの上面
には、軸方向(図6の紙面垂直方向)に沿って、所定間
隔で円形の貫通孔320が穿設されおり、スプレーベッ
ド314の上壁部314Bには、貫通孔320と同軸的
に円形の貫通孔322が穿設されている。一方、吸水パ
イプ318の先端部318Bの下部には、軸方向(図6
の紙面垂直方向)に沿って、所定間隔で円形の貫通孔3
24が穿設されており、スプレーノズルとされている。
【0038】排水パイプ318は受け皿312の底部を
貫通して、下方へ延設されており、冷却水タンク328
に達している。冷却水タンク328内には、冷却水が充
填されており、この冷却水はポンプ330によって、吸
水パイプ318内に汲み上げられる。
【0039】受け皿312の底部には、回収パイプ33
2の一方の端部が連結されており、回収パイプ332の
他方の端部は、冷却水タンク328に達しており、受け
皿312の冷却水を冷却水タンク328内に回収できる
ようになっている。また、回収パイプ332の中間部に
は、フィルタ334が介在されており、冷却水中の異物
を取り除く。
【0040】冷却部300の下流側端部には、一対のス
クイズローラ326が設けられている。このスクイズロ
ーラ326に挟持されてダイレクト刷版14は矢印A方
向側へ水平に搬送される。
【0041】図5及び図7に示すように、外装ケース2
1には、冷却部300の上方に途中挿入ガイドとしての
傾斜部27が設けられている。傾斜部27は、矢印A方
向側が下方へ下がっており、上面にはダイレクト刷版1
4の搬送方向とは直角方向に、互いに平行とされたガイ
ド板29及びガイド板31が立設されている。ガイド板
29とガイド板31との間隔は、ダイレクト刷版14の
幅よりも若干広くされている。なお本実施例の傾斜部2
7は、水平線に対して約25°傾斜されている。
【0042】外装ケース21には、矢印A方向側の側壁
21Aにダイレクト刷版14が挿通する搬出口33が形
成されている。この搬出口33は長手が水平方向とされ
た細長いスリット状を呈しており、搬出口33の上縁部
33Aは、傾斜部27の下端部27Aよりも下方に位置
している。
【0043】図1に示すように、外装ケース21の内部
には、搬出口33に隣接して刷版ガイドローラ35が設
けられている。刷版ガイドローラ35は、長手方向が水
平方向、かつ、ダイレクト刷版14の搬送方向とは直交
方向とされている。刷版ガイドローラ35の外周下端
は、搬出口33の上縁部33Aよりも下側で、かつ、一
対のスクイズローラ326間を通る水平面内に位置して
いる。
【0044】この刷版ガイドローラ35の長手寸法は、
ダイレクト刷版14の幅よりも長くされており、両端が
外装ケース21の傾斜部27の裏側に立設された軸受板
37へ回転自在に軸支されている。なお、刷版ガイドロ
ーラ35の外周には、柔軟なゴム等で形成された弾性体
層(図示せず)が設けられている。
【0045】(溶出処理部22)図8に示すように、溶
出処理部22には、溶出処理部外装ケース23が設けら
れている。溶出処理部外装ケース23は、ダイレクト刷
版14の搬送方向が長手とされた箱形状とされている。
溶出処理部外装ケース23には、溶出処理部22側の側
壁23Aにダイレクト刷版14が挿通する挿入口25が
設けられている。
【0046】溶出処理部外装ケース23の内部には、ダ
イレクト刷版14にアルカリ溶液を付与してダイレクト
刷版14の非画像部(即ちトナー像が形成された部分以
外の非画像部分)の光導電性感光体層を溶出する溶出部
48、ダイレクト刷版14に付着した余剰なアルカリ溶
液を除去するスクイズ部50、スクイズされたダイレク
ト刷版14を水洗してアルカリ溶液を除去する水洗部5
2、水洗されたダイレクト刷版14にガム液を塗布する
ガム液塗布部54が順に設けられている。
【0047】図1に示すように、溶出処理部外装ケース
23の内部には、挿入口25の近傍に第2の挟持ローラ
としての搬送ローラ対56が配設されている。搬送ロー
ラ対56は上ローラ56A及び下ローラ56Bからな
り、互いに平行とされ外周同士が接している。上ローラ
56A及び下ローラ56Bの各軸線の長手方向(紙面垂
直方向)はダイレクト刷版14の搬送方向(図1矢印A
方向)に対して直交し、かつ水平方向とされている。ま
た、上ローラ56Aの回転中心と下ローラ56Bの回転
中心を結ぶ線(図1一点鎖線D)は垂直線(図1一点鎖
線V)に対して溶出部48側へ倒れる方向へ傾斜してい
る。本実施例では、上ローラ56Aの回転中心と下ロー
ラ56Bの回転中心を結ぶ線(図1一点鎖線D)は垂直
線(図1一点鎖線V)に対して12.5°〜15°の範
囲内とされている。
【0048】上ローラ56Aと下ローラ56Bとの接触
点は、ほぼ前記冷却部300の一対のスクイズローラ3
26間を通る水平面内であり、前記外装ケース21の傾
斜部27の延長線上に位置している。
【0049】なお、上ローラ56A及び下ローラ56B
の外周には柔軟なゴム等で形成された弾性体層(図示せ
ず)が設けられている。
【0050】これらの上ローラ56A及び下ローラ56
Bは、図示されないモーターによって矢印E方向に回転
される。したがって、スクイズローラ326を通過した
ダイレクト刷版14が搬送ローラ対56に挟持される
と、搬送ローラ対56で水平方向から下方向に向かって
湾曲され、斜め下方へ向かって搬送される。
【0051】図8に示すように、搬送ローラ対56の矢
印A方向斜め下方にはアルカリ溶液の満たされた溶出処
理槽68が配設されている。溶出処理槽68の底部68
Aは矢印A方向中間部が凹まされており、溶出処理槽6
8の内部には、底部68Aに沿って複数の下面支持搬送
ローラ58が設けられている。また、搬送ローラ対56
近傍の下面支持搬送ローラ58の上方には、上面支持ロ
ーラ60が設けられており、矢印A方向側の下面支持搬
送ローラ58の上方には、上面支持ローラ62が設けら
れている。また、下面支持搬送ローラ58の配列方向中
間部には、挟持ローラ対61が設けられている。
【0052】ダイレクト刷版14はこれらの下面支持搬
送ローラ58、上面支持ローラ60、挟持ローラ対61
に搬送されて溶出処理槽68内のアルカリ溶液に浸漬さ
れる。 溶出処理槽68のアルカリ溶液は図示しない循
環ポンプによって吸入されノズル86を介してダイレク
ト刷版14へ噴き付けられる。
【0053】また、溶出処理槽68内には、ダイレクト
刷版14の光導電性感光層30に対応した位置にローラ
状のブラシ90が配置されている。ブラシ90は図示し
ないモータ等の回転駆動手段に接続されており、この回
転駆動手段がブラシ90を回転させる。
【0054】溶出処理槽68よりもダイレクト刷版14
の搬送方向下流側(図8の矢印A方向側)には、スクイ
ズ部50が配置されており、このスクイズ部50には絞
りローラ対63が配置されている。スクイズ部50には
受け部94が備えられており、ダイレクト刷版14は絞
りローラ対63によって挟持されて表面に付着したアル
カリ溶液が除去され、除去されたアルカリ溶液が受け部
94に落下する。また、受け部94には、除去されたア
ルカリ溶液を溶出処理槽68へ戻すための図示しないポ
ンプが連結されている。
【0055】スクイズ部50よりもダイレクト刷版14
の搬送方向下流側(図8の矢印A方向側)には水洗部5
2が配置されている。水洗部52には、搬送ローラ64
及びローラ状のブラシ100が設けられており、下方に
は受水槽102が配置されている。受水槽102には洗
浄水が溜められており、この洗浄水は図示しないポンプ
によって吸い上げられノズル106を介してダイレクト
刷版14へ噴き付けられる。ブラシ100はダイレクト
刷版14の光導電性感光層30に対応した位置に配置さ
れており、ダイレクト刷版14の光導電性感光層30を
洗浄する。
【0056】水洗部52よりもダイレクト刷版14の搬
送方向下流側(図8の矢印A方向側)には、ガム液塗布
部54が配置されている。ガム液塗布部54には搬送ロ
ーラ66が配置されている。搬送ローラ66の下方には
ガム液槽110が備えられており、ガム液槽110には
ガム液が溜められている。ガム液槽110内のガム液は
図示しないポンプによって吸い上げられノズル114か
らダイレクト刷版14へ噴き付けられる。
【0057】(乾燥部117)溶出処理部22よりも、
ダイレクト刷版14の搬送方向下流側には、乾燥部11
7が設けられている。
【0058】乾燥部117には、ダイレクト刷版14を
待機部118へ搬送するローラ対115及び温風を送風
するドライヤ116が備えられており、このドライヤ1
16によって、ガム処理後のダイレクト刷版14を乾燥
する。
【0059】(待機部118)待機部118には図示さ
れないコンベア装置が備えられており、このコンベア装
置はダイレクト刷版14を図3の矢印B方向とは反対方
向へ搬送する。
【0060】(パンチヤー部24)パンチヤー部24に
は、ダイレクト刷版14に版掛け時の位置決め用の切欠
を形成するポンチ(図示せず)及びダイレクト刷版14
を版曲部26へ搬送する図示されないコンベア装置が備
えられている。
【0061】(版曲部26)版曲部26にはダイレクト
刷版14の長手方向両端部を所定寸法折り曲げる図示し
ない折り曲げ装置が備えられている。
【0062】以下に本実施例の作用を説明する。図4に
示すように、描画部16では、未露光のダイレクト刷版
14は光導電性感光層30を上に向け、長手を搬送方向
に沿って搬送台32に載置され、ダイレクト刷版14が
載置された搬送台32が図示しない駆動装置によって図
4の矢印A方向へ移動される。この移動時に、搬送台3
2上のダイレクト刷版14は帯電器34によって光導電
性感光層30がプラスに帯電される。ダイレクト刷版1
4が露光部36の直下へ搬送されると、図示しない半導
体レーザより発せられる原稿画像に対応したレーザビー
ムが光導電性感光層30の表面へ照射される。これによ
って、レーザビームが入射された入射部分は導電性にな
り、光導電性感光層30の入射部位の表面からプラスの
電荷が移動して、画像情報に相当する静電潜像が形成さ
れる。
【0063】図3に示すように、静電潜像が形成された
ダイレクト刷版14は、図示しない挟持爪で端部が挟持
され、排版部12へ搬送され、排版部12から現像定着
処理部18へと搬出される。
【0064】現像定着処理部18では、ダイレクト刷版
14は現像部38で液体現像剤中のプラスに帯電された
トナーの粒子が光導電性感光層30の露光された部位に
付着される。
【0065】図5に示すように、ダイレクト刷版14が
スクイズ部40に至ると、ダイレクト刷版14の表面に
エアーナイフ455からエアーが吹き付けられ、表面に
付着した余剰の現像液が取り除かれる。また、ブロワー
456によって、ダイレクト刷版14の搬送方向下流側
から上流側へ向かってエアーが送風される。
【0066】次に、ダイレクト刷版14はベルトコンベ
ア126に載置されて乾燥部42に搬送される。ここ
で、ダイレクト刷版14は、ドライヤ458の温風で湿
潤したトナーが乾燥される。
【0067】さらに搬送されて、定着部44内にダイレ
クト刷版14が至ると、ダイレクト刷版14はハロゲン
ランプ540の放射熱を受け加熱される。これによっ
て、ダイレクト刷版14に付着したトナーが溶融固着さ
れ定着される。
【0068】定着処理終了後のダイレクト刷版14は、
その後冷却部300へと搬送される。
【0069】図6に示すように、冷却部300へ搬送さ
れたダイレクト刷版14は、スプレーベッド314に沿
って図6の矢印A方向へ搬送される。また、光センサ3
16によって、ダイレクト刷版14が検出されると制御
装置によって、ポンプ330が作動される。これによっ
て、冷却水タンク328内の冷却水が汲み上げられ、冷
却水が先端部318Aの貫通孔320から、ダイレクト
刷版14に吹き付けられると共に、先端部318Bの貫
通孔324からも、ダイレクト刷版14に吹き付けられ
る。従って、ダイレクト刷版14が速やかに冷却され
る。
【0070】ダイレクト刷版14に吹き付けられた冷却
水は、受け皿312に集められ、回収パイプ332に設
けられたフィルタ334によって異物が取り除かれ、冷
却水タンク328内に戻される。その後、ダイレクト刷
版14はスクイズローラ326によって、冷却水が搾り
取られ溶出処理部22へ水平に搬送される。
【0071】搬送されたダイレクト刷版14は外装ケー
ス21の搬出口33を通過した後、搬送ローラ対56で
挟持され下方へ湾曲されて溶出処理槽68内へ搬送され
る。
【0072】ここで、搬送されたダイレクト刷版14が
搬送ローラ対56に挟持され、ダイレクト刷版14の搬
送方向下流側の後端部がスクイズローラ326を通過す
ると、湾曲されたダイレクト刷版14が自身の弾性によ
って跳ね上がるが、ダイレクト刷版14は、上面が刷版
ガイドローラ35を回転させながら移動する。このよう
に、ダイレクト刷版14は、上面の画像形成面が搬出口
33の上縁部33Aに当接して摺動することがないた
め、画像形成面が傷付く恐れはない。なお、刷版ガイド
ローラ35を通過したダイレクト刷版14の後端部は、
図1の想像線Fで示す軌跡を通って搬送ローラ対56へ
至るため、搬出口33の上縁部33Aに当接することは
ない。
【0073】その後、ダイレクト刷版14は、搬送ロー
ラ対56によって挟持され、溶出処理槽68内に搬送さ
れてアルカリ溶液に浸漬される。
【0074】また、ステ版を作る場合は、画像の形成さ
れていないダイレクト刷版14を傾斜ガイド27に沿っ
て滑らせ、搬送ローラ対56へ向かって送り込むことに
よって、現像定着処理工程を省略してアルカリ溶液で溶
出処理を行うことができる。
【0075】アルカリ溶液に浸漬されたダイレクト刷版
14は、トナーが付着していない光導電性感光体層30
が、すなわち非画像領域が溶出される。このとき、ダイ
レクト刷版14の光導電性感光体層30はブラシ90に
よって擦られ、溶出反応が促進される。この溶出処理に
よって、ダイレクト刷版14のトナーが付着していない
領域は導電性支持体14の親水化処理がなされた面が露
出される。
【0076】溶出処理後のダイレクト刷版14は、スク
イズ部50で絞りローラ対63に挟持されて表面に付着
したアルカリ溶液がスクイズされる。スクイズされたア
ルカリ溶液は受け部94へ落下して溜まる。また、受け
部94へ溜まったアルカリ溶液はポンプによって溶出処
理槽68に戻される。
【0077】スクイズされたダイレクト刷版14は水洗
部52に搬送され、ノズル106から洗浄水が噴き付け
られる。さらに、ダイレクト刷版14はブラシ100に
よって擦られ、付着したアルカリ溶液が完全に除去され
る。
【0078】ダイレクト刷版14が搬送されてガム液塗
布部54に至ると、ノズル114からガム液が噴出され
ダイレクト刷版14にガム液が塗布される。ガム処理後
のダイレクト刷版14が搬送されて、乾燥部117に至
るとドライヤ116の熱風によって、ダイレクト刷版1
4に付着したガム液が乾燥される。これによって、ダイ
レクト刷版14の非画像部分(トナーの付着していない
部分)が親水化される。
【0079】溶出処理部22で処理されたダイレクト刷
版14は、その後待機部118で一旦待機され、検版作
業等を経て、パンチヤー部24へ送られ図示しないポン
チによって版掛け時の位置決め用の切欠が形成される。
【0080】パンチヤー部24で位置決め用の切欠が形
成されたダイレクト刷版14は、版曲部26の図示しな
い折り曲げ装置によってダイレクト刷版14の長手方向
両端部が所定寸法折り曲げられる。以上でダイレクト刷
版14の製版工程が終了する。
【0081】このように、本実施例の電子写真製版装置
では、現像定着処理工程を必要としないダイレクト刷版
14を傾斜ガイド27を介して溶出処理部22へ搬入す
ることができ、現像定着処理をしたダイレクト刷版14
は、上面が刷版ガイドローラ35を回転させて移動する
ため、上面が搬出口33の上縁部33Aに摺動して画像
形成面を傷付けることがない。
【0082】なお、前記実施例では、本発明を電子写真
製版装置に適用した例を示したが、本発明は電子写真製
版装置以外の平版作成装置に適用してもよいのは勿論で
ある。
【0083】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明の平版作成装
置は上記構成としたので、定着部から溶出処理槽へ平版
印刷版を搬送する際に平版印刷版の画像形成面を傷つけ
る恐れがないという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電子写真製版装置のは
ね上がり防止ローラ近傍を示す現像定着処理部及び溶出
処理部の一部断面図である。
【図2】本発明の一実施例に係る電子写真製版装置に用
いられるダイレクト刷版の構造を示す断面図である。
【図3】本発明の一実施例に係る電子写真製版装置の各
処理部の配置を示す平面図である。
【図4】図3の描画部を示す断面図である。
【図5】本発明の一実施例に係る電子写真製版装置の現
像定着処理部を示す断面図である。
【図6】図3の冷却部を示す断面図である。
【図7】現像定着処理部の外装ケースの傾斜部近傍を示
す斜視図である。
【図8】図3の溶出処理部及び乾燥部を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10 電子写真製版装置(平版作成装置) 14 ダイレクト刷版(平版印刷版) 21 外装ケース 21A 側壁 27 傾斜部(途中挿入ガイド) 33 搬出口 35 刷版ガイドローラ(ローラ) 38 現像部 44 定着部 56 第2の挟持ローラ対 56A 上ローラ 56B 下ローラ 68 溶出処理槽 326 第1の挟持ローラ対

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平版印刷版を液体現像剤で現像する現像
    部と、 現像された前記平版印刷版の定着を行う定着部と、 定着後の前記平版印刷版を上下方向から挟持して略水平
    方向に搬出する第1の挟持ローラ対と、 前記定着部を覆う外装ケースと、 前記外装ケースの前記平版印刷版の搬送方向下流側の側
    壁に設けられ前記平版印刷版が挿通する搬出口と、 前記搬出口の搬送方向下流側に前記第1の挟持ローラ対
    と略同一水平面上に設けられ、上ローラの回転中心と下
    ローラの回転中心とを結ぶ線が垂直線に対して前記平版
    印刷版の搬送方向下流側へ傾斜され前記上ローラと前記
    下ローラとで前記平版印刷版を挟持して前記平版印刷版
    を下方へ湾曲させて搬送する第2の挟持ローラ対と、 を備えた平版作成装置において、 外周下端が前記搬出口の上縁よりも下方に突出され回転
    自在とされたローラを前記搬出口の近傍に設けたことを
    特徴とする平版作成装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の挟持ローラ対の搬送方向下流
    側に平版印刷版を溶出処理する溶出処理槽を設け、前記
    第2の挟持ローラ対の搬送方向上流側で、かつ、前記第
    1の挟持ローラ対よりも上方に、前記第2の挟持ローラ
    対に向けて平版印刷版を途中挿入する途中挿入ガイドを
    設けたことを特徴とする請求項1記載の平版作成装置。
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