JPH0593447A - プレハブ建物用の玄関ポーチ庇 - Google Patents

プレハブ建物用の玄関ポーチ庇

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Publication number
JPH0593447A
JPH0593447A JP25379691A JP25379691A JPH0593447A JP H0593447 A JPH0593447 A JP H0593447A JP 25379691 A JP25379691 A JP 25379691A JP 25379691 A JP25379691 A JP 25379691A JP H0593447 A JPH0593447 A JP H0593447A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eaves
wall
panel
prefabricated building
back panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP25379691A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidemi Sakurai
秀巳 桜井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP25379691A priority Critical patent/JPH0593447A/ja
Publication of JPH0593447A publication Critical patent/JPH0593447A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付作業が容易であり、しかも断面形状が異
なっても建物外壁を別設計とする必要がない庇を提供す
る。 【構成】 外壁の玄関ドア枠14上方に外壁に表面をほ
ぼ一致させて取り付けられ、その上下両縁部に水切り1
5a、15bを有する背面パネル16と、背面にバック
アップ材12を設けられ、このバックアップ材12にお
いて前記背面パネル16に固定される庇本体11とを具
え、前記水切り15a、15b先端間の間隔を前記バッ
クアップ材12の高さより大としたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプレハブ建物用の玄関ポ
ーチ庇に関する。
【0002】
【従来の技術】壁式工法によるプレハブ建物において
は、1戸の建物を床パネルに壁パネルを立設してなる複
数の複数の部屋ユニットと、各部屋ユニットの上部に接
合される屋根ユニットに分割し、各ユニットを工場で生
産した後、それ等のユニットを建築現場に輸送し、予め
準備した基礎の上に据え付けることとなる。そして、上
記のようなユニットの中で、玄関が設けられるユニット
外壁部には、玄関ドア枠と、その上方に位置する庇取付
部が設けられている。
【0003】軒先取付庇として実公昭53−26827
号公報に記載のものが知られている。図3は従来のプレ
ハブ建物用庇と、ユニット外壁における庇取付部とを示
す模式的断面図である。この図において、ユニット外壁
1には庇2を挿入固定すべき凹所3と、その上方の庇上
部外壁4と、前記凹所3の上下両縁部に位置する水切り
5、6とが設けられている。前記水切り5、6はユニッ
ト製作時に外壁に取り付けられている。なお、図中7は
ドア枠を示している。
【0004】玄関ポーチの庇2の取付は次のようにして
行われる。すなわち、庇2の背面のパネル2aを前記凹
所上縁部の水切り5の下に入れ込むようにして、庇2の
背面のパネル2aを前記凹所3に係合させ、前記凹所3
の内面に設けたスタッド8に前記パネル2aを押し当
て、ボルトによりこれを前記スタッド8に固定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記凹所3の上縁部の
水切り5は、その先端部に外壁面に平行な垂下部5aを
具えており、この垂下部下縁と水切り6の上面との間隔
は前記庇2の背面のパネル2aの高さよりも小さい。そ
のため、パネル2aを前記凹所3に係合させるには、庇
2を下から持ち上げるようにしてパネル2aを水切り5
の垂下部5aの下端をくぐらせ、入れ込むようにしなけ
ればならない。
【0006】庇の取付は高所における作業であり、上記
のような作業性のよくない庇取付作業は作業者の安全上
好ましくない。また、庇の外壁面に平行な断面の断面形
状は台形、長方形、断面両側に円弧部を有するものと様
々であり、取付用の凹所の形状も前記様々の形状に合わ
せたものとする必要がある。このことは、庇の断面形状
毎に別設計のユニット外壁を必要とすることとなり、コ
スト上昇の原因となっている。
【0007】本発明は上記の事情に基づきなされたもの
で、取付作業の作業性がよく、しかも断面形状の異なる
庇であっても、異なる設計のユニット外壁を必要としな
いプレハブ建物用の玄関ポーチ庇を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のプレハブ建物用
の玄関庇は、外壁の玄関ドア枠上方に外壁に表面をほぼ
一致させて取り付けられ、その上下両縁部に水切りを有
する庇の背面パネルと、背面にバックアップ材を設けら
れ、このバックアップ材において前記背面パネルに固定
される庇本体とを具え、前記両水切り先端間の間隔を前
記バックアップ材の高さより大としたことを特徴とす
る。
【0009】
【作用】上記構成の本発明のプレハブ建物用の玄関庇に
おいては、前記両水切り間の間隔が前記バックアップ材
の高さよりも大としてあるため、従来の庇のように下方
からくぐり込ませるようにして取り付ける必要はなく、
庇を外壁面に垂直な方向に押し進めて取り付けることが
でき、取付作業の作業性は著しく改善される。また前記
背面パネルを前記外壁とあらかじめ工場において一体化
させておけば現場作業工数の削減が可能であり、更に前
記背面パネルに固定挿通用のボルト孔を設け前記バック
アップ材に裏ナットをそれぞれ設けておけば取付け作業
が極めて容易となる。
【0010】
【実施例】図1は本発明一実施例をプレハブ建物の一部
とともに示す斜視図、図2はその断面図である。玄関庇
の庇本体11の背面には、バックアップ材12が設けて
あり、プレハブ建物13の壁面のドア枠14上方の庇取
付位置には、庇本体11の背面の高さよりも大きな高さ
で、上下両縁に水切り15a、15bを具えた背面パネ
ル16が外壁製作時に工場において取り付けられてい
る。なお、背面パネル16には庇取付用の4個のボルト
孔17が設けてある。さらに、図2に示すようにバック
アップ材12には前記ボルト孔17と同配置で裏ナット
18が設けてある。また、前記背面パネル16表面とと
外壁表面とはほぼ一致させてある。
【0011】庇本体11の取付は次のようにして行われ
る。先ず、庇本体11のバックアップ材12をプレハブ
建物13に取り付けられた背面パネル16の表面に当接
する。次いで、背面パネル16の裏側からボルト19を
前記ボルト孔17に挿入し、裏ナット18に螺入して庇
本体11を背面パネル16に固定する。最後に、庇本体
11のバックアップ材12の上端縁と背面パネル16と
の間隙20、上方の水切り15aと外壁との間隙21に
はシール材の充填を行い、上部雨仕舞を形成する。
【0012】上記のように、本発明の玄関ポーチの庇本
体11は予めプレハブ建物13に取り付けられている上
下の水切り14、15付きの背面パネル16に、取り付
けるものであるが、前記両水切り間の間隔がバックアッ
プ材12の高さよりも大としてあるため、従来の庇のよ
うに下方からくぐり込ませるようにして取り付ける必要
はなく、庇を外壁面に垂直な方向に押し進めて取り付け
ることができ、取付作業の作業性は著しく改善される。
【0013】さらに、本発明の庇はプレハブ建物13に
予め取り付けた背面パネルに取り付けるものであり、従
来のように庇取付用の凹所をユニット側に設け、ここに
取り付けるものではないから、どの様な断面形状の庇で
あっても取り付けることができる。従って、従来のよう
に庇の断面形状が異なるごとに別設計のユニットとする
必要はない。
【0014】
【発明の効果】上記から明らかなように本発明のプレハ
ブ建物用の玄関ポーチ庇においては、庇本体の外壁に対
する取付作業が極めて作業性よく遂行される。そのた
め、前記作業時における作業員の安全を確保することが
できる。さらに、背面パネルを予め工場において外壁と
一体化させておけば、現場作業の工数を減じることがで
きる。また、バックアップ材に裏ナットを固定しておけ
ば、背面パネルに対する庇本体の固定作業が容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例をプレハブ建物の一部とともに
示す斜視図。
【図2】その要部の断面図。
【図3】従来のプレハブ建物用庇と、ユニット外壁にお
ける庇取付部とを示す模式的断面図。
【符号の説明】
11…庇、 12…バックアップ材、 13…ユニッ
ト、 14…ドア枠 15a、15b…水切り、 16…背面パネル、 17
…ボルト孔 18…裏ナット、 19…ボルト、 20、21…間隙

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁の玄関ドア枠上方に外壁に表面をほ
    ぼ一致させて取り付けられ、その上下両縁部に水切りを
    有する庇の背面パネルと、背面にバックアップ材を設け
    られ、このバックアップ材において前記背面パネルに固
    定される庇本体とを備え、前記両水切り先端間の間隔を
    前記バックアップ材の高さより大としたことを特徴とす
    るプレハブ建物用の玄関ポーチ庇。
  2. 【請求項2】 前記背面パネルは、予め工場において前
    記外壁と一体化させたことを特徴とする請求項1記載の
    プレハブ建物用の玄関ポーチ庇。
  3. 【請求項3】 前記背面パネルには固定ボルト挿通用の
    複数個のボルト孔を設け、前記バックアップ材にはそれ
    等と対応する位置に裏ナットをそれぞれ設けたことを特
    徴とする請求項1または請求項2記載のプレハブ建物用
    の玄関ポーチ庇。
JP25379691A 1991-10-01 1991-10-01 プレハブ建物用の玄関ポーチ庇 Pending JPH0593447A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25379691A JPH0593447A (ja) 1991-10-01 1991-10-01 プレハブ建物用の玄関ポーチ庇

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JP25379691A JPH0593447A (ja) 1991-10-01 1991-10-01 プレハブ建物用の玄関ポーチ庇

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0593447A true JPH0593447A (ja) 1993-04-16

Family

ID=17256274

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25379691A Pending JPH0593447A (ja) 1991-10-01 1991-10-01 プレハブ建物用の玄関ポーチ庇

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JP (1) JPH0593447A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011125146A1 (ja) 2010-04-09 2011-10-13 すてきナイスグループ株式会社 建築物の設計方法

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