JPH0593033U - 電子部品 - Google Patents

電子部品

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JPH0593033U
JPH0593033U JP3919692U JP3919692U JPH0593033U JP H0593033 U JPH0593033 U JP H0593033U JP 3919692 U JP3919692 U JP 3919692U JP 3919692 U JP3919692 U JP 3919692U JP H0593033 U JPH0593033 U JP H0593033U
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JP
Japan
Prior art keywords
electrolytic capacitor
groove
wiring board
printed wiring
electronic component
Prior art date
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Pending
Application number
JP3919692U
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English (en)
Inventor
伸悦 伊勢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Chemi Con Corp
Original Assignee
Nippon Chemi Con Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Chemi Con Corp filed Critical Nippon Chemi Con Corp
Priority to JP3919692U priority Critical patent/JPH0593033U/ja
Publication of JPH0593033U publication Critical patent/JPH0593033U/ja
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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】電解コンデンサのプリント配線板への実装時の
信頼性の向上を図る。 【構成】複数のリード端子が同一端面より導出された電
解コンデンサ本体10と、プリント配線板の厚さに対応
した所定幅の溝を有するとともに該溝の底部に電解コン
デンサ本体10より導出されたリード端子11を貫通す
る貫通孔23を有する枠体20を組み合わせてなる電解
コンデンサ1であって、前記リード端子11を前記枠体
20の溝が設けられた面の反対側の面より挿入し、前記
溝の壁面21に沿って前記リード端子11を折り曲げて
電解コンデンサ本体10と枠体20を一体化して電解コ
ンデンサ1を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はリード端子を有する電子部品の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
リード端子を有する電子部品、例えば電解コンデンサはプリント配線板に図4 に示す様な構造で実装を行う場合がある。これは電解コンデンサ50のリード端 子51をプリント配線板52に設けられたスルーホールに挿入してプリント配線 板52の反対側の面で半田付けを行った後に、電解コンデンサ50のリード端子 51がプリント配線板52に沿うようにリード端子51を折り曲げて、プリント 配線板52の縁部より電解コンデンサ50を遊離するように配置する。そしてプ リント配線板52の表面側でも電解コンデンサ50のリード端子51を導体パタ ーン53と半田付けにより接合して、電解コンデンサ50のリード端子51が折 り曲がった状態でプリント配線板52に実装したものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
電解コンデンサをこのような構造で実装した場合では、電解コンデンサに機械 的なストレスが加わるとその機械的ストレスがリード端子の半田付け部に加わる ことになる。その場合には、半田付け部での接合強度が劣化し半田が剥離してし まうおそれがある。また機械的ストレスが電解コンデンサの本体にも好ましくな い影響を与え、電解コンデンサの信頼性を損ねるおそれがあった。
【0004】 そこでこの考案は、電子部品をプリント配線板に実装した際の電子部品のの信 頼性を向上を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
複数のリード端子が同一端面より導出された電子部品本体と、プリント配線板 の厚さに適応した所定幅の溝を有するとともに該溝の底部に電子部品本体より導 出されたリード端子を貫通する貫通孔を有する枠体を組み合わせてなる電子部品 であって、前記リード端子を前記枠体に設けた溝と反対側の面より挿入し、前記 溝の壁面に沿って前記リード端子を折り曲げて電子部品本体と枠体を一体化して 電子部品を構成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】
この考案の電子部品によると、電子部品はプリント配線板に対し枠体によって 支持されるようになる。従って、プリント配線板に実装した電子部品に機械的な ストレスが加わっても、機械的ストレスが枠体とプリント配線板との接触部分で 解消されるようになり、電子部品のリード端子の接合部や電子部品本体に機械的 ストレスが加わることがなくなる。
【0007】
【実施例】
図1に示すように、電解コンデンサ本体10はコンデンサ素子を有底筒状の外 装ケースに挿入してその開口部を封口体にて封口するとともに、コンデンサ素子 に接続された一対のリード端子11が封口体から同一方向に引き出されて構成さ れる。
【0008】 また、図2に示すように、枠体20は樹脂によって形成されており、電解コン デンサ本体10の端面形状に適合する凹部22を有し、さらにその凹部22の底 面には電解コンデンサ本体10より導出したリード端子11を貫通する貫通孔2 3が設けられている。そして、凹部22が形成された面とは反対の面には実装し ようとするプリント配線板30の厚さに対応した所定幅の溝が形成されており、 この溝を構成している壁面21、21によってプリント配線板30を挟み込むよ うになる。そしてこの溝の底部には凹部22より連絡した貫通孔23が形成され ている。また壁面21には電解コンデンサ本体10より導出したリード端子11 を案内する切り溝24が設けられている。
【0009】 そして、電解コンデンサ本体10を枠体20の凹部22に嵌め合わせて、電解 コンデンサ本体10より導出したリード端子11を枠体20の溝の底部より導出 する。この底部より導出したリード端子11を溝の底部に沿うように折り曲げ、 さらに壁面21に設けた切り溝24に案内されるように折り曲げる。このように リード端子11を折り曲げることにより電解コンデンサ本体10が枠体20より 脱落しないようにして、枠体20と電解コンデンサ本体10を一体化し、電解コ ンデンサ1を構成した。
【0010】 図3に示すように、以上のように構成した電解コンデンサ1をプリント配線板 30に実装する場合には、枠体20の溝をプリント配線板30に嵌め込み、枠体 20の溝を構成している壁面21によってプリント配線板30を挟み込むように する。そしてリード端子11をプリント配線板30の上に設けられた導体パター ン31と半田付けにより接続して電解コンデンサ1と導体パターン31の電気的 な接続及び電解コンデンサ1とプリント配線板30の機械的な接続を行った。
【0011】 以上のように実装された電解コンデンサ1では、電解コンデンサ本体10はプ リント配線板30に対して枠体20によって支持されて実装されるようになる。 従って電解コンデンサ1に機械的なストレスが加わった場合でも、その機械的な ストレスが枠体20とプリント配線板30との接触部分によって解消され、電解 コンデンサ本体10や電解コンデンサ1と導電パターン31の接続部に加わるこ とがない。従って、電解コンデンサ1の接続部の信頼性が向上する。
【0012】
【考案の効果】
この考案の電子部品によれば、プリント配線板に実装された電子部品は枠体の 溝部を構成している壁面とプリント配線板が当接して実装されることになるので 、電子部品に機械的なストレスが加わった場合でも機械的なストレスがプリント 配線板と壁面の接触部分によって解消され、電子部品本体や電子部品とプリント 配線板の半田付け部に機械的なストレスが加わることがなくなり、電子部品を実 装した際の信頼性が向上する。
【0013】 また、電子部品をプリント配線板に実装する際に、枠体の溝部でプリント配線 板を挟み込むようにしておくことにより、半田付けを行う前に電子部品がプリン ト配線板に仮固定することができるようになる。したがって半田付け作業の際の 電子部品の位置決めを容易に行えるようになり、プリント配線板への実装の作業 性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の電子部品(電解コンデンサ)を示す
斜視図である。
【図2】この考案の電子部品(電解コンデンサ)に用い
る枠体を示す斜視図である。
【図3】この考案による電子部品(電解コンデンサ)を
プリント配線板に実装した状態を示す斜視図である。
【図4】この考案の従来例で、電解コンデンサをプリン
ト配線板に実装した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1、50 電解コンデンサ 10 電解コンデンサ本体 11、51 リード端子 20 枠体 21 壁面 22 凹部 23 貫通孔 24 切り溝 30、52 プリント配線板 31、53 導体パターン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のリード端子が同一端面より導出さ
    れた電子部品本体と、プリント配線板の厚さに適応した
    所定幅の溝を有するとともに該溝の底部に電子部品本体
    より導出されたリード端子を貫通する貫通孔を有する枠
    体を組み合わせてなる電子部品であって、前記リード端
    子を前記枠体に設けた溝と反対側の面より挿入し、前記
    溝の壁面に沿って前記リード端子を折り曲げて電子部品
    本体と枠体を一体化した電子部品。
JP3919692U 1992-05-15 1992-05-15 電子部品 Pending JPH0593033U (ja)

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JP3919692U JPH0593033U (ja) 1992-05-15 1992-05-15 電子部品

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JP3919692U JPH0593033U (ja) 1992-05-15 1992-05-15 電子部品

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JPH0593033U true JPH0593033U (ja) 1993-12-17

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007042970A (ja) * 2005-08-05 2007-02-15 Sanyo Electric Co Ltd 電子部品を回路基板に保持する構造、及び該構造を用いた電気機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007042970A (ja) * 2005-08-05 2007-02-15 Sanyo Electric Co Ltd 電子部品を回路基板に保持する構造、及び該構造を用いた電気機器
JP4667156B2 (ja) * 2005-08-05 2011-04-06 三洋電機株式会社 電子部品を回路基板に保持する構造、及び該構造を用いた電気機器

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