JPH0592907U - ハイマウントストップランプの給電構造 - Google Patents

ハイマウントストップランプの給電構造

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JPH0592907U
JPH0592907U JP4027192U JP4027192U JPH0592907U JP H0592907 U JPH0592907 U JP H0592907U JP 4027192 U JP4027192 U JP 4027192U JP 4027192 U JP4027192 U JP 4027192U JP H0592907 U JPH0592907 U JP H0592907U
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conductive pin
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mount stop
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のハイマウントストップランプにコネク
タによる給電構造を設けるときには、縦横比が大きいも
のとされた光源基板の熱膨張により導電ピンに応力が加
わり、これにより使用時間の経過と共に導通不良を発生
する問題点を生じていた。 【構成】 本考案により、ハウジング2側に固定された
導電ピン4は光源基板3との接続に摺動パターン3aと
ブラシ部4bとによる摺動部を設けて行われ、この摺動
部による導電ピン4と光源基板3との摺動により光源基
板3は熱膨張方向への移動を自在とされて電気的接続が
行われているハイマウントストップランプの給電構造と
したことで、光源基板3の熱膨張により生ずる位置ズレ
を吸収させ、導電ピン4に応力の掛からないものとして
課題を解決する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車の幅方向の中心線上に設置されるハイマウントストップランプ に関するものであり、詳細には前記ハイマウントストップランプに対する給電構 造に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のハイマウントストップランプ90の給電構造の例を示すものが 図5であり、このハイマウントストップランプ90のハウジング91の背面には 略函状とした受電部91aが設けられると共に、光源基板92には導電性の部材 により形成された導電ピン93を固定して取付け、前記導電ピン93を前記受電 部91a内に突出させることでコネクタ部94を形成するものであり、前記ハイ マウントストップランプ90に給電を行うときには、前記コネクタ部94と嵌合 するコネクタを車体側配線に取付け、両者を嵌合することで行うものである。
【0003】 しかしながら、前記した従来の給電構造においては、光源基板92が極めて大 きい縦横比(アスペクトレシオ)として形成されているのが通常であるので、光 源92aの点灯時にはその発熱により長手方向にかなりの量の熱膨張を生じ、そ の結果、前記導電ピン93にハウジング91と光源基板92との寸法差による応 力が加わるものとなり、遂にはこの応力の繰り返しにより前記光源基板92と導 電ピン93との接続部にクラックなどを生じて導通不良を生じて、この種のハウ ジング91の信頼性を低下させる問題点を生じ、この点の解決が課題とされるも のとなっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記した従来の課題を解決するための具体的手段として、灯具のハウ ジングに略函状の受電部を設け、該受電部内に光源基板に電気的に接続する導電 ピンを突出させてコネクタ部とするハイマウントストップランプの給電構造にお いて、前記ハウジング側に固定された前記導電ピンは前記光源基板との電気的な 接続に摺動部を設けて行われ、この摺動部による前記導電ピンと前記光源基板と の摺動により前記光源基板は熱膨張方向への移動を自在とされていることを特徴 とするハイマウントストップランプの給電構造を提供することで、導電ピンに生 ずる熱膨張による応力を緩和して前記した従来の課題を解決するものである。
【0005】
【実施例】
つぎに、本考案を図に示す実施例に基づいて詳細に説明する。 図1、図2に符号1で示すものはハイマウントストップランプであり、このハ イマウントストップランプ1のハウジング2には函状の受電部2aが設けられ、 該受電部2a中に光源基板3に電気的に接続する導電ピン4を突出させてコネク タ部5を形成させ、外部からの給電に備えるものとされている点は従来例のもの と同様である。
【0006】 しかしながら、本考案により前記光源基板3と導電ピン4とは従来例のものの 如く機械的に固定する接続が行われることはなく、その両者、即ち光源基板3と 導電ピン4との間には専らに電気的接続を目的とする摺動部が設けられるものと され、機械的には両者は一方に位置の移動を生じたときにも他の一方に対しては その影響が及ばないものとされて、例えば熱膨張などにより生ずる応力を緩和す るものとされている。
【0007】 以下に前記摺動部の構成について詳細に説明を行えば、前記導電ピン4は弾性 に富む導電性の板状部材で、一方の端部をコネクタ端子状に成型された端子部4 aが形成されると共に、他の一方の端部には開口を前記光源基板3の板厚面に対 峙するコ字状に成型されたブラシ部4bが形成されるものとされ、このブラシ部 4bは開口で光源基板3の板厚面に狭着させたときには適宜な圧力で表裏面に接 触するものとされている。
【0008】 また、前記導電ピン4は、補助基板6にインサート成型されるなどして、一対 が適宜な間隔を保つものとされ、また、前記補助基板6を前記ハウジング2に取 付けることで、導電ピン4の端子部4aは前記受電部2a内の所定位置に突出す るものとされ、これによりコネクタ部5が構成されるものとされている。尚、前 記導電ピン4は前記ハウジング2の所定位置に直接にインサート成型しても良く 、これは例えばハイマウントストップランプ1の組立手順などを考慮して好都合 なものを選択すれば良い。
【0009】 一方、前記光源基板3には、この光源基板3をハウジング2に取付けたときに 前記ブラシ部4bが狭着する部分の表裏面にプリントパターンによる摺動パター ン3aが形成されるものとされ、該摺動パターン3aは前記光源基板3の熱膨張 による伸長方向、即ち、長手方向に前記ブラシ部4bの幅よりも廣幅なものとし て形成され、同時に前記光源基板3上に搭載されるLEDなどに対する給電のた めの配線が行われている。
【0010】 次いで、上記の構成とした本考案の作用及び効果について説明を行えば、本考 案により前記導電ピン4は直接或いは補助基板6を介する状態でハウジング2の 受電部2aに剛接される状態となり、これにより導電ピン4とハウジング2との 間には相互の位置変化は生じないものとなり、結果としてコネクタ部5は例えば 周囲温度の変化によっても、その寸法精度が保持されるものとなる。
【0011】 このことは即ち、換言すればハウジング2と光源基板3との間の温度変化に起 因する寸法差は全て前記光源基板3と導電ピン4との間に生ずるものとなり、本 考案によりこの部分の接続が図2にも示すように摺動パターン3aとブラシ部4 bとにより摺動可能な構成とされ、電気的な接続のみが行われる構造とされてい ることで、前記光源基板3と導電ピン4との間に応力が生ずることがないものと なる。
【0012】 図3は本考案の別の実施例を要部で示すものであり、前の実施例では前記導電 ピン4のブラシ部4bは光源基板3の表裏面に接触する形状として形成されてい たのに対し、この実施例では光源基板3には膨張方向に沿う長孔3bが設けられ 、該長孔3bの板厚面に摺動パターン3cが設けられるものとされ、前記導電ピ ン4のブラシ部4cは図示のように舌状片が設けられるなどして、前記長孔3b の両内側面にある摺動パターン3cに接触されるものとされている。
【0013】 上記の構成としたことで、前記ブラシ部4cと摺動パターン3cとの接触は前 の実施例の光源基板3の熱膨張による伸張方向に対する自由度と共に、前記光源 基板3と直交する方向にも自由度が与えられるものとなり、これにより例えばハ ウジング2に対する光源基板3の高さ方向の取付精度、或いは導電ピン4の加工 精度なども吸収することが可能となる。
【0014】 図4は同じく本考案の更に別な実施例を要部で示すものであり、この実施例に おいては光源基板3にはこの光源基板3の熱膨張による伸張方向に直交する切欠 3dが設けられ、摺動パターン3eは前の実施例と同様に板厚面に設けられるも のとされ、これに対応して導電ピン7はブラシ部7bが形成される側の端部を前 記光源基板3の伸張を板厚で受ける方向、即ち、前の両実施例に対し直交する方 向とされて、前の実施例で説明したのと同様な形状としたブラシ部7bが設けら れるものとされている。尚、端子部7aについては前の実施例と全くに同様の形 状とされている。
【0015】 この場合には、前記光源基板3に熱膨張による伸張を生じたときには、前記摺 動パターン3eとブラシ部7bとに直接の摺動を生じてその寸法差が補正される ことはないが、光源基板3の伸張を板厚で受けるものとされたことで導電ピン7 は湾曲を生じ易い状態となって前記した寸法差は導電ピン7の湾曲により吸収さ れるものとなり、このときに生ずる光源基板3と導電ピン7との接触位置の変動 が摺動により吸収されるものとなる。
【0016】 尚、上記した二つの実施例においても、得に記載した以外の作用、効果は最初 の実施例と同様であるので、詳細な説明は省略する。また、本考案は上記の三つ の実施例に限定されるものでなく、例えば、端子部4aが家庭用プラグのような 平行端子型のものに実施することも自在であり、要は光源基板と導電ピンとの接 触に摺動部を設けて機械的に自由度を与えた状態で電気的接続を行わせることに 要旨があるものである。
【0017】
【考案の効果】
以上に説明したように本考案により、ハウジング側に固定された導電ピンは光 源基板との電気的な接続に摺動部を設けて行われ、この摺動部による前記導電ピ ンと前記光源基板との摺動により光源基板は熱膨張方向への移動を自在とされて いるハイマウントストップランプの給電構造としたことで、コネクタ部を設けて 光源基板に直接に給電を行うハイマウントストップランプとしたときにも、この 種の縦横比が大きいものとして形成されている光源基板に発熱などにより過大な 寸法伸張を生じてコネクタ部と光源基板とに位置ズレを生じたときにも、摺動部 により電気的接続を損なうことなく位置ズレの修正が行われるものとなり、これ により導通不良が生ずることを防止して、この種のハイマウントストップランプ の信頼性の向上に極めて優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係るハイマウントストップランプの
給電構造の一実施例を示す斜視図である。
【図2】 同じ実施例の要部を拡大して示す平面図であ
る。
【図3】 同じく本考案に係る別の実施例を要部で示す
斜視図である。
【図4】 同じく本考案に係る更に別の実施例を要部で
示す斜視図である。
【図5】 従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1……ハイマウントストップランプ 2……ハウジング 2a……受電部 3……光源基板 3a、3c、3e……摺動パターン、3b……長孔、3
d……切欠 4、7……導電ピン 4a、7a……端子部、4b、4c、7b……ブラシ部 5……コネクタ部 6……補助基板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 灯具のハウジングに略函状の受電部を設
    け、該受電部内に光源基板に電気的に接続する導電ピン
    を突出させてコネクタ部とするハイマウントストップラ
    ンプの給電構造において、前記ハウジング側に固定され
    た前記導電ピンは前記光源基板との電気的な接続に摺動
    部を設けて行われ、この摺動部による前記導電ピンと前
    記光源基板との摺動により前記光源基板は熱膨張方向へ
    の移動を自在とされていることを特徴とするハイマウン
    トストップランプの給電構造。
JP4027192U 1992-05-21 1992-05-21 ハイマウントストップランプの給電構造 Expired - Lifetime JP2567710Y2 (ja)

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