JPH0592013U - 自動車用ワイパーのアーム保護用ブーツ - Google Patents
自動車用ワイパーのアーム保護用ブーツInfo
- Publication number
- JPH0592013U JPH0592013U JP032964U JP3296492U JPH0592013U JP H0592013 U JPH0592013 U JP H0592013U JP 032964 U JP032964 U JP 032964U JP 3296492 U JP3296492 U JP 3296492U JP H0592013 U JPH0592013 U JP H0592013U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- wiper
- boot
- concave curved
- arm protection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アーム保護用ブーツと浮き上がり防止用ウイ
ングを一体化して、安全な視界を確保したワイパー浮き
上がり防止機能を有する自動車用ワイパーのアーム保護
用ブーツを提供すること。 【構成】 ワイパーアームの基端部に装着するアーム保
護用ブーツの、ブーツ本体部の車両前方に向く面の一部
に上下縁部が前方側に突き出た断面形状を有する凹状湾
曲面を形成した。ブーツを装着した状態で前記凹状湾曲
面が前面側になり、高速走行中にこの凹状湾曲面が風圧
を受けてワイパーの浮き上がりを防止する。アーム保護
用ブーツにワイパーの浮き上がり防止機能を持たせたの
で、1個の部材でアーム保護とワイパー浮き上がり防止
ができ、ワイパーへの取付けが簡単になるとともに、部
材コストが低減される。さらに、アームの中間部にはな
んらの部材も取り付ける必要がないので、安全な視界が
確保できる。
ングを一体化して、安全な視界を確保したワイパー浮き
上がり防止機能を有する自動車用ワイパーのアーム保護
用ブーツを提供すること。 【構成】 ワイパーアームの基端部に装着するアーム保
護用ブーツの、ブーツ本体部の車両前方に向く面の一部
に上下縁部が前方側に突き出た断面形状を有する凹状湾
曲面を形成した。ブーツを装着した状態で前記凹状湾曲
面が前面側になり、高速走行中にこの凹状湾曲面が風圧
を受けてワイパーの浮き上がりを防止する。アーム保護
用ブーツにワイパーの浮き上がり防止機能を持たせたの
で、1個の部材でアーム保護とワイパー浮き上がり防止
ができ、ワイパーへの取付けが簡単になるとともに、部
材コストが低減される。さらに、アームの中間部にはな
んらの部材も取り付ける必要がないので、安全な視界が
確保できる。
Description
【0001】
本考案は自動車用ウインドーワイパーのアームの基端部を被う保護用のブーツ に関する。
【0002】
自動車用ウインドーワイパーは、車両本体に回動自在に取り付けたアームに連 結具を介してブレードを連結したものである。このアームの取付け部及び基端部 には、回動機構部やスプリングが設けられているので、この部分への埃の侵入や 発錆を防止するために保護用のブーツを被せることが行われている。
【0003】 図3は従来の保護用ブーツの一例を示す斜視図であり、同図の(a)はワイパ ーアームとブーツを示し、同図の(b)はワイパーアームにブーツを装着した状 態を示す。ブーツ7はビニール系合成樹脂製で、ワイパーアーム6の回動機構部 61に被さる基部71とスプリングを取り付けたアーム基端部62を被う本体部 72とが一体的に成形されている。本体部72は、アーム基端部62の長さの異 なるものにも対応できるように蛇腹状に形成して伸縮自在となっている。なお、 図中、ワイパーブレードは図示を省略している。
【0004】 他方、自動車の高速走行時にワイパーの浮き上がりを防止するために、アーム の中間部にウイングと称する部材を取り付けることが行われている。
【0005】 図4はワイパーにウイングを取り付けた状態を示す斜視図で、アーム基端部6 2とブレード取付け部63の間にウイング8を取り付けている。このウイング8 は合成樹脂または金属製で、車両側からみて上下縁部が前方に突き出た断面形状 を有し、風圧を受けたときにこのウイング8によりアーム6がウインドーWに押 し付けられてワイパーの浮き上がりを防止する。
【0006】
ところが、上記従来の浮き上がり防止用のウイング8は、アーム基端部62と ブレード取付け部63の間に取り付けるものであるため、走行中の視界の妨げに なる。雨天時の走行はもともと視界が良くないうえに、ワイパーの往復動作のた びに比較的大型のウイング8が視界中心部分を通過し、このウイング8の通過が 目障りとなり、安全運転上好ましくない。
【0007】 本考案は、アーム保護用ブーツと浮き上がり防止用ウイングを一体化して、安 全な視界を確保したワイパー浮き上がり防止機能を有するワイパーアーム保護用 ブーツを提供することを目的とする。
【0008】
本考案は、自動車用ウインドーワイパーのアームの基端部に装着するアーム保 護用ブーツであって、ブーツ本体部の車両前方に向く面の一部に上下縁部が前方 側に突き出た断面形状を有する凹状湾曲面を形成したことを特徴とする。
【0009】
本考案のアーム保護用ブーツは、アーム先端から基端部に向けて差し込んで装 着する。装着した状態でブーツ本体部の凹状湾曲面が前面側になり、高速走行中 にこの凹状湾曲面が風圧を受けてワイパーの浮き上がりを防止する。
【0010】
図1は本考案実施例のアーム保護用ブーツを示す斜視図であり、図2は図1の アーム保護用ブーツを取り付けたワイパーの使用状態を示す斜視図である。
【0011】 本実施例のアーム保護用ブーツ(以下、ブーツという)1は、ワイパーアーム 6の回動機構部61に被さる基部2と、アーム6の基端部62を被う本体部3と を一体的に成形したビニール系合成樹脂製のものである。
【0012】 基部2は従来のブーツにおける基部と同じ態様のものであり、底部に開口を有 し、この開口をアーム6の先端に差し込み、ブーツ1をアーム6の基端部62側 に押し込んで、ブーツ1をアーム6に装着する。
【0013】 本体部3は、基部2側の一部に蛇腹部4を形成し、残りの部分は一面に凹状湾 曲部5を形成した筒状部としている。凹状湾曲部5を形成する面は、ブーツ1を アーム6に装着したときに車両前方に向く面であり、この面に図1に示すように 、上下縁部5a,5bが前方側に突き出た断面形状を有する凹状湾曲面5を形成 している。
【0014】 このブーツ1をアーム6に取り付けたとき、図2に示すように、凹状湾曲面5 が車両の前方を向き、走行中に風圧を受けてアーム6をウインドーWに押し付け るように作用する。
【0015】 このブーツ1を装着したワイパーにおいては、雨天走行時にワイパーを使用し たときに、ブーツ1はウィンドーWの下側部分で回動するので視界の妨げになら ず、安全運転の支障とならない。
【0016】
本考案によれば以下の効果を奏する。
【0017】 アーム保護用ブーツにワイパーの浮き上がり防止機能を持たせたので、従来の ように2個の部材を取り付ける必要がなく、取付けが簡単になるとともに、部材 コストが低減される。
【0018】 ワイパーアームの中間部にはなんらの部材も取り付ける必要がないので、ワイ パー使用時であっても安全な視界が確保できる。
【図1】 本考案実施例のアーム保護用ブーツを示す斜
視図である。
視図である。
【図2】 図1のアーム保護用ブーツをワイパーに装着
した状態を示す斜視図である。
した状態を示す斜視図である。
【図3】 従来のアーム保護用ブーツを示す斜視図であ
る。
る。
【図4】 従来のワイパー浮き上がり防止用ウイングを
示す斜視図である。
示す斜視図である。
1 ブーツ 2 基部 3 本体部 4 蛇腹部 5 凹状湾曲部 5a 上縁部 5b 下縁部 6 アーム 61 回動機構部 62 アーム基端部 63 ブレード取付け部
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車用ウインドーワイパーのアームの
基端部に装着するアーム保護用ブーツであって、ブーツ
本体部の車両前方に向く面の一部に上下縁部が前方側に
突き出た断面形状を有する凹状湾曲面を形成した自動車
用ワイパーのアーム保護用ブーツ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP032964U JPH0592013U (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 自動車用ワイパーのアーム保護用ブーツ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP032964U JPH0592013U (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 自動車用ワイパーのアーム保護用ブーツ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0592013U true JPH0592013U (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=12373602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP032964U Pending JPH0592013U (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 自動車用ワイパーのアーム保護用ブーツ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0592013U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006519126A (ja) * | 2003-02-28 | 2006-08-24 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ワイパ装置 |
-
1992
- 1992-05-19 JP JP032964U patent/JPH0592013U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006519126A (ja) * | 2003-02-28 | 2006-08-24 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ワイパ装置 |
JP4662917B2 (ja) * | 2003-02-28 | 2011-03-30 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ワイパ装置及びワイパ装置用のスポイラエレメント |
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