JPH0591923A - デスクトツプパネル取付構造 - Google Patents
デスクトツプパネル取付構造Info
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- JPH0591923A JPH0591923A JP3255425A JP25542591A JPH0591923A JP H0591923 A JPH0591923 A JP H0591923A JP 3255425 A JP3255425 A JP 3255425A JP 25542591 A JP25542591 A JP 25542591A JP H0591923 A JPH0591923 A JP H0591923A
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- Japan
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- desktop panel
- pillar
- desktop
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Abstract
(57)【要約】
【目的】デスクトップパネルのみのデスク本体に対する
着脱を可能にし、その取替え等の便を向上させる。 【構成】デスク本体4の左右両端部に柱2を介してデス
クトップパネル1を取付ける。デスクトップパネル1に
は全周に凹形テーパ面11c、12c、13cを形成
し、このデスクトップパネル1と別体に設けた柱2には
前記凹形テーパ面13cに係合する凸形テーパ面22を
形成する。そして、左右の柱2の間にデスクトップパネ
ル1を、その両端の凹形テーパ面13cが対応する柱2
の凸形テーパ面22に緩嵌する位置に配設し、その状態
から柱2をデスク本体4に螺着することにより、凸形テ
ーパ面22を凹形テーパ面13cにテーパ係合させ、デ
スクトップパネル1を左右の柱2の間に挾着する。
着脱を可能にし、その取替え等の便を向上させる。 【構成】デスク本体4の左右両端部に柱2を介してデス
クトップパネル1を取付ける。デスクトップパネル1に
は全周に凹形テーパ面11c、12c、13cを形成
し、このデスクトップパネル1と別体に設けた柱2には
前記凹形テーパ面13cに係合する凸形テーパ面22を
形成する。そして、左右の柱2の間にデスクトップパネ
ル1を、その両端の凹形テーパ面13cが対応する柱2
の凸形テーパ面22に緩嵌する位置に配設し、その状態
から柱2をデスク本体4に螺着することにより、凸形テ
ーパ面22を凹形テーパ面13cにテーパ係合させ、デ
スクトップパネル1を左右の柱2の間に挾着する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デスクの背面端部分
に、デスクトップパネルを装着するためのデスクトップ
パネル取付構造に関するものである。
に、デスクトップパネルを装着するためのデスクトップ
パネル取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、オフィス等で使用されるデスクに
は、必要に応じてデスクトップパネルを装着することが
できるようになっているものが少なくない。
は、必要に応じてデスクトップパネルを装着することが
できるようになっているものが少なくない。
【0003】従来、デスクトップパネルをデスク本体に
取付けるための構造としては、デスクトップパネルの左
右両側縁に一体に脚体を突設し、これらの脚体を、デス
ク本体の左右両端に設けた上向開口窓内に装着するよう
にしたものが知られている。
取付けるための構造としては、デスクトップパネルの左
右両側縁に一体に脚体を突設し、これらの脚体を、デス
ク本体の左右両端に設けた上向開口窓内に装着するよう
にしたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成のものでは、パネルを裏返したり、パネルのみを他
のものと交換したりすることができない。このため、パ
ネルの両面使用を可能にしたいという要望や、パネルの
みを模様替えしたいという要望等に簡単に対応できない
という欠点がある。
構成のものでは、パネルを裏返したり、パネルのみを他
のものと交換したりすることができない。このため、パ
ネルの両面使用を可能にしたいという要望や、パネルの
みを模様替えしたいという要望等に簡単に対応できない
という欠点がある。
【0005】本発明は、簡単な構成により、そのような
課題を解決することを目的としている。
課題を解決することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、次のような構成を採用したものであ
る。
達成するために、次のような構成を採用したものであ
る。
【0007】すなわち、本発明に係るデスクトップパネ
ル取付構造は、デスク本体の左右両端部に柱を介してデ
スクトップパネルを取付けるようにしたものである。デ
スクトップパネルは、全周に凹形テーパ面を形成されて
おり、柱は、前記デスクトップパネルと別体をなすもの
であって、前記凹形テーパ面に係合する凸形テーパ面を
形成されている。そして、左右の柱の間にデスクトップ
パネルを、その両端の凹形テーパ面が対応する柱の凸形
テーパ面に緩嵌する位置に配設し、その状態から柱をデ
スク本体に螺着することにより、凸形テーパ面を凹形テ
ーパ面にテーパ係合させ、デスクトップパネルを柱間に
挾着するようにしたことを特徴とする。
ル取付構造は、デスク本体の左右両端部に柱を介してデ
スクトップパネルを取付けるようにしたものである。デ
スクトップパネルは、全周に凹形テーパ面を形成されて
おり、柱は、前記デスクトップパネルと別体をなすもの
であって、前記凹形テーパ面に係合する凸形テーパ面を
形成されている。そして、左右の柱の間にデスクトップ
パネルを、その両端の凹形テーパ面が対応する柱の凸形
テーパ面に緩嵌する位置に配設し、その状態から柱をデ
スク本体に螺着することにより、凸形テーパ面を凹形テ
ーパ面にテーパ係合させ、デスクトップパネルを柱間に
挾着するようにしたことを特徴とする。
【0008】柱のデスク本体への取り付けを、簡単かつ
確実に行うためには、柱とデスク本体の間に、デスク本
体に設けた上向開口窓に嵌合する基端矩形部と、柱に設
けた下向開口窓に嵌合する先端矩形部とを有した中間部
材を介在させ、この中間部材の先端矩形部に下方から挿
通した第1のボルトを下向開口窓内に設けた第1のナッ
ト部材に螺着し、基端矩形部に上方から挿通した第2の
ボルトを上向開口窓内に設けた第2のナット部材に螺着
するようにしていることが望ましい。
確実に行うためには、柱とデスク本体の間に、デスク本
体に設けた上向開口窓に嵌合する基端矩形部と、柱に設
けた下向開口窓に嵌合する先端矩形部とを有した中間部
材を介在させ、この中間部材の先端矩形部に下方から挿
通した第1のボルトを下向開口窓内に設けた第1のナッ
ト部材に螺着し、基端矩形部に上方から挿通した第2の
ボルトを上向開口窓内に設けた第2のナット部材に螺着
するようにしていることが望ましい。
【0009】第1のナット部材を簡単に設けるために
は、柱の下端近傍部に側方からナット部材としての役割
を担うピンを挿入し、そのピンに設けたねじ孔に前記第
1のボルトが螺着されるようにしていることが便利であ
る。
は、柱の下端近傍部に側方からナット部材としての役割
を担うピンを挿入し、そのピンに設けたねじ孔に前記第
1のボルトが螺着されるようにしていることが便利であ
る。
【0010】また、柱の上端に簡単にキャップ等を装着
するためには、柱の上端近傍部に側方からピンを挿入
し、そのピンに設けたねじ孔に、前記柱の上端に装着さ
れるキャップを挿通させた第3のボルトを螺着するよう
にしていることが便利である。
するためには、柱の上端近傍部に側方からピンを挿入
し、そのピンに設けたねじ孔に、前記柱の上端に装着さ
れるキャップを挿通させた第3のボルトを螺着するよう
にしていることが便利である。
【0011】さらに、それらのピンを、ねじ孔を適切な
方向に向けて簡単に配向できるようにするためには、上
下のピンの頭部外径に切欠部を設け、それらの切欠部
に、柱の側面を覆うカバー体に設けた凹部を係合させる
ようにしていることが好ましい。
方向に向けて簡単に配向できるようにするためには、上
下のピンの頭部外径に切欠部を設け、それらの切欠部
に、柱の側面を覆うカバー体に設けた凹部を係合させる
ようにしていることが好ましい。
【0012】パネル面を拡張するためには、デスクトッ
プパネルと、他のデスクトップパネルとを、両パネルの
凹形テーパ面に同時に係合する凸形テーパ面を有した連
結具を介して上下方向に隣設し、その状態で両デスクト
ップパネルを共通の柱間に挾着することが有効となる。
プパネルと、他のデスクトップパネルとを、両パネルの
凹形テーパ面に同時に係合する凸形テーパ面を有した連
結具を介して上下方向に隣設し、その状態で両デスクト
ップパネルを共通の柱間に挾着することが有効となる。
【0013】デスクトップパネルの上端に、簡単にカウ
ンターテーブル等の天板を取付け得るようにするために
は、柱の上端に、天板取付面を有するブラケットを第3
のボルトを用いて装着できるようにしていることが望ま
しい。
ンターテーブル等の天板を取付け得るようにするために
は、柱の上端に、天板取付面を有するブラケットを第3
のボルトを用いて装着できるようにしていることが望ま
しい。
【0014】2台のデスク本体を突き合わせて配置し、
それらのデスク本体に共通のデスクトップパネルを装着
するためには、中間部材の先端矩形部の中心を、デスク
本体の背面端の略真上に位置させていることが有効とな
る。
それらのデスク本体に共通のデスクトップパネルを装着
するためには、中間部材の先端矩形部の中心を、デスク
本体の背面端の略真上に位置させていることが有効とな
る。
【0015】
【作用】このような構成のものであると、デスクトップ
パネルは柱と別体をなし、左右の柱の間に単にテーパ係
合下に挾着されているだけであるので、柱のデスク本体
への螺着状態を多少なりとも解除すれば、凹形テーパ面
と凸形テーパ面の間を緩嵌状態にすることができ、デス
クトップパネルを柱間から抜き取ることができる。勿
論、柱をデスクトップパネルごとデスク本体から抜き取
って両者を離反させてもよいのは言うまでもない。そし
て、デスクトップパネルを裏返し、あるいはデスクトッ
プパネルを他のものと交換した後に、再び柱間に緩嵌
し、その状態で柱をデスク本体に螺着すれば、新たなデ
スクトップパネルのデスク本体への取付作業が完了する
ことになる。しかして、本発明はデスクトップパネルを
柱と別体に設けても、デスクトップパネルをフック孔等
ではなくテーパ係合によって柱に強連結するため、柱さ
えデスク本体にガタつきなく固定できれば、デスクトッ
プパネルをガタつきなく確実に固定することができる。
パネルは柱と別体をなし、左右の柱の間に単にテーパ係
合下に挾着されているだけであるので、柱のデスク本体
への螺着状態を多少なりとも解除すれば、凹形テーパ面
と凸形テーパ面の間を緩嵌状態にすることができ、デス
クトップパネルを柱間から抜き取ることができる。勿
論、柱をデスクトップパネルごとデスク本体から抜き取
って両者を離反させてもよいのは言うまでもない。そし
て、デスクトップパネルを裏返し、あるいはデスクトッ
プパネルを他のものと交換した後に、再び柱間に緩嵌
し、その状態で柱をデスク本体に螺着すれば、新たなデ
スクトップパネルのデスク本体への取付作業が完了する
ことになる。しかして、本発明はデスクトップパネルを
柱と別体に設けても、デスクトップパネルをフック孔等
ではなくテーパ係合によって柱に強連結するため、柱さ
えデスク本体にガタつきなく固定できれば、デスクトッ
プパネルをガタつきなく確実に固定することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1〜図20を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0017】このデスクトップパネル取付構造は、図1
に示すように、デスクトップパネル1を、左右一対の柱
2および中間部材3を介してデスク本体4の左右両端部
に取付けている。
に示すように、デスクトップパネル1を、左右一対の柱
2および中間部材3を介してデスク本体4の左右両端部
に取付けている。
【0018】デスクトップパネル1は、図2に示すよう
に、上枠材11と、下枠材12と、左右の側枠材13と
を枠体状に集合させ、両面に面板14を添設したもので
ある。上枠材11は、図4に示すように、上面11aに
水平に伸びる開口部11bを設け、その開口部11bの
内部に凹形テーパ面11cを形成している。下枠材12
は、図5に示すように、下面12aに水平に伸びる開口
部12bを設け、その開口部12bの内部に凹形テーパ
面12cを形成している。側枠材13は、図6に示すよ
うに、外側面13aに鉛直に伸びる開口部13bを設
け、その開口部13bの内部に凹形テーパ面13cを形
成している。
に、上枠材11と、下枠材12と、左右の側枠材13と
を枠体状に集合させ、両面に面板14を添設したもので
ある。上枠材11は、図4に示すように、上面11aに
水平に伸びる開口部11bを設け、その開口部11bの
内部に凹形テーパ面11cを形成している。下枠材12
は、図5に示すように、下面12aに水平に伸びる開口
部12bを設け、その開口部12bの内部に凹形テーパ
面12cを形成している。側枠材13は、図6に示すよ
うに、外側面13aに鉛直に伸びる開口部13bを設
け、その開口部13bの内部に凹形テーパ面13cを形
成している。
【0019】柱2は、前記デスクトップパネル1の上下
寸法よりも若干短寸な背丈を有するもので、図7に示す
ように、外側面2aに鉛直に伸びる開口部21を設ける
一方、その内側面2bに、前記側枠材13の凹形テーパ
面13cとテーパ係合することのできる凸形テーパ面2
2を形成している。また、内部に横断面矩形状の中空部
23が設けてあり、その上方を図2に示すように柱2の
上端に開口させて上向開口窓23aを形成し、その下方
を柱2の下端に開口させて下向開口窓23bを形成して
いる。さらに、この柱2の外側面2aには、図2及び図
3に示すように、上下2箇所にピン挿通孔26、25が
穿設してあり、下部ピン挿通孔25に第1のナット部材
たるピン271 を挿通し、上部ピン挿通孔26に同様の
ピン272 を挿入し得るようにしている。
寸法よりも若干短寸な背丈を有するもので、図7に示す
ように、外側面2aに鉛直に伸びる開口部21を設ける
一方、その内側面2bに、前記側枠材13の凹形テーパ
面13cとテーパ係合することのできる凸形テーパ面2
2を形成している。また、内部に横断面矩形状の中空部
23が設けてあり、その上方を図2に示すように柱2の
上端に開口させて上向開口窓23aを形成し、その下方
を柱2の下端に開口させて下向開口窓23bを形成して
いる。さらに、この柱2の外側面2aには、図2及び図
3に示すように、上下2箇所にピン挿通孔26、25が
穿設してあり、下部ピン挿通孔25に第1のナット部材
たるピン271 を挿通し、上部ピン挿通孔26に同様の
ピン272 を挿入し得るようにしている。
【0020】ピン271 、272 は、図8〜図10に示
すように、軸心と直交する方向にボルト挿通孔27aを
穿設したピン本体27bと、外径の対称な位置に切欠部
27eを有するとともに中央に十字形の溝27cを刻設
された部分円形状の頭部27dとを具備してなる。
すように、軸心と直交する方向にボルト挿通孔27aを
穿設したピン本体27bと、外径の対称な位置に切欠部
27eを有するとともに中央に十字形の溝27cを刻設
された部分円形状の頭部27dとを具備してなる。
【0021】デスク本体4は、図1に示すように、天板
41を左右の脚体42により支持してなるもので、それ
ら両脚体42の背面端近傍部に、図3に示すような角形
パイプ部材43を埋設している。パイプ部材43は、そ
の上端を天板41の上面に連続する位置に開口させて上
向開口窓43aを形成しており、該パイプ部材41の下
端部内には溶接等により第2のナット部材44が固設し
てある。
41を左右の脚体42により支持してなるもので、それ
ら両脚体42の背面端近傍部に、図3に示すような角形
パイプ部材43を埋設している。パイプ部材43は、そ
の上端を天板41の上面に連続する位置に開口させて上
向開口窓43aを形成しており、該パイプ部材41の下
端部内には溶接等により第2のナット部材44が固設し
てある。
【0022】中間部材3は、柱2とデスク本体4の間に
介設されるもので、図3並びに図11〜図15に示すよ
うに、前記デスク本体4の上向開口窓43aに嵌合する
基端矩形部31と、前記柱2の下向開口窓23bに嵌合
する先端矩形部32とを具備してなるもので、それらの
矩形部31、32にはボルト挿通孔31a、32aが穿
設されている。なお、この中間部材3は、基端矩形部3
1を上向開口窓43aに嵌合させた際に、先端矩形部3
2の中心を、デスク本体4の背面端の略真上に位置する
ように設定してある。
介設されるもので、図3並びに図11〜図15に示すよ
うに、前記デスク本体4の上向開口窓43aに嵌合する
基端矩形部31と、前記柱2の下向開口窓23bに嵌合
する先端矩形部32とを具備してなるもので、それらの
矩形部31、32にはボルト挿通孔31a、32aが穿
設されている。なお、この中間部材3は、基端矩形部3
1を上向開口窓43aに嵌合させた際に、先端矩形部3
2の中心を、デスク本体4の背面端の略真上に位置する
ように設定してある。
【0023】そして、先ず、中間部材3と柱2を連結す
るようにしている。すなわち、予め柱2のピン挿通孔2
5、26にそれぞれピン271 、272 を、その頭部2
7dの切欠部27eが鉛直姿勢に保たれるようにして柱
2の側面開口部13b内に挿入し、しかる後、ピン27
1 、272 を鉛直面内で90°回転させて、ねじ孔27
aを鉛直方向に配向する。その際、両ピン271 、27
2 を覆うようにして、側面開口部13bにカバー体7を
装着する。カバー体7は、図2及び図19に示すよう
に、支柱2の背丈に対応する長手寸法を有した横断面コ
字形のもので、左右の折曲部に設けた爪71を支柱2の
開口部内面21aに係合させ得るようにしてあり、その
際に、両爪71および中央のリブ72に切り欠いて設け
た凹部73内に前記ピン271 、272 の切欠部27
e、27e間を抱き込むように挿入して、回り止めと抜
け止めを図る。そして、前記中間部材3の先端矩形部3
2を、図2及び図3に示すように前記柱2の下向開口窓
23bに嵌合させ、その状態で、ボルト挿通孔32aに
下方から挿通した第1のボルト5aを前記ピン271 の
ねじ孔27aに螺着することにより、支柱2と中間部材
3の連結を完了する。次に、中間部材3をデスク本体4
に連結する。そのために、基端矩形部31を前記デスク
本体4の上向開口窓43aに嵌合させ、その際に左右の
柱2の間にデスクトップパネル1を緩嵌させる。そし
て、その状態で、ボルト挿通孔31aに上方から挿通し
た第2のボルト5bをデスク本体4の第2のナット部材
44に螺着する。これによって、図19に示すように、
凸形テーパ面22が凹形テーパ面13cにテーパ係合
し、デスクトップパネル1を左右の柱2の間に挾着する
ことができる。
るようにしている。すなわち、予め柱2のピン挿通孔2
5、26にそれぞれピン271 、272 を、その頭部2
7dの切欠部27eが鉛直姿勢に保たれるようにして柱
2の側面開口部13b内に挿入し、しかる後、ピン27
1 、272 を鉛直面内で90°回転させて、ねじ孔27
aを鉛直方向に配向する。その際、両ピン271 、27
2 を覆うようにして、側面開口部13bにカバー体7を
装着する。カバー体7は、図2及び図19に示すよう
に、支柱2の背丈に対応する長手寸法を有した横断面コ
字形のもので、左右の折曲部に設けた爪71を支柱2の
開口部内面21aに係合させ得るようにしてあり、その
際に、両爪71および中央のリブ72に切り欠いて設け
た凹部73内に前記ピン271 、272 の切欠部27
e、27e間を抱き込むように挿入して、回り止めと抜
け止めを図る。そして、前記中間部材3の先端矩形部3
2を、図2及び図3に示すように前記柱2の下向開口窓
23bに嵌合させ、その状態で、ボルト挿通孔32aに
下方から挿通した第1のボルト5aを前記ピン271 の
ねじ孔27aに螺着することにより、支柱2と中間部材
3の連結を完了する。次に、中間部材3をデスク本体4
に連結する。そのために、基端矩形部31を前記デスク
本体4の上向開口窓43aに嵌合させ、その際に左右の
柱2の間にデスクトップパネル1を緩嵌させる。そし
て、その状態で、ボルト挿通孔31aに上方から挿通し
た第2のボルト5bをデスク本体4の第2のナット部材
44に螺着する。これによって、図19に示すように、
凸形テーパ面22が凹形テーパ面13cにテーパ係合
し、デスクトップパネル1を左右の柱2の間に挾着する
ことができる。
【0024】なお、本実施例では、前記支柱2の上向開
口窓23aにキャップ6を装着し、前記デスクトップパ
ネル1の上縁にカバー体8を装着するようにしている。
キャップ6は、図16〜図18に示すように、前記柱2
の上向開口窓23aに嵌合する基端矩形部61を有し、
ボルト挿通孔62を穿設されている。そして、基端矩形
部61を前記上向開口窓23aに装着した状態で、ボル
ト挿通孔62に上方から挿通した第3のボルト5cを先
に挿入したピン272 のねじ孔27cに螺着している。
また、カバー体8は、図20に示すように、デスクトッ
プパネル1の上端開口部11bに装着される断面形状を
有している。
口窓23aにキャップ6を装着し、前記デスクトップパ
ネル1の上縁にカバー体8を装着するようにしている。
キャップ6は、図16〜図18に示すように、前記柱2
の上向開口窓23aに嵌合する基端矩形部61を有し、
ボルト挿通孔62を穿設されている。そして、基端矩形
部61を前記上向開口窓23aに装着した状態で、ボル
ト挿通孔62に上方から挿通した第3のボルト5cを先
に挿入したピン272 のねじ孔27cに螺着している。
また、カバー体8は、図20に示すように、デスクトッ
プパネル1の上端開口部11bに装着される断面形状を
有している。
【0025】以上のように、デスクトップパネル1を柱
2と別体品にし、それを左右の柱2の間に単にテーパ係
合下に挾着させておくだけのものにすれば、第2のボル
ト5bを多少弛めるだけで、凹形テーパ面13cと凸形
テーパ面22の間を緩嵌状態にし、柱2をデスク本体4
に装着したままで、デスクトップパネル1だけを柱2間
から抜き取ることができる。勿論、場合によっては柱2
をデスクトップパネル1ごとデスク本体4から抜き取っ
てもよいのは言うまでもない。そして、デスクトップパ
ネル1を裏返し、あるいはデスクトップパネル1を他の
ものと交換した後に、再び柱2間に緩嵌させ、その状態
で第2のボルト5bを締着すれば、新たなデスクトップ
パネル1のデスク本体4への取付作業が完了することに
なる。このため、このデスクトップパネル取付構造を採
用すると、デスクトップパネル1の両面使用を可能にし
たいという要望や、デスクトップパネル1の模様替えを
簡単に行いたいという要望等に確実に応えることが可能
になる。しかも、このものはデスクトップパネル1をフ
ック孔等ではなくテーパ係合によって柱2に強連結して
いるため、デスクトップパネル1を柱2と別体に設けた
ことによって生じ得るガタつきを有効に防止しておくこ
とができる。
2と別体品にし、それを左右の柱2の間に単にテーパ係
合下に挾着させておくだけのものにすれば、第2のボル
ト5bを多少弛めるだけで、凹形テーパ面13cと凸形
テーパ面22の間を緩嵌状態にし、柱2をデスク本体4
に装着したままで、デスクトップパネル1だけを柱2間
から抜き取ることができる。勿論、場合によっては柱2
をデスクトップパネル1ごとデスク本体4から抜き取っ
てもよいのは言うまでもない。そして、デスクトップパ
ネル1を裏返し、あるいはデスクトップパネル1を他の
ものと交換した後に、再び柱2間に緩嵌させ、その状態
で第2のボルト5bを締着すれば、新たなデスクトップ
パネル1のデスク本体4への取付作業が完了することに
なる。このため、このデスクトップパネル取付構造を採
用すると、デスクトップパネル1の両面使用を可能にし
たいという要望や、デスクトップパネル1の模様替えを
簡単に行いたいという要望等に確実に応えることが可能
になる。しかも、このものはデスクトップパネル1をフ
ック孔等ではなくテーパ係合によって柱2に強連結して
いるため、デスクトップパネル1を柱2と別体に設けた
ことによって生じ得るガタつきを有効に防止しておくこ
とができる。
【0026】なお、このデスクトップパネル取付構造を
採用すると、次のような態様も容易となる。先ず、図2
1に示すものは、前記実施例のデスクトップパネル1の
カバー体8を外した状態で、他のデスクトップパネル1
を、それら両パネル1の凹形テーパ面11c、12cに
同時に係合する凸形テーパ面91a、91bを有した連
結具91を介して上方に隣設し、その状態で両デスクト
ップパネル1を左右の柱間に挾着するようにしたもので
あり、パネル1間にそりに起因した隙間を生じさせるこ
となく、高い面一度で上への継ぎたしを行うことが可能
になる。また、図22に示すものは、柱2の上端に、キ
ャップ6のかわりに天板取付面92aを有するブラケッ
ト92を第3のボルト5cを用いて装着したものであ
り、ブラケット92に下方から挿通したビス93によっ
て天板94を簡単に取り付けることができる。その他の
構成等も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が
可能である。
採用すると、次のような態様も容易となる。先ず、図2
1に示すものは、前記実施例のデスクトップパネル1の
カバー体8を外した状態で、他のデスクトップパネル1
を、それら両パネル1の凹形テーパ面11c、12cに
同時に係合する凸形テーパ面91a、91bを有した連
結具91を介して上方に隣設し、その状態で両デスクト
ップパネル1を左右の柱間に挾着するようにしたもので
あり、パネル1間にそりに起因した隙間を生じさせるこ
となく、高い面一度で上への継ぎたしを行うことが可能
になる。また、図22に示すものは、柱2の上端に、キ
ャップ6のかわりに天板取付面92aを有するブラケッ
ト92を第3のボルト5cを用いて装着したものであ
り、ブラケット92に下方から挿通したビス93によっ
て天板94を簡単に取り付けることができる。その他の
構成等も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が
可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明のデスクトップパネル取付構造
は、以上説明したように、デスクトップパネルを柱と別
体に設け、そのデスクトップパネルを柱間にテーパ係合
下に挾着するようにしたものである。このため、柱のデ
スク本体への螺着状態を弛めれば簡単にデスクトップパ
ネルを抜き取ることができ、逆に柱をデスク本体に締着
すればデスクトップパネルを強固に固定できることにな
り、デスクトップパネルの取付時の剛性を低下させるこ
となく、その両面使用や取替えに対する要望に応えるこ
とができる。
は、以上説明したように、デスクトップパネルを柱と別
体に設け、そのデスクトップパネルを柱間にテーパ係合
下に挾着するようにしたものである。このため、柱のデ
スク本体への螺着状態を弛めれば簡単にデスクトップパ
ネルを抜き取ることができ、逆に柱をデスク本体に締着
すればデスクトップパネルを強固に固定できることにな
り、デスクトップパネルの取付時の剛性を低下させるこ
となく、その両面使用や取替えに対する要望に応えるこ
とができる。
【図1】本発明の一実施例を示し、取付状態の斜視図。
【図2】図1の部分拡大正断面図。
【図3】図2の一部を破断し省略した右側面図。
【図4】同実施例における上枠材の断面図。
【図5】同実施例における下枠材の断面図。
【図6】同実施例における側枠材の断面図。
【図7】同実施例における支柱の断面図。
【図8】同実施例におけるピンの正面図。
【図9】図8の平面図。
【図10】図8の右側面図。
【図11】同実施例における中間部材の正面図。
【図12】図11の平面図。
【図13】図11の右側面図。
【図14】図11の底面図。
【図15】図11の右側断面図。
【図16】同実施例におけるキャップの正面図。
【図17】図16の平面図。
【図18】図16の左側面図。
【図19】同実施例におけるテーパ係合部の部分平端面
図。
図。
【図20】同実施例のカバー体部分を示す断面図。
【図21】本発明の他の実施例を示す図20に対応した
図。
図。
【図22】本発明のさらに他の実施例を示す図1に対応
した図。
した図。
1…デスクトップパネル 2…柱 3…中間部材 4…デスク本体 5a…第1のボルト 5b…第2のボルト 5c…第3のボルト 7…カバー体 11c、12c、13c…凹形テーパ面 22…凸形テーパ面 23b…下向開口窓 271 …第1のナット部材(ピン) 272 …ピン 27a…ねじ孔 27d…頭部 27e…切欠部 31…基端矩形部 32…先端矩形部 43a…上向開口窓 44…第2のナット部材 73…凹部 91…連結具 92…ブラケット 92a…天板取付面
Claims (8)
- 【請求項1】デスク本体の左右両端部に柱を介してデス
クトップパネルを取付けるようにしたものであって、 デスクトップパネルは、全周に凹形テーパ面を形成され
ており、 柱は、前記デスクトップパネルと別体をなすものであっ
て、前記凹形テーパ面に係合する凸形テーパ面を形成さ
れており、 左右の柱の間にデスクトップパネルを、その両端の凹形
テーパ面が対応する柱の凸形テーパ面に緩嵌する位置に
配設し、その状態から柱をデスク本体に螺着することに
より、凸形テーパ面を凹形テーパ面にテーパ係合させ、
デスクトップパネルを柱間に挾着するようにしたことを
特徴とするデスクトップパネル取付構造。 - 【請求項2】柱とデスク本体の間に、デスク本体に設け
た上向開口窓に嵌合する基端矩形部と、柱に設けた下向
開口窓に嵌合する先端矩形部とを有した中間部材を介在
させ、この中間部材の先端矩形部に下方から挿通した第
1のボルトを下向開口窓内に設けた第1のナット部材に
螺着し、基端矩形部に上方から挿通した第2のボルトを
上向開口窓内に設けた第2のナット部材に螺着するよう
にしたことを特徴とする請求項1記載のデスクトップパ
ネル取付構造。 - 【請求項3】第1のナット部材が、柱の下端近傍部に側
方から挿入したピンであり、そのピンに設けたねじ孔に
前記第1のボルトが螺着されるようにしていることを特
徴とする請求項2記載のデスクトップパネル取付構造。 - 【請求項4】柱の上端近傍部に側方からピンを挿入し、
そのピンに設けたねじ孔に、前記柱の上端に装着される
キャップを挿通させた第3のボルトを螺着するようにし
ていることを特徴とする請求項3記載のデスクトップパ
ネル取付構造。 - 【請求項5】上下のピンの頭部外径に切欠部を設け、そ
れらの切欠部に、柱の側面を覆うカバー体に設けた凹部
を係合させるようにしていることを特徴とする請求項4
記載のデスクトップパネル取付構造。 - 【請求項6】デスクトップパネルと、他のデスクトップ
パネルとを、両パネルの凹形テーパ面に同時に係合する
凸形テーパ面を有した連結具を介して上下方向に隣設
し、その状態で両デスクトップパネルを共通の柱間に挾
着するようにしていることを特徴とする請求項1記載の
デスクトップパネル取付構造。 - 【請求項7】柱の上端に、天板取付面を有するブラケッ
トを第3のボルトを用いて装着できるようにしているこ
とを特徴とする請求項2記載のデスクトップパネル取付
構造。 - 【請求項8】中間部材の先端矩形部の中心を、デスク本
体の背面端の略真上に位置させていることを特徴とする
請求項2記載のデスクトップパネル取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3255425A JP2760182B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | デスクトップパネル取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3255425A JP2760182B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | デスクトップパネル取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0591923A true JPH0591923A (ja) | 1993-04-16 |
JP2760182B2 JP2760182B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=17278588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3255425A Expired - Fee Related JP2760182B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | デスクトップパネル取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2760182B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6552457B2 (en) | 2000-03-28 | 2003-04-22 | Denso Corporation | Support structure for drive source |
US6558140B2 (en) | 2000-11-01 | 2003-05-06 | Asmo Co., Ltd. | Motor of air conditioning system and air conditioning system having the same |
KR100663331B1 (ko) * | 2005-03-26 | 2007-01-02 | 주식회사 일광 | 차량용 공기청정기의 모터설치구조 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3098637U (ja) * | 2003-06-18 | 2004-03-11 | 渡辺 俊男 | ルーバー装置とこれに用いるルーバー。 |
-
1991
- 1991-10-02 JP JP3255425A patent/JP2760182B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3098637U (ja) * | 2003-06-18 | 2004-03-11 | 渡辺 俊男 | ルーバー装置とこれに用いるルーバー。 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6552457B2 (en) | 2000-03-28 | 2003-04-22 | Denso Corporation | Support structure for drive source |
US6558140B2 (en) | 2000-11-01 | 2003-05-06 | Asmo Co., Ltd. | Motor of air conditioning system and air conditioning system having the same |
KR100663331B1 (ko) * | 2005-03-26 | 2007-01-02 | 주식회사 일광 | 차량용 공기청정기의 모터설치구조 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2760182B2 (ja) | 1998-05-28 |
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