JPH0591826U - 射出成形型内のゲートカット装置 - Google Patents

射出成形型内のゲートカット装置

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Publication number
JPH0591826U
JPH0591826U JP3891692U JP3891692U JPH0591826U JP H0591826 U JPH0591826 U JP H0591826U JP 3891692 U JP3891692 U JP 3891692U JP 3891692 U JP3891692 U JP 3891692U JP H0591826 U JPH0591826 U JP H0591826U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate
slide core
cutting
backward
cavity
Prior art date
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Pending
Application number
JP3891692U
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English (en)
Inventor
隆英 小林
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Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Auto Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、フィルムゲートを確実にカットし、
ゲート切れ不良を防止した射出成形型内のゲートカット
装置を提供する。 【構成】射出成形型のキャビティ２に通じたゲート４を
有しシリンダ５により進退移動するスライドコア３の前
端部と前記キャビティ２との間にフィルムゲート切断用
の刃具７をシリンダ８によりスライドコア３の進退移動
方向と直交する方向に進退移動可能に設けたことを特徴
とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、樹脂製品を成形する射出成形型内のゲートカット装置に関するもの である。
【０００２】
【従来の技術】
従来のゲートカット装置は図５で示すように、射出成形型１の樹脂製品Ｗを成 形するキャビティ２に通じたゲート４を有するスライドコア３をシリンダ５によ り進退移動可能に設け、図６で示すように、前記スライドコア３を後退移動して フィルムゲートを引張り力でカットしていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のゲートカット装置では、粘性の高い樹脂の場合に、図７で示すよう に、スライドコア３の後退時にフィルムゲート６が延伸してゲート切れ不良を発 生することがあった。
【０００４】 本考案の目的は、上記従来の問題を解決した射出成形型内のゲートカット装置 を提供する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本考案の要旨は、樹脂製品を成形するキャビティ に通じたゲートを有しシリンダにより進退移動するスライドコアと、このスライ ドコアの前端部と前記キャビティとの間でシリンダによりスライドコアの進退移 動方向と直交する方向に進退移動可能に配置したフィルムゲート切断用の刃具と を備えたものである。
【０００６】
【作用】
上記の構成により、スライドコアを後退移動してフィルムゲートに引張り力を 与えて、刃具を前進移動してフィルムゲートを確実にカットする。
【０００７】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図１において、１は本考案を 適用した射出成形型であり、２は樹脂製品を成形するキャビティである。本考案 装置は図１のＡ部に設けられている。
【０００８】 上記Ａ部の詳細な構造を図２で説明する。３は前記キャビティ２に通じたゲー ト４を有するスライドコアであり、シリンダ５によって進退移動する。このスラ イドコア３の前端部と前記キャビティ２との間にフィルムゲート切断用の刃具７ をスライドコア３の進退移動方向と直交する方向に進退移動可能に配置し、この 刃具７を進退作動するシリンダ８を設けた構成である。尚、９はフィルムゲート 保持ピンを示す。
【０００９】 図４において、１０はゲート４に対面したブロックであり、スプリング１１に よって常にゲート４の方向に押圧されている。このブロック１０はフィルムゲー トの押え用である。
【００１０】 本考案は上記の通りの構造であるから、ゲートカット前は図２で示すように、 スライドコア３は前進端に位置し、刃具７は後退（図では下降）している。
【００１１】 ゲートカット時は図３で示すように、スライドコア３を後退移動してフィルム ゲートに引張り力を与え、刃具７を前進移動（図では上昇）してフィルムゲート をカットする。この時フィルムゲートはフィルムゲート保持ピン９で保持され、 また、ブロック１０により押えられているため、フィルムゲートには引張り力が 確実に付与され、かつ刃具７で確実にカットされる。
【００１２】
【考案の効果】
以上のように本考案によると、樹脂製品を成形するキャビティに通じたゲート を有しシリンダにより進退移動するスライドコアと、このスライドコアの前端部 と前記キャビティとの間でシリンダによりスライドコアの進退移動方向と直交す る方向に進退移動可能に配置したフィルムゲート切断用の刃具とを備えた構成で あるから、スライドコアの後退時にフィルムゲートが延伸する粘性が高い樹脂で あっても刃具によってフィルムゲートを確実にカットし、ゲート切れ不良を防止 する利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案装置が適用された射出成形型の斜視図
【図２】ゲートカット前の本考案装置の要部斜視図
【図３】ゲートカット時の本考案装置の要部斜視図
【図４】フィルムゲート押えの斜視図
【図５】ゲートカット前の従来装置の断面図
【図６】ゲートカット時の従来装置の断面図
【図７】従来装置の不具合を示す断面図
【符号の説明】
１ 射出成形型 ２ キャビティ ３ スライドコア ４ ゲート ５ シリンダ ７ 刃具 ８ シリンダ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 樹脂製品を成形するキャビティに通じた
    ゲートを有しシリンダにより進退移動するスライドコア
    と、このスライドコアの前端部と前記キャビティとの間
    でシリンダによりスライドコアの進退移動方向と直交す
    る方向に進退移動可能に配置したフィルムゲート切断用
    の刃具とを備えたことを特徴とする射出成形型内のゲー
    トカット装置。
JP3891692U 1992-05-15 1992-05-15 射出成形型内のゲートカット装置 Pending JPH0591826U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109249595A (zh) * 2018-11-23 2019-01-22 天津银宝山新科技有限公司 一种潜浇口自动切除装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109249595A (zh) * 2018-11-23 2019-01-22 天津银宝山新科技有限公司 一种潜浇口自动切除装置
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