JPH0591355U - 魚釣り用クーラーボックス - Google Patents

魚釣り用クーラーボックス

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JPH0591355U
JPH0591355U JP3155092U JP3155092U JPH0591355U JP H0591355 U JPH0591355 U JP H0591355U JP 3155092 U JP3155092 U JP 3155092U JP 3155092 U JP3155092 U JP 3155092U JP H0591355 U JPH0591355 U JP H0591355U
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JP
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box
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fishing
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cooler box
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幸男 大家
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Shimano Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デザイン性を良くした状態で肩掛け用ベルト
をクーラーボックスに装着できる魚釣り用クーラーボッ
クスを提供する点にある。 【構成】 魚収納ボックス2の両側面に肩掛け用ベルト
3を沈み込み位置させる凹入溝を形成するとともに、こ
の凹入溝をカバーするカバー体10に、サイドボックス
15を外方に取り付ける長孔10D,10Fを形成する
とともに、ポンプや餌箱をカバー体10の内部に取り付
ける長孔10Eを形成してある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は主として本体ボックスの底面から両側面に沿って巻き掛けされる肩掛 け用ベルトを有する魚釣り用クーラーボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の魚釣り用クーラーボックスにおいては、本体ボックスの両側面を全面 に亘って平坦面に形成するとともに、その本体ボックスの両側面上端部に側面よ り横外側方に突出するベルト通しを設け、底面より側面に回したベルトをベルト 通しに通していた(実開平2−113980号公報第1図)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来構成にあっては、両側面においてはベルトが露出状態であるために、 クーラーボックスを肩に掛けて釣り場を移動する際にその露出したベルトが他物 に触れて損傷することがある。 また、本体ボックス上端部のベルト通しだけでベルトの位置決めをしているの で、底面に掛け渡されるベルトが所定位置よりも横に位置ずれして巻かれた場合 に側面において斜めに掛かった状態になり、肩に掛けた状態でクーラーボックス をバランスよく支持できないことがあった。 しかも、ベルトが露出すること自体デザイン上好ましいことではなかった。 本考案の目的は本体ボックスの両側面に簡単な機構を形成するだけで、上記し た従来欠点を解消できるものを提供する点ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案による特徴構成は前記本体ボックスの両側面に前記肩掛け用ベルトを沈 み込み位置させる凹入溝を形成するとともに、前記凹入溝を開閉可能なカバー体 を設け、このカバー体に釣り用付属品を取り付ける取り付け係止部を形成してあ る点にあり、その作用効果は次の通りである。
【0005】
【作用】
つまり、本体ボックスの両横側面に沿って装着されるベルトは、凹入溝に位置 してカバー体で覆われる。したがって、ベルトは露出することがなく、位置決め もされているので、釣り人がクーラーボックスをバランスよく肩に掛けて持ち運 びできる。そして、本体ボックスとは別部品となるカバー体に釣り用付属品を取 り付けることができる。
【0006】
【考案の効果】
その結果、デザイン上においても優れており、かつ、持ち運びも良好で、ベル ト自体を傷めることも少ない。しかも、本体ボックスとは別部品に釣り用付属品 を取り付けるので、係止部を形成する制約が少なく、本体ボックスに対する設計 も容易になる魚釣り用クーラーボックスを提供できるに至った。
【0007】
【実施例】
図3に示すように、ポリプロピレン、ABS等の合成樹脂製の開閉用蓋体1と その開閉用蓋体1を揺動自在に取り付けた魚収納ボックス2とで本体ボックスを 形成するとともに、、その魚収納ボックス2の両横側壁面と底壁面とに沿って巻 き回する肩掛け用ベルト3を装備して魚釣り用クーラーボックスAを構成する。 図4に示すように、開閉用蓋体1と魚収納ボックス2との後外壁面に蝶番4を 左右に配して取り付け、開閉用蓋体1を上下揺動自在に構成するとともに、左右 蝶番4,4の間に内部に向かう凹入部を上下に並設し、上凹入部を開閉用蓋体1 に下凹入部を魚収納ボックス2の上端に夫々形成し、この凹入部に対してスポン ジからなる衝撃吸収材6,6を装着する。つまり、樹脂或いは金属製の枠体7を 形成しその枠体7内に衝撃吸収材6を取り付け、その枠体7とともに衝撃吸収材 6を凹入部に嵌め込み装着する。この枠体7は凹入部に対して弾性的に入り込ん でいるだけであるから、強く引き操作することによって、取り外し可能であり、 消耗した衝撃吸収材6の取り替えを行うことができる。この衝撃吸収材6は後壁 面よりも後方に突出し、クーラーボックスAを担いだ釣り人の腰部あたりに作用 し、クーラーボックスAの左右の揺れを抑えて、腰部への強迫を回避する。
【0008】 次に左右横側壁面の構造について説明する。図1及び図2に示すように、魚収 納ボックス2の断熱壁8内に凹入する縦向きの凹入溝9を、左右横側壁面を曲げ 形成して構成するとともに、この凹入溝9を閉塞するカバー体10を設けてある 。凹入溝9の底壁面近くに一対の突起11,11を形成するとともに、カバー体 10の底面に一対の係合孔12,12、及び、左右の弾性側壁13,13を突設 し、カバー体10を凹入溝9に取り付ける際には、まず、カバー体10を下方か ら持ち上げるようにして係合孔12,12を突起11,11に係合させ、その後 、カバー体10を凹入溝9に向けて押し込むことによって、弾性側壁13,13 を凹入溝9に嵌着することができる。凹入溝9の上端部に内部ブラケット14を 取り付けるとともに、この内部ブラケット14に上下一対の長孔14A,14B を形成し、その間に円孔14Cを形成してある。一方、カバー体10にも前記長 孔14A,14B及び円孔14Cに対応した位置に長孔10A,10Bと円孔1 0Cを形成するとともに、下半部に更に3つの長孔10D,10E,10Fを形 成してある。
【0009】 以上のような構成によって、肩掛けベルト3を魚収納ボックス2の底壁より両 横側壁に密着する状態で巻き掛け、カバー体10を凹入溝9に装着することによ って、横側壁面よりベルト3が露出するのを防止できる。このベルト3はカバー 体10の底面に形成された挿通孔10Gを通って凹入溝9の壁面に沿って上昇し 、内部ブラケット14の背面を通って上長孔14Aから抜け出しカバー体10の 長孔10Aより外方にでる。 円孔10Cはクーラー持ち上げ用のハンドルをワンタッチで取り付け可能な孔 であり、長孔10Bと長孔10Fは仕掛け等を収納したサイドボックス15をカ バー体10の横外方で係止する孔であり、長孔10Dはエアーポンプをカバー体 10の内部で係止する孔であり、長孔10Eは餌箱等をカバー体10の内部で係 止する孔である。このようにカバー体10に係止孔を設け、カバー体10の内外 に釣り用の付属品を係止できるようにする。カバー体10の外面には、化粧用の ラバーが貼ってある。
【0010】 次にクーラーボックスA前壁における構造について説明する。図2及び図3に 示すように、魚収納ボックス2の前外壁面にビス16,16取り付け孔を形成す るとともに、後記する支持フレーム17を両面テープとビスとで前外壁面に取り 付ける。この支持フレーム17は、前外壁面に沿う縦後壁18と、その後壁18 より前方に向けて延出された左右側壁19,19と、後壁と側壁とに繋がる水平 壁20と、更に、その水平壁20より下向きに延出されたスカート部21とでな る。この支持フレーム17の水平壁20とスカート部21とに亘ってスカート部 21内部空間を貫通する係止用長孔20Aを形成し、この前外壁面に取り付ける 大型のエサ箱22の後壁から延出した引っ掛け具22Aを係止用長孔20Aに差 し込み取り付け固定する。引っ掛け具22Aとしては弾性のあるものがよく、係 止用長孔21Aに挿入された状態で壁面に弾性的に圧接し、抜け止め機能を発揮 する構成をとってもよい。 開閉用蓋体1の閉塞構造について説明する。図2及び図3に示すように、閉止 用のロック金具23を構成するに、蓋体1の前面に左右一対の凹入座24,24 を形成してある。一方、支持フレーム17の後壁18の止め付け金具にピン軸を 介して揺動アーム25を取り付けるとともに、揺動アーム25の先端にロック具 本体26を相対揺動可能に軸支し、もって、ロック具本体26の先端を蓋体1の 凹入座24の上に位置させた状態で、かつ、ロック具本体26と揺動アーム25 とを魚収納ボックス2の外壁面に略沿う状態でロック具本体26と揺動アーム2 5との連結点を最下端になるようにロック具本体26を無理に下向きに移動させ ると、前記連結点がデッドポイントを越えると同時にロック具本体26の背面に 形成された引っ掛け部が蓋体1側の受け金具24に係合して、蓋体1のロックが 完了する。
【0011】 〔別実施例〕 カバー体10の別実施例について説明する。図5に示すように、魚収納ボッ クス2の横側壁面に凹入溝9を形成し、この凹入溝9の上端部に第1内部ブラケ ット14を嵌入固定するとともに、凹入溝9の下端部に第2内部ブラケット27 を嵌入固定する。第1内部ブラケット14の円孔14Cの両側に縦向き係合孔1 4D,14Dを穿設し、同じく第2内部ブラケット27に左右一対の縦向き係合 孔27A,27Aを穿設する。 一方、カバー体10における左右弾性側壁13,13内側に、縦向き係合孔1 4D,14Dに係合する一対の弾性突起28A,28Aと、縦向き係合孔27A ,27Aに係合する一対の弾性突起28B,28Bを突設し、カバー体10を凹 入溝9に押し込み嵌合させると、弾性突起28A,28Aが縦向き係合孔14D ,14Dに、かつ、弾性突起28B,28Bが縦向き係合孔27A,27Aに係 合し、カバー体10を固定する。このカバー体10及び二つの内部ブラケット1 4,27には、図1乃至図3に示すカバー体10と同様の長孔10A,10B, 10D,10E,10Fが設けてある。 カバー体10に付属品を取り付けるべく、長孔10A等を形成したが、長孔 の代わりに係合突起を設け、付属品側に係合孔を形成する構成をとってもよい。 また、係合孔を形成するにしても単なる長孔ではなく、鳩目状の係合孔を形成し て、係合操作を容易に行えるようにしてもよい。このような長孔等を、釣り用付 属品を取り付ける取り付け係止部と称する。 釣り用付属品として、竿受けをカバー体10に取り付けてもよい。
【0012】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】カバー体の装着状態を示す縦断正面図
【図2】クーラーボックスの分解斜視図
【図3】クーラーボックスの背面を示す全体斜視図
【図4】クーラーボックスの全体斜視図
【図5】カバー体の別実施例を示す全体斜視図
【符号の説明】
3 肩掛け用ベルト 9 凹入溝 10 カバー体 10D,10E,10F 取り付け用係止部 15 釣り用付属品

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ボックスの底面から両側面に沿って
    巻き掛けされる肩掛け用ベルト(3)を有する魚釣り用
    クーラーボックスであって、 前記本体ボックスの両側面に前記肩掛け用ベルト(3)
    を沈み込み位置させる凹入溝(9)を形成するととも
    に、前記凹入溝(9)を開閉可能なカバー体(10)を
    設け、このカバー体(10)に釣り用付属品(15)を
    取り付ける取り付け係止部(10D),(10E),(10
    F)を形成してある魚釣り用クーラーボックス。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010168100A (ja) * 2009-01-26 2010-08-05 Globeride Inc 保冷箱
JP2016049995A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 株式会社シマノ 付属品用取付部材及び該付属品用取付部材を備えるクーラーボックス

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58103882U (ja) * 1981-12-30 1983-07-14 山科 繁夫 釣竿支持具

Patent Citations (1)

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JP2563689Y2 (ja) 1998-02-25

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