JPH072379Y2 - 二・三輪車用シート - Google Patents

二・三輪車用シート

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Publication number
JPH072379Y2
JPH072379Y2 JP12209888U JP12209888U JPH072379Y2 JP H072379 Y2 JPH072379 Y2 JP H072379Y2 JP 12209888 U JP12209888 U JP 12209888U JP 12209888 U JP12209888 U JP 12209888U JP H072379 Y2 JPH072379 Y2 JP H072379Y2
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JP
Japan
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seat
helmet
bottom plate
rib
storage portion
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP12209888U
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JPH0242886U (ja
Inventor
圭司 横田
Original Assignee
東京シート株式会社
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Publication date
Application filed by 東京シート株式会社 filed Critical 東京シート株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は二・三輪車用シートに係り、特にヘルメット,
荷物等を収納することのできる二・三輪車に用いられる
シートに関する。
[従来の技術] 従来ヘルメット等を収納できる、いわゆるメットインタ
イプのシートSは、第4A図及び第4B図で示すように、収
納部(いわゆるラゲージボックス)Bに収納したヘルメ
ットHの頭部と当接する位置で、ボトムプレート41に円
形切欠部42を形成して、この切欠部42からウレタンフォ
ーム等のクッション材43をラゲージボックスB内に張出
させて、収納したヘルメットHが動かないように固定し
ていた。なお符号44は表皮材である。
[考案が解決しようとする課題] 上記第4A図及び第4B図で示す従来例によれば、ウレタン
フォーム等からなるクッション材43をラゲージボックス
B内に大きく突出させているので、時間が経過するに従
ってクッション材43が黄色く変色してシートSを開放し
たときの商品性を低下させていた。またクッション材43
を露出しているため、この部分から水分を吸収して劣化
し、ヘルメットHの押え機能を低下させたりする問題も
あった。さらにヘルメットHの形状についても、クッシ
ョン材43と当接しない限ぎり、ヘルメットHを押え付け
ることができないため、勢いラゲージボックスBの形状
がヘルメットHの収容に適した形状に限定されるという
問題もあった。
本考案の目的は、二・三輪車の収納部内に収納したヘル
メット,荷物等の形状を問わずに押えることができると
共に収納部形状の自由度を大きくした二・三輪車用シー
トの提供にある。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記課題を解決するためになされたものであ
り、本考案の二・三輪車用シートは、収納部を備えた二
・三輪車に配設されるシートであって、ボトムプレート
上にクッション材を載置して表皮材で被覆した二・三輪
車用シートにおいて、前記ボトムプレートの下面には収
納部内側に位置するリブが周設され、該周設されたリブ
の所定箇所に着脱可能に伸縮材を張設した構成とする。
[作用] したがって、本考案は、ボトムプレートの下面に、収納
部内側に位置するリブが周設され、この周設されたリブ
の所定箇所に着脱可能に伸縮材を張設した構成であるの
で、この伸縮材によって、ヘルメット,荷物等を押える
ことができる。しかもヘルメット,荷物等の形状を問わ
ず押えることができる。このため、収納部の形状をヘル
メットに適した形状にする必要がない。また従来のよう
にクッション材を露見させていないので、水の浸入を予
防できると共に外観商品性を良好にすることができる。
[実施例] 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。なお
以下に説明する部材,配置等は本考案を限定するもので
はなく、本考案の趣旨の範囲内で種々改変することがで
きるものである。
第1A図乃至第1E図は本考案の第1実施例を示すものであ
り、第1E図で示すように、本例のシートSはダブルシー
トの例を示しており、ボディカバー11(第1E図参照)内
に収納物、例えばヘルメットH等を収納するための収納
部(いわゆるラゲージボックス)Bが形成されており、
該収納部Bの上部に蓋体となるダブルシートSが配設さ
れている。また本例のダブルシートSにおいては、シー
トS前側(第1D図で左側)の裏面にはヒンジ部(図示せ
ず)が形成されて開閉可能になっており、このヒンジ部
によって、第1E図で示すように、シートSが上方に開
き、上記収納部Bを開放するように構成されている。ま
た上記ヒンジ部と反対側のボトムプレート1端部には棒
状のシートロック6が配置されており、車体側に設けら
れたシートキャッチによりシートSと車体側とを締結す
るように構成されている。
本例のダブルシートSは、第1A図で示すように、ポリプ
ロピレン(PP)等からなるボトムプレート1上に、ウレ
タンフォーム等からなるクッション材2を載置して、ポ
リ塩化ビニル(PVC)レザー等からなる表皮材3で被覆
してなる。
上記ボトムプレート1の裏面には、シートSを装着した
ときに、収納部Bの壁7の上部に、全周内側に位置する
ようなリブ4が下方(第1A図参照)に向けて周設されて
いる。このリブ4は、収納部(ラゲージボックス)Bの
上端部よりも下方に位置するように形成する。そしてリ
ブ4の複数所定箇所には、係合孔4aが穿設されており、
この係合孔4aを用いて伸縮材5が張設される。すなわち
伸縮材5は、第1C図で示されるように、ボトムプレート
1の裏面に張設されるが、このとき第1D図で示すよう
に、伸縮材5の所定箇所には複数の掛止フック5aが取着
されており、この複数のの掛止フック5aを上記複数の係
合孔4aに順に引掛けて張設する。
伸縮材5としては伸縮ネット、伸縮布その他の部材を用
いることができる。以上のように構成すると、伸縮材5
により伸縮部B内に収容したヘルメットHの形状に拘ら
ず押えることができる。
第2図は伸縮材の掛止フックとボトムプレートの突起と
の係合状態を示す他の実施例の断面図である。なお本例
において、上記実施例と同一部材等には同一符号を付し
てその説明を省略する。
本例ではボトムプレート1の突起4の先端を、シート装
着時に、ラゲージボックスの壁側に鉤状に折り曲げた掛
止部21とし、この掛止部21と係合できるように掛止フッ
ク22を形成したものである。
第3A図及び第3B図は、伸縮材の掛止フックとボトムプレ
ートの突起との係合状態のさらに他の実施例を示すもの
で、第3A図は断面図、第3B図は係合説明図である。本例
においても、上記第1実施例と同一部材等には同一符号
を付してその説明を省略する。
本例においては、掛止フックとボトムプレートの突起と
の係合を嵌入できるように構成したものである。即ち、
突起4に、開口端が若干狭い嵌合凹部31を形成し、この
嵌合凹部31に嵌入できるように形成した掛止フック32で
伸縮材5を掛止する。本例のように構成すると着脱がよ
り容易になる。
[考案の効果] 本考案は上記のように構成されているので、伸縮材によ
って収納部内に収容したヘルメット,荷物等の形状を問
わずに押えることができる。このため収納部形状の自由
度を大きくすることができる。またクッション材を露見
させることがないので、クッション材の劣化を防止する
と共に、クッション材が露見しないので、外観商品性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1A図乃至第1E図は本考案の一実施例を示すもので、第
1A図はヘルメットを収納した状態を示す断面図、第1B図
は第1A図のI−I線方向から見た部分断面図、第1C図は
シートを裏面からみた斜視図、第1D図は取付フックの掛
止状態を示す説明図、第1E図はシートが開いた状態を示
す斜視図、第2図並びに第3A図及び第3B図はそれぞれフ
ックの変更例を示す要部説明図であり、第4A図及び第4B
図は従来例を示す裏面斜視図及び断面図である。 1……ボトムプレート、2……クッション材、3……表
皮材、4……突起、5……伸縮材、H……ヘルメット、
S……シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】収納部を備えた二・三輪車に配設されるシ
    ートであって、ボトムプレート上にクッション材を載置
    して表皮材で被覆した二・三輪車用シートにおいて、前
    記ボトムプレートの下面には収納部内側に位置するリブ
    が周設され、該周設されたリブの所定箇所に着脱可能に
    伸縮材を張設したことを特徴とする二・三輪車用シー
    ト。
JP12209888U 1988-09-20 1988-09-20 二・三輪車用シート Expired - Lifetime JPH072379Y2 (ja)

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JP12209888U JPH072379Y2 (ja) 1988-09-20 1988-09-20 二・三輪車用シート

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JP12209888U JPH072379Y2 (ja) 1988-09-20 1988-09-20 二・三輪車用シート

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Publication Number Publication Date
JPH0242886U JPH0242886U (ja) 1990-03-23
JPH072379Y2 true JPH072379Y2 (ja) 1995-01-25

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ID=31369706

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JP12209888U Expired - Lifetime JPH072379Y2 (ja) 1988-09-20 1988-09-20 二・三輪車用シート

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JP5687507B2 (ja) * 2011-02-01 2015-03-18 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両

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JPH0242886U (ja) 1990-03-23

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