JP2561248Y2 - 魚釣り用クーラーボックス - Google Patents

魚釣り用クーラーボックス

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JP2561248Y2
JP2561248Y2 JP3155192U JP3155192U JP2561248Y2 JP 2561248 Y2 JP2561248 Y2 JP 2561248Y2 JP 3155192 U JP3155192 U JP 3155192U JP 3155192 U JP3155192 U JP 3155192U JP 2561248 Y2 JP2561248 Y2 JP 2561248Y2
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幸男 大家
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Shimano Inc
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は魚釣り用クーラーボック
スに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の魚釣り用クーラーボックスにお
いては、開閉用蓋体を閉止状態に維持するロック金具を
魚収納ボックスに取り付けるに、実開平1−12138
2号公報に示すように、魚収納ボックスの外壁面にその
儘取り付けていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このロック金具は開閉
用蓋体を閉止状態に維持するだけの機能を果たせばよい
ので、ロック金具にはさほど大きな力は掛からないもの
であるが、ビス止めする必要等からビス孔を開ける必要
があり、外壁面の強度低下を招くとともに、外壁面等を
クーラーボックスとして必要な板厚に設定するだけで
は、ロック金具の取り付け状態が堅固でなく、開閉用蓋
体が移動時にガタ付いて好ましいものではなかった。ま
た、釣り用必需品の収納ケースとしての餌箱は、地面に
置いて使用するのが一般的であるが、釣り時の釣り人の
姿勢からはもっと上方に位置させるのが望ましく、ま
た、投げ釣りでは釣り場を移動することが多く、その移
動時においては、クーラーボックスを肩にかけ、釣り竿
や他の道具とともに餌箱を手に持って移動しなければな
らず、その持ち運びに苦労していた。したがって、この
餌箱等の釣り用必需品の収納ケースを、取扱いに便利な
ように、処理する必要があった。本考案の目的はクーラ
ー外壁面に簡単な改造を施すことによって、ロック金具
の装着状態を堅固にしながら、前記収納ケースの取扱い
も容易に行うことのできる魚釣り用クーラーボックスを
提供する点ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案による特徴構成は
開閉用蓋体を有する魚収納ボックス上端部に、その収納
ボックスの外壁面よりも前方に突出する支持フレーム部
を取り付けるとともに、この支持フレーム部の魚収納ボ
ックス側基端部に、前記開閉用蓋体を閉止状態に維持す
るロック金具を装着し、前記支持フレーム部の魚収納ボ
ックスより離れる先端部に、釣り用必需品の収納ケース
を取り付ける係止機構を設けてある点にあり、その作用
効果は次の通りである。
【0005】
【作用】つまり、前記支持フレーム部を形成することに
よって、収納ケースを魚収納ボックスに取り付けること
ができ、釣り場を移動する場合にもその収納ケースを手
に持ったりクーラーボックスに付け直すといった扱いを
する必要がなく、その取扱いが容易である。この支持フ
レーム部で外壁面を強化し、しかも、その支持フレーム
部が収納ケースを取り付けるだけの強度のあるものに構
成してあるので、この支持フレームにロック金具を装着
することによって、その取り付け状態をいっそう堅固に
でき、開閉用蓋体の閉止状態をしっかりしたものにでき
る。更に、ロック金具の取り付け位置を収納ケースに対
する係止機構の形成部位を前後に異ならせているので、
収納ケースを着脱することなく、開閉用蓋体の開閉操作
が可能である。
【0006】
【考案の効果】したがって、釣り場を移動する際にも、
収納ケースの取扱いに窮することはなく、かつ、開閉用
蓋体がガタツクこともない。しかも、支持フレーム部を
金具用及び収納ケース用として兼用する効果もある。更
に、収納ケースを取り外すことなく開閉用蓋体の開閉操
作を行える良さもある。
【0007】
【実施例】図3に示すように、ポリプロピレン、ABS
等の合成樹脂製の開閉用蓋体1を揺動自在に取り付けた
魚収納ボックス2に、その魚収納ボックス2の両横側壁
面と底壁面とに沿って巻き回する肩掛け用ベルト3を装
備して魚釣り用クーラーボックスAを構成する。図4に
示すように、開閉用蓋体1と魚収納ボックス2との後外
壁面に蝶番4を左右に配して取り付け、開閉用蓋体1を
上下揺動自在に構成するとともに、左右蝶番4,4の間
に内部に向かう凹入部を上下に並設し、上凹入部を開閉
用蓋体1に下凹入部を魚収納ボックス2の上端に夫々形
成し、この凹入部に対してスポンジからなる衝撃吸収材
6,6を装着する。つまり、樹脂或いは金属製の枠体7
を形成しその枠体7内に衝撃吸収材6を取り付け、その
枠体7とともに衝撃吸収材6を凹入部に嵌め込み装着す
る。この枠体7は凹入部に対して弾性的に入り込んでい
るだけであるから、強く引き操作することによって、取
り外し可能であり、消耗した衝撃吸収材6の取り替えを
行うことができる。この衝撃吸収材6は後壁面よりも後
方に突出し、クーラーボックスAを担いだ釣り人の腰部
あたりに作用し、クーラーボックスAの左右の揺れを抑
えて、腰部への強迫を回避する。又、摩擦抵抗の高いラ
バーやエラストマーで衝撃吸収材6を形成すれば、クー
ラーボックスAの前後方向での揺れや滑りを抑制して、
肩に掛けたクーラーボックスAの姿勢を安定したものに
でき、持ちやすくなる。
【0008】次に左右横側壁面の構造について説明す
る。図2及び図3に示すように、魚収納ボックス2の断
熱壁8内に凹入する縦向きの凹入溝9を、左右横側壁面
を曲げ形成して構成するとともに、この凹入溝9を閉塞
するカバー体10を設けてある。凹入溝9の底壁面近く
に一対の突起11,11を形成するとともに、カバー体
10の底面に一対の係合孔12,12、及び、左右の弾
性側壁13,13を突設し、カバー体10を凹入溝9に
取り付ける際には、まず、カバー体10を下方から持ち
上げるようにして係合孔12,12を突起11,11に
係合させ、その後、カバー体10を凹入溝9に向けて押
し込むことによって、弾性側壁13,13を凹入溝9に
嵌着することができる。凹入溝9の上端部に内部ブラケ
ット14を取り付けるとともに、この内部ブラケット1
4に上下一対の長孔14A,14Bを形成し、その間に
円孔14Cを形成してある。一方、カバー体10にも前
記長孔14A,14B及び円孔14Cに対応した位置に
長孔10A,10Bと円孔10Cを形成するとともに、
下半部に更に3つの長孔10D,10E,10Fを形成
してある。
【0009】以上のような構成によって、肩掛けベルト
3を魚収納ボックス2の底壁より両横側壁に密着する状
態で巻き掛け、カバー体10を凹入溝9に装着すること
によって、横側壁面よりベルト3が露出するのを防止で
きる。このベルト3はカバー体10の底面に形成された
挿通孔10Gを通って凹入溝9の壁面に沿って上昇し、
内部ブラケット14の背面を通って上長孔14Aから抜
け出しカバー体10の長孔10Aより外方にでる。円孔
10Cはクーラー持ち上げ用のハンドルをワンタッチで
取り付け可能な孔であり、長孔10Bと長孔10Fは仕
掛け等を収納したサイドボックス15をカバー体10の
横外方で係止する孔であり、長孔10Dはエアーポンプ
をカバー体10の内部で係止する孔であり、長孔10E
は餌箱等をカバー体10の内部で係止する孔である。こ
のようにカバー体10に係止孔を設け、カバー体10の
内外に釣り用のケースを係止できるようにする。カバー
体10の外面には、化粧用のラバーが貼ってある。尚、
カバー体10又は魚収納ボックス15の外面に竿受けを
取り付けてもよい。
【0010】次にクーラーボックスA前壁における構造
について説明する。図1乃至図3に示すように、魚収納
ボックス2の前外壁面にビス16,16取り付け孔を形
成するとともに、後記する支持フレーム17を両面テー
プとビスとで前外壁面に取り付ける。この支持フレーム
17は、前外壁面に沿う縦後壁18と、その後壁18よ
り前方に向けて延出された左右側壁19,19と、後壁
と側壁とに繋がる水平壁20と、更に、その水平壁20
より下向きに延出されたスカート部21とでなる。この
支持フレーム17の水平壁20とスカート部21とに亘
ってスカート部21内部空間を貫通する為の係止用長孔
20Aを形成し、この前外壁面に取り付ける大型のエサ
箱22の後壁から延出した引っ掛け具22Aを係止用長
孔20Aに差し込み取り付け固定する。引っ掛け具22
Aとしては弾性のあるものがよく、係止用長孔21Aに
挿入された状態で壁面に弾性的に圧接し、抜け止め機能
を発揮する構成をとってもよい。開閉用蓋体1の閉塞構
造について説明する。図1乃至図3に示すように、閉止
用のロック金具23を構成するに、蓋体1の前面に左右
一対の受け金具24,24を装着するとともに、受け金
具24,24の上面に凹入座24,24を形成してあ
る。一方、支持フレーム17の後壁18の止め付け金具
にピン軸を介して揺動アーム25を取り付けるととも
に、揺動アーム25の先端にロック具本体26を相対揺
動可能に軸支し、もって、ロック具本体26の先端を蓋
体1の凹入座24の上に位置させた状態で、かつ、ロッ
ク具本体26と揺動アーム25とを魚収納ボックス2の
外壁面に略沿う状態でロック具本体26と揺動アーム2
5との連結点を最下端になるようにロック具本体26を
無理に下向き揺動させると、前記連結点がデッドポイン
トを越えると同時にロック具本体26の背面に形成され
た引っ掛け部が蓋体1側の受け金具24に係合して、蓋
体1のロックが完了する。
【0011】〔別実施例〕 支持フレーム17に係止するものとしては、エサ箱
22だけではなく仕掛や他の小物を入れるケースでもよ
く、これらを総称して、釣り用必需品の収納ケースとい
う。 収納ケース22を係止する構造としては、収納ケー
ス22に係合孔を形成し、支持フレーム17に係合片を
形成する構成を採ってもよく、又、収納ケース22の引
っ掛け具22Aを挟み込む板バネ式の係合具を支持フレ
ーム17に形成しても良く、これらを総称して係止機構
とする。 支持フレーム17として、魚収納ボックス2とは別
部品を使用したが、魚収納ボックス2と一体に支持フレ
ーム17を形成してもよく、これらを総称して支持フレ
ーム部とする。
【0012】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】支持フレーム部を示す縦断側面図
【図2】クーラーボックスの分解斜視図
【図3】クーラーボックスの全体斜視図
【図4】クーラーボックスの背面を示す全体斜視図
【符号の説明】
1 開閉用蓋体 2 魚収納ボックス 17 支持フレーム部 22 釣り用必需品の収納ケース 23 ロック金具

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉用蓋体(1)を有する魚収納ボック
    ス(2)上端部に、その収納ボックス(2)の外壁面よ
    りも前方に突出する支持フレーム部(17)を取り付け
    るとともに、この支持フレーム部(17)の魚収納ボッ
    クス側基端部に、前記開閉用蓋体(1)を閉止状態に維
    持するロック金具(23)を装着し、前記支持フレーム
    部(17)の魚収納ボックス(2)より離れる先端部
    に、釣り用必需品の収納ケース(22)を取り付ける係
    止機構を設けてある魚釣り用クーラーボックス。
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