JP2563689Y2 - 魚釣り用クーラーボックス - Google Patents

魚釣り用クーラーボックス

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JP2563689Y2
JP2563689Y2 JP1992031550U JP3155092U JP2563689Y2 JP 2563689 Y2 JP2563689 Y2 JP 2563689Y2 JP 1992031550 U JP1992031550 U JP 1992031550U JP 3155092 U JP3155092 U JP 3155092U JP 2563689 Y2 JP2563689 Y2 JP 2563689Y2
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幸男 大家
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【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は主として本体ボックスの
底面から両側面に沿って巻き掛けされる肩掛け用ベルト
備えた魚釣り用クーラーボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の魚釣り用クーラーボックスにお
いては、本体ボックスの両側面を全面に亘って平坦面に
形成するとともに、その本体ボックスの両側面上端部に
側面より横外側方に突出するベルト通しを設け、底面よ
り側面に回したベルトをベルト通しに通していた(実開
平2−113980号公報第1図)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来構成にあって
は、両側面においてはベルトが露出状態であるために、
クーラーボックスを肩に掛けて釣り場を移動する際にそ
の露出したベルトが他物に触れて損傷することがある。
また、本体ボックス上端部のベルト通しだけでベルトの
位置決めをしているので、底面に掛け渡されるベルトが
所定位置よりも横に位置ずれして巻かれた場合に側面に
おいて斜めに掛かった状態になり、肩に掛けた状態でク
ーラーボックスをバランスよく支持できないことがあっ
た。しかも、ベルトが露出すること自体デザイン上好ま
しいことではなかった。本考案の目的は本体ボックスの
両側面に簡単な機構を形成するだけで、従来欠点を解消
し、肩に掛けた状態でクーラーボックスをバランスよく
支持できるものを提供する点ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案による特徴構成
は、前記本体ボックスの両側面に前記肩掛け用ベルトを
沈み込み位置させる凹入溝を形成するとともに、前記凹
入溝を閉塞するカバー体を前記本体ボックスに対して着
脱自在に構成し、このカバー体に釣り用付属品を取り付
ける取り付け係止部を形成してある点にあり、その作用
効果は次の通りである。
【0005】
【作用】(請求項1) つまり、カバー体を本体ボックスに取り付けると、カバ
ー体が凹入溝を閉塞する。これによって、凹入溝に位置
される肩掛け用ベルトはカバー体によって覆われ、凹入
溝より位置ズレすることはない。したがって、ベルトは
凹入溝によって露出することがなく、位置決めもされて
いるので、釣り人がクーラーボックスをバランスよく肩
に掛けて持ち運びできる。そして、本体ボックスとは別
部品となるカバー体に釣り用付属品を取り付けることが
できる。
【0006】
【考案の効果】その結果、デザイン上においても優れて
おり、かつ、クーラーを持ち運ぶ際にもカバー体によっ
てベルトが位置ズレを起こさず、持ち運びが楽になるの
、ベルト自体を傷めることも少ない。しかも、本体ボ
ックスとは別部品に釣り用付属品を取り付けるので、係
止部を形成する制約が少なく、本体ボックスに対する設
計も容易になる魚釣り用クーラーボックスを提供できる
に至った。
【0007】
【実施例】図3に示すように、ポリプロピレン、ABS
等の合成樹脂製の開閉用蓋体1とその開閉用蓋体1を揺
動自在に取り付けた魚収納ボックス2とで本体ボックス
を形成するとともに、その魚収納ボックス2の両横側壁
面と底壁面とに沿って巻き回する肩掛け用ベルト3を装
備して魚釣り用クーラーボックスAを構成する。図4に
示すように、開閉用蓋体1と魚収納ボックス2との後外
壁面に蝶番4を左右に配して取り付け、開閉用蓋体1を
上下揺動自在に構成するとともに、左右蝶番4,4の間
に内部に向かう凹入部を上下に並設し、上凹入部を開閉
用蓋体1に下凹入部を魚収納ボックス2の上端に夫々形
成し、この凹入部に対してスポンジからなる衝撃吸収材
6,6を装着する。つまり、樹脂或いは金属製の枠体7
を形成しその枠体7内に衝撃吸収材6を取り付け、その
枠体7とともに衝撃吸収材6を凹入部に嵌め込み装着す
る。この枠体7は凹入部に対して弾性的に入り込んでい
るだけであるから、強く引き操作することによって、取
り外し可能であり、消耗した衝撃吸収材6の取り替えを
行うことができる。この衝撃吸収材6は後壁面よりも後
方に突出し、クーラーボックスAを担いだ釣り人の腰部
あたりに作用し、クーラーボックスAの左右の揺れを抑
えて、腰部への強迫を回避する。
【0008】次に左右横側壁面の構造について説明す
る。図1及び図2に示すように、魚収納ボックス2の断
熱壁8内に凹入する縦向きの凹入溝9を、左右横側壁面
を曲げ形成して構成するとともに、この凹入溝9を閉塞
するカバー体10を設けてある。凹入溝9の底壁面近く
に一対の突起11,11を形成するとともに、カバー体
10の底面に一対の係合孔12,12、及び、左右の弾
性側壁13,13を突設し、カバー体10を凹入溝9に
取り付ける際には、まず、カバー体10を下方から持ち
上げるようにして係合孔12,12を突起11,11に
係合させ、その後、カバー体10を凹入溝9に向けて押
し込むことによって、弾性側壁13,13を凹入溝9に
嵌着することができる。凹入溝9の上端部に内部ブラケ
ット14を取り付けるとともに、この内部ブラケット1
4に上下一対の長孔14A,14Bを形成し、その間に
円孔14Cを形成してある。一方、カバー体10にも前
記長孔14A,14B及び円孔14Cに対応した位置に
長孔10A,10Bと円孔10Cを形成するとともに、
下半部に更に3つの長孔10D,10E,10Fを形成
してある。
【0009】以上のような構成によって、肩掛けベルト
3を魚収納ボックス2の底壁より両横側壁に密着する状
態で巻き掛け、カバー体10を凹入溝9に装着すること
によって、横側壁面よりベルト3が露出するのを防止で
きる。このベルト3はカバー体10の底面に形成された
挿通孔10Gを通って凹入溝9の壁面に沿って上昇し、
内部ブラケット14の背面を通って上長孔14Aから抜
け出しカバー体10の長孔10Aより外方にでる。円孔
10Cはクーラー持ち上げ用のハンドルをワンタッチで
取り付け可能な孔であり、長孔10Bと長孔10Fは仕
掛け等を収納したサイドボックス15をカバー体10の
横外方で係止する孔であり、長孔10Dはエアーポンプ
をカバー体10の内部で係止する孔であり、長孔10E
は餌箱等をカバー体10の内部で係止する孔である。こ
のようにカバー体10に係止孔を設け、カバー体10の
内外に釣り用の付属品を係止できるようにする。カバー
体10の外面には、化粧用のラバーが貼ってある。
【0010】次にクーラーボックスA前壁における構造
について説明する。図2及び図3に示すように、魚収納
ボックス2の前外壁面にビス16,16取り付け孔を形
成するとともに、後記する支持フレーム17を両面テー
プとビスとで前外壁面に取り付ける。この支持フレーム
17は、前外壁面に沿う縦後壁18と、その後壁18よ
り前方に向けて延出された左右側壁19,19と、後壁
と側壁とに繋がる水平壁20と、更に、その水平壁20
より下向きに延出されたスカート部21とでなる。この
支持フレーム17の水平壁20とスカート部21とに亘
ってスカート部21内部空間を貫通する係止用長孔20
Aを形成し、この前外壁面に取り付ける大型のエサ箱2
2の後壁から延出した引っ掛け具22Aを係止用長孔2
0Aに差し込み取り付け固定する。引っ掛け具22Aと
しては弾性のあるものがよく、係止用長孔21Aに挿入
された状態で壁面に弾性的に圧接し、抜け止め機能を発
揮する構成をとってもよい。開閉用蓋体1の閉塞構造に
ついて説明する。図2及び図3に示すように、閉止用の
ロック金具23を構成するに、蓋体1の前面に左右一対
の凹入座24,24を形成してある。一方、支持フレー
ム17の後壁18の止め付け金具にピン軸を介して揺動
アーム25を取り付けるとともに、揺動アーム25の先
端にロック具本体26を相対揺動可能に軸支し、もっ
て、ロック具本体26の先端を蓋体1の凹入座24の上
に位置させた状態で、かつ、ロック具本体26と揺動ア
ーム25とを魚収納ボックス2の外壁面に略沿う状態で
ロック具本体26と揺動アーム25との連結点を最下端
になるようにロック具本体26を無理に下向きに移動さ
せると、前記連結点がデッドポイントを越えると同時に
ロック具本体26の背面に形成された引っ掛け部が蓋体
1側の受け金具24に係合して、蓋体1のロックが完了
する。
【0011】〔別実施例〕 カバー体10の別実施例について説明する。図5に
示すように、魚収納ボックス2の横側壁面に凹入溝9を
形成し、この凹入溝9の上端部に第1内部ブラケット1
4を嵌入固定するとともに、凹入溝9の下端部に第2内
部ブラケット27を嵌入固定する。第1内部ブラケット
14の円孔14Cの両側に縦向き係合孔14D,14D
を穿設し、同じく第2内部ブラケット27に左右一対の
縦向き係合孔27A,27Aを穿設する。一方、カバー
体10における左右弾性側壁13,13内側に、縦向き
係合孔14D,14Dに係合する一対の弾性突起28
A,28Aと、縦向き係合孔27A,27Aに係合する
一対の弾性突起28B,28Bを突設し、カバー体10
を凹入溝9に押し込み嵌合させると、弾性突起28A,
28Aが縦向き係合孔14D,14Dに、かつ、弾性突
起28B,28Bが縦向き係合孔27A,27Aに係合
し、カバー体10を固定する。このカバー体10及び二
つの内部ブラケット14,27には、図1乃至図3に示
すカバー体10と同様の長孔10A,10B,10D,
10E,10Fが設けてある。 カバー体10に付属品を取り付けるべく、長孔10
A等を形成したが、長孔の代わりに係合突起を設け、付
属品側に係合孔を形成する構成をとってもよい。また、
係合孔を形成するにしても単なる長孔ではなく、鳩目状
の係合孔を形成して、係合操作を容易に行えるようにし
てもよい。このような長孔等を、釣り用付属品を取り付
ける取り付け係止部と称する。 釣り用付属品として、竿受けをカバー体10に取り
付けてもよい。
【0012】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】カバー体の装着状態を示す縦断正面図
【図2】クーラーボックスの分解斜視図
【図3】クーラーボックスの背面を示す全体斜視図
【図4】クーラーボックスの全体斜視図
【図5】カバー体の別実施例を示す全体斜視図
【符号の説明】
3 肩掛け用ベルト 9 凹入溝 10 カバー体 10D,10E,10F 取り付け用係止部 15 釣り用付属品

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ボックスの底面から両側面に沿って
    巻き掛けされる肩掛け用ベルト(3)を備えた魚釣り用
    クーラーボックスであって、 前記本体ボックスの両側面に前記肩掛け用ベルト(3)
    を沈み込み位置させる凹入溝(9)を形成するととも
    に、前記凹入溝(9)を閉塞するカバー体(10)を前
    記本体ボックスに対して着脱自在に構成し、このカバー
    体(10)に釣り用付属品(15)を取り付ける取り付
    け係止部(10D),(10E),(10F)を形成してあ
    る魚釣り用クーラーボックス。
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JP6360391B2 (ja) * 2014-08-29 2018-07-18 株式会社シマノ 付属品用取付部材及び該付属品用取付部材を備えるクーラーボックス

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