JPH059130Y2 - - Google Patents

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JPH059130Y2
JPH059130Y2 JP798088U JP798088U JPH059130Y2 JP H059130 Y2 JPH059130 Y2 JP H059130Y2 JP 798088 U JP798088 U JP 798088U JP 798088 U JP798088 U JP 798088U JP H059130 Y2 JPH059130 Y2 JP H059130Y2
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tile
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concrete
block
blocks
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  • Finishing Walls (AREA)
  • Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
  • Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はタイルブロツクを製造するための枠
に関するものである。
(従来の技術) 従来のタイルブロツクは、コンクリート基盤の
上に複数のタイルが固着され、目地部にシーリン
グ材を充填しているか、または、目地部がコンク
リート基盤と一体のコンクリートで詰まつてい
る。
目地部にシーリング材を充填してなるタイルブ
ロツクは、枠内にコンクリートを流し込み、それ
が乾燥しないうちに、複数のタイルを配列して載
置し、コンクリートが乾燥してから目地部にシー
リング材を充填しており、目地部がコンクリート
基盤と一体のコンクリートで詰まつてなるタイル
ブロツクは、第8図に示すように、発泡樹脂シー
ト7に目地部に対応する枡目状の凸部6を設け、
シート7上の凸部6間にタイル8を上面部を下方
にして圧入し、その上にコンクリート9を流して
乾燥させ、裏返してシート7および凸部6を除い
て製造されている。
(考案により解決しようとする問題点) 従来の目地部にシーリング材を充填してなるタ
イルブロツクを製造するに当たつては、未乾燥の
コンクリートの上に整然と配列載置して固定する
ことは非常にむつかしい。
目地部にシーリング材を充填したものも、目地
部が基盤と一体をなすコンクリートよりなるタイ
ルブロツクも、いずれも雨水等をタイルブロツク
下方に流さないので、雨水等を地下に浸透させた
り、または雨水等を集水して利用することができ
ない。
さらに、従来のタイルブロツクでは、歩道、床
等の基礎部にわずかな傾斜や凹凸があつた場合に
も、基礎面を調整しなければ複数のタイルブロツ
クを敷設してなるタイルブロツクの上面の傾斜凹
凸が大きくなる。
この考案は、タイルブロツク製造の際にコンク
リート基盤にタイルを整然と配列固着させること
を容易にし、目地部において透水性のあるタイル
ブロツクの製造も可能にし、1個のタイルブロツ
クにおいても、歩道等の基礎面の多少の傾斜凹凸
に対応してタイルの面の傾斜を変更できるタイル
ブロツクを製造でき、複数のタイルブロツクを整
然と敷設することのできるタイルブロツクのため
の枠を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 周囲を板状体で囲まれてなる単位枡目を、等間
隔を置いて前後左右に平面的に配列し、かつ、各
単位枡目を連結部により互いに連結し、各単位枡
目は一方は開口し、他方は縁部に少なくとも2辺
の側壁と連なる平面のタイル受部を設け、タイル
受部を除いた部分が開口している枠を設け、タイ
ルブロツク用枠の外周壁の少なくとも2辺に他の
タイルブロツク用枠と連結または配列するための
連結手段を設ける。
(作用) タイル受け部はタイルを接着可能とすると共に
タイルを整然と配列することを可能とし、各単位
枡目はコンクリート、発泡樹脂等の断熱材、また
は、砂を受入れ、タイル受け部側の開口は流入し
たコンクリートがタイルと接してタイルを接着固
定することを可能とし、連結部は各単位枡目を所
望の間隔で連結して一体化し、弾性により多少屈
折して完成したタイルブロツクを床等の基盤の傾
斜・凹凸に適応させ、連結部を切断することによ
り単位枡目の数を所望の数に選定することを容易
にする。
各単位枡目の枠組を形成する板状体の間隔はコ
ンクリートを詰めない場合には、出来上がつたブ
ロツクタイルの目地部の一部を形成するとともに
水のタイルブロツクの下方への流通を可能とす
る。
タイルブロツク用枠の外周壁に設けた連結手段
は、他のタイルブロツク用枠と一定の間隔を置い
て整然と連結または配列することを可能とする。
(実施例) 以下図面に示す実施例を説明する。
枠Aを、合成樹脂製の板状体1よりなる単位枡
目を僅かな間隔2を置いて前後および/または左
右(第1図においては上下左右)に複数個並べ、
その間隔2内に1または複数の連結部3で各単位
枡目を連結固定して形成する。
単位枡目の形状は、正方形でも矩形でもよく、
また、五角形、六角形等前後左右に連続して整然
と配列する形状が好ましいが、極端な場合におい
ては、配列したブロツクが全体として特定の模様
を形成するように、それぞれの単位枡目の形状が
異なつていてもよい。
連結部3は第5図A乃至Cに示すように、板状
体1の上縁、下縁または中間を連結してもよく、
またDに示すように上縁から下縁にかけて連結し
てもよく、更にまた、Eに示すようにA乃至Dの
いずれかを併用してもよい。更にまた、連結部3
は、第1図に示すような複数のものではなく、相
対応する2辺全長にわたつて連結し、複数の小孔
を設けてもよい。
単位枡目の四隅上縁には、上縁と面一にタイル
受け部4を設ける。タイル受け部4は第1図にお
いては、相隣接する2辺の板状体に連なつている
が、3辺に連なつてもよい。しかし、タイル受け
部4は単位枡目の底全体を形成することなく、一
部を底なしとする。
タイル受け部4は単位枡目の四隅上縁と面一に
は設けないで、第9図に示すように側壁を形成す
る板状体1の上縁より少し下方に設けてもよい。
また、タイル受け部には凸部または凹部を設け、
タイルの裏面に設けた凹部または凸部に適合させ
てもよい。
5は補強手段であつて、図面においては、単位
枡目内において、相隣接する側壁を連結する補強
板を設けているが、補強手段は棒状であつてもよ
く、また、相対向する側壁を連結してもよく、ま
た、相対向する側壁を枡目状に連結してもよく、
更に隣接する2側壁または相対向する側壁を連結
しないで、各側壁に1または複数の水平の突板ま
たは突棒を設けてもよい。補強手段5は、枠Aと
コンクリートとの一体化を強化し、枠Aとコンク
リートとの剥離を防ぐ。
枠Aの外周壁には複数のタイルブロツク用枠A
を順次整然と配列または連結するための連結手段
を設ける。
連結手段の1実施例としては、枠Aの外周壁を
形成する板状体1の外面に穴11を有する突片1
2を設け、その外周壁に対向する外周壁の板状体
1の外面に凸部13を有する突片14を設ける。
穴11は凹部であつてもよい。この連結手段は1
つのタイルブロツクを敷設した後に、その枠Aの
突片12の穴11に、他のタイルブロツクの枠A
の突片14の凸部13を挿入することによつて順
次タイルブロツクを整然と連結敷設することがで
きる。連結したタイルブロツクの間隔が間隔2と
一致するよう設計するのが好ましい。
同一外周壁に突片12および14を共に設けれ
ば枠Aの方向性を気にしなくてもよいので好まし
い。
他の連結手段の実施例としては、枠Aの外周壁
を形成する板状体1の外面に突片を設け、その外
周壁に対向する外周壁の外面に凹部を設ける。突
片の一部を他のタイルブロツクの枠の凹部に挿入
することにより、所定の間隔を保つて他の枠Aと
整然と連結することができる。この場合位置決め
に多少不便であるが凹部を省略しても、タイルブ
ロツクを所定の間隔を置いて整然と配列すること
ができる。
枠Aは、板状体1を組み立てまたは接着して構
成してもよいが、一体成形で形成するのが好まし
い。
第3図は、この考案に係る枠Aを用いてタイル
ブロツクを製造する方法の説明図である。
枠Aの板状体1の間隔により形成される枡目形
状に対応する凸部6を有するシート7上において
凸部6の間にタイル8を並べて載置し、枠Aのタ
イル受け部の面に接着剤を塗付等の方法で付着
し、その接着剤付着面をタイル8に押しつけて枠
Aをタイル8上に固定し、各枡面内にコンクリー
ト9を流し込み、乾燥させた後、シート7を取り
除き、裏返せば目地部が透水性のタイルブロツク
が出来上がる。この際間隔2内にもコンクリート
を流し込めば目地部がコンクリートの詰まつたタ
イルブロツクを製造することができる。
シート7に凸部6がなくても、シート7上に所
望の間隔を置いて複数のタイル8を整然と配置す
ることは、公知の機械を用いて簡単にできる。
第4図に示すように、枠Aの板状体1の上縁に
一部切り欠き10を設ければ、コンクリート流入
の際、各単位枡目内および間隔2内のコンクリー
ト9を同一の厚み(上面を水平)にするのに好ま
しい。また、枠Aの外周を除く板状体1に通孔を
設けてコンクリート9が連通するようにすれば、
各単位枡目内のコンクリート9が連通してタイル
ブロツクの強度が増して好ましい。
(効果) この考案に係るタイルブロツク用枠は、タイヤ
ブロツクの製造を容易にし、現場施行を可能と
し、所望の枡目数に切り離し可能で、また床等の
基礎面の傾斜、凹凸に適合でき、各単位枡目間に
コンクリートを詰めない場合には間隔2は製造さ
れたタイルブロツクの目地部を構成して雨水等を
タイルブロツクの下方へ流通を可能にし、製造さ
れたタイルブロツクは強度が高く、また、一定の
間隔を置いて容易に整然と配列できる。また、タ
イルブロツク用枠にコンクリートを挿入しない
で、タイルだけを接着して、砂等粒状物を敷いた
床等基盤上に配列敷設すれば、展示場やイベント
会場の床等設置・撤去が容易で、さらに、一部の
タイルブロツクを取替え模様替えが容易である。
更にまたタイルブロツク用枠にコンクリートの代
わりに発泡樹脂等断熱材を充填すれば、それを敷
設した床の保温効果を高める等優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
図面に示すものは、この考案の実施例を示すも
ので、第1図、第6図、第7図は要部平面図、第
2図はB−B断面図、第3図は使用説明図、第4
図は要部斜視図、第5図は各種連結片の構造の説
明図、第8図は従来のタイルブロツクの製造説明
図、第9図はタイルブロツクの要部断面図、第1
0図はタイルブロツクの連結手段の説明図であ
る。 A……枠、1……板状体、2……間隔、3……
連結部、4……タイル受け部、5……補強手段、
7……シート、8……タイル、9……コンクリー
ト、10……切り欠き、11……穴、12……突
片、13……凸部、14……突片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周囲が板状体の側壁で囲まれ、一方は開口し、
    他方縁部には少なくとも2辺の側壁と連なるタイ
    ル受け部を有し、かつ、タイル受け部を除いた部
    分が開口してなる単位枡目が、等間隔を置いて前
    後および/または左右に平面的に配列され、か
    つ、各単位枡目が連結部により互いに連結してな
    り、外周側壁の少なくとも2辺に連結手段を設け
    て、複数のタイルブロツク用枠を互いに連結また
    は配列を可能としたことを特徴とするタイルブロ
    ツク用枠。
JP798088U 1988-01-25 1988-01-25 Expired - Lifetime JPH059130Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP798088U JPH059130Y2 (ja) 1988-01-25 1988-01-25

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JP798088U JPH059130Y2 (ja) 1988-01-25 1988-01-25

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JPH01112911U JPH01112911U (ja) 1989-07-28
JPH059130Y2 true JPH059130Y2 (ja) 1993-03-08

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