JPH0626561Y2 - 舗装ブロック用の敷設枠 - Google Patents

舗装ブロック用の敷設枠

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JPH0626561Y2
JPH0626561Y2 JP11864189U JP11864189U JPH0626561Y2 JP H0626561 Y2 JPH0626561 Y2 JP H0626561Y2 JP 11864189 U JP11864189 U JP 11864189U JP 11864189 U JP11864189 U JP 11864189U JP H0626561 Y2 JPH0626561 Y2 JP H0626561Y2
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Japan
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frame
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JP11864189U
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JPH0358304U (ja
Inventor
峰生 加藤
Original Assignee
不二木材工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、各種の舗装ブロック(主として木レンガ)
によって遊歩道や公園内の通路などを舗装する際に使用
される敷設枠に関するものである。
[従来の技術] 前記木レンガによる舗装の一般的な施工手段としては、
まず施工場所に準備された下地の上に複数個の木レンガ
を一定の間隔で並べ、かつ各木レンガの上面が平坦とな
るように揃える。この後、各木レンガの間に目地用の素
材(アスファルトや砂)を注入して固めている。
近年においては、木レンガを一個ずつ並べる煩わしさを
避け、かつ施工の作業能率を高める目的で、複数個の木
レンガを前もって合成樹脂製などの枠の中に組付けてユ
ニット化しておき、このユニット化されたものを下地の
上に配列するといった施工が採用されている。なお前記
の枠は、その外周において前記木レンガを位置決めする
ための連続した側壁を有し、かつこの側壁の中には各木
レンガの間に目地用の間隔をもたせるための仕切り用リ
ブを有するのが普通である(例えば実開昭62−176
205号公報参照)。
[考案が解決しようとする課題] 前記公報に開示されている枠を複数個並べて敷設した場
合、枠相互の接続箇所ではそれぞれの枠外周の前記側壁
が二枚重ね状態となる。すなわち隣接する枠相互の木レ
ンガの間の目地用の間隔は、二枚の側壁の厚みによって
決定されることとなる。この結果、前記仕切り用リブに
よって決められる目地用の間隔と、枠の接続箇所での目
地用の間隔とが異なり、仕上げられた舗装全体としては
各木レンガの間の目地が不揃いとなる。
この対応策として、前記側壁の厚みを仕切り用リブの厚
みの半分に設定することが考えられる。しかしながら木
レンガの形状あるいは種類によっては美観などの観点か
ら目地用の間隔、すなわち前記仕切り用リブの厚みが小
さく設定されている。それにもかかわらず、前記側壁の
厚みを仕切り用リブの半分に設定することは強度上にお
いて困難な場合がある。
なお仮に側壁の厚みを仕切り用リブの厚みの半分に設定
することが可能であったとしても、隣接する枠の側壁を
突き合わせる手段では、側壁の間に砂などが挟み込まれ
ることが多い。したがって、この場合においても仕切り
用リブによる目地用の間隔と枠の接続箇所での目地用の
間隔とが異なる結果となる。
〔課題を解決するための手段〕
課題を解決するために、本考案は次のように構成されて
いる。
すなわち本考案の舗装ブロック用の敷設枠は、複数個の
ブロックがそれぞれの間に目地用の間隔をもって組付け
られる枠本体と、この枠本体の外周寄り上面に形成さ
れ、前記ブロック相互の目地用間隔に相当する厚みに設
定されたリブ形状の位置決めストッパとを備えている。
そして前記位置決めストッパは、その一方の側面で前記
枠本体の外周に組付けられるブロックを受け止め可能
で、かつ他方の側面で隣接して敷設される他の枠本体の
外周に組付けられているブロックを受け止め可能に配置
されている。
[作用] 前記構成によれば、隣接して敷設される枠本体を相互に
突き合わせることで、それぞれの枠本体の外周に組付け
られているブロックが相手側の枠本体の位置決めストッ
パによって直接受け止められる。したがって隣接する枠
本体のブロックの間に作られる目地用の間隔と、その他
の箇所の目地用の間隔とが均一となる。
[実施例] 次に本考案の一実施例を図面によって説明する。
第4図に舗装ブロック用に敷設枠の底面図が示され、第
5図に第4図のV−V線断面図が示されている。これら
第4図及び第5図において、枠本体10は合成樹脂等の
耐蝕性を有する素材によりほぼ正方形の平板状に形成さ
れている。そして枠本体10にはその強度を損わない限
度内において、その軽量化及び材料節約の目的で複数個
の切抜き穴20が形成されている。
第6図に前記枠本体10を上面から見た概略図が示され
ている。この第6図からも明らかなように、枠本体10
の上面は複数個(本実施例においては九個)の組付けス
ペース12に区画されている。すなわち各組付けスペー
ス12は枠本体10と一体に形成された仕切り用リブ1
4によって区画されている。また各組付けスペース12
には、そのほぼ中央部において第4図及び第5図で示さ
れているようにビス挿通穴18がそれぞれ形成されてい
る。
前記枠本体10外周の四辺にはそれぞれ二個の突片22
と二個の凹部24とが交互に形成されている。そして第
4図及び第5図の上下あるいは左右の相対向する辺にお
いては、その突片22と凹部24とが互いに逆の配置と
なっている。これは後で説明するように、枠本体10を
複数個敷設する際に隣接する枠本体10相互の突片22
と凹部24とを互いに対応一致させるためである。
前記枠本体10の外周寄りの上面、すなわち本実施例で
は前記各突片22の上面において前記各仕切り用リブ1
4と同一寸法の厚みを有するリブ形状の位置決めストッ
パ16が形成されている。これらの位置決めストッパ1
6と前記仕切り用リブ14とにより、枠本体10の上面
に前記組付けスペース12の外周部も区画されたことと
なる。
前記各組付けスペース12には、舗装ブロックとしての
木レンガ30が組付けられる。各木レンガ30に対して
は第5図で示されているように、枠本体10の下面から
前記ビス挿通穴18を通じてそれぞれビス32がねじ込
まれている。これにより各木レンガ30はそれぞれの組
付けスペース12において枠本体10に固定される。
このように各組付けスペース12に組付けられた木レン
ガ30の相互の間には、第5図及び第6図から明らかな
ように前記仕切り用リブ14によって目地用の間隔A1
が確保される。な枠本体10の外周に組付けられる八個
の木レンガ30の外側面は、それぞれ前記位置決めスト
ッパ16によって受け止められる。
第1図に複数個の枠本体10を敷設した状態の概略平面
図が示され、第2図に第1図の一部拡大平面図が示さ
れ、第3図に第2図のIII−III線拡大断面図が示されて
いる。これら第1図〜第3図から明らかなように、各組
付けスペース12に木レンガ30が組付けられた枠本体
10は、第3図に示されている下地コンクリート40の
上に敷かれたクッションモルタル42上に順次敷設され
る。そして隣接する枠本体10は、すでに説明したよう
に一方の突片22が他方の凹部24に嵌まることで位置
決めされる。
しかしながら隣接する枠本体10相互の突片22と凹部
24とは、第2図及び第3図からも明らかなように接触
しておらず、これら相互間には一定の隙間Sがある。な
ぜなら隣接する枠本体10は。その一方の位置決めスト
ッパ16の外側面で相手側の枠本体10の木レンガ30
を受け止めることにより、相互に突き合わせられている
からである。したがって隣接する枠本体10のそれぞれ
の外周に位置する木レンガ30の相互間には、前記位置
決めストッパ16の厚みによって決定される目地用の間
隔A2が確保される。そして位置決めストッパ16の厚
みと仕切り用リブ14の厚みとは等しく設定されている
ため、当然のことながら仕切り用リブ14によって決定
される目地用に間隔A1と位置決めストッパ16によっ
て決定される目地用の間隔A2とは等しくなる。
また隣接する枠本体10相互の突片22と凹部24との
間に前記隙間Sが構成されていることは、この突片22
と凹部24との間に砂などが挟み込まれて前記目地用の
間隔A2が大きくなるといったことが防止される。
しかも枠本体10の各突片22は、第1図〜第3図から
明らかなように隣接する枠本体10外周の木レンガ30
の下面に差し込まれた状態になる。この結果、隣接する
枠本体10が互いに相手側を押え付ける役目を果す。こ
れにより、多数にわたって敷設された枠本体10のいず
れかが単独で浮き上るといった事態は防止される。
このようにして枠本体10を所定の舗装箇所に順次敷設
し、それぞれの各木レンガ30の間の前記目地用の間隔
A1,A2に所定の目地材、すなわち溶融アスファルトや砂
などを注入して固めることで施工が終了する。
[考案の効果] 本考案は、隣接して敷設されるそれぞれの枠本体の外周
に組付けられている各ブロックが、相手側の枠本体の位
置決めストッパによって直接受け止められるため、隣接
する枠本体のブロックの間に作られる目地用の間隔と、
その他の箇所の目地用の間隔とが等しくなり、もって舗
装全体の各ブロック間の目地が均一になって美観が向上
する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は複数の枠本体
を敷設した状態を概略的に表した平面図、第2図は第1
図の一部拡大平面図、第3図は第2図のIII−III線拡大
断面図、第4図は一個の枠本体の底面図、第5図は第4
図のV−V線断面図、第6図は同じく一個の枠本体を上
面から見た概略平面図である。 10……枠本体 16……位置決めストッパ 30……舗装ブロック(木レンガ) A1,A2……目地用の間隔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個のブロックがそれぞの間に目地用の
    間隔をもって組付けられる枠本体と、 この枠本体の外周寄り上面に形成され、前記ブロック相
    互の目地用間隔に相当する厚みに設定されたリブ形状の
    位置決めストッパとを備え、 前記位置決めストッパはその一方の側面で前記枠本体の
    外周に組付けられるブロックを受け止め可能で、かつ他
    方の側面で隣接して敷設される他の枠本体の外周に組付
    けられているブロックを受け止め可能に配置されている
    舗装ブロック用の敷設枠。
JP11864189U 1989-10-09 1989-10-09 舗装ブロック用の敷設枠 Expired - Lifetime JPH0626561Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11864189U JPH0626561Y2 (ja) 1989-10-09 1989-10-09 舗装ブロック用の敷設枠

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JP11864189U JPH0626561Y2 (ja) 1989-10-09 1989-10-09 舗装ブロック用の敷設枠

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Publication Number Publication Date
JPH0358304U JPH0358304U (ja) 1991-06-06
JPH0626561Y2 true JPH0626561Y2 (ja) 1994-07-20

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JP11864189U Expired - Lifetime JPH0626561Y2 (ja) 1989-10-09 1989-10-09 舗装ブロック用の敷設枠

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JPH0358304U (ja) 1991-06-06

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