JP2790528B2 - 複合木レンガ - Google Patents
複合木レンガInfo
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- JP2790528B2 JP2790528B2 JP19866490A JP19866490A JP2790528B2 JP 2790528 B2 JP2790528 B2 JP 2790528B2 JP 19866490 A JP19866490 A JP 19866490A JP 19866490 A JP19866490 A JP 19866490A JP 2790528 B2 JP2790528 B2 JP 2790528B2
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- bricks
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、歩道や駐車場等の屋外の要敷設領域又は室
内の要敷置領域に配置することにより、それらの領域に
木レンガによる舗装又は床面を構成するための複合木レ
ンガに関するものである。
内の要敷置領域に配置することにより、それらの領域に
木レンガによる舗装又は床面を構成するための複合木レ
ンガに関するものである。
[従来の技術] 単体の木レンガを敷設枠で保持して、集合木レンガを
構成し、これらを敷設することで木レンガ舗装を造成す
る技術は本発明者の提案に係るものである。
構成し、これらを敷設することで木レンガ舗装を造成す
る技術は本発明者の提案に係るものである。
上記敷設枠は、概ね、枠体中に保持区画を構成し、保
持区画を区画する区画壁には斜め下向きの弾力性を有す
る鍔片を構成したもので、これを、その保持区画に木レ
ンガを保持させた上で、所定の領域に敷設し、木レンガ
の舗装を完成させるものである(特開昭64−33301号
等)。
持区画を区画する区画壁には斜め下向きの弾力性を有す
る鍔片を構成したもので、これを、その保持区画に木レ
ンガを保持させた上で、所定の領域に敷設し、木レンガ
の舗装を完成させるものである(特開昭64−33301号
等)。
[発明が解決しようとする課題] 従来の木レンガの敷設枠は、上記のような構成であ
り、スピーディな木レンガの敷設、木レンガの平坦な敷
設、及び水分状態の変化にともなう木レンガの伸縮を吸
収できるようにすること等の所期の目的を達成できるも
のである。
り、スピーディな木レンガの敷設、木レンガの平坦な敷
設、及び水分状態の変化にともなう木レンガの伸縮を吸
収できるようにすること等の所期の目的を達成できるも
のである。
ここでは敷設枠を越えて、木レンガを組み込んだ複合
木レンガについて、室外ばかりでなく室内外の双方で用
いられるよう構成し、取り込まれた木レンガが容易に割
れを生ぜず、つまずきのない歩行面を構成し得、相互の
結合方向が自在である等の種々の優れた作用を有するそ
れを開発することを目的とするものである。
木レンガについて、室外ばかりでなく室内外の双方で用
いられるよう構成し、取り込まれた木レンガが容易に割
れを生ぜず、つまずきのない歩行面を構成し得、相互の
結合方向が自在である等の種々の優れた作用を有するそ
れを開発することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明の構成の要旨とするところは、 平面から見て四辺形の枠体を構成し、 上記枠体中に、木レンガを保持する複数の保持区画を
構成し、上記各保持区画には保持対象の木レンガの周側
を密着状態に抱持する区画壁及び保持対象の木レンガを
保持区画中に固定する固定手段を構成し、 更に上記枠体の四辺に、相互に接続可能な構造の接続
雄部と接続雌部とを、それらが各辺に於いて相互に左右
対象の位置関係になるように配置し、 他方、上記保持区画の区画壁でその周辺が密着状態に抱
持され得る木レンガを構成し、 上記木レンガの上部周縁には、上記区画壁の上端方向
にかつ該上端より上方に延長する張出し部を構成し、 更に上記木レンガの周縁付近の上面を周端に向かって
下向傾斜させ、 上記構成の木レンガを前記枠体の前記各保持区画に装
入し、更に各々前記固定手段で固定した複合木レンガで
ある。
構成し、上記各保持区画には保持対象の木レンガの周側
を密着状態に抱持する区画壁及び保持対象の木レンガを
保持区画中に固定する固定手段を構成し、 更に上記枠体の四辺に、相互に接続可能な構造の接続
雄部と接続雌部とを、それらが各辺に於いて相互に左右
対象の位置関係になるように配置し、 他方、上記保持区画の区画壁でその周辺が密着状態に抱
持され得る木レンガを構成し、 上記木レンガの上部周縁には、上記区画壁の上端方向
にかつ該上端より上方に延長する張出し部を構成し、 更に上記木レンガの周縁付近の上面を周端に向かって
下向傾斜させ、 上記構成の木レンガを前記枠体の前記各保持区画に装
入し、更に各々前記固定手段で固定した複合木レンガで
ある。
上記枠体は、平面から見て長方形に構成することもで
きるが、一般的には、正方形に構成するのが都合良い。
きるが、一般的には、正方形に構成するのが都合良い。
上記保持区画は、言うまでもなく、木レンガの形状に
合わせた形状の平面形状に構成する。一般的には、長方
形又は正方形である。
合わせた形状の平面形状に構成する。一般的には、長方
形又は正方形である。
保持区画の数も特に限定されない。
例えば、対象となる木レンガの平面形状が正方形であ
る場合は、九個の保持区画を縦横に三列づつ構成するこ
とができる。この場合は、区画壁を格子状に形成するこ
とにより、上記のように縦横に保持区画を配列すること
ができる。上記区画壁は隣接する保持区画相互では共通
となる。
る場合は、九個の保持区画を縦横に三列づつ構成するこ
とができる。この場合は、区画壁を格子状に形成するこ
とにより、上記のように縦横に保持区画を配列すること
ができる。上記区画壁は隣接する保持区画相互では共通
となる。
また、例えば、平面長方形の木レンガを保持する保持
区画を三列程度、その長方形向側面で接するように配列
する構成とすることもできる。
区画を三列程度、その長方形向側面で接するように配列
する構成とすることもできる。
前記木レンガの固定手段は特定の構成に限定されず、
種々の構成を採用可能である。
種々の構成を採用可能である。
例えば、木レンガを載置する受台を主体として構成す
る。この受台は保持区画の底部から若干立上げた台とし
て構成する。またこの受台は上面の縁部を僅かに高く構
成する。その内側は相対的に僅かに低い平面となる。こ
の内側の平面には裏表に貫通する一個又は二個程度のビ
ス孔を穿設する。更にその周囲に一個以上の小孔を穿設
しておくのが好ましい。上記受台は、保持区画が、平面
正方形であるような場合には、その中央に一個構成する
のが適当である。平面長方形等の保持区画である場合に
は、その長さにより、適当な間隔で複数の受台を配置す
るのが適当である。そして上記受台は、保持区画の区画
壁下部付近から延長した複数のアームにより支持するよ
うに構成する。
る。この受台は保持区画の底部から若干立上げた台とし
て構成する。またこの受台は上面の縁部を僅かに高く構
成する。その内側は相対的に僅かに低い平面となる。こ
の内側の平面には裏表に貫通する一個又は二個程度のビ
ス孔を穿設する。更にその周囲に一個以上の小孔を穿設
しておくのが好ましい。上記受台は、保持区画が、平面
正方形であるような場合には、その中央に一個構成する
のが適当である。平面長方形等の保持区画である場合に
は、その長さにより、適当な間隔で複数の受台を配置す
るのが適当である。そして上記受台は、保持区画の区画
壁下部付近から延長した複数のアームにより支持するよ
うに構成する。
前記接続雄部及び接続雌部は、言うまでもなく、隣接
する枠体の接続部及び接続雄部とそれぞれ接続し得る構
成とする。
する枠体の接続部及び接続雄部とそれぞれ接続し得る構
成とする。
最も簡単な構成としては、各辺に於いて、前記したよ
うに、左右対称の位置関係で、一方の位置には、周側壁
の厚みに相当する突部(接続雄部)を突設し、他方の位
置には上記突部が嵌合し得る嵌合孔(接続雌部)を穿設
した構成がある。
うに、左右対称の位置関係で、一方の位置には、周側壁
の厚みに相当する突部(接続雄部)を突設し、他方の位
置には上記突部が嵌合し得る嵌合孔(接続雌部)を穿設
した構成がある。
このような構成とすると、隣接する枠体相互はどの辺
とでも相互に接続可能となる。枠体に保持される木レン
ガが平面長方形のそれである場合等、向きによって舗装
面又は床面の模様が異なることとなるような場合に特に
意味がある。
とでも相互に接続可能となる。枠体に保持される木レン
ガが平面長方形のそれである場合等、向きによって舗装
面又は床面の模様が異なることとなるような場合に特に
意味がある。
なお上記枠体は、充分な強度を有するプラスチック材
により形成するのが適当である。
により形成するのが適当である。
他方、前記木レンガは、前記したように、平面正方形
又は長方形等自由に構成することができる。しかし枠体
に構成されている保持区画の形状寸法に対応させるべき
ことは言うまでもない。
又は長方形等自由に構成することができる。しかし枠体
に構成されている保持区画の形状寸法に対応させるべき
ことは言うまでもない。
なお上記木レンガは防腐処理を施して置くべきであ
る。
る。
上記木レンガを上記枠体の保持区画に装入保持させ
る。木レンガの装入は上向きに置いた枠体に上方から押
込んで行なう。
る。木レンガの装入は上向きに置いた枠体に上方から押
込んで行なう。
保持区画の区画壁の上端を先になるほど薄くなるよう
に形成して置けば、これが木レンガを保持区画内に案内
する作用をすることとなるので、その装入がスムーズと
なる。
に形成して置けば、これが木レンガを保持区画内に案内
する作用をすることとなるので、その装入がスムーズと
なる。
枠体の全保持区画に木レンガを装入させた後は、例え
ば、固定手段を、前記したように、ビス孔を有する受台
として構成した場合には、枠体を裏返しにして、上記ビ
ス孔よりビスを挿入して木レンガの下部に螺合する。
ば、固定手段を、前記したように、ビス孔を有する受台
として構成した場合には、枠体を裏返しにして、上記ビ
ス孔よりビスを挿入して木レンガの下部に螺合する。
本発明の複合木レンガは上記のように構成したもので
あるので、建築物の室内の床面を構成するため、又は屋
外の木レンガ舗装を造成するために使用することができ
る。
あるので、建築物の室内の床面を構成するため、又は屋
外の木レンガ舗装を造成するために使用することができ
る。
例えば、歩道その他の要敷設領域への敷設工事は、次
のように行なうものである。
のように行なうものである。
先ず砂利下地又はコンクリート下地等の適当な下地の
造成から行なう。
造成から行なう。
上記砂利下地は、所要領域を掘下げた上で、砂利を投
入し、充分転圧して平滑に仕上げる。
入し、充分転圧して平滑に仕上げる。
コンクリート下地は、同様に所要領域を掘下げた上
で、一般の工法により打設し、上面を平滑に仕上げれば
良い。
で、一般の工法により打設し、上面を平滑に仕上げれば
良い。
上記のような砂利又はコンクリート下地上に、前記枠
体に木レンガを保持させて構成した複合木レンガを縦横
に配設する。枠体の周側に構成した接続雄部及び接続雌
部により以下のように隣接する相互を接続しつつ配設す
る。
体に木レンガを保持させて構成した複合木レンガを縦横
に配設する。枠体の周側に構成した接続雄部及び接続雌
部により以下のように隣接する相互を接続しつつ配設す
る。
まず、既設の複合木レンガ群の接続方向端部に並んで
いる複合木レンガの数に相当する数の複合木レンガを一
列に並べて接続する。当然この接続は隣接する複合木レ
ンガの枠体の一方の接続雄部と接続雌部を他方の接続雌
部と接続雄部に接続することで行ない、そうした上で、
これらの一列の複合木レンガを上記既設の複合木レンガ
群の端部の一列の複合木レンガに、上記と同様に、相互
の接続雄部と接続雌部とを接続し合うことで結合するも
のである。
いる複合木レンガの数に相当する数の複合木レンガを一
列に並べて接続する。当然この接続は隣接する複合木レ
ンガの枠体の一方の接続雄部と接続雌部を他方の接続雌
部と接続雄部に接続することで行ない、そうした上で、
これらの一列の複合木レンガを上記既設の複合木レンガ
群の端部の一列の複合木レンガに、上記と同様に、相互
の接続雄部と接続雌部とを接続し合うことで結合するも
のである。
このような作業を必要領域に亘って行なうことによ
り、敷設は完了する。
り、敷設は完了する。
したがって木レンガによる平滑な舗装を、複合木レン
ガの連設により素人でも極めて容易に能率的に行なうこ
とができる。
ガの連設により素人でも極めて容易に能率的に行なうこ
とができる。
室内の床面を構成する場合でも同様である。
ところでこの複合木レンガでは、区画壁で木レンガの
周側をしっかりと抱持しているので割れが容易に生じな
い利点がある。また木レンガの上部に張出し部を構成し
たので、区画壁の上端がこれに概ね隠れて見えない利点
もある。更には上記張出し部の先端は、上面を縁部に向
かって下向き傾斜に構成してあるので、薄くなってお
り、その結果、隣接する木レンガの張出し部先端間の隙
間に砂等が入った場合にも、木レンガの伸縮の際に上方
に弾き出されてしまう利点がある。また上記のように木
レンガの上面周縁付近を周端に向かって下降傾斜に構成
してあるので、これを室内の床面とか屋外の舗装路面に
用いた場合、つまづきがおきにくい利点である。
周側をしっかりと抱持しているので割れが容易に生じな
い利点がある。また木レンガの上部に張出し部を構成し
たので、区画壁の上端がこれに概ね隠れて見えない利点
もある。更には上記張出し部の先端は、上面を縁部に向
かって下向き傾斜に構成してあるので、薄くなってお
り、その結果、隣接する木レンガの張出し部先端間の隙
間に砂等が入った場合にも、木レンガの伸縮の際に上方
に弾き出されてしまう利点がある。また上記のように木
レンガの上面周縁付近を周端に向かって下降傾斜に構成
してあるので、これを室内の床面とか屋外の舗装路面に
用いた場合、つまづきがおきにくい利点である。
[実施例] 以下図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
まず第1図〜第6図に基づいて本発明の第1の実施例
を説明する。
を説明する。
特に第3図及び第4図に示したように、枠体1を平面
から見て正方形に構成する。また上記枠体1には、九個
の平面正方形の保持区画2、2…を縦横に三列づつ構成
する。
から見て正方形に構成する。また上記枠体1には、九個
の平面正方形の保持区画2、2…を縦横に三列づつ構成
する。
上記保持区画2、2…は、各々四囲を区画壁3、3…
に囲まれたのであり、それらの区画壁3、3…は、各々
相互に隣接する保持区画2、2間のそれは共通に構成
し、また枠体1の外画壁4、4…をなす位置の区画壁
3、3…は、枠体1の外壁4、4…と共通に構成する。
しかして保持区画2、2…は、四列に並ぶ縦方向の区画
壁3、3…群及び四列に並ぶ横方向の区画壁3、3…群
によって構成される格子状区画内に構成される訳である
(上記のように枠体1の外壁4をなす部分の区画壁3は
それらと共通)。
に囲まれたのであり、それらの区画壁3、3…は、各々
相互に隣接する保持区画2、2間のそれは共通に構成
し、また枠体1の外画壁4、4…をなす位置の区画壁
3、3…は、枠体1の外壁4、4…と共通に構成する。
しかして保持区画2、2…は、四列に並ぶ縦方向の区画
壁3、3…群及び四列に並ぶ横方向の区画壁3、3…群
によって構成される格子状区画内に構成される訳である
(上記のように枠体1の外壁4をなす部分の区画壁3は
それらと共通)。
なお上記区画壁3、3…は、枠体1の外壁4と共通の
部分は他の区画壁3、3…の1/2の厚みとする。後述よ
るように、木レンガ5、5……を枠体1に保持して構成
した複合木レンガを所定領域に連設配置した場合に、相
互に隣接する複合木レンガの枠体1の外壁4で接する木
レンガ5、5相互間の間隔が、枠体1内部の木レンガ
5、5相互の間隔と同一になるようにするためである。
部分は他の区画壁3、3…の1/2の厚みとする。後述よ
るように、木レンガ5、5……を枠体1に保持して構成
した複合木レンガを所定領域に連設配置した場合に、相
互に隣接する複合木レンガの枠体1の外壁4で接する木
レンガ5、5相互間の間隔が、枠体1内部の木レンガ
5、5相互の間隔と同一になるようにするためである。
なお上記区画壁3、3…の上端は先端に向かって薄く
なる構成とする。即ち、第4図に示したように、枠体1
の内側の縦横三本の区画壁3、3、3は断面で見て中央
に向かって薄くなる構成とする。また枠体1の外壁4と
共通のそれは外面に向かって薄くなる構成とする。いず
れにしても先端は丸みを帯びさせ、安全性を確保する。
なる構成とする。即ち、第4図に示したように、枠体1
の内側の縦横三本の区画壁3、3、3は断面で見て中央
に向かって薄くなる構成とする。また枠体1の外壁4と
共通のそれは外面に向かって薄くなる構成とする。いず
れにしても先端は丸みを帯びさせ、安全性を確保する。
また上記各保持区画2、2…の中央下部には、特に第
2図〜第6図に示したように、各々木レンガ5の受台6
を配置構成する。上記受台6、6…は、保持区画2、2
…の底部から立上げた円形台とする。また受台6、6…
は、上面に、周囲の縁部を残してその内側を僅かに低い
円形平面部7とする。上記各円形平面部7、7…の中心
には、表面から裏面に貫通する一個のビス孔8を穿設す
る。更にその周囲に上記ビス孔8と直線上に並ぶ二個の
小孔9、9を穿設する。上記受台6は、第3図に示した
ように、保持区画2の内部四隅部から各々アーム10を延
長して支持する。
2図〜第6図に示したように、各々木レンガ5の受台6
を配置構成する。上記受台6、6…は、保持区画2、2
…の底部から立上げた円形台とする。また受台6、6…
は、上面に、周囲の縁部を残してその内側を僅かに低い
円形平面部7とする。上記各円形平面部7、7…の中心
には、表面から裏面に貫通する一個のビス孔8を穿設す
る。更にその周囲に上記ビス孔8と直線上に並ぶ二個の
小孔9、9を穿設する。上記受台6は、第3図に示した
ように、保持区画2の内部四隅部から各々アーム10を延
長して支持する。
なお上記受台6、6…の下部周囲、上記アーム10、10
…の下部両側及び上記区画壁3、3…の下部内側には、
各々沈下防止板11を水平方向に張出させる。
…の下部両側及び上記区画壁3、3…の下部内側には、
各々沈下防止板11を水平方向に張出させる。
ところで、第1図〜第5図に示したように、以上の枠
体1の外壁4の四辺には、各々一個づつ接続突部12と接
続孔部13とを構成する。上記接続突部12と接続孔部13と
は、各辺に於いて、左右対称の位置に配設し、相互に嵌
合可能な寸法形状とする。より詳しくは、第2図〜第5
図に示したように、接続突部12は、沈下防止板11、11…
の厚みを僅かに越える分だけ上方に位置させて枠体1の
外壁4より突出させる。突出幅は外壁4の厚みとほぼ一
致させる。高さ方向の厚みは上記受台6の沈下防止板11
からの高さとほぼ同一とする。また第1図及び第3図に
示したように、上記接続突部12、12…の外壁4に沿った
方向の長さは、保持区画2、2…の一辺の長さの半分弱
とする。
体1の外壁4の四辺には、各々一個づつ接続突部12と接
続孔部13とを構成する。上記接続突部12と接続孔部13と
は、各辺に於いて、左右対称の位置に配設し、相互に嵌
合可能な寸法形状とする。より詳しくは、第2図〜第5
図に示したように、接続突部12は、沈下防止板11、11…
の厚みを僅かに越える分だけ上方に位置させて枠体1の
外壁4より突出させる。突出幅は外壁4の厚みとほぼ一
致させる。高さ方向の厚みは上記受台6の沈下防止板11
からの高さとほぼ同一とする。また第1図及び第3図に
示したように、上記接続突部12、12…の外壁4に沿った
方向の長さは、保持区画2、2…の一辺の長さの半分弱
とする。
一方前記接続孔部13は、前記のように、上記接続突部
12と対応する寸法形状の孔である。第2図、第4図及び
第5図に示したように、接続孔部13は、沈下防止板11、
11…の厚み分だけ上方に位置させて枠体1の外壁4に穿
設する。
12と対応する寸法形状の孔である。第2図、第4図及び
第5図に示したように、接続孔部13は、沈下防止板11、
11…の厚み分だけ上方に位置させて枠体1の外壁4に穿
設する。
なお以上の全構成要素はポリプロピレンを主材とし、
耐候剤等を混合したプラスチックで一体に成形する。
耐候剤等を混合したプラスチックで一体に成形する。
他方、第1図、第2図、第5図及び第6図に示したよ
うに、保持対象の前記木レンガ5は、平面から見て正方
形に構成し、かつ四辺に於いて上面付近から僅かにオー
バーハングする張出し部14を構成する。また上記木レン
ガ5は、その上面に四辺付近に於いて、辺に向かう下向
傾斜の傾斜面15を構成するものとする。更にまた上記5
木レンガ5の下部四辺は角部をとった構成とする。
うに、保持対象の前記木レンガ5は、平面から見て正方
形に構成し、かつ四辺に於いて上面付近から僅かにオー
バーハングする張出し部14を構成する。また上記木レン
ガ5は、その上面に四辺付近に於いて、辺に向かう下向
傾斜の傾斜面15を構成するものとする。更にまた上記5
木レンガ5の下部四辺は角部をとった構成とする。
なお上記木レンガ5は防腐処理を施して置くべきであ
る。
る。
上記木レンガ5、5…を、前記枠体1の保持区画2、
2…に保持させて複合木レンガを構成する。
2…に保持させて複合木レンガを構成する。
上記木レンガ5、5…は、第3図に示したように、枠
体1を上向きにしておき、その保持区画2、2…中に上
方から順次押込む。上記保持区画2、2…を構成する区
画壁3、3…の上端を前記のように先端に向かって薄く
なるように構成し、かつ木レンガ5、5…の下部の四辺
を角を取った構成としたので、木レンガ5、5……はス
ムーズに保持区画2、2…内に装入される。この作業を
各枠体1、1…について保持区画2、2…の数だけ繰返
すことにより、木レンガ5、5…を必要数の枠体1、1
…に装入することができる。
体1を上向きにしておき、その保持区画2、2…中に上
方から順次押込む。上記保持区画2、2…を構成する区
画壁3、3…の上端を前記のように先端に向かって薄く
なるように構成し、かつ木レンガ5、5…の下部の四辺
を角を取った構成としたので、木レンガ5、5……はス
ムーズに保持区画2、2…内に装入される。この作業を
各枠体1、1…について保持区画2、2…の数だけ繰返
すことにより、木レンガ5、5…を必要数の枠体1、1
…に装入することができる。
引続いて、上記木レンガ5、5…の保持区画2、2…
への装入済の枠体1、1…を裏返しにし、各受台6、6
…の裏面より、ビス孔8にビス16を挿入し、裏面より木
レンガ5に螺合し、木レンガ5を受台6上に固定する。
ビス16の木レンガへの螺合は、電動ドライバによって行
なうのが能率的である。第1図及び第2図は、上記のよ
うにして、木レンガ5、5…を保持区画2、2…に保持
して複合木レンガを構成した枠体1を示している。
への装入済の枠体1、1…を裏返しにし、各受台6、6
…の裏面より、ビス孔8にビス16を挿入し、裏面より木
レンガ5に螺合し、木レンガ5を受台6上に固定する。
ビス16の木レンガへの螺合は、電動ドライバによって行
なうのが能率的である。第1図及び第2図は、上記のよ
うにして、木レンガ5、5…を保持区画2、2…に保持
して複合木レンガを構成した枠体1を示している。
この実施例の複合木レンガは以上のような構成である
ので、室内の床面を構成するため及び歩道等の木レンガ
舗装のために使用することかできる。
ので、室内の床面を構成するため及び歩道等の木レンガ
舗装のために使用することかできる。
室内の床面の構成のためには、コンクリート等により
平坦な床下地を構成し、その上に複合木レンガを相互に
接続しつつ縦横に配設すれば完了である。この作業は、
複合木レンガを、隣接する相互を接続しつつ単純に下地
上に配置して行くというものである。隣接する複合木レ
ンガ相互は、たとえば、第5図に示したように、一方の
複合木レンガの枠体1を矢印xのように他の複合木レン
ガの枠体1側に進行させ、一方の枠体1の外壁4の接続
突部12及び接続孔部13を他の枠体1の接続孔部13及び接
続突部12にそれぞれ嵌合させて相互を接続するものであ
る。このように隣接する複合木レンガの枠体1、1相互
を接続しつつ所定領域に亘って敷設作業を行なえば、工
事は完了する。かくして木レンガ5、5…による平滑な
床面が完成する。なお接続突部12と接続孔部13とを各辺
に、前記のように構成したので、枠体1のどの側辺も他
の枠体1のどの側辺とも接続可能である。
平坦な床下地を構成し、その上に複合木レンガを相互に
接続しつつ縦横に配設すれば完了である。この作業は、
複合木レンガを、隣接する相互を接続しつつ単純に下地
上に配置して行くというものである。隣接する複合木レ
ンガ相互は、たとえば、第5図に示したように、一方の
複合木レンガの枠体1を矢印xのように他の複合木レン
ガの枠体1側に進行させ、一方の枠体1の外壁4の接続
突部12及び接続孔部13を他の枠体1の接続孔部13及び接
続突部12にそれぞれ嵌合させて相互を接続するものであ
る。このように隣接する複合木レンガの枠体1、1相互
を接続しつつ所定領域に亘って敷設作業を行なえば、工
事は完了する。かくして木レンガ5、5…による平滑な
床面が完成する。なお接続突部12と接続孔部13とを各辺
に、前記のように構成したので、枠体1のどの側辺も他
の枠体1のどの側辺とも接続可能である。
他方、歩道等への上記複合木レンガの敷設は、砂利下
地又はコンクリート下地を造成して行なう。
地又はコンクリート下地を造成して行なう。
ここでは公園内の歩道に砂利下地17を造成して敷設す
る例を示す。
る例を示す。
この砂利下地17は、所要領域を掘下げた上で、その中
に砂利を投入し、充分転圧して平滑に仕上げたものであ
る。
に砂利を投入し、充分転圧して平滑に仕上げたものであ
る。
上記の砂利下地17上に、前記木レンガ5、5…を枠体
1に保持させて構成した複合木レンガを縦横に配設す
る。この作業は、上記室内の床面を構成する場合と全く
同様である。そして所定領域に亘って敷設作業を行なえ
ば、工事は完了する。かくして木レンガ5、5…により
平滑な舗装を、複合木レンガを構成する枠体1、1…を
連設配置するという極めて簡単な作業で完成させること
ができる、 ところで上記複合木レンガでは、区画壁3、3…で各
木レンガ5、5…の周側をしっかりと抱持しているの
で、踏圧が掛っても容易に割れが生じない。また各辺に
向かって上面に傾斜面15が形成されているので、辺付近
に踏圧が掛かりにくいことを割れが生じにくい理由とな
る。更に、例え、部分的に割れを生じてもそれが区画壁
3、3…によりしっかりと抱持されているので容易に離
脱しない。
1に保持させて構成した複合木レンガを縦横に配設す
る。この作業は、上記室内の床面を構成する場合と全く
同様である。そして所定領域に亘って敷設作業を行なえ
ば、工事は完了する。かくして木レンガ5、5…により
平滑な舗装を、複合木レンガを構成する枠体1、1…を
連設配置するという極めて簡単な作業で完成させること
ができる、 ところで上記複合木レンガでは、区画壁3、3…で各
木レンガ5、5…の周側をしっかりと抱持しているの
で、踏圧が掛っても容易に割れが生じない。また各辺に
向かって上面に傾斜面15が形成されているので、辺付近
に踏圧が掛かりにくいことを割れが生じにくい理由とな
る。更に、例え、部分的に割れを生じてもそれが区画壁
3、3…によりしっかりと抱持されているので容易に離
脱しない。
また木レンガ5の周側の上部に張出し部14、14…を構
成したので、区画壁3、3…の上端が概ねこれに隠れて
見えない利点もある。更には上記張出し部14、14…の先
端は、木レンガ5の上面に縁部に向かう傾斜面15が構成
してあるので、薄くなっており、その結果、隣接する木
レンガ5、5の張出し部14、14先端部の隙間に砂等が入
った場合にも、木レンガ5、5…の伸縮の際に上方に弾
き出してしまう利点がある。また上記のように木レンガ
5、5…の上面の辺付近を端縁に向かう傾斜面15、15…
に構成してあるので、これを前記のように室内の床面と
か屋外の舗装路面に用いた場合、つまづきが生じにくい
利点もある。
成したので、区画壁3、3…の上端が概ねこれに隠れて
見えない利点もある。更には上記張出し部14、14…の先
端は、木レンガ5の上面に縁部に向かう傾斜面15が構成
してあるので、薄くなっており、その結果、隣接する木
レンガ5、5の張出し部14、14先端部の隙間に砂等が入
った場合にも、木レンガ5、5…の伸縮の際に上方に弾
き出してしまう利点がある。また上記のように木レンガ
5、5…の上面の辺付近を端縁に向かう傾斜面15、15…
に構成してあるので、これを前記のように室内の床面と
か屋外の舗装路面に用いた場合、つまづきが生じにくい
利点もある。
次に第7図〜第11図に基づいて本発明の第二の実施例
について簡単に説明する。
について簡単に説明する。
第7図及び第9図に示したように、平面から見て正方
形の枠体21を構成し、上記枠体21には、三列に平面長方
形の保持区画22、22、22を並設する。
形の枠体21を構成し、上記枠体21には、三列に平面長方
形の保持区画22、22、22を並設する。
上記保持区画22、22、22は、各々四囲を区画壁23、23
…に囲まれたものであり、それらの区画壁23、23…は、
各々相互に隣接する保持区画22、22間のそれは共通に構
成し、また枠体21の外壁24をなす位置の区画壁23、23…
は、枠体21の外壁24と共通に構成する。なお上記区画壁
23、23…は、枠体21の外壁24と共通の部分については、
それ以外の部分の厚みの1/2に形成する。前記実施例と
同一の趣旨である。
…に囲まれたものであり、それらの区画壁23、23…は、
各々相互に隣接する保持区画22、22間のそれは共通に構
成し、また枠体21の外壁24をなす位置の区画壁23、23…
は、枠体21の外壁24と共通に構成する。なお上記区画壁
23、23…は、枠体21の外壁24と共通の部分については、
それ以外の部分の厚みの1/2に形成する。前記実施例と
同一の趣旨である。
また上記各保持区画22、22、22には、台枠38、38を区
画内を三等分する位置に配置構成する。台枠38、38は、
第9図に示したように、各々両端を長辺側の区画壁23、
23に接続されたフレーム状に構成する。高さは後述する
受台26と同一にする。
画内を三等分する位置に配置構成する。台枠38、38は、
第9図に示したように、各々両端を長辺側の区画壁23、
23に接続されたフレーム状に構成する。高さは後述する
受台26と同一にする。
更に上記各保持区画22、22、22内には、第8図〜第11
図に示したように、上記台枠38、38により区分された三
個の正方形領域の中央下部に位置させて、各々木レンガ
25の受台26を配置する。上記各受台26、26…は、保持区
画22、22、22の最下部から立上げた台座とする。即ち、
上記台枠38、38と同一高さとする。また上記受台26、26
…は、上面に、周囲の縁部を残してその内側を僅かに低
い平面凹部27とする。しかして上記平面凹部27、27…
は、第9図に示したように、受台26、26…の平面形状と
相似形となる。上記平面凹部27、27…には、表面から裏
面に貫通する二個のビス孔28、28を穿設する。また上記
各受台26、26…の外周部分からは、特に第9図に示した
ように、放射方向の等角度間隔で八本のアーム30、30…
を突出させ、各々区画壁23、23…の下部又は前記台枠3
8、38の下部に結合する。
図に示したように、上記台枠38、38により区分された三
個の正方形領域の中央下部に位置させて、各々木レンガ
25の受台26を配置する。上記各受台26、26…は、保持区
画22、22、22の最下部から立上げた台座とする。即ち、
上記台枠38、38と同一高さとする。また上記受台26、26
…は、上面に、周囲の縁部を残してその内側を僅かに低
い平面凹部27とする。しかして上記平面凹部27、27…
は、第9図に示したように、受台26、26…の平面形状と
相似形となる。上記平面凹部27、27…には、表面から裏
面に貫通する二個のビス孔28、28を穿設する。また上記
各受台26、26…の外周部分からは、特に第9図に示した
ように、放射方向の等角度間隔で八本のアーム30、30…
を突出させ、各々区画壁23、23…の下部又は前記台枠3
8、38の下部に結合する。
なお上記区画壁23、23…の下部内側、台枠38、38…の
下部両側、受台26、26…の下部周囲、上記アーム30、30
…の下部両側には、沈下防止板31を水平方向に張出させ
る。
下部両側、受台26、26…の下部周囲、上記アーム30、30
…の下部両側には、沈下防止板31を水平方向に張出させ
る。
更に第7図〜第11図に示したように、以上の枠体21の
四辺には、各々一個づつ接続突部32と接続孔部33とを構
成する。上記接続突部32と接続孔部33とは、各辺に於い
て、左右対称の位置に配設し、相互に嵌合可能な寸法形
状とする。より詳しくは、接続突部32は、沈下防止板3
1、31…の厚みを僅かに越える分だけ上方に位置させて
枠体21の外壁24より突出される。突出幅は外壁24の厚み
とほぼ一致させる。高さ方向の厚みは上記受台26の沈下
防止板31からの高さとほぼ同一する。また第7図及び第
9図に示したように、上記接続突部32、32…の外壁24に
沿った方向の長さは、保持区画22の台枠38、38で区分さ
れた正方形の一辺の長さの半分弱とする。
四辺には、各々一個づつ接続突部32と接続孔部33とを構
成する。上記接続突部32と接続孔部33とは、各辺に於い
て、左右対称の位置に配設し、相互に嵌合可能な寸法形
状とする。より詳しくは、接続突部32は、沈下防止板3
1、31…の厚みを僅かに越える分だけ上方に位置させて
枠体21の外壁24より突出される。突出幅は外壁24の厚み
とほぼ一致させる。高さ方向の厚みは上記受台26の沈下
防止板31からの高さとほぼ同一する。また第7図及び第
9図に示したように、上記接続突部32、32…の外壁24に
沿った方向の長さは、保持区画22の台枠38、38で区分さ
れた正方形の一辺の長さの半分弱とする。
一方前記接続孔部33は、前記のように、上記接続突部
32と対応する寸法形状の孔である。第8図、第10図及び
第11図に示したように、接続孔部33は、沈下防止板31、
31…の厚み分だけ上方に位置させて枠体21の外壁24に穿
設する。
32と対応する寸法形状の孔である。第8図、第10図及び
第11図に示したように、接続孔部33は、沈下防止板31、
31…の厚み分だけ上方に位置させて枠体21の外壁24に穿
設する。
なお以上の全構成要素はポリプロピレンを主材とし、
耐候剤等を混合したプラスチックで一体に成形する。
耐候剤等を混合したプラスチックで一体に成形する。
他方、第7図及び第8図に示したように、保持対象の
前記木レンガ25は、平面から見て長方形に構成し、かつ
四辺に於いて上面付近から僅かにオーバーハングする張
出し部34を構成する。また上記木レンガ25は、その上面
に四辺付近に於いて、辺に向かう下向傾斜の傾斜面35
a、35a、35b、35bを構成するものとする。更にまた上記
木レンガ25の下部四辺は角部をとった構成とする。
前記木レンガ25は、平面から見て長方形に構成し、かつ
四辺に於いて上面付近から僅かにオーバーハングする張
出し部34を構成する。また上記木レンガ25は、その上面
に四辺付近に於いて、辺に向かう下向傾斜の傾斜面35
a、35a、35b、35bを構成するものとする。更にまた上記
木レンガ25の下部四辺は角部をとった構成とする。
なお上記木レンガ25は防腐処理を施して置くべきであ
る。
る。
上記木レンガ25、25…を、前記枠体21の保持区画22、
22…に保持させて複合木レンガを構成する。
22…に保持させて複合木レンガを構成する。
上記木レンガ25、25…は、第9図に示したように、枠
体21を上向きにしておき、その保持区画22、22…中に上
方から順次押込む。上記保持区画22、22…を構成する区
画壁23、23…の上端を先端に向かって薄くなるように構
成し、かつ木レンガ25、25…の下部の四辺を角を取った
構成としたので、木レンガ25、25…はスムーズに保持区
画22、22…内に装入することができる。この作業を各枠
体21、21…について保持区画22、22…の数だけ繰返すこ
とにより、木レンガ25、25…を必要数の枠体21、21…に
装入することができる。
体21を上向きにしておき、その保持区画22、22…中に上
方から順次押込む。上記保持区画22、22…を構成する区
画壁23、23…の上端を先端に向かって薄くなるように構
成し、かつ木レンガ25、25…の下部の四辺を角を取った
構成としたので、木レンガ25、25…はスムーズに保持区
画22、22…内に装入することができる。この作業を各枠
体21、21…について保持区画22、22…の数だけ繰返すこ
とにより、木レンガ25、25…を必要数の枠体21、21…に
装入することができる。
引続き、上記木レンガ25、25…の保持区画22、22…へ
の装入済の枠体21、21…を裏返しにし、各受台26、26…
の裏面より、ビス孔28にビス36を挿入し、裏面より木レ
ンガ25に螺合し、木レンガ25を各々受台26、26、26上に
固定する。第7図及び第8図は、上記のようにして、木
レンガ25、25…を保持区画22、22…に保持して複合木レ
ンガを構成した枠体21を示している。
の装入済の枠体21、21…を裏返しにし、各受台26、26…
の裏面より、ビス孔28にビス36を挿入し、裏面より木レ
ンガ25に螺合し、木レンガ25を各々受台26、26、26上に
固定する。第7図及び第8図は、上記のようにして、木
レンガ25、25…を保持区画22、22…に保持して複合木レ
ンガを構成した枠体21を示している。
この実施例では、複合木レンガを以上のように構成し
たので、保持区画22、22…に保持すべきものが平面から
見て長方形の木レンガ25、25…であることを除いては、
前記第一の実施例と同様に使用され、同様の作用効果を
有する。
たので、保持区画22、22…に保持すべきものが平面から
見て長方形の木レンガ25、25…であることを除いては、
前記第一の実施例と同様に使用され、同様の作用効果を
有する。
なおこの例では、第8図に示したように、台枠38、38
もまた受台26、26、26とともに木レンガ25を載置する台
座の役割を担当している。
もまた受台26、26、26とともに木レンガ25を載置する台
座の役割を担当している。
歩道等への敷設又は室内の床面の構成過程は第一の実
施例についての説明と全く同様である。
施例についての説明と全く同様である。
[発明の効果] 本発明によれば、木レンガによる平滑な床面又は舗装
を複合木レンガを構成する枠体を連設配置するという極
めて簡単な作業で完成させることができる。
を複合木レンガを構成する枠体を連設配置するという極
めて簡単な作業で完成させることができる。
ところで上記複合木レンガでは、区画壁で木レンガの
周側をしっかり抱持しているので割れが容易に生じな
い。また木レンガの上面に各辺に向かって傾斜面が設け
られているので、辺付近に踏圧が掛かりにくいことも割
れが生じにくい理由となる。更に、例え、部分的に割れ
を生じてもそれが区画壁によりしっかりと抱持されてい
るので容易に離脱しない利点もある。
周側をしっかり抱持しているので割れが容易に生じな
い。また木レンガの上面に各辺に向かって傾斜面が設け
られているので、辺付近に踏圧が掛かりにくいことも割
れが生じにくい理由となる。更に、例え、部分的に割れ
を生じてもそれが区画壁によりしっかりと抱持されてい
るので容易に離脱しない利点もある。
加えて木レンガの辺上部に張出し部を構成したので、
区画壁の上端が概ねこれに隠れて見えない利点もある。
更には上記張出し部の先端は、木レンガの上面に縁部に
向かう傾斜面が構成してあるため、薄くなっており、そ
の結果、隣接する木レンガの張出し部の先端間の隙間に
砂等が入った場合にも、木レンガの伸縮の際に上方に弾
き出してしまう利点がある。
区画壁の上端が概ねこれに隠れて見えない利点もある。
更には上記張出し部の先端は、木レンガの上面に縁部に
向かう傾斜面が構成してあるため、薄くなっており、そ
の結果、隣接する木レンガの張出し部の先端間の隙間に
砂等が入った場合にも、木レンガの伸縮の際に上方に弾
き出してしまう利点がある。
また上記のように木レンガの上面の辺付近を側縁に向
かう傾斜面に構成してあるので、これを前記のように室
内の床面とか屋外の舗装路面に用いた場合、つまづきが
生じにくい利点がある。加えて滑り止めにもなる。
かう傾斜面に構成してあるので、これを前記のように室
内の床面とか屋外の舗装路面に用いた場合、つまづきが
生じにくい利点がある。加えて滑り止めにもなる。
更に本発明の複合木レンガは、接続手段を前記のよう
に構成したので、どの辺も他の複合木レンガのどの辺と
も接続可能であり、そのため、木レンガが平面から見て
長方形である場合等、接続方向を自由に決定することに
より、自由な木レンガ模様を構成することができる。
に構成したので、どの辺も他の複合木レンガのどの辺と
も接続可能であり、そのため、木レンガが平面から見て
長方形である場合等、接続方向を自由に決定することに
より、自由な木レンガ模様を構成することができる。
図面は本発明の実施例を示したものである。 第1図〜第6図は本発明の第一の実施例を示したもの
で、第1図はその平面図、第2図は第1図のII−II線断
面図、第3図は枠体の平面図、第4図は第3図のIV−IV
線断面図、第5図は複合木レンガ相互をその接続突部と
接続孔部とで接続する様子を示した一部切欠断面図、第
6図は複合木レンガを砂利下地上に敷設した状態を示し
た一部切欠拡大断面図である。 第7図〜第11図は本発明の第二の実施例を示したもの
で、第7図はその平面図、第8図は第7図のVIII−VIII
線断面図、第9図は枠体の平面図、第10図は第9図のX
−X線断面図、第11図は第9図のXI−XI線断面図であ
る。 1、21……枠体、2、22……保持区画、3、23……区画
壁、4、24……外壁、5、25……木レンガ、6、26……
受台、7……円形平面部、8、28……ビス孔、9……小
孔、10、30……アーム、11、31……沈下防止板、12、32
……接続突部、13、33……接続孔部、14、34……張出し
部、15、35a、35b……傾斜面、16、36……ビス、17……
砂利下地、27……平面凹部、38……台枠、x……矢印。
で、第1図はその平面図、第2図は第1図のII−II線断
面図、第3図は枠体の平面図、第4図は第3図のIV−IV
線断面図、第5図は複合木レンガ相互をその接続突部と
接続孔部とで接続する様子を示した一部切欠断面図、第
6図は複合木レンガを砂利下地上に敷設した状態を示し
た一部切欠拡大断面図である。 第7図〜第11図は本発明の第二の実施例を示したもの
で、第7図はその平面図、第8図は第7図のVIII−VIII
線断面図、第9図は枠体の平面図、第10図は第9図のX
−X線断面図、第11図は第9図のXI−XI線断面図であ
る。 1、21……枠体、2、22……保持区画、3、23……区画
壁、4、24……外壁、5、25……木レンガ、6、26……
受台、7……円形平面部、8、28……ビス孔、9……小
孔、10、30……アーム、11、31……沈下防止板、12、32
……接続突部、13、33……接続孔部、14、34……張出し
部、15、35a、35b……傾斜面、16、36……ビス、17……
砂利下地、27……平面凹部、38……台枠、x……矢印。
Claims (1)
- 【請求項1】平面から見て四辺形の枠体を構成し、 上記枠体中に、木レンガを保持する複数の保持区画を構
成し、上記各保持区画には保持対象の木レンガの周側を
密着状態に抱持する区画壁及び保持対象の木レンガを保
持区画中に固定する固定手段を構成し、 更に上記枠体の四辺に、相互に接続可能な構造の接続雄
部と接続雌部とを、それらが各辺に於いて相互に左右対
称の位置関係になるように配置し、 他方、上記保持区画の区画壁でその周側が密着状態に抱
持され得る木レンガを構成し、 上記木レンガの上部周縁には、上記区画壁の上端方向に
かつ該上端より上方に延長する張出し部を構成し、 更に上記木レンガの周縁付近の上面を周端に向かって下
向傾斜させ、 上記構成の木レンガを前記枠体の前記各保持区画に装入
し、更に各々前記固定手段で固定した複合木レンガ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19866490A JP2790528B2 (ja) | 1990-07-26 | 1990-07-26 | 複合木レンガ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19866490A JP2790528B2 (ja) | 1990-07-26 | 1990-07-26 | 複合木レンガ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0485401A JPH0485401A (ja) | 1992-03-18 |
JP2790528B2 true JP2790528B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=16394993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19866490A Expired - Lifetime JP2790528B2 (ja) | 1990-07-26 | 1990-07-26 | 複合木レンガ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2790528B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6418690B1 (en) | 1997-07-31 | 2002-07-16 | Chalres E. Wheatley | Outdoor deck material |
-
1990
- 1990-07-26 JP JP19866490A patent/JP2790528B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0485401A (ja) | 1992-03-18 |
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