JP2513865Y2 - 樹脂製タイル - Google Patents

樹脂製タイル

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JP2513865Y2
JP2513865Y2 JP1990075084U JP7508490U JP2513865Y2 JP 2513865 Y2 JP2513865 Y2 JP 2513865Y2 JP 1990075084 U JP1990075084 U JP 1990075084U JP 7508490 U JP7508490 U JP 7508490U JP 2513865 Y2 JP2513865 Y2 JP 2513865Y2
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tile
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文雄 保苅
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、床面などに敷設される樹脂製タイルに関す
る。
(従来の技術) 一般に、屋内の床面やコートの基盤などに方形の樹脂
製タイルを組み合わせて敷設することが行われている
(例えば、実公昭62−36911号公報参照)。この樹脂製
タイル11は、第7図および第8図に示すように、正方形
状のタイル板本体12と、このタイル板本体12の表面周縁
部に一体に固着された側壁13とより構成されている。そ
して、側壁13の隣合う二辺には複数個の嵌合孔17…が適
宜の間隔で設けられ、一方、側壁13の他の隣合う二辺に
は前述の嵌合孔17…に嵌合可能な柱状体16…が設けられ
ている。
したがって、一の樹脂製タイル111の嵌合孔171…もし
くは柱状体161…と、一の樹脂製タイル111に隣接する他
の樹脂製タイル112の柱状体162…もしくは嵌合孔172
とを嵌合することにより、樹脂製タイル111,112は連結
されるようになっている。
なお、前述の嵌合孔17は長孔状に形成されており、樹
脂製タイル11が熱伸縮することによって嵌合関係にある
嵌合孔17もしくは柱状体16が破損されたり、互いに押し
合って持ち上がり嵌合状態が解除されることを防止して
いる。
(考案が解決しようとする課題) ところで、このような樹脂製タイルは通常ポリエチエ
ンで成形されており、その膨張係数(2〜4×1/104
に基づいて収縮し、あるいは膨張する。したがって、前
述した樹脂製タイルの敷設作業に際しては、気温の低下
および上昇に伴う樹脂製タイルの収縮と膨張を考慮して
敷設作業を行わなければならない。
すなわち、気温が低いときの敷設作業においては隣接
する他の樹脂製タイルとの隙間を広く形成し、一方、気
温の高いときには隣接する他の樹脂製タイルとの隙間を
狭く形成し、また、20℃程度では樹脂製タイルが伸びて
も縮んでもよいように長孔状の嵌合孔の略中央に柱状体
が位置するように施工する必要がある。このように、施
工時の気温を考慮して敷設作業を行わなければならず、
作業が複雑となって多くの時間を必要とする問題があっ
た。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたもので、
樹脂製タイルの敷設作業を容易に行うことのできる樹脂
製タイルを提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、方形のタイル板本体と、このタイル板本体
の表面周縁部に固着された側壁と、この側壁の隣合う二
辺に適宜の間隔で突片を介して連結された複数個の柱状
体と、側壁の他の隣合う二辺に形成され、前記柱状体が
嵌合可能な嵌合孔とよりなり、前記柱状体は嵌合孔と接
触して支持する支持部材と、このこの支持部材と前記突
片とに連結されて湾曲可能な屈曲部材とより構成され、
前記嵌合孔が形成された側壁には前記突片が嵌入できる
切欠部が形成されているものである。
(作用) 一の樹脂製タイルを基準としてその一辺に設けられた
柱状体もしくは嵌合孔と、隣接する他の樹脂製タイルの
一辺に設けられた嵌合孔もしくは柱状体を嵌合する。そ
して、これらの嵌合を順次上下左右の他辺においても行
うことにより、床面などに樹脂製タイルが敷設される。
ここで、気温が上下することにより、隣接する一対の
樹脂製タイル間の隙間を広げ、あるいは狭めるように樹
脂製タイルが収縮あるいは膨張しても、嵌合孔に嵌合さ
れている柱状体の屈曲部材が湾曲することにより、樹脂
製タイルの収縮あるいは膨張を吸収することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
樹脂製タイル1は、タイル板本体2と、このタイル板
本体2の表面周縁部に一体に固着された側壁3とからな
り、全体として上面を開放した高さの低い箱状体で形成
されている。そして、側壁3で区画されたタイル板本体
2の表面上には人工芝4が配設されている。この場合、
人工芝に限らずその用途に応じて樹脂タイルや砂などを
充填することもできる。
一方、樹脂製タイル1を構成する側壁3のうち、隣合
う二辺には突片51を介して柱状体6…が適宜の間隔で複
数個設けられている。この柱状体6は後述する嵌合孔7
の内面に接触して支持するコ字状の支持部材6aと、この
支持部材6aの左右片間を連結するとともに、前記突片51
と直交するように連結された屈曲部材6bとから構成され
ている。
また、側壁3の他の隣合う二辺には前述の柱状体6…
に対応して角孔状の嵌合孔7…(第2図)がその内方に
位置して複数個形成されている。そして、これらの嵌合
孔7が形成された側壁3には、柱状体6を連結する突片
51が嵌入できる切欠部3a…が形成されている。
次に、このように構成された樹脂製タイル1…を連結
する場合について説明する。ここで、樹脂製タイル1は
第1図に示した状態を基準としてその左右を定めるもの
とする。
まず、一の樹脂製タイル11を基準としてその左辺に他
の樹脂製タイル12を連結するには、他の樹脂製タイル12
を構成する側壁32の右辺に形成された嵌合孔72…に一の
樹脂製タイル11を構成する側壁31の左辺の設けられた柱
状体61…を嵌合する。この結果、一の樹脂製タイル11
左方に他の樹脂製タイル12が連結される(第3図参
照)。この結果、柱状体61は嵌合孔72の内面にその支持
部材6aが接触し、その嵌合位置を保持する。
このように、一の樹脂製タイル11の一辺に設けられた
柱状体61…もしくは嵌合孔71…と、隣接する他の樹脂製
タイル12の一辺に設けられた嵌合孔72…もしくは柱状体
62…を順次上下左右に嵌合して連結することにより、床
面に樹脂製タイル1…が敷設される。
この連結状態で冬季に至り、樹脂製タイル1が収縮す
ると、一の樹脂製タイル11は他の樹脂製タイル12に対し
て隙間が広がる方向に離隔する。この結果、一の樹脂製
タイル11の柱状体61も隣接する他の樹脂製タイル12の嵌
合孔72から離脱するように牽引される。ところで、柱状
体61の支持部材6aは嵌合孔72の内面に接触してその嵌合
位置が保持されており、結局、屈曲部材6bが牽引されて
湾曲し、気温の低下に伴う樹脂製タイル11の収縮を吸収
することができる(第4図参照)。
一方、夏季において樹脂製タイル11が膨張した場合に
は、一の樹脂製タイル11は他の樹脂製タイル12に対して
間隙が狭まる方向に接近する。この結果、一の樹脂製タ
イル11の柱状体61も隣接する他の樹脂製タイル12の嵌合
孔72から離脱するように押圧される。この場合において
も、柱状体61の支持部材6aは嵌合孔72の内面に接触して
その嵌合位置が保持されており、結局、屈曲部材6bが押
圧されて湾曲し、気温の上昇に伴う樹脂製タイル11の膨
張を吸収することができる(第5図参照)。
なお、柱状体6の支持部材6aを左右の支持片6a′,6
a′で形成し、屈曲部材6bと合わせて柱状体6を略H字
状に形成することもできる(第6図参照)。
また、本実施例において、樹脂製タイル1のタイル板
本体2は正方形状のものを例示したが、長方形であって
もよい。
さらに、この樹脂製タイル1をテニスコートなどに用
いた場合には、運動に伴って樹脂製タイルが横ずれする
ような部分的な力が作用してもその力を屈曲片の湾曲に
よって吸収し、容易に復元する利点もある。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、気温が上下することに
よって樹脂製タイルが伸縮しても、それらの伸縮を柱状
体の屈曲部材が湾曲して吸収することができる。したが
って、樹脂製タイルの敷設作業を気温に影響されること
なく容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の樹脂製タイルの実施例を例示するもの
で、第1図はその全体平面図、第2図は樹脂製タイルの
連結状態を説明するための斜視図、第3図は樹脂製タイ
ルの連結状態を一部省略して示す平面図、第4図は第3
図の連結状態から収縮した状態を示す平面図、第5図は
第3図の連結状態から膨張した状態を示す平面図、第6
図は他の実施例を示す平面図、第7図は従来の樹脂製タ
イルの平面図、第8図はその連結状態を説明するための
斜視図である。 1……樹脂製タイル、2……タイル板本体 3……側壁、51……突片 6……柱状体 6a……支持部材 6b……屈曲部材 7……嵌合孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】方形のタイル板本体と、このタイル板本体
    の表面周縁部に固着された側壁と、この側壁の隣合う二
    辺に適宜の間隔で突片を介して連結された複数個の柱状
    体と、側壁の他の隣合う二片に形成され、前記柱状体が
    嵌合可能な嵌合孔とよりなり、前記柱状体は嵌合孔と接
    触して支持する支持部材と、この支持部材と前記突片と
    に連結されて湾曲可能な屈曲部材とより構成され、前記
    嵌合孔が形成された側壁には前記突片が嵌入できる切欠
    部が形成されていることを特徴とする樹脂製タイル。
JP1990075084U 1990-07-13 1990-07-13 樹脂製タイル Expired - Lifetime JP2513865Y2 (ja)

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