JP3050701U - 連結敷設用床材 - Google Patents
連結敷設用床材Info
- Publication number
- JP3050701U JP3050701U JP1997011718U JP1171897U JP3050701U JP 3050701 U JP3050701 U JP 3050701U JP 1997011718 U JP1997011718 U JP 1997011718U JP 1171897 U JP1171897 U JP 1171897U JP 3050701 U JP3050701 U JP 3050701U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substantially semi
- connection
- cylindrical small
- unit
- laying
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】連結及び解体がより楽で省力化できると同時に
耐久性があり、周辺もきれいにセッティングできるよう
な連結敷設用床材を提供する。 【構成】上面に充分な凹凸ないし空隙を有し、全体が方
形板状を呈するプラスチック製連結敷設用床材のユニッ
トにおいて、該ユニットの二側辺に略蒲鉾状小突起を水
平に形成するとともに、他の二側辺に該略蒲鉾状小突起
を連結時に収めるに足る切欠を形成し、切欠付き側辺の
外側には略蒲鉾状小突起付き側辺を連結時に収容する略
U字溝状受け皿を形成し、略蒲鉾状小突起付き側辺の内
側には内方に向けて傾くテーパ部を形成することによ
り、連結時において該受け皿の外側立ち上がり部の上端
部が該テーパ部を滑動して該略蒲鉾状小突起が該切欠に
押し込まれる形態とする。
耐久性があり、周辺もきれいにセッティングできるよう
な連結敷設用床材を提供する。 【構成】上面に充分な凹凸ないし空隙を有し、全体が方
形板状を呈するプラスチック製連結敷設用床材のユニッ
トにおいて、該ユニットの二側辺に略蒲鉾状小突起を水
平に形成するとともに、他の二側辺に該略蒲鉾状小突起
を連結時に収めるに足る切欠を形成し、切欠付き側辺の
外側には略蒲鉾状小突起付き側辺を連結時に収容する略
U字溝状受け皿を形成し、略蒲鉾状小突起付き側辺の内
側には内方に向けて傾くテーパ部を形成することによ
り、連結時において該受け皿の外側立ち上がり部の上端
部が該テーパ部を滑動して該略蒲鉾状小突起が該切欠に
押し込まれる形態とする。
Description
【0001】
この考案は、スポーツ施設の床材、車椅子用、家庭などの台所、風呂場、ベラ ンダ、或いは道路、駐車場、その他のアウトドアや、土足用のイベントなどにお いて広範に使われる敷設用床材として利用される。
【0002】
従来より仮設床材として人工芝やリノリウムなどがよく知られているが、中で も一辺が20〜30cm程度の(正)方形板状のプラスチック製ユニットを隣合 わせに並べて連結しつつ敷設する床材が最近注目されている。
【0003】 これは充分な摩擦力と水はけを付与するために、上面に無数の凹凸を有するか 或いはネットないし格子状の空隙があり、隣合わせに連結するために、二側辺部 に何個かの小ループを所定間隔毎に設け、他の二側辺部にその小ループに挿入・ 嵌合する小突起を同じく所定間隔毎に設けているものである。
【0004】 なおこのユニットの裏面にも敷設後の移動を防ぐための無数の突起が形成され ているのが通例であり、強靭で適度の弾性や防滑性に富み、水はけもよいので、 スポーツ用の床材や水回りなどに適したものである。
【0005】
このような在来の連結敷設用床材は、前記の小ループに小突起を挿入し或いは 外すときにかなりの力を要し、スボーツ施設などの広面積の床を施工し或いは撤 去する際には、甚だ骨の折れる作業を要するものであった。
【0006】 またユニットに設けられる小ループはその側辺より外方に飛び出した形となる ため、包装や運搬時に邪魔になるばかりか、敷設後における床の端縁部に若干の 隙間ができるなどの難点があった。
【0007】 本考案はこのような問題点を解消して、より施工および解体が省力化でき、周 辺もきれいにセッティングできるような連結敷設用床材を提供することを課題と する。
【0008】
上面に充分な凹凸ないし空隙を有し、全体が方形板状を呈するプラスチック製 連結敷設用床材のユニット(a)において、該ユニット(a)の二側辺に略蒲鉾 状小突起(1)を水平に形成するとともに、他の二側辺に該略蒲鉾状小突起(1 )を連結時に収めるに足る切欠(2)を形成し、切欠(2)付き側辺(3)の外 側には略蒲鉾状小突起(1)付き側辺(4)を連結時に収容する略U字(角ばっ ていてもよい)溝状受け皿(5)を形成し、略蒲鉾状小突起付き側辺(4)の内 側には内方に向けて傾くテーパ部(6)を形成することにより、連結時において 該受け皿(5)の外側立ち上がり部(51)の上端部が該テーパ部(6)を滑動 して該略蒲鉾状小突起(1)が該切欠(2)に押し込まれるようにする。
【0009】 このユニット(a)はポリプロピレン廃材等を用いて同形のものを大量に射出 成形することができるが、これらの側辺を互いに隣合わせに連結して図4のよう に敷設する。また下面は原則として多数の支持突起(7)が形成された形となる 。
【0010】 略蒲鉾状小突起(1)が入り込む切欠(2)は、図示したようなくり抜き状、 或いは凹状のいずれでもよい。
【0011】 その略蒲鉾状小突起(1)と切欠(2)の数は、ユニット(a)の寸法にもよ るが、一側辺につき3〜6個程度が通例である。また角をはさむ二側辺において それぞれ同じ略蒲鉾状小突起付き側辺(4)、或いは切欠付き側辺(3)とする ことが望ましい。
【0012】 本考案における「略蒲鉾状小突起」の呼称は、これが分断されて略半球状とな った場合でも同様の作用・効果を奏するので、そのような意味をも含む便宜的な ものとする。
【0013】 なお連結後における各ユニット(a)の位置ずれを防ぐために、必要に応じ該 受け皿(5)に止板(8)を設け、これと嵌合する切れ込み(9)を前記側辺( 4)に設ける。
【0014】
本考案のユニット(a)を連結して施工する際に、先ず二枚の側辺(3)と別 の側辺(4)を向かい合わせて、該受け皿(5)の上方より側辺(4)の略蒲鉾 状小突起(1)を降下させると、図2のような状態になる。さらにこれを下方に 押し込むと、該受け皿(5)の立ち上がり部(51)の上端はテーパ部(6)を 滑動して、側辺(4)及び略蒲鉾状小突起(1)を外側に押し出そうとするが、 ちょうどそのとき上方にせり上がってきた切欠(2)がこれを受け止め、図3の ような形となって安定する。
【0015】 外すときも逆方向に操作すればよく、該テーパ部(6)や略蒲鉾状小突起(1 )の斜面を滑動させるときにプラスチックが若干湾曲するので摩擦抵抗は緩和し 、在来の小ループに突起を差し込む方式に比べて着脱がはるかに楽であり、また 連結後の安定性においても何らひけをとらないことが判明した。
【0016】 また施工後における端縁部もループのような目立つ突出部がなく、図4のよう にほぼストレートに仕上がることになる。
【0017】
ユニット(a)の全体形状を縦横約250mm、厚さ14mmの正方形板状と し、その上面には約20mmピッチの碁盤目状浅溝を設けるとともに、それで囲 まれた箇所を梨地状にし、下面には約9mm高の支持突起(7)を約10mm間 隔毎に多数、縦横列状に形成し、その底から梨地状面までをもって上記厚さ分と し、図示したような側辺(4)において長さ約18mm、高さ約2mmの略蒲鉾 状小突起(1)を約50mm間隔毎に5個形成し、別の側辺(3)に幅約5mm 、立ち上がり部(51)の高さ約10mmの角U字溝状受け皿(5)を下方より 張り出すように形成する。そこの側辺(3)の下部から該受け皿(3)の底にか けて長さ約20mm、高さ約5mmの切欠(2)を5個、該小突起(1)に対応 する位置に形成する。側辺(4)の内側には、約30゜の斜面を形成するが、そ の大きさ、並びに該受け皿(5)の内幅等は、側辺(4)及び該小突起(1)が 入れ易く、かつ密に収まるように、精密に設計する。なお側辺(4)の該小突起 (1)の間に幅約3mm(上方にかけて若干幅狭となる)の切れ込み(9)、こ れに対応する側辺(3)に約3mm厚の止板(8)を形成する。
【0018】 このようなユニット(a)を、例えば軟質ポリプロピレン、ポリエチレン、或 いはこれらの廃材を用いてインジェクション成形する。但し本考案は上記例に限 るものでないことは勿論である。
【0019】
このように本考案によれば、連結或いは解体の作業時において着脱が楽でスピ ーディーなため省力化でき、しかも外圧に対しては外れにくく、形態上、接合や 解体の繰り返しに対して耐久性があると同時に型も製作し易く、しかも辺縁にル ープ状の出っ張りがないために、包装や運搬に好都合であるとともに施工後、端 がほぼストレートに仕上がるなど、多大な効果がある。
【図1】本考案の要部を示す見取図
【図2】本考案の連結直前の状態を示す断面図
【図3】本考案の連結後の状態を示す断面図
【図4】本考案を連結敷設した状態を一部概略的に示す
平面図
平面図
a……(連結敷設床材の)ユニット 1……略蒲鉾状小突起 2……切欠 3……切欠付き側辺 4……略蒲鉾状小突起付き側辺 5……略U字溝状受け皿 51……(該受け皿の外側)立ち上がり部 6……テーパ部 7……支持突起 8……止板 9……切れ込み
Claims (1)
- 【請求項1】上面に充分な凹凸ないし空隙を有し、全体
が方形板状を呈するプラスチック製連結敷設用床材のユ
ニットにおいて、該ユニットの二側辺に略蒲鉾状小突起
を水平に形成するとともに、他の二側辺に該略蒲鉾状小
突起を連結時に収めるに足る切欠を形成し、切欠付き側
辺の外側には略蒲鉾状小突起付き側辺を連結時に収容す
る略U字溝状受け皿を形成し、略蒲鉾状小突起付き側辺
の内側には内方に向けて傾くテーパ部を形成することに
より、連結時において該受け皿の外側立ち上がり部の上
端部が該テーパ部を滑動して該略蒲鉾状小突起が該切欠
に押し込まれる形態にしたことを特徴とする連結敷設用
床材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997011718U JP3050701U (ja) | 1997-12-03 | 1997-12-03 | 連結敷設用床材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997011718U JP3050701U (ja) | 1997-12-03 | 1997-12-03 | 連結敷設用床材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3050701U true JP3050701U (ja) | 1998-07-31 |
Family
ID=43184892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997011718U Expired - Lifetime JP3050701U (ja) | 1997-12-03 | 1997-12-03 | 連結敷設用床材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3050701U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007321336A (ja) * | 2006-05-30 | 2007-12-13 | Takiron Co Ltd | 防滑性床材 |
JP2012122263A (ja) * | 2010-12-09 | 2012-06-28 | Teramoto Corp | 床用敷物、および床用敷物のセット |
-
1997
- 1997-12-03 JP JP1997011718U patent/JP3050701U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007321336A (ja) * | 2006-05-30 | 2007-12-13 | Takiron Co Ltd | 防滑性床材 |
JP2012122263A (ja) * | 2010-12-09 | 2012-06-28 | Teramoto Corp | 床用敷物、および床用敷物のセット |
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