JPH0730721Y2 - タイルブロック - Google Patents

タイルブロック

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JPH0730721Y2
JPH0730721Y2 JP1988048952U JP4895288U JPH0730721Y2 JP H0730721 Y2 JPH0730721 Y2 JP H0730721Y2 JP 1988048952 U JP1988048952 U JP 1988048952U JP 4895288 U JP4895288 U JP 4895288U JP H0730721 Y2 JPH0730721 Y2 JP H0730721Y2
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JP
Japan
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frame
concrete
tile block
tile
net
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JP1988048952U
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JPH01156203U (ja
Inventor
吉徳 冨田
Original Assignee
長瀬インテコ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案はタイルブロックに関するものである。
（従来の技術） 従来、複数のタイルをコンクリート基盤に接着したもの
がある。
（考案により解決を必要とする課題） 従来のタイルブロックは、コンクリート基盤に複数のタ
イルを整然と接着するのに熟練を要し、小さく截断する
ためには特別の截断機を必要とする。目地部下方がコン
クリート基盤で塞がっているので雨水等がタイルブロッ
ク下へ流れないため、それらを歩道等に敷つめた場合に
は、雨水はすべて排水溝に流れ込み、排水溝の排水能力
に問題が生じている。また街路樹の根元は舗装できず、
根元の地面をある程度露出させる必要があるが、街路樹
に必要なだけの充分な露出面積を設けると歩道が狭くな
る。更にまた、近来都市への人口集中による水不足が問
題となって来ているが、従来の舗装では雨水が利用され
ずに排水されている。
この考案は、製造が容易で、小さく截断するのに特別の
截断機を必要とせず、容易に透水性タイルに仕上げるこ
とのできるタイルブロックを提供することを目的とす
る。
（課題を解決するための手段） プラスチック、金属等のシートをプレスまたは加熱プレ
スするか、プラスチック射出成形により、複数の凹部１
を設ける。隣接する凹部は凹部上方開口縁で連結され、
かつ、その連結部２の上面が同一水平面に位置するよう
枠Ｆを形成する。また、凹部１の外側壁は隣接する凹部
の外側壁との間に少し間隙４を設ける。
上記枠Ｆの各凹部１にコンクリート３を流し込んで乾燥
させる。
他方、天然または合成の繊維、プラスチックまたは金属
等よりなる網５に上記枠Ｆの凹部開口平面形状と等しい
か、やや大き目の平面形状のタイル６を、枠Ｆの凹部開
口に対応するよう整然と配列接着させる。
上記各タイル６が枠Ｆのコンクリート３の面に対応する
よう網５または網５およびタイル６下面を接着材でコン
クリート面に接着させる。
枠Ｆは補強のために、凹部外側壁間を一部連結させても
よい。
枠Ｆの凹部開口上縁の連結部２には、成形時、プレス時
または成形、プレス後に複数の通孔を設けて雨水等の通
過を可能としてもよい。
凹部の開口平面形状は矩形に限定されるものではなく、
直線曲線で囲まれた複雑な形状のものでもよい。
タイルを予め網に配列接着しないで、タイルを網を挟ん
で直接未乾燥コンクリート面に接触させ、コンクリート
を乾燥させて、タイルをコンクリートに接着固定しても
よい。
（作用） 網は任意の形状のタイルを配列接着を可能とし、コンク
リート基盤や床等への接着を容易にする。また、網は、
枠の連結部に対応する部分で、その連結部と共に切断を
容易で、タイルブロックを切断分割を容易にする。
枠の凹部はコンクリートを容易に充填させ整然と配列さ
れたコンクリート基盤の形成を可能とする。
枠の凹部開口上縁の連結部は、それに対応する網の部分
と共に切断容易であって、タイルブロックの截断を容易
にし、また、通孔を設けることにより透水を可能とす
る。
（効果） この考案に係るタイルブロックは、製造およびその敷設
作業が容易であり、完成したタイルブロックは、枠の凹
部にコンクリートを充填し、そのコンクリートの上に網
を介して間隔をおいてタイルを接着し、枠の凹部の外側
壁間に小間隙を有してコンクリートが充填されておらな
いので、凹部開口上縁周囲と網だけで連結しており、そ
の連結部およびそれに対応する網の部分をナイフで截断
して切り離しすることによりタイルブロックを容易に分
割し小型にすることができ、透水性のタイルブロックに
する加工も簡単で、透水性にした場合には雨水等を容易
にタイルブロックの下方に流し、または雨水をタイルブ
ロック下方で集水利用することも容易である。
【図面の簡単な説明】
図面に示すものは、この考案の実施例であって、第１図
は枠の要部斜視図、第２図は枠の凹部にコンクリートを
充填したものの要部断面図、第３図は網にタイルを配列
接着したものの要部断面図、第４図は完成したタイルブ
ロックの要部断面図である。 Ｆ……枠 １……凹部 ２……連結部 ３……コンクリート ４……間隙 ５……網 ６……タイル ７……小間隔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】多数の凹部を有し、隣接する各凹部の開口
    上縁周囲が互いに連結し、かつ、その各凹部の外側壁間
    に小間隙を有する枠と、前記枠の各凹部に充填乾燥させ
    たコンクリートと、前記各コンクリートの上面に載置接
    着した網と、その網の上に間隔をおいて載置接着したタ
    イルとよりなるタイルブロック。
  2. 【請求項２】隣接する各凹部の開口上縁における連結部
    に複数の通孔を設けてなることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第１項に記載のタイルブロック。
JP1988048952U 1988-04-12 1988-04-12 タイルブロック Expired - Lifetime JPH0730721Y2 (ja)

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JPH01156203U JPH01156203U (ja) 1989-10-26
JPH0730721Y2 true JPH0730721Y2 (ja) 1995-07-19

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS481534U (ja) * 1971-05-28 1973-01-10
JPS5437128U (ja) * 1977-08-18 1979-03-10

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0330401Y2 (ja) * 1986-03-31 1991-06-27

Patent Citations (2)

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JPS481534U (ja) * 1971-05-28 1973-01-10
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JPH01156203U (ja) 1989-10-26

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