JPH0591184U - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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JPH0591184U
JPH0591184U JP3801492U JP3801492U JPH0591184U JP H0591184 U JPH0591184 U JP H0591184U JP 3801492 U JP3801492 U JP 3801492U JP 3801492 U JP3801492 U JP 3801492U JP H0591184 U JPH0591184 U JP H0591184U
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JP
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stator core
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holder
fixed
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広志 坂下
典英 吉田
幸男 福田
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Nidec Sankyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄型で、組立やすく、しかも、回路基板に対
する軸受ホルダーの直角精度を向上させることができる
ブラシレスモータを提供する。 【構成】 コイル1が巻回されたステータコア2及びス
テータコア2を保持したコアホルダー3とからなるステ
ータコア組4と、ステータコア組4が載置されると共に
コイル1が接続固定される回路基板5と、回路基板5に
軸受6を保持する軸受ホルダー7を固定する止着部材8
とを有する。軸受ホルダー7は外方へ延設した押え部7
aを有し、押え部7aでステータコア組4を回路基板5
に固定した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ブラシレスモータに関するもので、特にステータコアの固定構造に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のブラシレスモータの例を図面を参照しながら説明する。図4において、 回路基板25の中央部には孔部が形成されており、孔部には筒状の軸受ホルダー 29が取付けられている。軸受ホルダー29の中央貫通孔には図示しない回転軸 が挿入され、軸受ホルダー29の貫通孔部の上下2箇所に取付けられた軸受26 によって上記回転軸が回転自在に支持される。
【0003】 軸受ホルダー29の外周部には、ステータコア22とコアホルダー23からな るステータコア組24が取付けてある。ステータコア22はコア素体を複数枚積 層して形成されており、外周部に複数個の突極が形成され、各突極にはコイル2 1が巻回されている。コアホルダー23は、ステータコア22と回路基板25の 間に介在し、回路基板25上でのステータコア22の位置を決定している。軸受 ホルダー29の図において上端部にはフランジ29aが形成され、フランジ29 aはステータコア22の上端の一部と重なり合っている。軸受ホルダー29のフ ランジ29a、ステータコア22、コアホルダー23を貫通したビス等の止着部 材28が回路基板25に螺入され締めつけられている。これにより、軸受ホルダ ー29はそのフランジ29aと回路基板25との間にステータコア22およびコ アホルダー23を挾んだ形で回路基板25に固定されている。
【0004】 軸受ホルダー29の中心孔に挿入された回転軸(図示せず)には、ロータ組( 図示せず)が取付けられている。ロータ組はカップ状のロータケースを有し、ロ ータケースの周壁内面にはロータマグネットが取付られている。ロータマグネッ トはステータコア22の突極の先端と、間隙をおいて対向している。したがって 、ステータコア22の突極に巻回されたコイル21を通電制御すると、対向する ロータマグネットが付勢され、ロータマグネット、ロータケースなどからなるロ ータ組と回転軸が回転駆動される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
以上のような従来のブラシレスモータによれば、軸受ホルダー29、ステータ コア22、コアホルダー23、回路基板25が4段に積み重ねられて、4段の各 部材を貫通した止着部材29で固定されている。このため、モータの体格が増大 してしまい、薄型化するのが困難である。また、軸受ホルダー29は直接回路基 板25上に組付けられず、回路基板25と軸受ホルダー29の間にコアホルダー 23とステータコア22が介在した形で組付けられている。したがって、軸受ホ ルダー29にロータ組を取付けた場合、ロータの直角精度が悪化し、モータの基 本性能に大きな影響を与えている。
【0006】 本考案は、以上のような問題点を解決するためになされたもので、薄型で、組 立やすく、しかも、回路基板に対するロータの直角精度を向上させることができ るブラシレスモータを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上のような目的を達成するため本考案は、コイルが巻回されたステータコア 及びこのステータコアを保持したコアホルダーとからなるステータコア組と、ス テータコア組が載置されると共に上記コイルが接続固定される回路基板と、回路 基板に軸受を保持する軸受ホルダーを固定する止着部材とを有するブラシレスモ ータにおいて、上記軸受ホルダーは外方へ延設した押え部を有し、この押え部が 上記ステータコア組を上記回路基板に固定していることを特徴とする。
【0008】
【作用】
軸受ホルダーは止着部材によって回路基板に直接的に固定することができる。 軸受ホルダーを回路基板に取付ると、軸受ホルダーから延設された押え部が回路 基板との間でステータコア組を挾み込み、ステータコア組が回路基板に固定され る。
【0009】
【実施例】
以下、本考案にかかるブラシレスモータの実施例について図面を参照しながら 説明する。図1において、回路基板5の中央部には孔部が形成されており、回路 基板5上には上記孔部を囲むようにして筒状の軸受ホルダー7が取付けられてい る。軸受ホルダ7は周面の底部が外側に向かって延設されており、延設された部 分は回路基板5への固定部7bとステータコア組4に対する位置決め部7c及び 押え部7aとなっている。軸受ホルダー7から延設された部分のうち、固定部7 bは軸受ホルダー7寄りで回路基板5の上面と接触しており、ビス等の止着部材 8で回路基板5上に固定されている。固定部7bより外側の部分は折曲して段状 に形成されており、立上がり部分が位置決め部7cで、最外端のつば状の部分が 押え部7aとなっている。
【0010】 回路基板5上に取付けられた軸受ホルダー7の外周には、ステータコア組4が 嵌められている。ステータコア組4は、ステータコア2とコアホルダー3から構 成されている。ステータコア2は同形状のコア素体を複数枚積層して形成され、 外周部に複数個の突極を有し、各突極にはコイル1が巻回されている。コアホル ダー3はステータコア2の下部に取付けられており、下面に突起部3aが形成さ れている。コアホルダー3の下面に形成された突起部3aと回路基板5上に形成 された孔部5aを組み合わせることによって、ステータコア2を回路基板5上の 正しい位置に配置している。なお、コアホルダー3が、ステータコア2の下部に 配置されることによって、ステータコア2の先端部のコイル1が巻回された部分 が回路基板5に対し少しだけ浮き上がっている。
【0011】 軸受ホルダー7は、回路基板5と接触した上記固定部7bに挿通されたビス等 の止着部材8が回路基板5に螺入されることにより回路基板5上に固定されてい る。軸受ホルダー7の上記押え部7aと回路基板5との間にはステータコア組4 が介在している。このため、押え部7aがステータコア組4の上端部に当接し、 押え部7aがその弾力によってステータコア組4を回路基板5側へ押しつけ、ス テータコア組4が回路基板5上に固定されている。
【0012】 軸受ホルダー7には、軸受6を介して回転軸(図示せず)が、回転自在となる ように取付けられている。回転軸にはロータ組(図示せず)が取付けられている 。ロータ組はカップ状のロータケースを有し、ロータケースの周壁内面にはロー タマグネットが取付けられている。ロータマグネットは間隙をおいて、ステータ コア2の突極の先端と間隙をおいて対向している。ステータコア2の突極に巻回 されたコイル1を通電制御すると、対向するロータマグネットが付勢され、ロー タ組および回転軸が回転駆動される。
【0013】 次に、以上のようなブラシレスモータの組立手順について図2を参照しながら 説明する。 まず、絶縁を施したステータコア2にコアホルダー3を組付け、コイル1を巻 回することによってステータコア組4を構成し、このステータコア組4を予め回 路素子が搭載された回路基板5上に取付ける。正確な位置決めは、コアホルダー 3に形成された突起部3aと回路基板5に形成された孔部5aを組み合わせるこ とによってなされる。ステータコア2に巻回されたコイル1の端部は、ターミナ ルを介して回路基板5上の所定の回路パターンに半田付けされる。半田付けには リフロー工法を用いてもよい。 次に、軸受ホルダ7をステータコア2の中央孔部に嵌め込んで回路基板5上に 位置決めをし、固定部7bをビス等の止着部材8で締め付け、軸受ホルダー7を 回路基板5に固定する。なお、軸受ホルダー7を固定すると、軸受ホルダー7か ら延設された押え部7aが、ステータコア組4の上面を回路基板側に押え付ける ため、ステータコア組4も共に固定される。
【0014】 以上のようなブラシレスモータの実施例によれば次のような効果を奏する。 1 軸受ホルダー7は、その延設部の固定部7bを回路基板5に直接固定する ことができ、上記延設部の押え部7aでステータコア組4を回路基板5に固定す るようになっていて、従来のように軸受ホルダーのフランジでステータコア組4 を回路基板に固定するものではないため、モータ本体の体格を薄型化することが 可能となる。 2 軸受ホルダー7は、その延設部の固定部7bを回路基板5に固定すること により回路基板5に直接取付けることができるため、回路基板5に対する軸受ホ ルダー7の直角精度、さらにはロータの回転面の精度が向上する。 3 回路基板5へステータコア組4、軸受ホルダー7の順に組付けることがで きるため、組立てが容易になり、組立費の低減が可能となる。
【0015】 以上説明した実施例では、ステータコア組4を回路基板5に固定するための押 え部7aが軸受ホルダー7と同じ材質で軸受ホルダー7と一体に成形されていた 。しかし、本考案はこのような構成に限られるものではない。例えば図3に示す ように、軸受ホルダー7から延設された部分に弾性力の強い樹脂材料等の部材を インサートモールド等によって一体成形し、押え部7aを形成するようにしても よい。一体成形された押え部7aは、図1、図2に示す実施例と同様に、弾性力 によってステータコア組4を押え、ステータコア組4を回路基板5に固定する。 この実施例の場合も図1、図2に示す実施例と同様な効果を奏する。
【0016】 なお、軸受ホルダー7に延設した押え部7aは、軸受ホルダー7の全周に渡っ て形成してもよいし、軸受ホルダー7の一部からアーム状に延びた形に形成して もよい。
【0017】
【考案の効果】
本考案によれば、軸受ホルダーから延設して形成した押え部で、ステータコア 組を回路基板に固定したため、組立費の低減や品質の安定化を図りながら、モー タの体格を薄くすることが可能である。また、軸受ホルダーを直接回路基板に取 付けることができるため、軸受ホルダーの回路基板に対する直角精度が向上する 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるブラシレスモータの実施例を示
す断面図。
【図2】同上分解断面図。
【図3】本考案にかかるブラシレスモータの別の実施例
を示す断面図。
【図4】従来のブラシレスモータの例を示す断面図。
【符号の説明】
1 コイル 2 ステータコア 3 コアホルダー 4 ステータコア組 5 回路基板 6 軸受 7 軸受ホルダー 7a 押え部 8 止着部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータマグネットを有するロータ組と、
    上記ロータマグネットに対向しコイルが巻回されたステ
    ータコア及びこのステータコアを保持したコアホルダー
    とからなるステータコア組と、上記ステータコア組が載
    置されると共に上記コイルが接続固定される回路基板
    と、該回路基板に軸受を保持する軸受ホルダーを固定す
    る止着部材とを有するブラシレスモータであって、上記
    軸受ホルダーは外方へ延設した押え部を有し、この押え
    部で上記ステータコア組を上記回路基板に固定してなる
    ブラシレスモータ。
JP1992038014U 1992-05-12 1992-05-12 ブラシレスモータ Expired - Fee Related JP2563739Y2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02129178U (ja) * 1989-03-30 1990-10-24
JPH052578U (ja) * 1991-06-24 1993-01-14 東京パーツ工業株式会社 偏平ブラシレスモータのロータ
JP3101169U (ja) * 2003-10-22 2004-06-03 志忠 余 網状交叉循環濾過式塗装排気処理装置

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JP2563739Y2 (ja) 1998-02-25

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