JPH0590020A - 酸化物磁性材料の製造方法 - Google Patents
酸化物磁性材料の製造方法Info
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- JPH0590020A JPH0590020A JP3276949A JP27694991A JPH0590020A JP H0590020 A JPH0590020 A JP H0590020A JP 3276949 A JP3276949 A JP 3276949A JP 27694991 A JP27694991 A JP 27694991A JP H0590020 A JPH0590020 A JP H0590020A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 損失特性の優れたMn−Znフェライトの製
造方法を供する。 【構成】 主成分として、30から42mol%のMn
O、5から15mol%のZnO及び残部Fe2O3より
成るMn−Zn系フェライトを通常の粉末冶金法により
製造する方法において、Si−アルコラートを単独に添
加、又はSi−アルコラートとZr−アルコラートを同
時に添加することを特徴とするMn−Znフェライトの
製造方法、及び、前述のMn−Znフェライトの製造方
法においてSi−アルコラートの添加量は、SiO2換
算で0.01から0.07wt%、Zr−アルコラート
の添加量はZrO2換算で0.01から0.2wt%で
あることを特徴とするMn−Znフェライトの製造方法
である。 【効果】 高周波、高磁束密度における電力損失の小さ
い酸化物磁性材料が得られた。
造方法を供する。 【構成】 主成分として、30から42mol%のMn
O、5から15mol%のZnO及び残部Fe2O3より
成るMn−Zn系フェライトを通常の粉末冶金法により
製造する方法において、Si−アルコラートを単独に添
加、又はSi−アルコラートとZr−アルコラートを同
時に添加することを特徴とするMn−Znフェライトの
製造方法、及び、前述のMn−Znフェライトの製造方
法においてSi−アルコラートの添加量は、SiO2換
算で0.01から0.07wt%、Zr−アルコラート
の添加量はZrO2換算で0.01から0.2wt%で
あることを特徴とするMn−Znフェライトの製造方法
である。 【効果】 高周波、高磁束密度における電力損失の小さ
い酸化物磁性材料が得られた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチング電源等の
トランス、チョークに使用される酸化物磁性材料に係わ
るものであり、Mn−Znフェライトの製造方法に関す
るものである。
トランス、チョークに使用される酸化物磁性材料に係わ
るものであり、Mn−Znフェライトの製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のMn−Znフェライトは、Mn
O、ZnO、Fe2O3の各原料粉末を所定の混合比で混
合し、仮焼し、混合し、粉砕し、本焼成を行うことによ
り製造されている。このようにして得られたMn−Zn
系フェライトを搭載したスイッチング電源は、その駆動
周波数は200kHz程度である。ところで、近年各電
子機器の小型、軽量化に伴いその駆動周波数は300か
ら500kHzと高周波化しており、さらには1MHz
帯での使用の検討が行なわれている。一般に、Mn−Z
nフェライトは、主成分であるFe2O3、MnO、Zn
Oの他に副成分として、SiO2、CaOを添加するこ
とにより焼結体の電気抵抗を向上させ、うず電流損失を
低下せしめている。また、さらに他の酸化物を第3添加
物として添加することにより一層の高抵抗化が図られる
ことが知られている。これらSiO2、CaO及び第3
添加物は、焼成中に液相を形成し、焼成課程の冷却中に
粒界へ濃縮することにより高抵抗な粒界相を形成する。
しかしながら、前述のMn−Zn系フェライト焼結体に
おいて、SiO2、CaO及び第3添加物の量は、せい
ぜい数百から数千ppmと極めて少ない。さらにこれら
副成分の添加方法は、各添加物を主成分と同程度の粒度
の粉末を単独で添加しているため、均一混合が極めて困
難であり、それ故、焼成体中の粒界相形成が極めて不均
一であり、極端な場合には粒界相の存在しない箇所が存
在するため、電気抵抗の低下をもたらし、うず電流損失
を増大させてしまうばかりでなく、さらには不連続な粒
成長で生ずる組織の不整(例えば異常粒成長等)による
ヒステリシス損失の増大が生ずるという欠点を有してい
た。さらに、粒界相形成の不均一さを補うためにその添
加量を増大させる手法もあるが、この場合でも、逆に混
合時の偏析の度合が大きくなったり、必要以上の添加に
よる磁気特性劣化を生ずるため好ましくない。
O、ZnO、Fe2O3の各原料粉末を所定の混合比で混
合し、仮焼し、混合し、粉砕し、本焼成を行うことによ
り製造されている。このようにして得られたMn−Zn
系フェライトを搭載したスイッチング電源は、その駆動
周波数は200kHz程度である。ところで、近年各電
子機器の小型、軽量化に伴いその駆動周波数は300か
ら500kHzと高周波化しており、さらには1MHz
帯での使用の検討が行なわれている。一般に、Mn−Z
nフェライトは、主成分であるFe2O3、MnO、Zn
Oの他に副成分として、SiO2、CaOを添加するこ
とにより焼結体の電気抵抗を向上させ、うず電流損失を
低下せしめている。また、さらに他の酸化物を第3添加
物として添加することにより一層の高抵抗化が図られる
ことが知られている。これらSiO2、CaO及び第3
添加物は、焼成中に液相を形成し、焼成課程の冷却中に
粒界へ濃縮することにより高抵抗な粒界相を形成する。
しかしながら、前述のMn−Zn系フェライト焼結体に
おいて、SiO2、CaO及び第3添加物の量は、せい
ぜい数百から数千ppmと極めて少ない。さらにこれら
副成分の添加方法は、各添加物を主成分と同程度の粒度
の粉末を単独で添加しているため、均一混合が極めて困
難であり、それ故、焼成体中の粒界相形成が極めて不均
一であり、極端な場合には粒界相の存在しない箇所が存
在するため、電気抵抗の低下をもたらし、うず電流損失
を増大させてしまうばかりでなく、さらには不連続な粒
成長で生ずる組織の不整(例えば異常粒成長等)による
ヒステリシス損失の増大が生ずるという欠点を有してい
た。さらに、粒界相形成の不均一さを補うためにその添
加量を増大させる手法もあるが、この場合でも、逆に混
合時の偏析の度合が大きくなったり、必要以上の添加に
よる磁気特性劣化を生ずるため好ましくない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上述
した欠点を除去し、より一層低損失で高性能なMn−Z
nフェライトの製造方法を提供することにある。
した欠点を除去し、より一層低損失で高性能なMn−Z
nフェライトの製造方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前述した問
題点を解決するため、種々の検討を行なった結果、添加
物としてSi−アルコラート、Zr−アルコラートをS
iO2、ZrO2粉末の代わりに添加することにより、ま
たこの時、Si−アルコラートはSiO2換算で0.0
1から0.07wt%、Zr−アルコラートはZrO2
換算で0.01から0.2wt%とすることにより、従
来のMn−Znフェライトの製造方法に比べ、低損失で
高性能なMn−Znフェライトを製造できることを見い
出したものである。
題点を解決するため、種々の検討を行なった結果、添加
物としてSi−アルコラート、Zr−アルコラートをS
iO2、ZrO2粉末の代わりに添加することにより、ま
たこの時、Si−アルコラートはSiO2換算で0.0
1から0.07wt%、Zr−アルコラートはZrO2
換算で0.01から0.2wt%とすることにより、従
来のMn−Znフェライトの製造方法に比べ、低損失で
高性能なMn−Znフェライトを製造できることを見い
出したものである。
【0005】即ち、本発明は、主成分として、30から
42mol%のMnO、5から15mol%のZnO及
び残部Fe2O3より成るMn−Zn系フェライトを通常
の粉末冶金法により製造する方法において、Si−アル
コラートを単独に添加、又はSi−アルコラートとZr
−アルコラートを同時に添加することを特徴とするMn
−Znフェライトの製造方法、及び、前述のMn−Zn
フェライトの製造方法においてSi−アルコラートの添
加量は、SiO2換算で0.01から0.07wt%、
Zr−アルコラートの添加量はZrO2換算で0.01
から0.2wt%であることを特徴とするMn−Znフ
ェライトの製造方法である。
42mol%のMnO、5から15mol%のZnO及
び残部Fe2O3より成るMn−Zn系フェライトを通常
の粉末冶金法により製造する方法において、Si−アル
コラートを単独に添加、又はSi−アルコラートとZr
−アルコラートを同時に添加することを特徴とするMn
−Znフェライトの製造方法、及び、前述のMn−Zn
フェライトの製造方法においてSi−アルコラートの添
加量は、SiO2換算で0.01から0.07wt%、
Zr−アルコラートの添加量はZrO2換算で0.01
から0.2wt%であることを特徴とするMn−Znフ
ェライトの製造方法である。
【0006】
【作用】Si−アルコラート、Zr−アルコラートは液
状であるため、混合、又は粉砕時でのSiO2とZrO2
の均一混合が、従来の粉末を添加して混合する方法に比
べ著しく向上させることが可能となる。即ち、粒界相を
形成する副成分が、均一に分散することが実現でき、焼
結体中に高抵抗相が均一に形成されることによるうず電
流損失の低減、さらには、副成分の均一分散により粒成
長が均一となり焼結体組織が整うことによるヒステリシ
ス損失の低下が実現できる。又、CaOについては、硝
酸カルシウム、水酸化カルシウム等の水溶性のものを用
いることにより均一混合は可能である。本発明よれば、
上記した如く低損失化が図れるばかりでなく、従来の粉
末添加法に比べ均一分散が可能なためその添加量を従来
よりも低下させても高特性を得ることが可能となる。
状であるため、混合、又は粉砕時でのSiO2とZrO2
の均一混合が、従来の粉末を添加して混合する方法に比
べ著しく向上させることが可能となる。即ち、粒界相を
形成する副成分が、均一に分散することが実現でき、焼
結体中に高抵抗相が均一に形成されることによるうず電
流損失の低減、さらには、副成分の均一分散により粒成
長が均一となり焼結体組織が整うことによるヒステリシ
ス損失の低下が実現できる。又、CaOについては、硝
酸カルシウム、水酸化カルシウム等の水溶性のものを用
いることにより均一混合は可能である。本発明よれば、
上記した如く低損失化が図れるばかりでなく、従来の粉
末添加法に比べ均一分散が可能なためその添加量を従来
よりも低下させても高特性を得ることが可能となる。
【0007】本発明において、Si−アルコラートをS
iO2分として0.01から0.07wt%、Zr−ア
ルコラートをZrO2換算で0.01から0.2wt%
とした理由は、この領域より少ない場合は、粒界相形成
が不十分であり、うず電流損失の低下が図れないためで
あり、この領域より多い場合は逆に異常粒成長を引き起
こし、ヒステリシス損失、うず電流損失が共に大きくな
ってしまうためである。
iO2分として0.01から0.07wt%、Zr−ア
ルコラートをZrO2換算で0.01から0.2wt%
とした理由は、この領域より少ない場合は、粒界相形成
が不十分であり、うず電流損失の低下が図れないためで
あり、この領域より多い場合は逆に異常粒成長を引き起
こし、ヒステリシス損失、うず電流損失が共に大きくな
ってしまうためである。
【0008】
【実施例】実施例1。高純度のFe2O3、Mn3O4、Z
nOの粉末を用い、53mol%Fe2O3−39mol
%MnO−9mol%ZnOの比となるよう秤量後、ボ
ールミルにて混合した。この混合粉末を1000℃で仮
焼し、仮焼粉末を得た。次にこの仮焼粉に、Si−アル
コラートとしてSi(OC2H5)4を用いさらにCaO
分として水酸化カルシウムを用い湿式のボールミルにて
粉砕、混合を行った。この時CaO分は0.07wt%
と固定しSi(OC2H5)4をSiO2換算で、0.00
5から0.075wt%となるようにした。次に得られ
た混合粉を2ton/cm2で成形後、1100から1
300℃で本焼成を行った。また比較材として、SiO
2粉末を0.005から0.075wt%添加した後、
混合、粉砕を行ったものを用意し同様に成形、本焼成を
行った。表1は上述の実施例1におけるSi−アルコラ
ートとしてSi(OC2H5)4を用いた場合と、従来法
であるSiO2粉末添加法での場合との電力損失(1M
Hz,500G,60℃)を比較したものである。
nOの粉末を用い、53mol%Fe2O3−39mol
%MnO−9mol%ZnOの比となるよう秤量後、ボ
ールミルにて混合した。この混合粉末を1000℃で仮
焼し、仮焼粉末を得た。次にこの仮焼粉に、Si−アル
コラートとしてSi(OC2H5)4を用いさらにCaO
分として水酸化カルシウムを用い湿式のボールミルにて
粉砕、混合を行った。この時CaO分は0.07wt%
と固定しSi(OC2H5)4をSiO2換算で、0.00
5から0.075wt%となるようにした。次に得られ
た混合粉を2ton/cm2で成形後、1100から1
300℃で本焼成を行った。また比較材として、SiO
2粉末を0.005から0.075wt%添加した後、
混合、粉砕を行ったものを用意し同様に成形、本焼成を
行った。表1は上述の実施例1におけるSi−アルコラ
ートとしてSi(OC2H5)4を用いた場合と、従来法
であるSiO2粉末添加法での場合との電力損失(1M
Hz,500G,60℃)を比較したものである。
【表1】 *本発明は、SiO2としてSi(OC2H5)4を使用 *1MHz,500G,60℃でのPB値 表1に示す値は、焼結温度を変化させた時に得られた中
で最も優れた電力損失とSiO2量との関係を示す(電
力損失は1MHz,500G,60℃での値)。Si
(OC2H5)4(Si−アルコラート)がSiO2換算で
0.01から0.07wt%では従来のSiO2粉末添
加に比べ、低損化が図られることがわかる。
で最も優れた電力損失とSiO2量との関係を示す(電
力損失は1MHz,500G,60℃での値)。Si
(OC2H5)4(Si−アルコラート)がSiO2換算で
0.01から0.07wt%では従来のSiO2粉末添
加に比べ、低損化が図られることがわかる。
【0009】実施例2。実施例1で得られた仮焼粉に、
Si−アルコラート(Si(OC2H5)4)をSiO2換
算で0.05wt%、水酸化カルシウムをCaO換算で
0.09wt%添加し、さらにZr−アルコラート(Z
r(OC3H7)4)を0.05から0.25wt%とな
るよう添加し湿式にて混合、粉砕をした。次に得られた
混合粉末を実施例1と同様に成形し、本焼成を行った。
また、この比較材として、実施例1で得られた仮焼粉
に、SiO2粉末、水酸化カルシウム、ZrO2粉末を上
記と同組成となるよう添加し、上記と同様にして焼成体
を得た。表2に、上述の実施例2のSi−アルコラート
及びZr−アルコラートを用いた場合と従来法であるS
iO2、ZrO2粉末を用いた場合のZrO2組成と電力
損失(1MHz,500G,60℃)の関係を示す。
Si−アルコラート(Si(OC2H5)4)をSiO2換
算で0.05wt%、水酸化カルシウムをCaO換算で
0.09wt%添加し、さらにZr−アルコラート(Z
r(OC3H7)4)を0.05から0.25wt%とな
るよう添加し湿式にて混合、粉砕をした。次に得られた
混合粉末を実施例1と同様に成形し、本焼成を行った。
また、この比較材として、実施例1で得られた仮焼粉
に、SiO2粉末、水酸化カルシウム、ZrO2粉末を上
記と同組成となるよう添加し、上記と同様にして焼成体
を得た。表2に、上述の実施例2のSi−アルコラート
及びZr−アルコラートを用いた場合と従来法であるS
iO2、ZrO2粉末を用いた場合のZrO2組成と電力
損失(1MHz,500G,60℃)の関係を示す。
【表2】 *本発明は、SiO2としてSi(OC2H5)4、ZrO
2としてZr(OC3H7)4を使用 *1MHz,500G,60℃でのPB値 表2より、本発明のZr−アルコラートを用いた場合、
ZrO2で0.01から0.2wt%の領域で従来の粉
末添加法に比べ、優れた電力損失を示すことが判る。
2としてZr(OC3H7)4を使用 *1MHz,500G,60℃でのPB値 表2より、本発明のZr−アルコラートを用いた場合、
ZrO2で0.01から0.2wt%の領域で従来の粉
末添加法に比べ、優れた電力損失を示すことが判る。
【0010】
【発明の効果】以上の実施例で述べた如く、Mn−Zn
フェライトを通常の粉末冶金法で製造する方法におい
て、Si−アルコラート又はSi−アルコラートとZr
−アルコラートを添加し、SiO2としての換算値で
0.01から0.07wt%、ZrO2換算として、
0.01から0.2wt%とすることにより、従来の粉
末添加法に比べ、極めて低損失なMn−Znフェライト
を得ることができる。これは、粒界相形成成分が溶液状
で混合されるため、焼成体中に均一な粒界相を形成し、
うず電流損失を低下させ、さらに不連続な粒成長を防ぐ
ことができるため、焼成体組織が均一となり、ヒステリ
シス損失も同時に低減できたためと思われる。本発明で
は、アルコラートの一部について述べたが他のアルコラ
ートで溶液状で混合できるものであれば同様な効果が期
待できることは、容易に推察できる。
フェライトを通常の粉末冶金法で製造する方法におい
て、Si−アルコラート又はSi−アルコラートとZr
−アルコラートを添加し、SiO2としての換算値で
0.01から0.07wt%、ZrO2換算として、
0.01から0.2wt%とすることにより、従来の粉
末添加法に比べ、極めて低損失なMn−Znフェライト
を得ることができる。これは、粒界相形成成分が溶液状
で混合されるため、焼成体中に均一な粒界相を形成し、
うず電流損失を低下させ、さらに不連続な粒成長を防ぐ
ことができるため、焼成体組織が均一となり、ヒステリ
シス損失も同時に低減できたためと思われる。本発明で
は、アルコラートの一部について述べたが他のアルコラ
ートで溶液状で混合できるものであれば同様な効果が期
待できることは、容易に推察できる。
Claims (2)
- 【請求項1】 主成分として、30から42mol%の
MnO、5から15mol%のZnO及び残部Fe2O3
より成るMn−Zn系フェライトを通常の粉末冶金法に
より製造する方法において、Si−アルコラートを単独
に添加、又はSi−アルコラートとZr−アルコラート
を同時に添加することを特徴とするMn−Znフェライ
トの製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載のMn−Znフェライトの
製造方法においてSi−アルコラートの添加量は、Si
O2換算で0.01から0.07wt%、Zr−アルコ
ラートの添加量はZrO2換算で0.01から0.2w
t%であることを特徴とするMn−Znフェライトの製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3276949A JPH0590020A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 酸化物磁性材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3276949A JPH0590020A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 酸化物磁性材料の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0590020A true JPH0590020A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=17576663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3276949A Pending JPH0590020A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 酸化物磁性材料の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0590020A (ja) |
-
1991
- 1991-09-26 JP JP3276949A patent/JPH0590020A/ja active Pending
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