JPH0590015U - トルクコンバータのオイルポンプギア潤滑構造 - Google Patents

トルクコンバータのオイルポンプギア潤滑構造

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JPH0590015U
JPH0590015U JP3176792U JP3176792U JPH0590015U JP H0590015 U JPH0590015 U JP H0590015U JP 3176792 U JP3176792 U JP 3176792U JP 3176792 U JP3176792 U JP 3176792U JP H0590015 U JPH0590015 U JP H0590015U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 専用の油回路を設けることなく、オイルポン
プギアに潤滑油を供給する。 【構成】 この構造は、内周端部に軸方向外方に突出す
るインペラーハブ5bを有するトルクコンバータ本体1
と、ハブ5bの軸方向端部外周に固定され、オイルポン
プ11をクラッチとをするための駆動ギヤ49に噛み合
うオイルポンプギヤ47とを備えたトルクコンバータの
オイルポンプギア潤滑構造である。そして、オイルポン
プギア47は、インペラーハブ5b内周部から流出する
受け得るように軸方向外方に突出する突出部47aを外
周部に有し、突出部47aは流体を歯部47c,49a
に導くための貫通孔47bを有している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、オイルポンプギア潤滑構造、特に、トルクコンバータの内周端部の ハブに固定され、オイルポンプ駆動用のギヤに噛み合うオイルポンプギアの潤滑 構造に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
トルクコンバータは、3種の羽根車(インペラー,タービン,ステータ)を有 しており、その内部で循環する流体により動力を伝達する装置である。このよう なトルクコンバータにおいて、作動油及び潤滑油の供給は、一般に、トランスミ ッション側のハウジングに固定されたオイルポンプにより行われている。このオ イルポンプによって汲み上げられた作動油は、コントロールバルブ及び油路を介 して各部に供給される。
【0003】 オイルポンプは、通常、トルクコンバータの入力側部材の回転を利用して駆動 されるようになっている。すなわち、トルクコンバータの一部に固定されたオイ ルポンプギヤがオイルポンプの駆動ギヤと噛み合っており、トルクコンバータが 回転するとオイルポンプギヤが回転し、これによりオイルポンプが駆動される。 このような構造において、オイルポンプギヤとオイルポンプの駆動ギヤとの噛み 合い部の潤滑は、専用に設けられた油回路によって行われるが、この専用回路の ために、構造が複雑になるという欠点を有している。
【0004】 本考案の目的は、専用の油回路を設けることなく、オイルポンプギアの潤滑を 行うことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るオイルポンプギア潤滑構造は、内周端部に軸方向外方に突出する ハブを有するトルクコンバータ本体と、ハブの軸方向端部外周に固定され、オイ ルポンプを駆動するための駆動ギアに噛み合うオイルポンプギアとを備えたトル クコンバータのオイルポンプギア潤滑構造である。そして、前記オイルポンプギ アは、ハブ内周部から流出する流体を受け得るように軸方向外方に突出する突出 部を外周部に有し、突出部は流体を歯部に導くための貫通孔を有している。
【0006】
【作用】
本考案に係るトルクコンバータのオイルポンプギア潤滑構造では、トルクコン バータ本体の中からハブ内周部を介して流体が漏れ出る。この漏れ出た流体は、 オイルポンプギアの突出部内周側に受けられる。そして、遠心力により突出部の 貫通孔を通ってオイルポンプギア及び駆動ギアの歯部を潤滑する。ここでは、専 用の油回路を設けることなくオイルポンプギアに潤滑を行うことが可能となって いる。
【0007】
【実施例】
構造 図1〜図5は、本考案の一実施例が採用されたトルクコンバータを示している 。ここでは、O−Oが回転中心である。 図1において、このトルクコンバータは、主として、3種の羽根車からなりト ーラス形状のトルクコンバータ本体1と、トルクコンバータ本体1からの動力を メインドライブシャフト10に対して伝達及び遮断するための動力遮断用クラッ チ2と、動力をクラッチ2に直接伝えるためのロックアップクラッチ3とから構 成されている。トルクコンバータ本体1は、インペラー5と、インペラー5に対 向して配置されたタービン6と、インペラー5及びタービン6の内周部間に配置 されたステータ7とから構成されている。インペラー5は、そのインペラーシェ ル5aの外周部においてボルト21によりフロントカバー8に固定されている。 フロントカバー8には、エンジン側(図1の左側)から回転力が入力されるよう になっている。さらに、トルクコンバータ本体1の下方には、動力遮断用クラッ チ2及びロックアップクラッチ3に作動油及び潤滑油を供給するためのオイル供 給部4が設けられている。
【0008】 ハウジング9は前記トルクコンバータを覆うように配置されており、トランス ミッション側(図1の右側)のミッションハウジング(図示せず)に固定されて いる。ハウジング9の中心部にはトランスミッション(図示せず)に連結された メインドライブシャフト10が配置されている。メインドライブシャフト10内 には複数本の油路10aが設けられており、この油路10aを介してトルクコン バータ全体に作動油及び潤滑油が供給される。メインドライブシャフト10の回 りにはハウジング9に固定されたアウターシャフト65が嵌合している。アウタ ーシャフト65は、ステータ7のインナーレースを固定し、またベアリング66 を介してインペラー5内周端部のハブを回転自在に支持している。
【0009】 オイル供給部4は、ハウジング9に固定されたオイルポンプ11と、オイル吸 引部12とから構成されている。オイルポンプ11の駆動ギア11aはオイルポ ンプギア47に噛み合っており、インペラー5の回転に伴って駆動される。オイ ル吸引部12は、トルクコンバータの下方に設けられ、トルクコンバータから排 出された作動油及び潤滑油が溜まるタンク12aとタンク12aに溜まった油を 吸引するサクション部12bとコントロールバルブ12cとから構成されている 。タンク12a内に溜まった油は、オイルポンプ11によりサクション部12b からコントロールバルブ12cに送られ、そこからトルクコンバータの各部分に 油路10aを通じて供給される。
【0010】 ここで、図5を用いてオイルポンプギア潤滑構造について詳細に説明する。 インペラー5を構成するインペラーシェル5aは、その内周端部がインペラー ハブ5bに溶接により固定されている。インペラーハブ5bは、ベアリング66 を介してアウターシャフト65に回転自在に支持されている。インペラーハブ5 bのトランスミッション側(図5の右側)部分とアウターシャフト65との間に は、ブッシュ70が配置されている。ブッシュ70とアウターシャフト65及び インペラーハブ5bとの各間には、所定量の油が通過し得るだけの隙間が形成さ れている。なお、ブッシュ70の内面と外面とに油通過溝を形成してもよい。イ ンペラーシェル5aの軸方向外側(右側)においてインペラーハブ5bの軸方向 端部外周には、オイルポンプのギヤ49に噛み合うオイルポンプギア47が固定 されている。オイルポンプギア47は、図示しないキーによりインペラーハブ5 bに回転不可能に固定され、さらに止め部材としてのCリング48により軸方向 に位置決めされている。オイルポンプギヤ47の外周部47aは、インペラーシ ェル5aから離れる側(図の右側)に突出している。また、突出部47aには、 オイルポンプギヤ47の歯部47cと駆動ギヤ49の歯部49aとの噛み合い部 に潤滑油が導かれるように、複数箇所に半径方向の貫通孔47bが形成されてい る。
【0011】 動力遮断用クラッチ2は、トルクコンバータ本体1とフロントカバー8との間 に形成された空間A内に配置されている。この動力遮断用クラッチ2は図2に示 すように、ハブ22と、クラッチ部23と、ダンパー連結部24とから主に構成 されている。 ハブ22は、メインドライブシャフト10に回転自在に嵌合しており、油路1 0aから空間A内に潤滑油を供給するための孔22fを有している。また、ハブ 22には、半径方向外周側に延びるフランジ22aが一体に設けられている。フ ランジ22aの半径方向内側部分は、複数のリベット26によりタービン6のシ ェル6aに固定されている。フランジ22aの半径方向外周端には、フロントカ バー8側に延びる円筒部22bが一体に形成されている。図3に示すように、円 筒部22bとフロントカバー8の円筒部8aとの間には、シールリング61が配 置されている。このシールリング61によって、空間Aはトルクコンバータ本体 1側の空間から遮断されており、この結果トルクコンバータ本体1内の作動油の 空間A内への侵入が防止されている。
【0012】 図4に示すように、フランジ22aを含むハブ22内には、油路10aとピス トン31の背面に配置された油室31aとの間を連通させる油路22cがさらに 設けられている。また、フランジ22aは、シェル6aの背面に沿って滑らかに 湾曲しており、その結果、図2及び図3に示すように、孔22fから外周側に送 り出された潤滑油がフランジ22aの壁面22eに沿って外周側に円滑に導かれ るようになっている。
【0013】 図3に示すように、動力遮断用クラッチ2のクラッチ部23は、主として、円 筒部22bの内周側に設けられた環状の第1プレート25,26,27と、ダン パー連結部24側に設けられた環状の第2プレート28,29と、両者を押圧す る環状の第1ピストン31とから構成されている。第1プレート25,26,2 7の半径方向外周側は円筒部22bの内側にスプライン嵌合しており、軸方向に 移動自在である。また、第1プレート25,26,27は、円筒部22bの内側 に固定された止めリング30,50により軸方向の移動が規制されている。一方 、第2プレート28は、第1プレート25,26の間に配置されており、第2プ レート29は第1プレート26,27の間に配置されている。第2プレート28 ,29には、両面に環状のフェーシング部材が取り付けられている。
【0014】 第1プレート25,26,27の半径方向外側部間にはそれぞれ第1コーンス プリング44,45が配置されている。第1コーンスプリング44,45は、各 第1プレート25,26,27をそれぞれ隔離するように押圧している。第1コ ーンスプリング44,45の外周部は、円筒部22bのスプライン部に噛み合う スプライン構造となっている。
【0015】 円筒部22bの第1プレート25,27の間には、円周方向の間隔を隔てて複 数個所に孔22dが形成されている。また、孔22dの半径方向外方に対応する フロントカバー8の円筒部8aは、内壁面が半径方向外方に凹む凹部8dを有し ており、そこに複数の排出孔8bが形成されている。つまり、第1プレート25 ,26,27間に供給された潤滑油は、孔22d及び排出孔8bを通じて外部に 排出されることになる。また、空間A内の潤滑油は、遠心力により半径方向外方 に移動して円筒部8aの内壁面凹部8dに集中され、効率良く排出される。
【0016】 第1ピストン31は、第1プレート27とフランジ22aとの間に配置されて いる。第1ピストン31は、リターンスプリングとしての第2コーンスプリング 32により、フランジ22a側に押圧されている。第1ピストン31は、フラン ジ22内に形成された油路22c(図4)から供給される作動油により図の左側 に移動し、第1プレート25〜27と第2プレート28,29とを連結する。
【0017】 図2に示すように、ダンパー連結部24は、主として、ドリブンハブ32と、 ドリブンプレート33と、トーションスプリング34とから構成されている。ド リブンハブ32は、内周側にメインドライブシャフト10とスプライン嵌合する スプライン32aを有している。ドリブンハブ32は半径方向外側に延びるフラ ンジ部を有している。ドリブンハブ32のフランジ部とドリブンプレート33と は、両者に形成された円周方向に延びる窓孔内に配置されたトーションスプリン グ34により、円周方向に弾性的に連結されている。トーションスプリング34 は、両窓孔から外れないように、円板状のリテーニングプレート35,36によ り支持されている。リテーニングプレート35,36は、半径方向外側及び内側 で複数のスタッドピン37,38によりドリブンプレート33に固定されている 。ドリブンハブ32のうちスタッドピン37及び38が貫通する部分には、円周 方向に延びる長孔が形成されている。これにより、ドリブンプレート33のドリ ブンハブ32に対する相対回転が許容されている。
【0018】 図3に示すように、ドリブンプレート33の外周端には、トルクコンバータ本 体1側に延びる円筒状の係止部33aが一体に形成されている。係止部33aの 外側には、前述した第2プレート28,29の内周端を軸方向のみ移動自在に係 止するスプラインが形成されている。また、係止部33aには、半径方向に貫通 する複数の貫通孔33cが形成されている。係止部33aの軸方向先端には、半 径方向内側に突出する環状の突出部33bが形成されている。この結果、係止部 33aの内側に導かれた潤滑油は、突出部33bによりせき止められ、貫通孔3 3cを通ってクラッチ部23に効率良く供給される。なお、係止部33aの内側 に潤滑油を効率良く供給するように、ハブ22のフランジ22aの壁面22eは 係止部33b側に突出して接近している。
【0019】 次に、ロックアップクラッチ3について説明する。 図1に示すように、ロックアップクラッチ3は、トルクコンバータ本体1及び 動力遮断用クラッチ2の半径方向外方に配置されている。この、ロックアップク ラッチ3は、トルクコンバータ本体1と動力遮断用クラッチ2の軸方向寸法内に 配置されているため、トルクコンバータ全体の軸方向寸法を短縮するのに貢献し ている。
【0020】 図3に示すように、ロックアップクラッチ3は、主に、フロントカバー8内に 軸方向に移動自在に設けられた環状の第2ピストン41と、第2ピストン41に より押圧される環状の第3プレート42と、円筒部22bに軸方向に移動自在に 設けられた環状の第4プレート43とから構成されている。第4プレート43の 両面には、環状の摩擦部材が固着されている。第2ピストン41とフロントカバ ー8との間には、回り止め部材としての複数のスプリングピン44が配置されて いる。ここでは、フロントカバー8内に設けられた油路8c(図4)から作動油 が供給されると、第2ピストン41が図の右側に移動し、第3プレート42及び 第4プレート43を押圧するようになっている。
【0021】 動作 エンジン側からフロントカバー8に動力が伝達されると、インペラー5がとも に回転し、さらに作動油を介してタービン6が回転する。タービン6の回転は、 ハブ22及びフランジ22a、クラッチ部23、ダンパー連結部24を介してメ インドライブシャフト10に伝達される。
【0022】 インペラー5が回転すると、インペラーハブ5bを介してオイルポンプギア4 7が回転する。その結果、駆動ギア49が回転し、オイルポンプ11を駆動する 。オイルポンプ11によりタンク12aから吸い上げられた油は、コントロール バルブ12cによりトルクコンバータの各部分に作動油及び潤滑油を供給する。 トルクコンバータ本体1から圧力により漏れ出た作動油は、ベアリング66の 内部を通過してさらにブッシュ70の両側の隙間を通って、図の右側に移動する 。そして、この油は遠心力により半径方向外方に移動し、オイルポンプギア47 の突出部47aの内側に集中してせき止められる。このように溜まった油は、さ らには貫通孔47bを通ってオイルポンプギア47の歯部47cと駆動ギア49 の歯部49aとの噛み合い部分に供給され、潤滑を行う。潤滑終了後の油は下方 に移動し、タンク12aに溜められる。
【0023】 以上のオイルポンプの潤滑構造において、ブッシュ70の厚みを調整したり、 あるいはブッシュ70に形成する潤滑溝の形状等を変更することにより、潤滑油 として供給される油の量を適当な値に設定することが可能である。また、供給さ れた油は突出部47aの内側に一旦受けられるために、他の部分に分散すること がなく効率良く歯部に潤滑油を供給することが可能となっている。
【0024】 一方、空間Aに供給される潤滑油は、メインドライブシャフト10の油路10 aから油路22fを通じて壁面22eに沿って外周側に流れる。このとき、潤滑 油は、遠心力により半径方向外方に移動し、フランジ22aの壁面22eを伝わ ってスムーズに係止部33aの内側に供給される。ここでは、突出部33bによ り分散が防止されるので、潤滑油は、貫通孔33cを通ってクラッチ部23に効 率良く供給され、第1プレート25,26,27及び第2プレート28,29の 潤滑を行う。さらに、潤滑油は、第1コーンスプリング44,45のスプライン 嵌合部分から孔22dを通り、円筒部8aの内壁面凹部8dに集中する。また、 空間A内の他の潤滑油は、遠心力により半径方向外方に移動し、同様に円筒部8 aの内壁面凹部8dに集中する。集中した潤滑油は、排出孔8bから効率良く空 間Aの外部に排出される。外部に排出された潤滑油は、下方に移動し、タンク1 2aに溜められる。
【0025】 ここでは、シールリング61によりトルクコンバータ本体1内の作動油が動力 遮断用クラッチ2の配置された空間Aに流入するのを防止しているために、潤滑 油の供給及び排出コントロールが正確に行われる。したがって、クラッチ部23 には、潤滑油がスムーズにかつ効率良く供給され、その排出は速やかにかつ効率 良く行える。これにより、必要な量の潤滑油を必要なときに確実に供給すること ができ、動力遮断用クラッチ2が切断されたときに、第2プレート28,29及 び第1プレート25,26,27間に生じるドラッグトルクが低減される。
【0026】 しかも、動力遮断用クラッチ2の切断時には、第1コーンスプリング44,4 5が第1プレート25〜27をそれぞれ離隔して、各第1プレート25〜27間 を所定の隙間に維持する。したがって、動力遮断用クラッチ2のドラグトルクを さらに減らすことができる。 さらに、クラッチ連結時に、第1コーンスプリング44,45は第2コーンス プリング32とともに弾性的に変形する。そのため、クラッチ連結時のショック が緩和される。また、連結時に生じたショックは、トーションスプリング34に よりさらに緩和される。
【0027】
【考案の効果】
本考案に係るトルクコンバータのオイルポンプギア潤滑構造では、トルクコン バータ本体の内周端部に設けられたハブから漏れ出た流体を、オイルポンプギア の突出部の内周側で受け、この流体を、突出部の貫通孔を介してオイルポンプギ ア及び駆動ギアの歯部に供給する。このため、専用の油回路を形成することなく 潤滑が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例が採用されたトルクコンバー
タの縦断面図。
【図2】図1の拡大部分図。
【図3】図2の拡大部分図。
【図4】図1の拡大部分図。
【図5】図1の拡大部分図。
【符号の説明】
1 トルクコンバータ本体 5 インペラー 5b インペラーハブ 9 ハウジング 10 メインドライブシャフト 11 オイルポンプ 47 オイルポンプギア 47a 突出部 47b 貫通孔 47c 歯部 49 駆動ギア 49a 歯部 70 ブッシュ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内周端部に軸方向外方に突出するハブを有
    するトルクコンバータ本体と、 前記ハブの軸方向端部外周に固定され、オイルポンプを
    駆動するための駆動ギアに噛み合うオイルポンプギアと
    を備えたトルクコンバータのオイルポンプギア潤滑構造
    であって、 前記オイルポンプギアは、前記ハブ内周部から流出する
    流体を受け得るように軸方向外方に突出する突出部を外
    周部に有し、前記突出部は流体を歯部に導くための貫通
    孔を有している、 トルクコンバータのオイルポンプギア潤滑構造。
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