JP2557775Y2 - トルクコンバータの動力遮断用クラッチ - Google Patents
トルクコンバータの動力遮断用クラッチInfo
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- JP2557775Y2 JP2557775Y2 JP1992031766U JP3176692U JP2557775Y2 JP 2557775 Y2 JP2557775 Y2 JP 2557775Y2 JP 1992031766 U JP1992031766 U JP 1992031766U JP 3176692 U JP3176692 U JP 3176692U JP 2557775 Y2 JP2557775 Y2 JP 2557775Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、動力遮断用クラッチ、
特に、トルクコンバータの出力側部材への動力の連結及
び遮断を行う動力遮断用クラッチに関する。
特に、トルクコンバータの出力側部材への動力の連結及
び遮断を行う動力遮断用クラッチに関する。
【0002】
【従来の技術】トルクコンバータは、3種の羽根車(ポ
ンプ,タービン,ステータ)を内部に有し、内部の流体
により動力を伝達する装置である。このようなトルクコ
ンバータがマニュアルトランスミッションとともに使用
される場合(たとえば、実開昭64−38355号)に
は、トルクコンバータと出力側部材との間に動力遮断用
クラッチが配置される。動力遮断用クラッチは、主に、
タービンに固定されたドライブ側部材と、出力側部材に
連結可能なドリブン側部材と、両者を連結及び切断する
ためのクラッチ部とから構成されている。クラッチ連結
部は、ドライブ側部材とドリブン側部材のそれぞれに軸
方向に移動自在に取り付けられかつ交互に配置された円
環状のプレートと、前記複数のプレートを押圧するピス
トンとから構成されている。
ンプ,タービン,ステータ)を内部に有し、内部の流体
により動力を伝達する装置である。このようなトルクコ
ンバータがマニュアルトランスミッションとともに使用
される場合(たとえば、実開昭64−38355号)に
は、トルクコンバータと出力側部材との間に動力遮断用
クラッチが配置される。動力遮断用クラッチは、主に、
タービンに固定されたドライブ側部材と、出力側部材に
連結可能なドリブン側部材と、両者を連結及び切断する
ためのクラッチ部とから構成されている。クラッチ連結
部は、ドライブ側部材とドリブン側部材のそれぞれに軸
方向に移動自在に取り付けられかつ交互に配置された円
環状のプレートと、前記複数のプレートを押圧するピス
トンとから構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】一般に乾式のクラッチ
装置では、クラッチディスクにクッショニングプレート
等の緩衝部材を設け、クラッチ連結時のショックを緩和
するようにしている。しかし、前記のような従来のトル
クコンバータに設けられた動力遮断用クラッチでは、急
激にクラッチが連結されるために連結時にショックが生
じる。この連結ショックは、出力側部材を介してトラン
スミッション側に伝えられ、騒音の原因になる。
装置では、クラッチディスクにクッショニングプレート
等の緩衝部材を設け、クラッチ連結時のショックを緩和
するようにしている。しかし、前記のような従来のトル
クコンバータに設けられた動力遮断用クラッチでは、急
激にクラッチが連結されるために連結時にショックが生
じる。この連結ショックは、出力側部材を介してトラン
スミッション側に伝えられ、騒音の原因になる。
【0004】また、クラッチの切断時において、クラッ
チ部に存在する潤滑油によって各プレートが接触し、ド
ラッグトルクを引き起こす場合がある。その結果、トル
クコンバータの回転が各プレートを介して出力側部材に
伝達され、マニュアルトランスミッションでの変速が困
難になる場合がある。本考案の目的は、トルクコンバー
タの動力遮断用クラッチにおいて、クラッチ連結時に連
結ショックを減らし、切断時にドラッグトルクを低減さ
せることにある。
チ部に存在する潤滑油によって各プレートが接触し、ド
ラッグトルクを引き起こす場合がある。その結果、トル
クコンバータの回転が各プレートを介して出力側部材に
伝達され、マニュアルトランスミッションでの変速が困
難になる場合がある。本考案の目的は、トルクコンバー
タの動力遮断用クラッチにおいて、クラッチ連結時に連
結ショックを減らし、切断時にドラッグトルクを低減さ
せることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案に係るトルクコン
バータの動力遮断用クラッチは、動力が入力されるポン
プと、ポンプに対向して配置されたタービンとを含むト
ルクコンバータの、出力側部材への動力の連結及び遮断
を行う装置であり、ドライブ側部材と、ドリブン側部材
と、複数の第1プレート、第2プレートと、押圧手段
と、弾性部材とを備えている。前記ドライブ側部材はタ
ービンに固定されている。前記ドリブン側部材は出力側
部材に連結可能である。前記複数の第1プレートは、両
部材の一方に軸方向に移動自在に係止している。前記第
2プレートは、両部材の他方に軸方向に移動自在に係止
し、かつ複数の第1プレートに挟まれるように配置され
ている。前記押圧手段は、第1及び第2プレートを互い
に押圧するための部材である。前記弾性部材は、隣り合
う第1プレート間に配置され、押圧手段の押圧解除時に
隣り合う第1プレートの間を所定の隙間に維持し、押圧
時に両プレートが押圧されるよう弾性変形する部材であ
る。
バータの動力遮断用クラッチは、動力が入力されるポン
プと、ポンプに対向して配置されたタービンとを含むト
ルクコンバータの、出力側部材への動力の連結及び遮断
を行う装置であり、ドライブ側部材と、ドリブン側部材
と、複数の第1プレート、第2プレートと、押圧手段
と、弾性部材とを備えている。前記ドライブ側部材はタ
ービンに固定されている。前記ドリブン側部材は出力側
部材に連結可能である。前記複数の第1プレートは、両
部材の一方に軸方向に移動自在に係止している。前記第
2プレートは、両部材の他方に軸方向に移動自在に係止
し、かつ複数の第1プレートに挟まれるように配置され
ている。前記押圧手段は、第1及び第2プレートを互い
に押圧するための部材である。前記弾性部材は、隣り合
う第1プレート間に配置され、押圧手段の押圧解除時に
隣り合う第1プレートの間を所定の隙間に維持し、押圧
時に両プレートが押圧されるよう弾性変形する部材であ
る。
【0006】
【作用】本考案に係るトルクコンバータの動力遮断用ク
ラッチでは、押圧手段が第1及び第2プレートを押圧す
る際に、複数の第1プレートの間に配置された弾性部材
が弾性変形し、各プレートが押圧挟持される。このとき
の弾性部材の弾性力がクッションとなり、第1プレート
及び第2プレートはスムーズに連結され、連結時のショ
ックが緩和される。
ラッチでは、押圧手段が第1及び第2プレートを押圧す
る際に、複数の第1プレートの間に配置された弾性部材
が弾性変形し、各プレートが押圧挟持される。このとき
の弾性部材の弾性力がクッションとなり、第1プレート
及び第2プレートはスムーズに連結され、連結時のショ
ックが緩和される。
【0007】押圧手段の押圧が解除されると、弾性部材
がその弾性力によって隣り合う第1プレートの間を所定
の隙間に維持する。したがって、ドラッグトルクの発生
が抑制され、トルクコンバータの回転がドリブン側部材
に伝達されにくくなる。
がその弾性力によって隣り合う第1プレートの間を所定
の隙間に維持する。したがって、ドラッグトルクの発生
が抑制され、トルクコンバータの回転がドリブン側部材
に伝達されにくくなる。
【0008】
【実施例】構造 図1〜図4は、本考案の一実施例が採用されたトルクコ
ンバータを示している。ここでは、O−Oが回転中心で
ある。図1において、このトルクコンバータは、主とし
て、3種の羽根車からなりトーラス形状のトルクコンバ
ータ本体1と、トルクコンバータ本体1からの動力をメ
インドライブシャフト10に対して伝達及び遮断するた
めの動力遮断用クラッチ2と、動力をクラッチ2に直接
伝えるためのロックアップクラッチ3とから構成されて
いる。トルクコンバータ本体1は、ポンプ5と、ポンプ
5に対向して配置されたタービン6と、ポンプ5及びタ
ービン6の内周部間に配置されたステータ7とから構成
されている。ポンプ5は、その外周部においてボルト2
1によりフロントカバー8に固定されている。フロント
カバー8には、エンジン側(図1の左側)から回転力が
入力されるようになっている。さらに、トルクコンバー
タ本体1の下方には、動力遮断用クラッチ2及びロック
アップクラッチ3に作動油及び潤滑油を供給するための
オイル供給部4が設けられている。
ンバータを示している。ここでは、O−Oが回転中心で
ある。図1において、このトルクコンバータは、主とし
て、3種の羽根車からなりトーラス形状のトルクコンバ
ータ本体1と、トルクコンバータ本体1からの動力をメ
インドライブシャフト10に対して伝達及び遮断するた
めの動力遮断用クラッチ2と、動力をクラッチ2に直接
伝えるためのロックアップクラッチ3とから構成されて
いる。トルクコンバータ本体1は、ポンプ5と、ポンプ
5に対向して配置されたタービン6と、ポンプ5及びタ
ービン6の内周部間に配置されたステータ7とから構成
されている。ポンプ5は、その外周部においてボルト2
1によりフロントカバー8に固定されている。フロント
カバー8には、エンジン側(図1の左側)から回転力が
入力されるようになっている。さらに、トルクコンバー
タ本体1の下方には、動力遮断用クラッチ2及びロック
アップクラッチ3に作動油及び潤滑油を供給するための
オイル供給部4が設けられている。
【0009】ハウジング9は前記トルクコンバータを覆
うように配置されており、トランスミッション側(図1
の右側)のミッションハウジング(図示せず)に固定さ
れている。ハウジング9の中心部にはトランスミッショ
ン(図示せず)に連結されたメインドライブシャフト1
0が配置されている。メインドライブシャフト10内に
は複数本の油路10aが設けられており、この油路10
aを介してトルクコンバータ全体に作動油及び潤滑油が
供給される。メインドライブシャフト10の回りにはハ
ウジング9に固定されたアウターシャフト65が嵌合し
ている。アウターシャフト65は、ステータ7のインナ
ーレースを固定し、またベアリング66を介してポンプ
5の内周部を回転自在に支持している。
うように配置されており、トランスミッション側(図1
の右側)のミッションハウジング(図示せず)に固定さ
れている。ハウジング9の中心部にはトランスミッショ
ン(図示せず)に連結されたメインドライブシャフト1
0が配置されている。メインドライブシャフト10内に
は複数本の油路10aが設けられており、この油路10
aを介してトルクコンバータ全体に作動油及び潤滑油が
供給される。メインドライブシャフト10の回りにはハ
ウジング9に固定されたアウターシャフト65が嵌合し
ている。アウターシャフト65は、ステータ7のインナ
ーレースを固定し、またベアリング66を介してポンプ
5の内周部を回転自在に支持している。
【0010】オイル供給部4は、ハウジング9に固定さ
れたオイルポンプ11と、オイル吸引部12とから構成
されている。オイルポンプ11の駆動ギア11aはポン
プ5に固定されたオイルポンプギア47に噛み合ってお
り、ポンプ5の回転に伴って駆動される。オイル吸引部
12は、トルクコンバータの下方に設けられ、トルクコ
ンバータから排出された作動油及び潤滑油が溜まるタン
ク12aとタンク12aに溜まった油を吸引するサクシ
ョン部12bとコントロールバルブ12cとから構成さ
れている。タンク12a内に溜まった油は、オイルポン
プ11によりサクション部12bからコントロールバル
ブ12cに送られ、そこからトルクコンバータの各部分
に油路10aを通じて供給される。
れたオイルポンプ11と、オイル吸引部12とから構成
されている。オイルポンプ11の駆動ギア11aはポン
プ5に固定されたオイルポンプギア47に噛み合ってお
り、ポンプ5の回転に伴って駆動される。オイル吸引部
12は、トルクコンバータの下方に設けられ、トルクコ
ンバータから排出された作動油及び潤滑油が溜まるタン
ク12aとタンク12aに溜まった油を吸引するサクシ
ョン部12bとコントロールバルブ12cとから構成さ
れている。タンク12a内に溜まった油は、オイルポン
プ11によりサクション部12bからコントロールバル
ブ12cに送られ、そこからトルクコンバータの各部分
に油路10aを通じて供給される。
【0011】本考案の一実施例としての動力遮断用クラ
ッチ2は、トルクコンバータ本体1とフロントカバー8
との間に形成された空間A内に配置されている。この動
力遮断用クラッチ2は図2に示すように、ハブ22と、
クラッチ部23と、ダンパー連結部24とから主に構成
されている。ハブ22は、メインドライブシャフト10
に回転自在に嵌合しており、油路10aから空間A内に
潤滑油を供給するための孔22fを有している。また、
ハブ22には、半径方向外周側に延びるフランジ22a
が一体に設けられている。フランジ22aの半径方向内
側部分は、複数のリベット26によりタービン6のシェ
ル6aに固定されている。フランジ22aの半径方向外
周端にはフロントカバー8側に延びる円筒部22bが一
体に形成されている。図3に示すように、円筒部22b
とフロントカバー8の円筒部8aとの間には、シールリ
ング61が配置されている。このシールリング61によ
って、空間Aはトルクコンバータ本体1側の空間から遮
断されており、この結果トルクコンバータ本体1内の作
動油の空間A内への侵入が防止されている。
ッチ2は、トルクコンバータ本体1とフロントカバー8
との間に形成された空間A内に配置されている。この動
力遮断用クラッチ2は図2に示すように、ハブ22と、
クラッチ部23と、ダンパー連結部24とから主に構成
されている。ハブ22は、メインドライブシャフト10
に回転自在に嵌合しており、油路10aから空間A内に
潤滑油を供給するための孔22fを有している。また、
ハブ22には、半径方向外周側に延びるフランジ22a
が一体に設けられている。フランジ22aの半径方向内
側部分は、複数のリベット26によりタービン6のシェ
ル6aに固定されている。フランジ22aの半径方向外
周端にはフロントカバー8側に延びる円筒部22bが一
体に形成されている。図3に示すように、円筒部22b
とフロントカバー8の円筒部8aとの間には、シールリ
ング61が配置されている。このシールリング61によ
って、空間Aはトルクコンバータ本体1側の空間から遮
断されており、この結果トルクコンバータ本体1内の作
動油の空間A内への侵入が防止されている。
【0012】図4に示すように、フランジ22aを含む
ハブ22内には、油路10aとピストン31の背面に配
置された油室31aとの間を連通させる油路22cがさ
らに設けられている。また、フランジ22aは、シェル
6aの背面に沿って滑らかに湾曲しており、その結果、
図2及び図3に示すように、孔22fから外周側に送り
出された潤滑油がフランジ22aの壁面22eに沿って
外周側に円滑に導かれるようになっている。
ハブ22内には、油路10aとピストン31の背面に配
置された油室31aとの間を連通させる油路22cがさ
らに設けられている。また、フランジ22aは、シェル
6aの背面に沿って滑らかに湾曲しており、その結果、
図2及び図3に示すように、孔22fから外周側に送り
出された潤滑油がフランジ22aの壁面22eに沿って
外周側に円滑に導かれるようになっている。
【0013】図3に示すように、動力遮断用クラッチ2
のクラッチ部23は、主として、円筒部22bの内周側
に設けられた環状の第1プレート25,26,27と、
ダンパー連結部24側に設けられた環状の第2プレート
28,29と、両者を押圧する環状の第1ピストン31
とから構成されている。第1プレート25,26,27
の半径方向外周側は円筒部22bの内側にスプライン嵌
合しており、軸方向に移動自在である。また、第1プレ
ート25,26,27は、円筒部22bの内側に固定さ
れた止めリング30,50により軸方向の移動が規制さ
れている。一方、第2プレート28は、第1プレート2
5,26の間に配置されており、第2プレート29は第
1プレート26,27の間に配置されている。第2プレ
ート28,29の外周は第1プレート25〜27の半径
方向中間部まで延びており、そのさらに半径方向外方に
は、円筒部22bとの間でそれぞれ円環状の空間が形成
されている。第2プレート28,29には、両面に環状
のフェーシング部材が取り付けられている。
のクラッチ部23は、主として、円筒部22bの内周側
に設けられた環状の第1プレート25,26,27と、
ダンパー連結部24側に設けられた環状の第2プレート
28,29と、両者を押圧する環状の第1ピストン31
とから構成されている。第1プレート25,26,27
の半径方向外周側は円筒部22bの内側にスプライン嵌
合しており、軸方向に移動自在である。また、第1プレ
ート25,26,27は、円筒部22bの内側に固定さ
れた止めリング30,50により軸方向の移動が規制さ
れている。一方、第2プレート28は、第1プレート2
5,26の間に配置されており、第2プレート29は第
1プレート26,27の間に配置されている。第2プレ
ート28,29の外周は第1プレート25〜27の半径
方向中間部まで延びており、そのさらに半径方向外方に
は、円筒部22bとの間でそれぞれ円環状の空間が形成
されている。第2プレート28,29には、両面に環状
のフェーシング部材が取り付けられている。
【0014】第1プレート25,26,27間、すなわ
ちプレート25とプレート26との間及びプレート26
とプレート27との間において、第2プレート28,2
9の外周側には、それぞれ第1コーンスプリング44,
45が配置されている。この第1コーンスプリング4
4,45によって、クラッチ切断時において、第1プレ
ート25,26間及び26,27間にはそれぞれ十分な
隙間が確保される。なお、2つの第1コーンスプリング
44,45は寸法及びばね定数が同一に設定されている
ために、中央の第1プレート26は、他の両側の第1プ
レート25,27の間の中央に位置している。また、第
1コーンスプリング44,45の外周部は、円筒部22
bのスプライン部に噛み合うスプライン構造となってい
る。第1コーンスプリング44,45の外周スプライン
部と円筒部22bのスプライン部との間には、潤滑油が
通過可能な隙間が形成されている。
ちプレート25とプレート26との間及びプレート26
とプレート27との間において、第2プレート28,2
9の外周側には、それぞれ第1コーンスプリング44,
45が配置されている。この第1コーンスプリング4
4,45によって、クラッチ切断時において、第1プレ
ート25,26間及び26,27間にはそれぞれ十分な
隙間が確保される。なお、2つの第1コーンスプリング
44,45は寸法及びばね定数が同一に設定されている
ために、中央の第1プレート26は、他の両側の第1プ
レート25,27の間の中央に位置している。また、第
1コーンスプリング44,45の外周部は、円筒部22
bのスプライン部に噛み合うスプライン構造となってい
る。第1コーンスプリング44,45の外周スプライン
部と円筒部22bのスプライン部との間には、潤滑油が
通過可能な隙間が形成されている。
【0015】円筒部22bの第1プレート25,27の
間には、円周方向の間隔を隔てて複数個所に孔22dが
形成されている。また、孔22dの半径方向外方に対応
するフロントカバー8の円筒部8aは、内壁面が半径方
向外方に凹む凹部8dを有しており、そこに複数の排出
孔8bが形成されている。つまり、第1プレート25,
26,27間に供給された潤滑油は、孔22d及び排出
孔8bを通じて外部に排出されることになる。また、空
間A内の潤滑油は、遠心力により半径方向外方に移動し
て円筒部8aの内壁面凹部8dに集中され、効率良く排
出される。
間には、円周方向の間隔を隔てて複数個所に孔22dが
形成されている。また、孔22dの半径方向外方に対応
するフロントカバー8の円筒部8aは、内壁面が半径方
向外方に凹む凹部8dを有しており、そこに複数の排出
孔8bが形成されている。つまり、第1プレート25,
26,27間に供給された潤滑油は、孔22d及び排出
孔8bを通じて外部に排出されることになる。また、空
間A内の潤滑油は、遠心力により半径方向外方に移動し
て円筒部8aの内壁面凹部8dに集中され、効率良く排
出される。
【0016】第1ピストン31は、第1プレート27と
フランジ22aとの間に配置されている。第1ピストン
31は、リターンスプリングとしての第2コーンスプリ
ング32により、フランジ22a側に押圧されている。
第1ピストン31は、フランジ22内に形成された油路
22c(図4)から供給される作動油により図の左側に
移動し、第1プレート25〜27と第2プレート28,
29とを連結する。
フランジ22aとの間に配置されている。第1ピストン
31は、リターンスプリングとしての第2コーンスプリ
ング32により、フランジ22a側に押圧されている。
第1ピストン31は、フランジ22内に形成された油路
22c(図4)から供給される作動油により図の左側に
移動し、第1プレート25〜27と第2プレート28,
29とを連結する。
【0017】図2に示すように、ダンパー連結部24
は、主として、ドリブンハブ32と、ドリブンプレート
33と、トーションスプリング34とから構成されてい
る。ドリブンハブ32は、内周側にメインドライブシャ
フト10とスプライン嵌合するスプライン32aを有し
ている。ドリブンハブ32は半径方向外側に延びるフラ
ンジ部を有している。ドリブンハブ32のフランジ部と
ドリブンプレート33とは、両者に形成された円周方向
に延びる窓孔内に配置されたトーションスプリング34
により、円周方向に弾性的に連結されている。トーショ
ンスプリング34は、両窓孔から外れないように、円板
状のリテーニングプレート35,36により支持されて
いる。リテーニングプレート35,36は、半径方向外
側及び内側で複数のスタッドピン37,38によりドリ
ブンプレート33に固定されている。ドリブンハブ32
のうちスタッドピン37及び38が貫通する部分には、
円周方向に延びる長孔が形成されている。これにより、
ドリブンプレート33のドリブンハブ32に対する相対
回転が許容されている。
は、主として、ドリブンハブ32と、ドリブンプレート
33と、トーションスプリング34とから構成されてい
る。ドリブンハブ32は、内周側にメインドライブシャ
フト10とスプライン嵌合するスプライン32aを有し
ている。ドリブンハブ32は半径方向外側に延びるフラ
ンジ部を有している。ドリブンハブ32のフランジ部と
ドリブンプレート33とは、両者に形成された円周方向
に延びる窓孔内に配置されたトーションスプリング34
により、円周方向に弾性的に連結されている。トーショ
ンスプリング34は、両窓孔から外れないように、円板
状のリテーニングプレート35,36により支持されて
いる。リテーニングプレート35,36は、半径方向外
側及び内側で複数のスタッドピン37,38によりドリ
ブンプレート33に固定されている。ドリブンハブ32
のうちスタッドピン37及び38が貫通する部分には、
円周方向に延びる長孔が形成されている。これにより、
ドリブンプレート33のドリブンハブ32に対する相対
回転が許容されている。
【0018】図3に示すように、ドリブンプレート33
の外周端には、トルクコンバータ本体1側に延びる円筒
状の係止部33aが一体に形成されている。係止部33
aの外側には、前述した第2プレート28,29の内周
端を軸方向のみ移動自在に係止するスプラインが形成さ
れている。また、係止部33aには、半径方向に貫通す
る複数の貫通孔33cが形成されている。係止部33a
の軸方向先端には、半径方向内側に突出する環状の突出
部33bが形成されている。この結果、係止部33aの
内側に導かれた潤滑油は、突出部33bによりせき止め
られ、貫通孔33cを通ってクラッチ部23に効率良く
供給される。なお、係止部33aの内側に潤滑油を効率
良く供給するように、ハブ22のフランジ22aの壁面
22eは突出部33b側に突出して接近している。
の外周端には、トルクコンバータ本体1側に延びる円筒
状の係止部33aが一体に形成されている。係止部33
aの外側には、前述した第2プレート28,29の内周
端を軸方向のみ移動自在に係止するスプラインが形成さ
れている。また、係止部33aには、半径方向に貫通す
る複数の貫通孔33cが形成されている。係止部33a
の軸方向先端には、半径方向内側に突出する環状の突出
部33bが形成されている。この結果、係止部33aの
内側に導かれた潤滑油は、突出部33bによりせき止め
られ、貫通孔33cを通ってクラッチ部23に効率良く
供給される。なお、係止部33aの内側に潤滑油を効率
良く供給するように、ハブ22のフランジ22aの壁面
22eは突出部33b側に突出して接近している。
【0019】次に、ロックアップクラッチ3について説
明する。図1に示すように、ロックアップクラッチ3
は、トルクコンバータ本体1及び動力遮断用クラッチ2
の半径方向外方に配置されている。この、ロックアップ
クラッチ3は、トルクコンバータ本体1と動力遮断用ク
ラッチ2の軸方向寸法内に配置されているため、トルク
コンバータ全体の軸方向寸法を短縮するのに貢献してい
る。
明する。図1に示すように、ロックアップクラッチ3
は、トルクコンバータ本体1及び動力遮断用クラッチ2
の半径方向外方に配置されている。この、ロックアップ
クラッチ3は、トルクコンバータ本体1と動力遮断用ク
ラッチ2の軸方向寸法内に配置されているため、トルク
コンバータ全体の軸方向寸法を短縮するのに貢献してい
る。
【0020】図3に示すように、ロックアップクラッチ
3は、主に、フロントカバー8内に軸方向に移動自在に
設けられた環状の第2ピストン41と、第2ピストン4
1により押圧される環状の第3プレート42と、円筒部
22bに軸方向に移動自在に設けられた環状の第4プレ
ート43とから構成されている。第4プレート43の両
面には、環状の摩擦部材が固着されている。第2ピスト
ン41とフロントカバー8との間には、回り止め部材と
しての複数のスプリングピン44が配置されている。こ
こでは、フロントカバー8内に設けられた油路8c(図
4)から作動油が供給されると、第2ピストン41が図
の右側に移動し、第3プレート42及び第4プレート4
3を押圧するようになっている。
3は、主に、フロントカバー8内に軸方向に移動自在に
設けられた環状の第2ピストン41と、第2ピストン4
1により押圧される環状の第3プレート42と、円筒部
22bに軸方向に移動自在に設けられた環状の第4プレ
ート43とから構成されている。第4プレート43の両
面には、環状の摩擦部材が固着されている。第2ピスト
ン41とフロントカバー8との間には、回り止め部材と
しての複数のスプリングピン44が配置されている。こ
こでは、フロントカバー8内に設けられた油路8c(図
4)から作動油が供給されると、第2ピストン41が図
の右側に移動し、第3プレート42及び第4プレート4
3を押圧するようになっている。
【0021】動作 エンジン側からフロントカバー8に動力が伝達される
と、ポンプ5がともに回転し、さらに作動油を介してタ
ービン6が回転する。タービン6の回転は、ハブ22及
びフランジ22a,クラッチ部23,ダンパー連結部2
4を介してメインドライブシャフト10に伝達される。
と、ポンプ5がともに回転し、さらに作動油を介してタ
ービン6が回転する。タービン6の回転は、ハブ22及
びフランジ22a,クラッチ部23,ダンパー連結部2
4を介してメインドライブシャフト10に伝達される。
【0022】また、ポンプ5が回転すると、ポンプ5に
固定されたオイルポンプギア47が駆動される。その結
果、オイルポンプ11が駆動され、タンク12aに溜ま
った油が吸引され、コントロールバルブ12cによりメ
インドライブシャフト10内の油路10aを通じて所定
の箇所に作動油及び潤滑油として供給される。図2の矢
印で示すように、潤滑油は、メインドライブシャフト1
0の油路10aから油路22fを通じて動力遮断用クラ
ッチ2の配置された空間に供給される。この空間に供給
された潤滑油は、遠心力により半径方向外方に移動す
る。このとき、図3に拡大して示すように、潤滑油は、
フランジ22aの壁面22eを伝わってスムーズに係止
部33aの内側に供給される。ここでは、突出部33b
により分散が防止されるので、潤滑油は、貫通孔33c
を通ってクラッチ部23に効率良く供給され、第1プレ
ート25,26,27及び第2プレート28,29の潤
滑を行う。さらに、潤滑油は、第1コーンスプリング4
4,45のスプライン嵌合部分から孔22dを通り、円
筒部8aの内壁面凹部8dに集中する。また、空間A内
の他の潤滑油は、遠心力により半径方向外方に移動し、
同様に円筒部8aの内壁面凹部8dに集中する。集中し
た潤滑油は、排出孔8bから効率良く空間Aの外部に排
出される。外部に排出された潤滑油は、下方に移動し、
タンク12aに溜められる。
固定されたオイルポンプギア47が駆動される。その結
果、オイルポンプ11が駆動され、タンク12aに溜ま
った油が吸引され、コントロールバルブ12cによりメ
インドライブシャフト10内の油路10aを通じて所定
の箇所に作動油及び潤滑油として供給される。図2の矢
印で示すように、潤滑油は、メインドライブシャフト1
0の油路10aから油路22fを通じて動力遮断用クラ
ッチ2の配置された空間に供給される。この空間に供給
された潤滑油は、遠心力により半径方向外方に移動す
る。このとき、図3に拡大して示すように、潤滑油は、
フランジ22aの壁面22eを伝わってスムーズに係止
部33aの内側に供給される。ここでは、突出部33b
により分散が防止されるので、潤滑油は、貫通孔33c
を通ってクラッチ部23に効率良く供給され、第1プレ
ート25,26,27及び第2プレート28,29の潤
滑を行う。さらに、潤滑油は、第1コーンスプリング4
4,45のスプライン嵌合部分から孔22dを通り、円
筒部8aの内壁面凹部8dに集中する。また、空間A内
の他の潤滑油は、遠心力により半径方向外方に移動し、
同様に円筒部8aの内壁面凹部8dに集中する。集中し
た潤滑油は、排出孔8bから効率良く空間Aの外部に排
出される。外部に排出された潤滑油は、下方に移動し、
タンク12aに溜められる。
【0023】ここでは、シールリング61によりトルク
コンバータ本体1内の作動油が動力遮断用クラッチ2の
配置された空間Aに流入するのを防止しているために、
潤滑油の供給及び排出コントロールが正確に行われる。
したがって、クラッチ部23には、潤滑油がスムーズに
かつ効率良く供給され、その排出は速やかにかつ効率良
く行える。これにより、必要な量の潤滑油を必要なとき
に確実に供給することができ、動力遮断用クラッチ2が
切断されたときに、第2プレート28,29及び第1プ
レート25,26,27間に生じるドラッグトルクが低
減される。
コンバータ本体1内の作動油が動力遮断用クラッチ2の
配置された空間Aに流入するのを防止しているために、
潤滑油の供給及び排出コントロールが正確に行われる。
したがって、クラッチ部23には、潤滑油がスムーズに
かつ効率良く供給され、その排出は速やかにかつ効率良
く行える。これにより、必要な量の潤滑油を必要なとき
に確実に供給することができ、動力遮断用クラッチ2が
切断されたときに、第2プレート28,29及び第1プ
レート25,26,27間に生じるドラッグトルクが低
減される。
【0024】しかも、動力遮断用クラッチ2の切断時に
は、第1コーンスプリング44,45が第1プレート2
5〜27をそれぞれ離隔して、各第1プレート25〜2
7間を所定の隙間に維持する。したがって、動力遮断用
クラッチ2のドラッグトルクをさらに減らすことができ
る。さらに、クラッチ連結時に、第1コーンスプリング
44,45は第2コーンスプリング32とともに弾性的
に変形する。そのため、クラッチ連結時のショックが緩
和される。また、連結時に生じたショックは、トーショ
ンスプリング34によりさらに緩和され、メインドライ
ブシャフト10側に伝達されにくくなる。
は、第1コーンスプリング44,45が第1プレート2
5〜27をそれぞれ離隔して、各第1プレート25〜2
7間を所定の隙間に維持する。したがって、動力遮断用
クラッチ2のドラッグトルクをさらに減らすことができ
る。さらに、クラッチ連結時に、第1コーンスプリング
44,45は第2コーンスプリング32とともに弾性的
に変形する。そのため、クラッチ連結時のショックが緩
和される。また、連結時に生じたショックは、トーショ
ンスプリング34によりさらに緩和され、メインドライ
ブシャフト10側に伝達されにくくなる。
【0025】〔他の実施例〕 本考案の他の実施例として、第1コーンスプリング44
及び45に代えて、他の種類の弾性体、たとえばゴム等
を用いてもよい。
及び45に代えて、他の種類の弾性体、たとえばゴム等
を用いてもよい。
【0026】
【考案の効果】本考案に係るトルクコンバータの動力遮
断用クラッチ装置では、弾性部材により、クラッチ連結
時のショックが緩和され、クラッチ切断時にはドラッグ
トルクが小さくなる。
断用クラッチ装置では、弾性部材により、クラッチ連結
時のショックが緩和され、クラッチ切断時にはドラッグ
トルクが小さくなる。
【図1】本考案の一実施例が採用されたトルクコンバー
タの縦断面図。
タの縦断面図。
【図2】図1の拡大部分図。
【図3】図2の拡大部分図。
【図4】図1の拡大部分図。
1 トルクコンバータ本体 2 動力遮断用クラッチ 5 ポンプ 6 タービン 22 タービンハブ 23 クラッチ連結部 25,26,27 第1プレート 28,29 第2プレート 31 ピストン 44,45 第1コーンスプリング
Claims (1)
- 【請求項1】動力が入力されるポンプと、前記ポンプに
対向して配置されたタービンとを含むトルクコンバータ
の、出力側部材への動力の連結及び遮断を行う動力遮断
用クラッチであって、 前記タービンに固定されたドライブ側部材と、 前記出力側部材に連結可能なドリブン側部材と、 前記両部材の一方に軸方向移動自在に係止する複数の第
1プレートと、 前記両部材の他方に軸方向移動自在に係止し、かつ前記
複数の第1プレートに挟まれるように配置された第2プ
レートと、 前記第1プレート及び第2プレートを互いに押圧するた
めの押圧手段と、 隣り合う前記第1プレート間に配置され、前記押圧手段
の押圧解除時に隣り合う第1プレートの間を所定の隙間
に維持し、押圧時に前記両プレートが押圧されるよう弾
性変形する弾性部材と、 を備えたトルクコンバータの動力遮断用クラッチ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992031766U JP2557775Y2 (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | トルクコンバータの動力遮断用クラッチ |
US08/059,537 US5400884A (en) | 1992-05-14 | 1993-05-11 | Torque convertor |
DE4316289A DE4316289C2 (de) | 1992-05-14 | 1993-05-14 | Schalt- und Übertragungskupplungsvorrichtung für einen hydrodynamischen Drehmomentwandler |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992031766U JP2557775Y2 (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | トルクコンバータの動力遮断用クラッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0590016U JPH0590016U (ja) | 1993-12-07 |
JP2557775Y2 true JP2557775Y2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=12340169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992031766U Expired - Lifetime JP2557775Y2 (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | トルクコンバータの動力遮断用クラッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2557775Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4944976A (ja) * | 1972-07-27 | 1974-04-27 |
-
1992
- 1992-05-14 JP JP1992031766U patent/JP2557775Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0590016U (ja) | 1993-12-07 |
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