JP5553487B2 - がたつき防止及び冷却流れ配列を備えたトルクコンバータ - Google Patents

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Description

関連出願とのクロスリファレンス
本願は、合衆国第35法典第119条(e)に基づいて、引用したことにより本明細書に記載されたものとする、2007年7月27日に出願された米国特許仮出願第60/958407号明細書、及び2007年5月9日に出願された米国特許仮出願第60/928437号明細書の利益を請求する。
発明の分野
本発明は、回転駆動ユニット(例えば、自動車のエンジン)と、回転被駆動ユニット(例えば、自動車における変速トランスミッション)との間で力を伝達するための装置の改良に関する。特に、本発明は、トルクコンバータモード中の摩擦損失を最小限にしながらロックアップモードの間にタービンハブにトルクを提供しかつ、改良された冷却流れを提供する、トルクコンバータクラッチを備えたトルクコンバータに関する。
発明の背景
図1は、典型的な車両における、エンジン7と、トルクコンバータ10と、トランスミッション8と、ディファレンシャル/車軸アセンブリ9との関係を示す概略的なブロック線図を示している。自動車のエンジンからトランスミッションへトルクを伝達するためにトルクコンバータが使用されることがよく知られている。
トルクコンバータの3つの主要な構成要素は、ポンプ37と、タービン38と、ステータ39とである。トルクコンバータは、ポンプがカバー11に溶接されると、シールされたチャンバとなる。カバーはフレックスプレート41に結合されており、このフレックスプレート41自体はエンジン7のクランクシャフト42にボルト留めされている。カバーは、カバーに溶接されたラグ又はスタッドを用いてフレックスプレートに結合されることができる。ポンプとカバーとの間の溶接された結合はエンジントルクをポンプに伝達する。したがって、ポンプは常にエンジン速度で回転する。ポンプの機能は、この回転運動を利用し、流体を半径方向外方及び軸方向へタービンに向かって送ることである。したがって、ポンプは、流体を小さな半径の入口から大きな半径の出口へ推進する遠心ポンプであり、流体のエネルギを増大させる。トランスミッションクラッチとトルクコンバータクラッチとを係合させるための圧力は、ポンプハブによって駆動される、トランスミッションにおける付加的なポンプによって提供される。
トルクコンバータ10において、流体回路は、ポンプ(インペラと呼ばれる場合もある)と、タービンと、ステータ(リアクタと呼ばれる場合もある)とによって構成されている。流体回路は、車両が停止させられている場合にエンジンを回転させ続け、運転手によって望まれた場合に車両を加速する。流体回路は、車両が停止させられている場合にエンジンを回転させ続け、運転手によって望まれた場合に車両を加速する。トルク比は、入力トルクに対する出力トルクの比である。トルク比は、タービン回転速度が低い又はゼロである(ストールとも呼ばれる)場合に最も高くなる。ストールトルク比は通常1.8〜2.2の範囲である。これは、トルクコンバータの出力トルクが入力トルクよりも1.8〜2.2倍だけ大きいことを意味する。しかしながら、出力速度は入力速度よりも著しく低い。なぜならば、タービンは出力部に結合されておりかつ回転していないが、入力部はエンジン速度で回転しているからである。
タービン38は、車両を推進するために、ポンプ37から受け取る流体エネルギを利用する。タービンシェル22はタービンハブ19に結合されている。タービンハブ19は、タービントルクをトランスミッションシャフト43に伝達するためにスプライン結合を利用する。入力軸は、トランスミッション8における歯車及び軸と、車軸ディファレンシャル9とを介して、車輪に結合されている。タービン羽根に衝突する流体の力は、トルクとしてタービンから出力される。軸方向スラスト軸受31は、構成要素を、流体によって与えられる軸方向の力から支持する。出力トルクが、静止中の車両の慣性を克服するのに十分であると、車両は動き始める。
流体エネルギはタービンによってトルクに変換された後、依然として流体には僅かなエネルギが残されている。小さな半径の出口44から出てくる流体は、通常は、ポンプの回転に対抗するような形式でポンプに進入する。ステータ39は、ポンプの加速を助けるために流体を方向転換させるために使用され、これにより、トルク比を増大させる。ステータ39は一方向クラッチ46を介してステータシャフト45に結合されている。ステータシャフトはトランスミッションハウジング47に結合されており、回転しない。一方向クラッチ46は、ステータ39が低速比(ポンプがタービンよりも速く回転している)において回転するのを阻止する。タービン出口44からステータ39に進入する流体は、ステータ羽根48によって方向転換させられ、回転方向でポンプ37に進入する。
羽根の入口角度及び出口角度、ポンプ及びタービンシェルの形状、トルクコンバータの総直径とが、その性能に影響する。設計パラメータは、トルク比と、効率と、エンジンを"ランアウェイ"させることなくエンジントルクを吸収するためのトルクコンバータの能力とを含む。これは、トルクコンバータが小さすぎ、ポンプがエンジンを減速させることができない場合に起こる。
低速比においては、トルクコンバータは正常に機能し、車両が静止した状態でエンジンを回転させ、増大した性能のためにエンジントルクを補足する。1よりも小さな速度比では、トルクコンバータの効率は100%に満たない。タービンの回転速度がポンプの回転速度に近づくにしたがって、トルクコンバータのトルク比は、約1.8〜2.2から、約1のトルク比まで次第に減少する。トルク比が1に達したときの速度比はカップリングポイントと呼ばれる。このポイントにおいては、ステータに進入する流体はもはや方向転換される必要はなく、ステータにおける一方向クラッチが、流体を、ポンプ及びタービンと同じ方向に回転させる。ステータが流体を方向転換していないので、トルクコンバータから出力されるトルクは、トルク入力と同じである。流体回路全体はユニットとして回転する。
最大トルクコンバータ効率は、流体における損失に基づき92〜93%に限定される。したがって、トルクコンバータクラッチ49は、トルクコンバータ入力部を出力部に機械的に結合するために使用され、効率を100%に改善する。クラッチピストンプレート17は、トランスミッションコントローラによって命令されると、液圧によって作動させられる。ピストンプレート17は、内径においてOリング18によってタービンハブ19に対してシールされており、外径において摩擦材料リング51によってカバー11に対してシールされている。これらのシールは、圧力チャンバを形成し、ピストンプレート17をカバー11と係合させる。この機械的な結合は、トルクコンバータ流体回路をバイパスする。
トルクコンバータクラッチ49の機械的結合は、ドライブトレーンに、より多くのエンジンねじれ変動を伝達する。ドライブトレーンが基本的にばね質量系であるので、エンジンからのねじれ変動は、系の固有振動数を励起することができる。ダンパは、ドライブトレーンの固有振動数を、駆動範囲から外れさせるように使用される。ダンパは、エンジン7及びトランスミッション8と直列に配置されたばね15を有しており、これにより、系の有効ばね定数を減衰させ、固有振動数を低下させる。
トルクコンバータクラッチ49は、4つの構成要素、すなわちピストンプレート17と、カバープレート12及び16と、ばね15と、フランジ13とを有している。カバープレート12及び16はトルクをピストンプレート17から圧縮ばね15に伝達する。カバープレートウィング52は、軸方向保持のためにばね15の周囲に形成されている。ピストンプレート17からのトルクは、リベット結合部を介してカバープレート12及び16に伝達される。カバープレート12及び16は、ばね窓の縁部と接触することによって、トルクを圧縮ばね15に提供する。両カバープレートは、ばねの中心軸線の両側においてばねを支持するように協働する。ばね力は、フランジばね窓縁部との接触によって、フランジ13に伝達される。時には、フランジは、高トルク時にばねの過剰圧縮を回避するために、カバープレートの一部に係合する回転タブ又はスロットも有している。フランジ13からのトルクは、タービンハブ19と、トランスミッション入力軸43とに伝達される。
エネルギ吸収は、望まれるならば、時にはヒステリシスと呼ばれる摩擦によって達せられることができる。ヒステリシスは、ダンパプレートの巻き上げ及び巻出しからの摩擦を含み、したがって実際の摩擦トルクの2倍である。ヒステリシスパッケージは、概して、ダイアフラムばね(又は皿ばね)14から成り、このダイアフラムばね(又は皿ばね)は、フランジ13と、カバープレート16の一方との間に配置されており、フランジ13を他方のカバープレート12と接触させる。ダイアフラムばね14によって加えられる力の大きさを制御することによって、摩擦トルクの大きさも制御されることができる。典型的なヒステリシスの値は、10〜30Nmの範囲である。
トルクコンバータのためのロックアップモードにおいて、タービンハブ19に提供されるトルクはほとんど又は全くない。同時に、カバープレート16はダンパを介してエンジントルクを受け取っている。すなわち、プレートとハブとの間のスプライン結合において、カバープレート16とタービンハブとの間の断続的な接触が存在し、望ましくない振動及び騒音を生じる。換言すれば、カバープレートは、エンジントルクの変動によりスプライン結合においてタービンハブに対して衝突し、上述の振動及び騒音を生じる。2006年6月28日に出願された、共同で所有された米国特許仮出願第60/816932号明細書は、トルクコンバータモードにおけるトルクコンバータの作動中の上述の振動及び騒音を回避するための手段を開示している。しかしながら、トルクコンバータモードにおける作動中のトルクコンバータクラッチにおける抗力をさらに低減することが望ましい。
したがって、冷却流れを改良しながら、トルクコンバータモードにおける作動中のトルクコンバータクラッチにおけるがたつきを回避しかつ抗力を低減する手段を備えたトルクコンバータを提供することが長い間必要とされている。
したがって、本発明の全体的な目的は、冷却流れをも改良しながら、トルクコンバータモードにおける作動中のトルクコンバータクラッチにおけるがたつきを回避しかつ抗力を低減する手段を備えたトルクコンバータを提供することである。
発明の概要
本発明は、広くは、トルクコンバータクラッチのためのキャリヤを有し、キャリヤがタービンシェルに回転方向で結合されており、クラッチのための提供チャンバと、第2の圧力チャンバ及び環状空間と流体連通した第1の圧力チャンバとを有するトルクコンバータを含む。提供チャンバにおける圧力は第1及び第2の圧力チャンバにおける圧力から独立して制御される。幾つかの態様において、キャリヤはタービンシェルに固定されている。幾つかの態様において、トルクコンバータは、タービンシェルに回転方向で結合されたタービンハブを有する。幾つかの態様において、トルクコンバータは、カバープレートを備えたダンパを有し、クラッチは、カバープレートに回転方向で結合された摩擦プレートを有する。幾つかの態様において、カバープレートはタービンハブに回転方向で結合されている。クラッチがつながれている場合、第1のトルク受渡し経路が、クラッチからキャリヤ及びタービンシェルを介してタービンハブまで形成され、第2のトルク受渡し経路が、クラッチからカバープレートを介してタービンハブまで形成される。幾つかの態様において、トルクコンバータは、トルクをクラッチに伝達するように配置されたカバーを有しており、クラッチがつながれた場合、実質的に全てのトルクがクラッチからタービンシェルを介してタービンハブまで転移される。幾つかの態様において、トルクコンバータは、タービンハブに回転方向で結合されたカバープレートを備えたダンパを有する。
本発明は、広くは、ダンパアセンブリのためのタービンシェル及びカバープレートに回転方向で結合されたタービンハブと、タービンハブをカバーに回転方向で結合するために配置されたハブクラッチとを有するトルクコンバータをも含む。幾つかの態様において、トルクコンバータは、カバープレートに回転方向で結合されたトルクコンバータクラッチを有する。幾つかの態様において、ハブカバーはトルクコンバータクラッチに回転方向で結合されており、トルクコンバータクラッチがつながれた場合、ハブクラッチがつながるように配置されており、第1のトルク経路がカバーからハブクラッチを介してタービンハブまで形成され、第2のトルク経路がカバーからトルクコンバータクラッチを介してカバープレートまで形成される。幾つかの態様において、トルクコンバータは、ダンパアセンブリに回転方向で結合されたダンパハブを有しており、ダンパハブは少なくとも1つの開口を有しており、タービンハブは、少なくとも1つの開口に配置されかつハブクラッチに係合するために配置された遠位端部を有する少なくとも1つの部分を有する。幾つかの態様において、トルクコンバータはカバーを有し、クラッチは、カバーに回転方向で結合された駆動プレートを有し、ピストンプレートは、カバーとタービンハブとを回転方向で結合するために駆動プレートをタービンハブに向かって押し付けるように配置されている。幾つかの態様において、トルクコンバータは、トルクコンバータクラッチのための提供チャンバと、第2の圧力チャンバ及び環状空間と流体連通した第1の圧力チャンバとを有する。提供チャンバにおける圧力は第1及び第2の圧力チャンバにおける圧力から独立して制御される。
本発明はさらに、広くは、ダンパアセンブリのための第1のカバープレートと、タービンハブ及びトルクコンバータクラッチに回転方向で結合された第1のカバープレートと、ダンパアセンブリのための第2のカバープレートとを有し、第2のカバーがタービンハブ及びトルクコンバータクラッチに回転方向で結合されているトルクコンバータを含む。幾つかの態様において、クラッチは、第1のカバープレートに回転方向で結合された第1の摩擦プレートと、第2のカバープレートに回転方向で結合された第2の摩擦プレートとを有する。幾つかの態様において、第1のカバープレートは、少なくとも部分的に回転方向で第2のカバープレートから独立している。幾つかの態様において、トルクコンバータは、カバーと、ダンパアセンブリに回転方向で結合されたダンパハブとを有しており、ダンパハブが、少なくとも1つの開口を有しており、タービンハブが、少なくとも1つの開口に配置された少なくとも1つの部分を有しており、この部分が、軸方向でダンパハブを越えてカバーに向かって延びた遠位部分を有しており、第2のカバープレートは遠位部分に回転方向で結合されている。
幾つかの態様において、トルクコンバータはタービンシェルを有しており、トルクコンバータのためのトルクコンバータモードにおいて、タービンシェルは、トルクをタービンハブ及び第1のカバープレートを介してダンパに伝達するように配置されている。幾つかの態様において、トルクコンバータは、トルクコンバータクラッチに回転方向で結合されたカバーを有しており、トルクコンバータクラッチがつながれた場合、第1のトルク経路が、カバーからトルクコンバータクラッチ及び第1のカバープレートを介してタービンハブまで形成され、第2のトルク経路が、カバーからトルクコンバータクラッチ及び第2のカバープレートを介してタービンハブまで形成される。幾つかの態様において、トルクコンバータは、トルクコンバータクラッチのための提供チャンバと、第2の圧力チャンバ及び環状空間と流体連通した第1の圧力チャンバとを有しており、提供チャンバにおける圧力は、第1及び第2の圧力チャンバにおける圧力から独立して制御される。
本発明は、広くは、タービンハブと、ダンパアセンブリのためのカバープレートとを有しており、カバープレートがタービンハブに回転方向で結合されており、トルクコンバータクラッチのための摩擦プレートを有しており、摩擦プレートがタービンハブに回転方向で結合されている、トルクコンバータを含む。トルクコンバータのためのトルクコンバータモードにおいて、タービンシェルは、タービンハブ及びカバープレートを介してダンパにトルクを伝達するように配置されており、クラッチがつながれた場合、クラッチは、摩擦プレートを介してダンパにトルクを伝達するように配置されている。
本発明は広くは、トルクコンバータクラッチのためのキャリヤと、キャリヤに回転方向で結合された、第1、第2及び第3のクラッチプレートと、第1及び第2のクラッチプレートと係合させられかつ第1及び第2のクラッチプレートを反対向きの周方向に押し付けるように配置された第1の弾性エレメントと、第2及び第3のクラッチプレートに係合させられかつ第2及び第3のクラッチプレートを反対向きの周方向に押し付けるように配置された第2の弾性エレメントとを有するトルクコンバータをも含む。幾つかの態様において、キャリヤはスプラインを有しており、第1、第2及び第3のクラッチプレートがスプラインに回転方向で結合されており、第1及び第2の弾性エレメントが、第1、第2及び第3のクラッチプレートをスプラインに対して押し付けるように配置されている。
本発明はさらに、広くは、トルクコンバータクラッチのための第1のクラッチプレートを有しており、第1のクラッチプレートがカバーに回転方向で結合されており、トルクコンバータクラッチのための第2のクラッチプレートを有しており、第2のクラッチプレートがバッキングプレートに回転方向で結合されているトルクコンバータを含む。幾つかの態様において、トルクコンバータは、ダンパのためのカバープレートに回転方向で結合されたタービンハブと、タービンシェルとを有しており、トルクコンバータクラッチは、タービンハブに回転方向で結合された第3のクラッチプレートを有している。幾つかの態様において、トルクコンバータは、タービンシェルに回転方向で結合されたタービンハブを有しており、トルクコンバータクラッチは、タービンハブに回転方向で結合された第4のクラッチプレートを有している。幾つかの態様において、トルクコンバータは、プレートと、コネクタプレートと、ダンパのためのカバープレートとを有しており、クラッチは第5のクラッチプレートを有しており、プレートは、第4のクラッチプレート及びタービンハブに回転方向で結合されており、結合プレートは、プレートと、カバープレートと、第5のクラッチプレートとに回転方向で結合されている。幾つかの態様において、トルクコンバータは、トルクコンバータクラッチのための提供チャンバと、第2の圧力チャンバ及び環状空間と流体連通した第1の圧力チャンバとを有する。提供チャンバにおける圧力は第1及び第2の圧力チャンバにおける圧力から独立して制御される。
本発明のこれらの目的及び利点並びにその他の目的及び利点は、本発明の好適な実施形態の以下の説明と、添付の図面及び請求項とから容易に認められるであろう。
本発明の性質及び態様がここで、添付の図面を参照した発明の以下の詳細な説明により完全に説明される。
まず、異なる図面における同じ参照符号は、発明の同じ又は機能的に類似の構造エレメントを表していることが認識されるべきである。本発明は、現時点で好適な態様であると考えられるものに関して説明されるが、請求項に記載の発明は開示された態様に限定されないと理解されるべきである。
さらに、発明は、記載された特定の方法、材料及び変化態様に限定されず、もちろん変更することができる。ここで使用されている用語は、特定の態様だけを説明するためのものであり、本発明の範囲を限定しようとするものではなく、発明の範囲は、添付の請求項によってのみ限定される。
特に定義されない限りは、ここで使用される全ての技術的及び科学的用語は、本発明が属する技術分野における当業者にとって一般的に理解されるのと同じ意味を有する。ここに説明されたものと同じ又は均等のあらゆる方法、装置又は材料が発明の実施又は試験において使用されることができるが、好適な方法、装置及び材料がここでは説明されている。
図7Aは、本願において用いられる空間に関する用語を説明する円筒座標系80の斜視図である。本発明は、少なくとも部分的に円筒座標系に関連して説明される。系80は長手方向軸線81を有しており、この長手方向軸線は、以下の方向及び空間の用語のための基準として使用される。"軸方向"、"半径方向"及び"周方向"という形容詞は、軸線81、半径82(軸線81に対して直交する)及び円周83のそれぞれに対して平行な方向に関する。"軸方向"、"半径方向"及び"周方向"という形容詞は、個々の平面に対して平行な方向にも関する。様々な平面の配置を明らかにするために、物体84,85及び86が用いられている。物体84の面87は軸方向平面を形成している。すなわち、軸線81はこの面に沿った線を形成している。物体85の面88は半径方向平面を形成している。すなわち、軸線82はこの面に沿った線を形成している。物体86の面89は周方向平面を形成している。すなわち、軸線83はこの面に沿った線を形成している。別の例として、軸方向の移動又は配置は軸線81に対して平行であり、半径方向の移動又は配置は半径82に対して平行であり、周方向の移動又は配置は円周83に対して平行である。回転は軸線81に関する。
"軸方向"、"半径方向"及び"周方向"という形容詞は、軸線81、半径82又は円周83のそれぞれに対して平行な方向に関する。"軸方向"、"半径方向"及び"周方向"という副詞は、個々の平面に対して平行な方向にも関する。
図7Bは、本願において用いられる空間に関する用語を説明する図7Aの円筒座標系における物体90の斜視図である。円筒状物体90は、円筒座標系における円筒状物体を表しており、本願発明をどのようにも限定しようとするものではない。物体90は、軸方向の面91と、半径方向の面92と、周方向の面93とを有している。面91は軸方向平面の一部であり、面92は半径方向平面の一部であり、面93は周方向平面の一部である。
図8は、タービンシェル102に回転方向で結合されたトルクコンバータクラッチ106を備えた本発明のトルクコンバータ100の部分的な断面図である。ダンパ104は、クラッチ及びタービンハブ119に回転方向で結合されている。回転方向で結合又は固定されているとは、2つの構成要素が一緒に回転する、すなわち2つの構成要素が回転に関して固定されているようにタービンとダンパとが結合されていることを意味する。2つの構成要素を回転方向で結合することは、必ずしも他の方向での相対移動を制限するわけではない。例えば、回転方向で結合された2つの構成要素が、スプライン結合を介して互いに対して軸方向移動を行うことが可能である。しかしながら、回転方向での結合は、他の方向での移動が必ずしも存在することを意味すると理解されるべきではない。例えば、回転方向で結合された2つの構成部材は、軸方向で互いに固定されていることができる。回転方向での結合の前記説明は、以下の説明にも適用可能である。
トルクコンバータ100はさらに、カバー108と、ピストンプレート110と、カバーシールプレート111と、バッキングプレート112とを有する。カバーと108と、ピストンプレート110と、カバーシールプレート111とは、シール116及び118によってシールされた提供圧力チャンバ113を形成している。シール116及び118はロックアップ係合中の流体損失を回避する。チャンバ113の動作は、以下に説明されるように、トルクコンバータ100におけるその他のチャンバから独立している。
バッキングプレート112は、カバー108の内面に固定された環状プレートである。幾つかの態様(図示せず)において、バッキングプレート112はポンプシェル113の内面に固定されている。好適な実施形態において、バッキングプレート112は、カバー108に溶接されており、バッキングプレート112の内側半径においてスロット115とともに半径方向内方に延びている。キャリヤ若しくはタービン結合手段150はタービンシェルに回転方向で結合されている。幾つかの態様において、キャリヤ150は、溶接、リベット締め、又は技術分野において知られるあらゆるその他の手段によってタービンシェル120に固定されている。シール121は、スロット115に配置されており、スロットからキャリヤまで内方へ延びている。シール121は運動用シールであり、これにより、キャリヤとバッキングプレート112とは、トルクコンバータモード又はトルク乗法の間に必要な、異なる速度で回転することができる。
クラッチは、カバーに回転方向で結合された摩擦プレート124と、ダンパのカバープレート127に回転方向で結合された摩擦プレート126と、キャリヤ150に回転方向で結合された摩擦プレート134とを有する。クラッチは摩擦材料122をも有する。技術分野において知られたあらゆるタイプの摩擦材料が使用されることができる。摩擦材料は、技術分野において知られたあらゆる形式で構成されることができる。例えば、摩擦材料は別のコンポーネント、例えば摩擦プレート134に取り付けられることができるか、又は別のコンポーネント、例えば摩擦プレート124の間に配置される別個のエレメントであることができる。
トルクコンバータのためのロックアップモードの間、例えば、クラッチ106がつながれた場合、クラッチ106は、キャリヤ150及びタービンシェル102を介してタービンハブ119にトルクを伝達するように配置されている。クラッチからのトルクはタービンハブを"予負荷"し、上述のような振動及び騒音問題を排除する。すなわち、プレート150はエンジントルクを、さもなければほとんど又は全くトルクを支持しないタービンハブに伝達し、カバープレート127とタービンハブとの間の結合129、通常はスプライン結合、をロックする。すなわち、プレートとハブとの間の接触はスプライン結合において維持される。タービンハブへのトルクコンバータクラッチ及びダンパの結合はさらに、引用により本明細書に記載されたこととされる2006年6月28日に出願された共同で所有された米国特許仮出願第60/816932号明細書に記載されている。
チャンバ138は環状空間123及びチャンバ128と流体連通している。クラッチが切断されている場合、流体(図示せず)はチャンバ128から摩擦材料の間をチャンバ138及び環状空間まで流れ、環状空間のための冷却流を提供する。クラッチがつながれている場合、冷却流体は、圧力チャンバ128から摩擦材料を通り、例えば摩擦材料における溝を通り、チャンバ138及び環状空間へ流れるように配置されている。幾つかの態様において、冷却流れが反転され、すなわち冷却流体は環状空間からチャンバ138へ、チャンバ128へ流れる。つまり、トルクコンバータ100は摩擦材料を通る有利な冷却流れを提供し、環状空間への冷却流れを供給し続けながら、摩擦材料の性能及び耐久性を高める。幾つかの態様において、バッキングプレート112は、チャンバ128から摩擦材料を通ってチャンバ138及び環状空間への冷却流体の流れを可能にするように配置されたオリフィス153を有する。例えば、オリフィスは、流れのための寸法的に安定した通路を提供する。
チャンバ113、クラッチのための提供圧力チャンバの動作は、チャンバ128及び138の動作から独立している。特に、チャンバ113の充填及び排出、ひいてはクラッチ106の作動は、チャンバ128及び138及び環状空間を通る圧力及び冷却流体流れから独立して行われる。例えば、チャンバ113は独立してチャネル132を介して冷却流体が供給されるので、チャンバ113はチャンバ128及び138における圧力を中断することなく充填される。したがって、チャンバ128は、ロックアップモードの間にクラッチ摩擦材料を介してチャンバ138及び環状空間に冷却流体を提供し続ける。
摩擦プレート124は、技術分野において知られたあらゆる手段によってカバー108に結合されている。幾つかの態様において、プレートをばね131及び133にそれぞれ結合するためにファスナ135及び137が使用される。リベットを含むがリベットに限定されない、技術分野において知られたあらゆるファスナが使用されることができる。ばねはカバー108に固定されており、エンジントルクをカバーから個々の摩擦プレートに伝達する。カバーは、技術分野において知られたあらゆる手段、例えば駆動プレート139によって、エンジン又はフレックスプレート(図示せず)に結合されている。幾つかの態様(図示せず)において、プレート124を結合するためにスプライン配列が使用される。有利には、スプライン結合の代わりにばね結合を使用することは、スプライン結合の使用時に固有の望ましくない振動を減じる。
図9は、摩擦プレート282及び284及びキャリヤ250を介してクラッチ206に回転方向で結合されたタービン240を備えた本発明によるトルクコンバータ200の部分的な断面図である。幾つかの態様において、キャリヤ250は、溶接又はあらゆるその他の結合手段によってタービンシェル202に固定されている。バッキングプレート212は、カバー208の内面に固定された環状プレートである。幾つかの態様(図示せず)において、バッキングプレート212はポンプシェル288の内面に固定されている。好適な実施形態において、バッキングプレート212は、カバー208に溶接されており、バッキングプレート212の内側半径においてスロット205とともに半径方向内方に延びている。シール286は、スロット205に配置されており、スロットからキャリヤまで内方へ延びている。シール286は運動用シールであり、これにより、キャリヤとバッキングプレート212とは、トルクコンバータモード又はトルク増倍の間に必要な、異なる速度で回転することができる。
クラッチは、カバー208に回転方向で結合された摩擦プレート208及び209をも有する。クラッチ206とダンパ211との間には直接結合はない。したがって、トルクコンバータのためのロックアップモードにおいて、すなわちクラッチがつながっている場合、カバーからクラッチに受け渡される全てのエンジントルクは、キャリヤ250と、タービンシェル202と、タービンハブ219と、ダンパのカバープレート215とを介して、ダンパ211に受け渡される。全てのエンジントルクはタービンシェルを介してカバープレートに伝達されるので、上述の振動及び騒音問題が排除される。すなわち、プレート250はエンジントルクを、さもなければほとんど又は全くトルクを支持しないタービンハブに伝達し、カバープレート215とタービンハブとの間の結合213、通常はスプライン結合、をロックする。すなわち、プレートとハブとの間の接触はスプライン結合において維持される。タービンハブへのトルクコンバータクラッチ及びダンパの結合はさらに、引用により本明細書に記載されたこととされる2006年6月28日に出願された共同で所有された米国特許仮出願第60/816932号明細書に記載されている。
摩擦材料122に関する図8の説明における議論は、摩擦材料222に当てはまる。圧力チャンバ113,128及び138に関する図8の説明における議論は、チャンバ213,228及び238に当てはまる。カバーへのプレート124の結合に関する図8の説明における議論は、プレート207及び209に当てはまる。
図10は、ハブクラッチを備えた本発明によるトルクコンバータ300の部分的な断面図である。コンバータ300は、タービンハブ302と、タービンハブとカバー306とを回転方向で結合するために配置されたハブクラッチ装置304とを有する。トルクコンバータ300はダンパハブ308をも有する。タービンハブ302は、ダンパハブにおける個々の開口に配置された少なくとも1つの軸方向延長部310を有する。すなわち、ハブ302には、ハブ308における個々の開口を貫通した1つ又は2つ以上の区分が形成されている。ハブ302は、軸方向延長部310のあらゆる特定の寸法、形状、数又は構成に限定されず、ハブ308における開口も同様に、軸方向延長を収容するために必要に応じるのを除き、あらゆる特定の寸法、形状、数又は構成に限定されない。技術分野において知られているように、ハブ302及び308は、例えば、ハブの間に所望の大きさの遊びを可能にするスプライン/歯配列によって、回転方向で結合されている。延長部310は、回転方向でハブ308から独立している。すなわち、延長部は、上述のスプライン/歯配列によって制約が課せられると、ハブ308における開口内で自由に回転する。延長部310は、クラッチ装置に係合するように配置された遠位端部312を有する。幾つかの態様において、端部312は軸方向にハブ308を越えてカバーに向かって延びている。
トルクコンバータは、トルクコンバータクラッチ316及びダンパハブ308に回転方向で結合されたダンパ装置314をも有する。ダンパ装置は、クラッチに回転方向に結合されかつスプライン結合320によってタービンハブに回転方向で結合されたカバープレート318を有する。上述のように、コンバータ300のためのロックアップモードにおいて、トルク負荷がタービンハブに提供されないならば、タービン351は振動するかまたはがたつくことがある。したがって、ロックアップモードにおいて、クラッチエレメント304は、カバー306とハブ302とを回転方向で結合するために上述のように係合させられる。有利には、エレメント340は延長部310を介してカバーからタービンハブへエンジントルクを受け渡し、延長部310はタービンハブを"予負荷"し、上述の振動及び騒音問題を排除する。すなわち、プレート304はエンジントルクを、さもなければほとんど又は全くトルクを支持しないタービンハブに伝達し、プレート318とハブ302との間のスプライン結合をロックする。すなわち、プレートとハブとの間の接触はスプライン結合において維持される。タービンハブへのトルクコンバータクラッチの結合はさらに、引用により本明細書に記載されたこととされる2006年6月28日に出願された共同で所有された米国特許仮出願第60/816932号明細書に記載されている。
クラッチエレメント304は、プレート340を介してカバー306に結合された摩擦プレート322と、ピストンプレート324と、摩擦プレート322とタービンハブとの間に配置された摩擦プレート326と、摩擦プレートの間に配置された摩擦材料328とを有する。摩擦材料は、技術分野において知られたあらゆる材料であることができ、技術分野において知られたあらゆる形式で構成されることができる。例えば、摩擦材料は、摩擦プレート322及び326の一方に取り付けられることができるか、又は摩擦プレートの間に配置された別個のエレメントであることができる。摩擦プレート322は、技術分野において知られたあらゆる手段によってカバー306に結合されている。
幾つかの態様において、ファスナ330はプレートをばね332に結合するために使用される。リベットを含むがリベットに限定されない、技術分野において知られたあらゆるファスナが使用されることができる。ばねはカバー306に固定されており、エンジントルクをカバーから摩擦プレートに伝達する。幾つかの態様(図示せず)において、プレート322をカバーに結合するためにスプライン配列が使用される。有利には、スプライン結合の代わりにばね結合を使用することは、スプライン結合の使用時に固有の望ましくない振動を減じる。プレート326はダンパハブ308においてセンタリングされており、クラッチ装置304が切断されている場合、すなわちトルクコンバータのためのトルクコンバータモードにおいて、トルクコンバータにおけるその他のコンポーネントから回転方向で独立している。前記配列は、プレート326に関連したダンパ摩擦を減じる。クラッチ304は図示されたコンポーネントの数、寸法及び構成に限定されず、コンポーネントのその他の数、寸法及び構成は、請求された発明の精神及び範囲に含まれることが理解されるべきである。
ロックアップモードにおいて、ピストン324は、摩擦プレートと、摩擦材料と、タービンハブとを係合させるために摩擦プレート322をタービンハブに向かって変位させるように配置されている。ピストンプレート324は技術上知られたあらゆる手段によって制御されることができる。幾つかの態様において、シール336及び338は、それぞれ提供チャンバ344の部分を形成した、シールプレート340及び入力シャフト342とに関してピストン324を摺動可能にシールするために使用されている。したがって、装置304を作動させるために、チャンバ344における流体圧力は技術分野において知られたあらゆる手段を使用して増大され、ピストンを方向346に変位させ、上述のように摩擦プレートと、摩擦材料と、タービンハブとの係合を生ぜしめる。
コンバータ300のためのトルクコンバータモードにおいて、エンジントルクを装置304を介してタービンハブに伝達することは望ましくない。したがって、トルクコンバータモードにおいて、ピストンを方向346に押し付ける圧力は解放され、例えば、チャンバ344における圧力は減じられ、クラッチ装置を切断し、摩擦プレートと、摩擦材料と、タービンハブとを回転方向で解離させる。
ハブ302と308との間のスプライン/歯結合により、端部310のための遠位半径方向面は、複数の半径方向延長部を有する。このような面を摩擦材料と直接に係合させることは、面及び摩擦材料に対して問題を生ぜしめる。したがって、摩擦材料328が係合することができる均一かつ連続的な面を提供するために、プレート326が使用されている。
クラッチ316の摩擦プレート345及び348は、技術分野において知られたあらゆる手段によってカバー306に結合されている。幾つかの態様において、プレートをばね350及び352にそれぞれ結合するためにファスナ350及び352が使用される。リベットを含むがリベットに限定されない、技術分野において知られたあらゆるファスナが使用されることができる。ばねはカバー306に固定されており、エンジントルクをカバーから個々の摩擦プレートに伝達する。カバーは、技術分野において知られたあらゆる手段、例えば駆動プレート358によって、エンジン又はフレックスプレート(図示せず)に結合されている。幾つかの態様(図示せず)において、プレート345及び348をカバーに結合するためにスプライン配列が使用される。有利には、スプライン結合の代わりにばね結合を使用することは、スプライン結合の使用時に固有の望ましくない振動を減じる。
トルクコンバータ300は、クラッチ316のための提供圧力チャンバ360と、圧力チャンバ362及び364と、環状空間366とを有する。チャンバ364は、チャンバ362及び環状体と流体連通している。クラッチ316が切断されている場合、冷却流体(図示せず)はチャンバ362からクラッチの摩擦材料の間をチャンバ364及び環状空間まで流れ、環状空間のための冷却流を提供する。クラッチがつながれている場合、冷却流体は、圧力チャンバ362から摩擦材料を通り、例えば摩擦材料における溝を通り、圧力チャンバ364及び環状体へ流れるように配置されている。幾つかの態様において、冷却流れが反転され、すなわち冷却流体は環状空間からチャンバ364へ、チャンバ362へ流れる。つまり、トルクコンバータ300は摩擦材料を通る有利な冷却流れを提供し、環状空間への冷却流れを供給し続けながら、摩擦材料の性能及び耐久性を高める。
バッキングプレート368は、技術分野において知られたあらゆる手段、例えば溶接372、によってカバー306の内面370に固定されている。幾つかの態様(図示せず)において、バッキングプレートはポンプシェル374の内面に結合されている。プレート368は、カバーからクラッチ316へトルクを伝達し、プレート376によって提供される圧力に応答して、クラッチをつなぐ。幾つかの態様において、プレート368は、チャンバ362から摩擦材料を通ってチャンバ364及び環状空間への冷却流体の流れを可能にするように配置されたオリフィス378を有する。例えば、オリフィスは、流れのための寸法的に安定した通路を提供する。
チャンバ360の動作は、チャンバ362及び364の動作から独立している。特に、チャンバ360の充填及び排出、ひいてはクラッチ316の作動は、チャンバ362及び364及び環状空間を通る圧力及び冷却流体流れから独立して行われる。例えば、チャンバ360は独立してチャネル380を介して冷却流体が供給されるので、チャンバ360はチャンバ362及び364における圧力を中断することなく充填される。したがって、チャンバ362は、ロックアップモードの間にクラッチ摩擦材料を介してチャンバ364及び環状空間に冷却流体を提供し続ける。
図11は、トルクコンバータクラッチ406とダンパ404との間のデュアルカバープレート結合を備えた本発明によるトルクコンバータ400の部分的な断面図である。図11Aは、図11に示されたトルクコンバータに適用可能な択一的なクラッチプレートの詳細図である。以下の説明は図11及び図11Aが参照されるべきである。トルクコンバータ400はさらに、カバー408と、ピストンプレート410と、バッキングプレート412とを有する。カバー408及びピストンプレート410は、チャンバ415及び428からシールされた提供圧力チャンバ413を部分的に形成している。
バッキングプレート412は、技術分野において知られたあらゆる手段、例えば溶接、によってカバー408の内面に固定されている。幾つかの態様(図示せず)において、バッキングプレートはポンプシェル421の内面に結合されている。プレート412は、カバーからクラッチ406へトルクを伝達し、プレート410によって提供される圧力に応答して、クラッチをつなぐ。幾つかの態様において、プレート412は、チャンバ428からクラッチの摩擦材料422を通ってチャンバ415及び環状空間427への冷却流体の流れを可能にするように配置されたオリフィス417を有する。例えば、オリフィスは、流れのための寸法的に安定した通路を提供する。
ダンパ404は、クラッチの摩擦プレート458及び460に回転方向で結合された、カバープレート440及び442を有する。幾つかの態様において、プレート442は、スプライン結合によってプレート458に結合されたセグメント447を有する。幾つかの態様(図示せず)において、セグメント447は、プレート442に結合された別個のプレートである。幾つかの態様において、結合エレメント446はカバープレート440と係合プレート460とを回転方向で結合する。幾つかの態様においては、エレメント446はプレート440と一体である。幾つかの態様(図示せず)において、エレメント446はプレート440と別個であり、スプライン結合によってプレート440に結合されている。カバープレート440及び442はリベット444を介して互いに軸方向に結合されている。幾つかの態様において、カバープレート440は、少なくとも部分的に回転方向でカバープレート442から独立している。すなわち、カバープレートの間の制限された大きさの相対回動が可能である。幾つかの態様において、リベット444は、カバープレート442におけるスロットを通過し、カバープレート440に固定される。スロットは、周方向に向けられており、スロット内でのリベットの制限された周方向移動を可能にする。構成は反転されることができる、すなわち、スロットがプレート440に配置され、リベットがプレート442に固定されることができることが理解されるべきである。カバープレートの相対回動は、ハブ419へのプレート440及び442それぞれのスプライン結合423及び425に存在する遊びを提供するために、及びトルクコンバータの軸線433からのスプラインの異なる半径方向距離による個々のスプラインにおけるカバープレートの間の周方向移動の相違を提供するために、使用される。
ダンパアセンブリ404はダンパハブ429に回転方向で結合されている。ダンパハブは少なくとも1つの開口431を有しており、タービンハブ419は、開口に配置された少なくとも1つの部分435を有しており、この部分は、軸方向にダンパハブを越えてカバー408に向かって延びた遠位部分437を有している。カバープレート442は遠位部分に結合されている。
上述のように、コンバータ400のためのロックアップモードにおいて、トルク負荷がタービンハブに提供されないならば、タービン451は振動するかまたはがたつくことがある。したがって、ロックアップモードにおいて、プレート442はエンジントルクをクラッチからタービンハブへ受け渡し、プレートはタービンハブを"予負荷"し、上述の振動及び騒音問題を排除する。すなわち、プレート442はエンジントルクを、さもなければほとんど又は全くトルクを支持しないタービンハブに伝達し、スプライン結合423をロックする。すなわち、プレートとハブとの間の接触はスプライン結合において維持される。タービンハブへのトルクコンバータクラッチの結合はさらに、引用により本明細書に記載されたこととされる2006年6月28日に出願された共同で所有された米国特許仮出願第60/816932号明細書に記載されている。
クラッチは摩擦材料422をも有する。技術分野において知られたあらゆるタイプの摩擦材料が使用されることができる。摩擦材料は、技術分野において知られたあらゆる形式で構成されることができる。例えば、摩擦材料は別のコンポーネント、例えば摩擦プレートに取り付けられることができるか、又は別のコンポーネント、例えば摩擦プレートの間に配置される別個のエレメントであることができる。
チャンバ415は、チャンバ428及び環状体と流体連通している。クラッチ406が切断されている場合、冷却流体(図示せず)はチャンバ428からクラッチの摩擦材料の間をチャンバ415及び環状空間まで流れ、環状空間のための冷却流を提供する。クラッチがつながれている場合、冷却流体は、圧力チャンバ428から摩擦材料を通り、例えば摩擦材料における溝を通り、圧力チャンバ415及び環状体へ流れるように配置されている。幾つかの態様において、冷却流れが反転され、すなわち冷却流体は環状空間からチャンバ415へ、チャンバ458へ流れる。つまり、トルクコンバータ400は摩擦材料を通る有利な冷却流れを提供し、環状空間への冷却流れを供給し続けながら、摩擦材料の性能及び耐久性を高める。
チャンバ413の動作は、チャンバ428及び415の動作から独立している。特に、チャンバ413の充填及び排出、ひいてはクラッチ406の作動は、チャンバ428及び415及び環状空間を通る圧力及び冷却流体流れから独立して行われる。例えば、チャンバ413は独立してチャネル432を介して冷却流体が供給されるので、チャンバ413はチャンバ428及び415における圧力を中断することなく充填される。したがって、チャンバ428は、ロックアップモードの間にクラッチ摩擦材料を介してチャンバ415及び環状空間に冷却流体を提供し続ける。カバーへのプレート346及び348の結合に関する図10の説明における議論は、クラッチ406におけるプレート470及び472に当てはまる。
図11Aは、トルクコンバータクラッチへのダンパカバープレートのための択一的な結合手段を示している。プレート440及び442と類似の、カバープレート462及び464は、リベット444と類似の、リベット468によって結合されている。図11Aの配列において、クラッチとダンパとは、実質的に半径方向で整合されており、カバープレート462及び464は、直接接触させられているか、又は比較的小さな中間部材(図示せず)によって分離されているだけである。幾つかの態様において、カバープレート462及び464の間には制限された相対回動が存在し、プレート440及び442の相対運動に関する議論が、プレート462及び464に当てはまる。
図12は、本発明のトルクコンバータのがたつき防止結合の部分的な斜視図である。クラッチプレート配列500は、スプライン結合(図示せず)介してキャリヤ(図示せず)又はカバー(図示せず)と回転方向で係合させられた3つ又は4つ以上のプレートを有する。クラッチプレート、若しくは摩擦プレート502,504及び506はそれぞれ、キャリヤスプライン結合と回転係合するための空間530及びは540を有する。幾つかの態様において、クラッチプレート502,504,506は、摩擦係合のために各クラッチプレートの片側又は両側に取り付けられた摩擦材料を有する。幾つかの態様において、摩擦プレートは、クラッチプレートの間に配置された別個のエレメントである。配列500は、摩擦プレートに結合された及び/又は摩擦プレートの間に別個に配置された摩擦材料511をも有する。
クラッチプレート502は、1つ又は2つ以上のスロット520を有しており、クラッチプレート504は、1つ又は2つ以上のスロット522を有しており、クラッチプレート506は、1つ又は2つ以上の個々のスロット524を有している。幾つかの態様において、スロット520,522及び524は個々の歯540内で周方向にずれており、これにより、歯が軸方向で整合させられた場合、各スロットは、軸方向ですぐ近傍のスロットに対して軸方向にずれている。例えば、スロット520はスロット522に関してずれている。同様に、スロット522はスロット524に関してずれている。幾つかの態様において、介在するスロット522がスロット520及び524に関してずれている限りスロット520及び524は整列させられていてもよい。弾性的なエレメント510が、例えば個々のスロットを介して個々のクラッチプレートと係合させられており、個々のクラッチプレートを反対の周方向へ押し付けるように配置されている。例えば、エレメント510aは、プレート504を方向512へ、プレート502を方向514へ押し付ける。同様に、エレメント510bは、プレート504を方向512へ、プレート506を方向514へ押し付ける。すなわち、上述の周方向の力を生ぜしめるために、装置500に据え付けられると、エレメント510は予負荷される。これらの方向は反転されることができることが理解されるべきである。すなわち、各スロットにおけるエレメント510からの周方向の力は、オフセット位置を克服しようとするばねエレメント510からの予負荷力により、反対方向に、対応するスプラインにおいて、クラッチプレート502,504及び506を"予負荷"する。すなわち、エレメント510は、歯540をキャリヤスプライン結合と接触したままにさせ、スプライン結合における遊びによるがたつき及び振動問題を排除する。エレメント510は1つの弾性的なエレメントであることができることが理解されるべきである。エレメント510は、技術分野において知られたあらゆる弾性的なエレメント、例えばばねであることができる。装置500は、スロット又は弾性的なエレメントのいかなる特定の数に限定されないことが理解されるべきである。
図13は、がたつき防止プレート602を備えた本発明によるトルクコンバータ600の部分的な断面図である。トルクコンバータ600は、タービンハブ604と、タービンハブに回転方向で結合されたダンパ606と、トルクコンバータクラッチ608とを有する。クラッチは、タービンハブ604に回転方向で結合されたピストンプレート610と、タービンハブ604に回転方向で結合された、摩擦、クラッチ、又はがたつき防止、プレート602と、摩擦材料612とを有する。技術分野において知られたあらゆるタイプの摩擦材料が使用されることができる。摩擦材料は、技術分野において知られたあらゆる形式で構成されることができる。例えば、摩擦材料は別のコンポーネント、例えば摩擦プレート602に取り付けられることができるか、又は別のコンポーネント、例えば摩擦プレート602とピストンプレート610との間に配置される別個のエレメントであることができる。
トルクコンバータのためのロックアップモードの間、チャンバ614における流体圧力は、チャンバ616における流体圧力よりも大きい。チャンバ614における圧力は、カバー618に向かってピストンプレート610の軸方向移動を生ぜしめ、カバーと、摩擦プレートと、ピストンプレートと、摩擦材料とを回転方向で結合し、クラッチをつなぐ。幾つかの態様において、冷却流体は、チャンバ614から、摩擦材料612に設けられた溝(図示せず)を通って、チャンバ616へ流れる。
上述のように、コンバータ600のためのロックアップモードにおいて、例えばスプライン結合622によってハブ604に回転方向で結合されたカバープレート620は、トルク負荷がタービンハブに提供されない限り、振動するか又はがたつく場合がある。したがって、ロックアップモードにおいて、トルクはカバー618からダンパ606へ、プレート602を介してハブ604へ、カバープレート620へ伝達され、カバープレート620はタービンハブを"予負荷"し、上述の振動及び騒音問題を排除する。すなわち、カバーからの全てのエンジントルクは、プレート602を介して、さもなければほとんど又は全くトルクを支持しないハブへ伝達され、スプライン結合622をロックする。すなわち、プレートとハブとの間の接触はスプライン結合において維持される。タービンハブへのトルクコンバータクラッチの結合はさらに、引用により本明細書に記載されたこととされる2006年6月28日に出願された共同で所有された米国特許仮出願第60/816932号明細書に記載されている。
トルクコンバータモードの間、タービン624からのトルクは直接にハブ604へ、またプレート620を介してダンパへ受け渡される。
図14は、バッキングプレート704に結合された摩擦プレート702を備えた本発明のトルクコンバータ700の部分的な断面図である。以下に説明されるのを除き、トルクコンバータ700の構成は、引用により本明細書に記載されたこととする2006年6月28日に出願された共同で所有された米国特許仮出願第60/816932号明細書におけるトルクコンバータのために示されたものと実質的に同じである。コンバータ700において、摩擦プレート702は技術分野において知られたあらゆる手段によってバッキングプレート704に回転方向で結合されている。幾つかの態様において、プレートを板ばね708及びバッキングプレートに固定するためにファスナ706が使用されている。摩擦プレート710は、技術分野において知られたあらゆる手段によってカバー712に回転方向で結合されている。幾つかの態様において、プレート714を板ばね716及びカバーに固定するためにファスナ714が使用されている。ファスナ706及び714は技術分野において知られたあらゆるファスナ、例えばリベットであることができる。幾つかの態様(図示せず)において、プレート702又はプレート710をそれぞれバッキングプレート又はカバーに結合するために、個々のスプライン結合が使用されている。
図15は、バッキングプレート804に結合された摩擦プレート802を備えた本発明のトルクコンバータ800の部分的な断面図である。トルクコンバータ800の構成は、以下に示されるのを除いて、図14におけるトルクコンバータ800のものと実質的に同じである。トルクコンバータクラッチ802において、摩擦プレート804は、タービンシェル808及びタービンハブ810に固定されたプレート806に回転方向で結合されている。摩擦プレート812はコネクタプレート814に結合されている。プレート814は、ダンパ818のカバープレート816及びプレート806に回転方向で結合されている。幾つかの態様において、プレート806及びプレート804及び814の結合は、スプライン結合である。幾つかの態様において、エレメント814はプレート816と一体である。幾つかの態様(図示せず)において、プレート814は、プレート816と別個であり、プレート816に回転方向で結合されている。
コンバータ800のためのトルクコンバータモードにおいて、トルクはプレート806及び814を介してタービンシェルからダンパへ伝達される。上述のように、コンバータ800のためのロックアップモードにおいて、トルクがタービンハブ、特に結合部に提供されない限り、タービンハブ819とのプレート816の結合部における遊びにより、タービン808は振動するか又はがたつく場合がある。したがって、ロックアップモードにおいて、プレート804はエンジントルクをクラッチからプレート806へ受け渡し、これはプレート806を"予負荷"し、上述の振動及び騒音問題を排除する。すなわち、プレート804はエンジントルクを、さもなければほとんど又は全くトルクを支持しないプレート806に伝達し、プレート806と814との間のスプライン結合をロックする。すなわち、プレートの間の接触はスプライン結合において維持される。タービンハブへのトルクコンバータクラッチの結合はさらに、引用により本明細書に記載されたこととされる2006年6月28日に出願された共同で所有された米国特許仮出願第60/816932号明細書に記載されている。
本発明のトルクコンバータは、図示されたコンポーネントのタイプ、寸法、数又は構成に限定されず、コンポーネントのその他のタイプ、寸法、数又は構成が、請求項に記載された発明の精神及び範囲に含まれている。例えば、本発明のトルクコンバータは、図示された構成を備えたトルクコンバータクラッチ又はダンパの使用に限定されず、トルクコンバータクラッチ又はダンパのための、その他のタイプのコンポーネント、及びコンポーネントのその他の数、寸法及び構成は、請求された発明の精神及び範囲に含まれる。
したがって、本発明の目的は効率的に達成されるが、発明に対する修正及び変更が当業者に容易に明らかであるべきであり、これらの修正は、請求項に記載された発明の精神及び範囲に含まれるものである。前記説明は、本発明の例を示しており、限定するものと考えられるべきでないことも理解される。したがって、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、本発明のその他の実施形態が可能である。
図1は、ドライブトレーンにおけるトルクコンバータの関係及び機能を説明することを助けるための、自動車における動力伝達経路の概略的なブロック線図である。 自動車のエンジンに固定されて示されている、従来のトルクコンバータの断面図である。 図2に示された線3−3に沿って見た、図2に示されたトルクコンバータの平面図である。 概して図3に示された線4−4に沿って見た、図2及び図3に示されたトルクコンバータの断面図である。 図2に示されたトルクコンバータの第1の分解図であり、分解されたトルクコンバータを左から見たものとして示されている。 図2に示されたトルクコンバータの第2の分解図であり、分解されたトルクコンバータを右から見たものとして示されている。 本願において用いられた空間的な用語を示している、円筒座標系の斜視図である。 本願において用いられる空間に関する用語を説明する図7Aの円筒座標系における物体の斜視図である。 タービンシェルに回転方向で結合されたトルクコンバータクラッチを備えた本発明のトルクコンバータの部分的な断面図である。 摩擦プレート及びキャリヤを介してクラッチに回転方向で結合されたタービンを備えた本発明によるトルクコンバータの部分的な断面図である。 ハブクラッチを備えた本発明によるトルクコンバータの部分的な断面図である。 トルクコンバータクラッチとダンパとの間のデュアルカバープレート結合を備えた本発明によるトルクコンバータの部分的な断面図である。 図11に示されたトルクコンバータに適用可能な択一的なクラッチプレートの詳細図である。 本発明のトルクコンバータのがたつき防止結合の部分的な斜視図である。 がたつき防止プレートを備えた本発明によるトルクコンバータの部分的な断面図である。 バッキングプレートに結合された摩擦プレートを備えた本発明のトルクコンバータの部分的な断面図である。 バッキングプレートに結合された摩擦プレートを備えた本発明のトルクコンバータの部分的な断面図である。
符号の説明
8 トランスミッション、 9 ディファレンシャル/車軸アセンブリ、 10 トルクコンバータ、 11 カバー、 12,16 カバープレート、 13 フランジ、 14 ダイアフラムばね、 15 ばね、 17 ピストンプレート、 18 Oリング、 19 タービンハブ、 22 タービンシェル、 37 ポンプ、 38 タービン、 39 ステータ、 41 フレックスプレート、 42 クランクシャフト、 43 トランスミッションシャフト、 44 出口、 45 ステータシャフト、 46 一方向クラッチ、 48 ステータ羽根、 49 トルクコンバータクラッチ、 51 摩擦材両リング、 100 トルクコンバータ、 102 タービンシェル、 104 ダンパ、 106 クラッチ、 108 カバー、 110 ピストンプレート、 112 バッキングプレート、 113 チャンバ、 115 スロット、 116,118 シール、 119 タービンハブ、 120 タービンシェル、 121 シール、 122 摩擦材料、 123 環状空間、 124,126 摩擦プレート、 128 チャンバ、 129 スプライン結合、 131,133 ばね、 134 摩擦プレート、 135,137 ファスナ、 138 チャンバ、 150 キャリヤ、 153 オリフィス、 200 トルクコンバータ、 202 タービンシェル、 205 スロット、 206 クラッチ、 208 カバー、 211 ダンパ、 212 バッキングプレート、 215 カバープレート、 219 タービンハブ、 222 摩擦材料、 240 タービン、 250 キャリヤ、 282,284 摩擦プレート、 286 シール、 288 ポンプシェル、 300 トルクコンバータ、 302 タービンハブ、 302 ハブ、 304 ハブクラッチ装置、 306 カバー、 308 ハブ、 310 延長部、 312 端部、 413 ダンパ装置、 316 トルクコンバータクラッチ、 318 カバープレート、 322 摩擦プレート、 324 ピストンプレート、 326 摩擦プレート、 328 摩擦材料、 330 ファスナ、 332 ばね、336,338 シール、 340 シールプレート、 342 入力シャフト、 344 チャンバ、 346 方向、 345,348 摩擦プレート、 350,352 ファスナ、 358 駆動プレート、 360 提供圧力チャンバ、 362,364 圧力チャンバ、 366 環状空間、 368 バッキングプレート、 370 内面、 372 溶接、 374 ポンプシェル、 376 プレート、 378 オリフィス、 380 チャネル、 400 トルクコンバータ、 404 ダンパ、 406 クラッチ、 408 カバー、 410 ピストンプレート、 412 バッキングプレート、 413 提供圧力チャンバ、 415 チャンバ、 417 オリフィス、 419 ハブ、 421 ポンプシェル、 422 摩擦材料、 423,425 スプライン結合、 427 環状空間、 428 チャンバ、 433 軸線、 435 部分、 437 遠位部分、 440,442 カバープレート、 444 リベット、 446 エレメント、 447 セグメント、 458,460 摩擦プレート、 462,464 カバープレート、 468 リベット、 479,472 プレート、 500 クラッチプレート配列、 502,504,506 摩擦プレート、 510 エレメント、 520,522,524 スロット、 600 トルクコンバータ、 602 がたつき防止プレート、 604 タービンハブ、 606 ダンパ、 608 トルクコンバータクラッチ、 610 ピストンプレート、 612 摩擦材料、 614 チャンバ、 618 カバー、 620 カバープレート、 622 スプライン結合、 624 タービン、 700 トルクコンバータ、 702 摩擦プレート、 704 バッキングプレート、 706 ファスナ、 708 板ばね、 710 摩擦プレート、 712 カバー、 714 プレート、 716 板ばね、 800 トルクコンバータ、 802 摩擦プレート、 804 摩擦プレート、 806 プレート、 808 タービンシェル、 801 タービンハブ、 812 摩擦プレート、 814 コネクタプレート、 816 カバープレート、 818 ダンパ、 819 タービンハブ

Claims (9)

  1. トルクコンバータ(100;200)において、
    ロックアップするためのトルクコンバータクラッチ(106;206)と、
    前記トルクコンバータクラッチ(106;206)にトルクを伝達するカバー(108;208)と、
    ービンシェル(102;202)相対回動不能に結合されたタービンハブ(119;219)と、
    前記タービンハブ(119;219)スプライン結合(129;213)されているカバープレート(127;215)有するダンパ装置(104;211)と、
    ロックアップ時に、前記トルクコンバータクラッチ(106;206)をつなぐため、該トルクコンバータクラッチ(106;206)に作用するトルクコンバータクラッチ用のピストンプレート(110;210)と、
    前記タービンシェル(102;202)に固定され、且つ前記トルクコンバータクラッチ(106;206)を構成する摩擦プレート(134;282,284)に相対回動不能に結合されたキャリヤ(150;250)と、を備え、
    前記キャリヤ(150;250)は、前記トルクコンバータ(100;200)のロックアップモードの間、前記カバー(108;208)から伝達されたトルクの少なくとも一部を前記タービンシェル(102;202)に伝達することを特徴とする、トルクコンバータ。
  2. 前記トルクコンバータクラッチ(106)が、前記カバープレート(127)相対回動不能に結合された別の摩擦プレート(126)を有する、請求項1記載のトルクコンバータ。
  3. 前記トルクコンバータクラッチ(106)がつながれた場合、第1のトルク受渡し経路が、前記キャリヤ(150)及び前記タービンシェル(102)を介して前記トルクコンバータクラッチ(106)から前記タービンハブ(119)まで形成され、第2のトルク受渡し経路が、前記カバープレート(127)を介して前記トルクコンバータクラッチ(106)から前記タービンハブ(119)まで形成される、請求項2記載のトルクコンバータ。
  4. 記トルクコンバータクラッチ(206)がつながれた場合、全てのトルクが、前記タービンシェル(202)を介して前記トルクコンバータクラッチ(206)から前記タービンハブ(219)まで受け渡される、請求項1記載のトルクコンバータ。
  5. 前記ピストンプレート(110;210)を変位させるための圧力が提供されるチャンバ(113;213)への流体の充填及び排出は、前記トルクコンバータ(100;200)内の他のチャンバ(128,138;228,238)及びポンプシェル(113;288)と前記タービンシェル(102;202)との間の環状空間(123)の流体流れから独立して行われる、請求項1から4までのいずれか1項記載のトルクコンバータ。
  6. トルクコンバータ(300)において、
    ロックアップするためのトルクコンバータクラッチ(316)と、
    前記トルクコンバータクラッチ(316)にトルクを伝達するカバー(306)と、
    タービンシェルに相対回動不能に結合されたタービンハブ(302)と、
    前記タービンハブ(302)にスプライン結合(320)されたカバープレート(318)を有するダンパ装置(314)と、
    ロックアップ時に、前記トルクコンバータクラッチ(316)をつなぐため、該トルクコンバータクラッチ(316)に作用するトルクコンバータクラッチ用のピストンプレート(376)と、
    前記カバー(306)に相対回動不能に結合されたシールプレート(340)と、
    前記シールプレート(340)と前記タービンハブ(302)と解離可能に相対回動不能に結合するハブクラッチ(304)と、
    前記ハブクラッチ(304)をつなぐため、該ハブクラッチ(304)に作用するハブクラッチ用のピストンプレート(324)と、を備え、
    前記トルクコンバータ(300)のロックアップモードの間、前記トルクコンバータクラッチ(316)は前記カバー(306)からのトルクを前記カバープレート(318)に伝達するとともに、前記ハブクラッチ(304)は前記カバー(306)からのトルクを前記タービンハブ(302)に伝達することを特徴とする、トルクコンバータ。
  7. 前記カバー(306)が、前記トルクコンバータクラッチ(316)相対回動不能に結合されており、前記トルクコンバータクラッチ(316)がつながれた場合、前記ハブクラッチ(304)がつながるように配置されており、第1の経路が、前記ハブクラッチ(304)を介して前記カバー(306)から前記タービンハブ(302)まで形成され、第2のトルク経路が、前記トルクコンバータクラッチ(316)及び前記カバープレート(318)を介して前記カバー(306)から前記タービンハブ(302)まで形成される、請求項6記載のトルクコンバータ。
  8. 前記ダンパ装置(314)相対回動不能に結合されたダンパハブ(308)が設けられており、該ダンパハブ(308)が少なくとも1つの開口を有しており、前記タービンハブ(302)が、前記少なくとも1つの開口に配置された、前記ハブクラッチ(304)に係合するように配置された遠位端部を有する、少なくとも1つの部分(310)を有している、請求項6又は7記載のトルクコンバータ。
  9. 前記ピストンプレート(376)を変位させるための圧力が提供されるチャンバ(360)への流体の充填及び排出は、前記トルクコンバータ(300)内の他のチャンバ(362,364)及びポンプシェル(374)と前記タービンシェルとの間の環状空間(366)の流体流れから独立して行われる、請求項6から8までのいずれか1項記載のトルクコンバータ。
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