JPS6114383B2 - - Google Patents
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- JPS6114383B2 JPS6114383B2 JP5082078A JP5082078A JPS6114383B2 JP S6114383 B2 JPS6114383 B2 JP S6114383B2 JP 5082078 A JP5082078 A JP 5082078A JP 5082078 A JP5082078 A JP 5082078A JP S6114383 B2 JPS6114383 B2 JP S6114383B2
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- Japan
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- plates
- torque converter
- output shaft
- hub
- housing
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H45/00—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
- F16H45/02—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
- F16H2045/0273—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
- F16H2045/0294—Single disk type lock-up clutch, i.e. using a single disc engaged between friction members
Landscapes
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業業上の利用分野〕
本発明は、直結クラツチ付流体式トルクコンバ
ータに関し、特に、エンジン出力軸側とトルクコ
ンバータ出力軸側とを選択的かつ機械的に連結す
るダンパ機構を備えた直結クラツチの構造に係る
ものある。
ータに関し、特に、エンジン出力軸側とトルクコ
ンバータ出力軸側とを選択的かつ機械的に連結す
るダンパ機構を備えた直結クラツチの構造に係る
ものある。
一般に流体式トルクコンバータは、エンジン出
力軸に連結されたポンプインペラと、補助変速機
に連結されたタービンランナと、タービンランナ
からポンプインペラへ戻る流体の流れを偏向して
適宣トルクの変換を行うステータよりなり、エン
ジン出力軸と補助変速機の入力軸との間の回転速
度差に応じて適当なトルク変換を行いつつ動力を
流体を介して伝達するようになつている。
力軸に連結されたポンプインペラと、補助変速機
に連結されたタービンランナと、タービンランナ
からポンプインペラへ戻る流体の流れを偏向して
適宣トルクの変換を行うステータよりなり、エン
ジン出力軸と補助変速機の入力軸との間の回転速
度差に応じて適当なトルク変換を行いつつ動力を
流体を介して伝達するようになつている。
係るトルクコンバータに於いては、タービンラ
ンナの回転速度がポンプインペラの回転速度に最
も近づいた伝動状態に於いても、ポンプインペラ
とタービンランナの間に必然的に滑りが存在す
る。このため、機械的クラツチによる直結伝導機
構に比して動力伝達効率が低下し、それだけ自動
車の燃料消費率を増大させ、資源の節約及び排気
ガス浄化対策の観点からかなりの不利益をもたら
す。
ンナの回転速度がポンプインペラの回転速度に最
も近づいた伝動状態に於いても、ポンプインペラ
とタービンランナの間に必然的に滑りが存在す
る。このため、機械的クラツチによる直結伝導機
構に比して動力伝達効率が低下し、それだけ自動
車の燃料消費率を増大させ、資源の節約及び排気
ガス浄化対策の観点からかなりの不利益をもたら
す。
そこで、エンジン出力軸とポンプインペラを連
結するための入力部材であるハウジングの内面と
タービンランナの外周面とで形成される環状空間
に、エンジン出力軸とトルクコンバータの出力軸
側を選択的かつ機械的に廉連結する直結クラツチ
を配設した直結クラツチ付流体式トルクコンバー
タが知られている。(例えば、米国特許第3491617
号明細書、米国特許第3497043号明細書、米国特
許第4138003号明細書)。
結するための入力部材であるハウジングの内面と
タービンランナの外周面とで形成される環状空間
に、エンジン出力軸とトルクコンバータの出力軸
側を選択的かつ機械的に廉連結する直結クラツチ
を配設した直結クラツチ付流体式トルクコンバー
タが知られている。(例えば、米国特許第3491617
号明細書、米国特許第3497043号明細書、米国特
許第4138003号明細書)。
しかしながら、米国特許第3491617号細書及び
米国特許第3497043号明細書に開示された直結ク
ラツチは、ダンパスプリングを介して互いに駆動
される環状プレートと環状ハブとが一枚づつであ
り、トルク伝達時にダンパスプリングに回転方向
以外の方向(回転方向に傾斜した方向)の力が作
用するため、ダンパスプリングの保持性が悪い。
米国特許第3497043号明細書に開示された直結ク
ラツチは、ダンパスプリングを介して互いに駆動
される環状プレートと環状ハブとが一枚づつであ
り、トルク伝達時にダンパスプリングに回転方向
以外の方向(回転方向に傾斜した方向)の力が作
用するため、ダンパスプリングの保持性が悪い。
この点、米国特許第4138003号明細書に開示さ
れた半径方向内方に配設された直結クラツチは、
ダンパスプリングが二枚の環状プレートと一枚の
環状ハブとの間で作用するように配置されている
ため、トルク伝達時のダンパスプリングの保持性
が良好である。
れた半径方向内方に配設された直結クラツチは、
ダンパスプリングが二枚の環状プレートと一枚の
環状ハブとの間で作用するように配置されている
ため、トルク伝達時のダンパスプリングの保持性
が良好である。
しかしながら、上述した米告国特許第4138003
号明細書に開示された構成の直結クラツチ付流体
式トルクコンバータに於いては、二枚の環状プレ
ートを互いに一体的に締結する複数個のリベツト
(又は溶接)位置が、ダンパスプリングの配置位
置とは半径方向に大きくずれている。
号明細書に開示された構成の直結クラツチ付流体
式トルクコンバータに於いては、二枚の環状プレ
ートを互いに一体的に締結する複数個のリベツト
(又は溶接)位置が、ダンパスプリングの配置位
置とは半径方向に大きくずれている。
このため、直結クラツチ作動時時(直結時)に
於いて、リベツトを介して両プレート間に相互に
作用する力と、ダンパスプリングを介して両プレ
ートに作用する力とによつてモーメントが発生
し、上記プレートが不整歪を生じ易いといつた問
題があつた。
於いて、リベツトを介して両プレート間に相互に
作用する力と、ダンパスプリングを介して両プレ
ートに作用する力とによつてモーメントが発生
し、上記プレートが不整歪を生じ易いといつた問
題があつた。
なお、係るプレートの不整歪の発生を防止する
ためには、両プレートの肉厚を厚くするか、リベ
ツトの径を大きくしたり本数を増やすことが考え
られるが、流体式トルクコンバータの軸方向寸法
を増大させることになるため、好ましい対策とは
言えない。
ためには、両プレートの肉厚を厚くするか、リベ
ツトの径を大きくしたり本数を増やすことが考え
られるが、流体式トルクコンバータの軸方向寸法
を増大させることになるため、好ましい対策とは
言えない。
従つて、本発明の目的は、流体式トルクコンバ
ータの軸方向寸法を余り増大させることなく、上
記環状プレートの不整歪の発生を防止することに
ある。
ータの軸方向寸法を余り増大させることなく、上
記環状プレートの不整歪の発生を防止することに
ある。
そこで本発明は、上述の問題点を解決するため
の手段として、次のような構成を採用したもので
ある。
の手段として、次のような構成を採用したもので
ある。
すなわち、本発明は、直結クラツチ付流体式ト
ルクコンバータに於いて、二枚の環状プレート
と、一枚の環状ハブ間で作用する複数個のダンパ
スプリングと、両プレートを互いに一体的に締結
するリベツトとをピストンの摩擦係合面に近接し
た外周縁部の円周方向に交互に設けると共に、リ
ベツトをダンパスプリングの略回転領域内に配設
し、更にこれら両プレート、ハブ、リベツト及び
ダンパスプリングをハウジングの内面とタービン
ランナの外周肩部にて形成された断面略三角形の
環状空間内に配設したことを特徴とする。
ルクコンバータに於いて、二枚の環状プレート
と、一枚の環状ハブ間で作用する複数個のダンパ
スプリングと、両プレートを互いに一体的に締結
するリベツトとをピストンの摩擦係合面に近接し
た外周縁部の円周方向に交互に設けると共に、リ
ベツトをダンパスプリングの略回転領域内に配設
し、更にこれら両プレート、ハブ、リベツト及び
ダンパスプリングをハウジングの内面とタービン
ランナの外周肩部にて形成された断面略三角形の
環状空間内に配設したことを特徴とする。
具体的には、図面を参照して説明すると、直結
クラツチ付流体式トルクコンバータは、エンジン
出力軸1とポンプインペラ8を連結するための入
力部材であるハウジング5と、ポンプインペラ8
と流体力学的に連結して動力をトルクコンバータ
の出力軸13へ伝達するタービンランナ10と、
このタービンランナ10からポンプインペラ8へ
流体を環流するステータ11と、このステータ1
1の回転方向を一方向に限定するための一方向ク
ラツチ18から成る流体式トルクコンバータ7
と、エンジン出力軸1とトルクコンバータの出力
軸13間に組み込まれこれら両者を選択的かつ機
械的に連結する直結クラツチ22を有する。
クラツチ付流体式トルクコンバータは、エンジン
出力軸1とポンプインペラ8を連結するための入
力部材であるハウジング5と、ポンプインペラ8
と流体力学的に連結して動力をトルクコンバータ
の出力軸13へ伝達するタービンランナ10と、
このタービンランナ10からポンプインペラ8へ
流体を環流するステータ11と、このステータ1
1の回転方向を一方向に限定するための一方向ク
ラツチ18から成る流体式トルクコンバータ7
と、エンジン出力軸1とトルクコンバータの出力
軸13間に組み込まれこれら両者を選択的かつ機
械的に連結する直結クラツチ22を有する。
直結クラツチ22は、トルクコンバータの出力
軸13上に支承されかつハウジング5とタービン
ランナ10の間に設置されてハウジング5の内面
と摩擦材23を介して摩擦係合する環状のピスト
ン15と、このピストン15とトルクコンバータ
の出力軸13間の回転動力伝達経路の途中に互い
に軸方向に隔置されかつ互いに回転方向に対し連
結された二枚の環状プレート27,28と、両プ
レート27,28間に配置されかつ両プレート2
7,28に対し相対回転可能な環状のハブ26
と、これら両プレート27,28とハブ26が互
いに重なる円環状部に円周に沿つて隔置して形成
された複数個の孔29,24内に配置されこれら
両プレート27,28とハブ26間で作用する複
数個のダンパスプリング25と、両プレート2
7,28を互いに一体的に締結する複数個のリベ
ツト31とを有している。
軸13上に支承されかつハウジング5とタービン
ランナ10の間に設置されてハウジング5の内面
と摩擦材23を介して摩擦係合する環状のピスト
ン15と、このピストン15とトルクコンバータ
の出力軸13間の回転動力伝達経路の途中に互い
に軸方向に隔置されかつ互いに回転方向に対し連
結された二枚の環状プレート27,28と、両プ
レート27,28間に配置されかつ両プレート2
7,28に対し相対回転可能な環状のハブ26
と、これら両プレート27,28とハブ26が互
いに重なる円環状部に円周に沿つて隔置して形成
された複数個の孔29,24内に配置されこれら
両プレート27,28とハブ26間で作用する複
数個のダンパスプリング25と、両プレート2
7,28を互いに一体的に締結する複数個のリベ
ツト31とを有している。
そして、前記ダンパスプリング25とリベツト
31とは、前記ピストン15の摩擦係合面に近し
た外周縁部の円周方向に交互に設けられていると
共に、前記リベツト31はダンパスプリング25
の略回転領域内に配設されており、これら両プレ
ート27,28、ハブ26、リベツト31及びダ
ンパスプリング25は前記ハウジング5の内面と
タービンランナ10の外周肩部にて形成された断
面略三角状の環状の環状空間C内に配設されてい
る。
31とは、前記ピストン15の摩擦係合面に近し
た外周縁部の円周方向に交互に設けられていると
共に、前記リベツト31はダンパスプリング25
の略回転領域内に配設されており、これら両プレ
ート27,28、ハブ26、リベツト31及びダ
ンパスプリング25は前記ハウジング5の内面と
タービンランナ10の外周肩部にて形成された断
面略三角状の環状の環状空間C内に配設されてい
る。
上述の手段によれば、直結クラツチ22が解除
された通常の状態に於いては、ピストン15が第
1図(第3図)の右方向へ移動し、ピストン15
はハウジング5の内面から離れており、エンジン
出力軸1からの動力は流体式トルクコンバータ7
を介してその出力軸13へ伝達される。
された通常の状態に於いては、ピストン15が第
1図(第3図)の右方向へ移動し、ピストン15
はハウジング5の内面から離れており、エンジン
出力軸1からの動力は流体式トルクコンバータ7
を介してその出力軸13へ伝達される。
次に、ピストン15の背面に油圧が作用される
と、ピストン15が第1図(第3図)の左方向へ
移動し、ピストン15が摩擦材23を介してハウ
ジング5の内面に摩擦係合する。この結果、エン
ジン出力軸1からの動力は流体式トルクコンバー
タ7を介することなく直結クラツチ22を介して
機械的にトルクコンバータの出力軸13へ伝達さ
れる。
と、ピストン15が第1図(第3図)の左方向へ
移動し、ピストン15が摩擦材23を介してハウ
ジング5の内面に摩擦係合する。この結果、エン
ジン出力軸1からの動力は流体式トルクコンバー
タ7を介することなく直結クラツチ22を介して
機械的にトルクコンバータの出力軸13へ伝達さ
れる。
この直結クラツチ22の作動(直結)状態に於
いては、リベツト31を介して両プレート27,
28間に相互に作用する力と、ダンパスプリング
25を介して両プレート27,28に作用する力
とは、略同一円周上にて互いに平衡する。
いては、リベツト31を介して両プレート27,
28間に相互に作用する力と、ダンパスプリング
25を介して両プレート27,28に作用する力
とは、略同一円周上にて互いに平衡する。
従つて、両プレート27,28に不整歪げが生
じることが回避される。
じることが回避される。
更に、これら両プレート27,28、ハブ2
6、リベツト31及びダンパスプリング25が前
記ハウジング5の内面とタービンランナ10の外
周肩部にて形成された断面略三角状の環状空間C
内に配設されているため、流体式トルクコンバー
タの軸方向寸法を余り増大させることがない。
6、リベツト31及びダンパスプリング25が前
記ハウジング5の内面とタービンランナ10の外
周肩部にて形成された断面略三角状の環状空間C
内に配設されているため、流体式トルクコンバー
タの軸方向寸法を余り増大させることがない。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
第1図は、本発明の一つの好ましい実施例に係
る直結クラツチ付流体式トルクコンバータを示し
ている。
る直結クラツチ付流体式トルクコンバータを示し
ている。
図に於いて、1はエンジン出力軸の後端部であ
り、その端面部にはフライホイール2が複数個の
ボルト3により装着されている。フライホイール
2は複数個のボルト4により符号5にて全体的に
示されたハウジングと連結されており、エンジン
出力軸1、フライホイール2、ハウジング5は一
体となつて軸線X−Xの周りに回転し得るように
なつている。
り、その端面部にはフライホイール2が複数個の
ボルト3により装着されている。フライホイール
2は複数個のボルト4により符号5にて全体的に
示されたハウジングと連結されており、エンジン
出力軸1、フライホイール2、ハウジング5は一
体となつて軸線X−Xの周りに回転し得るように
なつている。
ハウジング5は、直結クラツチ付流体式トルク
コンバータの主要部を内蔵すると共に、それ自身
も主たる伝動要素を構成するものであり、前記エ
ンジン出力軸1をその入力軸として前記軸線X−
Xの周りに回転駆動されるように構成されている
ものである。このハウジング5は、前述の如くボ
ルト4によつてフライホイール2と結合された前
方の端壁部6と、その後方に位置し符号7にて全
体的に示された流体式トルクコンバータのポンプ
インペラ8を構成するポンプハウジング部9から
なつている。
コンバータの主要部を内蔵すると共に、それ自身
も主たる伝動要素を構成するものであり、前記エ
ンジン出力軸1をその入力軸として前記軸線X−
Xの周りに回転駆動されるように構成されている
ものである。このハウジング5は、前述の如くボ
ルト4によつてフライホイール2と結合された前
方の端壁部6と、その後方に位置し符号7にて全
体的に示された流体式トルクコンバータのポンプ
インペラ8を構成するポンプハウジング部9から
なつている。
流体式トルクコンバータ7は、周知の如くター
ビンランナ10及びステータ11を含んでいる。
タービンランナー10はタービンデイスク12を
備え、このタービンデイスク12は軸線X−Xに
沿つて延びるトルクコンバータの出力軸13上に
スプライン14を介して装着されている。出力軸
13の前端部(図にて左端部)はハウジング端壁
部6に装着された後述するハブ21に対しオイル
シール16aを介して液密に接合しており、更に
ハブ21の外周に形成された円周溝には環状のピ
ストン15の内周面と液密に接合するオイルシー
ル16bが取り付けられている。また、出力軸1
3の後端部(図にて右端部)は図示していない補
助変速機の遊星歯車変速機構の入力軸として構成
されている。出力軸13の周りにはステーク軸1
7が設けられており、このステータ軸17はその
後端部(図にて右端部)にて車体より固定保持さ
れた外側ハウジング(図示せず)により支持され
ている。ステータ軸17上にはステータ11が一
方向クラツチ18を介して一方向に回転可能に装
着されている。なお、ポンプインペラ8を構成し
たポンプハウジング部9の後端部は、オイルポン
プ19の中空軸として構成されたポンプ駆動軸2
0に接続されており、その回転によつてオイルポ
ンプ19を駆動するようになつている。
ビンランナ10及びステータ11を含んでいる。
タービンランナー10はタービンデイスク12を
備え、このタービンデイスク12は軸線X−Xに
沿つて延びるトルクコンバータの出力軸13上に
スプライン14を介して装着されている。出力軸
13の前端部(図にて左端部)はハウジング端壁
部6に装着された後述するハブ21に対しオイル
シール16aを介して液密に接合しており、更に
ハブ21の外周に形成された円周溝には環状のピ
ストン15の内周面と液密に接合するオイルシー
ル16bが取り付けられている。また、出力軸1
3の後端部(図にて右端部)は図示していない補
助変速機の遊星歯車変速機構の入力軸として構成
されている。出力軸13の周りにはステーク軸1
7が設けられており、このステータ軸17はその
後端部(図にて右端部)にて車体より固定保持さ
れた外側ハウジング(図示せず)により支持され
ている。ステータ軸17上にはステータ11が一
方向クラツチ18を介して一方向に回転可能に装
着されている。なお、ポンプインペラ8を構成し
たポンプハウジング部9の後端部は、オイルポン
プ19の中空軸として構成されたポンプ駆動軸2
0に接続されており、その回転によつてオイルポ
ンプ19を駆動するようになつている。
さて、このように構成された流体式トルクコン
バータ7に於いて、エンジン出力軸1とトルクコ
ンバータの出力軸13間には、これら両者を選択
的かつ機械的に連結する直結クラツチ22が組み
込まれている。
バータ7に於いて、エンジン出力軸1とトルクコ
ンバータの出力軸13間には、これら両者を選択
的かつ機械的に連結する直結クラツチ22が組み
込まれている。
直結クラツチ22は、摩擦材23を介してハウ
ジング5の内面と摩擦係合する環状のピストン1
5、一枚の環状ハブ26、二枚の環状プレート2
7,28、複数個のダンパスプリング25、複数
個のリベツト31等から構成されている。
ジング5の内面と摩擦係合する環状のピストン1
5、一枚の環状ハブ26、二枚の環状プレート2
7,28、複数個のダンパスプリング25、複数
個のリベツト31等から構成されている。
前述のハブ21を介して出力軸13上に軸方向
へ移動可能に支承された環状のピストン15は、
ハウジング端壁部6の内径と一定の隙間を与える
外径を有すると共に、ハウジング端壁部6の内面
(摩擦面)に面する側に一定幅を持つた環状の摩
擦材23が接着にて固着されている。係るピスト
ン15によつてハウジング5と流体式トルクコン
バータ7の内側に郭定された空間は、ピストン1
5の一方の側(図にて左側)に位置する室Aと他
方の側(図にて右側)に位置する室Bとに分けら
れている。
へ移動可能に支承された環状のピストン15は、
ハウジング端壁部6の内径と一定の隙間を与える
外径を有すると共に、ハウジング端壁部6の内面
(摩擦面)に面する側に一定幅を持つた環状の摩
擦材23が接着にて固着されている。係るピスト
ン15によつてハウジング5と流体式トルクコン
バータ7の内側に郭定された空間は、ピストン1
5の一方の側(図にて左側)に位置する室Aと他
方の側(図にて右側)に位置する室Bとに分けら
れている。
トルクコンバータの出力軸側部材であるタービ
ンランナ10外周左方上方部(肩部)には、後述
するように、円周上に隔置して形成した複数個の
孔24にダンパスプリング(この実施例では圧縮
コイルスプリング)25を収容したハブ26が溶
接にて固着されている。このハブ26の両側は軸
方向に一定の空隙を設けて配置された二枚の環状
プレート27及び28が配設されており、両プレ
ート27,28にも上記ハブの孔24と対応する
複数個の孔29が形成されている。そして、ハブ
26と両プレート27,28とは互いに所定の角
度範囲にわたつて相対回転可能であり、これらハ
ブ26と両プレート27,28が互いに重なつた
円環状部にて整合した孔24及び29内に配置し
たダンパスプリング25を介して両者間(ハブ2
6と両プレート27,28間)の動力伝達がなさ
れるようになつている。
ンランナ10外周左方上方部(肩部)には、後述
するように、円周上に隔置して形成した複数個の
孔24にダンパスプリング(この実施例では圧縮
コイルスプリング)25を収容したハブ26が溶
接にて固着されている。このハブ26の両側は軸
方向に一定の空隙を設けて配置された二枚の環状
プレート27及び28が配設されており、両プレ
ート27,28にも上記ハブの孔24と対応する
複数個の孔29が形成されている。そして、ハブ
26と両プレート27,28とは互いに所定の角
度範囲にわたつて相対回転可能であり、これらハ
ブ26と両プレート27,28が互いに重なつた
円環状部にて整合した孔24及び29内に配置し
たダンパスプリング25を介して両者間(ハブ2
6と両プレート27,28間)の動力伝達がなさ
れるようになつている。
一方のプレート27はハブの後面側と摩擦係合
する摩擦面を有し、また、他方のプレート28は
ハブ26の前面側と摩擦係合する摩擦面を有し、
その内周縁部がピストン15の摩擦材23背面位
置に溶接されている。
する摩擦面を有し、また、他方のプレート28は
ハブ26の前面側と摩擦係合する摩擦面を有し、
その内周縁部がピストン15の摩擦材23背面位
置に溶接されている。
第2図は第1図の−線に沿つた要部断面図
である。
である。
この図に示されたように、ハブ26の同一円周
上には複数個の孔24が接線方向に形成されてお
り、その孔24の両端部は垂直であり、この孔2
4内にダンパスプリング25が接線方向に収容さ
れている。更に、ハブ26に於ける互いに隣接す
る孔24の間には後述するリベツト31が貫通す
る切り欠き溝30が複数個設けられている。この
切り欠き溝30は、リベツト31の径よりも十分
大きな周方向寸法と法線方向寸法を有する矩形の
溝である(勿論のことながら、切り欠き溝30は
周知の円弧状の孔としても良い)。そして、直結
クラツチ22が作動状態(直結状態)に於いて所
定のトルクに達すると、リベツト31が切り欠き
溝30の垂直壁に当接するようになつている。こ
の切り欠き溝30の半径方向内方に位置するハブ
36の両面には、摩擦材32及び33が接着され
て取り付けられている。
上には複数個の孔24が接線方向に形成されてお
り、その孔24の両端部は垂直であり、この孔2
4内にダンパスプリング25が接線方向に収容さ
れている。更に、ハブ26に於ける互いに隣接す
る孔24の間には後述するリベツト31が貫通す
る切り欠き溝30が複数個設けられている。この
切り欠き溝30は、リベツト31の径よりも十分
大きな周方向寸法と法線方向寸法を有する矩形の
溝である(勿論のことながら、切り欠き溝30は
周知の円弧状の孔としても良い)。そして、直結
クラツチ22が作動状態(直結状態)に於いて所
定のトルクに達すると、リベツト31が切り欠き
溝30の垂直壁に当接するようになつている。こ
の切り欠き溝30の半径方向内方に位置するハブ
36の両面には、摩擦材32及び33が接着され
て取り付けられている。
第3図は第2図の−線に沿つた要部断面図
である。
である。
この図に示されたように、ピストン15の外周
縁部と両プレート27,28とはこの配列にて複
数個のリベツト31でもつて一体的に締結されて
おり、ハブ26の両面に接着された摩擦材32,
33は両プレート27,28によつて強く押圧さ
れている。このように、両プレート27,28と
ハブ26の連結をダンパスプリング25のみの連
結でなく摩擦材32,33を介することにより、
ダンパスプリング25の特性にヒステリシスを与
えてダンピング作用を与えて、ピストン15とタ
ービンランナ10の動力伝達をスムーズにしてい
る。
縁部と両プレート27,28とはこの配列にて複
数個のリベツト31でもつて一体的に締結されて
おり、ハブ26の両面に接着された摩擦材32,
33は両プレート27,28によつて強く押圧さ
れている。このように、両プレート27,28と
ハブ26の連結をダンパスプリング25のみの連
結でなく摩擦材32,33を介することにより、
ダンパスプリング25の特性にヒステリシスを与
えてダンピング作用を与えて、ピストン15とタ
ービンランナ10の動力伝達をスムーズにしてい
る。
更に、第2図示されているように、前記ダンパ
スプリング25とリベツト31とは、ピストン1
5の摩擦係合面に近接した外周縁部の円周方向に
交互に設けられており、かつリベツト31はダン
パスプリング25の略回転領域内に配設されてい
る。
スプリング25とリベツト31とは、ピストン1
5の摩擦係合面に近接した外周縁部の円周方向に
交互に設けられており、かつリベツト31はダン
パスプリング25の略回転領域内に配設されてい
る。
そして、これら両プレート27,28、ハブ2
6、リベツト31及びダンパスプリング25は、
前記したハウジング5の内面とタービンランナ1
0の外周肩部にて形成された断面三角状の環状空
間C内に配設されている。
6、リベツト31及びダンパスプリング25は、
前記したハウジング5の内面とタービンランナ1
0の外周肩部にて形成された断面三角状の環状空
間C内に配設されている。
このような構成にて、通常は図示していない油
圧制御装置からステータ軸17と出力軸13との
間の油路34を通つて圧油が室Aに供給される
と、ピストン15がタービンランナ10側(第1
図の右方)に移動し、ハウジング5とピストン1
5を第1に示すように非係合とする。この結果、
エンジン出力軸1からの動力は流体式トルクコン
バータ7、すなわちハウジング5→ポンプインペ
ラ8→タービンランナ10→タービンデイスク1
2→出力軸13を介して補助変速機に伝達され
る。
圧制御装置からステータ軸17と出力軸13との
間の油路34を通つて圧油が室Aに供給される
と、ピストン15がタービンランナ10側(第1
図の右方)に移動し、ハウジング5とピストン1
5を第1に示すように非係合とする。この結果、
エンジン出力軸1からの動力は流体式トルクコン
バータ7、すなわちハウジング5→ポンプインペ
ラ8→タービンランナ10→タービンデイスク1
2→出力軸13を介して補助変速機に伝達され
る。
また、油圧制御装置からステータ軸17とポン
プインペラ19を駆動するポンプ駆動軸20の間
を通つて圧油が室Bに供給されると、タービンラ
ンナ10のハウジング5側(第1図の左方向)へ
の変形、及び室Aと室Bに於ける圧力左による力
により、ピストン15が左方向に移動し、ピスト
ン15の摩擦材23がハウジング端壁部6の内面
に摩擦係合する。こQの結果、エンジン出力軸1
からの動力は流体式トルクコンバータ7を介する
ことなく直結クラツチ22、すなわちハウジング
5→摩擦材23→ピストン15→両プレート2
7,28→ダンパスプリング25→ハブ26→タ
ービンランナ10→タービンデイスク12を介し
て出力軸13へ機械的に伝達されるようになつて
いる。なお、この時、室A内に供給されていた油
は油路34を通つて排出されるようになつてい
る。
プインペラ19を駆動するポンプ駆動軸20の間
を通つて圧油が室Bに供給されると、タービンラ
ンナ10のハウジング5側(第1図の左方向)へ
の変形、及び室Aと室Bに於ける圧力左による力
により、ピストン15が左方向に移動し、ピスト
ン15の摩擦材23がハウジング端壁部6の内面
に摩擦係合する。こQの結果、エンジン出力軸1
からの動力は流体式トルクコンバータ7を介する
ことなく直結クラツチ22、すなわちハウジング
5→摩擦材23→ピストン15→両プレート2
7,28→ダンパスプリング25→ハブ26→タ
ービンランナ10→タービンデイスク12を介し
て出力軸13へ機械的に伝達されるようになつて
いる。なお、この時、室A内に供給されていた油
は油路34を通つて排出されるようになつてい
る。
このように本発明は、直結クラツチ付流体式ト
ルクコンバータに於いて、二枚の環状プレート2
7,28と一枚の環状ハブ26間で作用する複数
個のダンパスプリング25と、両プレート27,
28を互いに一体的に締結する複数個のリベツト
31とを、ピストンの摩擦係合面に近接した外周
縁部の円周方向に交互に設けると共に、リベツト
31をダンパスプリング2の略回転領域内に配設
したことにより、直結クラツチ22の作動(直
結)状態に於いては、リベツト31を介して両プ
レート27,28間に相互に作用する力と、ダン
パスプリング25を介して両プレート27,28
に作用する力とが、略同一円周上にて互いに平衡
する。
ルクコンバータに於いて、二枚の環状プレート2
7,28と一枚の環状ハブ26間で作用する複数
個のダンパスプリング25と、両プレート27,
28を互いに一体的に締結する複数個のリベツト
31とを、ピストンの摩擦係合面に近接した外周
縁部の円周方向に交互に設けると共に、リベツト
31をダンパスプリング2の略回転領域内に配設
したことにより、直結クラツチ22の作動(直
結)状態に於いては、リベツト31を介して両プ
レート27,28間に相互に作用する力と、ダン
パスプリング25を介して両プレート27,28
に作用する力とが、略同一円周上にて互いに平衡
する。
従つて、両プレート27,28の不整歪の発生
を回避ことができる。
を回避ことができる。
また、摩擦材23を介してピストン15に作用
する力とダンパスプリング25及びリベツト31
を介して両プレート27,28及びハブ26に作
用する力とが、略同一円周上にて互いに平衡する
結果、直結クラツチ22の剛性、耐久性上有利で
ある。
する力とダンパスプリング25及びリベツト31
を介して両プレート27,28及びハブ26に作
用する力とが、略同一円周上にて互いに平衡する
結果、直結クラツチ22の剛性、耐久性上有利で
ある。
更に、直結クラツチ22の主要構成部材である
両プレート27,28、ハブ26、リベツト31
及びダンパスプリング25を、流体式トルクコン
バータ7の入力部材であるハウジング5の内面と
タービンランナ10の外周肩部にて形成された断
面略三角状の環状空間(デツドスペース)Cを利
用してこの環状空間C内に直結クラツチ22を配
設したので、軸方向寸法を余り長くすることな
く、コンパクトに設計することができる。
両プレート27,28、ハブ26、リベツト31
及びダンパスプリング25を、流体式トルクコン
バータ7の入力部材であるハウジング5の内面と
タービンランナ10の外周肩部にて形成された断
面略三角状の環状空間(デツドスペース)Cを利
用してこの環状空間C内に直結クラツチ22を配
設したので、軸方向寸法を余り長くすることな
く、コンパクトに設計することができる。
特に、大きな軸方向寸法をとるリベツト31を
外周縁部の円周方向にダンパスプリング25と交
互に、かつダンパスプリング25の略回転領域内
に配設したので、リベツト31による軸方向寸法
の増大を最小に抑えることができる。
外周縁部の円周方向にダンパスプリング25と交
互に、かつダンパスプリング25の略回転領域内
に配設したので、リベツト31による軸方向寸法
の増大を最小に抑えることができる。
また、リベツト31の取付け半径を大きくでき
るので、直結クラツチの剛性、耐久性上有利であ
ると共に、リベツト31の本数を少なくすること
もできる。
るので、直結クラツチの剛性、耐久性上有利であ
ると共に、リベツト31の本数を少なくすること
もできる。
以上のように本発明によれば、流体式トルクコ
ンバータの軸方向寸法を余り増大させることな
く、環状プレートの不整歪の発生を防止すること
ができる。
ンバータの軸方向寸法を余り増大させることな
く、環状プレートの不整歪の発生を防止すること
ができる。
また、直結クラツチの剛性、耐久性を向上する
こともできる。
こともできる。
第1図は本発明の一つの実施例に係る直結クラ
ツチ付流体式トルクコンバータの上半を示す縦断
面図である。第2図は第1図の−線に沿つた
要部断面図である。第3図は第2図の−に沿
つた要部断面図である。 符号の説明1……エンジン出力軸、5……ハウ
ジング、6……ハウジング端壁部、7……流体式
トルクコンバータ、8……ポンプインペラ、10
……タービンランナ、11……ステータ、13…
…トルクコンバータの出力軸、15……環状のピ
ストン、18……一方向クラツチ、22……直結
クラツチ、23……摩擦材、24……ハブの孔、
25……ダンパスプリング(圧縮コイルスプリン
グ)、26……環状ハブ、27,28……環状プ
レート、29……環状プレートの孔、30……切
り欠き溝、31……リベツト、32,33……ハ
ブの摩擦材。
ツチ付流体式トルクコンバータの上半を示す縦断
面図である。第2図は第1図の−線に沿つた
要部断面図である。第3図は第2図の−に沿
つた要部断面図である。 符号の説明1……エンジン出力軸、5……ハウ
ジング、6……ハウジング端壁部、7……流体式
トルクコンバータ、8……ポンプインペラ、10
……タービンランナ、11……ステータ、13…
…トルクコンバータの出力軸、15……環状のピ
ストン、18……一方向クラツチ、22……直結
クラツチ、23……摩擦材、24……ハブの孔、
25……ダンパスプリング(圧縮コイルスプリン
グ)、26……環状ハブ、27,28……環状プ
レート、29……環状プレートの孔、30……切
り欠き溝、31……リベツト、32,33……ハ
ブの摩擦材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エンジン出力軸とポンプインペラを連結する
ための入力部材であるハウジングと、該ポンプイ
ンペラと流体力学的に連結して動力をトルクコン
バータの出力軸へ伝達するタービンランナと、該
タービンランナからポンプインペラへ流体を環流
するステータ、及びステータの回転方向を一方向
に限定するための一方向クラツチから成る流体止
トルクコンバータと、前記エンジン出力軸と前記
トルクコンバータの出力軸間に組み込まれこれら
両者を選択的かつ機械的に結合する直結クラツチ
を有する直結クラツチ付流体式トルクコンバータ
に於いて、 前記直結クラツチはトルクコンバータの出力軸
上に支承されかつ前記ハウジングとタービンラン
ナの間に配置されて該ハウジングの内面と摩擦材
を介して摩擦係合する環状のピストンと、該ピス
トンと前記トルクコンバータの出力軸間の回転動
力伝達経路の途中に互いに軸方向に隔隔置されか
つ互いに回筒転方向に対し連結された二枚の環状
プレートと、両プレート間に配置されかつ両プレ
ートに対し相対回転可能な環状のハブと、これら
両プレートとハブが互いに重なる円環状部に円周
に沿つて隔置して形成された複数個の孔内に配置
されこれら両プレートとハブ間で作用する複数個
のダンパスプリングと、前記両プレートを互いに
一体的に締結する複数個のリベツトとを有し、前
記ダンパスプリングとリベツトとは前記ピストン
の摩擦係合面に近接した外周縁部の円周方向に交
互に設けられると共に、前記リベツトは前記ダン
パスプリングの略回転領域内に配設されており、
これら両プレート、ハブ、リベツト及びダンパス
プリングは前記ハウジングの内面とタービンラン
ナの外周肩部にて形成された断面略三角状の還状
空間内に配設されていることを特徴とする直結ク
ラツチ付流体式トルクコンバータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5082078A JPS54142457A (en) | 1978-04-28 | 1978-04-28 | Fluid type torque convertor with direct clutch |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5082078A JPS54142457A (en) | 1978-04-28 | 1978-04-28 | Fluid type torque convertor with direct clutch |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54142457A JPS54142457A (en) | 1979-11-06 |
JPS6114383B2 true JPS6114383B2 (ja) | 1986-04-18 |
Family
ID=12869390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5082078A Granted JPS54142457A (en) | 1978-04-28 | 1978-04-28 | Fluid type torque convertor with direct clutch |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS54142457A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02218389A (ja) * | 1989-02-20 | 1990-08-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 針位置検出器 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59140961A (ja) * | 1983-02-01 | 1984-08-13 | Daikin Mfg Co Ltd | 入力分離型トルクコンバ−タ |
-
1978
- 1978-04-28 JP JP5082078A patent/JPS54142457A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02218389A (ja) * | 1989-02-20 | 1990-08-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 針位置検出器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54142457A (en) | 1979-11-06 |
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