JP2557778Y2 - トルクコンバータ用ロックアップ装置 - Google Patents

トルクコンバータ用ロックアップ装置

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JP2557778Y2 JP1992062613U JP6261392U JP2557778Y2 JP 2557778 Y2 JP2557778 Y2 JP 2557778Y2 JP 1992062613 U JP1992062613 U JP 1992062613U JP 6261392 U JP6261392 U JP 6261392U JP 2557778 Y2 JP2557778 Y2 JP 2557778Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、トルクコンバータ用ロ
ックアップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】トルクコンバータは、3種の羽根車(イ
ンペラー,タービン,ステータ)からなるトーラス部を
有し、内部の作動油により動力を伝達する装置である。
インペラーは、入力側回転体に連結されるフロントカバ
ーに固定されている。インペラーから流れ込む作動油に
より駆動されるタービンは、出力側部材に連結されてい
る。
【0003】トルクコンバータの内部において、タービ
ンとフロントカバーとの間にロックアップ装置が配置さ
れたものがある。ロックアップ装置は、フロントカバー
から出力側部材に回転力を直接伝達するためのものであ
る。このようなロックアップ装置は、一般に、タービン
シェル等の出力側の部材に連結されたピストンを備えて
いる。ピストンの側面には摩擦部材が固定されており、
この摩擦部材がフロントカバーの摩擦面に当接すると、
フロントカバーの回転力は機械的に出力側部材に伝達さ
れる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前記従来例の場合、ロ
ックアップ装置の摩擦面は一面のみであり、エンジント
ルクが増大した場合、ロックアップ装置のトルク伝達容
量が不足する場合がある。ロックアップ装置のトルク伝
達容量を大きくするためには、ピストンとフロントカバ
ーの摩擦面の面積を増やすことが考えられるが、この場
合にはフロントカバーの外径を大きくする必要があり、
トルクコンバータが径方向に大型化してしまう。
【0005】また、ロックアップ装置に多板クラッチを
採用してトルク伝達容量を増やすことも行われている。
しかし、多板クラッチは、ピストンとフロントカバーと
の間に少なくとも2枚以上のプレートを配置しなければ
ならず、トルクコンバータが軸方向に大型化してしま
う。本考案の目的は、装置を大型化することなく、ロッ
クアップ装置のトルク伝達容量を増大することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のトルク
コンバータ用ロックアップ装置は、入力側回転体に連結
されるフロントカバーと、フロントカバーに固定され
もに作動油が充填された作動油室を形成するインペラー
と、インペラーと対向して設けられ出力側部材に連結さ
れるタービンとを備えたトルクコンバータに用いられ
フロントカバーとタービンとの間の作動油が充填された
空間に配置されたている。このロックアップ装置は、プ
レート部材と、ピストンとを備えている。前記プレート
部材は、タービンとフロントカバーの内壁との間に配置
され、タービンに連結され、フロントカバー内壁に接触
可能である。前記ピストンは、フロントカバーに対して
相対回転不能に連結され、プレート部材をフロントカバ
ー内壁に圧接するためのものである。請求項2に記載の
トルクコンバータ用ロックアップ装置では、請求項1に
おいて、ピストンは円板状の部材でフロントカバー内壁
側と前記タービン側とに空間を分割している。ピストン
には、ロックアップ装置が連結解除しているときに作動
油がフロントカバー内壁側からタービン側に移動可能な
作動油通過部を有している。 請求項3に記載のトルクコ
ンバータ用ロックアップ装置では、請求項2において、
フロントカバーとピストン外周縁には相対回転不能に軸
方向に相対移動可能に係合する複数の突起が形成されて
いる。複数の突起係合部分には、ピストンを前記フロン
トカバーに対して半径方向に移動可能にしさらに作動油
通過部を構成する隙間が確保されている。ピストンの内
周部はタービンに相対回転及び軸方向相対移動可能に支
持され、半径方向位置決めされている。
【0007】
【作用】請求項1に記載のトルクコンバータ用ロックア
ップ装置では、プレート部材がピストンによってフロン
トカバー内壁に圧接されると、フロントカバーのトルク
がプレート部材を介して出力側部材に伝達される。この
とき、フロントカバーの内壁及びプレート部材間の摩擦
面と、プレート部材及びピストン間の摩擦面との2面が
摩擦係合しており、摩擦係合面が1面の従来のロックア
ップ装置に比べてトルク伝達容量が増加している。
【0008】しかもこのロックアップ装置では、ピスト
ンとフロントカバーとの間に単一のプレート部材を設け
るのみでトルク伝達容量を増大できるので、装置が径方
向及び軸方向に大型化することはない。請求項2に記載
のトルクコンバータ用ロックアップ装置では、作動油
は、ロックアップ装置が連結解除しているときにピスト
ンに形成された作動油通過部を通って、フロントカバー
内壁側からタービン側に移動する。 請求項3に記載のト
ルクコンバータ用ロックアップ装置では、ピストンの複
数の突起とフロントカバーの複数の突起との間に流体通
過部を設けて作動油を流通させるようになっているた
め、ピストンは外周部で半径方向の位置決めが困難であ
る。そこで、ピストンの内周部をタービンに支持させて
半径方向の位置決めを行っている。このため、外周係合
部に充分な隙間を設けながら確実な半径方向位置決め
(心出し)が行える。
【0009】
【実施例】図1は、本考案の一実施例が採用されたトル
クコンバータ1を示している。図において、O−Oがト
ルクコンバータ1の回転中心線である。トルクコンバー
タ1は、主に、トーラス部2とロックアップ装置3とか
ら構成されている。図示しないエンジン側に連結可能な
フロントカバー4は、半径方向外側に円筒状突起4aを
有しており、この突起4aにインペラー5のインペラー
シェル5aが固定されている。フロントカバー4とイン
ペラーシェル5aは、内部に作動油が充填された作動油
室を形成している。
【0010】トーラス部2は、インペラー5と、タービ
ン6と、ステータ7とから主に構成されている。インペ
ラー5のインペラーシェル5aの内部には、複数のイン
ペラーブレード5bが固定されている。インペラーシェ
ル5aは、その内周端部がインペラーハブ5cに固定さ
れている。インペラー5と対向する位置には、タービン
6が配置されている。タービン6は、タービンシェル6
aとタービンシェル6aに固定された複数のタービンブ
レード6bとにより構成されている。タービンシェル6
aの内周端部は、タービンハブ8の外周部に溶接により
固定されている。タービンハブ8は、内周部にトランス
ミッションの入力軸(図示せず)と係合するスプライン
8bを有している。インペラー5の内周部とタービン6
の内周部との間には、ステータ7が配置されている。ス
テータ7は、タービン6からインペラー5へと戻される
作動油の方向を調整するものであり、円環状のステータ
キャリア7aと、ステータキャリア7aの外周面に設け
られた複数のステータブレード7bとから構成されてい
る。ステータキャリア7aは、ワンウエイクラッチ機構
を介してインナーレース9に連結されている。インナー
レース9は、ハウジング側(図右側)から延びる固定軸
(図示せず)に連結される。
【0011】ロックアップ装置3は、フロントカバー4
とタービン6のタービンシェル6aとの間に配置されて
いる。図2に詳細に示したロックアップ装置3は、円板
状のピストン10と、ダンパーディスク11とから主に
構成されている。ピストン10はその半径方向外周端
に、フロントカバー1の円筒状突起4aの内周面に円周
方向等間隔かつ中心線O−Oと平行に設けられた複数の
係合突起12に係合するスプライン部10aを有してい
る。この係合により、ピストン10は、フロントカバー
4と一体回転し、かつ軸方向に移動自在となっている。
係合突起12のタービン6側には、ワイヤリング13が
取り付けられており、このワイヤリング13によりピス
トン10がタービンシェル6a側に移動するのが規制さ
れている。なお、ピストン10のスプライン部10aの
溝は係合突起12aの径方向高さより深く形成されてお
り、その隙間を作動油が容易に通過できるようになって
いる。
【0012】ピストン10の半径方向内周端には、筒部
材14が溶接により固定されている。筒部材14は、ブ
ッシュ15を介してタービンハブ8の外周面8aに回転
可能にかつ軸方向移動自在に支持されている。このよう
な構成により、ピストン10は、その半径方向内周端に
おいて半径方向の位置決めがなされている。ダンパーデ
ィスク11は、弾性連結部16とプレート17とから主
に構成されている。弾性連結部16は、円板状のドライ
ブプレート18と、ドライブプレート18の両側に設け
られた1対のドリブンプレート19a,19bと、ドラ
イブプレート18とドリブンプレート19a,19bと
を回転方向に弾性的に連結するコイルスプリング20
と、ドライブプレート18の半径方向外周端に溶接によ
り固定され、外周部にスプライン21aが形成された環
状部材21とから構成されている。ドライブプレート1
8は、円周方向に延びる複数の窓孔18aを有してお
り、その窓孔18a内にコイルスプリング20が配置さ
れている。ドリブンプレート19a,19bには、コイ
ルスプリング20を軸方向に保持しかつその円周方向両
端に当接する切り起こし部が形成されている。ドリブン
プレート19a,19bは、半径方向外周端では複数の
リベット22aにより互いに連結されており、半径方向
内周端は複数のリベット22bによりタービンハブ8に
連結されている。ドライブプレート18のリベット22
aに対応する位置には円周方向に延びる孔が設けられて
おり、ドライブプレート18とドリブンプレート19
a,19bとの相対回転が許容されている。
【0013】プレート17は環状に形成されており、そ
の内周部は、一部を残して軸方向に偏倚している。偏倚
した部分には、スプラインが形成されており、環状部材
21のスプライン21aに係合している。このためプレ
ート17は、環状部材21に対して一体回転しかつ軸方
向に移動自在である。また、プレート17の内周部にお
ける偏倚していない部分25は、環状部材21の側面に
当接可能であり、プレート17のピストン10側への移
動を規制する規制部25となっている。
【0014】プレート17の外周部両面には、摩擦部材
23,24が固着されている。フライホイール4のプレ
ート17と対向する内壁には摩擦面4bが形成されてい
る。次に、上述の実施例の動作について説明する。図示
しないエンジンが回転すると、トルクがフロントカバー
4に入力される。すると、フロントカバー4とともにイ
ンペラー5が回転する。この回転力は、作動油を介して
タービン6に伝達される。タービン6からインペラー5
へと戻る作動油の流れはステータ7により調整される。
そして、タービン6の回転はタービンハブ8を介してト
ランスミッションの入力軸(図示せず)に伝達される。
トーラス部2によりトルクが伝達されるこの領域では、
図示しない油圧制御装置により、作動油がフロントカバ
ー4とダンパーディスク11との間の空間を半径方向内
側から外側へと供給される。作動油は、ピストン10の
スプライン部10aの隙間からトーラス部2側に流れ、
インペラー5の出口及びタービン6の入口部分からトー
ラス部2の内部に流れ込み、トーラス部2内で巡回す
る。トーラス部2内の作動油は、ステータキャリア7a
とタービンハブ8との隙間から外部の油路に流出する。
【0015】ロックアップ時には、前記作動油の供給及
び排出の方向が図示しない油圧制御装置により切り換え
られる。すなわち、ステータキャリア7aとタービンハ
ブ8との隙間から作動油がトーラス部2内に供給され、
ダンパーディスク11とフロントカバー4との間の空間
の作動油が排出される。この結果、ピストン10とフロ
ントカバー4との間の空間の作動油がドレンされること
になり、ピストン10がフロントカバー4側に移動し、
プレート17をフロントカバー4の摩擦面4bに対して
圧接する。このとき、プレート17の両面が摩擦係合面
となっているために、摩擦係合面が1面のロックアップ
装置に比べて伝達トルクが増大する。
【0016】プレート17に伝達されたトルクは、ドラ
イブプレート18に伝えられ、さらにコイルスプリング
20を介してドリブンプレート19a,19bに、さら
にはタービンハブ8に伝達される。クラッチ連結時のシ
ョック及び捩じり振動等は、コイルスプリング20によ
り緩和される。ロックアップ解除時には、前述したよう
に、作動油がフライホイール4とダンパーディスク11
の間の空間を半径方向内側から外側に向かって流れる。
この作動油の流れによって、ピストン10とプレート1
7がタービン6側に移動して、ロックアップが解除され
る。ピストン10は半径方向外周端でワイヤリング13
に当接し、それ以上移動しないために、タービン6との
接触が防止されている。また、プレート17は、規制部
25が環状部材21の側面に当接するために、ピストン
10側に移動するのが規制される。そのため、ピストン
10とプレート17との間には所定の隙間が確保され、
ドラッグトルクが生じにくくなっている。
【0017】また、この実施側ではピストン10の外周
部に隙間を設けて作動油を流通させるようになっている
ため、外周部の係合部では半径方向の位置決めが困難で
ある。そこで、ピストン10の内周端部をブッシュ15
を介してタービンハブ8に支持させて半径方向の位置決
めを行っている。このため、外周係合部に充分な隙間を
設けながら確実な位置決め(心出し)が行え、ピストン
10を軸方向にスムースに移動させることができる。
【0018】
【考案の効果】本考案に係るトルクコンバータ用ロック
アップ装置では、フロントカバーの内壁及びプレート部
間の摩擦面と、プレート部及びピストン間の摩擦面との
2面が摩擦係合するため、摩擦係合面が1面のロックア
ップ装置に比べてトルク伝達容量が増加している。
【0019】このロックアップ装置では、装置を大型化
することなくトルク伝達容量を増加させることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例が採用されたトルクコンバー
タの縦断面部分図。
【図2】そのロックアップ装置の縦断面部分図。
【符号の説明】
1 トルクコンバータ 3 ロックアップ装置 4 フロントカバー 4b 摩擦面 5 インペラー 6 タービン 10 ピストン 11 ダンパーディスク 17 プレート

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力側回転体に連結されるフロントカバー
    と、前記フロントカバーに固定されともに作動油が充填
    された作動油室を形成するインペラーと、前記インペラ
    ーと対向して設けられた出力側部材に連結されるタービ
    ンとを備えたトルクコンバータに用いられ、前記フロン
    トカバーと前記タービンとの間の作動油が充填された空
    間に配置されたロックアップ装置であって、 前記タービンと前記フロントカバーとの内壁の間に配置
    され、前記タービンに連結され、前記フロントカバー内
    壁に接触可能なプレート部材と、 前記フロントカバーに対して相対回転不能に連結され、
    前記プレート部材を前記フロントカバー内壁に圧接する
    ためのピストンと、 を備えたトルクコンバータ用ロックアップ装置。
  2. 【請求項2】前記ピストンは円板状の部材で前記フロン
    トカバー内壁側と前記タービン側とに前記空間を分割し
    ており、 前記ピストンには前記ロックアップ装置が連結解除して
    いるときに前記作動油が前記フロントカバー内壁側から
    前記タービン側に移動可能な作動油通過部を有してい
    る、請求項1に記載のトルクコンバータ用ロックアップ
    装置。
  3. 【請求項3】前記フロントカバーと前記ピストン外周縁
    には相対回転不能に軸方向に相対移動可能に係合する複
    数の突起が形成されており、 前記複数の突起係合部分には、前記ピストンを前記フロ
    ントカバーに対して半径方向に移動可能にしさらに前記
    作動油通過部を構成する隙間が確保されており、 前記ピストンの内周部は前記タービンに相対回転及び軸
    方向相対移動可能に支持され、半径方向位置決めされて
    いる、請求項2に記載のトルクコンバータ用ロックアッ
    プ装置。
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