JPH0589727U - 立体駐車装置のパレット昇降装置におけるシ−ブ取付構造 - Google Patents
立体駐車装置のパレット昇降装置におけるシ−ブ取付構造Info
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- JPH0589727U JPH0589727U JP2978192U JP2978192U JPH0589727U JP H0589727 U JPH0589727 U JP H0589727U JP 2978192 U JP2978192 U JP 2978192U JP 2978192 U JP2978192 U JP 2978192U JP H0589727 U JPH0589727 U JP H0589727U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】シ−ブの送り出し方向とドラムの受け入れ方向
とが異なる立体駐車装置において、シ−ブやドラムから
ワイヤロ−プが飛び出すのを防止するシ−ブの取付構造
を提供する。 【構成】シ−ブ23を傾斜したシャフト30に軸支し、
シ−ブ23の受け入れ方向をワイヤロ−プ17に一致さ
せ、シ−ブ23の送り出し方向をドラム18の巻き取り
方向に一致させる。
とが異なる立体駐車装置において、シ−ブやドラムから
ワイヤロ−プが飛び出すのを防止するシ−ブの取付構造
を提供する。 【構成】シ−ブ23を傾斜したシャフト30に軸支し、
シ−ブ23の受け入れ方向をワイヤロ−プ17に一致さ
せ、シ−ブ23の送り出し方向をドラム18の巻き取り
方向に一致させる。
Description
【0001】
本考案は立体駐車装置のパレツト昇降装置において、一対の昇降チェ−ンに接 続した単一のワイヤロ−プを掛け渡すシ−ブの取付構造に関するものである。
【0002】
パレットに取付けた一対の昇降チェ−ンは吊持体に取付けた一対の支持スプロ ケットと一対の駆動スプロケットとに掛け渡してあり、一対の駆動スプロケット は単一のトルクシャフトに取付けてあるので、一対の駆動スプロケットは左右に 一定の間隔をあけて取付けられており、これにともなって一対の支持スプロケッ トや一対の昇降チェ−ンも左右に一定の間隔をあけて取付けられている。
【0003】 また一対の昇降チェ−ンの先端には単一のワイヤロ−プが取付けられているが 、一対の昇降チェ−ンを均一に引っ張るために単一のワイヤロ−プを一対の昇降 チェ−ン間の中間位置に取付けている。 そして図8に示すように単一のワイヤロ−プ03は吊持体01の前端に設けた シ−ブ06により後方より受け入れられて反転させられ後方へ送り出されて、吊 持体01の前部に設けた支持スプロケット04と同軸に回転するドラム05に巻 き取られる。
【0004】 このためシ−ブ06は一対の昇降チェ−ン02間の中間位置にあり、一方ドラ ム05は一対の昇降チェ−ン02の内の1本を掛け渡す前部の支持スプロケット 04と同軸に回転するように取付けているので、ドラム05はシ−ブ06の中心 より支持スプロケット04と反対側にずれている。
【0005】
前記構造のため、シ−ブの送り出し方向とドラムの受け入れ方向とが一致せず 、ずれているので、シ−ブで反転中のワイヤロ−プにはシ−ブの溝より飛び出す 力が作用し、ワイヤロ−プがシ−ブよりはずれることがあり、またドラムでのワ イヤロ−プの巻き取りも支持スプロケット側に片寄って巻き取られ、ワイヤロ− プがドラムの溝より飛び出すことがあった。
【0006】 そこで本考案の目的は、シ−ブの送り出し方向とドラムの受け入れ方向とを一 致させ、シ−ブやドラムからのワイヤロ−プの飛び出しをなくすシ−ブの取付構 造を提供することにある。
【0007】
上記目的を達成するため本考案は、パレットの前後部に取付けた一対の昇降チ ェ−ンを吊持体の前後部に取付けた一対の支持スプロケットと、吊持体の一端に 取付けた一対の駆動スプロケットとに順次掛け渡してパレットを昇降させ、前記 一対の昇降チェ−ンを単一のワイヤロ−プに接続し、このワイヤロ−プは吊持体 の他端に取付けたシ−ブに掛け渡された後、支持スプロケットと同軸で回転する ドラムに巻き取らせて駆動スプロケットより送り出された一対の昇降チェ−ンに 一定の張りを与えるようにした立体駐車装置のパレット昇降装置において、前記 シ−ブを傾斜したシャフトに軸支し、シ−ブの受け入れ方向を単一のワイヤロ− プに一致させ、シ−ブの送り出し方向をドラムの巻き取り方向に一致させること を特徴とする。
【0008】
パレットを上昇させる場合、駆動スプロケットを正転させる。 するとパレットを吊り下げている吊持体に取付けた支持スプロケットおよび駆 動スプロケットに掛け渡された一対の昇降チェ−ンが引き上げられて、パレット は上昇する。
【0009】 一対の昇降チェ−ンの先端に接続した単一のワイヤロ−プはシ−ブで反転され 、支持スプロケットと同軸で回転するドラムに巻き取られる。 このときシ−ブを傾斜させてシ−ブの送り出し方向とドラムの巻き取り方向と を一致させてあるので、ワイヤロ−プはシ−ブやドラムより飛び出すことはない 。
【0010】 次にパレットを下降させる場合は、前記した上昇させる場合とは逆である。
【0011】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は2段2列式の立体駐車装置1を示すもので、この駐車装置1は下段2と 、上段3と、1列目4と、2列目5からなる各区画にそれぞれ駐車できるように なっている。
【0012】 前記駐車装置1は支柱6と上段フレ−ム7とで構成されている。 前記下段2には横行パレット8が横行可能に設けられ、上段フレ−ム7には矩 形状の吊持体9が固着され、この吊持体9には昇降チェ−ン10にて吊設された 昇降パレット11が昇降可能に設けられている。 1列目4の下段2の区画には昇降パレット11が昇降するために横行パレット 8をなくし空間を確保している。
【0013】 図2は昇降パレット11を昇降させる一対の昇降チェ−ン10の掛け方を示し たもので昇降パレット11の前後に離隔した吊持位置12に一対の昇降チェ−ン 10が取付けられている。 一方、吊持体9の前後部には昇降パレット11の吊持位置12からまっすぐた ち上がってくる一対の昇降チェ−ン10を水平な後方へ変向させるための一対の 支持スプロケット13a、13bが取付部材14a、14bを介して取付られて いる。
【0014】 前記前部の支持スプロケット13aは図6に示すように軸15に対して回転す る回転ボス16の外周に取付けられ、後述するワイヤロ−プ17を巻き取るドラ ム18も一体化され、支持スプロケット13aとドラム18は昇降チェ−ン10 の移行に伴なってともに回転するようになっている。 また吊持体9の後端にはモ−タ19と、このモ−タ19によって駆動されるト ルクシャフト20を介して、一対の昇降チェ−ン10を前方に反転させる一対の 駆動スプロケット21とが設けられている。
【0015】 吊持体9の前端には取付部材22間に架設したシャフト30に回転自在にシ− ブ23が設けられ、このシ−ブ23は図5に示すようにシ−ブ23の溝23aの 上端を取付部材22間の中間に位置させ、下端を前方より見て左側に移動させて 傾斜させてあり、図4に示すようにシ−ブ23の送り出し方向と前記ドラム18 の巻き取り方向とを一致させてある。
【0016】 前記一対の昇降チェ−ン10の先端は図7に示すように接続部材24によって 単一のワイヤロ−プ17に接続されている。 前記接続部材24は一端を昇降チェ−ン10のピン25に回動自在に設けられ 、他端をワイヤロ−プ17に接続するボルト26を取付ける一対の連結プレ−ト 27と、昇降チェ−ン10側のカラ−28と、ワイヤロ−プ17側のカラ−29 とより構成されている。
【0017】 前記ワイヤロ−プ17はシ−ブ23により後方に反転させられ、ドラム18に 巻き取られる。 本考案は前記の如き構成で次に作用について説明する。 下段2に下降している1列目4の昇降パレット11を上昇させる場合、モ−タ 19を駆動するとトルクシャフト20を介して一対の駆動スプロケット21が正 転する。
【0018】 すると昇降パレット10を吊り下げている吊持体9の前後部に取付けた一対の 支持スプロケット13a、13bおよび一対の駆動スプロケット21に掛け渡さ れた一対の昇降チェ−ン10が引き上げられて、昇降パレット11は上昇する。 一対の昇降チェ−ン10の先端に接続部材24を介して接続された単一のワイ ヤロ−プ17はシ−ブ23で後方に反転され、支持スプロケット13aと同軸1 5で回転するドラム18に巻き取られる。
【0019】 このときシ−ブ23を傾斜させてシ−ブ23の送り出し方向とドラム18の巻 き取り方向とを一致させてあるので、ワイヤロ−プ17はシ−ブ23やドラム1 8より飛び出すことはない。 次に昇降パレット11を下降させる場合は、前記した上昇させる場合とは逆で ある。
【0020】
以上の如く本考案は、ワイヤロ−プを反転させるシ−ブを傾斜させ、シ−ブの 送り出し方向とドラムの巻き取り方向とを一致させてあるので、ワイヤロ−プは シ−ブやドラムから飛び出すことはない。
【図1】立体駐車装置の全体図である。
【図2】昇降パレットの昇降チェ−ンの掛け方の詳細図
である。
である。
【図3】図2におけるシ−ブの拡大図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】図3のA矢視図である。
【図6】支持スプロケットとドラムの断面図である。
【図7】昇降チェ−ンとワイヤロ−プとを接続する接続
部材の平面図である。
部材の平面図である。
【図8】従来のシ−ブとドラムの関係を示す平面図であ
る。
る。
1 立体駐車装置 9 吊持体 10 昇降チェ−ン 11 昇降パレット(パレット) 13 支持スプロケット 17 ワイヤロ−プ 18 ドラム 21 駆動スプロケット 23 シ−ブ 30 シャフト
Claims (1)
- 【請求項1】 パレットの前後部に取付けた一対の昇降
チェ−ンを吊持体の前後部に取付けた一対の支持スプロ
ケットと、吊持体の一端に取付けた一対の駆動スプロケ
ットとに順次掛け渡してパレットを昇降させ、前記一対
の昇降チェ−ンを単一のワイヤロ−プに接続し、このワ
イヤロ−プは吊持体の他端に取付けたシ−ブに掛け渡さ
れた後、支持スプロケットと同軸で回転するドラムに巻
き取らせて駆動スプロケットより送り出された一対の昇
降チェ−ンに一定の張りを与えるようにした立体駐車装
置のパレット昇降装置において、前記シ−ブを傾斜した
シャフトに軸支し、シ−ブの受け入れ方向を単一のワイ
ヤロ−プに一致させ、シ−ブの送り出し方向をドラムの
巻き取り方向に一致させてなる立体駐車装置のパレツト
昇降装置におけるシ−ブ取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2978192U JP2540927Y2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 立体駐車装置のパレット昇降装置におけるシ−ブ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2978192U JP2540927Y2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 立体駐車装置のパレット昇降装置におけるシ−ブ取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0589727U true JPH0589727U (ja) | 1993-12-07 |
JP2540927Y2 JP2540927Y2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=12285561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2978192U Expired - Lifetime JP2540927Y2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 立体駐車装置のパレット昇降装置におけるシ−ブ取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2540927Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-05-08 JP JP2978192U patent/JP2540927Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2540927Y2 (ja) | 1997-07-09 |
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