JPH0537888U - ローヘツド形ホイスト - Google Patents

ローヘツド形ホイスト

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Publication number
JPH0537888U
JPH0537888U JP8784291U JP8784291U JPH0537888U JP H0537888 U JPH0537888 U JP H0537888U JP 8784291 U JP8784291 U JP 8784291U JP 8784291 U JP8784291 U JP 8784291U JP H0537888 U JPH0537888 U JP H0537888U
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JP
Japan
Prior art keywords
hoist
sheave
sheaves
wire
equalizer
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8784291U
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English (en)
Inventor
達哉 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
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Publication date
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Publication of JPH0537888U publication Critical patent/JPH0537888U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シーブ間隔が大きい場合でも、作動の円滑性
を損うことなくフック上限時のホイスト上下寸法を小さ
く維持することができるローヘッド形ホイストを提供す
る。 【構成】 フックブロック４の一対のワイヤシーブ５，
５間のワイヤロープ７をホイスト本体１に取り付けた二
個のイコライザシーブ６に掛け回した。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、電動機を用いてドラムを減速回転させることによって荷を巻上げ及 び巻下げするローヘッド形の電動ホイストに関する。
【０００２】
【従来の技術】
この種電動ホイストにあっては、従来、図４に示すように、フックブロック１ ００の左右一対のワイヤシーブ１０１間のワイヤロープ１０２が、ホイスト本体 １０３に取り付けられた一個のイコライザシーブ１０４に掛け回されており、図 示しない電動機によりドラムを駆動してワイヤロープ１０２を巻上げ、また、巻 下げしてフック１０５に支持された荷を搬送するようになっている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述したような電動ホイストにおいて、一対のワイヤシーブ１０１ におけるシーブ間隔Ｌ1 が大きい場合は、円滑な作動を確保するために、イコラ イザシーブ１０４の径もそれなりに大きくする必要がある。
【０００４】 ところが、イコライザシーブ１０４の径を大きくすると、それだけ揚程も小さ くなり、フック上限時のホイスト上下寸法Ｌ2 が大きくなってホイスト下方の空 間を有効に活用できないという不具合があった。
【０００５】 そこで、本考案の目的は、シーブ間隔Ｌ1 が大きい場合でも、作動の円滑性を 損うことなくフック上限時のホイスト上下寸法Ｌ2 を小さく維持することができ るローヘッド形ホイストを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための、本考案の構成は、フックブロックの一対のワイヤ シーブ間のワイヤロープを、ホイスト本体に取り付けられた複数個のイコライザ シーブに掛け回したことを特徴とする。
【０００７】
【作用】
前記構成によれば、イコライザシーブの径を増大することなくワイヤシーブに おけるシーブ間隔の増大に対応される。
【０００８】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図１及び図２は本考案の一実施例に係るローヘッド形の電動ホイストの要部正 面及び側面図で、図３は全体側面図である。
【０００９】 図３に示すように、ホイスト本体１は走行装置２により図示しない走行レール に沿って走行可能となっている。
【００１０】 ホイスト本体１には、図示しない電動機に駆動されるドラム３が枢支され、こ のドラム３と、フックブロック４の一対のワイヤシーブ５と、ホイスト本体１に 回転自在に取り付けられたイコライザシーブ６との間にワイヤロープ７が掛け回 されている。
【００１１】 従って、ドラム３の回転によりワイヤロープ７が巻上げ及び巻下げられること でフックブロック４が上下動し、フック８に支持された荷が搬送されることにな る。
【００１２】 そして、本実施例では、図１及び図２にも示すように、左右一対のワイヤシー ブ５におけるシーブ間隔Ｌ1 の増大に伴ってイコライザシーブ６が左右に二個並 設され、この二個のイコライザシーブ６にまたがってワイヤロープ７が掛け回さ れている。
【００１３】 また、イコライザシーブ６の直径Ｄとワイヤロープ７の直径ｄの比は、ワイヤ シーブ５及びドラム３における同様の比がＤ／ｄ＝２０以上となっているのに対 し、Ｄ／ｄ≒１０に設定されている。
【００１４】 このように構成されるため、ワイヤシーブ５におけるシーブ間隔Ｌ1 が増大し た場合でも、イコライザシーブ６を二個設けてシーブ間隔Ｌ1 と同等の幅寸法で ワイヤロープ７を掛け回せるので、円滑な作動が奏される。
【００１５】 一方、イコライザシーブ６の大きさは従前通り小さくて済むので、揚程も従前 と同様であり、依ってフック上限時のホイスト上下寸法も小さくて済む。
【００１６】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、イコライザシーブを複数個設けてワイヤ シーブにおけるシーブ間隔の増大に対応するようにしたので、円滑な作動を維持 しつつフック上限時のホイスト上下寸法を小さくすることができ、ホイスト下方 の空間を有効に活用できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の一実施例を示す電動ホイストの要部正
面図である。
【図２】同じく電動ホイストの要部側面図である。
【図３】同じく電動ホイストの全体側面図である。
【図４】従来の電動ホイストの正面図である。
【符号の説明】
１ ホイスト本体 ４ フックブロック ５ ワイヤシーブ ６ イコライザシーブ ７ ワイヤロープ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 フックブロックの一対のワイヤシーブ間
    のワイヤロープを、ホイスト本体に取り付けられた複数
    個のイコライザシーブに掛け回したことを特徴とするロ
    ーヘッド形ホイスト。
JP8784291U 1991-10-25 1991-10-25 ローヘツド形ホイスト Withdrawn JPH0537888U (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0537888U true JPH0537888U (ja) 1993-05-21

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019509235A (ja) * 2016-03-29 2019-04-04 コネクレーンズ グローバル コーポレーション クレーントロリー

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Effective date: 19960208