JP2001151439A - エレべータ釣合い錘構造 - Google Patents
エレべータ釣合い錘構造Info
- Publication number
- JP2001151439A JP2001151439A JP34169799A JP34169799A JP2001151439A JP 2001151439 A JP2001151439 A JP 2001151439A JP 34169799 A JP34169799 A JP 34169799A JP 34169799 A JP34169799 A JP 34169799A JP 2001151439 A JP2001151439 A JP 2001151439A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide device
- counterweight
- elevator
- balancing weight
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B17/00—Hoistway equipment
- B66B17/12—Counterpoises
Landscapes
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ガイド装置およびガイド装置締結要素の大きさ
に制約を受けることなくガイドレール間隔を決定でき、
その結果、ガイドレール間隔を小さくできるエレべータ
の釣合い錘構造を提供する。 【解決手段】本発明のエレべータの釣合い錘構造は上記
目的を達成するために、釣合い錘の上部レールガイド装
置および上部レールガイド装置の締結要素の占有する領
域が釣合い錘枠に取り付けられた吊車の回転軸線より下
方にあり、かつ、その領域と吊車および吊車に巻きかけ
られた主ロープの占有する領域の水平投影が交錯する位
置にレールガイド装置を設置する。
に制約を受けることなくガイドレール間隔を決定でき、
その結果、ガイドレール間隔を小さくできるエレべータ
の釣合い錘構造を提供する。 【解決手段】本発明のエレべータの釣合い錘構造は上記
目的を達成するために、釣合い錘の上部レールガイド装
置および上部レールガイド装置の締結要素の占有する領
域が釣合い錘枠に取り付けられた吊車の回転軸線より下
方にあり、かつ、その領域と吊車および吊車に巻きかけ
られた主ロープの占有する領域の水平投影が交錯する位
置にレールガイド装置を設置する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はエレべータの釣合い
錘構造に係り、特に、釣合い錘枠に吊車とレールガイド
装置を備えたエレべータの釣合い錘構造に関する。
錘構造に係り、特に、釣合い錘枠に吊車とレールガイド
装置を備えたエレべータの釣合い錘構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、レールガイド装置を持つエレべー
タの釣合い錘構造としては、実開昭５２−２８８５７号
公報の図４、図７があり、上部ガイド装置は吊車回転軸
線より上方に設置される構造となっていた。また、吊車
を持つエレべータの釣合い錘構造としては、実開昭６３
−６８４号公報の図３があり、レールガイド装置と吊車
はそれぞれの占有する領域の水平投影が交錯しない位置
に設置されていた。
タの釣合い錘構造としては、実開昭５２−２８８５７号
公報の図４、図７があり、上部ガイド装置は吊車回転軸
線より上方に設置される構造となっていた。また、吊車
を持つエレべータの釣合い錘構造としては、実開昭６３
−６８４号公報の図３があり、レールガイド装置と吊車
はそれぞれの占有する領域の水平投影が交錯しない位置
に設置されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
吊車回転軸は釣合い錘枠の上梁に支持されており、レー
ルガイド装置は釣合い錘縦枠の上端、もしくは吊車回転
軸より上方の縦枠側面に設置する構造となっている為、
また、レールガイド装置が吊車回転軸より下方に設置さ
れた場合でもレールガイド装置と吊車はそれぞれの占有
する領域の水平投影が交錯しない位置に設置されていた
為、ガイドレール間隔は吊車、主ロープ、レールガイド
装置、レールガイド装置締結要素ならびに釣合い錘縦枠
の大きさにより制限を受けていた。
吊車回転軸は釣合い錘枠の上梁に支持されており、レー
ルガイド装置は釣合い錘縦枠の上端、もしくは吊車回転
軸より上方の縦枠側面に設置する構造となっている為、
また、レールガイド装置が吊車回転軸より下方に設置さ
れた場合でもレールガイド装置と吊車はそれぞれの占有
する領域の水平投影が交錯しない位置に設置されていた
為、ガイドレール間隔は吊車、主ロープ、レールガイド
装置、レールガイド装置締結要素ならびに釣合い錘縦枠
の大きさにより制限を受けていた。
【０００４】本発明の目的は、上部ガイド装置およびガ
イド装置締結要素を吊車回転軸線より下方に設置し、か
つ、釣合い錘の上部レールガイド装置および上部レール
ガイド装置の締結要素の占有する領域と吊車および吊車
に巻きかけられた主ロープの占有する領域の水平投影が
交錯する位置にガイド装置を設置することで、ガイド装
置およびガイド装置締結要素の大きさに制約を受けるこ
となくガイドレール間隔を決定でき、ガイドレール間隔
を小さくできるエレべータの釣合い錘構造を提供するも
のである。
イド装置締結要素を吊車回転軸線より下方に設置し、か
つ、釣合い錘の上部レールガイド装置および上部レール
ガイド装置の締結要素の占有する領域と吊車および吊車
に巻きかけられた主ロープの占有する領域の水平投影が
交錯する位置にガイド装置を設置することで、ガイド装
置およびガイド装置締結要素の大きさに制約を受けるこ
となくガイドレール間隔を決定でき、ガイドレール間隔
を小さくできるエレべータの釣合い錘構造を提供するも
のである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のエレべータの釣
合い錘構造は上記目的を達成するために、釣合い錘の上
部レールガイド装置および上部レールガイド装置の締結
要素の占有する領域が釣合い錘枠に取り付けられた吊車
の回転軸線より下方にあり、かつ、その領域と吊車およ
び吊車に巻きかけられた主ロープの占有する領域の水平
投影が交錯する位置にレールガイド装置を設置する。
合い錘構造は上記目的を達成するために、釣合い錘の上
部レールガイド装置および上部レールガイド装置の締結
要素の占有する領域が釣合い錘枠に取り付けられた吊車
の回転軸線より下方にあり、かつ、その領域と吊車およ
び吊車に巻きかけられた主ロープの占有する領域の水平
投影が交錯する位置にレールガイド装置を設置する。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、図１から図４を用いて本発
明のエレべータの釣合い錘構造の実施例を説明する。
明のエレべータの釣合い錘構造の実施例を説明する。
【０００７】図１は従来の釣合い錘構造を示したもので
ある。釣合い錘１は釣合い錘枠２に取り付けられたガイ
ドローラ装置３によりガイドレール４に支持、案内され
ている。吊車５は釣合い錘枠２に支持された回転軸６を
持ち、主ロープ７が吊車５に巻きかけられている。ガイ
ドローラー装置３は吊車５および主ロープ７とガイドレ
ール４の間に設置されている為、左右のガイドレール４
の間隔は吊車５、主ロープ７、レールガイド装置３の大
きさの和を考慮したものとなっている。
ある。釣合い錘１は釣合い錘枠２に取り付けられたガイ
ドローラ装置３によりガイドレール４に支持、案内され
ている。吊車５は釣合い錘枠２に支持された回転軸６を
持ち、主ロープ７が吊車５に巻きかけられている。ガイ
ドローラー装置３は吊車５および主ロープ７とガイドレ
ール４の間に設置されている為、左右のガイドレール４
の間隔は吊車５、主ロープ７、レールガイド装置３の大
きさの和を考慮したものとなっている。
【０００８】図２〜図４に本発明の構造の一例を示す。
図２に示す構造ではガイドローラー装置３を吊車５の持
つ回転軸６より下方の釣合い錘枠２に設置することで、
吊車５および主ロープ７との接触を避けながら左右の配
置間隔を小さくすることが可能となり、従って、左右の
ガイドレール４の間隔を小さくすることが可能となる。
図２に示す構造ではガイドローラー装置３を吊車５の持
つ回転軸６より下方の釣合い錘枠２に設置することで、
吊車５および主ロープ７との接触を避けながら左右の配
置間隔を小さくすることが可能となり、従って、左右の
ガイドレール４の間隔を小さくすることが可能となる。
【０００９】図３は図２のガイドレール４を除いた側面
図を示す。釣合い錘枠２の側面か少なくとも回転軸６よ
り下方の位置まで開いていることで、釣合い錘枠２の正
面幅を吊車５の直径近くまで小さくする時に釣合い錘枠
２と主ロープ７の接触を避けることが可能となり、結
果、左右のガイドレール４の間隔を小さくすることが可
能となる。
図を示す。釣合い錘枠２の側面か少なくとも回転軸６よ
り下方の位置まで開いていることで、釣合い錘枠２の正
面幅を吊車５の直径近くまで小さくする時に釣合い錘枠
２と主ロープ７の接触を避けることが可能となり、結
果、左右のガイドレール４の間隔を小さくすることが可
能となる。
【００１０】図４はガイドシュー装置を用いた場合を示
す。ガイドシュー装置８を釣合い錘枠２の回転軸６より
下方の側面に設置することで、ガイドシュー装置８およ
びガイドシュー締結要素９の吊車５および主ロープ７と
の接触を避けることが出来ることから左右のガイドレー
ル４の間隔を小さくすることが可能となる。
す。ガイドシュー装置８を釣合い錘枠２の回転軸６より
下方の側面に設置することで、ガイドシュー装置８およ
びガイドシュー締結要素９の吊車５および主ロープ７と
の接触を避けることが出来ることから左右のガイドレー
ル４の間隔を小さくすることが可能となる。
【００１１】
【発明の効果】本発明のエレべータの釣合い錘構造はガ
イド装置およびガイド装置締結要素の大きさに制約を受
けることなくガイドレール間隔を決定でき、ガイドレー
ル間隔を小さくすることが可能である。
イド装置およびガイド装置締結要素の大きさに制約を受
けることなくガイドレール間隔を決定でき、ガイドレー
ル間隔を小さくすることが可能である。
【図１】従来の釣合い錘構造図。
【図２】ガイドローラ装置を持つ釣合い錘構造正面図。
【図３】図２の側面図。
【図４】ガイドシュー装置を持つ釣合い錘構造正面図。
１…釣合い錘全体、２…釣合い錘枠、３…ガイドローラ
装置、４…ガイドレール、５…吊車、６…回転軸、７…
主ロープ。
装置、４…ガイドレール、５…吊車、６…回転軸、７…
主ロープ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 首藤 克治 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所昇降機グループ内 Ｆターム(参考） 3F306 AA07 DA15
Claims (1)
- 【請求項１】 エレべータの乗りかごと釣合い錘がそれ
ぞれの持つ吊車を介して主ロープに吊下げられ、昇降路
内のガイドレールに案内されながら昇降するエレべータ
の釣合い錘構造において、釣合い錘の上部レールガイド
装置および上部レールガイド装置の締結要素の占有する
領域が釣合い錘枠に取り付けられた吊車の回転軸線より
下方にあり、かつ、その領域と吊車および吊車に巻きか
けられた主ロープの占有する領域の水平投影が交錯する
ことを特徴としたエレべータ釣合い錘構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34169799A JP2001151439A (ja) | 1999-12-01 | 1999-12-01 | エレべータ釣合い錘構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34169799A JP2001151439A (ja) | 1999-12-01 | 1999-12-01 | エレべータ釣合い錘構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001151439A true JP2001151439A (ja) | 2001-06-05 |
Family
ID=18348083
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34169799A Pending JP2001151439A (ja) | 1999-12-01 | 1999-12-01 | エレべータ釣合い錘構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001151439A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011037581A (ja) * | 2009-08-11 | 2011-02-24 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの釣合錘 |
| CN104058319A (zh) * | 2013-03-19 | 2014-09-24 | 通力股份公司 | 用于升降机的配重布置以及升降机 |
| JPWO2021070318A1 (ja) * | 2019-10-10 | 2021-04-15 |
-
1999
- 1999-12-01 JP JP34169799A patent/JP2001151439A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011037581A (ja) * | 2009-08-11 | 2011-02-24 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの釣合錘 |
| CN101992998A (zh) * | 2009-08-11 | 2011-03-30 | 东芝电梯株式会社 | 电梯的平衡锤 |
| CN104058319A (zh) * | 2013-03-19 | 2014-09-24 | 通力股份公司 | 用于升降机的配重布置以及升降机 |
| JPWO2021070318A1 (ja) * | 2019-10-10 | 2021-04-15 | ||
| WO2021070318A1 (ja) * | 2019-10-10 | 2021-04-15 | 三菱電機株式会社 | エレベータの釣合おもり装置 |
| JP7134366B2 (ja) | 2019-10-10 | 2022-09-09 | 三菱電機株式会社 | エレベータの釣合おもり装置 |
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