JPH08188375A - ワーク搬送用カセットの傾動機構 - Google Patents

ワーク搬送用カセットの傾動機構

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Publication number
JPH08188375A
JPH08188375A JP1326295A JP1326295A JPH08188375A JP H08188375 A JPH08188375 A JP H08188375A JP 1326295 A JP1326295 A JP 1326295A JP 1326295 A JP1326295 A JP 1326295A JP H08188375 A JPH08188375 A JP H08188375A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette
drum
gripper
belt
diameter drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1326295A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunari Obara
康成 小原
Kengo Kaneda
健吾 金田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Tsubakimoto Chain Co filed Critical Tsubakimoto Chain Co
Priority to JP1326295A priority Critical patent/JPH08188375A/ja
Publication of JPH08188375A publication Critical patent/JPH08188375A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワーク搬送用カセットに移載されたワークが
開口から飛び出することを防止して、そのワークを搬送
すること。 【構成】 天井走行型搬送装置10は、レール12を走
行するキャリア14を有する。キャリア14は、モータ
20から減速機22を介して回転駆動される1つの回転
駆動軸24を有する。回転駆動軸24の両端にはドラム
26,28が固着されている。一方のドラム26は大径
である。他方のドラム28は小径である。ワーク搬送用
カセット44は、大径ドラム26及び小径ドラム28に
係止されたベルト30,32により吊垂されている。モ
ータ20が作動して回転駆動軸24が回転すると、大径
ドラム26は小径ドラム28よりベルト30を多く巻き
上げる。その結果、グリッパ36及びカセット44は傾
動し、カセット44の開口は上向きになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上を利用分野】本発明は、天井走行型搬送装置の
キャリアから吊垂されたワーク搬送用カセットを傾動昇
降させるための傾動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、液晶板製造分野において、各工
程間で液晶板を搬送するために、一端を開口させたワー
ク搬送用カセットが用いられている。搬送中に振動等が
生じると開口から液晶板が飛び出す恐れがあるので、そ
の防止が必要である。実開昭61−91458号公報及
び特開昭62−57882号公報は、ウエハ等の搬送装
置に関するものであるが、各公報にはウエハ用カセット
を後傾姿勢にする技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報記
載の搬送装置は床面走行型であって、キャリアに支持さ
れるカセットの姿勢を後傾にするため、リンク機構やカ
ム機構を必要とする。そのため、キャリアの構造が複雑
となり、キャリアの重量も増大するという欠点を有す
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、カセットをベルト、チェーン、ロープ等
(以下、単にベルトと称す。)で吊す「ベルト吊垂方
式」を採用し、簡易な構造によって、搬送中のみカセッ
トを傾動させることとしている。
【0005】すなわち、本発明は、天井走行型搬送装置
のキャリアに回転駆動軸を軸支し、該回転駆動軸に大径
ドラム及び小径ドラムを設け、大径ドラムに一端を係止
されたベルトの下端に取付けたグリッパでワーク搬送用
カセットの開口側を吊垂するとともに小径ドラムに一端
を係止されたベルトの下端に取付けたグリッパでワーク
搬送用カセットの背面側を吊垂し、前記グリッパが下限
位置にあるときは水平姿勢に上限位置にあるときは傾斜
姿勢になるよう前記ベルトの長さ及びドラムの径を設定
したワーク搬送用カセットの傾動機構により前記課題を
解決した。
【0006】
【作用】ベルト長さ及びドラムの径は、吊垂されるカセ
ットが最下限にあるとき、そのカセットが水平姿勢を保
つように設定されている。大径ドラムのベルトによって
カセットの開口側を吊垂し、小径ドラムのベルトによっ
てカセットの背面側を吊垂させると、回転駆動軸が作動
して下限位置からカセットが上昇したとき、カセットは
開口側の方が多く上昇して後傾姿勢となる。開口側を上
向きにすることで、カセット内に載荷されたワークを安
定して搬送することができる。
【0007】
【実施例】図1は天井走行型搬送装置10の側面図であ
る。軌道、すなわち、レール12が天井に固設又は吊垂
されている。キャリア14は給電式且つ自走式である。
符号16はキャリア駆動用モータ、符号18は駆動輪で
ある。キャリア14は、さらに、モータ20から減速機
22を介して回転駆動される1つの回転駆動軸24を有
する。
【0008】図2に示すように、回転駆動軸24の両端
にはドラム26,28が固着されている。一方のドラム
26は大径である。他方のドラム28は小径である。大
径ドラム26及び小径ドラム28には、それぞれベルト
30,32が係止されている。大径ドラム26のベルト
30はプーリ34を介してグリッパ36を吊垂してお
り、小径ドラム28のベルト32はプーリ38を介して
グリッパ36を吊垂している。図3に示すように、グリ
ッパ36はリンクプレート40を介してベルト30,3
2に吊垂されている。グリッパ36はアーム42によっ
てカセット44を把持する。なお、グリッパ36にはア
ーム42を開閉させる機構が設けられているが、本発明
の要旨ではないので、ここでは説明を省略する。
【0009】図1のようにベルト30,32が繰り出だ
されて、カセット44へのワークの移載を行う最下限位
置に下降したとき、グリッパ36は水平姿勢となる。ま
た、ベルト長さは、最下限位置でグリッパが水平姿勢を
とるように設定されている。モータ20が作動して回転
駆動軸24が回転すると、大径ドラム26は小径ドラム
28よりベルト30を多く巻き上げる。その結果、グリ
ッパ36及びカセット44は傾動し、カセット44の開
口は上向きになる。このように、開口側を上向きにして
カセット44が搬送されるので、カセット44に移載さ
れたワークは安定して搬送される。
【0010】なお、ベルト30,32とグリッパ36の
間にはリンクプレート40が介在しているので、大径ド
ラム26のベルト30と小径ドラム28のベルト32の
巻き上げ量が異なっても、グリッパ36は容易に傾動す
ることができる。
【0011】
【発明の効果】本発明は、天井走行型搬送装置を利用
し、キャリアに軸支された回転駆動軸上で2つの径の異
なるドラムでベルトを巻き上げるようにしたことから、
カセットの昇降動作中にそのカセットの姿勢を変えて、
搬送中にカセットの開口からワークが飛び出すことを防
止でき、簡素な構造にもかかわらずきわめて実用的であ
る。また、キャリア自体の重量を増加させることもな
く、回転駆動軸を駆動するためのモータ等も1つあれば
十分である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるワーク搬送用カセットの傾動機
構を具えた天井走行型装置の正面図である。
【図2】 本発明によるワーク搬送用カセットの傾動機
構を具えた天井走行型装置の側面図である。
【図3】 ベルトとグリッパの間を構造を示す拡大正面
図である。
【符号の説明】
10 天井走行型搬送装置 12 軌道(レール) 14 キャリア 20 モータ 24 回転駆動軸 26 大径ドラム 28 小径ドラム 30,32 ベルト 36 グリッパ 44 ワーク搬送用カセット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井走行型搬送装置のキャリアに回転駆
    動軸を軸支し、該回転駆動軸に大径ドラム及び小径ドラ
    ムを設け、大径ドラムに一端を係止されたベルトの下端
    に取付けたグリッパでワーク搬送用カセットの開口側を
    吊垂するとともに小径ドラムに一端を係止されたベルト
    の下端に取付けたグリッパでワーク搬送用カセットの背
    面側を吊垂し、前記グリッパが下限位置にあるときは水
    平姿勢に上限位置にあるときは傾斜姿勢になるよう前記
    ベルトの長さ及びドラムの径を設定したことを特徴す
    る、 ワーク搬送用カセットの傾動機構。
JP1326295A 1995-01-04 1995-01-04 ワーク搬送用カセットの傾動機構 Pending JPH08188375A (ja)

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