JPH0589720U - カーポート - Google Patents

カーポート

Info

Publication number
JPH0589720U
JPH0589720U JP3219292U JP3219292U JPH0589720U JP H0589720 U JPH0589720 U JP H0589720U JP 3219292 U JP3219292 U JP 3219292U JP 3219292 U JP3219292 U JP 3219292U JP H0589720 U JPH0589720 U JP H0589720U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carport
roof
gutter
column
door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3219292U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2530380Y2 (ja
Inventor
茂博 児島
Original Assignee
昭和アルミニウム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 昭和アルミニウム株式会社 filed Critical 昭和アルミニウム株式会社
Priority to JP1992032192U priority Critical patent/JP2530380Y2/ja
Publication of JPH0589720U publication Critical patent/JPH0589720U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2530380Y2 publication Critical patent/JP2530380Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カーポートの支柱に、ドア損傷防止用緩衝材
と縦樋とを兼ねる緩衝部材を取り付けることにより、支
柱に自動車のドアが当たったさいのドアの損傷を確実に
防止する。カーポートの屋根からの雨水の排出をも確実
に行なう。カーポートの部品数を少なくし、組立て作業
の簡素化、カーポートの低廉化を図り、また美観を向上
する。 【構成】 カーポート10の各支柱1 の内側面1aに、該内
側面1aを覆う縦樋兼用緩衝部材11が取り付けられてい
る。屋根2 側の横樋17と、各支柱1 の縦樋兼用緩衝部材
11内の通水部とが連結パイプ17を介して相互に連通せし
められている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、カーポートに関するものである。
【0002】 この明細書において、内とはカーポートの内側、外とは同外側をいうものとす る。
【0003】
【従来の技術】
従来、自動車、とくに乗用車のドアの外面には、帯状緩衝材が取り付けられ、 例えばカーポートの支柱にドアが当たったさい、ドアの損傷を防止するように配 慮されている。これに対して、カーポートの支柱側に、ドア損傷防止用の緩衝材 を取り付けることは、ほとんど知られていない。一方、カーポートの支柱には、 通常、縦樋がいわゆる後付けにより取り付けられ、かつ縦樋は、屋根側の横樋か らの雨水の排出のために、支柱の外側面に配置されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来のカーポートでは、例えば支柱に、ドア損傷防止用の緩衝材を 取り付け、なおかつ屋根からの雨水の排出のために、支柱に縦樋を後付けにより 取り付けるものとすると、それだけカーポートの組立て部品数が多くなり、組立 て作業が面倒で、手間がかゝるとともに、ドア損傷防止用の緩衝材と縦樋の両方 が支柱の外面に現れて見えるので、デザイン上すっきりとせず、外観が劣るとい う問題があった。
【0005】 この考案の目的は、上記の従来技術の問題を解決し、カーポートの支柱に、ド ア損傷防止用緩衝材と縦樋とを兼ねる緩衝部材を取り付けることにより、支柱に 自動車のドアが当たったさいのドアの損傷を確実に防止し得るとともに、カーポ ートの屋根からの雨水の排出をも確実に行なうことができ、しかも部品数が少な く、カーポートの組立て作業が容易で、コストが安くつくうえに、外観がすっき りとしていて、デザイン上すぐれているカーポートを提供しようとするにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記の目的を達成するために、屋根と、これを支持する複数本の 支柱とを備えているカーポートにおいて、各支柱の内側面に、該内側面を覆う縦 樋兼用緩衝部材が取り付けられ、屋根側の横樋と、各支柱の縦樋兼用緩衝部材内 の通水部とが相互に連通せしめられている、カーポートを要旨としている。
【0007】 なお、通常、カーポートの片側に複数本の支柱が立設されていて、これらの支 柱の上端に屋根が片持ち状に支持されており、従って上記縦樋兼用緩衝部材は、 各支柱の内側面にのみ該面を覆うように取り付けられる。しかしながら、場合に よっては、カーポートの中央部に複数本の支柱が立設されていて、これらの支柱 の上端部の両側に屋根がそれぞれ支持され、支柱と屋根とが正面よりみてY形と なされて、支柱の両側に2台の自動車が格納せられることがあり、従ってこのよ うな場合には、上記縦樋兼用緩衝部材は、各支柱の両側面(いずれもカーポート の内側に向かう側面)に、これらの面を覆うように取り付けられるものである。
【0008】 またカーポートの支柱は、通常、前後に所要間隔おきに2〜4本配置される。
【0009】
【作用】
上記カーポートによれば、屋根を支持する各支柱の内側面に、該内側面を覆う 縦樋兼用緩衝部材が取り付けられているので、カーポートの支柱に自動車のドア が当たったさい、ドアの損傷を確実に防止し得る。
【0010】 そして屋根側の横樋と、各支柱の縦樋兼用緩衝部材内の通水部とが相互に連通 せしめられているので、カーポートの屋根からの雨水の排出をも確実に行なうこ とができる。
【0011】 また、カーポートの支柱に取り付けられた緩衝部材は、ドア損傷防止用緩衝材 と縦樋とを兼ねるため、部品数が少なく、従ってカーポートの組立て作業が容易 であり、コストが安くつく。
【0012】 そのうえ、ドア損傷防止用緩衝材と縦樋とが一体となっているので、外観がす っきりとしていて、デザイン上すぐれている。
【0013】
【実施例】
つぎに、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0014】 この明細書において、前後、左右は図1を基準とし、前とは図1の図面紙葉の 表側、後とは同裏側をいゝ、また左とは同図左側、右とは同右側をいうものとす る。
【0015】 まずカーポート(10)の全体を示す図1と図4において、カーポート(10)は、平 面よりみて方形の屋根(2) と、屋根(2) の左側縁部において前後に所要間隔おき に敷地(G) に立てられた2本の支柱(1)(1)と、各支柱(1) の上端に片持ち状に取 り付けられた2本の中空状の屋根支持材(3)(3)とを備えている。
【0016】 なお、各支柱(1) の上端部と中空状屋根支持材(3) の支柱側端部(3a)とは、I 形鋼製の補強部材(9) を介して結合され、また支柱(1) の上端には合成樹脂製キ ャップ(19)が被せ止められている。
【0017】 この考案においては、図1〜図4に示すように、上記カーポート(10)の各支柱 (1) の内側面(1a)に、該内側面(1a)を覆うポリ塩化ビニル樹脂等の合成樹脂製も しくは合成ゴム製でかつクッション性を有する中空状の縦樋兼用緩衝部材(11)が 取り付けられている。
【0018】 ここで、図2に詳しく示すように、支柱(1) の内外両側面には、それぞれ凹陥 部(4)(4)が設けられ、支柱(1) の内側面(1a)側の凹陥部(4) に、縦樋兼用緩衝部 材(11)の通水部(12)を有する横断面略方形の中空状緩衝部材本体(13)の支柱側底 壁部(13c) と左右両側壁部(13b)(13b)の一部が嵌め込まれている。緩衝部材本体 (13)のカーポート内側壁部(13a) は、水平断面凸弧状となされており、内側壁部 (13a) の両側縁部に、ヒレ状の張出部(14)(14)が内側壁部(13a) の凸弧を延長す る横断面形状に設けられている。中空状緩衝部材本体(13)の左右両側壁部(13b)( 13b)の幅中間部には、横断面円弧状でかつヒレ状のビス止め凸部(15)(15)が設け られ、これらの凸部(15)(15)がビス(16)(16)によって支柱(1) の内側面(1a)の左 右両側縁部に止められることにより、縦樋兼用緩衝部材(11)が支柱(1) にしっか りと固定されている。なお、ヒレ状のビス止め凸部(15)(15)は、同じくヒレ状の 張出部(14)(14)により外側から被覆されていて、取付後のビス(16)(16)が外部よ り見えないように隠されている。
【0019】 そして、屋根(2) の支柱側の桁(5) に設けられた横樋(17)と、各支柱(1) の縦 樋兼用緩衝部材(11)内の通水部(12)とが、合成樹脂製のジャバラ形連結パイプ(1 8)を介して相互に連通せしめられている。
【0020】 なお、カーポート(10)の構成材料は、上記縦樋兼用緩衝部材(11)、ジャバラ形 パイプ(17)、および屋根板(20)等の一部のものを除いて、主としてアルミニウム (アルミニウム合金を含む)押出形材製もしくはアルミニウム中空押出形材製で ある。
【0021】 上記屋根(2) は、平面よりみて方形であるとともに、正面よりみて左側縁部よ り右側縁部に至るほど次第に高くなるようにかつ若干湾曲している。また屋根(2 ) は、横樋(17)を一体に具備しかつ前後方向にのびる支柱側の桁(5) と、支柱と 反対側の桁(6) と、前後両端部の梁(7)(8)と、アクリル樹脂またはポリカーボネ ート樹脂などよりなる横断面波形の屋根板(20)と、左右の桁(5)(6)に渡されて、 屋根板(20)を下から支持する多数の垂木部材(21)と、相互に隣り合う垂木部材(2 1)(21)同志の間に渡されて屋根板(20)を下側から支持する母屋材(22)とを備えて いる。
【0022】 そして、支柱(1) の上端寄り部分に、正面よりみて略三角形状の桁取付け具(2 3)がボルト(24)(24)により取り付けられ、この桁取付け具(23)を介して屋根(2) の桁(5) が支柱(1) に止められている。また、屋根(2) の上方において屋根(2) 上面と略平行状に配置された各屋根支持材(3) の支柱と反対側の先端部(3b)に、 キャップ兼用吊持具(25)が被せ止められている。
【0023】 上記カーポート(10)においては、屋根(2) を支持する各支柱(1) の内側面(1a) に、該内側面(1a)を覆う縦樋兼用緩衝部材(11)が取り付けられているので、カー ポート(10)の支柱(1) に自動車(図示略)のドアが当たったさい、ドアの損傷を 確実に防止し得る。そして、屋根(2) 側の横樋(17)と、各支柱(1) の縦樋兼用緩 衝部材(11)内の通水部(12)とが相互にジャバラ形連結パイプ(18)を介して連通せ しめられているので、カーポート(10)の屋根(2) からの雨水の排出を確実に行な うことができる。またこのように、緩衝部材(11)は、ドア損傷防止用緩衝材と縦 樋とを兼ねるため、部品数が少なくなり、従ってカーポート(10)の組立て作業が 容易であり、また外観がすっきりとしている。
【0024】 なお、上記実施例においては、カーポート(10)は、平面よりみて方形の屋根(2 ) が、敷地(G) の片側に立てられた2本の支柱(1)(1)の上端に片持ち状に取り付 けられたタイプのものであるが、この考案は、その他、敷地(G) の両側に立てら れた複数本の支柱(1) の上端に屋根(2) が支持されたいわゆる両持ちタイプのカ ーポートなどにも、同様に適用されるものである。
【0025】
【考案の効果】
この考案は、上述のように、屋根と、これを支持する複数本の支柱とを備えて いるカーポートにおいて、各支柱の内側面に、該内側面を覆う縦樋兼用緩衝部材 が取り付けられているので、カーポートの支柱に自動車のドアが当たったさい、 ドアの損傷を確実に防止し得る。そして屋根側の横樋と、各支柱の縦樋兼用緩衝 部材内の通水部とが相互に連通せしめられているので、カーポートの屋根からの 雨水の排出をも確実に行なうことができる。
【0026】 また、カーポートの支柱に取り付けられた緩衝部材は、ドア損傷防止用緩衝材 と縦樋とを兼ねているため、部品数が少なくなって、組立て作業の簡素化、カー ポートの低廉化を図ることができるうえに、美観を向上し得るという効果を奏す る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の縦樋兼用緩衝部材を支柱に取り付け
たカーポートの正面図である。
【図2】縦樋兼用緩衝部材付き支柱の拡大水平断面図で
ある。
【図3】図1の要部拡大正面図である。
【図4】図1のカーポートの概略右側面図である。
【符号の説明】
1 支柱 1a 支柱の内側面 2 屋根 4 凹陥部 5 桁 10 カーポート 11 縦樋兼用緩衝部材 12 通水部 17 横樋

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根(2) と、これを支持する複数本の支
    柱(1)(1)とを備えているカーポート(10)において、各支
    柱(1) の内側面(1a)に、該内側面(1a)を覆う縦樋兼用緩
    衝部材(11)が取り付けられ、屋根(2) 側の横樋(17)と、
    各支柱(1) の縦樋兼用緩衝部材(11)内の通水部(12)とが
    相互に連通せしめられている、カーポート。
JP1992032192U 1992-05-15 1992-05-15 カーポート Expired - Lifetime JP2530380Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992032192U JP2530380Y2 (ja) 1992-05-15 1992-05-15 カーポート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992032192U JP2530380Y2 (ja) 1992-05-15 1992-05-15 カーポート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0589720U true JPH0589720U (ja) 1993-12-07
JP2530380Y2 JP2530380Y2 (ja) 1997-03-26

Family

ID=12352046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992032192U Expired - Lifetime JP2530380Y2 (ja) 1992-05-15 1992-05-15 カーポート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2530380Y2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009256941A (ja) * 2008-04-15 2009-11-05 Toyota Motor Corp 車庫及び敷地内駐車スペースの設計装置
JP2016089417A (ja) * 2014-10-31 2016-05-23 三協立山株式会社 組立建物
JP2018123651A (ja) * 2017-02-03 2018-08-09 株式会社Lixil 屋根構造体
JP2018123649A (ja) * 2017-02-03 2018-08-09 株式会社Lixil 屋根構造体

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5512297A (en) * 1978-07-11 1980-01-28 Bosch Gmbh Robert Ignitor for internal combustion engine
JPS6291452A (ja) * 1985-10-17 1987-04-25 株式会社竹中工務店 セメント混合物用乾燥収縮低減剤

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5512297A (en) * 1978-07-11 1980-01-28 Bosch Gmbh Robert Ignitor for internal combustion engine
JPS6291452A (ja) * 1985-10-17 1987-04-25 株式会社竹中工務店 セメント混合物用乾燥収縮低減剤

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009256941A (ja) * 2008-04-15 2009-11-05 Toyota Motor Corp 車庫及び敷地内駐車スペースの設計装置
JP2016089417A (ja) * 2014-10-31 2016-05-23 三協立山株式会社 組立建物
JP2018123651A (ja) * 2017-02-03 2018-08-09 株式会社Lixil 屋根構造体
JP2018123649A (ja) * 2017-02-03 2018-08-09 株式会社Lixil 屋根構造体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2530380Y2 (ja) 1997-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0589720U (ja) カーポート
JP5074234B2 (ja) 屋外構造体
KR100989328B1 (ko) 조립식 건축물의 지붕 체결구조
JP2009162023A (ja) カーポート
JP3930816B2 (ja) 雨除け構築物
JP4175643B2 (ja) カーポート
JP4528752B2 (ja) カーポート
JP2503714Y2 (ja) カ―ポ―ト等組立建物
JP3499732B2 (ja) 太陽電池付屋根パネルの雪止め構造
JP2515506Y2 (ja) カーポート等組立建物
JP2561411Y2 (ja) カーポート等組立建物
JPS6019864Y2 (ja) 自転車車庫
KR102569326B1 (ko) 차양구조물
JPH0223682Y2 (ja)
JPH0230573Y2 (ja)
JP7364294B1 (ja) 屋根構造体及び屋根構造体の施工方法
CN218148935U (zh) 安装在铝板狭小缝隙中间的立柱转换连接件及连接结构
JP4738300B2 (ja) カーポート
JPH0234359Y2 (ja)
JP2503713Y2 (ja) カ―ポ―ト等組立建物
JPS6210366Y2 (ja)
JP6847791B2 (ja) 屋根構造物
JP2847284B2 (ja) 屋根構造
JPH0517334Y2 (ja)
JPH0125124Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960910