JP7364294B1 - 屋根構造体及び屋根構造体の施工方法 - Google Patents

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JP7364294B1 JP2023004751A JP2023004751A JP7364294B1 JP 7364294 B1 JP7364294 B1 JP 7364294B1 JP 2023004751 A JP2023004751 A JP 2023004751A JP 2023004751 A JP2023004751 A JP 2023004751A JP 7364294 B1 JP7364294 B1 JP 7364294B1
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Abstract

【課題】太陽電池モジュールとそれが嵌め込まれるフレームとの当接面から雨水が浸水しても、屋根の下にある物や地面等を濡らすことがない屋根構造体及びその施工方法を提供する。【解決手段】太陽電池モジュール(11)が載置される載置フレームを構成するフレーム構成部材を屋根体(12)に有する屋根構造体(1)において、第1フレーム構成部材(8)は、太陽電池モジュール(11)との第1当接面に対して立設された立設面にて太陽電池モジュール(11)を支持する太陽電池モジュール支持部と、その下方に立設面の端部よりも外側まで広い幅の開口を有する第1樋部と、を備え、第2フレーム構成部材(10)は、太陽電池モジュール(11)との第2当接面に対して垂直方向に開口している第2樋部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、屋根構造体及び屋根構造体の施工方法に関する。
柱材と、柱材に接続される梁と、梁に接続される屋根体と、を備える片持ち支持構造のカーポートが知られている。このような構造を有するカーポート等の屋根構造体に関する技術として、例えば次の技術がある。
第1の技術として、少ない部品で安価に構築でき、施工の手間暇やコストを軽減でき、また太陽電池パネルの接合部から雨漏れしても車や地面を濡らすことがないようにする屋根一体型太陽電池パネル付き車庫に関する技術が挙げられる(例えば、特許文献1参照。)。当該屋根一体型太陽電池パネル付き車庫は、屋根が太陽電池パネルで形成され、この太陽電池パネルの下側に、太陽電池パネルの接合部から漏れる雨水を受けて排水する雨受け部材が傾斜状に設けられている。
第2の技術として、止水性を向上できる屋根体の止水構造に関する技術が挙げられる(例えば、特許文献2参照。)。当該屋根体の止水構造は、所定方向に並んで連設されて互いが連結される複数の長尺材を有する屋根体の止水構造であって、複数の長尺材の連結部分に配置される第1止水部を備え、第1止水部は、隣接する長尺材の間に配置され長尺材の長手方向に延びるパッキン部材と、隣接する長尺材の長手方向の端部に形成されパッキン部材を外部に露出するように長尺材が切り欠かれて形成される切欠部と、切欠部に配置される湿式シール部材と、を有する。
特開2016-214056号公報 特開2021-185302号公報
従来、屋根一体型太陽電池モジュール付カーポートにおいて、屋根に配置された太陽電池モジュールは、屋根を構成するフレームに複数並列に配置されている。しかしながら、雨が降った場合には、フレームと太陽電池モジュールとの接合部分から雨漏れして、屋根の下の地面を濡らしてしまい、雨除けとしての屋根の意味をなさなかった。
第1の技術では、屋根を形成する太陽電池モジュールの下側に、太陽電池モジュールの接合部から漏れる雨水を受けて排水する雨受け部材を傾斜状に設けられているが、屋根の下側の全面を覆うように設置する必要があり、その分部品コストが増え、また、構造面からも屋根が重くなる。
また、隣接する太陽電池モジュールを隙間なく配置したとしても、どうしても目に見えない隙間から雨がしみでてしまう。
そこで屋根に存在する隙間にパッキンを嵌め込んで止水することが考えられるが、パッキンは経年劣化によりその止水機能が低下したり、また部品点数も増えることからコスト負担が増えることになる。
また、第2の技術では、一般的なカーポートの屋根体の止水構造が開示されているが、屋根一体型太陽電池モジュール付カーポートに関しては考慮されていないため、第2の技術をそのまま屋根一体型太陽電池モジュール付カーポートに適用することはできない。
そこで、本発明では、太陽電池モジュールとそれが嵌め込まれるフレームとの当接面から雨水が浸水しても、屋根の下にある物や地面等を濡らすことがない屋根構造体及びその施工方法を提供する。
本発明の一側面に係る、複数の太陽電池モジュール(11)が設置される屋根構造体は、前記屋根構造体を下方から支持し、かつ並列に設置される長尺形状の複数の梁材(4)と、前記梁材(4)と直交し、前記屋根構造体を下方から支持し、かつ並列に設置される複数の桁材(5)と、前記梁材(4)と前記桁材(5)からなる平面上に、前記梁材(4)と同じ方向に設置される長尺形状の複数の第1垂木材(8)であって、前記太陽電池モジュール(11)の対向する2辺の縁を支持する前記複数の第1垂木材(8)と、前記梁材(4)と前記桁材(5)からなる平面上に、前記梁材(4)と同じ方向にかつ交互に設置される長尺形状の複数の第2垂木材(9)であって、前記太陽電池モジュール(11)を底面から支持する前記複数の第2垂木材(9)と、前記桁材(5)と同じ方向に並び、前記第1垂木材(8)と前記第2垂木材(9)との間に、前記第1垂木材(8)に支持される前記太陽電池モジュール(11)の前記2辺の縁とは異なる2辺の縁それぞれに沿って架けられる、長尺形状の雨樋(10)であって、断面方向から見た場合に、中央に凸形状を有し前記凸形状の側面に前記太陽電池モジュール(11)が当接される第1当接面(81-1)を有する凸部(81)と、断面方向から見た場合に、前記第1当接面(81-1)と同じ面に設けられ、前記第1当接面(81-1)に対して垂直方向に開口している第1樋部(82)と、を有する前記雨樋(10)と、を備え、前記第1樋部(82)は、断面方向から見た場合に、前記凸部(81)の左右に設けられ、前記凸部の上面を水平にすると前記第1樋部(82)の底面が、一端側よりも他端側の方が低くなるように勾配が設けられていることを特徴とする。
前記雨樋(10)は、ステンレス製、スチール製、アルミニウム製、または樹脂製の部材で構成されていることを特徴とする。
前記複数の第1垂木材(8)のそれぞれは、前記太陽電池モジュール(11)との第2当接面(31-2)に対して垂直方向に立設された立設面(31-1)にて前記太陽電池モジュール(11)を支持する太陽電池モジュール支持部(31)と、断面方向から見た場合に、前記太陽電池モジュール支持部(31)の下方に、前記立設面(31-1)の端部よりも外側まで広い幅の開口を有する第2樋部(32)と、を備えることを特徴とする。
前記第2垂木材(9)のそれぞれは、前記太陽電池モジュール(11)を、前記太陽電池モジュール(11)の底面から支持する底面支持面(51)と、断面方向から見た場合に、前記底面支持面(51)の端部の下方に、前記底面支持(51)の端部よりも外側まで広い幅の開口を有する第3樋部(52)と、を備えることを特徴とする。
前記複数の第1垂木材(8)のそれぞれは、前記太陽電池モジュール(11)との第2当接面(31-2)に対して垂直方向に立設された立設面(31-1)にて前記太陽電池モジュール(11)を支持する太陽電池モジュール支持部(31)と、断面方向から見た場合に、前記太陽電池モジュール支持部(31)の下方に、前記立設面(31-1)の端部よりも外側まで広い幅の開口を有する第2樋部(32)と、を備え、前記第2垂木材(9)のそれぞれは、前記太陽電池モジュール(11)を、前記太陽電池モジュール(11)の底面から支持する底面支持面(51)と、断面方向から見た場合に、前記底面支持面(51)の端部の下方に、前記底面支持面(51)の端部よりも外側まで広い幅の開口を有する第3樋部(52)と、を備え、前記第1樋部(82)の末端は、前記第1垂木材(8)の前記第2樋部(32)または前記第2垂木材(9)の前記第3樋部(52)の上方に設置されることを特徴とする。
本発明の一側面にかかる、複数の太陽電池モジュール(11)が設置される屋根構造体を下方から支持し、かつ並列に設置される長尺形状の複数の梁材(4)と、前記梁材(4)と直交し、前記屋根構造体を下方から支持し、かつ並列に設置される複数の桁材(5)と、前記梁材(4)と前記桁材(5)からなる平面上に、前記梁材(4)と同じ方向に設置される長尺形状の複数の第1垂木材(8)であって、前記太陽電池モジュール(11)の対向する2辺の縁を支持する前記複数の第1垂木材(8)と、前記梁材(4)と前記桁材(5)からなる平面上に、前記梁材(4)と同じ方向にかつ交互に設置される長尺形状の複数の第2垂木材(9)であって、前記太陽電池モジュール(11)を底面から支持する前記複数の第2垂木材(9)と、前記桁材(5)と同じ方向に並び、前記第1垂木材(8)と前記第2垂木材(9)との間に、前記第1垂木材(8)に支持される前記太陽電池モジュール(11)の前記2辺の縁とは異なる2辺の縁それぞれに沿って架けられる、長尺形状の雨樋(10)であって、断面方向から見た場合に、中央に凸形状を有し前記凸形状の側面に前記太陽電池モジュール(11)が当接される第1当接面(81-1)を有する凸部(81)と、断面方向から見た場合に、前記第1当接面(81-1)と同じ面に設けられ、前記第1当接面(81-1)に対して垂直方向に開口している第1樋部(82)と、を有する前記雨樋(10)と、を備え、前記第1樋部(82)は、断面方向から見た場合に、前記凸部(81)の左右に設けられ、前記凸部の上面を水平にすると前記第1樋部(82)の底面が、一端側よりも他端側の方が低くなるように勾配が設けられている屋根構造体(1)の施工方法は、前記第1垂木材(8)を前記梁材(4)と同じ方向に設置し、前記第2垂木材(9)を前記梁材(4)と同じ方向にかつ交互に設置し、前記雨樋(10)を、前記桁材(5)と並行に、前記第1垂木材(8)と前記第2垂木材(9)との間に架け、前記第1垂木材(8)と前記雨樋(10)に囲まれたフレームに前記太陽電池モジュール(11)を嵌め込むことを特徴とする。
本発明の一側面によれば、太陽電池モジュールとそれが嵌め込まれるフレームとの当接面から雨水が浸水しても、屋根の下にある物や地面等を濡らすことがない屋根構造体及びその施工方法を提供することができる。
本発明の一実施形態における太陽電池モジュール付カーポートを上方向側から見た斜視図である。 図1の太陽電池モジュール付カーポートをx方向側から見た側面図である。 図1の太陽電池モジュール11a周辺の拡大図である。 図3から太陽電池モジュール11aを取り外した場合の図である。 図4の垂木材8bの拡大図である。 長手方向と同方向から垂木材8の先端側から見た場合の側面図である。 図4の垂木材9aの拡大図である。 長手方向と同方向から垂木材9の先端側から見た場合の側面図である。 本実施形態における垂木材8と垂木材9とに架けられた雨樋10を示す図である。 図9における雨樋10のA-A’断面図である。
図1は、本発明の一実施形態における太陽電池モジュール付カーポートを上方向側から見た斜視図である。図2は、図1の太陽電池モジュール付カーポートをx方向側から見た側面図である。ここで、カーポートは、屋根構造体の一例であって、カーポート以外の構造物、例えば、駐輪場、シェルター、休憩所、テラス、バス停、倉庫などの構造物に適用してもよい。
本実施形態の説明においては、太陽電池モジュール付カーポート1の屋根体12を構成する複数の長尺形の梁材4(4a,4b,4c)が延びる方向を前後方向(梁材4の長手方向)ともいう。
なお、図1の例では、説明の便宜上、2枚の太陽電池モジュール11(11a,11b)のみ記載している。また、梁材4(4a,4b,4c)の長手方向をx方向、支柱連結桁材6の長手方向をy方向、地面13に対して垂直方向をz方向という。x方向、y方向、z方向は、相互に直角である。
太陽電池モジュール付カーポート1は、3本の支柱2と、方杖3と、屋根体12から構成されている。支柱2及び方杖3は、その材質に制限はなく、一定の強度及び耐久性があればよく、例えば、ステンレス製でもスチール製でもアルミニウム製でもその他の金属や一定の強度がある樹脂製の部材であってもよい。
屋根体12は、主として、梁材4(4a,4b,4c)、桁材5(5a,5b)、支柱連結桁材6、筋交い7、垂木材8(8a,8b,・・・)、垂木材9(9a,9b,・・・)、雨樋10(10a,10b,・・・)、太陽電池モジュール11から構成される。
3本の支柱2は、地面13に並列に立設される。各支柱2は、図2に示すように、地面13にコンクリート14を打設して固定される。図2に示すように、梁材4は、その中央部分を支柱により支持され、さらに方杖3により支持されている。梁材4は、中央部分から端部方向に向かって上向きに傾斜、すなわち略V字形状をしている。図2において、太陽電池モジュール付カーポート1は、支柱2に対して線対称の形状をしている。図1に示すように、3本の支柱2は、支柱連結桁材6により連結している。
図1において、桁材5(5a,5b)は、長尺形状の部材であって、梁材4(4a,4b,4c)に対して垂直方向(x方向)に並列に設けられている。梁材4と桁材5で囲まれた枠部分には筋交い7(7a,7b)が設けられている。
梁材4と桁材5で構築された面上に、垂木材8(8a,8b,・・・)、雨樋10(10a,10b,・・・))を格子状に組み合わせて、複数の太陽電池モジュール11を並列に及び/または直列に載置する載置フレームを構成している。
垂木材8(8a,8b,・・・)は、長尺形状の部材であって、梁材4の中央部分から左右の末端に向かって、梁方向に並列に設置されている。垂木材8は、梁方向フレーム構成部材として太陽電池モジュール11の梁方向の縁部分を支持すると共に、梁方向へ雨水を排水する機能を有する。ここで、垂木材8(8a,8b,・・・)の末端のうち支柱2側の末端を「基端側」と称し、他端を「先端」と称する。垂木材8の基端側から先端側に向かって上向きに傾いており、その傾斜角度は梁材4の傾斜角度と同一である。
垂木材9(9a,9b,・・・)は、長尺形状の部材であって、梁材4の中央部分から左右の末端に向かって、梁方向に並列に設置されている。垂木材9は、太陽電池モジュール底面支持部材として、太陽電池モジュール11をその底面方向から支持する。ここで、垂木材9(9a,9b,・・・)の末端のうち支柱2側の末端を「基端側」と称し、他端を「先端」と称する。垂木材9の基端側から先端側に向かって上向きに傾いており、その傾斜角度は垂木材8の傾斜角度と同一である。
雨樋10(10a,10b,・・・)は、長尺形状の部材であって、垂木材8と垂木材9との間に設置されるものであり、垂木材8及び垂木材9に対して直角方向(x方向)に設置される。雨樋10は、桁方向フレーム構成部材として屋根部分の桁方向のフレーム部分を構成すると共に、桁方向へ雨水を排水する機能を有する。
なお、梁材4(4a,4b,4c)、桁材5(5a,5b)、支柱連結桁材6、筋交い7、垂木材8(8a,8b,・・・)、垂木材9(9a,9b,・・・)、雨樋10(10a,10b,・・・)は、その材質に制限はなく、一定の強度及び耐久性があればよく、例えば、ステンレス製でもスチール製でもアルミニウム製でもその他の金属や一定の強度がある樹脂製の部材であってもよい。
図3は、図1の太陽電池モジュール11a周辺の拡大図である。図4は、図3から太陽電池モジュール11aを取り外した場合の図である。太陽電池モジュール11aは長方形状をしており、2つの短辺(y方向と同方向)はそれぞれ垂木材8a,8bにそって配置されており、長辺(x方向と同方向)は雨樋10a,10bに沿って配置されている。太陽電池モジュール11aの底面は、その中央部分は、y方向と同方向から、垂木材9aにより支持されている。
太陽電池モジュール11aは垂木材8a,8b、雨樋10a,10bにより形成されるフレーム(枠)に嵌め込まれた後、第1固定部材21(21a,21b,21c,21d)、第2固定部材22により固定される。第1固定部材21(21a,21b,21c,21d)は、垂木材8(8a,8b)上において、太陽電池モジュール11aの短辺の両端部分を固定する。第2固定部材22は、垂木材9a上において、太陽電池モジュール11aの長辺の中央部分を固定する。
なお、図3の例では、載置フレームが最も外側(垂木材8の先端側)なので、雨樋10は一方の長辺側にか設置されていないが(すなわち、太陽電池モジュール11の3辺でしか載置フレームに囲まれていない)、垂木材8の先端側及び基端側以外の載置フレームの場合には、雨樋10は対抗する2つの長辺に設置されている(すなわち、太陽電池モジュール11の4辺が載置フレームに囲まれている)。
図5は、図4の垂木材8bの拡大図である。垂木材8は、太陽電池モジュール短辺支持部31、樋部32を有する。太陽電池モジュール短辺支持部31は、太陽電池モジュール11aの短辺に沿って太陽電池モジュール11aを支持する。樋部32は、垂木材8の長手方向へ水を流す樋機能を有すると共に、止水部として機能する。
図6は、長手方向と同方向から垂木材8の先端側から見た場合の側面図である。垂木材8には、上段部35、中段部36、下段部37がある。
上段部35には、太陽電池モジュール短辺支持部31が設けられている。太陽電池モジュール短辺支持部31は、載置フレームに太陽電池モジュールが嵌め込まれた場合に太陽電池モジュール11との当接面31-2に対して垂直方向に立設された立設面31-1にて太陽電池モジュール11を支持する。
上段部35に関して、垂木材8の上部に第1固定部材21を固定するボルト孔が設けられている。また、第1固定部材21もボルト孔が設けられている。第1固定部材21と垂木材8はそのボルト孔にボルト41を挿通させて締めることにより、垂木材8に対して第1固定部材21を固定することができる。
第1固定部材21は、略コ字の開口部分に鉤形状を有する形状となっている。ボルト41を締めることで、太陽電池モジュール11aは、太陽電池モジュール短辺支持部31と第1固定部材21の鉤部分とに挟まれて固定される。
中段部36において、台形形状の空洞33があり、ボルト41のネジ部42を収納する空間となる。樋部32は、断面方向から見た場合に、太陽電池モジュール短辺支持部31の下方に、立設面31-1の端部よりも外側まで広い幅の開口を有する。樋部32は、垂木材8の長手方向へ水を流す樋機能を有すると共に、止水部として機能する。下段部37において、台形形状の空洞34がある。
なお、本実施形態では、太陽電池モジュール短辺支持部31は垂木材8の長手方向に連続的に設けられているが、これに限定されず、断続的に設けられていてもよい。すなわち上方から見た場合に太陽電池モジュール短辺支持部31が凹凸を繰り返すような形状をしていてもよい。これにより、垂木材8の軽量化を図ることができる。
図7は、図4の垂木材9aの拡大図である。垂木材9は太陽電池モジュール底面支持面51、樋部52を有する。太陽電池モジュール底面支持面51は、太陽電池モジュール11aの中央部分を短辺方向に沿って支持する。樋部52は、垂木材9の長手方向へ水を流す樋機能を有すると共に、止水部として機能する。
図8は、長手方向と同方向から垂木材9の先端側から見た場合の側面図である。垂木材9には、上段部55、中段部56、下段部57がある。
上段部55には、載置された太陽電池モジュール11を太陽電池モジュール11の底面から支持する太陽電池モジュール底面支持面51が設けられている。太陽電池モジュール底面支持面51には、ボルト孔が設けられている。また、ボルト止め61にもボルト孔が設けられている。ボルト止め61と太陽電池モジュール底面支持面51はそのボルト孔にボルト71を挿通させて締めることにより、太陽電池モジュール底面支持面51に対してボルト止め61を固定することができる。
中段部56において、台形形状の空洞33があり、ボルト71のネジ部72を収納する空間となる。樋部52は、断面方向から見た場合に、太陽電池モジュール底面支持面51の端部の下方に、太陽電池モジュール底面支持面51の端部よりも外側まで広い幅の開口を有する。樋部52は、垂木材9の長手方向へ水を流す樋機能を有すると共に、止水部として機能する。下段部57において、台形形状の空洞54がある。
図9は、本実施形態における垂木材8と垂木材9とに架けられた雨樋10を示す図である。図10は、図9における雨樋10のA-A’断面図である。雨樋10は、樋部82を有する。
図10に示すように、雨樋10を断面方向からみると、中央に凸形状をした上面部81、その左右に樋部82がある。樋部82は、載置フレームに太陽電池モジュール11が嵌め込まれた場合に太陽電池モジュール11との当接面81-1と同じ面に設けられ、当接面81-1に対して垂直方向に開口している。樋部82は、雨樋10の長手方向へ水を流す樋機能を有すると共に、止水部として機能する。樋部82の両端がそれぞれ、垂木材8の樋部32及び垂木材9の樋部52の上方に設置され、樋同士が立体的に重なる構成になっている。
樋部82の底面には、勾配が設けられている。すなわち、図9のように、雨樋10の樋部82の上面部81を水平にすると、樋部82の底面が、一端側よりも他端側の方が低くなっている。図9の例では、雨樋10の両端がそれぞれ、垂木材8aの太陽電池モジュール短辺支持部31と、垂木材9aの太陽電池モジュール底面支持面51に架けられている。このとき、上面部81は、略水平となっており、その上面部81の水平に対して、右側(垂木材8a側)へ向かうほど、樋部82の底面は低くなっている。
これにより、樋部82に入り込んだ雨水等の水は、樋部82の勾配により右側方向へ流れて、垂木材8の樋部32に流れ込むことができる。垂木材8は先端側から基端側に向かって下方に傾斜しているので、樋部32へ流れ込んだ水は、樋部32の基端側の末端から排水される。
このとき、桁方向(x方向)に延びた、各樋部32の基端側から排出された雨水を受け止める樋(桁方向樋)を、各樋部32の基端側に設けてもよい。そして、その桁方向樋に集水器とその集水器から地面まで延びる竪樋を設けてもよい。これにより、桁方向樋で受け止めた雨水を集水器で集め、その集めた雨水を竪樋を通して、地面へ排水するようにしてもよい。このとき、桁方向樋は、傾けて設置し、低い末端側に集水器を設けるようにしてもよい。桁方向樋は、その材質に制限はなく、一定の強度及び耐久性があればよく、例えば、ステンレス製でもスチール製でもアルミニウム製でもその他の金属や一定の強度がある樹脂製(例えば、塩化ビニル)の部材であってもよい。
なお、本実施形態では、一例として、垂木材9を配置したが、太陽電池モジュール11のサイズや重量、その他構造上の仕様によっては垂木材9がないカーポートであってもよい。この場合、垂木材8間に、雨樋10を架けることになる。例えば、図9において、垂木材9aが垂木材8bに置換され、雨樋10の左側末端が垂木材8bの太陽電池モジュール短辺支持部31に設置される構成にしてもよい。
また、図6、図8、図10において断面方向から見た樋部32,52,82の底面の形状は角形であったがこれに限定されず、角のない丸形(半円型)であってもよいし、一方は角形で他方は丸形の樋であってもよい。
本実施形態によれば、太陽電池モジュール11の短辺側の側面と垂木材8との当接部分から雨水が侵入したとしても、その雨水は垂木材8の樋部32により受け止められて、垂木材8(樋部32)の傾斜により外部へ排水される。
また、太陽電池モジュール11の長辺側の側面と雨樋10との当接部分から雨水が侵入したとしても、その雨水は雨樋10の樋部82により受け止められて、樋部82の傾斜により連接している垂木材8の樋部32または垂木材9の樋部52へ排出され、その排出された雨水は、垂木材8(樋部32)または垂木材9(樋部52)の傾斜により外部へ排水される。
このように、屋根体(12)の表側の露出している浸水箇所の全てに、そこから浸水した雨水を受け止める樋部が載置フレームに沿って格子状に張り巡らされており、かつ排水のルートが確立しているので、載置フレーム周辺から浸水した雨水を確実に太陽電池モジュール付カーポート1の外部へ排出することができる。これにより、屋根の下にある物や地面等を濡らすことがないようにすることができる。また、載置フレーム自体を樋部としたことにより、屋根体自体が必要以上に重くなることがない。
以上のことから、本実施形態における屋根構造体(1)は、
複数の長尺上のフレーム構成部材(8,10)を格子状に組み合わせて形成された各格子に四角形状の太陽電池モジュール(11)が嵌め込まれて載置される載置フレームを構成する前記フレーム構成部材を屋根体(12)に有する屋根構造体(1)であって、
前記フレーム構成部材のうち第1方向に並列される第1フレーム構成部材(8)は、
前記載置フレームに前記太陽電池モジュール(11)が嵌め込まれた場合に前記太陽電池モジュール(11)との第1当接面(31-2)に対して垂直方向に立設された立設面(31-1)にて前記太陽電池モジュール(11)を支持する太陽電池モジュール支持部(31)と、
断面方向から見た場合に、前記太陽電池モジュール支持部(31)の下方に、前記立設面(31-1)の端部よりも外側まで広い幅の開口を有する第1樋部(32)と、
を備え、
前記フレーム構成部材のうち前記第1方向に対して垂直方向である第2方向に並列または直列に配置される第2フレーム構成部材(10)は、
前記載置フレームに前記太陽電池モジュール(11)が嵌め込まれた場合に前記太陽電池モジュール(11)との第2当接面(81-1)と同じ面に設けられ、前記第2当接面(81-1)に対して垂直方向に開口している第2樋部(82)と、
を備える。
このように構成することにより、太陽電池モジュール11とそれが嵌め込まれる載置フレームとの当接面から雨水が浸水しても、屋根体12の下にある物や地面等を濡らすことがないようにすることができる。すなわち、太陽電池モジュール11と載置フレームとの当接面から雨水が浸水しても、第1フレーム構成部材(8)の第1樋部(32)及び第2フレーム構成部材(10)の第2樋部(82)により、その浸水を受け止め、排水することができる。
前記屋根構造体(1)は、さらに、
前記第1フレーム構成部材(8)と交互に並列に配置される太陽電池モジュール底面支持部材(9)を備え、
前記太陽電池モジュール底面支持部材(9)は、
載置された前記太陽電池モジュール(11)を、前記太陽電池モジュール(11)の底面から支持する支持面(51)と、
断面方向から見た場合に、前記支持面(51)の端部の下方に、前記支持部(51)の端部よりも外側まで広い幅の開口を有する第3樋部(52)と、
を有する。
このように構成することにより、載置フレームに嵌め込まれた太陽電池モジュール11をさらに安定させると共に、浸水した雨水を第3樋部(52)により排水することができる。
前記第2樋部(82)の末端は、前記第1フレーム構成部材(8)の前記第1樋部(32)または前記太陽電池モジュール底面支持部材(9)の前記第3樋部(52)の上方に設置される。
このように構成することにより、第2フレーム構成部材(10)の第2樋部(82)が受け止めた雨水を第1フレーム構成部材(8)の第1樋部(32)または太陽電池モジュール底面支持部材(9)の第3樋部(52)へ排出させることにより排水することができる。
前記第1樋部(32)、前記第2樋部(82)及び前記第3樋部(52)はいずれも傾斜している。
このように構成することにより、各樋部が受け止めた雨水を傾斜により流すことができるので、確実に排水することができる。
前記第2樋部(82)は、前記第2フレーム構成部材(10)の長手方向に対して勾配を有する。
このように構成することにより、第2樋部(82)が受け止めた雨水をその勾配により流すことができる。
本実施形態における屋根構造体(1)の施工方法は、
複数の長尺上のフレーム構成部材(8,10)を格子状に組み合わせて形成された各格子に四角形状の太陽電池モジュール(11)が嵌め込まれて載置される載置フレームを構成する前記フレーム構成部材を屋根体(12)に有する屋根構造体(1)であって、
前記フレーム構成部材のうち第1方向に並列される第1フレーム構成部材(8)は、
前記載置フレームに前記太陽電池モジュール(11)が嵌め込まれた場合に前記太陽電池モジュール(11)との第1当接面(31-2)に対して垂直方向に立設された立設面(31-1)にて前記太陽電池モジュール(11)を支持する太陽電池モジュール支持部(31)と、
断面方向から見た場合に、前記太陽電池モジュール支持部(31)の下方に、前記立設面(31-1)の端部よりも外側まで広い幅の開口を有する第1樋部(32)と、
を備え、
前記フレーム構成部材のうち前記第1方向に対して垂直方向である第2方向に並列または直列に配置される第2フレーム構成部材(10)は、
前記載置フレームに前記太陽電池モジュール(11)が嵌め込まれた場合に前記太陽電池モジュール(11)との第2当接面(81-1)と同じ面に設けられ、前記第2当接面(81-1)に対して垂直方向に開口している第2樋部(82)と、
を有する前記屋根構造体(1)の施工方法であって、
前記第1フレーム構成部材(8)を並列に前記第1方向に配置し、
前記第2フレーム構成部材(10)を前記第2方向に配置し、かつ、前記第2樋部の末端を、前記第1フレーム構成部材の前記第1樋部の上方に設置し、
前記第1フレーム構成部材(8)と前記第2フレーム構成部材(10)に囲まれた前記載置フレームに前記太陽電池モジュール(11)を嵌め込む。
このように構成することにより、太陽電池モジュール11とそれが嵌め込まれる載置フレームとの当接面から雨水が浸水しても、屋根体12の下にある物や地面等を濡らすことがないようにすることができる。すなわち、太陽電池モジュール11と載置フレームとの当接面から雨水が浸水しても、第1フレーム構成部材(8)の第1樋部(32)及び第2フレーム構成部材(10)の第2樋部(82)により、その浸水を受け止め、排水することができる。
以上、実施形態、変形例に基づき本態様について説明してきたが、上記した態様の実施の形態は、本態様の理解を容易にするためのものであり、本態様を限定するものではない。本態様は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本態様にはその等価物が含まれる。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することができる。
1 太陽電池モジュール付カーポート
2 支柱
3 方杖
4(4a,4b,4c) 梁材
5(5a,5b) 桁材
6 支柱連結桁材
7 筋交い
8(8a,8b,・・・) 垂木材
9(9a,9b,・・・) 垂木材
10(10a,10b,・・・) 雨樋
11 太陽電池モジュール
12 屋根体
13 地面
14 コンクリート
21(21a,21b,21c,21d) 第1固定部材
22 第2固定部材
31 太陽電池モジュール短辺支持部
31-1 立設面
31-2 当接面
32 樋部
51 太陽電池モジュール底面支持面
52 樋部
81 上面
81―1 当接面
82 樋部

Claims (6)

  1. 複数の太陽電池モジュール(11)が設置される屋根構造体であって、
    前記屋根構造体を下方から支持し、かつ並列に設置される長尺形状の複数の梁材(4)と、
    前記梁材(4)と直交し、前記屋根構造体を下方から支持し、かつ並列に設置される複数の桁材(5)と、
    前記梁材(4)と前記桁材(5)からなる平面上に、前記梁材(4)と同じ方向に設置される長尺形状の複数の第1垂木材(8)であって、前記太陽電池モジュール(11)の対向する2辺の縁を支持する前記複数の第1垂木材(8)と、
    前記梁材(4)と前記桁材(5)からなる平面上に、前記梁材(4)と同じ方向にかつ交互に設置される長尺形状の複数の第2垂木材(9)であって、前記太陽電池モジュール(11)を底面から支持する前記複数の第2垂木材(9)と、
    前記桁材(5)と同じ方向に並び、前記第1垂木材(8)と前記第2垂木材(9)との間に、前記第1垂木材(8)に支持される前記太陽電池モジュール(11)の前記2辺の縁とは異なる2辺の縁それぞれに沿って架けられる、長尺形状の雨樋(10)であって、
    断面方向から見た場合に、中央に凸形状を有し前記凸形状の側面に前記太陽電池モジュール(11)が当接される第1当接面(81-1)を有する凸部(81)と、
    断面方向から見た場合に、前記第1当接面(81-1)と同じ面に設けられ、前記第1当接面(81-1)に対して垂直方向に開口している第1樋部(82)と、
    を有する前記雨樋(10)と、
    を備え、
    前記第1樋部(82)は、断面方向から見た場合に、前記凸部(81)の左右に設けられ、
    前記凸部の上面を水平にすると前記第1樋部(82)の底面が、一端側よりも他端側の方が低くなるように勾配が設けられている
    ことを特徴とする屋根構造体(1)。
  2. 前記雨樋(10)は、ステンレス製、スチール製、アルミニウム製、または樹脂製の部材で構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の屋根構造体(1)。
  3. 前記複数の第1垂木材(8)のそれぞれは、
    前記太陽電池モジュール(11)との第2当接面(31-2)に対して垂直方向に立設された立設面(31-1)にて前記太陽電池モジュール(11)を支持する太陽電池モジュール支持部(31)と、
    断面方向から見た場合に、前記太陽電池モジュール支持部(31)の下方に、前記立設面(31-1)の端部よりも外側まで広い幅の開口を有する第2樋部(32)と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の屋根構造体(1)。
  4. 前記第2垂木材(9)のそれぞれは、
    前記太陽電池モジュール(11)を、前記太陽電池モジュール(11)の底面から支持する底面支持面(51)と、
    断面方向から見た場合に、前記底面支持面(51)の端部の下方に、前記底面支持(51)の端部よりも外側まで広い幅の開口を有する第3樋部(52)と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の屋根構造体(1)。
  5. 前記複数の第1垂木材(8)のそれぞれは、
    前記太陽電池モジュール(11)との第2当接面(31-2)に対して垂直方向に立設された立設面(31-1)にて前記太陽電池モジュール(11)を支持する太陽電池モジュール支持部(31)と、
    断面方向から見た場合に、前記太陽電池モジュール支持部(31)の下方に、前記立設面(31-1)の端部よりも外側まで広い幅の開口を有する第2樋部(32)と、
    を備え、
    前記第2垂木材(9)のそれぞれは、
    前記太陽電池モジュール(11)を、前記太陽電池モジュール(11)の底面から支持する底面支持面(51)と、
    断面方向から見た場合に、前記底面支持面(51)の端部の下方に、前記底面支持面(51)の端部よりも外側まで広い幅の開口を有する第3樋部(52)と、
    を備え、
    前記第1樋部(82)の末端は、前記第1垂木材(8)の前記第2樋部(32)または前記第2垂木材(9)の前記第3樋部(52)の上方に設置される
    ことを特徴とする請求項に記載の屋根構造体(1)。
  6. 複数の太陽電池モジュール(11)が設置される屋根構造体を下方から支持し、かつ並列に設置される長尺形状の複数の梁材(4)と、
    前記梁材(4)と直交し、前記屋根構造体を下方から支持し、かつ並列に設置される複数の桁材(5)と、
    前記梁材(4)と前記桁材(5)からなる平面上に、前記梁材(4)と同じ方向に設置される長尺形状の複数の第1垂木材(8)であって、前記太陽電池モジュール(11)の対向する2辺の縁を支持する前記複数の第1垂木材(8)と、
    前記梁材(4)と前記桁材(5)からなる平面上に、前記梁材(4)と同じ方向にかつ交互に設置される長尺形状の複数の第2垂木材(9)であって、前記太陽電池モジュール(11)を底面から支持する前記複数の第2垂木材(9)と、
    前記桁材(5)と同じ方向に並び、前記第1垂木材(8)と前記第2垂木材(9)との間に、前記第1垂木材(8)に支持される前記太陽電池モジュール(11)の前記2辺の縁とは異なる2辺の縁それぞれに沿って架けられる、長尺形状の雨樋(10)であって、
    断面方向から見た場合に、中央に凸形状を有し前記凸形状の側面に前記太陽電池モジュール(11)が当接される第1当接面(81-1)を有する凸部(81)と、
    断面方向から見た場合に、前記第1当接面(81-1)と同じ面に設けられ、前記第1当接面(81-1)に対して垂直方向に開口している第1樋部(82)と、
    を有する前記雨樋(10)と、
    を備え、
    前記第1樋部(82)は、断面方向から見た場合に、前記凸部(81)の左右に設けられ、
    前記凸部の上面を水平にすると前記第1樋部(82)の底面が、一端側よりも他端側の方が低くなるように勾配が設けられている
    屋根構造体(1)の施工方法であって、
    前記第1垂木材(8)を前記梁材(4)と同じ方向に設置し、
    前記第2垂木材(9)を前記梁材(4)と同じ方向にかつ交互に設置し、
    前記雨樋(10)を、前記桁材(5)と並行に、前記第1垂木材(8)と前記第2垂木材(9)との間に架け、
    前記第1垂木材(8)と前記雨樋(10)に囲まれたフレームに前記太陽電池モジュール(11)を嵌め込む
    ことを特徴とする屋根構造体の施工方法。
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