JP2021014764A - 太陽光パネル付カーポート - Google Patents

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【課題】一定の強度を確保しながらも、コストを増大させず、利便性を低下させない太陽光パネル付カーポートを提供する。【解決手段】太陽光パネル付カーポート1は、複数の縦レール2と、駐車場P後方に立設され、複数の縦レール2のそれぞれを支持する一対の支柱3,4と、複数の縦レール2間に架設される保持部材である横レール5と、保持部材により保持される複数の太陽光パネル6と、を備え、一対の支柱3,4のうち、一方の支柱は縦レール2後方側面に結合され、他方の支柱は縦レール2下部に結合され、それぞれの支柱を連結部材7で連結する。【選択図】図1

Description

本発明は、太陽光発電機能を備えたカーポートに関する。
従来、太陽光発電は、主に建物の屋上や屋根に太陽光パネルを設置することでその普及が図られてきた。太陽光発電は、例えば、原子力発電などと比べてもその安全性は格段に高く、また、近年は太陽光パネル自体のコストも低下してきたことから、今後のエネルギー政策においては特に重要な役割を担うものである。
もっとも、太陽光発電は、その発電量が日照によって左右されるため、一定の電力量を確保するためには屋外に一定のスペースを確保する必要がある。
そこで、近年、カーポートの屋根部分に太陽光パネルを設けるようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
このようなカーポートによれば、本来デッドスペースであった駐車場の上部空間を太陽光発電のために有効活用できるとともに、例えば、悪天候時の雨風や真夏の直射日光から車や駐車場利用者を守ることができる。
特開2014−25288号公報 特開2016−17315号公報
ところで、このようなカーポートでは、太陽光パネル面に強風を受けた場合、積雪により荷重が増加した場合、あるいは地震が発生した場合など種々の外的負荷がかかった場合であっても倒壊しない強度を確保することが必要である。例えば、一般的な木造建造物の屋根に50cm以上の積雪があると1000Pa以上の荷重がかかることになる。
ここで、一定の強度を確保するため、例えば、カーポートの構成部材をより強度や耐久性の高い材料や部材を用いて構成することが考えられる。しかしながら、そのように構成すると製造コストが増大してしまうことから、このようなカーポートを導入することのメリットを十分に享受し得なくなるという問題がある。
また、一定の強度を確保するため、太陽光パネル面を支える支柱をより多くし、あるいはより太く構成することが考えられる。しかしながら、そのような支柱構成とすると駐車時の車の出し入れや回転がしづらくなってしまうことから、利用者の利便性が低下してしまうという問題がある。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、一定の強度を確保しながらも、コストを増大させず、利便性を低下させない太陽光パネル付カーポートを提供することを目的とする。
本発明に係る太陽光パネル付カーポートは、複数の縦レールと、駐車場後方に立設され、複数の前記縦レールのそれぞれを支持する一対の支柱と、複数の前記縦レール間に架設される保持部材と、前記保持部材により保持される複数の太陽光パネルと、を備え、前記一対の支柱のうち、一方の支柱は前記縦レール後方側面に結合され、他方の支柱は前記縦レール下部に結合され、それぞれの支柱を連結部材で連結したことを特徴とする。
本発明に係る太陽光パネル付カーポートによれば、縦レールと保持部材とで構成される太陽光パネル面を、駐車場後方に立設された一対の支柱で支持する。ここで、一対の支柱は、縦レール後方側面に結合される支柱と、縦レール下部に結合される支柱とで構成され、これらの支柱は連結部材で連結されている。
したがって、例えば、強風などによって上向きの外力がかかった場合、あるいは積雪などによって下向きの外力がかかった場合のいずれの場合にも、一方の支柱では圧縮力が吸収され、他方の支柱では引っ張り力が吸収され、しかも連結部材によってこれらの支柱の剛性が維持される。これにより、一定の強度を確保することができる。
また、上記の構成によって強度を確保しているので、コストの増大を抑制することができるとともに、特に、駐車場前方には支柱を設けないようにしているので、車の出し入れや回転時の障害物を少なくでき、利便性の低下を抑制することができる。
本発明によれば、一定の強度を確保しながらも、コストを増大させず、利便性を低下させない太陽光パネル付カーポートを提供することができる。
本発明の太陽光パネル付カーポートを示すアイソメ図である。 図1のレール2周辺の点線部分の拡大図である。 本発明の太陽光パネル付カーポートを示す俯瞰図である。 太陽光パネル付カーポートに下向きの外力が掛かった図である。 太陽光パネル付カーポートに上向きの外力が掛かった図である。 本発明の変形例を示す図である。 本発明の変形例を示す図である。 本発明の変形例を示す図である。
以下、本実施形態の太陽光パネル付カーポートについて、図1〜図3を用いて説明する。なお、本実施形態では、2台の車を横並びで収容し得る太陽光パネル付カーポートを例示しているが、収容可能台数は1台であってもよいし、3台以上であってもよい。
図1〜図3に示すように、本実施形態の太陽光パネル付カーポート1は、複数の縦レール2と、駐車場P後方に立設され、複数の縦レール2のそれぞれを支持する一対の支柱3,4と、複数の縦レール2間に架設される複数の横レール5と、横レール5により保持される複数の太陽光パネル6と、を備える。また、本実施形態の太陽光パネル付カーポート1は、一対の支柱3,4をH字状に連結する連結部材7を備える。
なお、本実施形態では、複数の太陽光パネル6は、複数の横レール5によって保持される構成としているが、例えば平板上の保持部材によって複数の太陽光パネル6が保持される構成とすることもできる。すなわち、本実施形態における保持部材は、複数の太陽光パネル6を保持可能とする限り、種々の部材を採用することができる。
縦レール2は、中空角型のアルミ材からなる上部部材2aと、同じく中空角型のアルミ材からなる下部部材2bとを備える。また、下部部材2bは、上部部材2aよりも駐車場P前方側の端部までの長さが短く構成される。なお、駐車場P後方側の端部では、後述の支柱3によって上部部材2aと下部部材2cとが平行(あるいは一定角度)となるように結合される。また、下部部材の2bの上面と、上部部材2aの下面であって下部部材2aと重畳する位置には、それぞれ異なる位置かつ等間隔で複数の結合部(符号省略)が設けられ、この結合部に平板上のアルミ材である複数のサポート部材12が斜めかつジグザグ状に取り付けられることで、上部部材2aと下部部材2bとの間がトラス構造に形成される。
なお、本実施形態において「結合」あるいは「取り付け」とは、複数の部材のそれぞれに設けられた一又は複数のボルト孔にボルトを挿通し、このボルトをナットで固定することによってなされるが、これと同様に組み立てや解体を容易とする手法であればその他の種々の手法を採用することもできる。あるいは、強度を増加させるなど適宜必要な場合には溶接などの手法を採用してもよい。
支柱3,4は、中空角型のアルミ材からなり、一端部側が、コンクリートあるいはアスファルトで覆われた駐車場Pの地面に穿設された穿孔を介して地下約2m程度打ち込まれることで駐車場P後方の所定位置に立設される。なお、支柱3,4は、それぞれ一部材として構成されてもよいし、打ち込み側と縦レール2との結合側とを別部材で構成し、これらがそれぞれの結合部分に設けられたフランジ部において結合されることで支柱となるように構成されてもよい。
また、支柱3は、駐車場P前方側の所定位置に設けられた断面が横向きコ字状に形成された結合部(符号省略)において、縦レール2後方側面(より具体的には、上部部材2a及び下部部材2b)に結合される。また、支柱4は、打ち込み側と反対側の他端部において、縦レール2下部(より具体的には、下部部材2b)に設けられた断面が下向きコ字状に形成された結合部4aによって挟持されながら結合される。そして、縦レール2は、駐車場P前方から後方に向かって下り傾斜となるように支柱3,4によって支持される。
横レール5は、中空台形状のアルミ材からなり、所定の間隔ごとに縦レール2に架設され、所定位置にて太陽光パネルを固定可能に構成されることで、複数の太陽光パネル6を保持する。そして、少なくとも一部の横レール5は、複数の太陽光パネル6のそれぞれを、縦方向(すなわち、駐車場Pの前後方向の長辺側)にあっては隙間なく、横方向(すなわち、駐車場Pの左右方向の短辺側)にあっては横レール5に沿って隙間が空くように保持する。
また、少なくとも一部の横レール5には、横レール5に沿って流れる雨水を縦レール2に案内する案内部8が設けられる。案内部8は、横レール5の上部に設けられる樋部(符号省略)と、横レール5の端部側底面に設けられた開口10と対向する位置に設けられる開口部(符号省略)とを有し、樋部に流れた雨水を開口部及び開口10を介して後述の雨樋部9に案内する。なお、案内部8によって雨水を雨樋部9に案内する手法はこれに限られない。例えば、案内部8の開口部と開口10との間を樋部として形成してもよい。また、案内部の開口部を漏斗状に形成してもよい。
また、縦レール2(より具体的には、上部部材2a)には、案内部8によって案内された雨水を駐車場P後方に排水する雨樋部9が設けられる。
ここで、図2を用いて、本実施形態における雨水の排水までの流れを説明する。まず、複数の太陽光パネル6に降った雨水は、傾斜に沿ってパネル面を流れ、太陽光パネル6間の隙間に流入する。次に、太陽光パネル6間の隙間に流入した雨水は、案内部8によって開口10に案内され、開口10を介して雨樋部9に流入する。そして、雨樋部9に流入した雨水は、傾斜に沿って駐車場P後方に流れていき、最終的には駐車場P後方において排水される。
次に、図3を用いて、本実施形態における支柱3,4と連結部材7との関係について説明する。本実施形態では、太陽光パネル6は、例えば、1枚あたり、縦1952mm程度、横992mm程度、重量20kg程度のものが採用され、太陽光パネル面には、15枚の太陽光パネル6が上述した態様で敷設される。したがって、太陽光パネル面は、縦5856mm程度、横4960mm程度、重量300kg程度となる。
このような太陽光パネル面に、例えば、図3(a)に示すように、地面と水平に吹く強風の上向き成分の外力がかかった場合、支柱3は圧縮力を吸収し、支柱4は引っ張り力を吸収する。また、このとき、連結部材7は、支柱3側及び支柱4と連結することで交互に加わる力を補助的に緩和する。具体的には、支柱3と連結部材7の接合部11a或いは支柱4と連結部材7との接合部11bで起こる相対的な力による歪を抑制する。
また、例えば、図3(b)に示すように、積雪などによって下向きの外力がかかった場合、支柱4は圧縮力を吸収し、支柱3は引っ張り力を吸収する。また、この場合も、連結部材7は、支柱3側及び支柱4と連結することで交互に加わる力を補助的に緩和する。具体的には、支柱3と連結部材7の接合部11a或いは支柱4と連結部材7との接合部11bで起こる相対的な力による歪を抑制する。
なお、このような観点からすると、支柱3の地上高は1700〜2000mm程度、支柱4の地上高は2100〜2500mm程度、支柱3から支柱4までの距離は500〜1000mm程度とすることが望ましく、また、支柱3と支柱4は、地上高は800〜1300mm程度の位置において連結部材7により連結されることは望ましい。もっとも、これらの数値はあくまでも例示であって、一定の強度が担保される限り任意の数値を採用することができる。
以上、説明したように、本実施形態の太陽光パネル付カーポート1は、複数の縦レール2と、駐車場P後方に立設され、複数の縦レール2のそれぞれを支持する一対の支柱3,4と、複数の縦レール2間に架設される保持部材である横レール5と、保持部材により保持される複数の太陽光パネル6と、を備え、一対の支柱3,4のうち、一方の支柱は縦レール2後方側面に結合され、他方の支柱は縦レール2下部に結合され、それぞれの支柱を連結部材7で連結したことを特徴とする。
本実施形態の太陽光パネル付カーポート1によれば、一定の強度を確保しながらも、コストを増大させず、利便性を低下させないことが可能となる。
また、特に、ショッピングモールやスーパーなどの商業施設、あるいはパチンコ店などの遊技施設は、大型の駐車場をもち、また、日中に多くの電気を使用する場合が多いことから、このような施設に導入されればより多くの利点を生じさせることができる。第一に、太陽光の一部が電気に変換されて、同時にカーポート下のアスファルト地面に直射日光が当たり難くなることで、結果的に駐車場全体の温度低下が起きやすい。これによりヒートアイランド現象を軽減出来る。少なくとも、日除けや暴風雨除けにもなるので、駐車場利用者には喜ばれる。第二に、過剰な設備投資をすることなく営業上のランニングコスト削減可能に加えてCO2削減によるCSR戦略および世界的な再生可能エネルギー促進に沿った動きとなるので企業としても導入メリットは少なくない。第三に、これらの大型施設で使用する電気のほとんどが火力発電や原子力発電から生み出した電気であるが、これをもしもショッピングモール大型駐車場1つ分1MW分で太陽光発電に切り替えた場合、日中使用の電気が1/5から1/2がCO2の発生しない再生可能エネルギーに切り替わる。これがもしも日本全国レベル或いは海外にも普及が進むなら地球温暖化の抑制にも大きく貢献する。
また、本実施形態の太陽光パネル付カーポート1は、連結部材7で、それぞれの支柱をH字状に連結することを特徴とする。
本実施形態の太陽光パネル付カーポート1によれば、支柱3と連結部材7の接合部11a或いは支柱4と連結部材7との接合部11bで起こる相対的な力による歪を抑制することができるため、コストを増大させることなく一対の支柱3,4の強度をより高めることが可能となる。
また、本実施形態の太陽光パネル付カーポート1は、縦レール2は、上部部材2aと、上部部材よりも駐車場P前方側の端部までの長さが短い下部部材2bと、上部部材2aと下部部材2bとの間は、トラス構造に形成される特徴とする。
本実施形態の太陽光パネル付カーポート1によれば、上部部材2aと下部部材2bとの間においてその一部にトラス構造を形成し、先端は上部部材2aのみの部分が存在することで重量バランスを維持することができるため、コストを増大させることなく縦レール2の強度をより高めることが可能となる。
また、本実施形態の太陽光パネル付カーポート1は、縦レール2は、駐車場P前方から後方に向かって下り傾斜となるように一対の支柱3,4によって支持され、保持部材は、複数の横レール5であり、複数の太陽光パネル6のそれぞれを、縦方向にあっては隙間なく、横方向にあっては横レール5に沿って隙間が空くように保持し、横レール5には、横レール5に沿って流れる雨水を縦レール2に案内する案内部8が設けられ、縦レール2には、案内部8によって案内された雨水を駐車場P後方に排水する雨樋部9が設けられることを特徴とする。
本実施形態の太陽光パネル付カーポート1によれば、太陽光パネル面に落ちた雨水が縦方向の隙間の無い溝を伝って落ちずに流れて横方向の隙間から落ちるという水の性質を利用して、複数の太陽光パネル下面に雨漏りを防ぐことを目的とした屋根や防水シートなどを設置することなく、簡易な構成で排水性能を高め、利便性をより高めることが可能となる。
以上、本発明について、本実施形態を用いて説明したが、本実施形態は一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、組み合わせ、置き換え、変更を行うことができる。またこのような変形を行ったものも発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、本実施形態では、駐車場Pの屋根部分が太陽光発電機能を備えるものとしているが、太陽光発電機能を備えず、通常の屋根として構成されたカーポートにも適用可能である。
また、例えば、本実施形態では、縦レール2を支持する支柱を2本の支柱3,4として構成しているが、豪雪地帯に設置するなど強度をより高めたい場合には、3本以上の支柱によって縦レール2を支持してもよい。この場合、支柱3に対する支柱4と同様に、支柱4に対してさらに駐車場P前方に支柱を立設し、この支柱と支柱4を連結部材によって連結すればよい。
また、例えば、本実施形態では、連結部材7が支柱3,4をH字状に連結するように構成しているが、図4に示すように、縦レール2と同様のトラス構造が形成される複数の連結部材13によって支柱3,4を連結してもよい。
また、例えば、本実施形態では、縦レール2が上部部材2aと下部部材2bの間でトラス構造に形成されるように構成しているが、図5に示すように、中空平板状の一体型の部材である縦レール20で構成してもよい。
また、例えば、本実施形態では、下部部材の2bの上面と、上部部材2aの下面であって下部部材2aと重畳する位置において、それぞれ異なる位置かつ等間隔で複数の結合部(符号省略)が設けられ、これらの結合部に等しい長さのサポート部材12が取り付けられることでトラス構造が形成されるものとしていたが、複数の結合部が設けられる間隔を異ならせるとともに、これに対応させるようにサポート部材12の長さが設定されるようにしてもよい。すなわち、トラス構造における接点間隔を異ならせてもよい。
具体的には、図6に示すように、複数の結合部が設けられる間隔を駐車場P後方側から前方に向かって順次間隔が広くなるようにしていき、これにしたがってサポート部材の長さを設定する。例えば、駐車場P後方側(縦レール2の後端側)では、複数の結合部の間隔にしたがって短いサポート部材12aを取り付け、駐車場P前方側(縦レール2の先端側)では、複数の結合部の間隔にしたがって長いサポート部材12bを取り付ける。すなわち、縦レール2のトラス構造において、後端側の接点間隔を、先端側の接点間隔よりも狭くする。また、この際、上部部材2aの先端側の結合部は、必ずしも下部部材2bと重畳する位置にある必要はない。すなわち、上部部材2aにおいて、下部部材2bと重畳しない位置に接点を設けてもよい。このようにすれば、縦レール2の先端側では、重量を抑えつつ低コストで強度を維持することができ、後端側では、その強度を向上させることができる。
1…太陽光パネル付カーポート 2…縦レール 2a…上部部材
2b…下部部材 3…支柱 4…支柱 4a…結合部 5…横レール
6…太陽光パネル 7…連結部材 8…案内部 9…雨樋部
10…開口 11a,11b:接合部
12,12a,12b…サポート部材 13…連結部材
20…縦レール P…駐車場

Claims (5)

  1. 複数の縦レールと、駐車場後方に立設され、複数の前記縦レールのそれぞれを支持する一対の支柱と、複数の前記縦レール間に架設される保持部材と、前記保持部材により保持される複数の太陽光パネルと、を備え、
    前記一対の支柱のうち、一方の支柱は前記縦レール後方側面に結合され、他方の支柱は前記縦レール下部に結合され、それぞれの支柱を連結部材で連結したことを特徴とする太陽光パネル付カーポート。
  2. 前記連結部材は、それぞれの支柱をH字状に連結することを特徴とする請求項1に記載の太陽光パネル付カーポート。
  3. 前記縦レールは、上部部材と、前記上部部材よりも駐車場前方側の端部までの長さが短い下部部材と、を備え、前記上部部材と前記下部部材との間は、トラス構造に形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の太陽光パネル付カーポート。
  4. 前記トラス構造において、駐車場後方側の接点間隔を、駐車場前方側の接点間隔よりも狭くし、前記上部部材において、前記下部部材と重畳しない位置に接点を設けたことを特徴とする請求項3に記載の太陽光パネル付カーポート。
  5. 前記縦レールは、駐車場前方から後方に向かって下り傾斜となるように前記一対の支柱によって支持され、前記保持部材は、複数の横レールであり、複数の前記太陽光パネルのそれぞれを、縦方向にあっては隙間なく、横方向にあっては前記横レールに沿って隙間が空くように保持し、前記横レールには、前記横レールに沿って流れる雨水を前記縦レールに案内する案内部が設けられ、前記縦レールには、前記案内部によって案内された雨水を駐車場後方に排水する雨樋部が設けられることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の太陽光パネル付カーポート。
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