JPH0589490U - 布帛擦過用粗面材 - Google Patents

布帛擦過用粗面材

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JPH0589490U
JPH0589490U JP030159U JP3015992U JPH0589490U JP H0589490 U JPH0589490 U JP H0589490U JP 030159 U JP030159 U JP 030159U JP 3015992 U JP3015992 U JP 3015992U JP H0589490 U JPH0589490 U JP H0589490U
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    • D06C11/00Teasing, napping or otherwise roughening or raising pile of textile fabrics

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Abstract

(57)【要約】 【構成】研磨フィルムおよび金属支持板が積層されて可
撓部と非可撓部を構成する全長が一定な布帛擦過用粗面
材であって、該布帛擦過用粗面材の少なくとも可撓部に
は研磨フィルムが配置され、該布帛擦過用粗面材の非可
撓部は厚さが一定であり、該布帛擦過用粗面材の可撓部
は先端にかけて厚さが漸減する形状であり、該布帛擦過
用粗面材の可撓部の最大厚さが2.0mm以下であること
を特徴とする布帛擦過用粗面材。 【効果】布帛の擦過処理速度を速くできるので、効率的
に処理できる。具体的には処理速度を10m/分以上と
することができる。布帛擦過用粗面材の寿命が長く、耐
久性は極めて大きい。1枚の研磨フィルムで5000m
以上の布帛を擦過加工することができ、研磨フィルム交
換により半永久的に使用できる。薄地や極細繊維など擦
過処理が難しい布帛を、迅速に、均一に、安定して処理
することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は布帛擦過用粗面材に関するものである。さらに詳しくは、粗面を有す る可撓性の布帛擦過用粗面材であり、これで布帛を打ち叩いて、ソフトな風合と ケバ出しなどの擦過処理を連続的に行なうための布帛擦過用粗面材に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来、布帛の擦過方法としては、サンドペーパー等の研磨紙を回転ロールや回 転ベルトに巻きつけ、これに布帛を密着させて研削するバフ加工、サンディング 加工がある。
【0003】 しかしながら、これらの方法では粗面との密着度(クリアランス)の制御が難 しいため、布帛が破れたり、研削ムラや布帛の強力低下があり、特に、薄地布帛 には全く適用できない問題があった。
【0004】 そこで、本考案者らはすでに布帛の表面を可撓性のある粗面で叩打しながら擦 過処理する方法および処理装置を提案している(特開昭62−289665号公 報)。しかしながら、この技術は可撓性の粗面で叩打、擦過するという基本的な 作用を提案しているにすぎず、実用化には十分でない点があった。即ち、 (イ)布帛の高速処理が容易でなかった。
【0005】 バフ加工、サイディング加工など一般に行なわれる布帛の処理速度は10m/ 分以上であるのに対し、前記公報で例示されている布帛の処理速度は0.6m/ 分(擦過体の回転数360r.p.m.)或いは5.5m/分(擦過体の回転数158 2r.p.m.)である。これは、例示されているように、研磨紙や研磨フィルムを互 いに2〜3枚に接着した程度の布帛擦過用粗面材の構造に原因がある。つまり、 薄く、軽い構造のため布帛に与える叩打エネルギーが不足し、十分な擦過力が得 られず、高速処理が容易でなかった。なお、処理速度を上げるため擦過体の回転 数を上げて処理することが考えられるが、500r.p.m.を越える回転数では処理 時の騒音、振動または回転軸受の摩耗が激しくなるなどの問題が生じ、限界があ った。かかる観点から回転数500r.p.m.以下で、布帛の処理速度10m/分以 上で処理しうる布帛擦過用粗面材が切望されていた。
【0006】 (ロ)布帛擦過用粗面材の耐久性が不十分であった。
【0007】 上記公報に例示されている布帛擦過用粗面材では布帛の処理量がせいぜい10 0m程度であり、研磨粗面を頻繁に取りかえなければならなかった。実用的な処 理量としては5000mが望まれる。このような実用条件下で、しかも、処理速 度10m/分程度で処理する場合には従来の布帛擦過用粗面材では粗面材先端や 粗面材の根元の折れ、はがれ等が頻発し、布帛擦過用粗面材の耐久性が不十分で あった。
【0008】 (ハ)加工の均一性が不十分であった。
【0009】 上記公報に例示されている布帛擦過用粗面材は先端から根元まで厚さが一様で あり、強い擦過条件下では均一処理が容易ではなかった。これは、布帛擦過用粗 面材の先端にくらべて根元を相対的に腰・反発性に優れたものとすることができ ず、布帛へ鋭い切削作用を付与することができず、均一加工をするのが容易では なかった。特に、布帛と布帛擦過用粗面材との距離を短くして、強い擦過処理条 件を採用すると、加工の均一性が低下する傾向があった。
【0010】 (ニ)布帛擦過用粗面材の製作が容易でなかった。
【0011】 布帛擦過用粗面材の厚さを増すことにより、強い擦過力で、処理速度10m/ 分を達成しようとすれば、上記公報で例示されている布帛擦過用粗面材の可撓係 数(曲げ剛性、曲げヒステリシス)から試算すると、研磨紙(#180)を少な くとも50枚以上重ね合わさなければならず、布帛擦過用粗面材の製作が容易で はなかった。
【0012】 このように従来の技術においては布帛を叩打、擦過処理するという基本的概念 は例示されているものの、実用上、十分でない点があった。とくに、ポリエステ ルやポリアミドのマルチフィラメント使い織編物は、固有の高結晶性、高強度を 有することから極めて擦過、毛羽出しがしにくいなどの問題があり、耐久性を有 し、均一加工が可能でしかも処理速度を向上しうる布帛擦過用粗面材が切望され ていた。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の課題は布帛を叩打、擦過する方法において、厚地のみならず、特に、 加工の難しい薄地布帛においても、高品位で均一な毛羽出しを迅速に処理するた めに強い擦過力を有し、高耐久性の布帛擦過用粗面材を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するために次の構成を有する。すなわち、 研磨フィルムおよび金属支持板が積層されて可撓部と非可撓部を構成する全長 が一定な布帛擦過用粗面材であって、該布帛擦過用粗面材の少なくとも可撓部に は研磨フィルムが配置され、該布帛擦過用粗面材の非可撓部は厚さが一定であり 、該布帛擦過用粗面材の可撓部は先端にかけて厚さが漸減する形状であり、該布 帛擦過用粗面材の可撓部の最大厚さが2.0mm以下であることを特徴とする布帛 擦過用粗面材である。
【0015】 以下、本考案について図面を参照しつつさらに詳細に説明する。 図1は、本考案の布帛擦過用粗面材を適用するための擦過装置の例である。F は擦過処理されるべき布帛で、図の右側から拡布状でピンチロール1を経て、支 持ロール2に密着状態で通過したのち、ニップロール3でニップされながら移送 される。
【0016】 この布帛の走行経路に、走行する駆動とは異なる独立した駆動系をもつ擦過回 転体4があり、布帛擦過用粗面材5はその非可撓部の根元が該擦過回転体4に取 り付けられているものであり、該布帛擦過用粗面材の可撓部に配置された研磨フ ィルムによって、支持ロール2に支持された布帛Fの表面を叩打し、擦過処理を 行なうものである。
【0017】 図2は、本考案の布帛擦過用粗面材の一例を示す側面図であり、複数の布帛擦 過用粗面材5が擦過回転体4に放射状に取り付けられている。布帛擦過用粗面材 の可撓部は先端にかけて厚さが漸減する形状となっているのが特徴である。
【0018】 本考案の布帛擦過用粗面材は、全体が一様な厚さである従来の形状の布帛擦過 用粗面材(図7の5' )にくらべて、布帛に鋭く切り込む切削作用が極めて大き いので、布帛を強く、且つ均一に擦過することができる。また、布帛擦過用粗面 材の非可撓部が可撓部に比べ厚いため、布帛擦過用粗面材は全体として腰・反発 性が強くあり、耐久性が大きい。従来の全体として厚みが一様な布帛擦過用粗面 材は腰が強くはないので、布帛に強い切削力を付与するのが容易ではなく、耐久 性も十分ではなかった。
【0019】 本考案において、布帛擦過用粗面材の可撓部は先端にかけて厚さが漸減する形 状となっていることが最大の特徴であり、厚さ0.1〜0.2mmの薄地布帛のご く表面を均一に強く切削加工する状況は、洗顔時の柔らかい肌に対するヒゲ剃り には先端の鋭いカミソリがよく適合する場合にたとえることができる。 このように薄く強い布帛擦過用粗面材により処理速度を上げうることを図10 に示す。本考案の擦過羽根(イ)が従来の羽根(ロ)にくらべて布帛の擦過効率 がすぐれ、処理速度を上げうることが判る。後に定義する擦過効率Kは1.3以 上であることが実用上好ましい値である。
【0020】 図3〜図8は本考案の布帛擦過用粗面材5の一例の拡大図である。いずれも布 帛擦過用粗面材の可撓部は先端にかけて厚さが漸減する形状となっており、布帛 擦過用粗面材は可撓部Aと非可撓部Bから構成される。布帛擦過用粗面材の可撓 部Aの先端は0.20mm程度の研磨フィルムa1 〜a3 および0.05〜0. 20mm程度の金属薄板b1 〜b3 からなり、非可撓部Bは可撓部Aを構成する 全ての要素にさらに1.0mm以上の金属厚板b4 またはこれに準ずる非可撓性 の剛板が積層して構成されている。 図3〜図5の例で説明すると、図3は布帛擦過用粗面材の一例の側面図、図4 はその平面図(擦過面)、図5はその平面図(裏面)を示す。
【0021】 図3において、擦過時に応力を受けて、可撓部Aが図の左方向に(布帛擦過用 粗面材の裏側にそって)撓む。強く擦過し、迅速に処理するには可撓部Aの長さ を適度に短くして布帛に強くあてうる処理条件が必要である。 この処理条件を容易に満たすための布帛擦過用粗面材の好ましい寸法を例示す ると、支持ロール2と擦過回転体4とがほぼ同径の場合、布帛擦過用粗面材の全 長(A+B)は擦過回転体半径の40〜60%に設定することが好ましい。可撓 部Aの長さは、擦過作用が強くなりすぎて羽先の耐久性を低下させることを防ぎ 、一方、擦過作用が弱く効率が低下するのを防ぐ観点から、擦過回転体半径(回 転中心から布帛擦過用粗面材の先端までの距離)の8〜15%の長さに設定する ことが好ましい。非可撓部Bの長さは同様に、擦過回転体半径の30〜40%の 長さにそれぞれ設定することが好ましい。また、可撓部Aが布帛に接触する長さ (くいこみ長さ)は可撓部Aの長さの50〜70%になるようにすることが好ま しい。
【0022】 さらに具体的には、擦過回転体の半径を250mmとした場合、布帛擦過用粗面 材の全長(A+B)は100〜150mm、可撓部Aの長さは20〜38mm、非可 撓部Bの長さは75〜100mmとするのが好ましい。また、可撓部Aが布帛に接 触して撓む長さは10〜27mmとなるのが好ましい。
【0023】 本考案の布帛擦過用粗面材の可撓部Aの最大厚さは2.0mm以下の厚さに製作 するものである。ここで、最大厚さとは、可撓部Aを構成する研磨フィルムや金 属薄板の厚さにこれらを積層するための接着部材の厚さを含めた合計の厚さをい う。接着部材の厚さを除く要素の厚さの合計は1.0mm以下とするのが好まし い。可撓部Aの最大厚さが2.0mmを超える厚さのものは、研磨フィルムと金属 板との厚さが違い過ぎて、均一な可撓性が得られないし、可撓性を得ようとすれ ば、薄い金属板を何枚も積層することになり、製作効率が低下する。好ましくは 図3のような、研磨フィルム1枚、金属板3枚程度のものがよい。
【0024】 可撓部Aの具体的な厚さは研磨フィルムa:0.15〜0.30mm、金属板b1 :0.05〜0.08mm、b2 :0.08〜0.10mm、b3 :0.10〜0 .20mmであり、a〜b3 まで均一に可撓性を保つように段階的に長さを順次小 とし底辺を揃えて積層することが好ましい。この場合、それぞれの長さの差は研 磨フィルムから順に2〜7mmの間隔で3段階に、b3 〜b4 の間隔は15〜30 mmのものが特に好ましい。
【0025】 布帛擦過用粗面材の幅Cは処理される布帛の幅に合わせて製作する。 図6は布帛擦過用粗面材の非可撓部の根元をL字形に製作した例の側面図であ り、強い擦過抵抗でも布帛擦過用粗面材が離脱しにくく好ましい例である。
【0026】 図7は1枚の金属板を研削して先端にかけて厚さを漸減させた例の側面図であ る。2mm程度の薄い金属板を研削加工するため、加工精度を得にくいという問題 もあるが金属板を重ね合わせる製作手間が省けるという利点もある。
【0027】 図8は研磨フィルム(a1 〜a3 )を複数重ね合わせて製作した例の側面図で ある。a1 を細粒番、a2 を中粒番、a3 を粗粒番の研磨フィルムを用いること により、布帛をより強く擦過でき、また、処理布帛の毛羽を多様化することがで きるので好ましい例である。
【0028】 本考案の布帛擦過用粗面材の少なくとも可撓部には研磨フィルムを配置するも のである。少なくとも可撓部に研磨材料を配置しなければ布帛に擦過加工を施す ことができない。研磨フィルムとは、研磨紙や研磨布の基体である紙や布の代り にフィルムを用いたものであり、接着剤を介して研磨剤が固着されてなるもので ある。研磨材料として、研磨フィルムではなく研磨紙や研磨布を用いる場合には 、可撓性、耐久性が不十分となる問題がある。研磨フィルムの研磨剤としては、 酸化アルミナ(A砥粒、WA砥粒)または炭化ケイ素(C砥粒、GC砥粒)が好 ましい。前者は靭性にすぐれ、後者はエッジがシャープである。また、粒番は薄 地布帛を処理する場合には#1000〜#400、中厚地布帛を処理する場合に は#400〜#240、厚地布帛を処理する場合には#400〜#180がとく に好ましい。 研磨フィルムのフィルム素材は可撓性、耐久性の点から、とくにポリエステル 系フィルムが好ましい。このほか、塩化ビニル系、ポリプロピレン系、ポリアミ ド系フィルムも好ましく使用できる。
【0029】 本考案の布帛擦過用粗面材を研磨フィルムと金属板を積層して形成する場合に おいて、接着方法としては、接着剤の塗布ムラがなく、均一な可撓性を得る観点 から、両面接着テープで接着することが好ましい。両面接着テープは市販されて いるペーパータイプのものでも好ましいが、フィルムタイプのものが貼り易く、 はがしやすい特長があり、とくに好ましい。テープの厚さは0.05〜0.1m mのものが均一な可撓性が容易に得られるので好ましい。
【0030】 本考案の金属支持板を構成する金属板は、弾性・耐久性をともに優れたものと する観点から、縦弾性係数が10×103 kg/mm2 以上、引張り強さが10kg/ mm2 以上の金属からなるものが好ましい。 両特性を満足する具体的な金属を例示すると、鉄、銅、ニッケル、白金、タン タル、タングステン等またはこれらと他の金属との合金があげられる。性能およ び金属加工性、コスト等の点から鉄、銅、ニッケルが好ましく、とくに、鉄およ びその合金が好ましい。なお、これらの金属の縦弾性係数と引張り強度は、鉄は 20×103 kg/mm2 ,25kg/mm2 、銅は11×103 kg/mm2 ,22kg/mm2 、ニッケルは21×103 kg/mm2 ,40kg/mm2 である。
【0031】 鉄を採用する場合、純鉄は錆びやすいため、他の金属を合金して用いることが 好ましく、炭素工具鋼、バネ鋼、ニッケルクロム鋼、ニッケルクロムモリブデン 鋼、クロム鋼、クロムモリブデン鋼、マルテンサイト鋼、超高抗張力鋼、マルエ イジング鋼、アルミニウムクロムモリブデン鋼、合金工具鋼、高速度工具鋼、超 硬金鋼、ステライト鋼、ステンレス鋼、高炭素クロム軸受鋼、鋳鉄などが好まし い。この中で本考案の効果を最大限に発揮できるので、炭素工具鋼、バネ鋼がと くに好ましい。いずれも炭素を2%程度に鉄に合金したもので、焼入れ、焼もど しの熱処理を施しているので高弾性、高強力で耐久性が極めて強い。 炭素工具鋼はJIS G 4401−75に示されているSK−1〜SK−7 の組成のものが好ましく、カミソリ、硬質バイト、たがね、ぜんまい、ペン先な どに使用されているものである。 ばね鋼はJIS G4801−67に示されるSUP3〜SUP11の組成の ものが好ましく、一般用途は重ね板ばね、コイルばねなどである。
【0032】 金属板を積層するための接着方法としては、両面接着テープを用いることが、 可撓性、耐久性の点から好ましい。この場合、貼り替えずに、半永久的に使用す るか、接着強度の強いテープを用いて、強固に接着することが好ましい。
【0033】 布帛擦過用粗面材の寸法については、布帛擦過用粗面材の全長A+Bは一定に するものであり、その精度は±1%内に抑えることが好ましい。
【0034】 かかる布帛擦過用粗面材を図1に例示する擦過装置に取り付け、布帛処理を行 なうことで布帛の効率的かつ均一な擦過処理が可能となる。
【0035】 本考案の布帛擦過用粗面材で擦過処理しうる布帛としては、ポリエステル、ポ リアミド、ポリアクリル等の合成繊維、アセテート、レーヨン等の再生繊維、絹 、羊毛、綿等の天然繊維等からなる布帛があげられる。特に本考案の効果が発揮 できるのは、ポリエステル、ポリアミド、絹等のマルチフィラメントからなる織 編物であり、更に好ましくは目付200g/m2 以下の薄地布帛である。また、 布帛を構成する糸条の単繊維繊度は1デニール以下が好ましい。
【0036】 上述したように、本考案の布帛擦過用粗面材は強い擦過力、高耐久性を有し、 従来の方法、装置では達し得なかった高品位の布帛を迅速に処理できる。
【0037】
【実施例】
実施例における布帛擦過用粗面材の性能は次の方法で評価した。
【0038】 (1) 擦過力 図1に示す擦過装置に一定の長さに布帛擦過用粗面材をとりつけ、布帛擦過用 粗面材を静かに回転させて1枚の布帛擦過用粗面材が撓みながら布帛に接触した 時の抵抗力をバネ秤で測定し擦過力(kg)とした。値が大きいもの程、強い擦過 力があり、良好である。
【0039】 (2) 擦過効率 擦過処理する前後の布帛の引裂強力(g)を測定、布帛擦過用粗面材の擦過効 率KをF0 /F1 として求めた。値が大きいもの程、擦過力が大きく、良好であ る。
【0040】 ここで、F0 は擦過処理する前の布帛のタテ糸、ヨコ糸の和を平均した引裂強 力(g)、F1 は擦過処理後の同様の引裂強力(g)を表わす。但し、布帛の引 裂強力はJIS L 1096(ペンジュラム法)で測定した。
【0041】 (3) 耐久性 布帛擦過用粗面材の非可撓部や可撓部が擦過処理中に受ける損傷の程度により 、次の4段階にそれぞれ評価した。◎:全く問題なく良好、○:良好、△:やや 問題あり、×:問題あり。
【0042】 (4) 加工の均一性 処理後の布帛の外観を肉眼観察することにより次の3段階にそれぞれ評価した 。W0 :処理布の毛羽ムラやタテスジが全くなく良好、W1 :毛羽ムラやタテス ジがややあり若干問題、W2 :毛羽ムラやタテスジが目立つ。
【0043】 (参考例) タテ糸およびヨコ糸に70デニール、52フィラメントのポリアミドのマルチ フィラメント原糸を用い、平織のタフタ織物を製織した。次いで常法により、精 練、セットし、酸性染料でグレー色に染色し、乾燥した(乾燥後の目付65g/ m2 、密度121×87本/吋、幅122cm)。
【0044】 (実施例1) <布帛擦過用粗面材> 図3〜図5に示す布帛擦過用粗面材を製作した(全長A+B:122mm、可撓 部Aの長さ:35mm、可撓部Aの最大厚さ:0.78mm、可撓部Aの最小厚さ: 0.20mm、幅C:1200mm)。
【0045】 (1) 材料 a.研磨フィルム フィルム材質:ポリエステル系フィルム 砥粒:炭化ケイ素(GC砥粒) 粒番:#600 サイズ:厚さ0.20mm、長さ125mm、幅120mm b1 〜b4 .金属板 材質:炭素工具鋼(SK−2、炭素1.10〜1.30%鉄の合金) [特性]縦弾性係数:20×103 kg/mm2 、引張り強さ:25kg/mm2 [サイズ]b1 :厚さ0.08mm、長さ122mm、幅1200mm b2 :厚さ0.08mm、長さ117mm、幅1200mm b3 :厚さ0.15mm、長さ112mm、幅1200mm b4 :厚さ1.00mm、長さ 90mm、幅1200mm (2) 接着方法 研磨フィルム(a)と金属板(b1 )との接着はポリエステル系フィルムタイ プ両面接着テープ(日本研紙(株)製)で、一方、金属板同士(b1 〜b4 )の 接着はペーパータイプ両面接着テープ(ニチバン(株)製)で行なった。
【0046】 (3) 製作方法 前記材料a、b1 〜b4 を順に底辺を揃えて、前記両面テープで接着した。布 帛擦過用粗面材の寸法は全長122mm、幅1200mmであり、厚さは接着テープ の厚さを含めて、全体の厚さ1.80mm(可撓部の最大厚さ0.78mm、非可撓 部の厚さ1.02mm)であった。a〜b4 の長さの差は、研磨フィルムの長さを 最長とし、a〜b1 の長さの差を3.0mm、b1 〜b2 の長さの差を5.0mm、 b2 〜b3 の長さの差を5.0mm、b3 〜b4 の長さの差を22.0mm、b4 の 長さを90.0mmとし、布帛擦過用粗面材の全長が125mmになるように、段階 的に貼り合わせ、同じものを12枚製作した。
【0047】 <擦過処理条件> 前記布帛擦過用粗面材(12枚)を図1に示す擦過装置の擦過回転体(1基) に取り付け、参考例で作製した前記ナイロン織物をスチール製の鏡面支持ロール (回転ドラム)の上に乗せて、両面をニップし、走行させた。次いでこの状態で 前記擦過体を回転させて、該織物を打ち叩きながら、連続的に擦過処理した。処 理速度は1.0m/分、10.0m/分、15m/分の3条件でそれぞれ処理し た(条件1,2,3)。
【0048】 織物の処理量は600m(条件1)、6000m(条件2)、9000m(条 件3)とした。
【0049】 支持ロールサイズの半径は250mm、ロール幅は1500mmとした。
【0050】 擦過回転体(布帛擦過用粗面材の長さを含む)の半径は281mm、布帛擦過用 粗面材の幅は1200mm、布帛擦過用粗面材と布帛の接触距離(布帛擦過用粗面 材のくいこみ深さ)は20mmであり、布帛擦過用粗面材の回転数は200r.p.m. とした。
【0051】 なお、擦過処理したナイロン織物は常法により仕上げた。
【0052】 12枚の布帛擦過用粗面材については前記評価法にしたがって布帛擦過用粗面 材の擦過力、擦過効率、耐久性をそれぞれ評価した。処理織物については加工の 均一性を評価した。結果をまとめて表1に示す。
【0053】
【表1】 (比較例1) 布帛擦過用粗面材として次のものを用いたほかは、実施例1と同様に擦過処理 を行ない、仕上げ、評価した。なお、処理速度は1.0m/分(条件1)、10 .0m/分(条件2)、15.0m/分(条件3)とした。
【0054】 <布帛擦過用粗面材>全長:122mm、可撓部の長さA:35mm、可撓部Aの 最大厚さ0.83mm、布帛擦過用粗面材幅C:1200mm (1) 布帛擦過用粗面材 a.研磨フィルム 実施例1と同じポリエステル系フィルム。
【0055】 b1 金属板にかえてポリエステルフィルムを使用した。寸法は、厚さ0.2 5mm、長さ:125mm、幅:1200mmとした。
【0056】 b2 aの研磨フィルムと同じポリエステル系フィルムを使用。
【0057】 b3 なし b4 塩化ビニル板(厚さ:2.0mm、長さ:90mm、幅:1200mm) (2) 接着方法 a〜b4 までそれぞれを実施例1と同様にペーパータイプの両面接着テープで 接着した。
【0058】 (3) 製作方法 前記材料を用いて図7の如く、布帛擦過用粗面材の先端を先鋭化することなく 、a〜b2 の間隔をあけずに一様の厚みになるように製作した。b1 を芯にサン ドイッチ状に研磨フィルムを背中合わせにし(a/b1 /b2 )、これにb4 を それぞれ接着し、布帛擦過用粗面材を製作した。布帛擦過用粗面材の寸法は長さ 122mm、幅1200mmであり、布帛擦過用粗面材の全体の厚さは2.92mm( 可撓部の最大厚さ:0.83mm、非可撓部の厚さ:2.09mm)であった。
【0059】 結果をまとめて、表1に併記した。
【0060】 このように、実施例1は従来の布帛擦過用粗面材である比較例1にくらべて、 擦過力、擦過効率が極めてすぐれており、耐久性も5000m以上の加工に耐え うる、素晴らしいものであった。処理布の均一性も全く問題がないものであり、 ソフトで腰のある均一な微毛のある、高品質の薄地、ナイロン織物が得られた。 また、目標の10m/分を越え、15m/分(擦過効率:1.49)の速度で 処理することができ、極めて迅速に効率よく処理することができた。なお、加工 後の布帛擦過用粗面材の研磨フィルムの貼り替えも円滑に交換でき、金属板の擦 過本体は半永久的に使用できる程強靭で、高耐久性を有するものであった。
【0061】 一方、比較例1では、擦過力も小さく、本考案と同レベルの擦過効率(1.4 9)を得るには、1m/分以下の処理速度でしか処理できず、実用性に欠けるも のであった。また、布帛擦過用粗面材の耐久性は200m程度(処理速度:10 m/分)の加工途中で折れて、耐久性は全く小さいものであった。処理布の均一 性は80m程度までの布帛量の加工では低下は少ないが(条件1:W0 (5m),条 件2:W0 (82m) ,条件3:W0 (100m))、これ以上の布帛量の加工では不均一 になり、問題であった。
【0062】 (実施例2) 研磨フィルムaとこれに接する金属支持板の長さの差を5.0mm、4.0mm、 3.0mm、2.0mm、1.0mmに変更したほかは、実施例1と同様にして布帛擦 過用粗面材を製作し、同様の擦過処理をおこなった(条件4,5,6,7,8) 。但し、処理速度は10m/分で行なった。
【0063】 擦過処理後の仕上、評価も実施例1と同様にして行ない、評価した結果を表2 に示した。
【0064】
【表2】 表2に示すように、実施例2では条件4〜8のいずれも擦過効率が1.5以上 と高く、且つ布帛擦過用粗面材の耐久性も5000m以上加工ができ、極めて耐 久性が高かった。ナイロン織物の品質も非常に均一で、ソフトで張り・腰のある 風合であった。なお、条件4,5の布帛擦過用粗面材の先端部(可撓部の厚さが 最小である部分)が長いものは、条件6〜8にくらべて問題ないレベルであるが 、耐久性はやや低い傾向があった。加工後の研磨フィルムの貼替え作業性も良好 であり、金属支持板は半永久的に使用できる程、高い耐久性があった。
【0065】 (比較例2) 研磨フィルムに塩化ビニルフィルム(厚さ0.3mm)を4枚重ねにし、布帛擦 過用粗面材の把持部から先端部にかけて厚さを漸減させることなく、一様の厚み に接着、積層して布帛擦過用粗面材を製作したことを除いたほかは実施例2と同 様にして、布帛を擦過処理し(条件9)、評価した。結果を表2に併記した。
【0066】 擦過効率は実施例2に近いものであったが、布帛擦過用粗面材の耐久性は実施 例2の1/7と低く、800mの加工で布帛擦過用粗面材が折れ、実用性に欠け るものであった。処理布の均一性は500m程度までの布帛量の加工では低下は 少ないが(W0 (500m))、これ以上の布帛量の加工では不均一になり、問題であ った。
【0067】 (実施例3) 布帛擦過用粗面材として研磨フィルム:#800(厚さ0.19mm)、金属板 :ばね鋼SUP4(厚さ0.05mm、0.05mm、0.10mm、1.0mm)を用 い、それぞれ5枚に先端部から段差をつけて重ね合わせて図3に示すごとく製作 した。この布帛擦過用粗面材と処理速度を12m/分したことを除き、実施例1 と同様にして擦過処理を行なった。なお、処理すべき布帛として、ポリエステル 極細のマルチフィラメント織物のタフタ(タテ糸:50デニール・125フィラ メント、ヨコ糸:75デニール・188フィラメント、単繊維繊度0.4デニー ル、タテ密度:113本/吋、ヨコ密度:86本/吋)の精練品を用いた。擦過 処理後は、常法に従って染色し、仕上げた(色相:パープル)。
【0068】 この結果、布帛擦過用粗面材の擦過力は25.4kgと強く、擦過効率は1.6 2であった。処理速度は12m/分とした。7000m加工しても全く問題がな く、極めて耐久性が高いものであった。処理布のポリエステルタフタの均一性も 全く問題がなく、非常にソフトで肌ざわりのよい素晴らしいパープル色の織物が 得られた。
【0069】 なお、研磨フィルムの貼り替えは10000m加工後に実施し、貼り替え作業 は円滑に行なうことができた。布帛擦過用粗面材の金属支持体(ばね鋼)の耐久 性は極めて高く、半永久的に使用することができた。
【0070】 (実施例4) 研磨フィルムa1 :#800、a2 :#600、a3 :#400の3種の粒番 を用いて図8に示す布帛擦過用粗面材に製作し、処理速度を20m/分として処 理したことを除き、実施例1と同様にして擦過処理を行ない、評価した。但し、 布帛擦過用粗面材の可撓部の厚さは1.33mmとした。
【0071】 この結果、処理速度が20m/分のとき布帛擦過用粗面材の擦過効率は1.7 3であり、迅速に処理することができた。耐久性は8000m加工しても破損な どなく、全く問題がなかった。
【0072】 ナイロン織物の表面のケバ感は実施例1にくらべて、やや長いケバ感があるも のの、加工の均一性、風合など極めて良好なものであった。
【0073】 研磨フィルムの貼り替えは15000m加工後に行なったが、布帛擦過用粗面 材の金属支持体から円滑にはがすことができ、また、円滑に貼りかえることがで きた。金属支持体の耐久性も半永久的に使用できる程、強靭であった。
【0074】
【考案の効果】
本考案の布帛擦過用粗面材の効果は次のとおりである。
【0075】 (1) 布帛の擦過処理速度を速くできるので、効率的に処理できる。具体的には処 理速度を10m/分以上とすることができる。
【0076】 (2) 布帛擦過用粗面材の寿命が長く、耐久性は極めて大きい。1枚の研磨フィル ムで5000m以上の布帛を擦過加工することができ、研磨フィルム交換により 半永久的に使用できる。
【0077】 (3) 薄地や極細繊維など擦過処理が難しい布帛を、迅速に、均一に、安定して処 理することができる。
【0078】 また、請求項2〜4に記載した好ましい態様とすることにより、さらに次の効 果を奏することができる。
【0079】 (4) 布帛擦過用粗面材は可撓性があり、高い弾性を有するので、強い擦過条件で も布帛を均一に擦過処理することができる。
【0080】 (5) 布帛擦過用粗面材先端の研磨フィルムを貼替えて、何回も処理することがで き、研磨粗面のロスが少ない。
【0081】 (6) 研磨フィルムを両面接着テープで簡単に貼替えられるので、作業性および羽 根の製作が容易である。
【0082】 (7) 布帛擦過用粗面材が薄いため、軽量で取り付けが簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の布帛擦過用粗面材を用いて布帛を擦過
処理する状況を示す側面図である。
【図2】布帛擦過用粗面材を取り付けた擦過回転体の一
例の側面図である。
【図3】本考案の布帛擦過用粗面材の一例の側面図であ
る。
【図4】本考案の布帛擦過用粗面材の一例の擦過面
(表)の正面図である。
【図5】本考案の布帛擦過用粗面材の一例の擦過面
(裏)の背面図である。
【図6】本考案の布帛擦過用粗面材の一例の側面図であ
る。
【図7】本考案の布帛擦過用粗面材の一例の側面図であ
る。
【図8】本考案の布帛擦過用粗面材の一例の側面図であ
る。
【図9】従来の布帛擦過用粗面材を取り付けた擦過回転
体の側面図である。
【図10】布帛の処理速度と擦過効率Kとの関係を示す
グラフである。
【符号の説明】
1:ピンチロール 2:支持ロール 3:ニップロール 4:擦過回転体 5,5′:布帛擦過用粗面材 a1 〜a3 :研磨フィルム b1 〜b4 :金属板 A:可撓部 B:非可撓部 C:布帛擦過用粗面材の幅 F:布帛 イ:本考案の布帛擦過用粗面材を用いた場合 ロ:従来の布帛擦過用粗面材擦過材料を用いた場合

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研磨フィルムおよび金属支持板が積層さ
    れて可撓部と非可撓部を構成する全長が一定な布帛擦過
    用粗面材であって、該布帛擦過用粗面材の少なくとも可
    撓部には研磨フィルムが配置され、該布帛擦過用粗面材
    の非可撓部は厚さが一定であり、該布帛擦過用粗面材の
    可撓部は先端にかけて厚さが漸減する形状であり、該布
    帛擦過用粗面材の可撓部の最大厚さが2.0mm以下であ
    ることを特徴とする布帛擦過用粗面材。
  2. 【請求項2】 金属支持板が長さの異なる同一幅の複数
    の金属板を段階的に積層してなることを特徴とする請求
    項1記載の布帛処理用擦過材。
  3. 【請求項3】 研磨フィルムと金属支持板とが両面接着
    テープを介し積層されていることを特徴とする請求項1
    記載の布帛擦過用粗面材。
  4. 【請求項4】 金属板が縦弾性係数10×103 kg/mm
    2 以上、引張り強さ10kg/mm2 以上の金属であること
    を特徴とする請求項1記載の布帛擦過用粗面材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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