JPH0588992A - メモリ制御方式 - Google Patents
メモリ制御方式Info
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- JPH0588992A JPH0588992A JP3276636A JP27663691A JPH0588992A JP H0588992 A JPH0588992 A JP H0588992A JP 3276636 A JP3276636 A JP 3276636A JP 27663691 A JP27663691 A JP 27663691A JP H0588992 A JPH0588992 A JP H0588992A
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- Japan
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- data
- address
- ecc
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アドレス/コントロール線制御回路などの故
障によるデータばけを検出することができるメモリ制御
方式を提供すること。 【構成】 演算器からのライト命令受領時、データに誤
り制御用冗長ビット(ECCデータ)を付加してメモリ
3に書き込む。また、演算器からリード命令受領時、ア
ドレス/コントロール線制御回路1によりデータを、ま
た、ECC専用のECCアドレス制御回路4により誤り
制御用冗長ビット(ECCデータ)を読みだす。誤り検
出修正回路(ECC回路)2はECCデータを利用して
データの誤り検出および修正を行う。アドレス/コント
ロール線制御回路1またはECCアドレス制御回路4が
故障したり、アドレス、コントロール線の断線などが発
生すると、読みだしたデータから求めたECCデータと
メモリ3から読みだしたECCデータが不一致となり、
故障を検出することができる。
障によるデータばけを検出することができるメモリ制御
方式を提供すること。 【構成】 演算器からのライト命令受領時、データに誤
り制御用冗長ビット(ECCデータ)を付加してメモリ
3に書き込む。また、演算器からリード命令受領時、ア
ドレス/コントロール線制御回路1によりデータを、ま
た、ECC専用のECCアドレス制御回路4により誤り
制御用冗長ビット(ECCデータ)を読みだす。誤り検
出修正回路(ECC回路)2はECCデータを利用して
データの誤り検出および修正を行う。アドレス/コント
ロール線制御回路1またはECCアドレス制御回路4が
故障したり、アドレス、コントロール線の断線などが発
生すると、読みだしたデータから求めたECCデータと
メモリ3から読みだしたECCデータが不一致となり、
故障を検出することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は計算機システムにおけ
る、メモリ制御方式に関する。近年、オンラインの発展
により、ノンストップ・コンピュータに代表されるよう
にシステムの信頼度が強く要求されている。本発明はこ
のような信頼性の高いコンピュータ・システムに適用す
るに好適なメモリ制御方式に関するものである。
る、メモリ制御方式に関する。近年、オンラインの発展
により、ノンストップ・コンピュータに代表されるよう
にシステムの信頼度が強く要求されている。本発明はこ
のような信頼性の高いコンピュータ・システムに適用す
るに好適なメモリ制御方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に従来のメモリ制御方式を示す。同
図において、101はアドレス/コントロール線制御回
路、102はデータの誤り検出/修正を行う誤り検出修
正回路(以下ECC回路と略記する)、103はデータ
レジスタ、104は誤り制御冗長ビット用レジスタ(以
下ECCレジスタと略記する)、105はデータなどを
記憶するメモリ、106はメモリ制御回路(MCM)で
ある。
図において、101はアドレス/コントロール線制御回
路、102はデータの誤り検出/修正を行う誤り検出修
正回路(以下ECC回路と略記する)、103はデータ
レジスタ、104は誤り制御冗長ビット用レジスタ(以
下ECCレジスタと略記する)、105はデータなどを
記憶するメモリ、106はメモリ制御回路(MCM)で
ある。
【0003】CPUからアドレス及びデータがメモリ制
御回路106に送られてくると、ECC回路102はデ
ータの誤りの検出/修正を行うための例えば8ビットの
誤り制御用冗長ビット(以下ECCデータと略記する)
を作成して、データとともにECCデータをメモリ10
5の指定されたアドレスに書き込む。データを読みだす
際、データがメモリ105より読みだされ、メモリ制御
回路106に送られてくると、ECC回路102はメモ
リ105より読みだされたデータをもとに新たにECC
データを作成する。次いで、メモリ105より読みださ
れたECCデータと上記新たに作成したECCデータを
比較して、データの誤り検出および修正を行う。
御回路106に送られてくると、ECC回路102はデ
ータの誤りの検出/修正を行うための例えば8ビットの
誤り制御用冗長ビット(以下ECCデータと略記する)
を作成して、データとともにECCデータをメモリ10
5の指定されたアドレスに書き込む。データを読みだす
際、データがメモリ105より読みだされ、メモリ制御
回路106に送られてくると、ECC回路102はメモ
リ105より読みだされたデータをもとに新たにECC
データを作成する。次いで、メモリ105より読みださ
れたECCデータと上記新たに作成したECCデータを
比較して、データの誤り検出および修正を行う。
【0004】メモリ105が故障して、メモリ105よ
り読みだしたデータにデータばけが生ずると、読みだし
たデータから作成したECCデータとメモリ105より
読みだしたECCデータが不一致となり、データばけが
生じたことが検出できる。そして、例えば、1ビットエ
ラーが検出されると、ECCデータに基づきエラービッ
トは直ちに修正され、正しいデータがCPUに送られ
る。また、例えば2ビットエラーが検出されると、CP
Uにエラーが検出されたことが報告される。
り読みだしたデータにデータばけが生ずると、読みだし
たデータから作成したECCデータとメモリ105より
読みだしたECCデータが不一致となり、データばけが
生じたことが検出できる。そして、例えば、1ビットエ
ラーが検出されると、ECCデータに基づきエラービッ
トは直ちに修正され、正しいデータがCPUに送られ
る。また、例えば2ビットエラーが検出されると、CP
Uにエラーが検出されたことが報告される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
方式においては、メモリ故障によるデータばけは防止で
きるが、アドレス/コントロール線制御回路101など
の故障によるデータばけは検出できない。例えば、メモ
リ回路105の0番地にデータ「1」を書き込み、1番
地にデータ「2」を書き込んだ場合、データ「1」に対
応したECCデータおよびデータ「2」に対応したEC
Cデータがそれぞれ作成され、メモリ105の0番地、
1番地に書き込まれる。ここで、次の0番地からのデー
タ読出時、その間に上記アドレス/コントロール線制御
回路101が故障し、アドレス/コントロール線制御回
路101が0番地の読出指示にもかかわらず1番地を指
示したとすると、1番地に書き込まれたデータ「2」お
よびデータ「2」に対応したECCデータが読みだされ
る。
方式においては、メモリ故障によるデータばけは防止で
きるが、アドレス/コントロール線制御回路101など
の故障によるデータばけは検出できない。例えば、メモ
リ回路105の0番地にデータ「1」を書き込み、1番
地にデータ「2」を書き込んだ場合、データ「1」に対
応したECCデータおよびデータ「2」に対応したEC
Cデータがそれぞれ作成され、メモリ105の0番地、
1番地に書き込まれる。ここで、次の0番地からのデー
タ読出時、その間に上記アドレス/コントロール線制御
回路101が故障し、アドレス/コントロール線制御回
路101が0番地の読出指示にもかかわらず1番地を指
示したとすると、1番地に書き込まれたデータ「2」お
よびデータ「2」に対応したECCデータが読みだされ
る。
【0006】ECC回路102はメモリ105より読み
だされたデータ「2」に対応したECCデータを作成し
て、1番地より読み出されたECCデータと比較する。
この場合、1番地より読み出されたECCデータはデー
タ「2」に対応したデータであるので、上記ECCデー
タは一致し、読み出すアドレスが間違っているにもかか
わらず、ECC回路は異常検出をすることができない。
だされたデータ「2」に対応したECCデータを作成し
て、1番地より読み出されたECCデータと比較する。
この場合、1番地より読み出されたECCデータはデー
タ「2」に対応したデータであるので、上記ECCデー
タは一致し、読み出すアドレスが間違っているにもかか
わらず、ECC回路は異常検出をすることができない。
【0007】本発明は従来装置の上記欠点を改善するた
めになされたものであつて、メモリの故障だけでなく、
アドレス/コントロール線制御回路等の故障をも検出す
ることができるメモリ制御方式を提供することを目的と
する。
めになされたものであつて、メモリの故障だけでなく、
アドレス/コントロール線制御回路等の故障をも検出す
ることができるメモリ制御方式を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明においては、図1に示すように、プログラ
ム,処理データ,誤り制御用冗長ビット(ECCデー
タ)が格納されている読み書き可能なメモリ3と、メモ
リ3へのデータの書き込みおよび読みだしを制御するア
ドレス/コントロール線制御回路1と、誤り制御用冗長
ビット(ECCデータ)によりデータの誤り検出および
データの修正を行う誤り検出修正回路(ECC回路)2
と、プログラムに従って動作しメモリ3とデータのやり
とりをする演算器とを備え、演算器からのライト命令受
領時、ライトデータに誤り制御用冗長ビット(ECCデ
ータ)を付加してメモリ3に書き込み、演算器からのリ
ード命令受領時、データとともに誤り制御用冗長ビット
(ECCデータ)をメモリ3より読みだし、誤り検出修
正回路(ECC回路)2において誤り制御用冗長ビット
(ECCデータ)を利用してデータの誤り検出、修正を
行い演算器にデータを渡す計算機システムのメモリ制御
方式において、誤り制御用冗長ビット(ECCデータ)
を格納するアドレスを指示するための誤り制御用冗長ビ
ット専用のECCアドレス制御回路(EAC)4を設け
る。そして、ECCアドレス制御回路4により出力され
たアドレスの誤り制御用冗長ビット(ECCデータ)を
用いてデータの誤り検出および修正を行なう。
め、本発明においては、図1に示すように、プログラ
ム,処理データ,誤り制御用冗長ビット(ECCデー
タ)が格納されている読み書き可能なメモリ3と、メモ
リ3へのデータの書き込みおよび読みだしを制御するア
ドレス/コントロール線制御回路1と、誤り制御用冗長
ビット(ECCデータ)によりデータの誤り検出および
データの修正を行う誤り検出修正回路(ECC回路)2
と、プログラムに従って動作しメモリ3とデータのやり
とりをする演算器とを備え、演算器からのライト命令受
領時、ライトデータに誤り制御用冗長ビット(ECCデ
ータ)を付加してメモリ3に書き込み、演算器からのリ
ード命令受領時、データとともに誤り制御用冗長ビット
(ECCデータ)をメモリ3より読みだし、誤り検出修
正回路(ECC回路)2において誤り制御用冗長ビット
(ECCデータ)を利用してデータの誤り検出、修正を
行い演算器にデータを渡す計算機システムのメモリ制御
方式において、誤り制御用冗長ビット(ECCデータ)
を格納するアドレスを指示するための誤り制御用冗長ビ
ット専用のECCアドレス制御回路(EAC)4を設け
る。そして、ECCアドレス制御回路4により出力され
たアドレスの誤り制御用冗長ビット(ECCデータ)を
用いてデータの誤り検出および修正を行なう。
【0009】
【作用】本発明においては、誤り制御用冗長ビット専用
のアドレス制御回路4を設けているため、アドレス/コ
ントロール線制御回路1またはECCアドレス制御回路
4が故障したり、アドレス、コントロール線の断線など
が発生し、誤ったアドレスよりデータもしくはECCデ
ータが読みだされた場合、アドレス/コントロール線制
御回路1により読みだしたデータに基づき作成した誤り
制御用冗長ビット(ECCデータ)とECCアドレス制
御回路4により読みだした誤り制御用冗長ビット(EC
Cデータ)が不一致となり、上記の様な故障が発生した
ことを検出することができる。
のアドレス制御回路4を設けているため、アドレス/コ
ントロール線制御回路1またはECCアドレス制御回路
4が故障したり、アドレス、コントロール線の断線など
が発生し、誤ったアドレスよりデータもしくはECCデ
ータが読みだされた場合、アドレス/コントロール線制
御回路1により読みだしたデータに基づき作成した誤り
制御用冗長ビット(ECCデータ)とECCアドレス制
御回路4により読みだした誤り制御用冗長ビット(EC
Cデータ)が不一致となり、上記の様な故障が発生した
ことを検出することができる。
【0010】
【実施例】図2は本発明の1実施例である計算機システ
ムの構成を示す図であり、同図において、10はCP
U、11はメモリ制御回路(MCM)、12はメモリ、
13はECCアドレス制御回路(EAC)、14はチャ
ネル、15は入出力装置である。同図において、CPU
10がメモリ12にデータを書き込む場合は、CPU1
0はライト指示とともにアドレスバスにアドレスを、ま
た、データバスにデータを出力する。メモリ制御回路1
1はアドレスバス上のアドレスに応じてデータバス上の
データをメモリ12に書き込む。ECCアドレス制御回
路13はアドレスバス上のアドレスに応じて、メモリ制
御回路11において作成したECCデータをメモリ12
に書き込む。
ムの構成を示す図であり、同図において、10はCP
U、11はメモリ制御回路(MCM)、12はメモリ、
13はECCアドレス制御回路(EAC)、14はチャ
ネル、15は入出力装置である。同図において、CPU
10がメモリ12にデータを書き込む場合は、CPU1
0はライト指示とともにアドレスバスにアドレスを、ま
た、データバスにデータを出力する。メモリ制御回路1
1はアドレスバス上のアドレスに応じてデータバス上の
データをメモリ12に書き込む。ECCアドレス制御回
路13はアドレスバス上のアドレスに応じて、メモリ制
御回路11において作成したECCデータをメモリ12
に書き込む。
【0011】データを読みだす場合、CPU10はリー
ド指示とともにアドレスバスにアドレスを出力する。メ
モリ制御回路11はアドレスバス上のアドレスに応じて
データを読みだすとともに、従来例と同様、読みだした
データからECCデータを作成する。ECCアドレス制
御回路13はアドレスバス上のアドレスに応じて、メモ
リ12に記憶されているECCデータを読みだす。メモ
リ制御回路11はメモリ12から読みだされたECCデ
ータと、読みだしたデータから作成したECCデータを
比較し、データの誤り検出、修正を行い、CPU10に
データを渡す。
ド指示とともにアドレスバスにアドレスを出力する。メ
モリ制御回路11はアドレスバス上のアドレスに応じて
データを読みだすとともに、従来例と同様、読みだした
データからECCデータを作成する。ECCアドレス制
御回路13はアドレスバス上のアドレスに応じて、メモ
リ12に記憶されているECCデータを読みだす。メモ
リ制御回路11はメモリ12から読みだされたECCデ
ータと、読みだしたデータから作成したECCデータを
比較し、データの誤り検出、修正を行い、CPU10に
データを渡す。
【0012】図3は、図2におけるメモリ制御回路およ
びECCアドレス制御回路の構成を示す図であり、同図
において、21はアドレス/コントロール線制御回路、
22はデータの誤り検出/修正を行うECC回路、23
はデータレジスタ、24はECCレジスタ、25はデー
タなどを記憶するメモリ、26はECCデータを記憶す
るECCメモリ、27はECCデータの読出、書き込み
のためのECCアドレス/コントロール線制御回路、2
8はメモリ制御回路(MCM)、29はECCアドレス
制御回路(EAC)である。
びECCアドレス制御回路の構成を示す図であり、同図
において、21はアドレス/コントロール線制御回路、
22はデータの誤り検出/修正を行うECC回路、23
はデータレジスタ、24はECCレジスタ、25はデー
タなどを記憶するメモリ、26はECCデータを記憶す
るECCメモリ、27はECCデータの読出、書き込み
のためのECCアドレス/コントロール線制御回路、2
8はメモリ制御回路(MCM)、29はECCアドレス
制御回路(EAC)である。
【0013】図3において、アドレス/コントロール線
制御回路21およびECCアドレス/コントロール線制
御回路27はアドレスバス上のアドレスに応じて、アド
レス,RAS,CAS,WEを制御して、メモリ25お
よびメモリ26へのデータの書込みおよびメモリ25お
よびメモリ26からのデータの読出を制御する。ECC
回路22はデータのメモリ25への書込み時、データよ
りECCデータを作成してデータをメモリ25へ、EC
Cデータをメモリ26へ書込み、メモリ25からデータ
の読出時、読み出したデータよりECCデータを作成し
てメモリ26より読み出したECCデータと比較し、デ
ータの誤り検出、修正を行う。データレジスタ23およ
びECCレジスタ24はデータのメモリ25およびメモ
リ26への書込み時およびメモリ25およびメモリ26
からの読出時、メモリへの書込みデータおよびメモリか
らの読出データを一時的に記憶する。
制御回路21およびECCアドレス/コントロール線制
御回路27はアドレスバス上のアドレスに応じて、アド
レス,RAS,CAS,WEを制御して、メモリ25お
よびメモリ26へのデータの書込みおよびメモリ25お
よびメモリ26からのデータの読出を制御する。ECC
回路22はデータのメモリ25への書込み時、データよ
りECCデータを作成してデータをメモリ25へ、EC
Cデータをメモリ26へ書込み、メモリ25からデータ
の読出時、読み出したデータよりECCデータを作成し
てメモリ26より読み出したECCデータと比較し、デ
ータの誤り検出、修正を行う。データレジスタ23およ
びECCレジスタ24はデータのメモリ25およびメモ
リ26への書込み時およびメモリ25およびメモリ26
からの読出時、メモリへの書込みデータおよびメモリか
らの読出データを一時的に記憶する。
【0014】次に、図3を用いて本発明の動作を説明す
る。データをメモリ25に書き込む場合、メモリ制御回
路28はアドレス/コントロール線制御回路21により
アドレス、RAS、CAS、WEを制御して、データバ
ス上のデータをデータレジスタ23を介して、アドレス
バス上のアドレス信号により指示されたメモリ25の番
地に書き込む。また、メモリ制御回路28のECC回路
22はメモリ25に書き込むデータよりECCデータを
作成し、ECCレジスタ24に書き込む。ECCアドレ
ス/コントロール線制御回路27はアドレス、RAS、
CAS、WEを制御して、ECCレジスタ24のECC
データをアドレスバス上のアドレス信号により指示され
たECCメモリ26の番地に書き込む。
る。データをメモリ25に書き込む場合、メモリ制御回
路28はアドレス/コントロール線制御回路21により
アドレス、RAS、CAS、WEを制御して、データバ
ス上のデータをデータレジスタ23を介して、アドレス
バス上のアドレス信号により指示されたメモリ25の番
地に書き込む。また、メモリ制御回路28のECC回路
22はメモリ25に書き込むデータよりECCデータを
作成し、ECCレジスタ24に書き込む。ECCアドレ
ス/コントロール線制御回路27はアドレス、RAS、
CAS、WEを制御して、ECCレジスタ24のECC
データをアドレスバス上のアドレス信号により指示され
たECCメモリ26の番地に書き込む。
【0015】次に、メモリ25からデータを読みだす場
合、メモリ制御回路28はアドレス/コントロール線制
御回路21によりアドレス、RAS、CAS、WEを制
御して、アドレスバス上のアドレス信号により指示され
たメモリ25の番地よりデータを読みだす。ECCアド
レス/コントロール線制御回路27はアドレス、RA
S、CAS、WEを制御して、アドレスバス上のアドレ
ス信号により指示されたECCメモリ26の番地よりE
CCデータを読みだす。一方、ECC回路22はメモリ
25より読みだしたデータよりECCデータを作成し
て、ECCメモリ26から読みだしたECCデータと比
較し、従来例と同様にデータの誤り検出および修正を行
う。
合、メモリ制御回路28はアドレス/コントロール線制
御回路21によりアドレス、RAS、CAS、WEを制
御して、アドレスバス上のアドレス信号により指示され
たメモリ25の番地よりデータを読みだす。ECCアド
レス/コントロール線制御回路27はアドレス、RA
S、CAS、WEを制御して、アドレスバス上のアドレ
ス信号により指示されたECCメモリ26の番地よりE
CCデータを読みだす。一方、ECC回路22はメモリ
25より読みだしたデータよりECCデータを作成し
て、ECCメモリ26から読みだしたECCデータと比
較し、従来例と同様にデータの誤り検出および修正を行
う。
【0016】メモリ25またはECCメモリ26が故障
して、読みだしたデータにデータばけが生ずると、従来
例の説明において記したように、読みだしたデータより
作成したECCデータとECCメモリ26より読みだし
たECCデータが不一致となり、データばけが生じたこ
とが検出できる。
して、読みだしたデータにデータばけが生ずると、従来
例の説明において記したように、読みだしたデータより
作成したECCデータとECCメモリ26より読みだし
たECCデータが不一致となり、データばけが生じたこ
とが検出できる。
【0017】また、アドレス/コントロール線制御回路
21またはECCアドレス/コントロール線制御回路2
7が故障したり、アドレス、RAS、CAS、WEの断
線などが発生すると、データの読みだし時、アドレスバ
ス上のアドレス信号により指示された番地とは異なった
番地よりデータもしくはECCデータが読みだされる。
この場合には、メモリ25より読みだしたデータに基づ
きECC回路22において作成したECCデータと、E
CCメモリ26から読みだされたECCデータが不一致
となり、上記の様な故障が発生したことを検出すること
ができる。
21またはECCアドレス/コントロール線制御回路2
7が故障したり、アドレス、RAS、CAS、WEの断
線などが発生すると、データの読みだし時、アドレスバ
ス上のアドレス信号により指示された番地とは異なった
番地よりデータもしくはECCデータが読みだされる。
この場合には、メモリ25より読みだしたデータに基づ
きECC回路22において作成したECCデータと、E
CCメモリ26から読みだされたECCデータが不一致
となり、上記の様な故障が発生したことを検出すること
ができる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、メモリの故障だけでなく、アドレス/コント
ロール線制御回路、アドレス、RAS、CAS、WEの
断線などの故障も検出することができるので、信頼性の
高い計算機システムを得ることができる。
によれば、メモリの故障だけでなく、アドレス/コント
ロール線制御回路、アドレス、RAS、CAS、WEの
断線などの故障も検出することができるので、信頼性の
高い計算機システムを得ることができる。
【図1】本発明の構成を示す図である。
【図2】本発明の1実施例である計算機システムの構成
を示す図である。
を示す図である。
【図3】メモリ制御回路およびECCアドレス制御回路
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図4】従来例を示す図である。
1,21 アドレス/コントロール線制御回
路 2,22 誤り検出修正回路(ECC回路) 3,12 メモリ 27 ECCアドレス/コントロール線
制御回路 25 メモリ 26 ECCメモリ 11,28 メモリ制御回路 4,13,29 ECCアドレス制御回路
路 2,22 誤り検出修正回路(ECC回路) 3,12 メモリ 27 ECCアドレス/コントロール線
制御回路 25 メモリ 26 ECCメモリ 11,28 メモリ制御回路 4,13,29 ECCアドレス制御回路
Claims (1)
- 【請求項1】プログラム,処理データ,誤り制御用冗長
ビットが格納されている読み書き可能なメモリ(3) と、 メモリ(3) へのデータの書き込みおよび読みだしを制御
するアドレス/コントロール線制御回路(1) と、 誤り制御用冗長ビットによりデータの誤り検出およびデ
ータの修正を行う誤り検出修正回路(2) と、 プログラムに従って動作しメモリ(3) とデータのやりと
りをする演算器とを備え、 演算器からのライト命令受領時、ライトデータに誤り制
御用冗長ビットを付加してメモリ(3) に書き込み、 演算器からのリード命令受領時、データとともに誤り制
御用冗長ビットをメモリ(3) より読みだし、 誤り検出修正回路(2) において誤り制御用冗長ビットを
利用してデータの誤り検出、修正を行い演算器にデータ
を渡す計算機システムのメモリ制御方式において、 誤り制御用冗長ビットを格納するアドレスを指示するた
めの誤り制御用冗長ビット専用のECCアドレス制御回
路(4) を設け、ECCアドレス制御回路(4) により指示
されたアドレスの誤り制御用冗長ビットを用いてデータ
の誤り検出および修正を行なうことを特徴とするメモリ
制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3276636A JPH0588992A (ja) | 1991-09-28 | 1991-09-28 | メモリ制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3276636A JPH0588992A (ja) | 1991-09-28 | 1991-09-28 | メモリ制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0588992A true JPH0588992A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=17572211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3276636A Withdrawn JPH0588992A (ja) | 1991-09-28 | 1991-09-28 | メモリ制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0588992A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2339515A (en) * | 1998-07-13 | 2000-01-26 | Fujitsu Ltd | Signal resynchronization apparatus |
EP3223157A2 (en) | 2016-03-02 | 2017-09-27 | Renesas Electronics Corporation | Semiconductor device and memory access control method |
-
1991
- 1991-09-28 JP JP3276636A patent/JPH0588992A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2339515A (en) * | 1998-07-13 | 2000-01-26 | Fujitsu Ltd | Signal resynchronization apparatus |
US6400785B1 (en) | 1998-07-13 | 2002-06-04 | Fujitsu Limited | Signal resynchronization apparatus having capability to avoid data corruption |
EP3223157A2 (en) | 2016-03-02 | 2017-09-27 | Renesas Electronics Corporation | Semiconductor device and memory access control method |
US10379941B2 (en) | 2016-03-02 | 2019-08-13 | Renesas Electronics Corporation | Semiconductor device and memory access control method |
US10942802B2 (en) | 2016-03-02 | 2021-03-09 | Renesas Electronics Corporation | Semiconductor device and memory access control method |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981203 |