JPH0638239B2 - 誤り訂正機構 - Google Patents
誤り訂正機構Info
- Publication number
- JPH0638239B2 JPH0638239B2 JP61137005A JP13700586A JPH0638239B2 JP H0638239 B2 JPH0638239 B2 JP H0638239B2 JP 61137005 A JP61137005 A JP 61137005A JP 13700586 A JP13700586 A JP 13700586A JP H0638239 B2 JPH0638239 B2 JP H0638239B2
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- Japan
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- error correction
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- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は誤り訂正機構に関し、特に格納手段を二重に持
ち、誤り訂正回路を有する誤り訂正機構に関する。
ち、誤り訂正回路を有する誤り訂正機構に関する。
従来技術 現在、情報処理装置の多くはLSI(大規模集積回路)
で実現されており、LSIの大きさにより格納手段の出
力ピンの数が限定されていて十分な個数の出力ピンを出
せないため、または、遅延時間のために格納手段を二重
に持つ場合がある。このような場合には第1の格納手段
から読出したデータに単一誤りがあると、ハミング符号
を用いた単一誤り訂正回路によって訂正するが、第2の
格納手段で単一誤りがあっても両方の格納手段から読出
したデータを比較して誤りの検出はするが訂正はしてい
なかった。
で実現されており、LSIの大きさにより格納手段の出
力ピンの数が限定されていて十分な個数の出力ピンを出
せないため、または、遅延時間のために格納手段を二重
に持つ場合がある。このような場合には第1の格納手段
から読出したデータに単一誤りがあると、ハミング符号
を用いた単一誤り訂正回路によって訂正するが、第2の
格納手段で単一誤りがあっても両方の格納手段から読出
したデータを比較して誤りの検出はするが訂正はしてい
なかった。
このような従来の誤り訂正機構では、第2の格納手段に
関して単一誤りの訂正をしていなかったので、その原因
が第2の格納手段の間欠障害で、もう一度格納しなおせ
ば正常に動作する場合でも情報処理装置の仕事の流れが
しばらく中断したり、あるいは、システムダウンするこ
とになり、情報処理装置の信頼度を下げてしまうという
欠点がある。
関して単一誤りの訂正をしていなかったので、その原因
が第2の格納手段の間欠障害で、もう一度格納しなおせ
ば正常に動作する場合でも情報処理装置の仕事の流れが
しばらく中断したり、あるいは、システムダウンするこ
とになり、情報処理装置の信頼度を下げてしまうという
欠点がある。
発明の目的 本発明は上記のような従来のものの欠点を除去すべくな
されたもので、情報処理装置の信頼性を向上させること
ができる誤り訂正機構の提供を目的とする。
されたもので、情報処理装置の信頼性を向上させること
ができる誤り訂正機構の提供を目的とする。
発明の構成 本発明による誤り訂正機構は、入力データを格納する第
1及び第2の格納手段と、第1の格納手段から読出した
データの誤りを検出したときにその誤りを訂正して出力
しかつその誤りが未検出のときに第1の格納手段から読
出したデータをそのまま出力する誤り訂正回路とを有す
る誤り訂正機構であって、第1及び第2の格納手段各々
のデータを比較する比較手段と、第1の格納手段から読
出したデータの誤り及び第1及び第2の格納手段各々の
データの不一致のうち少なくとも一方が検出されたとき
に誤り訂正回路の出力を第1及び第2の格納手段に格納
する手段とを含むことを特徴とする。
1及び第2の格納手段と、第1の格納手段から読出した
データの誤りを検出したときにその誤りを訂正して出力
しかつその誤りが未検出のときに第1の格納手段から読
出したデータをそのまま出力する誤り訂正回路とを有す
る誤り訂正機構であって、第1及び第2の格納手段各々
のデータを比較する比較手段と、第1の格納手段から読
出したデータの誤り及び第1及び第2の格納手段各々の
データの不一致のうち少なくとも一方が検出されたとき
に誤り訂正回路の出力を第1及び第2の格納手段に格納
する手段とを含むことを特徴とする。
実施例 次に本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。図
において、セレクタ1はデータエラー指示信号線16が
「1」の時に、単一誤り訂正回路(以下EDACとす
る)3から訂正データ信号線13で送られてくるデータ
を選択し、データエラー指示信号線16が「0」の時
に、データ信号線11で送られてくるデータを選択して
出力する。
において、セレクタ1はデータエラー指示信号線16が
「1」の時に、単一誤り訂正回路(以下EDACとす
る)3から訂正データ信号線13で送られてくるデータ
を選択し、データエラー指示信号線16が「0」の時
に、データ信号線11で送られてくるデータを選択して
出力する。
レジスタ2(第1の格納手段)はオア回路7の出力が
「1」の時にセレクタ1の出力データを格納する。ED
AC3はレジスタ2から読出したデータが1ビット誤っ
ている場合に1ビットエラー指示信号線14を「1」に
し、かつ1ビット誤りを訂正して訂正データ信号線13
で出力する。また、レジスタ2から読出したデータに1
ビット誤りがない場合にはレジスタ2から読出したデー
タをそのまま出力する。
「1」の時にセレクタ1の出力データを格納する。ED
AC3はレジスタ2から読出したデータが1ビット誤っ
ている場合に1ビットエラー指示信号線14を「1」に
し、かつ1ビット誤りを訂正して訂正データ信号線13
で出力する。また、レジスタ2から読出したデータに1
ビット誤りがない場合にはレジスタ2から読出したデー
タをそのまま出力する。
オア回路4は1ビットエラー指示信号線14と不一致指
示信号線15の論理和をデータエラー指示信号線16に
出力する。レジスタ5(第2の格納手段)はオア回路7
の出力が「1」の時にセレクタ1の出力データを格納す
る。
示信号線15の論理和をデータエラー指示信号線16に
出力する。レジスタ5(第2の格納手段)はオア回路7
の出力が「1」の時にセレクタ1の出力データを格納す
る。
比較器6はレジスタ2から読出したデータとレジスタ5
から読出したデータとを比較して、これらのデータが異
なる時には不一致指示信号線15を「1」にし、これら
のデータが同じ時には不一致指示信号線15を「0」に
する。オア回路7はデータ送信指示信号線12とデータ
エラー指示信号線16との論理和を出力する。データ送
信指示信号線12は、データ信号線11で送られてくる
データが更新された時に「1」となり、更新されなかっ
た時には「0」となる。
から読出したデータとを比較して、これらのデータが異
なる時には不一致指示信号線15を「1」にし、これら
のデータが同じ時には不一致指示信号線15を「0」に
する。オア回路7はデータ送信指示信号線12とデータ
エラー指示信号線16との論理和を出力する。データ送
信指示信号線12は、データ信号線11で送られてくる
データが更新された時に「1」となり、更新されなかっ
た時には「0」となる。
レジスタ2とレジスタ5とにデータの誤りがない状態に
おいて、データ信号線11でデータが送られてきて、デ
ータ送信指示信号線12が「1」になると、オア回路7
の出力は「1」となり、セレクタ1はデータ信号線11
を選択するのでレジスタ2,5には夫々データ信号線1
1のデータが格納される。
おいて、データ信号線11でデータが送られてきて、デ
ータ送信指示信号線12が「1」になると、オア回路7
の出力は「1」となり、セレクタ1はデータ信号線11
を選択するのでレジスタ2,5には夫々データ信号線1
1のデータが格納される。
次にレジスタ2から読出したデータが1ビット誤ってい
た場合を考える。この時、EDAC3はレジスタ2から
読出したデータの1ビットエラーを訂正したデータを訂
正データ信号線13に出力する。レジスタ2から読出し
たデータとレジスタ5から読出したデータとの比較結果
の一致不一致にかかわらず、オア回路4,7の出力は
「1」となり、セレクタ1は訂正データ信号線13を選
択するのでレジスタ2,5には夫々レジスタ2から読出
したデータの1ビット誤りを訂正したデータが格納され
る。
た場合を考える。この時、EDAC3はレジスタ2から
読出したデータの1ビットエラーを訂正したデータを訂
正データ信号線13に出力する。レジスタ2から読出し
たデータとレジスタ5から読出したデータとの比較結果
の一致不一致にかかわらず、オア回路4,7の出力は
「1」となり、セレクタ1は訂正データ信号線13を選
択するのでレジスタ2,5には夫々レジスタ2から読出
したデータの1ビット誤りを訂正したデータが格納され
る。
レジスタ2から読出したデータは正常であるが、レジス
タ5から読出したデータと異なる場合には、EDAC3
はレジスタ2から読出したデータをそのまま出力する。
オア回路4,7の出力は「1」となり、セレクタ1は訂
正データ信号線13を選択するので、レジスタ2,5に
は1ビット誤りのないレジスタ2のデータが格納され
る。
タ5から読出したデータと異なる場合には、EDAC3
はレジスタ2から読出したデータをそのまま出力する。
オア回路4,7の出力は「1」となり、セレクタ1は訂
正データ信号線13を選択するので、レジスタ2,5に
は1ビット誤りのないレジスタ2のデータが格納され
る。
このように、レジスタ2から読出したデータとレジスタ
5から読出したデータとの比較結果と、EDAC3から
の検出結果とに応じてデータ信号線11で送られてくる
データとEDAC3で訂正したデータとのうち一方がレ
ジスタ2,5に夫々格納されるようにすることによっ
て、レジスタ2に格納されたデータとレジスタ5に格納
されたデータとの1ビット誤りが訂正される。
5から読出したデータとの比較結果と、EDAC3から
の検出結果とに応じてデータ信号線11で送られてくる
データとEDAC3で訂正したデータとのうち一方がレ
ジスタ2,5に夫々格納されるようにすることによっ
て、レジスタ2に格納されたデータとレジスタ5に格納
されたデータとの1ビット誤りが訂正される。
発明の効果 以上説明したように本発明によれば、二重の格納手段か
ら夫々読出されたデータの比較結果と、誤り訂正回路か
らの検出結果とに応じて入力データと誤り訂正回路で訂
正したデータとのうち一方が格納手段に夫々格納される
ようにすることによって、格納手段に格納されたデータ
の誤りが訂正され、情報処理装置の信頼性を向上させる
ことができるという効果がある。
ら夫々読出されたデータの比較結果と、誤り訂正回路か
らの検出結果とに応じて入力データと誤り訂正回路で訂
正したデータとのうち一方が格納手段に夫々格納される
ようにすることによって、格納手段に格納されたデータ
の誤りが訂正され、情報処理装置の信頼性を向上させる
ことができるという効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。 主要部分の符号の説明 1……セレクタ 2,5……レジスタ 3……単一誤り訂正回路(EDAC) 4,7……オア回路 6……比較器
Claims (1)
- 【請求項1】人力データを格納する第1及び第2の格納
手段と、前記第1の格納手段から読出したデータの誤り
を検出したときにその誤りを訂正して出力しかつその誤
りが未検出のときに前記第1の格納手段から読出したデ
ータをそのまま出力する誤り訂正回路とを有する誤り訂
正機構であって、前記第1及び第2の格納手段各々のデ
ータを比較する比較手段と、前記第1の格納手段から読
出したデータの誤り及び前記第1及び第2の格納手段各
々のデータの不一致のうち少なくとも一方が検出された
ときに前記誤り訂正回路の出力を前記第1及び第2の格
納手段に格納する手段とを含むことを特徴とする誤り訂
正機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61137005A JPH0638239B2 (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 | 誤り訂正機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61137005A JPH0638239B2 (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 | 誤り訂正機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62293439A JPS62293439A (ja) | 1987-12-21 |
JPH0638239B2 true JPH0638239B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=15188577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61137005A Expired - Lifetime JPH0638239B2 (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 | 誤り訂正機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0638239B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0268633A (ja) * | 1988-09-02 | 1990-03-08 | Nec Corp | マイクロプログラムのチェック回路 |
JPH0797324B2 (ja) * | 1988-10-12 | 1995-10-18 | 日本電気株式会社 | マイクロプログラムのエラー訂正回路 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1488375A (en) * | 1974-06-25 | 1977-10-12 | Bp Chem Int Ltd | Chemical composition |
JPS5933294B2 (ja) * | 1979-04-30 | 1984-08-15 | 豊田合成株式会社 | 成形金型 |
JPS5767300U (ja) * | 1980-10-09 | 1982-04-22 |
-
1986
- 1986-06-12 JP JP61137005A patent/JPH0638239B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62293439A (ja) | 1987-12-21 |
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