JP3358701B2 - ベリファイ方法およびベリファイ装置 - Google Patents

ベリファイ方法およびベリファイ装置

Info

Publication number
JP3358701B2
JP3358701B2 JP26066996A JP26066996A JP3358701B2 JP 3358701 B2 JP3358701 B2 JP 3358701B2 JP 26066996 A JP26066996 A JP 26066996A JP 26066996 A JP26066996 A JP 26066996A JP 3358701 B2 JP3358701 B2 JP 3358701B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
crc
storage medium
circuit
read
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP26066996A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10106178A (ja
Inventor
史郎 鈴木
Original Assignee
旭化成マイクロシステム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 旭化成マイクロシステム株式会社 filed Critical 旭化成マイクロシステム株式会社
Priority to JP26066996A priority Critical patent/JP3358701B2/ja
Publication of JPH10106178A publication Critical patent/JPH10106178A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3358701B2 publication Critical patent/JP3358701B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッファ等に一時
記憶してあるデータを、当該データを最終的に記憶する
光ディスク等の記憶媒体に記憶させた場合に、一時記憶
してあるデータと最終の記憶媒体の記憶内容とを照合す
ベリファイ動作を、高信頼性を維持しながら実行可能
とする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、高信頼性を有することが要求
されるデータ記憶装置においては、データを、最終的に
記憶する媒体である最終記憶媒体(例えば、光磁気ディ
スク等)に書き込んだ後、前記データを一時記憶してお
いた記憶手段(例えば、バッファメモリ)の記憶内容と
最終記憶媒体の記憶内容との照合動作(以後「ベリファ
イ動作」と記す)を行うことが、一般的に行われてい
た。
【0003】このベリファイ動作の具体的な手法として
は、以下のような態様が挙げられる。第1に、光ディス
ク記憶再生装置において、記憶内容の読み出しを行い、
訂正符号の誤り訂正を行い、この誤り訂正結果におけ
る、エラー検出、訂正コード(ECC(誤り訂正符号)
やCRC(巡回訂正符号))を参照してデータの正常性
を求め、誤り数が許容数以下である場合、ベリファイ成
立とする手法が提案されていた。一般に、光ディスク装
置の動作を制御するコントローラであって、ベリファイ
付きのライト動作を行う機能と有するものにあっては、
以下のようにして、ベリファイ動作を行いながらライト
動作を行っていた。具体的には、次の「(0)〜
(3)」のステップで実現させていた。 (0)まず、バッファメモリAからデータを獲得して、
獲得したデータを光ディスクに書き込む。 (1)次に、光ディスクに記憶されたはずの当該データ
を、光ディスクから読み出し、これをバッファメモリB
に書き込む。 (2)さらに、誤り訂正符号を用いて、誤りの大きさ・
位置を計算する。誤り訂正符号より、誤りの大きさ・位
置を求めるのは、公知の技術で計算可能であるので、こ
こでは詳細な説明は行わない。誤りの大きさ・位置が分
かれば、これを参照して、誤り訂正を行うべく、バッフ
ァメモリBの該当するデータに、誤りデータ列を、加え
書きする処理を行う。 (3)そして、バッファメモリAの内容と、バッファメ
モリBの内容との比較を行い、一致していればベリファ
イ成立として、次のデータブロックのライト動作を行
う。一方、ベリファイ不成立の場合には、ライト動作を
リトライする。コントローラは、このような4ステップ
の処理で、ベリファイ付きのライト動作を行っていた。
今、バッファメモリAが記憶するデータをD、これに対
応して、光ディスクに記憶されているデータをD’、さ
らに、光ディスクからD’を読み出したときに存在する
誤り訂正可能なエラーをE、誤り訂正されたのちのデー
タをD''であるとしたとき、D''=D’+Eであり、上
記の(3)の比較は、以下のように表現 することができ
る。すなわち、〔(バッファメモリBの最終内容)=
D’+E=D''〕と〔バッファメモリAの内容:D〕と
を比較し一致するか否かである。なお、誤り訂正に用い
るガロア体上では、加算と減算とは同一となる。
【0004】また、第2の態様としては、記憶内容の読
み出しを行い、読み出したデータに対する誤り訂正を行
って、この誤り訂正を行ったデータと、バッファメモリ
に一時記憶していて、光ディスクに格納したデータとの
比較を行うことによって、ベリファイ成立を判断する手
法が提案されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年提
案されているダイレクトオーバーライト(direct overw
rite)が可能な光ディスクでは、データ書き込み時に、
既に書き込まれているデータを消去する、いわゆるイレ
ーズ(erase )動作が行われない。
【0006】このため、前述した第1の態様のように、
誤り訂正符号を含む誤り訂正結果を見てベリファイ成立
を判断する手法によれば、何らかの理由で書き込み動作
が全くされなかった部分において、以前に記憶されてい
たデータの誤り訂正符号が正しい部分に対しては、書き
込み異常が発生したことを検出できないという問題があ
った。
【0007】また、前述した第2の態様のように、光デ
ィスクから読み出したデータに対する誤り訂正を行った
後に、光ディスクに格納したであろうデータとを比較す
ることによってベリファイ動作を行うのであれば、光デ
ィスクから読み出したデータに対して誤り訂正を行うた
めに、読み出したデータを一旦記憶しておく必要が生
じ、このための専用メモリを別に設けるか、バッファメ
モリ内の他の未使用領域に、一旦書き込む必要があっ
た。そして、専用メモリを別に設けた場合には、そのた
めのコスト上昇が問題となっており、また、バッファメ
モリ内の他の未使用領域に、読み出したデータを記憶す
る手法を採用すれば、全データを、光ディスクに書き込
んだあとに、バッファメモリ内に書き込んだ全データ
を、訂正後再度全てバッファより読み出す動作が必要に
なるため、バッファメモリへのアクセスが律速となって
いた。
【0008】そこで、本発明は、このような未解決の課
題を解決するために創作されたものであって、その目的
は、前述した第1の態様のように何らかの原因により光
ディスクに対する書き込み動作が行われずに、以前から
光ディスクに記憶されていたデータの誤り訂正が正しい
場合でも、前述した第2の態様のように、誤り訂正を行
った後にデータ比較を行うのとほぼ同等に、光ディスク
にデータの書き込みが全く行われないという異常の発生
を検出する点にある。 さらに、本発明の目的は、光ディ
スクから読み出したデータに対して誤り訂正を行った誤
り訂正済みのデータを一時的に記憶するバッファメモリ
を省略できる上に、そのデータの読み書きを省略できる
ようにして、専用メモリを別に設けたり、メモリへのア
クセスが不要とし、その結果、ベリファイ手段を、簡易
かつ低コストで実現可能とする点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明によれば、記憶手段に一時記
憶されているデータを、記憶媒体に書き込んだ後に、前
記一時記憶されているデータと、前記記憶媒体から読み
出したデータとの一致性を判定するベリファイ方法であ
って、前記記憶手段に一時記憶されているデータと前記
記憶媒体から読み出したデータとの差異のCRC(巡回
冗長符号)を求めるステップと、前記記憶媒体から読み
出したデータに対する誤り訂正結果のCRCを求めるス
テップと、両CRCが一致しているとき、正常(ベリフ
ァイ成立)と判断するステップと、を含む、ベリファイ
方法が提供される。
【0010】また、請求項2記載の発明によれば、デー
タを一時記憶する記憶手段と、一時記憶されているデー
タを記憶媒体に対して書込み、読出しする手段とを有
し、前記一時記憶されているデータと前記記憶媒体から
読み出したデータとの一致性を判定する装置であって、
前記記憶手段に一時記憶されているデータと前記記憶媒
から読み出したデータとの差異を求める回路と、前記
記憶媒体から読み出したデータに対する誤り訂正結果を
求める回路と、前記差異および前記誤り訂正結果に対す
るCRC(巡回冗長符号)を求める回路と、両CRCの
一致を検出する回路とを備える、ベリファイ装置が提供
される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しつつ説明する
【0012】
【0013】発明は、バッファメモリAに一時記憶さ
れているデータと、光ディスクに記憶された当該データ
を訂正処理した結果のデータとが同一ならば、上記
(1)において光ディスクから読み出したデータと、バ
ッファメモリBに格納された内容との差異は、上記
(2)において訂正処理すべき、誤りの大きさ・位置と
一致することを利用した点に特徴がある。
【0014】
【0015】
【0016】換言すると、本発明は、〔(バッファメモ
リAの記憶内容と、光ディスクから読み出した誤りを
含んだデータD’との差異)=D+D’〕が、誤り訂正
符号の訂正パターンEと一致するならば、すなわち、D
+D’=Eであるならば、D=D’+E=D''であるこ
とを利用するものであり、具体的には、以下の処理ステ
ップ「(0)’〜(3)’」で実現される。 (0)’まず、バッファメモリAからデータを獲得し
て、獲得したデータを光ディスクに書き込む。 (1)’次に、光ディスクに記憶されたはずの当該デー
タを、光ディスクから読み出し、これをバッファメモリ
Aの記憶内容と比較して、その差異のCRCを計算す
る。すなわち、「D+D’」のCRCを計算する。 (2)’さらに、誤り訂正符号を用いて、誤りの大きさ
・位置を計算する。そして、誤りの大きさ・位置に対す
るCRCを計算する。 (3)’最後に、(1)’と(2)’で計算した両CR
Cが一致するか否かを確認する。両CRCが一致すれ
ば、ベリファイが成立、一方、両CRCが一致しなけれ
ば、ベリファイ不成立とする。なお、ベリファイ不成立
の場合には、例えば、光ディスク装置のコントローラが
ライト動作をリトライするようにしておけば、ベリファ
イ付きライト動作が実現できる。
【0017】この方法によれば、ディスクとメモリバッ
ファの記憶内容が相違してしまいにも係わらずに、ベリ
ファイ成立と判定してしまう確率は、CRCの誤判定確
率に比例し、例えば、CRCが4バイトの場合、CRC
の誤判定確率は「1/232」となるため、ベリファイ成
立の誤判定確率が極めて小さくなり、高信頼性を有する
ベリファイ動作が実現可能となる。
【0018】このように、本発明によれば、ベリファイ
動作のための専用メモリ等を不要とし、信頼性の高いベ
リファイ動作を低コストで実現できることになる。次
に、本発明の具体的な実施形態について説明する。
【0019】図1に、ベリファイ装置の構成例を示す。
本装置は、記憶すべきデータ(記憶されたはずのデー
タ)を一時記憶するバッファメモリ40と、データを記
憶する記憶媒体(光ディスク等)を内蔵するディスク装
置10と、該装置10の動作を制御し、データのインタ
フェースとしても機能するコントローラ20と、コント
ローラ20から送られてくるデータとバッファメモリ4
0に記憶されているデータ(記憶されたはずのデータ)
との排他的論理和演算を行う排他的論理和回路30と、
コントローラ20から与えられるデータの誤り訂正を行
い、その結果を出力するECC回路50と、排他的論理
和回路30による排他的論理和演算結果およびECC回
路50の出力に対するCRCを求めるCRC計算回路6
0と、排他的論理和演算結果のCRCを記憶する記憶部
(1)およびECC回路50の出力に対するCRCを記
憶する記憶部(2)を備えるレジスタ80と、記憶部
(1)および記憶部(2)の記憶内容が一致しているか
否かを判定し、判定結果を出力する一致検出回路70
と、各構成要素の動作を制御する制御回路100と、を
有する。
【0020】各構成要素は、例えば、ディスク装置、R
AM、各種論理回路、各種CMOS素子等の電子デバイ
スによって実現可能である。また、図中符号h、i、
j、kは夫々、コントローラ20から出力される記憶媒
体に記憶されているデータ(ディスク装置10から読み
出した誤りを含んだデータ)、バッファメモリ40から
出力される一時記憶されているデータ(後述する
(0)’でディスク装置10に書いたはずのデータ)、
排他的論理和回路30から出力される排他的論理和演算
結果、ECC回路50の出力を示している。
【0021】なお、ECC回路50は、ディスク装置1
0からコントローラ20を介して与えられるデータに基
づいて誤り訂正を行い、誤り値・誤り位置をデータと同
じように出力する機能を有する。このような機能を有す
るECC回路は公知であるため、ここでは、ECC回路
50自体の詳細な説明は行わない。
【0022】また、例えば、光磁気ディスクのISO規
格では、誤り訂正符号とは別に、CRC誤り検出符号が
定義されており、CRC計算回路60に用いるCRC符
号が、そのCRC誤り検出符号と同じものであると、通
常の読み出し動作に使用するCRC誤り検出回路と共用
することができ好ましい。
【0023】さて、図1に示した装置の動作を、図2を
参照しつつ、以下の(0)’から(3)’のステップに
分けて説明する。今、図2に示すように、バッファメモ
リ40に格納されているバッファメモリデータ(出力さ
れると「i」)を「dn 、dn-1 、dn-2 、…、d2
1 、d 0 」とする。
【0024】(0)’まず、バッファメモリ40からデ
ィスク装置10に、データの書き込みを行う。具体的に
は、制御回路100の制御動作によって、バッファメモ
リ40に一時記憶されているデータが、コントローラ2
0を介して、ディスク装置10が内蔵するディスク上の
所定エリアに記憶される。記憶されたデータの様子を、
図2のディスクデータ(h)に示す。ディスクデータ
(h)は、「dn 、dn- 1 ’、dn-2 、…、d2
1 ’、d0 」となる。なお、本ケースでは、ディスク
装置10内でのデータとバッファメモリ40の内容が同
一で、訂正可能な読み出しエラーが2つ(dn-1 ’とd
1 ’)存在する場合を示している。
【0025】(1)’次に、制御回路100の制御動作
によって、コントローラ20は、ディスク装置10に内
蔵されたディスクの記憶内容を読み出し、読み出したデ
ータ(h)を、ECC回路50および排他的論理和回路
30に送る。一方、制御回路100の制御動作によっ
て、バッファメモリ40からは、(0)’にて書き込み
を行ったデータと同一のデータ(i)が読み出され、読
み出されたデータは排他的論理和回路30に送られる。
【0026】排他的論理和回路30は、制御回路100
の制御動作によって、2種類のデータhとiとの排他的
論理和演算を行い、この演算結果をCRC計算回路60
に送る。なお、図2に示すように、排他的論理和演算結
果(j)は、訂正可能な読み出しエラーが存在する部分
で「e2、e1」となり、これ以外では「0」となる。
【0027】そして、CRC計算回路60は、制御回路
100の制御動作によって、hとiとの排他的論理和演
算結果のCRCを計算して、レジスタ80(1)に保存
する。なお、CRCの計算手法も公知であり詳細な説明
は行わないが、一般には、符号多項式を生成多項式(G
(x))で割り算して求めることができる。したがっ
て、図2に示すように、「mod」を除算を表現する記
号として、「(e2・X n-1 +e1・X)modG
(x)」なる値がレジスタ80(1)に記憶されること
になる。
【0028】(2)’次に、ECC回路50は、制御回
路100の制御動作によって、誤り訂正処理結果(k)
を出力してCRC計算回路60に送り、CRC計算回路
60は、誤り訂正処理結果(k)のCRCを計算し、最
後にCRCの値をレジスタ80(2)に保存する。した
がって、図2に示すように、ECC回路50の出力は
「0、e2、0、…、0、e1、0」となり、「(e2
・Xn-1 +e1・X)modG(x)」なる値がレジス
タ80(2)に記憶されることになる。
【0029】(3)’そして、一致検出回路70は、制
御回路100の制御動作によって、レジスタ80(1)
の保存内容とレジスタ80(2)の保存内容とを比較
し、一致するか否かの情報を出力する。一致すれば、ベ
リファイ成立と判断できる。つまり、ディスクに記憶さ
れたデータとバッファメモリに一時記憶されているデー
タとの排他的論理和演算結果に対するCRCと、ECC
回路50が出力する、誤り値・誤り位置のデータに対す
るCRCは同じ値を取るはずだからである。
【0030】なお、読み出し時に誤りがなければ、両C
RCはともに「0」になるはずであり、また逆に、EC
C回路50で誤り訂正不可能な誤りを検出した場合に
は、その時点で、ただちにベリファイに失敗したと判定
することができる。
【0031】また、制御回路100は、一致検出回路7
0から、レジスタ80(1)の保存内容とレジスタ80
(2)の保存内容とが一致しない旨の出力が与えられた
場合、コントローラ20に、再度データを送る、いわゆ
るリトライ動作を行うようにしておくことが好ましい。
【0032】また連続してデータを処理する必要がある
ときは、レジスタ80(1)、(2)の他に、レジスタ
を設けておき、制御回路100が、CRC計算回路60
を適宜時分割で駆動するように装置構成しておくことも
考えられる。
【0033】以上説明してきたように、本発明の実施形
態によれば、専用メモリの設置やアクセス速度の低下を
解消したベリファイ手段を、簡易かつ低コストで実現す
ることができる。また、ベリファイ成立と誤判定の確率
は、CRCの誤判定確率に比例し、CRCの誤判定確率
は極めて小さいため、ベリファイ成立の誤判定確率も小
さくなり、高信頼性を有するベリファイ動作が実現可能
となる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1にかかる
発明によれば、記憶手段に一時記憶されているデータと
前記記憶媒体から読み出したデータとの差異のCRC、
および、記憶媒体から読み出したデータに対する誤り訂
正結果のCRCを求め、両CRCが一致しているとき、
ベリファイ成立と判断するようにした。このため、何ら
かの原因により光ディスクに対する書き込み動作が行わ
れずに、以前から光ディスクに記憶されていたデータの
誤り訂正が正しい場合でも、誤り訂正を行った後にデー
タ比較を行うのとほぼ同等に、光ディスクにデータの書
き込みが全く行われないという異常の発生を検出でき
る。また、光ディスクから読み出したデータに対して誤
り訂正を行った誤り訂正済みのデータを一時的に記憶す
るバッファメモリを省略できる上に、そのデータの読み
書きを省略でき、その結果、専用メモリを別に設けた
り、メモリへのアクセスが不要となる。
【0035】また、請求項2にかかる発明によれば、装
置を構成する各回路が、記憶手段に一時記憶されている
データと前記記憶媒体から読み出したデータとの差異、
および記憶媒体から読み出したデータに対する誤り訂正
結果を求め、さらに、前記差異および前記誤り訂正結果
に対するCRCを求め、両CRCが一致しているか検出
してベリファイ成立を判断するようにした。このため、
何らかの原因により光ディスクに対する書き込み動作が
行われずに、以前から光ディスクに記憶されていたデー
タの誤り訂正が正しい場合でも、誤り訂正を行った後に
データ比較を行うのとほぼ同等に、光ディスクにデータ
の書き込みが全く行われないという異常の発生を検出で
きる。また、光ディスクから読み出したデータに対して
誤り訂正を行った誤り訂正済みのデータを一時的に記憶
するバッファメモリを省略できる上に、そのデータの読
み書きを省略でき、その結果、専用メモリを別に設けた
り、メモリへのアクセスが不要となり、簡易かつ低コス
トのベリファイ装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベリファイ装置の構成図である。
【図2】ベリファイ動作の説明図である。
【符号の説明】
10 ディスク装置 20 コントローラ 30 排他的論理和回路 40 バッファメモリ 50 ECC回路 60 CRC計算回路 70 一致検出回路 80 レジスタ 100 制御回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶手段に一時記憶されているデータ
    を、記憶媒体に書き込んだ後に、前記一時記憶されてい
    るデータと、前記記憶媒体から読み出したデータとの一
    致性を判定するベリファイ方法であって、 前記記憶手段に一時記憶されているデータと前記記憶媒
    から読み出したデータとの差異のCRC(巡回冗長符
    号)を求めるステップと、 前記記憶媒体から読み出したデータに対する誤り訂正結
    果のCRCを求めるステップと、 両CRCが一致しているとき、正常(ベリファイ成立)
    と判断するステップと、を含む、ベリファイ方法。
  2. 【請求項2】 データを一時記憶する記憶手段と、一時
    記憶されているデータを記憶媒体に対して書込み、読出
    しする手段とを有し、前記一時記憶されているデータと
    前記記憶媒体から読み出したデータとの一致性を判定す
    る装置であって、 前記記憶手段に一時記憶されているデータと前記記憶媒
    から読み出したデータとの差異を求める回路と、 前記記憶媒体から読み出したデータに対する誤り訂正結
    果を求める回路と、 前記差異および前記誤り訂正結果に対するCRC(巡回
    冗長符号)を求める回路と、 両CRCの一致を検出する回路とを備える、ベリファイ
    装置。
JP26066996A 1996-10-01 1996-10-01 ベリファイ方法およびベリファイ装置 Expired - Fee Related JP3358701B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26066996A JP3358701B2 (ja) 1996-10-01 1996-10-01 ベリファイ方法およびベリファイ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26066996A JP3358701B2 (ja) 1996-10-01 1996-10-01 ベリファイ方法およびベリファイ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10106178A JPH10106178A (ja) 1998-04-24
JP3358701B2 true JP3358701B2 (ja) 2002-12-24

Family

ID=17351130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26066996A Expired - Fee Related JP3358701B2 (ja) 1996-10-01 1996-10-01 ベリファイ方法およびベリファイ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3358701B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4563566B2 (ja) * 2000-10-05 2010-10-13 住友ゴム工業株式会社 ゴム組成物の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10106178A (ja) 1998-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5502732A (en) Method for testing ECC logic
US6912682B1 (en) Signal processor for correcting and detecting errors
EP0319188B1 (en) Method and apparatus for data integrity checking with fault tolerance
JP2606862B2 (ja) 単−エラー検出・訂正方式
JP3106947B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP3358701B2 (ja) ベリファイ方法およびベリファイ装置
US11249839B1 (en) Method and apparatus for memory error detection
JP3341745B2 (ja) 電子ディスク装置の書き込み/読み出し制御方法及びその装置
JPH0316655B2 (ja)
JP2907114B2 (ja) Eepromの1ビット誤り訂正方法とその装置
JPH06301604A (ja) 記憶再生システム
JPH03204745A (ja) メモリカード装置
JP2000207289A (ja) デ―タ誤り検出方式及びその方法
JPH054266U (ja) メモリ装置
KR100232957B1 (ko) 디지털 비디오 디스크의 오류정정시간 단축방법
JPH024003B2 (ja)
JPS6261974B2 (ja)
JPH0520215A (ja) 情報処理装置
JPS6142304B2 (ja)
JPH03152643A (ja) ダブルビットエラー制御回路
JPH11167497A (ja) メモリ再書き込み動作誤り検出装置及び方法
JPH0588992A (ja) メモリ制御方式
JPH11161560A (ja) 記憶装置のアドレス正否判定装置およびアドレス正否判定方法
JPH04312147A (ja) 主記憶装置
JPH05224968A (ja) データチェック方式

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020917

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071011

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071011

Year of fee payment: 5

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071011

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081011

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081011

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091011

Year of fee payment: 7

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091011

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101011

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101011

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111011

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111011

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121011

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121011

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131011

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees