JPH0588683A - 車両用騒音制御装置 - Google Patents

車両用騒音制御装置

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JPH0588683A
JPH0588683A JP3249448A JP24944891A JPH0588683A JP H0588683 A JPH0588683 A JP H0588683A JP 3249448 A JP3249448 A JP 3249448A JP 24944891 A JP24944891 A JP 24944891A JP H0588683 A JPH0588683 A JP H0588683A
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vehicle
filter
sound
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Hiroshi Uchida
博志 内田
Norihiko Nakao
憲彦 中尾
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Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 騒音の伝達特性が変化しても迅速に追従し、
常に適切な騒音制御を行なう。 【構成】 集音された騒音と騒音振動に対応したリファ
レンス信号とに基づき騒音を打ち消す音に応じたスピー
カ駆動信号を生成するフイルタ手段を有し、フイルタ手
段のフイルタ係数の最適値を、シンプレックス法を用
い、複数個の任意のフイルタ係数に基づいて逐次評価関
数の最小値から求める際に、複数個の任意のフイルタ係
数の更新操作が所定回数なされる期間毎に、複数個の任
意のフイルタ係数に対応する前記評価関数の値全ての更
新を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジン振動等により
生じる車室内の騒音を低減する車両用騒音制御装置に関
し、詳しくはマイクロホン等により集音した騒音とエン
ジン振動等に応じたリファレンス信号に基づき、適応フ
ィルタを用いて上記騒音を低減せしめる音をスピーカか
ら出力する車両用騒音制御装置に関するものであって、
さらに詳しくはこの適応フィルタの係数の適応アルゴリ
ズムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の室内における騒音は運転手およ
びその他の乗員の疲労を増大させ、また不快感を起こさ
せる。
【0003】このような車内騒音としては、一般に200H
z 〜300Hz 以下の低周波(こもり音)と、エンジン騒
音、排気系放射量、ロードノイズ、風騒音等の中高波音
とがある。
【0004】この中でもエンジン騒音やロードノイズは
車内の人間にとって影響が大きく、その騒音が大きくな
るにつれて乗員の不快感は増大する。
【0005】これらの騒音はエンジンや路面から車内に
直接放射される割合よりもボディ等を伝わって車内に到
達する割合が大であって、遮音部材を利用した防音対策
には限界があり、むしろエンジン騒音あるいはロードノ
イズとは逆位相の音を出力して騒音を積極的に打ち消
し、車内の人間にはあたかもエンジン騒音やロードノイ
ズが出ていないように感じさせる、いわば積極的防音対
策が注目されている。
【0006】このような積極的防音対策に関する従来技
術としては、搭乗者のヘッドレスト付近に取り付けたマ
イクロホンによって集音した騒音と、エンジンの回転数
に同期したリファレンス信号に基づき、車内に取り付け
たスピーカから車内騒音とは逆位相となる音を出力して
このエンジン騒音を打ち消すようにしたものが知られて
いる(特表平1-501344号公報)。
【0007】すなわち、この公報記載の技術は図7に示
す如く、車室110 内の所定位置に車室内騒音を集音する
複数個のマイクロホン112 と二次音源を構成する2つの
スピーカ111 が設置されている。マイクロホン112 によ
り集音された騒音は電気信号に変換されて制御部113 に
送出される。
【0008】一方、エンジン102 の回転数に同期したエ
ンジン回転検出信号に基づき、リファレンス信号発生器
114 においてリファレンス信号が発生される。制御部11
3 では入力されたリファレンス信号とマイクロホン112
からの電気信号に応じて2つのスピーカ111 から、車室
内騒音を打ち消す音(騒音と逆位相となる音)が出力さ
れるように上記スピーカ111 を駆動する。
【0009】ところで、このような騒音制御装置におけ
る騒音制御アルゴリズムとしてはLMS法(Least Mean
Square Method)が知られている。図9はLMS法による
騒音制御アルゴリズムを用いた騒音制御装置を示すブロ
ック図である。なお、図9においては説明の便宜上リフ
ァレンス信号の数、スピーカの個数およびマイクの個数
をいずれも1つとしている。
【0010】制御部113 内にはフィルタF116 およびフ
ィルタH°117 が内蔵されている。これら2つのフィル
タF,H°116 ,117 はFIRフィルタ(Finite Inpul
se Response フィルタ)であり、このうちフィルタH°
117 はスピーカ111 からマイク112 までの音響信号伝達
特性Hをモデル化したものである。
【0011】LMS法は、誤差信号の2乗平均J=E
[e(k) 2 ](e(k) はeの第k回目のサンプル値、e
はマイク112 位置におけるスピーカ111 からの制御出力
Zと騒音dとの誤差)が最小となるように、最急降下法
による適合アルゴリズム118 を用いてフィルタF116 の
係数ベクトル<f> (なお、本願明細書においてはベクト
ルを表わす場合、符号に< > を付すものとする。)を調
整するものである。
【0012】ここでフィルタH°117 の係数ベクトルを
<h> とすると、係数ベクトル<f> の更新アルゴリズムは
下記漸化式(1) で表わされることとなる。
【0013】
【数1】 <f>(k+1)=<f>(k)−μ<r>(k)・e(k) …… (1) 但し、<f> =[f0 ,f1 ,……,fI T 、 <r>(k)=[r(k) ,r(k-1) ,……,r(k-I) ]T 、 r(k) =<h> T <x>(k)、 <h> =[h0 ,h1 ,……,hJ T 、 <x>(k)=[x(k) ,x(k-1) ,……,x(k-J) ]T 、 μは上記漸化式(1) の収束速度を決定する定数 ところで、このアルゴリズムにおいては、スピーカ/マ
イク間伝達特性Hに等しい伝達特性を有するフィルタH
°を用いる必要がある。このためスピーカ/マイク間伝
達特性Hを予め測定しておかなければならないという煩
わしさがあり、さらに雑音制御中にスピーカ/マイク間
伝達特性Hが大きく変動すると制御効果が低下するとい
う問題がある。
【0014】このような問題を解決するためには、騒音
制御アルゴリズムとしてLMS法に代えて非線形最適化
手法の一種であるシンプレックス法(Simplex 法)を用
いることが考えられる。すなわち、図9に示すようにシ
ンプレックス法を用いた場合にはフィルタH°117 を設
ける必要がなく、上述したLMS法を用いた場合の問題
は解消される。
【0015】以下、シンプレックス法を用いた適合アル
ゴリズムについて説明する。
【0016】雑音dやリファレンス信号xが定常過程
(統計的性質が一定であること)にあり、スピーカ/マ
イク間伝達特性Hが一定であるとした場合、誤差信号2
乗平均Jは単にフィルタ係数<f> の関数と考えられるの
でこれをあらためてJ(<f> )と表現する。また、I+
2本のフィルタ係数ベクトルの組 0<f>, 1<f>,…, I+1
<f>を用意する。
【0017】ここに、以下の(i) 〜(viii)の処理を繰り
返すことによりフィルタF116 Aの係数ベクトル<f> の
更新アルゴリズムが求まることとなる。
【0018】(i) 上記フィルタ係数 0<f>, 1<f>,…,
I+1<f> を上記フィルタ係数として順次設定し、その都
度誤差信号2乗平均(評価関数値)J( 0<f> ),J(
1<f> ),…,J( I+1<f> )を測定する。 (ii) 測定された各誤差信号2乗平均J( 0<f> ),J
1<f> ),…,J( I+1<f> )のうち最大のものをJ
i*<f> )とおく。このとき、下式にしたがってi*<f>
を更新する。
【0019】
【数2】
【0020】(iii) 上記(ii)の処理で更新されたi*<f>
を用いて誤差信号2乗平均J(i*<f> )を測定し直す。
【0021】(iv) 上記(iii) の処理の後、測定された
J(i*<f> )が、全ての誤差信号2乗平均J( 0<f>
),J( 1<f> ),…,J( I+1<f> )の中で最小で
あれば、再び下式にしたがってi*<f> を更新する。
【0022】
【数3】
【0023】(v) 上記(iv)の処理で更新されたi*<f>
を用いて誤差信号2乗平均J(i*<f> )を測定し直す。
【0024】(vi) 上記(iii) の処理の後、測定された
J(i*<f> )が、更新前のJ(i*<f> )よりも大きけれ
ば、下式にしたがってi*<f> を更新する。
【0025】
【数4】
【0026】(vii) 上記(vi)の処理で更新されたi*<f>
を用いて誤差信号2乗平均J(i*<f> )を測定し直す。
【0027】(viii) 上記(ii)の処理に戻る。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た如きシンプレックス法を用いたアルゴリズムは上述し
たような利点を有している一方で、以下に示す如き大き
な問題を有している。
【0029】すなわち、上記シンプレッスク法において
は誤差信号2乗平均、すなわち評価関数J(<f> )の曲
線形状が変化しないということが前提となっており、例
えば車速の変化に応じて騒音の周波数やレベルが変化し
た場合等においては、上述したような処理(i) 〜(viii)
の手順によってはフィルタ係数の収束が進まず、結局フ
ィルタ係数の最適値を求めることが困難となる。
【0030】換言すれば、シンプレックス法を上述した
処理(i) 〜(viii)の手順で進める場合には、リファレン
ス信号と騒音の統計的性質や、スピーカ/マイク間伝達
特性Hが変化してはならない。
【0031】すなわち、前述したようにシンプレックス
法は、スピーカ/マイク間伝達特性Hの変動に影響され
ない方法であるが、実際には上記伝達特性Hの変動に対
応していくことができないこととなる。
【0032】上述した問題を理解しやすくするため図10
を用いてさらに説明する。この説明においては理解を容
易とするため一次元探索の場合について考えてみること
とする。
【0033】(i) まず、x1 ,x2 をフィルタ係数と
して順次設定し、その都度誤差2乗平均(評価関数値)
J(x1 ),J(x2 )を測定する。
【0034】このときの評価関数は図10中のJで表わさ
れるものとし、これを旧関数と称することとする。
【0035】(ii) 測定された各誤差信号2乗平均J
(x1 ),J(x2 )のうち最大のものがJ(x1
(点A)であるからx1 *1 とおく。
【0036】このとき、下式にしたがって *1 を更新
して *1 ′とする。
【0037】 *1 ′←2x2 *1 これによりx1 はx1 ′に移動し(点Aが点Cに移動
し)、次の操作におけるフィルタ係数はx1 ′とx2
2つとなる。
【0038】(iii) この状態で関数の形状が図10におい
てJからJ′(これを新関数と称する) に変化した
とする。
【0039】すると、フィルタ係数x2 に対応する評価
関数値はJ(x2 )(点B)であるが、フィルタ係数x
1 ′に対応する評価関数値は新関数J′上の点となるの
でJ′(x1 ′)(点C′)が測定されることとる。
【0040】(iv) 次のフィルタ係数の更新操作におい
てはJ′(x1 ′)とJ(x2 )とが比較されJ′(x
1 ′)の方が大きいのでx1 ′が *1 ′とおかれる。
【0041】この後、下式にしたがって *1 ′が更新
され *1 ″とされる。
【0042】 *1 ″←2x2 *1 ′ これによりx1 ′はx1 ″、すなわちx1 に移動し(点
C′が点A′に移動し)、次の操作におけるフィルタ係
数はx1 とx2 の2つとなる。
【0043】(v) 次の操作においてはJ′(x1 )と
J(x2 )(点A′と点B)が上述した処理と同様に比
較され、その結果x1 はx1 ′に移動し(点A′が点
C′に移動し)、上記(ii)の状態に戻ってしまう。
【0044】(vi) この後、更新操作を繰り返しても2
つのフィルタ係数のうち一方のフィルタ係数はx2 とな
り、他方はx1 とx1 ′が交互に得られることとなる。
すなわち、上記他方のフィルタ係数に対応する評価関数
値は関数J′上で点A′と点C′の値を交互に示すこと
となる。これにより、シンプレックス操作が進まなくな
る。
【0045】本発明はこのような問題を解決するために
なされたものであり、リファレンス信号あるいは騒音の
統計的性質やスピーカ/マイク間伝達特性H等が変化し
た場合においても、その変化に追従して逐次最適なフィ
ルタ係数を設定することができ、良好な騒音制御を行な
うことができる車両用騒音制御装置を提供することを目
的とするものである。
【0046】
【発明が解決しようとする課題】本願発明のうち第1の
車両用騒音制御装置は、車室内騒音を集音する集音手段
と、該車室内の騒音を低減し得る音を出力するスピーカ
と、騒音振動に対応したリファレンス信号を生成するリ
ファレンス信号生成手段と、前記集音手段により集音さ
れた騒音と前記リファレンス信号生成手段により生成さ
れたリファレンス信号に基づき、前記集音手段の配設位
置で前記車室内の騒音を低減すべく前記スピーカから該
騒音を打ち消す音が出力されるようコントロールするコ
ントロール手段とを備えてなる車両用騒音制御装置にお
いて、前記コントロール手段が、前記集音された騒音と
前記リファレンス信号とに基づき前記騒音を打ち消す音
に応じたスピーカ駆動信号を生成するフィルタ手段を有
し、前記フィルタ手段のフィルタ係数の最適値を、シン
プレックス法を用い、複数個の任意のフィルタ係数に基
づいて逐次評価関数の最小値から求める際に、前記複数
個の任意のフィルタ係数の更新操作が所定回数なされる
期間毎に、前記複数個の任意のフィルタ係数に対応する
前記評価関数の値全ての更新が行なわれるように構成さ
れてなることを特徴とするものである。
【0047】また、本願発明のうち第2の車両用騒音制
御装置は、上記第1の車両用騒音制御装置であって、前
記期間において、前記複数個の任意のフィルタ係数に対
応する前記評価関数の値の全てを同時に更新することを
特徴とするものである。
【0048】さらに、本願発明のうち第3の車両用騒音
制御装置は、上記第1の車両用騒音制御装置であって、
前記所定回数が1であることを特徴とするものである。
【0049】なお、上述した評価関数とは集音手段から
入力された騒音信号とリファレンス信号との誤差を示す
誤差信号の2乗平均を表わす関数である。
【0050】また、上述したフィルタ手段とはFIRフ
ィルタ(FiniteImpulse Responseフィルタ)を用いたフ
ィルタ手段を意味する。
【0051】
【作用および発明の効果】上述した構成によれば、所定
回数のフィルタ係数の更新操作毎に、この操作を行なう
ために選択された、複数個の任意のフィルタ係数に対応
する評価関数値を更新するようにしている。
【0052】すなわち、誤差信号2乗平均である評価関
数J(<f> )の曲線形状の変化を考慮してフィルタ係数
の最適値を求める処理を行なうようにしている。
【0053】これにより処理の途中で、例えば車速が変
化して騒音の周波数やレベルが変化した場合等において
も、フィルタ係数の収束が進まないというような状況に
陥ることを回避でき、円滑にフィルタ係数の最適値を求
めることができる。
【0054】したがって、リファレンス信号、あるいは
騒音の統計的性質やスピーカ/マイク間伝達特性Hが変
化した場合でも、その変化に迅速に追従して常に適切な
騒音制御を行なうことができる。
【0055】また、上述したフィルタ係数の更新操作が
所定回数なされる期間としては、評価関数の曲線形状が
変化する場合の頻度やその変化の大きさ等を考慮してそ
の長さを定めるのが望ましい。
【0056】例えば、評価関数の曲線形状が頻繁に変化
する場合には、上記第3の車両用騒音制御装置の如くフ
ィルタ係数の各更新操作毎に複数個のフィルタ係数に対
応する評価関数値全てを更新することにより適切な騒音
制御を行なうことができる。
【0057】また、評価関数の曲線形状がそれ程頻繁に
変化しない場合には、フィルタ係数の各更新操作毎に上
記評価関数値を更新するとその更新処理に要する時間が
無駄となりフィルタ係数の収束に時間がかかるので、こ
の場合には5回あるいは10回等、その状況に応じたフィ
ルタ係数更新操作の期間毎に上記評価関数値全ての更新
を行なうようにするのが望ましい。
【0058】また、このフィルタ係数の更新操作が所定
回数なされる期間において、全てのフィルタ係数に対応
する評価関数値を、上記第2の車両用騒音制御装置の如
く同時に更新するようにしてもよいし、その期間におい
て各評価関数値をバラバラに更新するようにしてもよ
い。
【0059】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0060】図5は、本発明の実施例に係る車両用騒音
制御装置を自動車の車内に取り付けた様子を示す概略図
である。
【0061】すなわち、この装置は各座席のヘッドレス
ト1位置に埋め込まれてなるマイクロホン2と、このマ
イクロホン2によって集音された音を変換してなる電気
信号およびイグニッションパルス検出器3(以下、IG
パルス検出器3と称する)から送出されたイグニッショ
ンパルス信号(以下、IGパルス信号と称する)を入力
されるコントローラ4と、コントローラ4により駆動さ
れ、車内の騒音を打ち消す音を出力するオーディオ用フ
ロントスピーカ5とからなっている。
【0062】上記マイクロホン2は各乗員の両耳の位置
と一致する位置に配されており、これによりコントロー
ラ4には、各乗員に実際に聞こえている音に応じた電気
信号が入力されることとなる。
【0063】また、IGパルス検出器4はエンジン回転
に同期した信号を取り出すもので、例えばクランク軸の
回転検出あるいはイグナイタからのイグニッションタイ
ミング検出等により得られた信号をIGパルス信号とし
て出力するものである。
【0064】さらに、運転席のフロントパネル付近に
は、乗員が本装置のON/OFFあるいは打ち消す騒音
の種類の切換えを適宜行なうためのスイッチ4aが配設さ
れている。
【0065】なお、上記スピーカ5はCD、磁気テー
プ、チューナ等からの音声信号を音に変えて出力する一
般のオーディオ用スピーカであって、このような音と上
記騒音の打消し音とを同時に、または一方のみを出力す
るようになっている。
【0066】図6はコントローラ4の内部構成を示すブ
ロック図である。
【0067】すなわち、この図6によれば、IGパルス
検出器3から送出されたIGパルス信号と、マイクロホ
ン2から送出された騒音情報を担持した電気信号がアン
プ6により増巾され、A/D変換回路7によりデジタル
信号に変換されてCPU8に入力される。このCPU8
としてはDSP(デジタルシグナルプロセッサ)が用い
られているが、他の一般的なマイクロプロセッサを用い
ることも可能である。
【0068】このCPU8に接続されたメモリ回路9に
は騒音制御に関する所定のアルゴリズムを表わすプログ
ラムが格納されており、CPU8はこのプログラムに基
づき、入力された上記信号に対して所定の信号処理を施
し、所定のスピーカ駆動信号を出力する。
【0069】このスピーカ駆動信号はD/A変換回路10
によりアナログ信号に変換されアンプ11により増巾され
て各スピーカ5に印加される。これにより各乗員の耳の
位置において車内の騒音を打ち消すべき音が各スピーカ
5から出力されることとなる。
【0070】なお、このコントローラ113 はCPU8に
おける演算のタイミングの高精度化を図るため一定の周
期(500 μs〜1ms)のクロック信号をこのCPU8
に出力するクロック回路12を備えている。
【0071】以下、上述したメモリ回路9に格納された
騒音制御アルゴリズムを表わすプログラムについて図1
〜図4のフローチャートを用いて説明する。
【0072】このうち図1は全体プログラムを示すメイ
ンフローチャートである。この実施例ではスピーカ5の
個数をM個としており、各スピーカ5についての、調整
すべきフィルタ係数ベクトルは<f>1,<f>2,……,<f>M
のM個となる。このうちの1つのフィルタ係数ベクトル
<f>mに注目して考えると、<f>mを調整するということ
は、実際には 0<f>m, 1<f>m,…, I+1<f>mのI+2本
の係数ベクトルの組(この組をFm と称する)を用いた
更新計算を行なうことであるから、結局図1に示す如く
1 ,F2 ,…,FM を順次更新していけばよい。
【0073】すなわち、図1に示す如く、まずフィルタ
係数ベクトルF1 を更新し(S1)、次にフィルタ係数
ベクトルF2 を更新し(S2)、さらにこれに続くフィ
ルタ係数ベクトルを更新し、最後にフィルタ係数ベクト
ルFM を更新する(S3)。
【0074】フィルタ係数ベクトルFM を更新し終る
と、ステップ1(S1)に戻り、再びフィルタ係数ベク
トルF1 から順次フィルタ係数ベクトルの更新を行な
う。
【0075】図2は、Fm を更新するプログラムを表わ
すフローチャートである。
【0076】まず、ステップ4(S4)において、フィ
ルタ係数ベクトルが最大のものを表わすimax 、imax<f
>mに対応する評価関数値Jmax (Jmax =J(imax<f>
m))および
【0077】
【数5】
【0078】次に、ステップ5(S5)においてi=0
とおく。
【0079】この後、ステップ6(S6)において<f>m
i<f>mとおいてJ( i<f>m)を求める。ステップ7
(S7)において、このJ( i<f>m)が今まで求めたJ
の値の中で最大であるか否かを判断し、その結果最大で
あればステップ8(S8)に進み、このときのiをima
x 、JをJmax とおきステップ9(S9)に進む。最大
でなければステップ8(S8)を通らずステップ9(S
9)に進む。
【0080】ステップ9(S9)においては今までの
【0081】
【数6】
【0082】に i<f>mを加えこれを<c> と置き替える。
【0083】この後iをインクリメントし(S10)、ス
テップ11(S11)においてiがI+2になっていればス
テップ12(S12)に進み、そうでなければステップ6
(S6)に戻りS6〜S11の各ステップの処理を再び行
なう。
【0084】次に、ステップ12(S12)において<c> か
imax<f>mを減じ、これを<c> とおく。
【0085】この後、imax<f>mを下式にしたがって更新
する。
【0086】
【数7】
【0087】この後、再び 0<f>m, 1<f>m,… I+1<f>m
を順番に設定しながら、J( 0<f>m),J( 1<f>m),
…,J( I+1<f>m)を測定していくことになる。すなわ
ちステップ14(S14)において、imax ′,Jmax ′,
imin ,Jmin 等の初期化を行なう。さらに、ステップ
15(S15)においてi=0とおく。
【0088】次に、ステップ16(S16)において<f>mを
i<f>mとおいてJ( i<f>m)を求める。ステップ17(S
17)において、このJ( i<f>m)が今まで求めたJの値
の中で最大であるか否かを判断し、その結果最大であれ
ばステップ18(S18)に進み、このときのiをimax
′,JをJmax ′とおき、ステップ19(S19)に進
む。最大でなければステップ18(S18)を通らずにステ
ップ19(S19)に進む。
【0089】ステップ19(S19)においては、ステップ
16(S16)において求めたJ( i<f>m)が今まで求めた
Jの値の中で最小であるか否かを判断し、その結果最小
であればステップ20(S20)に進み、このときのiをi
min 、JをJmin とおきステップ21(S21)に進む。最
小でなければステップ20(S20)を通らずにステップ21
(S21)に進む。
【0090】次に、ステップ21(S21)においてiがイ
ンクリメントされる。
【0091】この後、ステップ22(S22)においてiが
I+2となっているか否かを判断し、I+2となってい
ればステップ23(S23)に進み、なっていなければステ
ップ16(S16)に戻り、S16〜S22の各ステップの処理
を再び行なう。
【0092】上述したようにS14〜S22の処理により、
測定された各J値J( 0<f>m),J( 1<f>m),…,J
I+1<f>m)の中で最大値Jmax ′がJmax ′=J(
imax′<f>m)、最小値Jmin がJmin =J(imin<f>m)
とおかれる。
【0093】その後、ステップ23(S23)においてima
x とimax ′が等しいか否かが判断され、その結果等し
ければステップ24(S24)に進み、下式にしたがって
imax<f>mを更新しプログラム処理を終了する。なお、こ
こで <ε> は微小誤差を表わす。
【0094】
【数8】
【0095】ステップ23(S23)の結果imax とimax
′が等しくないと判断されればステップ25(S25)に
進み、imax とimin が等しいか否かが判断され、等し
ければステップ26(S26)に進み、下式にしたがって
imax<f>mを更新してプログラム処理を終了する。
【0096】
【数9】
【0097】ところで上記プログラム処理においては、
ステップ23(S23)でimax がimax ′に等しいとき、
ステップ24(S24)においてimax<f>mを更新する際に
imax <ε> を加算している。これは以下の理由による。
【0098】すなわち、シンプレックス法によりフィル
タ係数の更新処理が進むにつれて、各フィルタ係数の値
は次第に接近し、ついには全て同じ係数ベクトルになっ
てしまうおそれがある。一旦このような状態となると、
評価関数Jの曲線形状が変化してこの関数Jを最小にす
る<f> の値が変化しても、これに対応することができな
い。
【0099】そこで各フィルタ係数ベクトル 0<f>m, 1
<f>m,…, I+1<f>mに対し、対応する互いに1次独立で
絶対値の小さなベクトル 0 <ε> , 1 <ε> ,…, I+1
<ε> を微小誤差として各々加算し、上述した如き問
題、すなわちフィルタ係数が全て同じ係数ベクトルとな
ってしまうのを回避している。
【0100】このように図2に示すプログラムによれば
シンプレックス法を用い、フィルタ係数ベクトルの最適
化を図ることができる。
【0101】図3は評価関数Jを求めるプログラムを示
すフローチャートである。
【0102】まず、ステップ41(S41)においてqを
0、Jを0とおいて初期設定する。
【0103】次に、ステップ42(S42)において誤差信
号ベクトル<e> を求める。なお、<e> =[e1 ,e2
……,eM T である。
【0104】続いて、ステップ43(S43)において、
【0105】
【数10】
【0106】をJとおく。ここでMは設置されたマイク
ロホン2の個数を示すものである。
【0107】次に、ステップ44(S44)においてqの値
をインクリメントし、ステップ45(S45)においてqが
Qに等しくなっているか否かを判定する。その結果、q
がQに等しくなっていなければステップ42(S42)に戻
り、上記処理を繰り返して行なう。また、上記判定の結
果qがQに等しくなっていればステップ46(S46)にお
いてJ/QをJとして評価関数Jを求めるプログラムが
終了する。
【0108】なお、評価関数Jを求める際には、上記説
明による演算に代え、Σem (k) 2 の値を複数回求め、
その平均値を得るようにしてもよい。
【0109】次に、上述したステップ42(S42)におけ
る<e>を求めるプログラムを図4を用いて説明する。
【0110】この<e> を求めるプログラムにおいては、
ステップ51(S51)においてクロック回路12からのクロ
ック信号がCPU8に入力されたか否かを判定する。
【0111】クロック信号の入力が確認されればステッ
プ52(S52)においてリファレンス信号<x>(k)をCPU
8に入力する。続いて、ステップ53(S53)において、
n=1,2,……,Nの各々について<F>nT ・<x>(k)を
計算し、各々の結果をynとおく。但し、<x>(k)=[x
(k) ,x(k-1) ,……,x(k-I) ]T である。
【0112】次に、ステップ54(S54)において、各ス
ピーカ駆動信号y1 〜yN をCPU8から出力させる。
最後にステップ55(S55)において、各マイクロホン2
からの誤差信号e1 〜eM をCPU8に入力せしめ、こ
れで<e> を求めるプログラムが終了する。
【0113】なお、図9に示す適応アルゴリズム118 A
以外の部分に該当するプログラムは全てこの図4に示す
プログラムに表わされている。
【0114】なお、本発明の車両用騒音制御装置として
は上記実施例のものに限られるものではなく、その他種
々の態様の変更が可能である。
【0115】また、上述した実施例においては、フィル
タ係数<f>mの更新操作中に評価関数Jの曲線形状の変化
に適応するため、imax<f>mを更新した後J(imax<f>m)
だけではなくJ( 0<f>m),J( 1<f>m),…,J(
I+1<f>m)全ての値を測定しなおす様にしているが、こ
れに代えて予め設定した複数個のフィルタ係数更新操作
の期間毎にJ( 0<f>m),J( 1<f>m),…,J( I+1
<f>m)全ての値を更新するようにしてもよい。
【0116】また、上述した実施例においては、全ての
フィルタ係数が同一のベクトル値となるのを防止するた
め、imax<f>mに微小誤差ベクトルimax <ε> を加算する
ようにしているが、これに代えて以下のa)もしはb)の手
法を用いるようにすることも可能である。
【0117】a) 図2中のステップ13(S13)におい
て、今回測定されたJ(imax<f> )と前回測定されたJ
imax<f> )とを比較し、その差が所定の基準値より大
であるとき評価関数J(<f> )の曲線形状が変化したも
のと判断し、下式により 0<f>m, 1<f>m,…, I+1<f>m
を変更する。 i<f>m= i<f>m+ iΔ (i=0,1,…,I+1) ただし、 0Δ, 1Δ,…, I+1Δは互いに一次独立で一
定の大きさを有する、<f> と同次元のベクトルである。
なお、この変更操作を行なった際に、J( 0<f> ),J
1<f> ),…,J( I+1<f> )を全て測定し直す。
【0118】b) 図2中のステップ24(S24)におい
て、
【0119】
【数11】
【0120】のときはステップ24(S24)におけるimax
<f> の更新操作は行なわないようにする。
【0121】また、上述した実施例では、車室内のエン
ジン騒音を低減する場合について説明しているが、本発
明を他の騒音(例えばロードノイズや排気音)を低減す
る場合にも適応することができるのはもちろんである。
【0122】また、マイクロホンおよびスピーカの数と
しては適宜選択が可能である。
【0123】また、ユーザが図5に示すスイッチ4aによ
って上記複数のリファレンス信号のうち好みのリファレ
ンス信号を適宜選択できるようにモード切換可としてお
けばユーザの好みに応じた車内音場を形成することが可
能である。
【0124】また、本実施例装置では全乗員の耳元にセ
ンサ用のマイクロホン2を取り付け、全乗員について騒
音制御をしているが、特定の乗員のみ、例えば運転手あ
るいは運転手と助手席の乗員のみについて騒音制御を行
なうことも可能で、この場合には、この特定の乗員の耳
元のマイクロホン2からの信号をコントローラ4に入力
せしめればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例装置において用いられる適応ア
ルゴリズムの全体プログラムを示すフローチャート
【図2】図1に示す全体プログラム中で用いられるFm
を更新するプログラムを示すフローチャート
【図3】図2に示すプログラム中で用いられる、Jを求
めるプログラムを示すフローチャート
【図4】図3に示すプログラム中で用いられる、<e> を
求めるプログラムを示すフローチャート
【図5】本発明の一実施例に係る車両用騒音制御装置の
取付位置を示す概略図
【図6】図5に示すコントローラの内部を示すブロック
【図7】従来技術を説明するためのブロック図
【図8】LMS法を用いた場合の車両用騒音制御装置の
概略を示すブロック図
【図9】シンプレックス法を用いた場合の車両用騒音制
御装置の概略を示すブロック図
【図10】シンプレックス法を用いた場合に生じる問題
点を説明するためのグラフ
【符号の説明】
2,112 マイクロホン 3 イグニッションパルス検出器 4,113 ,113 A コントローラ(制御部) 5,111 スピーカ 6,11 アンプ 7 A/D変換回路 8 CPU 9 メモリ回路 10 D/A変換回路 116 ,116 A,117 フィルタ 118 ,118 A 適応アルゴリズム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内騒音を集音する集音手段と、 該車室内の騒音を低減し得る音を出力するスピーカと、 騒音振動に対応したリファレンス信号を生成するリファ
    レンス信号生成手段と、 前記集音手段により集音された騒音と前記リファレンス
    信号生成手段により生成されたリファレンス信号に基づ
    き、前記集音手段の配設位置で前記車室内の騒音を低減
    すべく前記スピーカから該騒音を打ち消す音が出力され
    るようコントロールするコントロール手段とを備えてな
    る車両用騒音制御装置において、 前記コントロール手段が、前記集音された騒音と前記リ
    ファレンス信号とに基づき前記騒音を打ち消す音に応じ
    たスピーカ駆動信号を生成するフィルタ手段を有し、 前記フィルタ手段のフィルタ係数の最適値を、シンプレ
    ックス法を用い、複数個の任意のフィルタ係数に基づい
    て逐次評価関数の最小値から求める際に、 前記複数個の任意のフィルタ係数の更新操作が所定回数
    なされる期間毎に、前記複数個の任意のフィルタ係数に
    対応する前記評価関数の値全ての更新が行なわれるよう
    に構成されてなることを特徴とする車両用騒音制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記期間において、前記複数個の任意の
    フィルタ係数に対応する前記評価関数の値の全てを同時
    に更新することを特徴とする請求項1記載の車両用騒音
    制御装置。
  3. 【請求項3】 前記所定回数が1であることを特徴とす
    る請求項1記載の車両用騒音制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5622617A (en) * 1994-02-15 1997-04-22 Matsushita Electric Works, Ltd Garbage treating apparatus with connected moisture sensor and controller
US6103124A (en) * 1996-09-26 2000-08-15 Sanyo Electric Co., Ltd. Organic waste processor and organic waste processing method
CN110901562A (zh) * 2019-10-11 2020-03-24 东风汽车有限公司 一种汽车噪音遮蔽方法及系统

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