JPH0588213U - 水田作業機 - Google Patents

水田作業機

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JPH0588213U
JPH0588213U JP5922291U JP5922291U JPH0588213U JP H0588213 U JPH0588213 U JP H0588213U JP 5922291 U JP5922291 U JP 5922291U JP 5922291 U JP5922291 U JP 5922291U JP H0588213 U JPH0588213 U JP H0588213U
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seedlings
seedling
foot
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和田泰行
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乗降並びに苗等の補給を一層楽に行なえると
共に、苗等の補給作業を無理な姿勢を強いられることな
く安定した姿勢で安全かつ確実に行なえる水田作業機を
提供することを目的とする。 【構成】 運転席11の左右両側に設けた前低後高状の
リヤフェンダ部20の傾斜下端部に後方に窪ませた一方
の足のせ部24を運転席ステップ18に連設し、リヤフ
ェンダ部20の傾斜上端部に他方の足のせ部25を設
け、これら両足のせ部24,25により苗等の補給用ス
テップ26を形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、乗用型の田植機、移植機、施肥機又は播種機等の水田作業機に関す るもので、さらに詳しくは、苗、肥料、種籾等の補給作業を安全かつ確実に行な えるようにした水田作業機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
水田作業機、例えば乗用田植機において、苗載台に苗を補給する際には、植付 部を下降接地させたままの状態で、苗補給者(オペレータ)がステップに乗った まま機体前部に設けた補助苗台上のマット苗をスクレーパ(苗載せヘラ)等を介 し手で1条ずつ取出し、苗載台の傾斜上端部からに苗載台上面に沿って滑落させ るようにして供給しているが、機体の左右巾が狭い状態に制約されている4条植 え等の小型のものでは左右の足のせ場を別々に設けて苗補給が楽に行なえるよう に配慮したものは提供されていない。ただ、苗補給時の足場用のスペースとして 運転席の一側方に設けたものは実開平3ー22611号公報等により既に公知で ある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のものは、苗補給時の足場用スペースが機体の片側にしかな いため幅広の苗載台の全幅(全条)にわたって苗を補給するには不便であるう え、苗補給時に不安定な足場で無理な姿勢を強いられる等の問題があり、安全か つ確実に苗補給を行なうことは困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る水田作業機は、上記のような実状に基づきなされたものであっ て、運転席の左右両側に前低後高状に傾斜するリヤフェンダ部を設け、該リヤフ ェンダ部の傾斜下端部側に後方へ向け窪ませた一方の足のせ部を運転席ステップ に連設すると共に、リヤフェンダ部の傾斜上端側に他方の足のせ部を設け、前記 前後の足のせ部により作業機に対する苗等の補給用ステップを形成したことを要 旨とする。
【0005】
【作用】
補給苗を苗載台に移載する際には、後向きの状態で片足をリヤフェンダ部の傾 斜下端部側に設けた一方の足のせ部に、他の足をリヤフェンダ部の傾斜上端側に 設けた他方の足のせ部に載せて苗補給作業を行なう。この姿勢により左右の足を 前後の足のせ部に段違い状に載せて作業ができ、また、必要に応じて機体の左右 両側に設けた足のせ部に足を載せ変えることができるので無理な姿勢を強いられ ることなく安定した姿勢で楽に苗補給ができる。
【0006】
【実施例】
本考案の構成を図面に示された一実施例により説明すれば、図面には、走行機 体1の後方にフロート2、植付杆3、ドライブケース4及び前高後低状にかつ左 右往復動自在に架設された苗載台5等からなる植付部6が昇降リンク7を介して 昇降自在に連結してなる機体長の短い小型の乗用田植機が例示されている。8は エンジン、9は燃料タンク、10はステアリングコラム、11は前方へ向け起倒 自在な運転席で、運転席11の右側(機体進行方向に対し、以下同じ)には油圧 レバー12や感度調整レバー13等のレバー類が配置されている。14は機体フ レーム15上を覆う覆い体で、この覆い体14は、ボンネット16の下方部分を 覆う前部カバー部17、ボンネット16の左右両側の前部ステップ18aを連設 した運転席ステップ部18、リヤカバー部19及びリヤカバー部19の外側方に 位置して前提後高状に傾斜する後輪フェンダ部20を樹脂成形等により一枚板状 に一体形成してなるもので、機体フレーム15にボルト等の緊締具(図示せず) を介して固定されている。21,22はペダル穴、23は運転席ステップ部18 に設けたゴム板取付ベースである。
【0007】 ところで、前記左右のリヤフェンダ部20の前方傾斜下端部側には夫々後方へ 向け窪ませた一方の足のせ部24が運転席ステップ部18に連らなった状態で水 平状に設けられており、また、リヤフェンダ部20の後方傾斜上端側に他方の足 のせ部25が水平状に設けられている。そして、これら前後の足のせ部24,2 5により苗載台5に対する段差状の苗補給用ステップ26が形成されている。ま た、リヤカバー部19の前部左右両側コーナー部にはアール状の湾曲部27が形 成されており、この湾曲部27により前部側足のせ部24のスペースが拡大され ると共に足の自由度が一層高められるようになっている。さらに、図4に示すよ うに左右一方側(図示例では右側)の苗補給ステップ26と運転席11の間に位 置するリヤカバー部19の上方膨出部19aの上面には前記油圧レバー12や感 度調整レバー13等のガイド穴12a,13aを設け、運転席11に近接した片 手操作し易い個所に操作レバー部28を位置させた構成となっている。尚、上記 ガイド穴12a,13aはリヤカバー上方膨出部19aの上面を下方に向け絞り 加工状に凹陥させて設けてあり、その内底部に水平状のレバーガイド部28aが 形成されている(図6参照)。これによりレバーガイド部28aが運転席11よ り一段下方で水平状になっているので一層見易く、また、左右のリヤカバー上方 膨出部19a間に運転席11の収納空間aが形成されており、運転席11及びそ の取付ブラケット11aの左右両側にリヤカバー上方膨出部19aが位置するよ うにしてデザイン効果を高め、かつリブ構成により強度を高めている。図中、符 号29はリヤカバー取付部、30はフェンダ取付部で夫々ステー29a,30a を介し機体フレーム15に一体的に取付けられている。31はボンネット16の 左右に装着した補助苗台、32はモニタパネル、33はパネルリヤカバーであ る。
【0008】 さて、植付作業中、苗載台5上のマット苗の残苗が少なくなった時には、機体 を停止し、植付部6を下降接地させたまま、補助苗台31から苗載台5へ苗を移 載して苗補給を行なう。この際、苗補給者Sは補助苗台31から苗を取出した 後、図5図示のように後向きの状態で片足bをリヤフェンダ部20の傾斜下端部 側に設けた一方の足のせ部24に、他の足cをリヤフェンダ部20の傾斜上端側 に設けた他方の足のせ部25に載せて苗補給作業を行なう。この姿勢により左右 の足b,cを前後の足のせ部24,25に水平段違い状に載せて作業ができるの で無理な立ち姿勢を強いられることなく幅広の苗載台5であっても安定した姿勢 で楽にしかも確実に苗補給ができる。また、前部足のせ部24をリヤフェンダ部 20の傾斜下端部側に位置させ運転席ステップ部18に連設させた状態で後方へ 向け窪ませてあるので運転席ステップ部18のフロア有効面積が増大し苗補給作 業並びに乗降が一層楽になるばかりでなく、運転時における足b,cの自由度が 増し、その分疲労度を少なくすることができると共に、苗補給用ステップ26に 足を載せた立ち姿勢では前後の足幅(歩幅)を大又に広げる必要がなく適度の幅 となるので苗補給作業がし易くしかも身体のバランスがとり易くなる。また、リ ヤカバー部19の前部左右両側コーナー部に設けたアール状の湾曲部27により 前部側足のせ部24のスペースが拡大され足の自由度が一層高められる共に起立 姿勢、着座姿勢への身体の動きが楽にできる。尚、本考案は乗用田植機のみなら ず、施肥機や播種機等の水田作業機にも適用できる。
【0009】
【考案の効果】
本考案は、上記のように構成されているので、運転席ステップのフロア有効面 積が増大し、とりわけ運転席回りに足場が形成されるので乗降並びに苗等の補給 作業が一層楽になると共に、運転時における足の自由度が増し、その分小型の機 種(運転席ステップのスペースが少ない)でも疲労度を少なくできる。また、苗 等の補給時には左右の足を前後の足のせ部に段違い状にのせて作業ができるので 無理は姿勢を強いられることなく安定した姿勢で苗等の補給作業を安全かつ確実 に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を装備した乗用田植機の側面図である。
【図2】機体フレームにエンジン等の主要部を組付けた
状態の側面図である。
【図3】機体フレームにエンジン等の主要部を組付けた
状態の平面図である。
【図4】覆い体の平面図である。
【図5】要部の作用説明図である。
【図6】覆い体の断正面図である。
【図7】運転席ステップ部の断正面図である。
【符号の説明】
11 運転席 18 運転席ステップ 20 リヤフェンダ部 24 一方の足のせ部 25 他方の足のせ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転席の左右両側に前低後高状に傾斜す
    るリヤフェンダ部を設け、該リヤフェンダ部の傾斜下端
    部側に後方へ向け窪ませた一方の足のせ部を運転席ステ
    ップに連設すると共に、リヤフェンダ部の傾斜上端側に
    他方の足のせ部を設け、前記前後の足のせ部により作業
    機に対する苗等の補給用ステップを形成したことを特徴
    とする水田作業機。
JP1991059222U 1991-07-02 1991-07-02 水田作業機 Expired - Fee Related JP2535791Y2 (ja)

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JPH0588213U true JPH0588213U (ja) 1993-12-03
JP2535791Y2 JP2535791Y2 (ja) 1997-05-14

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61193972A (ja) * 1985-02-22 1986-08-28 Iseki & Co Ltd 乗用型作業機けん引車
JPS62187669A (ja) * 1986-02-14 1987-08-17 Iseki & Co Ltd 乗用型走行車体
JPS62142215U (ja) * 1986-03-05 1987-09-08
JPH02308705A (ja) * 1989-05-22 1990-12-21 Iseki & Co Ltd 乗用型苗植機
JPH04299904A (ja) * 1991-03-28 1992-10-23 Iseki & Co Ltd 農作業機

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