JPH0588163U - フレームレス回転電機 - Google Patents
フレームレス回転電機Info
- Publication number
- JPH0588163U JPH0588163U JP2730892U JP2730892U JPH0588163U JP H0588163 U JPH0588163 U JP H0588163U JP 2730892 U JP2730892 U JP 2730892U JP 2730892 U JP2730892 U JP 2730892U JP H0588163 U JPH0588163 U JP H0588163U
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- JP
- Japan
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- round bar
- electric machine
- rotating electric
- iron core
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- Withdrawn
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- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フレームレス回転電機にあって鉄心端板を備
えることなく軸方向精度を出すと共に加工を簡単化し
た。 【構成】 鉄心１に貫通切欠穴４を設け、これに丸棒５
を備えて固定し、丸棒５の両端を加工してブラケット３
の穴との嵌合位置決めを良好とした。
えることなく軸方向精度を出すと共に加工を簡単化し
た。 【構成】 鉄心１に貫通切欠穴４を設け、これに丸棒５
を備えて固定し、丸棒５の両端を加工してブラケット３
の穴との嵌合位置決めを良好とした。
Description
【０００１】
本考案は、軸方向の位置決め精度を簡単な構造にて向上したフレームレス回転 電機に関する。
【０００２】
図３は従来のフレームレス回転電機、例えばモータの構造を示している。同図 に示すように、固定子鉄心１の軸方向両側には数mm幅の端板２を溶接・固定し、 固定子鉄心１の内径又は外径を基準として嵌合用のインローを加工してある。 他方、ブラケット３は端板２との当接面が端板２のインロー部分と嵌合するよ うインロー加工されている。
【０００３】
この嵌合用端板２は、固定子鉄心１単体では鉄心自体に圧延時の厚み偏差に伴 う板厚偏差があり、そのまま積層した場合鉄心両端面の平行度が出ず製品として 使用できないという理由、及び特にフランジ形ブラケットの場合面フレが大きく なり相手機械と平行に取付けることができないという理由により、備えられてい るもので、溶接し加工する必要があり部品点数としても増加し、機械加工も必要 となる。
【０００４】 本考案は、上述の問題に鑑み、端板をなくして部品点数を削減ししかも軸方向 精度を向上させるようにしたフレームレス回転電機の提供を目的とする。
【０００５】
上述の目的を達成する本考案は、積層された固定子鉄心に軸方向に沿って形成 された貫通切欠穴へ棒を通して固定し、この棒の両端を加工すると共にこの機の 両端に対応してブラケットに穴を設けたことを特徴とする。
【０００６】
鉄心に貫通し固定した棒の端面を精確に加工し他方ブラケットの穴を加工して 棒と穴とを嵌合することにより精度の良い位置決めが可能となる。
【０００７】
ここで、図１，図２を参照して本考案の実施例を説明する。図１は固定子鉄心 １を示しており、この固定子鉄心１には切欠穴４が形成されている。 この切欠穴４は、鉄心１の周囲端面に溝状に形成されており、この溝状の切欠 穴４には丸棒５が貫通されている。 切欠穴４に丸棒５が貫通された状態で、図１（ｂ）に示すように丸棒５と切欠 穴４の境界部分には、片側又は両側の軸方向に沿って溶接が行なわれ、鉄心１に 丸棒５が固定されている。
【０００８】 ついで、丸棒５の鉄心１より突出した両端面は、鉄心１の内径又は外径基準に て軸方向に直角になるよう機械加工される。 また、鉄心１の両端面にはブラケット固定用の通しボルト穴６が形成されてい る。
【０００９】 他方、ブラケット３には、従来のインローの代りに丸棒５の受けとなる穴７が 形成され、しかも丸棒５の端部長さに合わせて穴７の深さが一定となるように形 成されている。この場合、丸棒５が入る長さ（深さ）を一定に加工することによ り図２に示すようなフランジ形ブラケット３でも精度を保証することができる。
【００１０】 上述の実施例では、位置合せ用に丸棒を用いたが、加工上丸棒が最も簡単であ るがこの断面形状の限定は特になく、例えば角棒を使用することもできる。
【００１１】
従来の如くブラケットのインロー加工はなくなり、穴加工のみにて鉄心嵌合が できて加工時間の大幅短縮となり、また従来の端板も不要となり丸棒に比べ加工 が簡単であり、従来のブラケットのインロー加工の場合生じやすいいびつもなく なり、偏心量がなく精度不安定要因も除去でき、また、丸棒はブラケットやフラ ンジと鉄心との間にノックピンを打ち込んだ構造となり、フランジ形電動機やブ レーキ付電動機等のトルクを受ける構造は安定化する。
【図１】本考案の一実施例の鉄心構成図。
【図２】本考案の一実施例でフランジ付ブラケットを備
えた場合の構成図。
えた場合の構成図。
【図３】従来例の構成図。
１ 固定子鉄心 ３ ブラケット ４ 切欠穴 ５ 丸棒
Claims (1)
- 【請求項１】 積層された固定子鉄心に軸方向に沿って
形成された貫通切欠穴へ棒を通して固定し、この棒の両
端を加工すると共にこの棒の両端に対応してブラケット
に穴を設けたフレームレス回転電機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2730892U JPH0588163U (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | フレームレス回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2730892U JPH0588163U (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | フレームレス回転電機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0588163U true JPH0588163U (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=12217461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2730892U Withdrawn JPH0588163U (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | フレームレス回転電機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0588163U (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013153580A (ja) * | 2012-01-25 | 2013-08-08 | Mitsubishi Electric Corp | 電動パワーステアリング装置 |
| JP2013236463A (ja) * | 2012-05-09 | 2013-11-21 | Mitsubishi Electric Corp | フレームレス回転電機及びその製造方法 |
| JP2018521614A (ja) * | 2015-07-16 | 2018-08-02 | キングクリーン エレクトリック カンパニー リミテッド | 高速ホールレス３相掃除機モータ |
| DE102021132998A1 (de) | 2021-12-14 | 2023-06-15 | Seg Automotive Germany Gmbh | Elektrische Maschine |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP2730892U patent/JPH0588163U/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013153580A (ja) * | 2012-01-25 | 2013-08-08 | Mitsubishi Electric Corp | 電動パワーステアリング装置 |
| US9270145B2 (en) | 2012-01-25 | 2016-02-23 | Mitsubishi Electric Corporation | Electric power steering device |
| JP2013236463A (ja) * | 2012-05-09 | 2013-11-21 | Mitsubishi Electric Corp | フレームレス回転電機及びその製造方法 |
| JP2018521614A (ja) * | 2015-07-16 | 2018-08-02 | キングクリーン エレクトリック カンパニー リミテッド | 高速ホールレス３相掃除機モータ |
| DE102021132998A1 (de) | 2021-12-14 | 2023-06-15 | Seg Automotive Germany Gmbh | Elektrische Maschine |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960801 |