JPH058785U - テープカートリツジ - Google Patents

テープカートリツジ

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JPH058785U
JPH058785U JP5995291U JP5995291U JPH058785U JP H058785 U JPH058785 U JP H058785U JP 5995291 U JP5995291 U JP 5995291U JP 5995291 U JP5995291 U JP 5995291U JP H058785 U JPH058785 U JP H058785U
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JP
Japan
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leaf spring
main body
pad device
pad
bent
Prior art date
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Application number
JP5995291U
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English (en)
Inventor
伸一 加賀野
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Hitachi Maxell Energy Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Energy Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本体ケース1の前面に開口したヘッド挿入窓
5の内部に、パッド装置7を備えているテープカートリ
ッジにおいて、パッド装置7の組み付け作業性を確保し
たうえで、パッド装置7の左右方向へのガタつきを確実
に防止する。 【構成】 パッド装置7は、板ばね本体17の左右端か
ら折曲片18・18が後ろ向きに折り曲げ形成された板
ばね15と、該板ばね本体17の前面の左右中央部位に
装着されるパッド部材16とからなる。パッド装置7は
該折曲片18・18を介して本体ケース1内に装着した
遮磁板11の支持部13・13に左右方向への位置ずれ
を接当規制するよう支持する。前記板ばね15の折曲片
18・18の上下幅方向の中央部に、突部20・20を
それぞれ内向き対向状に突出形成する。該突部20・2
0が前記支持部13・13にこれの左右方向の外側から
接当している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、テープを磁気ヘッドに圧着するためのパッド装置を備えたテープカ ートリッジに関し、パッド部材を保持する板ばねの形状に改良を加えて、パッド 装置の左右方向への位置ずれを有効に接当規制するにある。
【0002】
【従来の技術】
従来の代表的なパッド装置は、図3を参照して説明すると、リン青銅板などか らなる板ばね15と、これの左右中央部位の前面に装着されたパッド部材16と からなる。板ばね15は、自由状態において左右方向に延びて上下に所定の幅を 有する直線状の板ばね本体17の左右端に折曲片18・18を後ろ向きに折り曲 げ形成してある。 本体ケース内には遮磁板11が装着されており、この遮磁板11には主面板1 2の左右端を前向きに折り曲げて支持部13・13を形成する。 そして、この支持部13・13に板ばね本体17の左右端をこれの折曲片18 ・18が該支持部13・13の外側に位置するよう支持し、以てパッド装置7こ れ全体の左右方向への位置ずれを接当規制している。
【0003】 かかる従来の一般的なパッド装置7では、組み付け作業性を確保するために、 左右方向への遊動を許すかなりの融通ガタがある。そのため、不使用時にテープ カートリッジを振ると、パッド装置7が左右方向に大きく遊動してカチャカチャ と不快音を発し、パッド部材16の位置ずれでこれが磁気ヘッドに片当たり状態 になる、といった不具合がみられた。 これらの不具合を解消するために、例えば板ばね本体17に対して各折曲片1 8を鋭角に折り曲げ、この各折曲片18の延出端が前記支持部13の外面にそれ ぞれ当たり勝手になるようパッド装置7を組み込むことが、実公昭56−359 89号公報に公知である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、各折曲片18を鋭角に折り曲げた従来のパッド装置7では、左右方向 への位置ずれガタを無くそうとすればする程、組み付け時に各折曲片18の延出 端の下端縁が遮磁板11の各支持部13の上端縁に突っかかって円滑に落とし込 み装着できず、組み付け作業性が犠牲になる。 そのために左右の折曲片18・18の少なくとも一方を横外側方に一旦脚を開 く要領で曲げ変形させたのち組み込むことになるが、その際に板ばね15に変形 が及び、多くは所期のパッド圧が減少しがちとなる。
【0005】 そこで本考案の目的は、板ばねの特に折曲片の形状を変更することにより、組 み付け作業性を確保したうえで、左右方向への位置ずれもよく規制できるパッド 装置を備えたテープカートリッジを得るにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、図示するごとく本体ケース1の前面に開口したヘッド挿入窓5の内 部に、パッド装置7を備えており、このパッド装置7は、板ばね本体17の左右 端から折曲片18・18が後ろ向きに折り曲げ形成された板ばね15と、該板ば ね本体17の前面の左右中央部位に装着されたパッド部材16とからなり、該折 曲片18・18を介して本体ケース1側の支持部13・13に左右方向への位置 ずれをを当規制するよう支持されているテープカートリッジにおいて、前記板ば ね15の折曲片18・18の上下幅方向の中央部に、突部20・20をそれぞれ 内向き対向状に突出形成してあること、該突部20・20が前記支持部13・1 3に左右方向の外側から接当するようにしたものである。
【0007】 具体的には、本体ケース1内のヘッド挿入窓5の内奥に、主面板12の左右端 に支持部13・13が前向きに折り曲げ形成された遮磁板11が配置されるが、 この遮磁板11の支持部13・13の外側に、板ばね15の折曲片18・18を 前記突部20・20を介して接当させる。
【0008】
【作用】
パッド装置7の組み付けに際し、本体ケース1側の支持部13・13に対して これの外側に板ばね15の折曲片18・18が位置するように上方から落とし込 むと、各折曲片18の下端縁は各支持部13の上端縁を余裕クリアランスを以て 乗り越え、そのまま下方に差し込むと各折曲片18に設けた突部20の突端が各 支持部13の外面に接当ないし近接対向する。
【0009】
【考案の効果】
従って本考案のパッド装置7では、板ばね15の折曲片18・18をこれが本 体ケース1側の支持部13・13の外側に位置するよう上方から容易に落とし込 み装着できる。
【0010】 その一方で、組み込み後のパッド装置7は両折曲片18・18の突部20・2 0が前記支持部13・13の外面にそれぞれ先当たりするよう寸法設定しても支 障がないので、不使用時にパッド装置7が左右方向へ遊動するのを確実に規制で きる。
【0011】
【実施例】
(第1実施例) 図1ないし図5は本考案に係るテープカートリッジの第1実施例を示しており 、図2において、1はプラスチック製の上下ハーフケースを蓋合わせ状に結合し てなる本体ケースである。 本体ケース1の内部にはテープ2が巻かれる左右一対のハブ3・3を回転自在 に配置してあり、テープ2は一方のハブ3からケース前面に導出されて他方のハ ブ3に巻き取られる。
【0012】 図3において、本体ケース1の前面の左右中央にヘッド挿入窓5が開口してい る。ヘッド挿入窓5の内部には前側左右に一対のテープガイドピン6・6を立設 するとともに、両テープガイドピン6・6間の内奥にパッド装置7が配設されて いる。 すなわち、本体ケース1の内部はヘッド挿入窓5とテープ収容室9とを仕切る 隔壁10を設けてあり、ヘッド挿入窓5に臨む隔壁10の前面側に遮磁板11を 配し、該遮磁板11にパッド装置7が支持されている。 遮磁板11は、その主面板12の左右端に支持部13・13を前向きに折り曲 げ形成した平面視でコ字形状を呈している。
【0013】 パッド装置7は板ばね15と、該板ばね15に支持されるフエルト製のパッド 部材16とからなる。 すなわち板ばね15は、図1に示すごとく上下に所定の幅を有して左右に長い 板ばね本体17の左右両端に折曲片18・18を後ろ向きにそれぞれ直角に折り 曲げ形成してある。 パッド部材16は、板ばね本体17の前面の左右方向の中央部位に貼着してあ る。
【0014】 パッド装置7は、板ばね本体17の左右端を遮磁板11の支持部13・13と テープガイドピン6・6との間に落とし込んだ状態で前後方向の位置決めをして 装着する。本体ケース1の上下ハーフケースの各内壁面に対向状に突設した各ば ね受けリブ19で板ばね本体17の左右の上下端縁を上下方向に多少の融通ガタ を設けて受け止めるとともに、両折曲片18・18を遮磁板11の支持部13・ 13の外側にそれぞれ位置させ、パッド装置7これ全体の上下高さと左右方向の 遊動とを規制している。
【0015】 かかる基本形態のパッド装置7において、板ばね15の左右の各折曲片18・ 18には、図4および図5に示すごとく上下幅方向の中央部に突部20・20を それぞれ内向き対向状に打ち出し形成する。図の各突部20は各折曲片18の前 端近くから後端にわたって次第に上下広幅となり、縦断側面視で円弧状を呈して 内向きに突出している。かくして、各折曲片18には後端縁18aにおいても上 下に平板部18bを残した。 各突部20の突出量αは、板ばね15の各折曲片18を遮磁板11の各支持部 13の外側に位置させたとき、各突部20の突端が該支持部13の外面にそれぞ れ接当するよう寸法設定しておく。
【0016】 パッド装置7の組み付けに際し、板ばね15の両折曲片18・18は遮磁板1 1の支持部13・13の外側にそれぞれ案内して落とし込み装着する。そのとき 各折曲片18の下端側には前記平板部18bを有し、該平板部18bの内面は前 記支持部13の外面から前記突部20の突出量αに相当する分だけ離れている。 従って、各折曲片18は下端縁が支持部13の上端縁をこれに接当干渉するこ となく乗り越え、そのまま前記突部20が該支持部13に接当した状態でも板ば ね本体17の下端がばね受けリブ19に受け止められるまで板ばね15の全体を 下向きに押し込んで行ける。寸法誤差の範囲内で各折曲片18を横外側方に弾性 変形させることがあっても、組み付けのために必要以上に弾性変形させることは ないから、板ばね15の全体のばね圧に悪影響を与えることはない。 かくして組み込まれたパッド装置7では、板ばね15の両折曲片18・18が 突部20・20を介して遮磁板11の支持部13・13に接当ないし近接対向し ている。従って、パッド装置7これ全体の左右方向への位置ずれが確実に接当規 制できた。
【0017】 (第2実施例) 図6は本考案に係るパッド装置7の第2実施例を示しており、前述の各突部2 0の縦断側面形状を円弧状に代えて、く字形状としてあり、その余の構成は第1 実施例と同様にした。 (第3実施例) 図7および図8は本考案に係るパッド装置7の第3実施例を示しており、板ば ね15の各折曲片18・18の上下方向の中央部位に小円形の突部20・20を それぞれ内向き対向状に打ち出し形成してある。
【0018】 (第4実施例) 図9および図10は本考案に係るパッド装置7の第4実施例を示しており、板 ばね15の各折曲片18・18の上下方向の中央部位に円環状の突部20・20 をバーリング加工でそれぞれ内向き対向状に打ち抜き形成してある。
【0019】 (第5実施例) 図11は本考案に係るパッド装置7の第5実施例を示しており、板ばね15の 各折曲片18・18は対向する内面の上下中央が最も突出する中凸状になるよう 上下間にわたって全体的に円弧状に曲げ形成した。 (第6実施例) 図12は本考案に係るパッド装置7の第6実施例を示しており、板ばね15の 各折曲片18・18は対向する内面の上下中央が最も突出するよう上下間にわた って全体的にく字状に曲げ形成した。
【0020】 (その他の実施例) 第4実施例に示唆されているように、突部20は各種の形状を以て打ち出しな いし打ち抜き形成できる。 突部20を別体で形成したのち、板ばね15の各折曲片18の内向き対向面に それぞれ一体に接着などで固着してもよい。 板ばね15は遮磁板11に限られず、その他の本体ケース1側の壁部材などに 受け止め支持することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示すパッド装置の要部の平面図で
ある。
【図2】第1実施例を示すテープカートリッジの全体の
一部切欠き平面図である。
【図3】第1実施例を示すヘッド挿入窓まわりの平面図
である。
【図4】第1実施例を示すパッド装置の側面図である。
【図5】図4におけるA−A線断面図である。
【図6】第2実施例を示すパッド装置の図5に相当する
縦断側面図である。
【図7】第3実施例を示すパッド装置の平面図である。
【図8】第3実施例を示すパッド装置の側面図である。
【図9】第4実施例を示すパッド装置の平面図である。
【図10】図9におけるB−B線断面図である。
【図11】第5実施例を示すパッド装置の図5に相当す
る縦断側面図である。
【図12】第6実施例を示すパッド装置の図5に相当す
る縦断側面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 5 ヘッド挿入窓 11 遮磁板 12 主面板 13 支持部 15 板ばね 16 パッド部材 17 板ばね本体 18 折曲片 20 突部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケース1の前面に開口したヘッド挿
    入窓5の内部に、パッド装置7を備えており、 このパッド装置7は、板ばね本体17の左右端から折曲
    片18・18が後ろ向きに折り曲げ形成された板ばね1
    5と、該板ばね本体17の前面の左右中央部位に装着さ
    れたパッド部材16とからなり、該折曲片18・18を
    介して本体ケース1側の支持部13・13に左右方向へ
    の位置ずれを接当規制するよう支持されているテープカ
    ートリッジにおいて、 前記板ばね15の折曲片18・18の上下幅方向の中央
    部に、突部20・20をそれぞれ内向き対向状に突出形
    成してあり、 該突部20・20が前記支持部13・13に左右方向の
    外側から接当することを特徴とするテープカートリッ
    ジ。
  2. 【請求項2】 本体ケース1内のヘッド挿入窓5の内奥
    に、主面板12の左右端に支持部13・13が前向きに
    折り曲げ形成された遮磁板11が配置されており、 遮磁板11の支持部13・13の外側に、板ばね15の
    折曲片18・18が前記突部20・20を介して接当し
    ている請求項1記載のテープカートリッジ。
JP5995291U 1991-07-03 1991-07-03 テープカートリツジ Pending JPH058785U (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4967322A (ja) * 1972-10-30 1974-06-29
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JPS6220857A (ja) * 1985-07-19 1987-01-29 Daido Steel Co Ltd 高強度ステンレス鋼

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970729