JP2582324B2 - 自動車用空気吹出し装置のグリル取付構造 - Google Patents

自動車用空気吹出し装置のグリル取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バレルタイプのベンチ
レータで、フィンが複数一体で成形されているグリル
を、所望の回動角の範囲内でのみ作動するように構成し
た自動車用空気吹出し装置のグリル取付構造に関する。
自動車車室への換気や空調の風向調整等に利用される。
【0002】
【従来の技術】空調等のための自動車用空気吹出し装置
には、風向調整用のフィンがある。ここで、複数のフィ
ンが一体成形されてグリルを構成するバレルタイプのも
のでは、グリルを上下(又は、左右)へ一定の操作力で
回動できるようにして、風向調整を行っている。そし
て、風向調整機能を適正に発揮させるために、このグリ
ルは、所定の回動角において確実に止まる工夫がなされ
ている。従来は、上記グリル1を所望の操作力をもたせ
て回動させ、且つ風向設定した位置でこのグリルに抵抗
感をもたせて固定維持する工夫として、回動するグリル
の支軸14に孔21を設けた摩擦板2を差し込んで調整
する方法が採られていた(図7)。この摩擦板は、一般
にポリエステル系のエラストマ等にて成形される。ま
た、上記グリル1を所定回動角で確実に止める工夫とし
て、グリル後面にリブ5を張出し(図7〜図9)、回動
角度の上限又は下限時に、このリブ5の先端がケース本
体3に当たることによって、ストッパの役割を担わせ、
回動阻止する方法が採られていた。(図9)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記のよう
なグリル取付構造においては、グリル1及びケース本体
3が衝撃試験にクリアさせるべく硬質の樹脂製であるた
めに、節度をもたせて回動させても、上限又は下限設定
時に当接する音は耳ざわりであった。また、上限、下限
でグリル1の回動を止めるためにのみ、構造上、グリル
後方に長く張出したリブ5を形成しなければならず、金
型加工において余分な工数を費やしていた。更に、ケー
ス本体後方は種々の部品が取付けられるため、自動車車
種によっては、図10のようにダクト6を曲折させる場
合もあり、斯るダクト6の取付け状態下では、リブ5が
風流を遮り、グリル1に到達する手前で空調等の風向を
阻害する事態をも招いていた。
【0004】本発明は、上記問題点を克服するものであ
り、従来、必要としたリブをグリルとケース本体に介在
する小さな摩擦板に担わせることで、リブをなくし、グ
リルに節度感をもたせて回動させる傍ら、耳ざわりな当
接音を解消し、更には、グリルの金型構造を簡略化する
と共にグリル後方での風向に対する抵抗をも取り除いた
自動車用空気吹出し装置のグリル取付構造を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本第1発明の自動車用空
気吹出し装置のグリル取付構造は、両側壁に一対の支軸
を有し、該支軸周りの側壁に肉厚を下げて略扇状凹部を
形成したグリル(1)と、方形板部(24)と、該方形
板部の一面側に設けられ上記支軸に挿着する孔を有する
と共に挿着時に上記側璧との接合面が上記扇状凹部内に
収まり且つ上記方形板部から垂直に突出するグリル保持
部(2a)と、上記方形板部の他面側で且つ他端に設け
られ上記グリルを収納するケース本体に取付けるための
係止片(26)を有する係止部(2b)とからなる一対
の摩擦板(2)と、該摩擦板が取付けられると共に上記
グリルを収納するケース本体(3)と、を備え、上記一
対の摩擦板はエラストマー又はゴムからなり、上記グリ
ル保持部の外縁は略「U」字形状を構成し、この「U」
字の開始端及び終了端にはこの「U」字の各直線部分に
沿って延び且つ先端に行くに従って幅狭となるように鋭
角状に形成された突起部(23)がそれぞれ形成されて
おり、且つ、上記扇状凹部の円弧上には該突起部用の当
てリブが設けられており、上記グリルが上記支軸を中心
に回動すると、該グリルの上記扇状凹部の一壁面が上
記摩擦板の略「U」字形状としたグリル保持部の一側面
に当接すると共に上記当てリブが上記突起部に当接する
ことによって、その回動範囲を制限すると共にその回動
に一定の抵抗感を与えるように構成したことを特徴とす
る。
【0006】ここで、「扇状凹部」とは、グリルの側壁
の肉厚を下げ、窪み部を形成したものであって、窪み部
面の形状が略扇状をなし、自動車用空気吹出し装置へ本
発明に係るグリルを正常に取付けた場合に、摩擦板のグ
リル保持部がこの窪み部面に当接して、支軸を中心に回
動するグリルを中心角略180゜以内の所望の回動範囲
に制限するように構成したものである。「グリル」と
は、バレルタイプの自動車用空気吹出し装置で、箱形の
枠体に風向調整用のフィンを複数一体で成形したものを
いう(図8参照)。吹出し口に取付け、通常、これを手
で回動させることによって風向調整が行われる。「扇状
凹部内に収まり」とは、外縁が略「U」字形状を構成す
るグリル保持部の全体又はその略「U」字形状を構成す
る保持部の一部が、斯る扇状凹部内に入り込んでいるこ
とをいう。「略「U」字形状を構成するグリル保持部」
とは、グリル保持部にあって、扇状凹部内に収まる部分
が外縁形状を略「U」字形状に構成するものをいい、扇
状凹部内に収まらない部分の形状は、特に問わない。
「摩擦板」とは、グリルを一定の操作力(或いは節度)
で回動できる材質であるエラストマー又はゴムからなる
もので、且つ上記グリル保持部と上記係止部とを備える
ものをいう。摩擦板の具体的な材質としては、ポリエス
テルエラストマー等の自己潤滑性に優れたものが最適で
あるが、これに限らず、上記条件を満たすものであれば
合成樹脂、合成ゴム等のいかなるものでも構わない。
【0007】本第発明の自動車用空気吹出し装置のグ
リル取付構造によると、上記グリル保持部の外縁を形成
する「U」字の開始端及び終了端に、この「U」字の各
直線部分に沿って延び且つ先端に行くに従って幅狭とな
るように鋭角状に形成された突起部(23)がそれぞれ
形成され、また上記扇状凹部の円弧上には該突起部用の
当てリブが設けられている。そして、上記グリルが上記
支軸を中心に回動するとき、上記扇状凹部の一壁面が略
「U」字形状としたグリル保持部の一側面に当接すると
共に、上記当てリブも上記突起部に当接するように構成
されている。尚、『「U」字の開始端及び終了端』と
は、通常の書き方で「U」の字を手書きする場合におけ
る書き始め及び書き終わりの点、即ち「U」字の上端に
おける左右両端をいう。また、『「U」字の各直線部
分』とは、「U」字の下部に形成される曲線部分と上記
始点及び終点との間を結ぶ直線状の部分を指す。
【0008】
【作用】本発明に係る自動車用空気吹出し装置のグリル
取付構造は、グリルに形成した扇状凹部の一壁面が、摩
擦板を構成するグリル保持部の一側面に当たって、回動
が阻止されることになるので、当接音は著しく小さくな
る。そして、斯る構造に変更することによって、従来、
必要としたヌトッパ用リブがなくなるので、グリルの金
型構造を簡略化できると共にグリル後方にはいる風向の
乱れもなくなる。また、扇状凹部の一壁面とグリル保持
部の一側面との当接のみにより回動範囲を制限するので
はなく、当てリブと突起部との当接によるストッパ機構
をも備える構成とすることにより、摩擦板の座屈が防止
されるので耐久性が向上する。
【0009】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。 (1)自動車用空気吹出し装置のグリル取付構造 図1〜6は、本発明に係るダイヤル取付構造の一実施例
を示すもので、グリル1と、摩擦板2と、ケース本体3
と、ホルダー4と、から構成される。グリル1は、箱形
の枠体11に風向用のフィン12を多数一体成形したも
ので、この両側壁13、13には、ケース本体3へ回動
自在に取付けられるよう一対の支軸14、14が設けら
れている。支軸14周りの側壁13は、肉厚を下げて中
心角が略90°(フィン水平面に対し仰角略45°及び
俯角略45°)の略扇形状とした扇状凹部131を形成
してなる。この扇状凹部131の円弧上の中点には、扇
状凹部面から側壁13面より多少突き出して、直方体形
状の当てリブ132が設けられている(図1)。これ
は、支軸14と共にグリル成形時に一体的に作られる。
【0010】摩擦板2はポリアセタール樹脂製で、方形
板部24と、方形板部24の一面側に設けられこの方形
板部24から垂直に突出するグリル保持部2aと、方形
板部24の多面側で且つ他端に設けられた係止部2bと
からなる。グリル保持部2aは、その略中央に孔21を
有し、且つこの孔21を利用してグリル保持部2aを支
軸14に挿着した場合に、側壁13との接合面が扇状凹
部131内に収まり、外縁を略U字形状としたストッパ
部22を有している。孔21は、方形板部24にも貫通
している。尚、ストッパ部22の高さは、扇状凹部13
1の窪み深さよりも大きいため、図3のごとく、ストッ
パ部22の一定高さだけが扇状凹部131内に収まる構
成をとる。一方、U字形状としたストッパ部22の両
、即ちU字の開始端及び終了端に相当する位置には、
このU字の各直線部分に沿って延び且つ先端に行くに従
って幅狭となるように鋭角状に形成された突起部23、
23が設けられている(図2)。突起部23は、ストッ
パ部22の高さと同じにして、鋭角状に形成したもので
ある。本発明に係るグリルを組付け、グリルが回動した
場合、扇状凹部131の一壁面1311がグリル保持部
2aの一側面221に当接すると、グリル1の当てリブ
132もこの突起部23へ同時に当接する構成をとる。
係止部2bは、方形板部24の反グリル保持部側端部
上面を、U字形状の上方へ面一で延長した平板であっ
て、且つ先端部に「コ」の字状に曲折して係止片26を
備えるものである。係止片26は、ストッパ部22の反
対側に設けられている。このように構成した摩擦板2を
グリル1の支軸14に挿着すると、互いの回動範囲が略
90゜以内で、一定の節度感をもって操作できるように
なる(図4)。
【0011】ケース本体3は、摩擦板2を挿着したグリ
ル1を略90°の回動角内で動かしうるようにした収納
体で、自動車用空気吹出し装置の外枠を構成する(図
3)。これには、摩擦板2を取付けるための切欠溝31
が設けられている(図5)。ホルダー4は、グリル1と
摩擦板2とケース本体3とを一体化して、自動車のフロ
ントパネルに固定する部品である。グリル1に摩擦板2
を挿着し、この摩擦板2をケース本体3の切欠溝31に
差し込んだ後、これを組付ければ、摩擦板2がケース本
体3から外れないよう係止部2bに当接する補強リブ4
1を有する(図3、図6)。尚、グリル1、ケース本体
3、ホルダー4は、全てABS樹脂を用いた。本実施例
では、ホルダー4を係止部2bの固定補助に利用した
が、ケース本体3に摩擦板2を完全固定できれば、グリ
ル取付構造の構成要素としてホルダー4は不要である。
【0012】(2)本発明に係るグリルの組立 グリル1の一対の支軸14、14に孔21を利用して二
個の摩擦板2、2を挿着する。次に、摩擦板2をケース
本体3の切欠溝31へ差し込んでケース本体に取付ける
(図5)。係止部2bによって、摩擦板2と一体となっ
たグリル1がケース本体3内に収まる。その後、ホルダ
ー4とケース本体3とを一体化する(図6)。この時、
補強リブ41が、切欠溝31の開口部を利用して取付け
られた摩擦板に当接するようになり、摩擦板2が、ケー
ス本体3とホルダー4とによって、完全に位置固定され
る。このようにして完成された自動車用空気吹出し装置
は、グリル1のみが、略90°の回動角の範囲内で動
く。そして、一定の操作力で作動し、且つ適当なところ
で止めてセッティングでき、自動車用空気吹出し装置の
組み立てが完成する。
【0013】(3)グリルの操作 グリル1を指で下方に傾けると、摩擦板2がケース本体
3及びホルダー4で完全固定されているため、支軸14
を中心に回動する。そして、任意の回動角で止めれば、
摩擦板2が一定の抵抗感をもってグリル1を保持してい
るので、多少の外力では動かず、適切な風向調整が図ら
れる。グリル1を更に回動させていくと、俯角略45°
のところで、グリル1の扇状凹部131の上壁面131
1aが、摩擦板2のストッパ部22の上側面221aに
当接することによって、回動が止められる(図4)。こ
の時点で、当てリブ132も突起部23に当接して、グ
リル1の回動を阻止する。従って、これ以上は、回動で
きなくなる。仰角45°の回動角の範囲でも、同様の操
作をなし得る。自動車に装備した場合は、回動角90°
の範囲に限定して、自動車車室への換気や風量調整を確
実に操作できる。
【0014】(4)実施例の効果 本実施例に係るグリルを用いて、指でグリルを摘んで回
動操作を行ったところ、適度な節度感をもって作動でき
た。そして、回動に一定の抵抗感があるため、適当な回
動角で位置固定できた。設定後は、勝手に誤動作するこ
ともなかった。また、仰角45°及び俯角45°のとこ
ろで、確実にグリル1が止まるようになった。この時、
当接音は殆ど聞こえなかった。特に、本実施例では、摩
擦板2の材質としてポリアセタールを用いたので、回動
時の異音や製品削れがなくなった。仰角及び俯角の回動
角の範囲は、支軸14の周りで設計できるので、回動角
の寸法誤差は許容範囲に抑えることもできた。更に、扇
状凹部の一壁面1311とグリル保持部の一側面221
とで回動阻止を図るのでなく、当てリブ132と突起部
23とのストッパ機構を加え、二段の回動阻止機構が同
時に発揮されたので、摩擦板2の座屈もなく、長期連続
使用にも耐えた。加えて、グリル後方に張出さねばなら
なかったリブ5が不要となり、グリル1のみならずケー
ス本体3の金型構造の簡略化にもつながった。そうし
て、ケース本体後方のダクト配設も左右されず、種々の
車種に適応でき、適用範囲を広げることができた。
【0015】尚、本発明においては、前記具体的実施例
に示すものに限られず、目的、用途等に応じて本発明の
範囲内で種々変更した実施例とすることができる。例え
ば、上記グリル、上記摩擦板の形状、大きさ等は、使用
目的に応じ、適宜変更される。具体的には、用途に応
じ、扇状凹部の中心角や、摩擦板の係止部の取付け形状
を変更するものであってもよい。また、グリル取付構造
のみに限らず、グリルをダンパに代え、自動車用空気吹
出し装置の風量調節用のダンパへ本発明の取付構造を適
用してもよい。更には、広く、ビル建築物等に取付けら
れる回転窓の回転軸部に、本発明に係る取付構造を応用
してもよい。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る自動車用空
気吹出し装置のグリル取付構造によれば、グリルと節度
感の出せる摩擦板との係わりで、グリルの回動の上下限
を設定するので、たとえグリルを回動限界まで一気に回
しても、当接音は小さく、耳ざわり感はなくなる。そし
て、斯る機構によって、回動範囲を制限できるようにな
ったので、従来、必要だったリブがなくなり、金型加工
も容易となる。更に、風向を阻害する上記リブが不要に
なるので、本発明に係る自動車用空気吹出し装置の適用
車種も広がる。また、扇状凹部及びグリル保持部の一側
面、並びに、当てリブ及び突起部、とを設けた場合に
は、摩擦板の座屈もなく、耐久性が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る自動車用空気吹出し装置のグリ
ル取付構造を示す全体斜視図である。
【図2】図1の摩擦板を裏面側から見た拡大斜視図であ
る。
【図3】図1のグリル取付構造の組付けた場合のA−A
断面図である。
【図4】図3のグリルを回転操作した場合、グリルと摩
擦板との位置関係を示す説明図である。
【図5】ケース本体とグリル及び摩擦板との取付け関係
を示す説明図である。
【図6】ケース本体とホルダーとの取付け関係を示す説
明図である。
【図7】従来のグリルと摩擦板とを示す全体斜視図であ
る。
【図8】従来のグリルを示す全体斜視図である。
【図9】従来のグリルの回動阻止する方法を示す自動車
用空気吹出し装置の全体断面図である。
【図10】従来の自動車用空気吹出し装置の一設置状態
を示す説明断面図である。
【符号の説明】
1;グリル、11枠体、12;フィン、13;側壁、1
31;扇状凹部、1311;壁面、132;当てリブ、
14;支軸、2;摩擦板、2a;グリル保持部、2b;
係止部、21孔、22;ストッパ部、221;側面、2
21a;上側面、23;突起部、24;方形板部、2
6;係止片、3;ケース本体、31;切欠溝、4;ホル
ダー、41;補強リブ、5;リブ、6;ダクト。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側壁に一対の支軸を有し、該支軸周り
    の側壁に肉厚を下げて略扇状凹部を形成したグリル
    (1)と、方形板部(24)と、該方形板部の一面側に設けられ
    記支軸に挿着する孔を有すると共に挿着時に上記側壁と
    の接合面が上記扇状凹部内に収まり且つ上記方形板部か
    ら垂直に突出するグリル保持部(2a)と、上記方形板
    部の他面側で且つ他面に設けられ上記グリルを収納する
    ケース本体に取付けるための係止片(26)を有する係
    止部(2b)とからなる一対の摩擦板(2)と、 該摩擦板が取付けられると共に上記グリルを収納するケ
    ース本体(3)と、を備え、上記一対の摩擦板はエラストマー又はゴムからなり、 上記グリル保持部の外縁は略「U」字形状を構成し、こ
    の「U」字の開始端及び終了端にはこの「U」字の各直
    線部分に沿って延び且つ先端に行くに従って幅狭となる
    ように鋭角状に形成された突起部(23)がそれぞれ形
    成されており、且つ、上記扇状凹部の円弧上には該突起
    部用の当てリブが設けられており、 上記グリルが上記支軸を中心に回動すると、該グリル
    の上記扇状凹部の一壁面が上記摩擦板の略「U」字形状
    としたグリル保持部の一側面に当接すると共に上記当て
    リブが上記突起部に当接することによって、その回動範
    囲を制限すると共にその回動に一定の抵抗感を与える
    うに構成したことを特徴とする自動車用空気吹出し装置
    のグリル取付構造。
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