JPH0587844U - パネル固定コネクタの防水構造 - Google Patents

パネル固定コネクタの防水構造

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JPH0587844U
JPH0587844U JP2731192U JP2731192U JPH0587844U JP H0587844 U JPH0587844 U JP H0587844U JP 2731192 U JP2731192 U JP 2731192U JP 2731192 U JP2731192 U JP 2731192U JP H0587844 U JPH0587844 U JP H0587844U
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隆浩 米田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】パネルの貫通穴に取り付けるコネクタの防水を
はかるもので、特にパネル外部側のコネクタハウジング
に被せるブーツおよび固定用ボルトの形状を改良してボ
ルトとブーツとの間およびブーツとパネルとの間の防水
性能を高める。 【構成】パネル貫通穴にコネクタハウジングをゴム製の
ブーツを介してボルトにより固定するものであって、上
記ブーツの外周端縁に第1シール部を設け、該第1シー
ル部をパネル外面に圧接させると共に、該ブーツに穿設
したボルト取付穴の周縁に肉厚とした第2シール部を設
け、該第2シール部をボルトの外周面に圧接させる構成
としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パネル固定コネクタの防水構造に関し、詳しくは、自動車のパネル に穿設した貫通穴に、ワイヤハーネス接続用のコネクタをゴム製のブーツを介し てボルトによりパネルに固定するものにおいて、上記ブーツおよびボルト等に改 良を加えて防水機能の向上等を図るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のパネルの貫通穴に取り付ける防水コネクタとして、図7および 図8に示す構造のものが提案されている。(特開昭54−116694号参照) 上記防止コネクタにおいては、パネル1に穿設した貫通穴2に取り付ける雌雄 嵌合するコネクタ3、4のうち、パネル外部側に配置するコネクタ3の外面に、 0.2mm程度の極薄肉の防水カバー5を一連に被覆し、かつ、パネル1との接合 面にも該防水カバー5を被覆している。
【0003】 上記コネクタ3には締付ボルト6が貫通して取り付けられており、コネクタ4 側のボルト穴7に締付ボルト6を螺合して締め付け、それによって、コネクタ3 と4とを結合すると共に、コネクタ3の端面をパネル1に圧接している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記防水コネクタにおいては、詳細には記載および図示されていないが、コネ クタ3に貫通して取り付けた締付ボルト6の部分において、防水カバー5が締付 ボルト6に密着した状態であると、ボルト6の締付時に防水カバー5を噛み込み 、一連とした防水カバー5に変形を発生させ、該防水カバー5が極薄肉であるこ とからも、変形が大きい場合には亀裂が発生しやすい。 一方、締付ボルトに防水カバー5が密着していないと、該ボルト締付部分に隙 間が発生してシール性を保持できない欠点がある。
【0005】 また、コネクタ3のパネル接合面も防水カバー5で被覆されているため、図8 に示すように、他方のコネクタ4側に挿入している端子7が防水カバー5を突き 破って挿入されている。このため、例えば、コネクタ3が接続したワイヤハーネ スWに引っ張られてコネクタ3の端縁側とパネルとの間に隙間が生じると、該隙 間から上記端子により突き破られた部分を通して端子収容室内に浸水が生じる恐 れがある。
【0006】 本考案は上記した問題を解消せんとするもので、ボルト締付時におけるブーツ の噛み込みを無くすと共に、ブーツのハーネス案内筒部が引っ張られた場合にお いても防水性能を保持出来る構造とすることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、パネル貫通穴にコネクタハウジングを ゴム製のブーツを介してボルトにより固定するものにおいて、 上記ブーツの外周端縁に第1シール部を設け、該第1シール部をパネル外面に 圧接させると共に、該ブーツに穿設したボルト取付穴の周縁に肉厚とした第2シ ール部を設け、該第2シール部をボルトの外周面に圧接させる構成としているパ ネル固定コネクタの防水構造を提供するものである。
【0008】 上記ボルトは、頭部ツバ部の下部に連続して大径段部を有し、該大径段部の下 部に連続して小径とした軸部を有し、該軸部の外周面をネジ切りした形状とする 一方、上記ブーツに設ける第2シール部を上記ボルトの大径段部の外周面に密着 させると共に、該第2シール部の肉厚を大径段部の長さより短く設定し、かつ、 上記コネクタハウジングに上記ボルトの軸部を挿入して大径段部の下端面を係 止する筒状のボルト取付部を突設している。 また、上記第2シール部はボルト取付穴の周縁より円筒形状に突設させており 、その外周面に環状溝を形成し、該環状溝にワッシャを嵌め込んで、第2シール 部を上記ボルトの大径段部外周面に圧接することが好ましい。 一方、上記ブーツに設ける第1シール部は断面略三角形状とし、その外側斜面 が内側斜面より長く、かつ、その上部に係止するコネクタハウジングのツバ部に よる押圧点が、第1シール部の先端頂点がパネルに押圧される押圧点より外側に 位置し、先端頂点が内向きに倒れるように付勢していることが好ましい。このよ うに第1シール部を内向きに倒すようにすると、変形時にパネルとの間に隙間を 発生させず、確実なシールを行うことが出来る。
【0009】 さらに本考案は、パネル貫通穴にコネクタハウジングをゴム製のブーツを介し てボルトにより固定するものでとして、 上記ブーツの外周端縁に第1シール部を設け、該第1シール部をパネル外面に 圧接させると共に、該ブーツに穿設したボルト取付穴の周縁に肉厚とした第2シ ール部を設け、該第2シール部をボルトの外周面に圧接させ、かつ、上記ブーツ の外面に、硬質な樹脂製のブーツカバーを密着して取り付け、該ブーツカバーに より上記第1シール部が外側に変形するのを防止していることを特徴とするパネ ル固定コネクタの防水構造を提供するものである。
【0010】
【作用】
上記のようにブーツに、バネルとの間のシールを図る第1シール部と、ボルト との間のシールを図る第2シール部の両方を設けていることにより、防水性能を 向上させることが出来る。
【0011】
【実施例】
以下、本考案を図1から図5に示す実施例により詳細に説明する。 図1の分解斜視図において、10はパネル、11は雄コネクタハウジング、 12は雌コネクタハウジング、13は雌コネクタハウジング12に取り付けるブ ーツ、14はブーツカバー、15は雌雄コネクタハウジング11と12とを結合 すると共にこれら結合した雌雄コネクタハウジング11と12とをパネル10に 固定するためのボルトである。
【0012】 図1に示すように、雌コネクタハウジング12には予めゴム製のブーツ13を 外嵌すると共に、該ブーツ13に硬質な樹脂製のブーツカバー14を外嵌し、こ れらブーツ13およびブーツカバー14を取り付けた状態で、ボルト15を雌コ ネクタハウジング12に組み付けている。この状態でパネル10の外部側Xから パネル10の貫通穴16に雌コネクタハウジング12の内部側を挿入し、パネル 10の内部側Yにロック片11aにより仮係止している雄コネクタハウジング 11と嵌合し、上記雌コネクタハウジング12に予め取り付けているボルト15 を雄コネクタハウジング11の内部に形成しているナット部17に螺嵌し、雌雄 コネクタハウジング11と12とを結合している。
【0013】 上記ボルト15による締付時に、雌コネクタハウジング12に外嵌しているブ ーツ13の第1シール部分13aがパネル10の外面10aに圧接して雌コネク タハウジング12をパネル10に固定し、よって、雌雄コネクタハウジング12 と11とをパネル10に固定している。
【0014】 上記のように、第1シール部13aと第2シール部13cを有するブーツ13 を用いることにより十分に防水を図ることが出来る。 さらに、防水性を向上させるために、ブーツ13にブーツカバー14を取り付 けることが好ましい。さらに、より以上に防水性を向上させるためには、ブーツ 13およびボルト15の形状を改良して、ワッシャ18を取り付けることが好ま しい。
【0015】 即ち、ボルト15は図2に示すように、頭部15aの下部にツバ部15bを設 け、該ツバ部15bの下部に大径段部15cを設け、該大径段部15cの下部に 小径の軸部15dを設けている。 上記大径段部15cは頭部15aと略同径の断面円形であり、所要の高さHに 設定している。上記軸部15dの下側外周面にはネジ15eを刻設し、嵌合する 雄コネクタハウジング11のナット17に螺着するようにしている。
【0016】 ゴム製のブーツ13は雌コネクタハウジング12のパネル外部側Xに配置され る部分をカバーする形状としており、かつ、ハーネス案内筒部13zを突設して いる。該ブーツ13には、図2に示すようにボルト15の取付部分に、ボルト挿 入穴13bを形成すると共に、該ボルト挿入穴13bの周縁に肉厚を大としたカ ラー状の第2シール部13cを形成している。該第2シール部13cの高さはボ ルト大径段部15cの高さより僅かに短く設定している。かつ、該第2シール部 13cの内周面には軸方向に連続させた複数段の凹凸部13dを形成している。 これら凹凸部13dの凸部をボルト大径段部15cの外周面に圧接することによ り、複数箇所(図示の実施例では3箇所)でシール出来るようにしている。
【0017】 また、上記シール部13cの外周面には環状溝13eを刻設し、該環状溝13 eに硬質材からなるワッシャ18を嵌め込み、該ワッシャ18により第2シール 部13cの内周面がボルト大径段部15cの外周面に圧接するように保持してい る。
【0018】 上記ブーツ13の外周端縁にパネル10の外面10aに圧接する上記第1シー ル部13aを形成している。該第1シール部13aは側壁部13fの先端より断 面三角形状に突出し、下端頂点13gをパネル外面10aに圧接させるようにし ている。該断面三角形の形状は外側斜面13hの長さL1を内側斜面13iの長 さL2より大としている。かつ、断面三角形の上端平坦面13jに雌コネクタハ ウジング12のツバ部12aを当接させると共に、該ツバ部12aの先端に突設 した押圧凸部12bを嵌め込む凹部13kを上端平坦面13jに形成している。
【0019】 図4に詳細に示すように、上記雌コネクタハウジングのツバ部押圧凸部12b によりブーツ13を押圧する押圧点P1は、該ブーツ13の第1シール部13a がパネル10を押圧する押圧点P2より外側に位置させている。 このように押圧点P1を押圧点P2より外側に位置させることにより、第1シ ール部13aの下端頂点13gがつぶれた場合に、全周にわたって、矢印X1で 示す内側に倒れやすくして防水性能を向上させている。
【0020】 上記ブーツ13はゴム製であるため、例えば、図5で矢印Z方向に力が作用し た場合、上記第1シール部13a、第2シール部13cで上記力の作用方向に変 形が生じて防水性能が低下することがあるため、ブーツ13の外面全体に密着す るように薄肉の樹脂製のブーツカバー14を被せて、上記第1シール部13a、 第2シール部13bの変形を抑止し、確実に防水が為されるようにしている。 即ち、上記ブーツカバー14は、その側壁部14aの内面に突設した係止部 14bをブーツ13の側壁部13fに形成した係止溝13mに挿入して、ブーツ カバー14をブーツ13に係止保持している。
【0021】 上記ブーツカバー14の側壁部14aはブーツ13の側壁部13fの先端近傍 まで被せており、よって、側壁部13fの先端の第1シール部13aが矢印X2 で示す外側に逃げてパネル外面10aとの間に隙間が発生しシール性が損なわれ ることを防止している。
【0022】 一方、上記ボルト15を貫通させる雌コネクタハウジング12には、外側へ突 出させた円筒形状のボルト取付部12cを一体に形成している。該ボルト取付部 12cの軸穴内径d1は、ボルト15の軸部15dの外径より僅かに大きいが、 大径段部15cの外径D1より小さく設定している。 かつ、該ボルト取付部12cの外径d2はボルトの大径段部15cの外径D1 より大きく設定して、ボルト取付部12cの先端面を大径段部15cの下端面を 係止する係止面12dとしている。これら係止面12dとボルト大径段部15c の下端面は共に平面に形成して、互いに密着するようにしている。
【0023】 ボルト15とボルト取付部12cとを上記設定としていることにより、ブーツ 13のボルト取付穴13bを貫通させたボルト15は、その大径段部15cの下 端面がボルト取付部12cの係止面12dと当接して、軸部15dがボルト取付 穴12cの軸穴に挿入される。かつ、上記係止面12d上の大径段部15cの下 面面が係止して、密接した状態で安定支持される。
【0024】 また、ボルト15を回転して締め付ける時、ボルトの大径段部15cの下端面 がボルト取付部12cの上端係止面12dと密着していると共に、該大径段部 15cの長さをブーツ13の第2シール部13cの厚さより大きく設定している ため、該第2シール部13cの部分が大径段部15cと係止面12dの間に噛み 込むことを確実に防止出来る。このように、ボルト15の締付時に生じやすかっ たブーツ13の変形を防止出来るため、ボルト15の大径段部15cの外周面と ブーツ13の第2シール部13cの内周面とを密着保持でき、確実なシールを図 ることが出来る。
【0025】 上記したように、本考案の防水構造では、ボルト15が雌コネクタハウジング 12に貫通する部分の防水は、ボルト15の大径段部15cの外周面にブーツ 13の第2シール部13cが密着しているため、防水性能が向上する。かつ、該 第2シール部13cが変形しないようにワッシャ18を第2シール部13cの外 周部に外嵌しているため、仮に、ハーネス案内筒部13zが矢印方向に引っ張ら れた場合においても、ボルト大径段部15cとブーツの第2シール部13cとの 間に隙間が生じて防水性能が低下することが防止出来る。
【0026】 また、ブーツ13とパネル外面との間の防水は、ブーツ13の外周縁に形成す る第1シール部13aの形状を断面三角形とし、かつ、パネル10に圧接される 下端頂点が内側に倒される方向にコネクタハウジングのツバ部で付勢しているた め、当該部分の防水性能を向上させることが出来る。 かつ、ブーツ13を硬質のブーツカバー14で被覆して上記第1シール部13 aが外側に変形するのを防止していることにより、さらに、防水性能を向上させ ることが出来る。
【0027】 尚、本考案は上記実施例に限定されず、例えば、図6に示すように、ボルト 15'の大径段部15c'を軸部15d'側に向かって縮径する台円錐形状とする 一方、該大径段部15c'の外周面に密着するブーツ13'の第2シール部13c' の内周部を軸部15d'側にむかって縮径するように形成しても良い。 上記のように、ボルト15'の大径段部の外周面のブーツ13'の第2シール部 の内周面にテーパを付けると、ボルト15'によるブーツ13'への噛み込みをよ り確実に防止でき、防水性能を向上させることが出来る。
【0028】
【考案の効果】
以上の説明より明らかなように、本考案によれば、ゴム製のブーツの外周端縁 に設けた第1シール部でパネルとの間のシールを確実に図ることが出来ると共に 、ボルト取付穴の部分の第2シール部でボルトとの間のシールを確実に図ること が出来る。
【0029】 詳しくは、第1シール部では断面三角形状として、その下端頂点がパネルに圧 接するようにし、該頂点が内側に向かって倒れるように付勢して、 倒れて変形し た場合に隙間が生じないようにしている。 さらに、外側への変形はブーツカバー により防止しているため、隙間が発生する外側方向には変形せず、確実に防水を 図ることが出来る。
【0030】 また、第2シール部ではボルトの形状、コネクタハウジングのボルト取付穴の 形状およびブーツのシール部の形状を上記のように相関的に設定し、さらに、ワ ッシャを用いてシール部の変形を規制しているため、当該部分の防水も確実に図 ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例を示す分解斜視図である。
【図2】 図1の実施例を組み付けた状態における断面
図である。
【図3】 図1のIII−III線断面図である。
【図4】 図3の要部拡大図である。
【図5】 ブーツカバーを取り付けていない状態で示し
た断面図である。
【図6】 本考案の他の実施例を示す図5と同様な断面
図である。
【図7】 従来例を示す斜視図である。
【図8】 図7に示す従来例の端子挿入部分の断面図で
ある。
【符号の説明】
10 パネル 11 雄コネクタハウジング 12 雌コネクタハウジング 12a ツバ部 12c ボルト取付部 13 ブーツ 13a 第1シール部 13b ボルト取付穴 13c 第2シール部 14 ブーツカバー 15 ボルト 15c 大径段部 15d 軸部 16 貫通穴 17 ナット 18 ワッシャ
フロントページの続き (72)考案者 南光 勇一 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 (72)考案者 米田 隆浩 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル貫通穴にコネクタハウジングをゴ
    ム製のブーツを介してボルトにより固定するものであっ
    て、 上記ブーツの外周端縁に第1シール部を設け、該第1シ
    ール部をパネル外面に圧接させると共に、該ブーツに穿
    設したボルト取付穴の周縁に肉厚とした第2シール部を
    設け、該第2シール部をボルトの外周面に圧接させる構
    成としているパネル固定コネクタの防水構造。
  2. 【請求項2】 上記ボルトは、頭部ツバ部の下部に連続
    して大径段部を有し、該大径段部の下部に連続して小径
    とした軸部を有し、該軸部の外周面をネジ切りした形状
    とする一方、 上記ブーツに設ける第2シール部を上記ボルトの大径段
    部の外周面に密着させると共に、該第2シール部の肉厚
    を大径段部の長さより短く設定し、かつ、 上記コネクタハウジングに上記ボルトの軸部を挿入して
    大径段部の下端面を係止する筒状のボルト取付部を突設
    していることを特徴とする請求項1記載のパネル固定コ
    ネクタの防水構造。
  3. 【請求項3】 上記ブーツに設ける第2シール部はボル
    ト取付穴の周縁より円筒形状に突設させており、その外
    周面に環状溝を形成し、該環状溝にワッシャを嵌め込ん
    で、第2シール部を上記ボルトの大径段部外周面に圧接
    していることを特徴とする請求項2記載のパネル固定コ
    ネクタの防水構造。
  4. 【請求項4】 上記ブーツに設ける第1シール部は断面
    略三角形状とし、その外側斜面が内側斜面より長く、か
    つ、その上部に係止するコネクタハウジングのツバ部に
    よる押圧点が、第1シール部の先端頂点がパネルに押圧
    される押圧点より外側に位置し、先端頂点が内向きに倒
    れるように付勢していることを特徴とする請求項1記載
    のパネル固定コネクタの防水構造。
  5. 【請求項5】 パネル貫通穴にコネクタハウジングをゴ
    ム製のブーツを介してボルトにより固定するものであっ
    て、 上記ブーツの外周端縁に第1シール部を設け、該第1シ
    ール部をパネル外面に圧接させると共に、該ブーツに穿
    設したボルト取付穴の周縁に肉厚とした第2シール部を
    設け、該第2シール部をボルトの外周面に圧接させ、か
    つ、上記ブーツの外面に、硬質な樹脂製のブーツカバー
    を密着して取り付け、該ブーツカバーにより上記第1シ
    ール部が外側に変形するのを防止していることを特徴と
    するパネル固定コネクタの防水構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08205363A (ja) * 1995-01-20 1996-08-09 Mitsubishi Cable Ind Ltd コネクタブーツ用カバー
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