JPH08205363A - コネクタブーツ用カバー - Google Patents

コネクタブーツ用カバー

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JPH08205363A
JPH08205363A JP7026201A JP2620195A JPH08205363A JP H08205363 A JPH08205363 A JP H08205363A JP 7026201 A JP7026201 A JP 7026201A JP 2620195 A JP2620195 A JP 2620195A JP H08205363 A JPH08205363 A JP H08205363A
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JP
Japan
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boot
connector
main body
cover
outer periphery
Prior art date
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Application number
JP7026201A
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English (en)
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Shinji Yamaguchi
真二 山口
Katsuji Shimazawa
勝次 島沢
Hiroshi Takeda
浩史 竹田
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Priority to EP96300365A priority patent/EP0723315A3/en
Priority to US08/588,885 priority patent/US5639257A/en
Priority to KR1019960001211A priority patent/KR100369718B1/ko
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブーツとコネクタの結合状態を確実に保持す
る。 【構成】 コネクタ11の外周に嵌着したブーツ12の
嵌着部32の外周にカバー13を履設する。カバー13
の枠状の本体41はブーツ12の嵌着部32の外周に嵌
合する大きさとし、本体41の前端部の上下には内方へ
突出してブーツ12の係止突起36、37にそれぞれ係
止する係止突起42、43を設け、本体41の後端部に
は内方へ突出してブーツ12の端面に接合する小径部4
4を設ける。本体41はブーツ12の嵌着部32の外周
を覆い、その外傷や拡径を防止してブーツ12とコネク
タ11の結合状態を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電線の可撓保護管とし
て使用されるブーツとコネクタとの結合部に使用され、
ブーツとコネクタの結合を確実にするためのコネクタブ
ーツ用カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の配線の可撓部、例えば自
動車本体とドアの間には、ゴム製のブーツが電線の保護
管として使用されている。この種のブーツは、屈曲に際
してその断面形状を保持することができることから蛇腹
形状に形成され、その一端部は合成樹脂製のコネクタに
結合して使用されることが多い。
【0003】例えば、図5の部分切欠平面図に示すよう
に、ブーツ1の嵌着部1aがコネクタ2のハウジング2
aの外周に嵌着され、ブーツ1の係合溝1bにコネクタ
2の係合突起2bが係合することにより、ブーツ1とコ
ネクタ2の解離が防止されている。また、ブーツ1の嵌
着部1aの外周面は、テープ、バンド等の締め具3によ
り巻き締めされ、ブーツ1とコネクタ2の解離がより一
層に防止されることもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来例では、ブーツ1とコネクタ2の解離を防止するた
めに、ブーツ1の嵌着部1aの外周面を締め具3により
巻き締めするのは作業が煩わしい上に、ブーツ1が繰り
返して屈曲されたり圧縮された場合には、ブーツ1の内
圧によりブーツ1の嵌着部1aが拡開され、ブーツ1と
コネクタ2が解離してしまうということがある。
【0005】本発明の目的は、上述した問題点を解消
し、ブーツとコネクタの結合状態を確実に保持すること
ができるコネクタブーツ用カバーを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るコネクタブーツ用カバーは、合成樹脂製
コネクタとゴム製ブーツの結合部に覆設し、前記ブーツ
をコネクタに保持するための合成樹脂製のカバーであっ
て、前記ブーツの外周に嵌合する枠状の本体と、該本体
の前部に内方へ突出するように設け前記ブーツの係止突
起に係止する係止突片と、前記本体の後部に内方へ突出
するように設け前記ブーツの端面に接合する小径部とか
ら成ることを特徴とする。
【0007】
【作用】上述の構成を有するコネクタブーツ用カバー
は、コネクタの外周に嵌着したブーツの嵌着部の外周に
本体を嵌合し、係止突片をブーツの係止突起に係止す
る。本体はブーツの嵌着部の外周を覆うと共に、係止突
片がブーツの係止突起に係止し、かつ小径部がブーツの
端面に当接する。
【0008】
【実施例】本発明を図1〜図4に図示の実施例に基づい
て詳細に説明する。図1はコネクタ11、ブーツ12及
び本実施例に係るカバー13の分解斜視図、図2はそれ
らを結合した部分断面側面図、図3は部分断面平面図で
ある。コネクタ11は合成樹脂材から直方体状に形成さ
れ、そのハウジング21の内部には複数の端子収容孔2
2が設けられている。また、ハウジング21の後端部に
は、ブーツ12の係合溝に係合する係合突起23が周設
されている。
【0009】一方、ブーツ12はゴムにより中空状に形
成され、蛇腹状部31aを有して屈曲自在な管部31の
一端部には、コネクタ11の外周に嵌着される嵌着部3
2が設けられている。嵌着部32はコネクタ11の外形
に応じた例えば四角枠状の形状とされ、その端面33に
は外径の小さい薄肉部34が設けられている。嵌着部3
2の内周には、コネクタ11の係合突起23に係合する
係合溝35が設けられている。嵌着部32の外周には、
カバー13を係止するための係止突起36、37が上下
にそれぞれ設けられ、複数の係合突起38が両側面に設
けられている。
【0010】そして、カバー13は合成樹脂材により形
成され、その本体41はブーツ12の嵌着部32の外形
に応じた枠体とされ、その内径はブーツ12の嵌着部3
2の外周に嵌合する大きさとされている。本体41の上
下壁の前端部には、ブーツ12の係止突起36、37に
それぞれ係止する係止突片42、43が内方へ突出する
ように設けられており、本体41の後端部には、ブーツ
12の端面33に接合する小径部44が内方へ突出する
ように設けられている。更に、本体41の両側壁にはブ
ーツ12の係合突起38に係合する複数の係合孔45が
設けられている。
【0011】このように構成されたカバー13をブーツ
12に覆設する際には、先ずブーツ12の嵌着部32を
拡開しながらコネクタ11の外周に嵌着し、コネクタ1
1の係合突起23をブーツ12の係合溝35に係合す
る。この後に、図4に示すようにカバー13を点線で示
すように傾けて、本体41をブーツ12の嵌着部32の
外周に嵌合すると共に、カバー13の上部の係止突片4
2をブーツ12の係止突起36に係止し、かつカバー1
3の下部を押して下部の係止突片43を係止突起37に
係止する。最後に、ブーツ12の全ての係合突起38を
カバー13の係合孔45にそれぞれ係合する。これによ
り、ブーツ12の薄肉部34は小径部44から突出した
状態になる。
【0012】この実施例では、本体41はブーツ12の
嵌着部32を覆うため、嵌着部32の外傷を防止するこ
とができる上に、ブーツ12が繰り返して屈曲されたり
圧縮されたりしても、或いはその内圧によってブーツ1
2の嵌着部32が拡径することを防止することができ、
ブーツ12とコネクタ11の結合を確実に保持すること
ができる。また、ブーツ12がコネクタ11に適正な位
置で嵌着しない場合には、本体41をブーツ12に嵌合
することができないため、ブーツ12をコネクタ11に
適正な位置で嵌着したかどうかを確認することができ、
ブーツ12とコネクタ11の不完全な結合を防止するこ
とができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るコネク
タブーツ用カバーは、本体によりブーツの嵌着部の外周
を覆うため、ブーツの外傷を防止することができると共
に、ブーツの拡径を防止することができて、ブーツとコ
ネクタの解離を防止することが可能となる。また、係止
突片がブーツの係止突起に係止し、かつ小径部がブーツ
の端面に当接するため、本体がブーツから外れることを
防止することができ、ブーツとコネクタの結合状態を確
実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】分解斜視図である。
【図2】部分断面側面図である。
【図3】部分断面平面図である。
【図4】組立説明図である。
【図5】従来例の部分切欠平面図である。
【符号の説明】
11 コネクタ 12 ブーツ 13 カバー 32 嵌着部 36、37 係止突起 41 本体 42、43 係止突片 44 小径部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹田 浩史 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製コネクタとゴム製ブーツの結
    合部に覆設し、前記ブーツをコネクタに保持するための
    合成樹脂製のカバーであって、前記ブーツの外周に嵌合
    する枠状の本体と、該本体の前部に内方へ突出するよう
    に設け前記ブーツの係止突起に係止する係止突片と、前
    記本体の後部に内方へ突出するように設け前記ブーツの
    端面に接合する小径部とから成ることを特徴とするコネ
    クタブーツ用カバー。
JP7026201A 1995-01-20 1995-01-20 ブーツ付電気コネクタ Expired - Fee Related JP2934815B2 (ja)

Priority Applications (4)

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JP7026201A JP2934815B2 (ja) 1995-01-20 1995-01-20 ブーツ付電気コネクタ
EP96300365A EP0723315A3 (en) 1995-01-20 1996-01-18 Connector fitted with a bolt
US08/588,885 US5639257A (en) 1995-01-20 1996-01-19 Bolt-equipped connector
KR1019960001211A KR100369718B1 (ko) 1995-01-20 1996-01-20 볼트를갖춘커넥터

Applications Claiming Priority (1)

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JP7026201A JP2934815B2 (ja) 1995-01-20 1995-01-20 ブーツ付電気コネクタ

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CN113207320A (zh) * 2018-12-17 2021-08-03 住友电装株式会社 连接器嵌合体

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JP2934815B2 (ja) 1999-08-16

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