JPH0548525U - 電気接続箱の防水構造 - Google Patents
電気接続箱の防水構造Info
- Publication number
- JPH0548525U JPH0548525U JP9826091U JP9826091U JPH0548525U JP H0548525 U JPH0548525 U JP H0548525U JP 9826091 U JP9826091 U JP 9826091U JP 9826091 U JP9826091 U JP 9826091U JP H0548525 U JPH0548525 U JP H0548525U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waterproof
- box
- lock arm
- electric connection
- fuse
- Prior art date
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ボックスの外側に防水ズーツ締着用ロックア
ームを薄肉ヒンジにより開閉可能かつ一体的に樹脂成形
することにより、部品点数の削減に伴なう経済性と組付
作業性を高め、さらには、防水ブーツの締付け力の確実
性を高めることができる電気接続箱の防水構造を提供す
る。 【構成】 多数のフューズ挿入室12を有するフューズ
ボックス11と一体に樹脂形成されている薄肉ヒンジ1
3を介して連結される平面略コ字状のロックアーム14
がフューズボックス11の平面において左右対称に設け
られているものである。これら双方のロックアーム14
の先端には、双方ロックアーム14を結合する結合手段
すなわち、外周面に鋸歯状の係止面15を形成した雄型
係止部16を一方のロックアーム14に設け、他方のロ
ックアーム14の先端には、内周面に鋸歯状の係止面1
7を設けて、雄型係止部16を嵌入係止する雌型係止部
18が形成されている。
ームを薄肉ヒンジにより開閉可能かつ一体的に樹脂成形
することにより、部品点数の削減に伴なう経済性と組付
作業性を高め、さらには、防水ブーツの締付け力の確実
性を高めることができる電気接続箱の防水構造を提供す
る。 【構成】 多数のフューズ挿入室12を有するフューズ
ボックス11と一体に樹脂形成されている薄肉ヒンジ1
3を介して連結される平面略コ字状のロックアーム14
がフューズボックス11の平面において左右対称に設け
られているものである。これら双方のロックアーム14
の先端には、双方ロックアーム14を結合する結合手段
すなわち、外周面に鋸歯状の係止面15を形成した雄型
係止部16を一方のロックアーム14に設け、他方のロ
ックアーム14の先端には、内周面に鋸歯状の係止面1
7を設けて、雄型係止部16を嵌入係止する雌型係止部
18が形成されている。
Description
【0001】
本考案は、例えば自動車に設備されるフューズボックス等の電気接続箱の防水 構造に関するものである。
【0002】
従来のこの種の電気接続箱の防水構造としては、図1に示す如き構造のものが ある。すなわち1は多数個のフューズ(図示せず)を嵌入接続するためのそれぞ れのフューズ挿入室2を有するフューズボックスであって、このフューズボック ス1からは、各フューズ挿入室2内に設けられているフューズ接続端子(図示せ ず)に接続されるワイヤハーネス3が引き出される。4はフューズボックス1の 外側と、ワイヤハーネス3外周面との間に亘って被着される防水ブーツであって 、フューズボックス1の周面に被着された防水ブーツ4は、その防水ブーツ4の 周囲をとりまく締付バンド5によってフューズボックス1の外周面に密着され、 フューズボックスの防水性が保たれるようになっている。
【0003】
ところが、かかる従来の電気接続箱の防水構造にあっては、ボックス1の外側 に被着した防水ブーツ4を締付バンド5を用いてボックス1に密着せしめる構造 であるために、その締付作業者によるバンド締付力のバラツキにより、ボックス と防水ブーツとの密着性が不確実であって、適正な防水効果が得られないという 不具合があった。また別部材である締付バンド5を予め用意しなければならない ことから部品点数が増大し、これに伴ない経済性、作業性の点で不具合があった 。
【0004】
本考案は、かかる従来の不具合に着目してなされたもので、ボックスの外側に 防水ブーツ締着用ロックアームを薄肉ヒンジにより開閉可能かつ一体的に樹脂成 形することにより、部品点数の削減に伴なう経済性と組付作業性を高め、さらに は、防水ブーツの締付け力の確実性を高めることができる電気接続箱の防水構造 を提供することにある。
【0005】
以下に本考案を図面に示す実施例に基いて詳細に説明する。
【0006】 図2、図3において、11は多数のフューズ挿入室12を有するフューズボッ クスであって、このフューズボックス11の外側面には、そのフューズボックス 11と一体に樹脂形成されている薄肉ヒンジ13を介して連結される平面略コ字 状のロックアーム14がフューズボックスの平面において左右対称に設けられて いるものである。これら双方のロックアーム14の先端には、双方ロクアーム1 4を結合する結合手段すなわち、外周面に鋸歯状の係止面15を形成した雄型係 止部16を一方のロックアーム14に設け、他方のロックアーム14の先端には 、内周面に鋸歯状の係止面17を設けて、上記雄型係止部16を嵌入係止する雌 型係止部18が形成されているものである。
【0007】 また双方ロックアーム14の薄肉ヒンジ側端部には、フューズボックス11の 側面に突設した係止突起19と係止し得る係止片20が一体形成されているもの である。
【0008】 21はフューズボックス11の外面と、そのフューズボックス11から引き出 されるワイヤハーネス22の外面とに亘って被着される防水ブーツ、23はフュ ーズボックス11の外側面に形成したロックアームのずれ落ち防止のための突条 を示す。
【0009】 以上が本実施例の構成であるが、次にその作用について述べると、図4に示す ように、ワイヤハーネス22を挿通した防水ブーツ21の開口部をフューズボッ クス11に被着する。この防水ブーツ21の被着時においては、双方のロックア ーム14は、図2に示すように開放させて、防水ブーツ21の被着を妨げないよ うにする。次に防水ブーツ21を被着したフューズボックス11において、その 防水ブーツ21の外側より双方のロックアーム14を当てがい、両ロックアーム 14の先端に形成されている雄型、雌型双方の係止部16,17を係止させるこ とで、この双方のロックアーム14を介して防水ブーツ21はフューズボックス 11の外周面に密接される。この双方ロックアーム14による防水ブーツ21の 締着時において、ロックアームの係止片20を、フューズボックス11の係止突 起19と係止せしめることにより、薄肉ヒンジによる緩みを生じることなく、双 方ロックアーム14による防水ブーツの締着(密着)が確保できるものである。 上記実施例は、一対のロックアーム14によって防水ブーツ21をフューズボ ックス11に締着する構造であるが、これに限られるものではなく、例えば図5 及び図6に示すように、フューズボックス11の片側面に当接される片方のロッ クアーム14を設けると共に、そのフューズボックス11の他の片側面には防水 ブーツ21の開口辺縁部21’が嵌入される溝24を設けて、フューズボックス 11の外側面に被着した防水ブーツ21の開口辺縁部一部は、溝24内に嵌入し 、その他部はロックアーム14によりフューズボックス11の外側面に締着する ようにしてもよい。
【0010】 以上のように、本考案の実施例によれば、フューズボックスの外側面に、薄肉 ヒンジ13によって開閉可能に連結されるロックアーム14を、そのフューズボ ックスの成形時にフューズボックスと一体に形成したものであるから、従来のよ うに別部材である締付バンド5を用意する必要がなく、従って部品点数の削減に 伴なう経済性と組立作業性が向上する。またロックアーム14は、フューズボッ クスの外側面形状に対応して、防水ブーツを挾圧し得る形状に成形されているこ とから、防水ブーツの締着力のバラツキが少なくいかなる締付作業者であっても きわめて確実な締着が容易に行なえる。
【0011】
以上のように本考案は、電気接続箱11の外側に防水ブーツ21を被着する電 気接続箱の防水構造において、上記電気接続箱11の外側面に、薄肉ヒンジ13 を介して連結されかつ該電気接続箱11の外側に被着された防水ブーツ21の周 縁を電気接続箱11周面に締着するためのロックアーム14を前記電気接続箱1 1と一体に形成した電気接続箱の防水構造であるから、これによれば電気接続箱 11の外側面に、薄肉ヒンジ13によって開閉可能に連結されるロックアーム1 4を、その電気接続箱の成形時に該接続箱11と一体に形成したものであるから 、従来のように別部材である締付バンド5を用意する必要がなく、従って部品点 数の削減に伴なう経済性と組立作業性が向上する。またロックアーム14は、電 気接続箱11の外側面形状に対応して、防水ブーツを挾圧し得る形状に成形され ていることから、防水ブーツの締着力のバラツキが少なくいかなる締付作業者で あってもきわめて確実な締着が容易に行なえるという効果が得られる。
【図1】従来例の説明図。
【図2】本考案第1実施例の平面説明図。
【図3】本考案第1実施例の防水ブーツ取付け状態の電
気接続箱斜視図。
気接続箱斜視図。
【図4】図3における側面説明図。
【図5】本考案第2実施例の防水ブーツ取付け状態を示
す電気接続箱斜視図。
す電気接続箱斜視図。
【図6】図5における側面説明図。
11…フューズボックス 12…フューズ挿入室 13…薄肉ヒンジ 14…ロックアーム 15…係止面 16…雄型係止部 17…係止面 18…雌型係止部 19…突起 20…係止片 21…防水ブーツ 22…ワイヤハーネス 23…突条 24…溝
Claims (1)
- 【請求項1】 電気接続箱(11)の外側に防水ブーツ
(21)を被着する電気接続箱の防水構造において、上
記電気接続箱(11)の外側面に、薄肉ヒンジ(13)
を介して連結されかつ該電気接続箱(11)の外側に被
着された防水ブーツ(21)の周縁を電気接続箱(1
1)周面に締着するためのロックアーム(14)を前記
電気接続箱(11)と一体に形成したことを特徴とする
電気接続箱の防水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991098260U JP2578341Y2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 電気接続箱の防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991098260U JP2578341Y2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 電気接続箱の防水構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0548525U true JPH0548525U (ja) | 1993-06-25 |
JP2578341Y2 JP2578341Y2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=14214984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991098260U Expired - Lifetime JP2578341Y2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 電気接続箱の防水構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2578341Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08205363A (ja) * | 1995-01-20 | 1996-08-09 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | コネクタブーツ用カバー |
-
1991
- 1991-11-28 JP JP1991098260U patent/JP2578341Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08205363A (ja) * | 1995-01-20 | 1996-08-09 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | コネクタブーツ用カバー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2578341Y2 (ja) | 1998-08-13 |
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Legal Events
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