JP2934815B2 - ブーツ付電気コネクタ - Google Patents

ブーツ付電気コネクタ

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JP2934815B2
JP2934815B2 JP7026201A JP2620195A JP2934815B2 JP 2934815 B2 JP2934815 B2 JP 2934815B2 JP 7026201 A JP7026201 A JP 7026201A JP 2620195 A JP2620195 A JP 2620195A JP 2934815 B2 JP2934815 B2 JP 2934815B2
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真二 山口
勝次 島沢
浩史 竹田
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Priority to US08/588,885 priority patent/US5639257A/en
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電線の可撓保護管とし
て使用されるブーツをコネクタハウジングに確実に結合
するブーツ付電気コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の配線の可撓部、例えば自
動車本体とドアの間には、ゴム製のブーツが電線の保護
管として使用されている。この種のブーツは、屈曲に際
してその断面形状を保持することができることから蛇腹
形状に形成され、その一端部は合成樹脂製のコネクタに
結合して使用されることが多い。
【0003】例えば、図5の部分切欠平面図に示すよう
に、ブーツ1の嵌着部1aがコネクタ2のハウジング2
aの外周に嵌着され、ブーツ1の係合溝1bにハウジン
グ2aの係合突起2bが係合することにより、ブーツ1
とハウジング2aの解離が防止されている。また、ブー
ツ1の嵌着部1aの外周面は、テープ、バンド等の締め
具3により巻き締めされ、ブーツ1とハウジング2aの
解離がより一層に防止されることもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来例では、ブーツ1とハウジング2aの解離を防止す
るために、ブーツ1の嵌着部1aの外周面を締め具3に
より巻き締めするのは作業が煩わしい上に、ブーツ1が
繰り返して屈曲されたり圧縮された場合には、ブーツ1
の内圧によりブーツ1の嵌着部1aが拡開され、ブーツ
1とハウジング2aが解離してしまうということがあ
る。
【0005】本発明の目的は、上述した問題点を解消
し、ブーツとコネクタハウジングの結合状態を確実に保
持することができるブーツ付電気コネクタを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るブーツ付電気コネクタは、ハウジングの
後部に設けた嵌合突起をゴム製ブーツ覆設し、該ブー
ツの前記コネクタハウジングへの嵌着部の外周に係止突
起を設け、該係止突起により前記コネクタハウジングの
前部から前記コネクタハウジングの周囲を通して前記ブ
ーツに結合する合成樹脂製のカバーを取り付けたブーツ
付電気コネクタであって、前記カバーは、前記ブーツの
外周に嵌合する枠状の本体と、該本体の前部に内方へ突
出するように設け前記ブーツの係止突起に係止する係止
突片と、前記本体の後部に内方へ突出するように設け前
記ブーツの端部に接合する小径部とから成ることを特徴
とする。
【0007】
【作用】上述の構成を有するブーツ付電気コネクタは、
コネクタハウジングの外周に嵌着したブーツの嵌着部の
外周にカバーを嵌合し、カバーの係止突片をブーツの係
止突起に係止する。カバーはブーツの嵌着部の外周を覆
うと共に、カバーの係止突片がブーツの係止突起に係止
し、かつ小径部がブーツの端面に当接する。
【0008】
【実施例】本発明を図1〜図4に図示の実施例に基づい
て詳細に説明する。図1はコネクタハウジング11、ブ
ーツ12及び本実施例に係るカバー13の分解斜視図、
図2はそれらを結合した部分断面側面図、図3は部分断
面平面図である。コネクタハウジング11は合成樹脂材
から直方体状に形成され、そのハウジング21の内部に
は複数の端子収容孔22が設けられている。また、ハウ
ジング21の後端部には、ブーツ12の係合溝に係合す
る係合突起23が周設されている。
【0009】一方、ブーツ12はゴムにより中空状に形
成され、蛇腹状部31aを有して屈曲自在な管部31の
一端部には、コネクタハウジング11の外周に嵌着され
る嵌着部32が設けられている。嵌着部32はコネクタ
ハウジング11の外形に応じた例えば四角枠状の形状と
され、その端面33には外径の小さい薄肉部34が設け
られている。嵌着部32の内周には、コネクタハウジン
グ11の係合突起23に係合する係合溝35が設けられ
ている。嵌着部32の外周には、カバー13を係止する
ための係止突起36、37が上下にそれぞれ設けられ、
複数の係合突起38が両側面に設けられている。
【0010】そして、カバー13は合成樹脂材により形
成され、その本体41はブーツ12の嵌着部32の外形
に応じた枠体とされ、その内径はブーツ12の嵌着部3
2の外周に嵌合する大きさとされている。本体41の上
下壁の前端部には、ブーツ12の係止突起36、37に
それぞれ係止する係止突片42、43が内方へ突出する
ように設けられており、本体41の後端部には、ブーツ
12の端面33に接合する小径部44が内方へ突出する
ように設けられている。更に、本体41の両側壁にはブ
ーツ12の係合突起38に係合する複数の係合孔45が
設けられている。
【0011】このように構成されたカバー13をブーツ
12に覆設する際には、ブーツ12には予めコネクタハ
ウジング11に取り付けた接続端子に付設した電線を挿
通しておき、ブーツ12の嵌着部32を拡開しながらコ
ネクタハウジング11の後部外周に嵌着し、コネクタハ
ウジング11の係合突起23をブーツ12の係合溝35
に係合する。この後に、図4に示すようにカバー13を
点線で示すように傾けて、コネクタハウジング11の前
方から本体41をブーツ12の嵌着部32の外周に嵌合
すると共に、カバー13の上部の係止突片42をブーツ
12の係止突起36に係止し、かつカバー13の下部を
押して下部の係止突片43を係止突起37に係止する。
最後に、ブーツ12の全ての係合突起38をカバー13
の係合孔45にそれぞれ係合する。これにより、ブーツ
12の薄肉部34は小径部44から突出した状態にな
る。
【0012】この実施例では、カバー13の本体41は
ブーツ12の嵌着部32を覆うため、嵌着部32の外傷
を防止することができる上に、ブーツ12が繰り返して
屈曲されたり圧縮されたりしても、或いはその内圧によ
ってブーツ12の嵌着部32が拡径することを防止する
ことができ、ブーツ12とコネクタハウジング11の結
合を確実に保持することができる。また、ブーツ12が
コネクタハウジング11に適正な位置で嵌着しない場合
には、本体41をブーツ12に嵌合することができない
ため、ブーツ12をコネクタハウジング11に適正な位
置で嵌着したかどうかを確認することができ、ブーツ1
2とコネクタハウジング11の不完全な結合を防止する
ことができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るブーツ
付電気コネクタは、カバーによりコネクタハウジングの
後部を覆設したブーツの嵌着部の外周を覆うため、ブー
ツの外傷を防止することができると共に、ブーツの拡径
を防止することができて、ブーツのコネクタハウジング
からの解離を防止することが可能となる。また、カバー
の係止突片がブーツの係止突起に係止し、かつ小径部が
ブーツの端面に当接するため、カバーがブーツから外れ
ることを防止することができ、ブーツとコネクタハウジ
ングの結合状態を確実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】分解斜視図である。
【図2】部分断面側面図である。
【図3】部分断面平面図である。
【図4】組立説明図である。
【図5】従来例の部分切欠平面図である。
【符号の説明】
11 コネクタハウジング 12 ブーツ 13 カバー 32 嵌着部 36、37 係止突起 41 本体 42、43 係止突片 44 小径部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹田 浩史 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−151175(JP,A) 実開 平5−91124(JP,U) 実開 平5−48525(JP,U) 実開 平5−87844(JP,U) 実公 平4−14868(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02G 3/06 H01R 13/52

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングの後部に設けた嵌合突起を
    ム製ブーツ覆設し、該ブーツの前記コネクタハウジン
    グへの嵌着部の外周に係止突起を設け、該係止突起によ
    り前記コネクタハウジングの前部から前記コネクタハウ
    ジングの周囲を通して前記ブーツに結合する合成樹脂製
    のカバーを取り付けたブーツ付電気コネクタであって、
    前記カバーは、前記ブーツの外周に嵌合する枠状の本体
    と、該本体の前部に内方へ突出するように設け前記ブー
    ツの係止突起に係止する係止突片と、前記本体の後部に
    内方へ突出するように設け前記ブーツの端部に接合する
    小径部とから成ることを特徴とするブーツ付電気コネク
    タ。
JP7026201A 1995-01-20 1995-01-20 ブーツ付電気コネクタ Expired - Fee Related JP2934815B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7026201A JP2934815B2 (ja) 1995-01-20 1995-01-20 ブーツ付電気コネクタ
EP96300365A EP0723315A3 (en) 1995-01-20 1996-01-18 Connector fitted with a bolt
US08/588,885 US5639257A (en) 1995-01-20 1996-01-19 Bolt-equipped connector
KR1019960001211A KR100369718B1 (ko) 1995-01-20 1996-01-20 볼트를갖춘커넥터

Applications Claiming Priority (1)

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JP7026201A JP2934815B2 (ja) 1995-01-20 1995-01-20 ブーツ付電気コネクタ

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JPH08205363A JPH08205363A (ja) 1996-08-09
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JPH0414868U (ja) * 1990-05-30 1992-02-06
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JPH08205363A (ja) 1996-08-09

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