JPH0321048Y2 - - Google Patents

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JPH0321048Y2
JPH0321048Y2 JP17988286U JP17988286U JPH0321048Y2 JP H0321048 Y2 JPH0321048 Y2 JP H0321048Y2 JP 17988286 U JP17988286 U JP 17988286U JP 17988286 U JP17988286 U JP 17988286U JP H0321048 Y2 JPH0321048 Y2 JP H0321048Y2
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fitting
grounding
antenna
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fixing
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、車載用アンテナの取付金具におい
て、アンテナと自動車のボデイとのアースをとる
車載用アンテナのアース金具に関する。
〔従来の技術〕
第2図aは従来のアース金具により自動車のボ
デイに車載用アンテナを取り付けた状態の正面図
であり、アース金具が1部品の場合の例を示して
いる。また、第2図bはこの1部品のアース金具
単体を取り出して示す正面図である。
この第2図a、第2図bに示す場合には、自動
車のボデイ10の裏面側にアース金具1の爪1a
を当てながら、ボデイ10の表面側にゴム座13
を介してマウント11を当て、締付ネジ12で締
め付けることにより、車載用アンテナをボデイ1
0に取り付けるようにしている。なお、14はア
ンテナトツプを示し、2はアンテナ本体の外側管
部を示す。
また、第3図aは2部品によるアース金具を示
す正面図であり、第3図bはその分解斜視図であ
る。この第3図a、第3図bの場合には、固定金
具4の上端面が斜めに裁断して端縁につば4aを
有しており、このつば4aの内側所定個所に溝4
bが形成されている。
このつば4aに対応してリング状のアース金具
3がボデイ(第3図では図示せず)を介して取り
付けるようにしている。このアース金具3は板材
をプレス打抜きし、その周縁を切り起こして爪3
aを形成している。また、この爪3aと反対方向
にも舌片3bを切り起こし、固定金具4のつば4
aの溝4bに係止するようになつている。
なお、アース金具3から固定金具4を通し、ア
ンテナ本体の外側管の一部を通つて、給電ケーブ
ルの編集線アースに樹脂成形部の内部にて電気的
結合がなされている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記第2図の例では、ボデイ10に対する取付
角度が極めて急勾配で角度θが小さいときには、
締付ネジ12で締め付けたとき、上下方向に締め
付けた締付力は勾配によつて横向きの分力が生
じ、減少され、勾配の面をゴム座13、マウント
11が滑り易くなつて、アース金具1の爪1aの
爪先に充分な締付力が働かず、ボデイ10の内面
に爪1aを喰い込ませることができない。
加えて、アース金具1はダイカストであるか
ら、換言すれば、型物であるから、爪1aに鋭さ
がなく、爪1aの角度や方向も抜き勾配の関係か
ら規制されるので、あまり急勾配のものには使用
できない。
このようなアース金具は急角度なボデイ10に
対してアンテナとボデイのアースを取る場合に、
爪1aの角度が限定される。
また、第3図の場合は、アース金具3はプレス
打抜き品であるから、上記第2図の例とは異な
り、強く、鋭い爪3aが必要な方向(ボデイ10
に対して爪3aが直交して喰い込む方向)に所定
の角度をもつて形成できるので、第2図のような
欠点はない。
しかしながら、固定金具4に対しては、単にア
ース金具3の面が接しているのみであるから、ダ
イカスト品の錆やまたその錆を防止するために被
膜処理を行うと、アース金具と固定金具4間の導
通が充分取りにくいという問題点があつた。すな
わち、アースの確実性に欠けるという問題があつ
た。
この考案は、上記従来の欠点を除去するために
なされたもので、急勾配の自動車のボデイにアン
テナを取り付けるときに、ボデイとアンテナとの
アースを取る場合に確実にアースでき、かつ製造
も容易な車載用アンテナのアース金具を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案の車両アンテナ用アース金具は、その
目的を達成するため、自動車のボデイの勾配角に
対応したつば状の傾斜面が上端に形成された筒状
の導電性固定金具と、周縁の複数箇所に上下方向
に突出した爪が形成されたリング状のアース金具
と、前記自動車のボデイを介して前記アース金具
に対向するマウントと、該マウントを介してアン
テナをボデイ上面に締め付ける締付ナツトとを備
えており、前記アンテナをトツプ側から前記固定
金具、アース金具、ボデイ及びマウントの順に挿
通させて前記締付ナツトで締め付けたとき、前記
固定金具の傾斜面及び前記ボデイの裏面に前記ア
ース金具が密着することを特徴とする。
〔作用〕
この考案においては、固定金具にアンテナ本体
を挿通してボデイ内面と固定金具間に生じるほぼ
均等な〓間にアース金具を介在させるとともにア
ンテナをアース金具に挿通し、爪を固定金具とボ
デイ内面に係止させて締付ナツトでマウントを介
してボデイの上面に締め付け、ボデイ内面と固定
金具表面に爪を喰い込ませてアースを取る。
〔実施例〕
以下、この考案の車載用アンテナのアース金具
の実施例について図面に基づき説明する。
第1図aはその一実施例の構成を示す分解斜視
図であり、第1図bと第1図cはその組立工程図
である。
この第1図aないし第1図cにおいて、21は
アース金具である。アース金具21は図からも明
らかなように、リング状に形成されている。この
アース金具21の周縁の所定個所には上下方向に
複数の爪21aが一体的に形成されている。
また、22は固定金具である。この固定金具2
2は導電性材で形成された円筒状の固定金具であ
る。この固定金具22の上端には、傾斜面22a
が設けられている。この傾斜面22aは第1図c
に示す自動車のボデイ25の傾斜面に対応し、ボ
デイ25が曲面であれば、これに対応した曲面の
つば状になつている。この傾斜面22aに上記ア
ース金具21が第1図bに示すように重ねられる
ようになつている。
また、23は伸縮自在なアンテナ素子が収容さ
れたアンテナであり、このアンテナ23はアース
金具21および固定金具22内に挿通されるよう
になつている。
次に、アース金具21、固定金具22を用い
て、アンテナ23をボデイ25に取り付ける手順
について述べる。まず、固定金具22にアンテナ
23を挿通し、太径段部23aのところで係止さ
れるまで挿通する。
次に、アンテナ23のアンテナトツプ(図示せ
ず)側からアンテナ23をアース金具21に挿通
する。これにより、第1図bに示すように、固定
金具22の傾斜面22a上にアース金具21が載
置されることになる。
この状態で、第1図cに示すように、ボデイ2
5の下方からボデイ25に形成された貫通孔(図
示せず)を通してアンテナ23をアンテナトツプ
側から挿通し、アンテナ23をボデイ25の表面
側に突出させる。この状態では、ボデイ25の下
面と固定金具22の傾斜面22a間にアース金具
21が介在されている。
次に、ボデイ25の上面側において、マウント
24にアンテナ23を挿通させ、マウント24の
下端面をボデイ25の上面に当接させる。
次に、締付ナツト26により、マウント24上
方からアンテナ23上端に穿設されたネジを締め
付ける。この締付ナツトで締め付けることによ
り、ボデイ25と固定金具22の傾斜面22a間
にアース金具21が挟持されることになり、さら
に締付ナツトを締め付けることにより、アース金
具21の爪21aが傾斜面22aとボデイ25側
に喰い込み、アース金具21はボデイ25と固定
金具22に完全に接触してアースを確実に取るこ
とができる。
この第1図aないし第1図cの図示の実施例で
は、アース金具21はダイカストによる一体成形
品であり、第2図a、第2図bに示した従来例の
場合と異なり、筒状部に相当する固定金具の部分
を分離しているので型物でも爪の方向性や角度は
必要な所定方向に向かせることができるので、こ
の点に関する第2図a、第2図bの従来例の欠点
は除去されることになる。
また、固定金具に対してもアース金具の爪を介
して当接させるようにしたので、これらの間には
充分な間〓が保有され、外部から侵入した雨水が
従来例(第3図)の如く、これらの間〓に溜るこ
となく固定金具のつば状の傾斜面によつて下方に
落下し、錆の発生などの欠点も除去される。
なお、このアース金具21はリング状になつて
いるから、プレス打抜き品にして、爪21aを表
裏両方向に切り起こすようにすれば、ダイカスト
品より強くかつ鋭い爪が得られ、また、製造も極
めて容易であるから、コストダウンにもつなが
り、この方法でもよい。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、ボデイの裏
面と固定金具の傾斜面に介在させるアース金具を
リング状でかつ表裏両に爪がある形状としたの
で、ボデイの内面および固定金具に対しても爪先
が喰い込み、確実なアースが急勾配面の取付アン
テナにおいても得られると共に、錆の発生の問題
も解消され、しかも構成も簡単でかつ安価にでき
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図aはこの考案の車載用アンテナのアース
金具の一実施例の構成を示す分解斜視図、第1図
bおよび第1図cはそれぞれ同上車載用アンテナ
のアース金具を使用してアンテナを自動車のボデ
イに取り付ける工程説明図、第2図aは従来の一
部品タイプのアース金具を使用した車載用アンテ
ナの正面図、第2図bは従来のアース金具の正面
図、第3図aは従来の2部品タイプのアース金具
の正面図、第3図bは第3図aのアース金具の分
解斜視図である。 21……アース金具、21a……爪、22……
固定金具、22a……傾斜面、23……アンテ
ナ、23a……太径段部、24……マウント、2
5……ボデイ、26……締付ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車のボデイの勾配角に対応したつば状の傾
    斜面が上端に形成された筒状の導電性固定金具
    と、周縁の複数箇所に上下方向に突出した爪が形
    成されたリング状のアース金具と、前記自動車の
    ボデイを介して前記アース金具に対向するマウン
    トと、該マウントを介してアンテナをボデイ上面
    に締め付ける締付ナツトとを備えており、前記ア
    ンテナをトツプ側から前記固定金具、アース金
    具、ボデイ及びマウントの順に挿通させて前記締
    付ナツトで締め付けたとき、前記固定金具の傾斜
    面及び前記ボデイの裏面に前記アース金具が密着
    することを特徴とする車両用アンテナのアース金
    具。
JP17988286U 1986-11-22 1986-11-22 Expired JPH0321048Y2 (ja)

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JP17988286U JPH0321048Y2 (ja) 1986-11-22 1986-11-22

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Publication Number Publication Date
JPS6385912U JPS6385912U (ja) 1988-06-04
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