JPH0587645U - データ送信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】この考案は、送信済分のデータ量の全体に対す
る割合をバーグラフで表示可能なデータ送信装置を目的
としている。 【構成】データ作成処理メイン制御部４に送信制御部５
を接続したものにおいて、前記送信制御部５には送信デ
ータ管理制御部６を接続すると共に、該送信データ管理
制御部６にはバーグラフ表示制御部７を接続し、かつ該
バーグラフ表示制御部７を前記データ作成処理メイン制
御部４に接続し、デスプレイ画面のバーグラフ表示エリ
アに、送信済分のデータ量の全体に対する割合をバーグ
ラフで表示することを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、各種情報表示デイスプレイのデータ作成用ツール、パソコン・ワ ークステーションの通信処理用ツールに利用されるデータ送信装置に関するもの である。

【０００２】

【従来の技術】

従来のこの種データ送信装置は、図３に図示したように、パソコンａで作成し たデータを、情報表示板等の受信機器ｃに送信する際、送信開始から終了までの 間、パソコンａ側では何も表示しないか、或いは「データ送信中です」のメッセ ージｂを画面に表示している。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、前記従来の技術では、「送信中」のメッセージをデスプレイ画面に表 示されれば、データが送信中であることは確認できるが、全体の送信量に対して 、どれくらい送信が終わっているのか、或いはあとどれくらいの時間で送信が終 了するかは確認できないため、オペレータは送信が終了する迄作業を止めて監視 を続けなければならない。従って、オペレータは、送信終了迄別の作業をするこ とができないという問題点がある。

【０００４】 そこで、本考案は上記従来の技術の問題点に鑑み案出されたもので、送信済分 のデータ量の全体に対する割合をバーグラフで表示可能なデータ送信装置の提供 を目的としている。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案におけるデータ送信装置においては、デー タ作成処理メイン制御部に送信制御部を接続したものにおいて、前記送信制御部 には送信データ管理制御部を接続すると共に、該送信データ管理制御部にはバー グラフ表示制御部を接続し、かつ該バーグラフ表示制御部を前記データ作成処理 メイン制御部に接続し、デスプレイ画面のバーグラフ表示エリアに、送信済分の データ量の全体に対する割合をバーグラフで表示することを特徴としている。

【０００６】

【実施例】

実施例について図面を参照して説明する。図１から図２において、パソコンの データ作成処理メイン制御部４には、キーボード２、マウス３で入力され、該デ ータ作成処理メイン制御部４の信号はデスプレイ１の画面１１に出力されて表示 される。

【０００７】 また、データ作成処理メイン制御部４には、通信可能に送信制御部５が接続さ れている。

【０００８】 さらに、前記送信制御部５には送信データを管理する送信データ管理制御部６ が接続され、該送信データ管理制御部６にはバーグラフ表示制御部７が接続され ている。

【０００９】 また、前記バーグラフ表示制御部７は、データ作成処理メイン制御部４に接続 され、デスプレイ１の画面１１のバーグラフ表示エリア１２に、バーグラフが表 示されるように形成されている。

【００１０】 前記バーグラフ表示エリア１２のバーグラフは、１０〜２０段階で右方向に伸 びるように、「送信する全体のレングス値」に対する「送信済データ量」の割合 が１つの段階に到達したときに、バーグラフが１段階伸びるように設定されてい る。

【００１１】 そして、図１の左側のデスプレイ画面１１は送信開始時を表し、送信開始後、 バーグラフ表示エリア１２には、バーグラフが５０％の位置まで表示された時は 、図１の中央のデスプレイ画面１１のように、送信済データが全体の半分になっ たことが表示され、全てのデータの送信が終了すると、図１の右側のデスプレイ 画面のように、バーグラフが１００％の位置まで表示され、終了したことが表示 される。

【００１２】

【考案の効果】

本考案は、上述の通り構成されているので、送信終了までの必要時間がデスプ レイ画面に表示されるバーグラフの表示で把握出来るため、オペレータは送信中 、他の作業を並行して行える。また、送信処理時間待ちでオペレータに苛立ちを 感じさせない。

【００１３】 また、エラー発生時においても、どこまで送信を終えているかがバーグラフに よって大まかに把握することができるので、エラー原因の調査が行い易い。

【図面の簡単な説明】

【図１】送信開始から終了までの画面の説明図である。

【図２】本考案のブロック図である。

【図３】従来例の実施例図である。

【符合の説明】

１ デイスプレイ １１ 画面 １２ バーグラフ表示エリア ２ キーボード ３ マウス ４ データ作成処理メイン制御部 ５ 送信制御部 ６ 送信データ管理制御部 ７ バーグラフ表示制御部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】データ作成処理メイン制御部に送信制御部
   を接続したものにおいて、前記送信制御部には送信デー
   タ管理制御部を接続すると共に、該送信データ管理制御
   部にはバーグラフ表示制御部を接続し、かつ該バーグラ
   フ表示制御部を前記データ作成処理メイン制御部に接続
   し、デスプレイ画面のバーグラフ表示エリアに、送信済
   分のデータ量の全体に対する割合をバーグラフで表示す
   ることを特徴とするデータ送信装置。